JP3217267U - ジュース粉末入りバッグおよびスープ粉末入りバッグ - Google Patents

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輝美 北野
正克 篠原
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Abstract

【課題】沈殿が生じないジュース粉末入りバッグおよびスープ粉末入りバッグを提供する。【解決手段】ジュース粉末入りバッグ1は、液体中に溶解させてジュースとして飲料可能なジュース粉末3と、ジュース粉末3を内部に収容した透水性バッグ2とを備えている。【選択図】図2

Description

この考案は、液体に浸すことによってジュースまたはスープを作り出すために用いられるジュース粉末入りバッグおよびスープ粉末入りバッグに関するものである。
従来より、液体に溶かすことによってジュースを作り出すことができるジュース粉末が知られている。
液体に溶かしやすくしたジュース粉末として、たとえば、特開昭63−159311号公報(特許文献1)がある。特許文献1には、エチルアルコール粉末を配合することで、容易に水に溶解することが可能な粉粒状口腔用組成物(ジュース粉末)が開示されている。
特開昭63−159311号公報
特許文献1に開示されたジュース粉末は、ジュース粉末の組成を工夫することで、液体に完全に溶かすことができる。本願考案者は、従来のジュース粉末およびスープ粉末の組成を変えることなく、液体中にジュース粉末の沈殿等が残らないようにする方法を鋭意検討の結果、見出した。
本考案は、上記の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、液体中に沈殿が生じないジュース粉末入りバッグおよびスープ粉末入りバッグを提供することである。
この目的のため、この考案の一態様に係るジュース粉末入りバッグは、液体中に溶解させてジュースとして飲料可能なジュース粉末と、ジュース粉末を内部に収容した透水性バッグとを備えている。
上記構成の本考案によれば、ジュース粉末の沈殿が生じないため、不快な思いをせずに飲むことができる。
なお、ジュース粉末は、液体に溶けるように組成されたものであるため、液体にすべて溶けることが当然であると考えられている。しかし、ジュース粉末を液体に完全に溶かすには、スプーン等を用いて撹拌する必要があるが、早い速度で回転させなければならず、撹拌操作が面倒であった。また、ジュース粉末を液体に完全に溶かすには、カップなどの容器に液体を入れた後に、ジュース粉末を入れる必要があるなど、手順を考慮する必要があった。このような撹拌操作や手順を怠った場合、液体中にジュース粉末の沈殿物が生じる場合があることを、考案者は、鋭意研究の結果見出した。したがって、あらかじめ液体に溶けるように組成されたジュース粉末を透水性バッグに収容することは、当業者であっても容易に想到することができない。
好ましくは、透水性バッグの外形は、自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した形状である。
好ましくは、透水性バッグの外形は、ジュース粉末の味に対応する果物の形状である。
好ましくは、透水性バッグに一端部が連結された吊り糸と、吊り糸の他端部に連結されたタグとをさらに備える。
この考案の一態様に係るスープ粉末入りバッグは、液体中に溶解させてスープとして飲料可能なスープ粉末と、スープ粉末を内部に収容した透水性バッグとを備えている。
本考案によれば、液体中に沈殿が生じないジュース粉末入りバッグおよびスープ粉末入りバッグを提供することができる。
本考案の実施の形態に係るジュース粉末入りバッグの平面図である。 図1のII−II線に沿った端面図である。 ジュース粉末入りバッグを液体に浸して、飲料を作り出している状態を示す斜視図である。 本考案の実施の形態に係るジュース粉末入りバッグの変形例を示す平面図である。
本考案の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一また
は相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1,図2を参照して、本考案の実施の形態のジュース粉末入りバッグ1について説明する。ジュース粉末入りバッグ1は、お湯や水などの液体に浸すことによって、ジュースを作り出すものである。
ジュース粉末入りバッグ1は、液体中に溶解させてジュースとして飲料可能なジュース粉末3と、ジュース粉末3を内部に収容した透水性バッグ2とを備えている。透水性バッグ2には、吊り糸4と、吊り糸4の他端部に連結されたタグ5とが取り付けられている。
透水性バッグ2は、表部20と、表部20に重ね合わされる裏部21とを含む。表部20と裏部21との間には、ジュース粉末3を収納する収容部が形成される。表部20および裏部21の全周を取り囲む外周縁部22は、たとえば接着剤、超音波、熱融着などの接着手段で固定されている。
透水性バッグ2は、透水性を有していればよく、たとえば、不織布、編物、織物などである。不織布とは、ランダムに配交した多数の繊維をシート状に結合したものをいう。不織布は、化学繊維により形成されており、ポリエチレン繊維により形成される合成繊維であることが望ましく、ポリエチレン繊維を含む合成繊維から形成されていてもよい。また、織物として、たとえばナイロンシャーなどを用いてもよい。
透水性バッグ2は、自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した形状である。ここで、自然造形物とは、たとえば、動植物、風景、人物などを意味する。人工造形物とは、たとえば、乗り物、建物、家具、文房具などを意味する。標章とは、たとえば、文字(漢字、数字、アルファベットなど)、図形、記号、またはそれらの組み合わせなどを意味する。本実施の形態における自然造形物、人工造形物および標章は、従来の矩形形状のティーバッグと比較して、外観上面白み、可愛らしさなどを有し、意匠性を有する形状をいう。図1に示すように、本実施の形態に係る透水性バッグ2は、ハート形としている。このハート形の外形は、シート状の不織布などをプレス機でハート形に打ち抜くことで形成される。
