JP2019029821A - 複写装置、複写方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複写する際のスループットを向上できる複写装置及び複写方法を提供する。
【解決手段】複写装置は、シート状の複数の原稿をフェイスダウンで積載可能な積載部22と、原稿の画像を読取可能な読取部29と、積載部に積載された複数の原稿のうち最上位の原稿から順に読取部に向けて供給する供給部33と、原稿を複写するべく、読取部により読み取った原稿の画像をシート状の媒体に記録する記録部と、記録部により最後に記録された面が上を向く姿勢で媒体を排出する排出部と、を備え、原稿の片面を複写する場合、読取部は、原稿の両面のうち原稿が積載部に積載された状態において下を向く面の画像を読取可能に構成される。
【選択図】図2
【解決手段】複写装置は、シート状の複数の原稿をフェイスダウンで積載可能な積載部22と、原稿の画像を読取可能な読取部29と、積載部に積載された複数の原稿のうち最上位の原稿から順に読取部に向けて供給する供給部33と、原稿を複写するべく、読取部により読み取った原稿の画像をシート状の媒体に記録する記録部と、記録部により最後に記録された面が上を向く姿勢で媒体を排出する排出部と、を備え、原稿の片面を複写する場合、読取部は、原稿の両面のうち原稿が積載部に積載された状態において下を向く面の画像を読取可能に構成される。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えばプリンターなどの複写装置及び複写方法に関する。
原稿の画像を読取可能な読取部と、媒体に画像を記録可能な記録部とを備える複写装置がある。特許文献1には、原稿トレイに積載された原稿の画像を順次読み取り、読み取った原稿の画像を媒体に順次記録することによって、その原稿を複写する複写装置が記載されている。
複写装置は、通常、原稿トレイに積載される原稿に対して、その最上位に位置する原稿から順に画像を読み取るように構成されている。すなわち、読取部は、積載された原稿においてその1ページ目となる原稿から順に画像を読み取る。また、複写装置は、通常、記録部により記録された面が上を向く姿勢、所謂フェイスアップとなる姿勢で媒体を排出する。
複写装置においては、原稿が複写された媒体を原稿のページ順と一致するように排出することが好ましい。上述した複写装置において、原稿のページ順と一致するように媒体を排出するためには、原稿において最終のページとなる原稿の画像から順に媒体に記録する必要がある。そのため、こうした複写装置においては、原稿を複写する際、原稿トレイに積載された全原稿の画像をすべて読み取ってから媒体への記録を開始することになり、そのスループットにおいて難がある。
本発明の目的は、複写する際のスループットを向上できる複写装置及び複写方法を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する複写装置は、シート状の複数の原稿をフェイスダウンで積載可能な積載部と、前記原稿の画像を読取可能な読取部と、前記積載部に積載された複数の前記原稿のうち最上位の前記原稿から順に前記読取部に向けて供給する供給部と、前記原稿を複写するべく、前記読取部により読み取った前記原稿の画像をシート状の媒体に記録する記録部と、前記記録部により最後に記録された面が上を向く姿勢で前記媒体を排出する排出部と、を備え、前記原稿の片面を複写する場合、前記読取部は、前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を読取可能に構成される。
上記課題を解決する複写装置は、シート状の複数の原稿をフェイスダウンで積載可能な積載部と、前記原稿の画像を読取可能な読取部と、前記積載部に積載された複数の前記原稿のうち最上位の前記原稿から順に前記読取部に向けて供給する供給部と、前記原稿を複写するべく、前記読取部により読み取った前記原稿の画像をシート状の媒体に記録する記録部と、前記記録部により最後に記録された面が上を向く姿勢で前記媒体を排出する排出部と、を備え、前記原稿の片面を複写する場合、前記読取部は、前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を読取可能に構成される。
読取部は、原稿の両面のうち少なくとも原稿が積載部に積載されている状態において下を向く面の画像を読取可能とされている。そのため、例えば、原稿の片面だけを複写する場合、原稿は、その複写する側の面が下を向く姿勢、所謂フェイスダウンとなる姿勢で積載部に積載される。このとき、積載部に積載される原稿は、最上位の原稿が最終のページとなり、最下位の原稿が最初のページとなる。供給部は、積載部に積載された原稿を最上位の原稿から順に読取部に向けて供給する。そのため、読取部は、積載部に積載された原稿のうち最終のページとなる原稿の画像から順に読み取る。
原稿を複写するべく、記録部は、読取部が読み取った原稿の画像を媒体に記録する。原稿が複写された媒体は、記録部により最後に記録された面が上を向く姿勢、所謂フェイスアップとなる姿勢で排出される。原稿が複写された媒体を原稿のページ順と一致するように排出するために、原稿において最終となるページから順に媒体に複写することが好ましい。
上記構成によれば、読取部が読み取る原稿の画像の順に記録部がその画像を媒体に記録することによって、原稿を複写された媒体が原稿のページ順と一致するように排出される。すなわち、原稿に対する画像の読取と媒体に対する画像の記録とを並行して実行することができる。したがって、複写する際のスループットを向上できる。
上記複写装置において、前記読取部は、前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を読取可能な第1センサーと、上を向く面の画像を読取可能な第2センサーと、を有することが好ましい。
この構成によれば、第1センサー及び第2センサーにより、原稿の両面の画像を並行して読み取ることができる。すなわち、読取部による原稿の画像の読取速度を向上できる。
上記複写装置においては、前記読取部が一の前記原稿における画像を読み取る最中に、当該原稿を複写するべくその画像の前記媒体への記録を開始することが好ましい。
上記複写装置においては、前記読取部が一の前記原稿における画像を読み取る最中に、当該原稿を複写するべくその画像の前記媒体への記録を開始することが好ましい。
この構成によれば、一の原稿における画像を読み取り終わる前に、その原稿を複写するべく原稿において読取済みとなる画像の一部から媒体へ記録するようにその画像の記録を開始するため、複写する際のスループットを向上できる。
上記複写装置においては、前記記録部により前記媒体の両面に記録するべく前記媒体が搬送される両面記録経路を備えることが好ましい。
この構成によれば、原稿を媒体の両面に複写することができる。
この構成によれば、原稿を媒体の両面に複写することができる。
上記複写装置においては、前記原稿の両面を複写する場合、前記読取部は、前記原稿の両面の画像を読み取り、前記記録部は、前記媒体に対し、前記読取部が読み取った前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において上を向く面の画像を記録した後に、当該原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を記録することが好ましい。
