JP2018019340A - 記録装置 - Google Patents
記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018019340A JP2018019340A JP2016150116A JP2016150116A JP2018019340A JP 2018019340 A JP2018019340 A JP 2018019340A JP 2016150116 A JP2016150116 A JP 2016150116A JP 2016150116 A JP2016150116 A JP 2016150116A JP 2018019340 A JP2018019340 A JP 2018019340A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- roller
- recording medium
- feeding
- conveying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
【課題】様々なサイズの記録媒体に対応しながら、装置の小型化を実現する記録装置を提供する。【解決手段】記録装置1は、原稿の画像を読み取る読取手段10と、記録媒体に画像を記録する記録手段20と、記録手段20へ記録媒体を給送する給送手段30と、給送手段30により給送された記録媒体を記録手段20へ案内する第1の搬送路51と、画像記録手段20で画像が記録された記録媒体の表裏を反転させて第1の搬送路51へ案内する第2の搬送路52と、記録媒体を第1および第2の搬送路51,52に沿って搬送する搬送手段60と、を有している。搬送手段60は、第1の搬送路51において上流端の給送ローラ34aと下流端の主搬送ローラ61aとの間に設けられた中間ローラ対63a,63bを有している。【選択図】図2
Description
本発明は、記録装置に関する。
従来から、ファクシミリ、複写機、複合機などを有する画像読取記録装置(記録装置)が知られている。当該記録装置は、原稿の画像を読み取るスキャナ部と、読み取った画像情報に基づいて記録媒体に画像を記録するプリンタ部とを備えている。このような記録装置では、多くの場合、装置の小型化・省スペース化を目的として、スキャナ部が装置本体の上面に設けられ、プリンタ部がスキャナ部の下方に設けられた構成が採用されている。
特許文献1には、装置本体の上面においてスキャナ部よりも後方で開口し、プリンタ部に記録媒体を供給するための給紙部を備えた記録装置が記載されている。給紙部とプリンタ部との間には、給紙部から供給された記録媒体をプリンタ部へ案内するための第1の搬送路が形成されている。第1の搬送路の上流端には、第1の搬送路に記録媒体を給送する給送ローラが設けられ、下流端には、給送された記録媒体をプリンタ部に供給する搬送ローラが設けられている。さらに、第1の搬送路の下方には、記録媒体の両面印刷(両面記録)用の搬送路であって、プリンタ部で画像が記録された記録媒体の裏表を反転させて第1の搬送路へ案内するための第2の搬送路が形成されている。第2の搬送路は、プリンタ部から後方に延び、装置本体の背面側で円弧を描いて第1の搬送路に接続されている。
特許文献1には、装置本体の上面においてスキャナ部よりも後方で開口し、プリンタ部に記録媒体を供給するための給紙部を備えた記録装置が記載されている。給紙部とプリンタ部との間には、給紙部から供給された記録媒体をプリンタ部へ案内するための第1の搬送路が形成されている。第1の搬送路の上流端には、第1の搬送路に記録媒体を給送する給送ローラが設けられ、下流端には、給送された記録媒体をプリンタ部に供給する搬送ローラが設けられている。さらに、第1の搬送路の下方には、記録媒体の両面印刷(両面記録)用の搬送路であって、プリンタ部で画像が記録された記録媒体の裏表を反転させて第1の搬送路へ案内するための第2の搬送路が形成されている。第2の搬送路は、プリンタ部から後方に延び、装置本体の背面側で円弧を描いて第1の搬送路に接続されている。