吊り糸4は、透水性バッグ2の上端に連結されている。具体的には、吊り糸4の一端は、接着剤やステープルなどで透水性バッグ2の周縁部に連結され、吊り糸4の他端は、タグ5の端部に連結されている。吊り糸4およびタグ5は、透水性バッグ2を液体中で振って、液体中から取り出しやすくするために設けられている。吊り糸4は、長尺状の糸であり、たとえば、ポリプロピレンなどから形成されることが好ましい。タグ5は、たとえば、矩形形状の紙、樹脂などから形成されている。吊り糸4とタグ5とは、たとえば、熱溶着されることにより連結されている。
ジュース粉末3は、自然的または人工的に作られた粉であり、粉末を固めて粒に成形した顆粒を含む。ジュース粉末3は、たとえば、ぶどう糖、酸味料、香料、甘味料、着色料などを含んでいる。ジュース粉末3は、果汁、野菜の搾り汁、紅茶、清涼飲料などのエキスを含有していればよく、たとえば、オレンジ、パイナップル、イチゴ、グレープなどの果物のジュース、ストレートティー、レモンティーなどの紅茶、ソーダ、コーラなどの清涼飲料などの種々の味がある。
図3に示すように、ジュース粉末入りバッグ1をカップ6などに入れた水に浸し、タグ5を持ってジュース粉末入りバッグ1を水の中で振ることで、透水性バッグ2内に収容したジュース粉末3が水の中に浸み出るため、簡易な方法でジュースを作り出すことができる。ジュース粉末3が完全にジュース粉末入りバッグ1から浸み出ない場合であっても、透水性バッグ2内にジュース粉末3のエキスが浸み出た後のだま(炭素Cおよび酸素Oを含有する成分)が残るだけで、カップ6内には沈殿物が生じない。また、ジュース粉末入りバッグ1の外形がデザイン性に優れたものであるため、ジュースを作っている最中も楽しむことができる。
従来、ジュース粉末を液体に完全に溶解させるには、撹拌操作が面倒であったり、ジュース粉末を液体に投入する手順を考慮する必要があった。これに対し、本実施の形態に係るジュース粉末入りバッグ1は、ジュース粉末3が透水性バッグ2内に収容されており、透水性バッグ2を液体に浸けて振るだけで、液体中にジュース粉末3が浸み出るため、操作が容易である。また、ジュース粉末3が完全に解けない場合であっても、透水性バッグ2内にジュース粉末3が残るだけで、カップ6内には沈殿しない。これにより、飲料者は、沈殿物で不快な思いをせずに飲むことができる。
また、ジュース粉末入りバッグ1の外形は、自然造形物、人工造形物および標章などで形成されるため、ジュース粉末3を液体中に浸み出させている間も視覚的に楽しむことができる。
本実施の形態に係る透水性バッグ2の外形は、ハート形としているが、透水性バッグ2の外形は種々の形状とすることができる。図4は、本考案の実施の形態に係るジュース粉末入りバッグの変形例を示す平面図である。図4には、外形がパイナップルの透水性バッグ2が示されている。
図4を参照して、ジュース粉末入りバッグ1Aは、透水性バッグ2Aの形状がパイナップルである。透水性バッグ2Aの表部20Aは、パイナップルの実を模した形状であり、表部20Aの上方には、パイナップルの葉の形状を模した装飾部24が取り付けられている。装飾部24内には、ジュース粉末3が収容されていなくてもよい。透水性バッグ2Aの表部20Aは、その表面に熱圧着などで模様部23が付されていてもよい。
透水性バッグ2Aの外形は、ジュース粉末3の味に対応する果物の形状である。つまり、透水性バッグ2Aの外形がパイナップルであるため、ジュース粉末3の味をパイナップルとすることが好ましい。これにより、透水性バッグ2Aの外形と味が一致し、視覚と味覚が一致するため、意匠性をさらに向上させることができる。また、透水性バッグ2Aにパイナップルの葉のような装飾部24を設けることで、さらに面白味を出すことができる。
なお、本実施の形態では、透水性バッグ2,2Aに収容されているものはジュース粉末3であるとして説明したが、スープ粉末であってもよい。ここで、スープ粉末とは、たとえばコンソメスープ、コーンスープなど肉、魚介、野菜などの煮出し汁を元にして作られる汁物のエキスを有する粉末をいう。なお、ジュース粉末3と同様に、スープ粉末には、顆粒が含まれる。
本実施の形態では、透水性バッグ2,2Aには、吊り糸4およびタグ5が取り付けられていたが、吊り糸4およびタグ5は取り付けられていなくてもよい。その場合、スプーンなどで撹拌し、液体中から取り出せばよい。
本考案は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この考案と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1,1A ジュース粉末入りバッグ、2,2A 透水性バッグ、3 ジュース粉末、4 吊り糸、5 タグ、6 カップ、20,20A 表部、21 裏部、22 外周縁部、23 模様部、24 装飾部。

Claims (5)

  1. 液体中に溶解させてジュースとして飲料可能なジュース粉末と、
    前記ジュース粉末を内部に収容した透水性バッグとを備えた、ジュース粉末入りバッグ。
  2. 前記透水性バッグの外形は、自然造形物、人工造形物および標章のうちの少なくともいずれか一つを表現した形状である、請求項1に記載のジュース粉末入りバッグ。
  3. 前記透水性バッグの外形は、前記ジュース粉末の味に対応する果物の形状である、請求項2に記載のジュース粉末入りバッグ。
  4. 前記透水性バッグに一端部が連結された吊り糸と、前記吊り糸の他端部に連結されたタグとをさらに備える、請求項1〜3のいずれかに記載のジュース粉末入りバッグ。
  5. 液体中に溶解させてスープとして飲料可能なスープ粉末と、
    前記スープ粉末を内部に収容した透水性バッグとを備えた、スープ粉末入りバッグ。
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