原稿は、フェイスダウンとなる姿勢で積載部に積載される。すなわち、原稿は、原稿において後のページとなる面が上を向き、原稿において先のページとなる面が下を向く姿勢で積載部に積載される。そのため、記録部は、媒体に対し、原稿において後のページとなる面の画像を記録した後に、原稿において先のページとなる面の画像を記録する。記録部は、原稿のページ順と一致するように、原稿を媒体に複写する。上記構成によれば、原稿が複写された媒体を原稿のページ順と一致するように排出できる。
上記複写装置において、前記読取部は、読み取った前記原稿の画像を前記記録部が前記媒体に記録することに並行して、次の前記原稿の画像を読み取ることが好ましい。
この構成によれば、原稿に対する画像の読取と媒体に対する画像の記録とを並行して実行するため、複写する際のスループットを向上できる。
この構成によれば、原稿に対する画像の読取と媒体に対する画像の記録とを並行して実行するため、複写する際のスループットを向上できる。
上記課題を解決する複写方法は、積載部にフェイスダウンで積載されたシート状の複数の原稿のうち最上位の前記原稿から順に読取部に向けて供給部により供給することと、前記原稿の片面を複写する場合、前記供給部により供給された前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を前記読取部により読み取ることと、前記原稿を複写するべく、前記読取部により読み取った前記原稿の画像を記録部によりシート状の媒体に記録することと、前記記録部により最後に記録された面が上を向く姿勢で前記媒体を排出部により排出することと、を備える。
この方法によれば、上述した複写装置と同様の効果を得ることができる。
上記複写方法においては、前記原稿の両面を複写する場合、前記読取部により、前記原稿の両面の画像を読み取ることと、前記記録部により、前記媒体に対し、前記読取部が読み取った前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において上を向く面の画像を記録した後に、当該原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を記録することと、を備えることが好ましい。
上記複写方法においては、前記原稿の両面を複写する場合、前記読取部により、前記原稿の両面の画像を読み取ることと、前記記録部により、前記媒体に対し、前記読取部が読み取った前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において上を向く面の画像を記録した後に、当該原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を記録することと、を備えることが好ましい。
この方法によれば、上述した複写装置と同様の効果を得ることができる。
以下、複写装置の一実施形態について図を参照しながら説明する。
図1に示すように、複写装置11は、記録ユニット12と、読取ユニット13とを備えている。記録ユニット12及び読取ユニット13は、上下で互いに重なるように設けられている。読取ユニット13は、記録ユニット12の上方に位置している。記録ユニット12は、シート状の媒体Sに文字、写真等の画像を記録可能とされている。読取ユニット13は、シート状の原稿(図3参照)Pに記録されている文字、写真等の画像を読取可能とされている。本実施形態において、媒体S及び原稿Pは、何れも長方形状の用紙である。
図1に示すように、複写装置11は、記録ユニット12と、読取ユニット13とを備えている。記録ユニット12及び読取ユニット13は、上下で互いに重なるように設けられている。読取ユニット13は、記録ユニット12の上方に位置している。記録ユニット12は、シート状の媒体Sに文字、写真等の画像を記録可能とされている。読取ユニット13は、シート状の原稿(図3参照)Pに記録されている文字、写真等の画像を読取可能とされている。本実施形態において、媒体S及び原稿Pは、何れも長方形状の用紙である。
記録ユニット12は、複写装置11を操作するための操作パネル14と、記録された媒体Sが排出される排出トレイ15と、媒体Sを積層状態で収容可能な媒体カセット16とを有している。記録ユニット12において、その上方から下方に向けて順に、操作パネル14、排出トレイ15、媒体カセット16が並んで設けられている。
操作パネル14は、記録ユニット12の正面となるその前面の一部を構成している。操作パネル14は、モニター、ボタン等を有している。記録ユニット12の前面は、複写装置11の幅方向及び上下方向に広がりを有する面である。本実施形態において、図1における右側を複写装置11の幅方向における第1端側、図1における左側を複写装置11の幅方向における第2端側と呼称する。
排出トレイ15は、記録ユニット12の前面に開口する排出口17から前方に延びている。排出口17は、矩形状に開口し、操作パネル14の下方に位置している。排出口17は、複写装置11の幅方向において、操作パネル14と略同一の幅とされている。
媒体カセット16は、記録ユニット12に対して、記録ユニット12の前面から着脱可能とされている。媒体カセット16は、記録ユニット12に対して着脱する際に、ユーザーが手を掛けるための取っ手18が形成された操作板19を有している。操作板19は、媒体カセット16が記録ユニット12に装着された状態において、記録ユニット12の前面の一部を構成する。
読取ユニット13は、本体部21と、積載部22と、載置部23とを備えている。本体部21は、読取ユニット13において、複写装置11の幅方向における第2端側に配置されている。積載部22は、原稿Pを積載可能とされている。載置部23は、原稿Pを載置可能とされている。積載部22及び載置部23は、複写装置11の幅方向に延びるように設けられている。積載部22及び載置部23は、本体部21から複写装置11の幅方向における第1端側に向けて延びている。
積載部22及び載置部23は、上下で互いに重なるように位置している。積載部22は、載置部23の上方に位置している。積載部22には、読取前の原稿Pが積載される。載置部23には、読取後の原稿Pが載置される。読取ユニット13は、積載部22に積載される原稿Pの画像を読取可能とされている。
読取ユニット13について説明する。
図2に示すように、読取ユニット13は、原稿カバー24と原稿台25とを備えている。原稿カバー24は、本体部21と、積載部22と、載置部23とを含んで構成されている。原稿カバー24及び原稿台25は、上下で互いに重なるように配置されている。原稿カバー24は、原稿台25の上方に位置している。原稿カバー24と対向する原稿台25の上部は、例えばガラスなどで構成される板状の透明部材26で構成されている。
図2に示すように、読取ユニット13は、原稿カバー24と原稿台25とを備えている。原稿カバー24は、本体部21と、積載部22と、載置部23とを含んで構成されている。原稿カバー24及び原稿台25は、上下で互いに重なるように配置されている。原稿カバー24は、原稿台25の上方に位置している。原稿カバー24と対向する原稿台25の上部は、例えばガラスなどで構成される板状の透明部材26で構成されている。
原稿カバー24は、複写装置11の前面側とは反対側となる背面側の端部側に配置された軸を回動軸として、原稿台25に対して開閉可能とされている。原稿カバー24が原稿台25に対して開くと、原稿台25の透明部材26が露出される。読取ユニット13は、原稿カバー24と原稿台25との間にセットされる原稿Pの画像を読取可能とされている。すなわち、読取ユニット13は、積載部22に積載される原稿Pの他に、原稿台25の透明部材26上にセットされる原稿Pの画像を読取可能とされている。