特許文献1に記載の構成では、装置全体のサイズ、特に奥行きは、背面側については、両面記録用の第2の搬送路の円弧状部分の位置に依存し、前面側については、スキャナ部の位置に依存する。装置内部での第2の搬送路の位置は概ね固定されているため、装置の奥行きを小さくするためには、スキャナ部をできるだけ後方(背面側)に配置することが必要になる。その一方で、記録装置では、様々なサイズの記録媒体に対応することが求められており、そのためには、第1の搬送路における給送ローラから搬送ローラまでの距離を、対応可能な最小の記録媒体の長さ以下にする必要がある。すなわち、給紙部(給送ローラ)をより前方(前面側)に配置して、プリンタ部(搬送ローラ)との距離を短くする必要があるが、その場合、スキャナ部についても、給紙部との干渉を抑制するために、必然的により前方に配置する必要がある。したがって、特許文献1に記載の構成では、様々なサイズの記録媒体に対応しながら、装置全体のサイズ、特に奥行きを小さくするには限界がある。
そこで、本発明の目的は、様々なサイズの記録媒体に対応しながら、装置の小型化を実現する記録装置を提供することである。
そこで、本発明の目的は、様々なサイズの記録媒体に対応しながら、装置の小型化を実現する記録装置を提供することである。
上述した目的を達成するために、本発明の記録装置は、原稿の画像を読み取る読取手段と、前記読取手段の下方に設けられ、記録媒体に画像を記録する記録手段と、前記読取手段の後方に設けられ、前記記録手段へ記録媒体を給送する給送手段と、前記給送手段により給送された前記記録媒体を前記記録手段へ案内するように、前記給送手段と前記記録手段とを接続する第1の搬送路と、前記第1の搬送路の下方に形成された第2の搬送路であって、前記記録手段により画像が記録された前記記録媒体の表裏を反転させて前記第1の搬送路へ案内するように、前記記録手段と前記第1の搬送路とを接続する第2の搬送路と、前記第1の搬送路および前記第2の搬送路に設けられ、前記記録媒体を前記第1の搬送路および前記第2の搬送路に沿って搬送する搬送手段と、を備え、前記給送手段は、前記第1の搬送路の上流端に設けられた給送ローラを有し、前記搬送手段は、前記第1の搬送路の下流端に設けられた主搬送ローラを有する記録装置であって、前記搬送手段は、前記第1の搬送路において前記給送ローラと前記主搬送ローラとの間に設けられた中間ローラ対をさらに有することを特徴とする。
本発明によれば、様々なサイズの記録媒体に対応しながら、装置の小型化を実現する記録装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る記録装置の構成について説明する。図1は、本実施形態の記録装置の概略斜視図である。図1(a)は、装置未使用の状態、図1(b)は、原稿を読み取るために原稿カバーを開放した状態、図1(c)は、記録媒体を給送するために多段式の給送トレイを引き出した状態をそれぞれ示している。図2は、本実施形態の記録装置の内部構成を示す概略断面図であり、記録媒体の搬送方向に沿った断面を示している。
図1および図2を参照すると、記録装置1は、スキャナ部10と、プリンタ部20と、第1の給送部30と、第2の給送部40と、搬送路50と、搬送部60と、排出部70とを有している。
スキャナ部(読取手段)10は、図1(b)および図2に示すように、記録装置1本体の上面に設けられており、原稿カバー11と、スキャナベース12と、原稿ガラス13とを有している。原稿カバー11は、スキャナベース12に回転可能に取り付けられ、原稿ガラス13に原稿をセットするために、原稿ガラス13に対して開閉可能に構成されている。スキャナ部10は、イメージセンサ(図示せず)などの公知の手段により、原稿ガラス13にセットされた原稿の画像を読み取ることができる。
プリンタ部(記録手段)20は、図2に示すように、スキャナ部10の下方に設けられており、記録ヘッド21と、キャリッジ22とを有している。キャリッジ22は、記録ヘッド21を搭載し、ガイドレール(図示せず)によって記録媒体の搬送方向と交差する方向に移動可能に支持されている。記録ヘッド21は、キャリッジ22が駆動モータ(図示せず)により記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復移動する際に、画像信号に応じてインクを吐出して、記録媒体に画像を形成する。
第1の給送部(給送手段)30は、プリンタ部20へ記録媒体を給送するものであり、図2に示すように、スキャナ部10の後方に設けられている。第1の給送部30は、圧板31と、可動サイドガイド32と、第1の給送ローラ33と、第2の給送ローラ34aと、分離ローラ34bとを有し、これらが、給送ベース35に取り付けられている。