読取ユニット13は、積載部22に積載される原稿Pが搬送される搬送経路27と、搬送経路27に沿って原稿Pを搬送する複数のローラー28とを備えている。読取ユニット13は、搬送経路27を搬送される原稿Pの画像を読取可能な読取部29を備えている。搬送経路27及びローラー28は、本体部21に設けられている。
本体部21は、積載部22に積載されている原稿Pが本体部21内へ供給されるための供給口31を有している。積載部22は、供給口31から第1端側へ延びるように設けられている。積載部22は、複写装置11の幅方向において、第2端側から第1端側に向けて徐々に上昇するように傾斜している。
本体部21は、本体部21内において読み取られた原稿Pが本体部21内から載置部23に排出されるための排出口32を有している。載置部23は、排出口32から第1端側へ延びるように設けられている。載置部23は、複写装置11の幅方向において、第2端側から第1端側に向けて上昇するように傾斜している。供給口31及び排出口32は、上下で互いに重なるように位置している。
搬送経路27は、本体部21において、供給口31から排出口32に向けてU字状に湾曲するように延びている。そのため、原稿Pは、積載部22から載置部23に向けて搬送経路27を搬送されることによって、その姿勢が反転される。すなわち、原稿Pは、積載部22に積載されている状態と載置部23に載置されている状態とで、その姿勢が上下で反転されている。具体的には、原稿Pは、搬送経路27を搬送されることによって、積載部22に積載されている状態において上を向く面が、載置部23に載置されている状態においては下を向くようにその姿勢が反転される。
原稿Pを搬送するローラー28は、搬送経路27に沿って配置されている。ローラー28は、回転可能に構成され、回転することによって原稿Pを搬送する。本実施形態においては、ローラー28として、搬送経路27において供給口31から排出口32に向かって順に、ピックアップローラー33、セパレートローラー34、第1送りローラー35、ガイドローラー36、第2送りローラー37、排出ローラー38が配置されている。
ピックアップローラー33は、搬送経路27において供給口31寄りとなる位置に配置されている。ピックアップローラー33は、積載部22に積載される原稿Pに対して上方から接触可能とされている。ピックアップローラー33は、原稿Pに接触した状態で回転することによって、供給口31を介してその原稿Pを本体部21へ供給する。そのため、ピックアップローラー33は、積載部22に複数の原稿Pが積載される場合、その最上位に位置する原稿Pから順に供給する。
セパレートローラー34は、ピックアップローラー33により供給された原稿Pを1枚ずつに分離させて搬送する。そのため、本体部21は、セパレートローラー34と対向する位置に分離パッド47を有している。セパレートローラー34及び分離パッド47は、搬送経路27を挟み込むように配置されている。セパレートローラー34は、搬送経路27を搬送される原稿Pに対して上方から接触する。分離パッド47は、搬送経路27を搬送される原稿Pに対して下方から接触する。分離パッド47は、セパレートローラー34が原稿Pを搬送する際に、その摩擦力によって原稿Pを1枚ずつに分離させる。
第1送りローラー35は、セパレートローラー34及び分離パッド47により分離された原稿Pを搬送経路27の湾曲部分に向けて搬送する。ガイドローラー36は、第1送りローラー35により搬送される原稿Pが接触することによって回転し、搬送経路27の湾曲部分を通過する原稿Pをガイドするように搬送する。第2送りローラー37は、第1送りローラー35により搬送される原稿Pを読取部29が配置された位置を経由して排出ローラー38に向けて搬送する。排出ローラー38は、第2送りローラー37により搬送される原稿Pを排出口32から載置部23に向けて排出する。
読取部29は、原稿Pを読取可能な第1センサー41と第2センサー42とを有している。第1センサー41は本体部21に設けられ、第2センサー42は原稿台25に設けられている。第1センサー41及び第2センサー42は、搬送経路27を搬送される原稿Pに対し、第2送りローラー37と排出ローラー38との間となる位置において原稿Pから画像を読取可能とされている。すなわち、第2送りローラー37は、読取部29に向けて原稿Pを搬送する。排出ローラー38は、読取部29により画像を読み取られた原稿Pを排出する。
本体部21は、搬送経路27を搬送される原稿Pの画像を読取部29が読み取るべく、その原稿Pを第1センサー41と対向する位置で支持するための支持板43、第2センサー42に向けて押さえ付けるための押さえ板44を有している。支持板43及び押さえ板44は、搬送経路27において、第2送りローラー37と排出ローラー38との間となる位置に配置されている。支持板43は、搬送経路27において、押さえ板44よりも排出口32寄りとなる位置に設けられている。
第1センサー41は、搬送経路27において、第2送りローラー37と排出ローラー38との間となる位置に配置されている。第1センサー41は、支持板43と対向するように配置されている。すなわち、第1センサー41及び支持板43は、搬送経路27を挟み込むように配置されている。第1センサー41は、支持板43によって支持される原稿Pの画像を読み取る。
第1センサー41は、本体部21において、U字状に湾曲する搬送経路27の内周側に配置されている。支持板43は、本体部21において、U字状に湾曲する搬送経路27の外周側に配置されている。第1センサー41は、搬送経路27を搬送される原稿Pの両面のうち、その片面を読取可能とされている。第1センサー41は、搬送経路27の内周側から原稿Pの画像を読み取るため、原稿Pの両面のうち、原稿Pが積載部22に積載された状態において下を向く面の画像を読取可能とされている。
第2センサー42は、原稿台25において、透明部材26の直下となる領域に配置されている。第2センサー42は、透明部材26の直下となる領域に設けられるキャリッジ45に搭載されている。キャリッジ45は、原稿台25において、複写装置11の幅方向に移動可能とされている。すなわち、第2センサー42は、キャリッジ45により、原稿台25において複写装置11の幅方向に移動可能とされている。
第2センサー42は、透明部材26越しに原稿Pの画像を読取可能とされている。そのため、第2センサー42は、キャリッジ45により、原稿台25において複写装置11の幅方向に移動することによって、透明部材26上にセットされる原稿Pの画像を読取可能とされている。
押さえ板44は、搬送経路27において、第2送りローラー37と第1センサー41との間となる位置に配置されている。押さえ板44は、本体部21において、U字状に湾曲する搬送経路27の内周側に配置されている。押さえ板44は、搬送経路27を搬送される原稿Pを原稿台25の透明部材26に向けて押さえ付けるように設けられている。
第2センサー42は、キャリッジ45により押さえ板44と対向する位置に移動することによって、搬送経路27を搬送される原稿Pの画像を読取可能となる。第2センサー42は、押さえ板44に押え付けられた原稿Pの画像を透明部材26越しに読み取る。すなわち、第2センサー42は、搬送経路27を搬送される原稿Pの両面のうち、その片面の画像を読取可能とされている。第2センサー42は、U字状に湾曲する搬送経路27の外周側から原稿Pを読み取るため、原稿Pの両面のうち、原稿Pが積載部22に積載された状態において上を向く面の画像を読取可能とされている。
読取ユニット13は、搬送経路27を搬送される原稿Pに対し、第1センサー41及び第2センサー42が互いに異なる面の画像を読み取るように構成されている。そのため、読取ユニット13は、原稿Pが搬送経路27を搬送される際、原稿Pの両面の画像を読取可能とされている。
読取ユニット13は、原稿Pの片面の画像だけを読み取る場合、第1センサー41により原稿Pの画像を読み取るように構成されている。すなわち、読取部29は、原稿Pの片面又は両面を読み取る何れの場合であっても、原稿Pの両面のうち少なくとも、原稿Pが積載部22に積載された状態において下を向く面の画像を読み取るように構成されている。
読取ユニット13が原稿Pの画像を読み取る際、読取部29において少なくとも第1センサー41が機能するため、原稿Pは、読み取りたい面が下を向く姿勢で積載部22に積載される。すなわち、本実施形態の複写装置11において、原稿Pは、読み取りたい面が積載部22と対向する所謂フェイスダウンとなる姿勢で積載部22に積載される。
図2及び図3に示すように、積載部22は、本体部21に供給される原稿Pをガイドするための一対のエッジガイド46を有している。エッジガイド46は、積載される原稿Pを挟み込むようにその端部に接触することによって、原稿Pをガイドする。一対のエッジガイド46は、供給される原稿Pの幅方向において、互いに連動して移動可能とされている。すなわち、一対のエッジガイド46は、積載部22において、互いを近づけたり遠ざけたりすることが可能とされている。これにより、エッジガイド46は、様々なサイズの原稿Pをガイド可能とされている。
本体部21は、ピックアップローラー33及びセパレートローラー34を回転可能に保持するホルダー48を有している。ホルダー48は、セパレートローラー34の回転軸と同一軸線上に延びる軸49により本体部21に支持されている。ホルダー48は、軸49を軸心として回動可能に設けられている。ホルダー48が、軸49を軸心に回動することによって、セパレートローラー34はその位置が変位しない一方で、ピックアップローラー33はその位置が変位する。
ピックアップローラー33は、ホルダー48により、積載部22に積載される原稿Pに接触可能な位置と、接触しない位置との間で変位可能とされている。図2におけるピックアップローラー33は、積載部22に積載される原稿Pに接触可能な位置に位置している。このとき、ピックアップローラー33は、積載部22に積載される原稿Pに対し、供給口31に差し込まれているその先端部分に接触する。
読取ユニット13は、積載部22に積載される原稿Pにピックアップローラー33が接触することによって、積載部22に積載される原稿Pを最上位から順に本体部21へ供給可能な状態となる。読取ユニット13は、積載部22に積載される原稿Pからピックアップローラー33が離れることによって、その先端を供給口31に差し込んだ状態で原稿Pを積載部22に積載可能な状態となる。すなわち、本実施形態において、ピックアップローラー33は、積載部22に積載された複数の原稿Pのうち最上位の原稿Pから順に読取部29に向けて供給するための供給部である。
記録ユニット12について説明する。
図4に示すように、記録ユニット12は、装着された媒体カセット16の上側となる位置に、記録部51と媒体支持部52とを有している。記録部51及び媒体支持部52は、記録ユニット12内に配置されている。記録部51は、例えばインクなどの液体を用いて媒体Sに画像を記録する。媒体支持部52は、記録部51と対向するように配置され、記録部51が記録する媒体Sを下側から支持する。そのため、記録部51は、媒体Sに対し、媒体支持部52に支持された状態において上を向く面に画像を記録する。
図4に示すように、記録ユニット12は、装着された媒体カセット16の上側となる位置に、記録部51と媒体支持部52とを有している。記録部51及び媒体支持部52は、記録ユニット12内に配置されている。記録部51は、例えばインクなどの液体を用いて媒体Sに画像を記録する。媒体支持部52は、記録部51と対向するように配置され、記録部51が記録する媒体Sを下側から支持する。そのため、記録部51は、媒体Sに対し、媒体支持部52に支持された状態において上を向く面に画像を記録する。
記録ユニット12は、装着された媒体カセット16から記録部51に向けて延びる媒体搬送経路53と、媒体カセット16に収容される媒体Sを媒体搬送経路53に沿って搬送する搬送部54とを備えている。記録ユニット12は、記録部51により記録された媒体Sを排出する排出部55と、媒体Sの両面に画像を記録するための両面記録経路56とを備えている。記録ユニット12は、媒体Sを記録ユニット12に供給するための背面側供給部57を備えている。媒体搬送経路53、搬送部54、排出部55、両面記録経路56は、記録ユニット12内に配置されている。背面側供給部57は、記録ユニット12においてその上側且つ背面側寄りとなる位置に配置されている。
媒体搬送経路53は、記録ユニット12において背面側となる媒体カセット16の先端部分から上方に向けて延びた後、複写装置11の前方に向けて湾曲し、記録部51と媒体支持部52との間となる位置にまで延びている。そのため、媒体Sは、媒体カセット16から記録部51に向けて媒体搬送経路53を搬送されることによって、その姿勢が反転される。すなわち、媒体Sは、媒体カセット16に収容されている状態と媒体支持部52に支持されている状態とで、その姿勢が上下で反転されている。
媒体カセット16は、収容する媒体Sを上方に押し上げるためのホッパー58を有している。そのため、媒体カセット16に収容される媒体Sは、ホッパー58上に積層される。ホッパー58は、板状に設けられ、例えばばね、ゴムなどで構成される押付部材59により下方から上方に向けて押し付けられている。ホッパー58は、押付部材59により、複写装置11において前面寄りとなる基端を支点として、その背面寄りとなる先端が上方に押し上げられるように構成されている。これにより、ホッパー58は、媒体カセット16に収容される媒体Sの先端を上方に押し上げる。
搬送部54は、複数のローラー61、62、63、64、65を有している。複数のローラー61、62、63、64、65は、媒体搬送経路53に沿うように配置されている。本実施形態においては、媒体搬送経路53において媒体カセット16側から記録部51側に向けて順に、第1ローラー61、第2ローラー62、第3ローラー63、第4ローラー64、第5ローラー65が配置されている。第1〜第5ローラー61〜65は、回転可能に構成され、回転することによって原稿Pを搬送する。
第1〜第4ローラー61〜64は、記録ユニット12において背面寄りとなる位置に配置されている。第5ローラー65は、記録ユニット12において、媒体支持部52と隣り合う位置に配置されている。
第1ローラー61は、媒体カセット16に収容される媒体Sを媒体カセット16から取り出すためのローラーである。第1ローラー61は、装着された媒体カセット16の先端部分の直上に配置されている。第1ローラー61は、媒体カセット16に収容されている媒体Sに対して上方から接触可能とされている。
第1ローラー61は、媒体カセット16に収容される媒体Sがホッパー58により押し上げられることによって、その媒体Sと接触する。第1ローラー61は、ホッパー58により媒体Sが押し付けられた状態で回転することによって、媒体カセット16から媒体Sを取り出して搬送する。
第2ローラー62及び第3ローラー63は、第1ローラー61により媒体カセット16から取り出された媒体Sを1枚ずつに分離させて搬送するためのローラーである。第2ローラー62及び第3ローラー63は、複写装置11において第1ローラー61よりも背面寄りとなる位置に配置され、互いに対向している。第2ローラー62及び第3ローラー63は、媒体Sを挟み込んだ状態で回転することによって、媒体Sを1枚ずつに分離させて搬送する。
第2ローラー62は、媒体Sに対して上方から接触する。第3ローラー63は、媒体Sに対して下方から接触する。第3ローラー63は、第2ローラー62の回転に伴って従動回転が可能なローラーである。第3ローラー63は、媒体Sに対する摩擦係数が第2ローラー62よりも大きくなるように構成されている。第2ローラー62及び第3ローラー63は、この摩擦係数の差によって媒体Sを1枚ずつに分離させて搬送する。
第4ローラー64は、第2ローラー62の直上に配置されている。第4ローラー64は、搬送部54を構成するその他のローラー61、62、63、65と比較して、大径に設けられている。第4ローラー64は、第2、第3ローラー62、63により搬送された媒体Sを媒体搬送経路53に沿って湾曲させながら搬送する。第4ローラー64は、背面側供給部57から供給された媒体Sを媒体搬送経路53に沿って搬送することもある。
第5ローラー65は、記録ユニット12において媒体支持部52よりも、記録ユニット12の背面寄りとなる位置に配置されている。第5ローラー65は、正方向及び逆方向の双方向に回転可能とされている。第5ローラー65は、正方向に回転することによって、第4ローラー64により搬送された媒体Sを記録部51に向けて搬送する。
排出部55は、例えば、回転可能なローラーで構成されている。排出部55は、媒体支持部52と隣り合う位置に配置されている。排出部55は、記録ユニット12において媒体支持部52よりも、記録ユニット12の前面寄りとなる位置に配置されている。排出部55は、回転することによって、記録部51により画像を記録された媒体Sを排出トレイ15に排出する。
記録ユニット12は、媒体Sの両面に画像を記録することが可能とされている。そのため、記録部51により媒体Sの両面に記録する場合、その一面が記録された媒体Sは、媒体搬送経路53とは異なる両面記録経路56を搬送される。両面記録経路56は、記録ユニット12において、第5ローラー65から第3ローラー63と第4ローラー64との間を通過するように延び、媒体搬送経路53と合流している。媒体Sは、その一面に画像を記録された後、第5ローラー65が逆方向に回転することによって、両面記録経路56を搬送される。両面記録経路56を搬送される媒体Sは、媒体搬送経路53に戻され、その姿勢が反転されながら再び記録部51に向けて搬送される。これにより、媒体Sの両面に画像が記録される。
排出部55は、記録部51により記録された面が上を向く姿勢のままで媒体Sを排出トレイ15に排出する。そのため、記録部51により記録された媒体Sは、記録された面が上を向く姿勢で排出トレイ15に積載される。すなわち、媒体Sは、排出部55により、フェイスダウンとは反対の姿勢である所謂フェイスアップとなる姿勢で排出トレイ15に排出される。これにより、排出口17から順次排出される媒体Sは、その記録された面が上を向く姿勢で排出トレイ15に積み重ねられる。媒体Sの両面に記録される場合、媒体Sは、記録部51により最後に記録された面が上を向く姿勢で排出トレイ15に排出される。
複写装置11は、読取部29が読み取った原稿Pの画像を記録部51が媒体Sに記録することによって、原稿Pをコピーすること、すなわち原稿Pを複写することが可能とされている。複写装置11は、原稿Pを複写する際、まず、供給部として機能するピックアップローラー33により原稿Pを読取部29に向けて供給する。次に、複写装置11は、ピックアップローラー33により供給された原稿Pの画像を読取部29により読み取る。次に、複写装置11は、原稿Pを複写するべく、読取部29により読み取った原稿Pの画像を記録部51により媒体Sに記録する。最後に、複写装置11は、記録部51により画像を記録した媒体Sを排出部55により排出する。すなわち、この媒体Sが、原稿Pに基づいて複写された原稿となる。
複写装置11は、複数枚にわたる原稿Pを複写する場合、読取ユニット13による読取と、記録ユニット12による記録とを並行して実行できる。例えば、1枚目の原稿Pを複写するべく記録ユニット12が1枚目の媒体Sに画像を記録することに並行し、読取ユニット13は2枚目の原稿Pの画像を読み取ることができる。
本実施形態の複写装置11は、第1モード、第2モード、第3モード、第4モードの計4つのモードで、原稿Pを複写することが可能とされている。複写装置11は、原稿Pを複写する際、例えば操作パネル14を介して、第1モード、第2モード、第3モード、第4モードのうち1つのモードを選択可能とされている。複写装置11は、ユーザーにより選択されたモードで、原稿Pを複写する。
第1モードは、積載部22に積載される原稿Pの片面の画像を読み取り、媒体Sの片面に画像を記録することによって、原稿Pを複写するモードである。第2モードは、積載部22に積載される原稿Pの片面の画像を読み取り、媒体Sの両面に画像を記録することによって、原稿Pを複写するモードである。第3モードは、積載部22に積載される原稿Pの両面の画像を読み取り、媒体Sの片面に画像を記録することによって、原稿Pを複写するモードである。第4モードは、積載部22に積載される原稿Pの両面の画像を読み取り、媒体Sの両面に画像を記録することによって、原稿Pを複写するモードである。
第1、第2モードで複写する場合、複写装置11は、原稿Pの片面の画像を読み取るため、原稿Pの両面のうち、原稿Pが積載部22に積載されている状態において下を向く面の画像を第1センサー41により読み取る。
第3、第4モードで複写する場合、複写装置11は、原稿Pの両面の画像を読み取るため、第1センサー41及び第2センサー42により原稿Pの画像を読み取る。複写装置11は、原稿Pの両面のうち、原稿Pが積載部22に積載されている状態において下を向く面の画像を第1センサー41により読み取る。複写装置11は、原稿Pの両面のうち、原稿Pが積載部22に積載されている状態において上を向く面の画像を第2センサー42により読み取る。
第2センサー42は、搬送経路27において第1センサー41よりも供給口31寄り、すなわち搬送経路27において上流側に位置している。そのため、第2センサー42は、搬送経路27を搬送される原稿Pに対して、第1センサー41よりも先んじて画像の読取を開始する。その後、複写装置11は、原稿Pの搬送に伴い、第1センサー41による画像の読取を開始する。第3、第4モードで複写する場合、複写装置11は、第1センサー41及び第2センサー42が並行して原稿Pの画像を読み取る。すなわち、第3、第4モードで複写する場合、複写装置11は、原稿Pの両面の画像を並行して読み取る。第1、第2、第3、第4モードの何れのモードにおいても、第1センサー41は原稿Pの画像を読み取る。
各モードについて説明する。
第1モードで複写する場合、まず、複写装置11は、第1センサー41により、積載部22に積載される複数の原稿Pのうち最上位に位置する1枚目の原稿Pの画像を読み取る。次に、複写装置11は、第1センサー41により読み取った1枚目の原稿Pの画像を1枚目の媒体Sに記録する。このとき、複写装置11は、1枚目の媒体Sに記録することに並行して、2枚目の原稿Pの画像を読み取る。
第1モードで複写する場合、まず、複写装置11は、第1センサー41により、積載部22に積載される複数の原稿Pのうち最上位に位置する1枚目の原稿Pの画像を読み取る。次に、複写装置11は、第1センサー41により読み取った1枚目の原稿Pの画像を1枚目の媒体Sに記録する。このとき、複写装置11は、1枚目の媒体Sに記録することに並行して、2枚目の原稿Pの画像を読み取る。
次に、複写装置11は、第1センサー41により読み取った2枚目の原稿Pの画像を2枚目の媒体Sに記録する。第1モードで複写する複写装置11は、上記の動作を繰り返すことによって、原稿Pを複写する。そのため、第1モードで複写する場合、原稿Pを複写するために要する媒体Sの枚数は、原稿Pと同じ枚数になる。
第2モードで複写する場合、まず、複写装置11は、第1センサー41により、積載部22に積載される複数の原稿Pのうち最上位に位置する1枚目の原稿Pの画像を読み取る。次に、複写装置11は、第1センサー41により読み取った1枚目の原稿Pの画像を1枚目の媒体Sの一面に記録する。このとき、複写装置11は、1枚目の媒体Sの一面に記録することに並行して、2枚目の原稿Pの画像を読み取る。
次に、複写装置11は、その一面に記録した1枚目の媒体Sを両面記録経路56へ搬送させ、その姿勢を反転させる。次に、複写装置11は、第1センサー41により読み取った2枚目の原稿Pの画像を、姿勢が反転された1枚目の媒体Sの他面に記録する。このとき、複写装置11は、1枚目の媒体Sの他面に記録することに並行して、3枚目の原稿Pの画像を読み取る。
次に、複写装置11は、第1センサー41により読み取った3枚目の原稿Pの画像を2枚目の媒体Sの一面に記録する。第2モードで複写する複写装置11は、上記の動作を繰り返すことによって、原稿Pを複写する。そのため、第2モードで複写する場合、原稿Pを複写するために要する媒体Sの枚数は、原稿Pの約半分の枚数となる。
第3モードで複写する場合、まず、複写装置11は、第2センサー42によって、積載部22に積載される複数の原稿Pのうち最上位に位置する1枚目の原稿Pの一面の画像を読み取る。このとき、複写装置11は、第2センサー42によって1枚目の原稿Pの一面の画像を読み取ることに並行して、第1センサー41によって1枚目の原稿Pの他面の画像を読み取る。
次に、複写装置11は、第2センサー42により読み取った1枚目の原稿Pの一面の画像を1枚目の媒体Sに記録する。このとき、複写装置11は、1枚目の媒体Sに記録することに並行して、2枚目の原稿Pの一面及び他面の画像を読み取る。
次に、複写装置11は、第1センサー41により読み取った1枚目の原稿Pの他面の画像を2枚目の媒体Sに記録する。このとき、複写装置11は、2枚目の媒体Sに記録することに並行して、3枚目の原稿Pの一面及び他面の画像を読み取る。
次に、複写装置11は、第2センサー42により読み取った2枚目の原稿Pの一面の画像を3枚目の媒体Sに記録する。第3モードで複写する複写装置11は、上記の動作を繰り返すことによって、原稿Pを複写する。そのため、第3モードで複写する場合、原稿Pを複写するために要する媒体Sの枚数は、原稿Pの約2倍の枚数となる。
第3モードにおいては、第1、第2センサー41、42により原稿Pの両面の画像を並行して読み取るため、記録ユニット12による媒体Sへの画像の記録速度に比べて読取ユニット13による原稿Pの画像の読取速度の方が速い。そのため、第3モードにおいては、第1センサー41により読み取った1枚目の原稿Pの他面の画像を2枚目の媒体Sに記録することに並行して、2枚目の原稿Pの一面及び他面の画像を読み取るようにしてもよい。すなわち、第1センサー41により読み取った2枚目の原稿Pの他面の画像を3枚目の媒体Sに記録することに並行して、3枚目の原稿Pの一面及び他面の画像を読み取るようにしてもよい。
第4モードで複写する場合、まず、複写装置11は、第2センサー42によって、積載部22に積載される複数の原稿Pのうち最上位に位置する1枚目の原稿Pの一面の画像を読み取る。このとき、複写装置11は、第2センサー42によって1枚目の原稿Pの一面の画像を読み取ることに並行して、第1センサー41によって1枚目の原稿Pの他面の画像を読み取る。
次に、複写装置11は、第2センサー42により読み取った1枚目の原稿Pの一面の画像を1枚目の媒体Sの一面に記録する。このとき、複写装置11は、1枚目の媒体Sの一面に記録することに並行して、2枚目の原稿Pの一面及び他面の画像を読み取る。
次に、複写装置11は、1枚目の媒体Sを両面記録経路56へ搬送させ、その姿勢を反転させる。次に、複写装置11は、第1センサー41により読み取った1枚目の原稿Pの他面の画像を、その姿勢が反転された1枚目の媒体Sの他面に記録する。このとき、複写装置11は、1枚目の媒体Sの他面に記録することに並行して、3枚目の原稿Pの一面及び他面の画像を読み取る。
次に、複写装置11は、第2センサー42により読み取った2枚目の原稿Pの他面の画像を2枚目の媒体Sの一面に記録する。第4モードで複写する複写装置11は、上記の動作を繰り返すことによって、原稿Pを複写する。そのため、第4モードで複写する場合、原稿Pを複写するために要する媒体Sの枚数は、原稿Pと同じ枚数となる。
第4モードにおいては、第1、第2センサー41、42により原稿Pの両面の画像を並行して読み取るため、記録ユニット12による媒体Sへの画像の記録速度に比べて読取ユニット13による原稿Pの画像の読取速度の方が速い。そのため、第4モードにおいては、第1センサー41により読み取った1枚目の原稿Pの他面の画像を1枚目の媒体Sの他面に記録することに並行して、2枚目の原稿Pの一面及び他面の画像を読み取るようにしてもよい。すなわち、第1センサー41により読み取った2枚目の原稿Pの他面の画像を2枚目の媒体Sの他面に記録することに並行して、3枚目の原稿Pの一面及び他面の画像を読み取るようにしてもよい。
まとめると、複写装置11は、複数枚にわたる原稿Pを複写する場合、第1、第2、第3、第4モードにおいて、読み取った順通りに原稿Pの画像を媒体Sに記録することによって原稿Pを複写する。例えば、第1モードにおいて、複写装置11が読み取る1枚目の原稿Pに画像A、2枚目の原稿Pに画像B、3枚目の原稿Pに画像Cが記録されているとする。この場合、複写装置11は、1枚目の媒体Sに画像Aを記録し、2枚目の媒体Sに画像Bを記録し、3枚目の媒体Sに画像Cを記録して、原稿Pを複写する。
原稿Pの両面を複写する場合、すなわち第3、第4モードで原稿Pを複写する場合、複写装置11は、読取部29が読み取った原稿Pの両面の画像のうち、積載部22に積載された状態において上を向く面の画像を媒体Sに記録した後に、下を向く面の画像を媒体Sに記録する。
次に、上記のように構成された複写装置11の作用について説明する。
複写装置11は、原稿Pを複写する際、読み取った原稿Pの画像を記録した媒体Sをフェイスアップとなる姿勢で排出トレイ15に排出する。複写装置11においては、原稿Pを複写する際、その複写された原稿である媒体Sを、原稿Pのページ順と一致するように排出トレイ15に積み重ねて排出することが好ましい。本実施形態の複写装置11において、複写された原稿である媒体Sを原稿Pのページ順と一致するように排出トレイ15に積み重ねて排出するためには、原稿Pにおいて最終となるページから順に複写する必要がある。
複写装置11は、原稿Pを複写する際、読み取った原稿Pの画像を記録した媒体Sをフェイスアップとなる姿勢で排出トレイ15に排出する。複写装置11においては、原稿Pを複写する際、その複写された原稿である媒体Sを、原稿Pのページ順と一致するように排出トレイ15に積み重ねて排出することが好ましい。本実施形態の複写装置11において、複写された原稿である媒体Sを原稿Pのページ順と一致するように排出トレイ15に積み重ねて排出するためには、原稿Pにおいて最終となるページから順に複写する必要がある。
複写装置11は、積載部22に積載される原稿Pの画像を読み取る際、その最上位に位置する原稿Pから順に原稿Pの画像を読み取る。積載部22には、フェイスダウンとなる姿勢で原稿Pが積載される。そのため、複写装置11は、複数枚にわたる原稿Pを複写する場合、その原稿Pにおいて最終となるページから順に原稿Pの画像を読み取ることになる。本実施形態においては、原稿Pを複写する際、読み取った順通りに原稿Pの画像を媒体Sに記録することによって、複写した原稿である媒体Sを原稿Pのページ順通りに排出トレイ15に積み重なるように排出される。
仮に、複数枚にわたる原稿Pがフェイスアップとなる姿勢で積載部22に積載される場合を考える。この場合、複写装置11は、積載部22に積載される原稿Pのうち最上位に位置する原稿Pから順に原稿Pの画像を読み取るため、原稿Pにおいて最初となるページから順に原稿Pの画像を読み取ることになる。複写装置11は、フェイスアップとなる姿勢で媒体Sを排出するため、原稿Pのページ順と一致するように媒体Sを排出トレイ15に排出するには、原稿Pにおいて最終となるページから順に複写する必要がある。そのため、この場合においては、積載部22に積載されるすべての原稿Pの画像を読み取ってから媒体Sに記録を開始して複写することになり、原稿Pを複写する際のスループットにおいて難がある。
この点、本実施形態の複写装置11においては、読み取った順通りに原稿Pの画像を媒体Sに記録することができる。そのため、原稿Pを複写する際の処理速度、所謂スループットが向上される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)読取部29は、原稿Pの両面のうち少なくとも原稿Pが積載部22に積載されている状態において下を向く面の画像を読取可能とされている。そのため、例えば、原稿Pの片面だけを複写する場合、原稿Pは、その複写する側の面が下を向く姿勢、所謂フェイスダウンとなる姿勢で積載部22に積載される。このとき、積載部22に積載される原稿Pは、最上位の原稿Pが最終のページとなり、最下位の原稿Pが最初のページとなる。ピックアップローラー(供給部)33は、積載部22に積載された原稿Pを最上位の原稿Pから順に読取部29に向けて供給する。そのため、読取部29は、積載部22に積載された原稿Pのうち最終のページとなる原稿Pの画像から順に読み取る。
(1)読取部29は、原稿Pの両面のうち少なくとも原稿Pが積載部22に積載されている状態において下を向く面の画像を読取可能とされている。そのため、例えば、原稿Pの片面だけを複写する場合、原稿Pは、その複写する側の面が下を向く姿勢、所謂フェイスダウンとなる姿勢で積載部22に積載される。このとき、積載部22に積載される原稿Pは、最上位の原稿Pが最終のページとなり、最下位の原稿Pが最初のページとなる。ピックアップローラー(供給部)33は、積載部22に積載された原稿Pを最上位の原稿Pから順に読取部29に向けて供給する。そのため、読取部29は、積載部22に積載された原稿Pのうち最終のページとなる原稿Pの画像から順に読み取る。
原稿Pを複写するべく、記録部51は、読取部29が読み取った原稿Pの画像を媒体Sに記録する。原稿Pが複写された媒体Sは、記録部51により最後に記録された面が上を向く姿勢、所謂フェイスアップとなる姿勢で排出される。原稿Pが複写された媒体Sを原稿Pのページ順と一致するように排出するために、原稿Pにおいて最終となるページから順に媒体Sに複写することが好ましい。
上記実施形態によれば、読取部29が読み取る原稿Pの画像の順に記録部51がその画像を媒体Sに記録することによって、原稿Pを複写された媒体Sが原稿Pのページ順と一致するように排出される。すなわち、原稿Pに対する画像の読取と媒体Sに対する画像の記録とを並行して実行することができる。したがって、複写する際のスループットを向上できる。
(2)読取部29は、原稿Pの両面のうち原稿Pが積載部22に積載されている状態において下を向く面の画像を読取可能な第1センサー41と、上を向く面の画像を読取可能な第2センサー42と、を有する。そのため、第1センサー41及び第2センサー42により、原稿Pの両面の画像を並行して読み取ることができる。すなわち、読取部29による原稿Pの画像の読取速度を向上できる。
(3)複写装置11は、記録部51により媒体Sの両面に記録するべく媒体Sが搬送される両面記録経路56を備える。そのため、複写装置11は、原稿Pを媒体Sの両面に複写することができる。
(4)複写装置11は、原稿Pの両面を複写する場合、記録部51は、媒体Sに対し、読取部29が読み取った原稿Pの両面のうち原稿Pが積載部22に積載されている状態において上を向く面の画像を記録した後に、原稿Pの両面のうち原稿Pが積載部22に積載されている状態において下を向く面の画像を記録する。原稿Pは、フェイスダウンとなる姿勢で積載部22に積載される。すなわち、原稿Pは、原稿Pにおいて後のページとなる面が上を向き、原稿Pにおいて先のページとなる面が下を向く姿勢で積載部22に積載される。そのため、記録部51は、媒体Sに対し、原稿Pにおいて後のページとなる面の画像を記録した後に、原稿Pにおいて先のページとなる面の画像を記録する。記録部51は、原稿Pのページ順と一致するように、原稿Pを媒体Sに複写する。上記実施形態によれば、原稿Pが複写された媒体Sを原稿Pのページ順と一致するように排出できる。
(5)読取部29は、読み取った原稿Pの画像を記録部51が媒体Sに記録することに並行して、次の原稿Pの画像を読み取る。上記実施形態によれば、原稿Pに対する画像の読取と媒体Sに対する画像記録とを並行して実行するため、複写する際のスループットを向上できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。以下に示す変更例は、適宜組み合わせてもよい。
・原稿Pを複写する際、読取部29が原稿Pにおける画像を読み取る最中に、その原稿Pを複写するべくその画像の媒体Sへの記録を開始してもよい。すなわち、読取部29が一の原稿Pにおける画像の一部を読み取った段階で、その画像の媒体Sへの記録を開始する構成としてもよい。
・原稿Pを複写する際、読取部29が原稿Pにおける画像を読み取る最中に、その原稿Pを複写するべくその画像の媒体Sへの記録を開始してもよい。すなわち、読取部29が一の原稿Pにおける画像の一部を読み取った段階で、その画像の媒体Sへの記録を開始する構成としてもよい。
上記変更例によれば、以下の効果を得ることができる。
(6)一の原稿Pを読み取り終わる前に、その原稿Pを複写するべく原稿Pにおいて読取済みとなる画像の一部から媒体Sへ記録するようにその画像の記録を開始するため、複写する際のスループットを向上できる。
(6)一の原稿Pを読み取り終わる前に、その原稿Pを複写するべく原稿Pにおいて読取済みとなる画像の一部から媒体Sへ記録するようにその画像の記録を開始するため、複写する際のスループットを向上できる。
・読取ユニット13は、原稿Pの両面の画像を読み取るための両面読取経路を有してもよい。両面読取経路は、例えば記録ユニット12の両面記録経路56のように、搬送される原稿Pの姿勢を上下で反転させる。この場合、第2センサー42は設けなくともよい。原稿Pが両面読取経路を搬送される場合、第1センサー41は、原稿Pの両面の画像を読み取る。
この変更例において、まず、複写装置11は、原稿Pの両面のうち、積載部22に積載された状態において下を向く面の画像を第1センサー41により読み取る。次に、複写装置11は、その原稿Pを両面読取経路へ搬送させ、その姿勢を反転させる。次に、複写装置11は、その原稿Pの両面のうち、積載部22に積載された状態において上を向く面の画像を第1センサー41により読み取る。次に、複写装置11は、第1センサー41が読み取った原稿Pの両面の画像のうち、積載部22に積載された状態において上を向く面の画像を媒体Sに記録する。次に、複写装置11は、第1センサー41が読み取った原稿Pの両面の画像のうち、積載部22に積載された状態において下を向く面の画像を媒体Sに記録する。なお、媒体Sに画像を記録することに並行して、次の原稿Pの画像の読取を行ってもよい。この変更例によれば、すべての原稿Pの読取を完了してから媒体Sに記録を開始する構成と比較して、原稿Pの複写に要する時間が短縮される。
・第1センサー41は、搬送経路27において、押さえ板44よりも供給口31寄りとなる位置に配置されてもよい。
・読取ユニット13は、例えば媒体カセット16のように、供給部として機能するピックアップローラー33に向けて積載部22に積載される原稿Pを押し付けるように構成されてもよい。
・読取ユニット13は、例えば媒体カセット16のように、供給部として機能するピックアップローラー33に向けて積載部22に積載される原稿Pを押し付けるように構成されてもよい。
・積載部22は、傾斜して延びる構成に限らず、水平に延びる構成でもよい。
・載置部23は、傾斜して延びる構成に限らず、水平に延びる構成でもよい。
・原稿Pを複写する際のモードは、例えばパーソナルコンピューター等の外部の端末を介して選択されてもよい。
・載置部23は、傾斜して延びる構成に限らず、水平に延びる構成でもよい。
・原稿Pを複写する際のモードは、例えばパーソナルコンピューター等の外部の端末を介して選択されてもよい。
・原稿P及び媒体Sは、用紙に限らない。原稿P及び媒体Sは、例えば、プラスチックフィルム、金属フィルム、布帛等でもよい。原稿P及び媒体Sは、シート状であればよい。
・複写装置11は、インク以外の他の液体を用いて媒体Sに記録する構成でもよい。
・複写装置11は、インクなどの液体を用いて媒体Sに記録する構成に限らない。複写装置11は、例えば、トナーなどの粉体を用いて媒体Sに記録する構成でもよいし、ゲルなどの流状体を用いて媒体Sに記録する構成でもよい。
・複写装置11は、インクなどの液体を用いて媒体Sに記録する構成に限らない。複写装置11は、例えば、トナーなどの粉体を用いて媒体Sに記録する構成でもよいし、ゲルなどの流状体を用いて媒体Sに記録する構成でもよい。
11…複写装置、13…読取ユニット、21…本体部、22…積載部、23…載置部、24…原稿カバー、25…原稿台、26…透明部材、27…搬送経路、28…ローラー、29…読取部、31…供給口、32…排出口、33…ピックアップローラー(供給部)、34…セパレートローラー、35…第1送りローラー、36…ガイドローラー、37…第2送りローラー、38…排出ローラー、41…第1センサー、42…第2センサー、43…支持板、44…押さえ板、45…キャリッジ、46…エッジガイド、47…分離パッド、48…ホルダー、51…記録部、55…排出部、56…両面記録経路、P…原稿、S…媒体。
Claims (8)
- シート状の複数の原稿をフェイスダウンで積載可能な積載部と、
前記原稿の画像を読取可能な読取部と、
前記積載部に積載された複数の前記原稿のうち最上位の前記原稿から順に前記読取部に向けて供給する供給部と、
前記原稿を複写するべく、前記読取部により読み取った前記原稿の画像をシート状の媒体に記録する記録部と、
前記記録部により最後に記録された面が上を向く姿勢で前記媒体を排出する排出部と、を備え、
前記原稿の片面を複写する場合、前記読取部は、前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を読取可能に構成されることを特徴とする複写装置。 - 前記読取部は、前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を読取可能な第1センサーと、上を向く面の画像を読取可能な第2センサーと、を有することを特徴とする請求項1に記載の複写装置。
- 前記読取部が一の前記原稿における画像を読み取る最中に、当該原稿を複写するべくその画像の前記媒体への記録を開始することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の複写装置。
- 前記記録部により前記媒体の両面に記録するべく前記媒体が搬送される両面記録経路を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか一項に記載の複写装置。
- 前記原稿の両面を複写する場合、
前記読取部は、前記原稿の両面の画像を読み取り、
前記記録部は、前記媒体に対し、前記読取部が読み取った前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において上を向く面の画像を記録した後に、当該原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を記録することを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか一項に記載の複写装置。 - 前記読取部は、読み取った前記原稿の画像を前記記録部が前記媒体に記録することに並行して、次の前記原稿の画像を読み取ることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち何れか一項に記載の複写装置。
- 積載部にフェイスダウンで積載されたシート状の複数の原稿のうち最上位の前記原稿から順に読取部に向けて供給部により供給することと、
前記原稿の片面を複写する場合、前記供給部により供給された前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を前記読取部により読み取ることと、
前記原稿を複写するべく、前記読取部により読み取った前記原稿の画像を記録部によりシート状の媒体に記録することと、
前記記録部により最後に記録された面が上を向く姿勢で前記媒体を排出部により排出することと、を備えることを特徴とする複写方法。 - 前記原稿の両面を複写する場合、
前記読取部により、前記原稿の両面の画像を読み取ることと、
前記記録部により、前記媒体に対し、前記読取部が読み取った前記原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において上を向く面の画像を記録した後に、当該原稿の両面のうち前記原稿が前記積載部に積載された状態において下を向く面の画像を記録することと、を備えることを特徴とする請求項7に記載の複写方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017147592A JP2019029821A (ja) | 2017-07-31 | 2017-07-31 | 複写装置、複写方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017147592A JP2019029821A (ja) | 2017-07-31 | 2017-07-31 | 複写装置、複写方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019029821A true JP2019029821A (ja) | 2019-02-21 |
Family
ID=65478964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017147592A Pending JP2019029821A (ja) | 2017-07-31 | 2017-07-31 | 複写装置、複写方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019029821A (ja) |
-
2017
- 2017-07-31 JP JP2017147592A patent/JP2019029821A/ja active Pending
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