記録媒体が積載される圧板31は、給送ベース35に固定された回転軸を中心として回転可能であり、圧板バネ(図示せず)により第1の給送ローラ33に付勢されている。圧板31は、カム機構(図示せず)によって、第1の給送ローラ33に対して当接および離間できるように構成されている。圧板31の第1の給送ローラ33と対向する部位には、積載された複数の記録媒体の最下層近傍の記録媒体の重送を防止するために、摩擦係数の大きい材料からなる分離シートが設けられている。可動サイドガイド32は、圧板31に移動可能に取り付けられ、圧板31に積載された記録媒体の幅方向の位置を規制する機能を有している。第1の給送ローラ33は、圧板31に積載された記録媒体を給送し、分離ローラ34bは、第2の給送ローラ34aに対向して配置され、カム機構(図示せず)によって、第2の給送ローラ34aに対して当接および離間できるように構成されている。
記録媒体が積載される圧板31は、給送ベース35に固定された回転軸を中心として回転可能であり、圧板バネ(図示せず)により第1の給送ローラ33に付勢されている。圧板31は、カム機構(図示せず)によって、第1の給送ローラ33に対して当接および離間できるように構成されている。圧板31の第1の給送ローラ33と対向する部位には、積載された複数の記録媒体の最下層近傍の記録媒体の重送を防止するために、摩擦係数の大きい材料からなる分離シートが設けられている。可動サイドガイド32は、圧板31に移動可能に取り付けられ、圧板31に積載された記録媒体の幅方向の位置を規制する機能を有している。第1の給送ローラ33は、圧板31に積載された記録媒体を給送し、分離ローラ34bは、第2の給送ローラ34aに対向して配置され、カム機構(図示せず)によって、第2の給送ローラ34aに対して当接および離間できるように構成されている。
また、第1の給送部30は、図1(c)および図2に示すように、給送口36と、給送トレイ37a〜37cとを有している。多段式の給送トレイ37a〜37cは、未使用時には装置本体に収納され、使用時にはユーザによって引き出されるように、装置本体から引き出し可能に構成されている。引き出された給送トレイ37a〜37cに記録媒体が保持され、装置本体の上面に開口する給送口36を通じて、記録媒体は装置内部へ給送される。なお、図1(a)に示すように、給送トレイ37a〜37cの収納時、給送トレイ37cは、給送口36を覆うカバーとしても機能する。
第2の給送部(第2の給送手段)40は、プリンタ部20の下方であって装置本体の底面に設けられており、カセット41と、第3の給送ローラ42とを有している。カセット41は、記録媒体を収納し、装置本体に着脱可能に設けられている。また、カセット41は、収納される記録媒体の長さに応じて伸縮するように、記録媒体の長さ方向に伸縮可能に構成されている。カセット41には、記録媒体の幅方向の位置を規制するサイドガイド(図示せず)と、記録媒体の後端の位置を規制するエンドガイド(図示)とが設けられている。第3の給送ローラ42は、カセット41に積載されて収納された記録媒体に当接し、記録媒体を給送する機能を有している。第3の給送ローラ42は、カセット41内の記録媒体の枚数に応じて揺動可能に支持されている。
搬送路50は、第1の給送部30とプリンタ部20とを接続する第1の搬送路51と、第2の給送部40を経由してプリンタ部20と第1の搬送路51とを接続する第2の搬送路52とから構成されている。第1の搬送路51は、第1の給送部30から給送された記録媒体をプリンタ部20へ案内するためのものであり、上流側搬送路51aと下流側搬送路51bとから構成されている。第1の搬送路51の下方に形成された第2の搬送路52は、第2の給送部40から給送された記録媒体を第1の搬送路51へ案内するとともに、プリンタ部20で画像が記録された記録媒体の表裏を反転させて第1の搬送路51へ案内するためのものである。第2の搬送路52は、プリンタ部20から後方に延びる直線状の上流側搬送路52aと、装置本体の背面側で円弧を描くように第1の搬送路51に接続する下流側搬送路52bとから構成されている。
搬送部(搬送手段)60は、第1および第2の搬送路51,52に設けられ、記録媒体を第1および第2の搬送路51,52に沿って搬送するものである。搬送部60は、主搬送ローラ61aと、ピンチローラ61bと、プラテン62と、第1の搬送ローラ63aと、ピンチローラ63bと、第2の搬送ローラ64aと、ピンチローラ64bとを有している。
主搬送ローラ61aとピンチローラ61bは、第1の搬送路51の下流端であって第2の搬送路52の上流端に設けられ、主搬送ローラ61aは、正逆転可能に構成されている。プラテン62は、プリンタ部20の記録ヘッド21に対向する位置に配置され、主搬送ローラ61aとピンチローラ61bとによってプリンタ部20に搬送される記録媒体を支持する機能を有している。第1の搬送ローラ63aとピンチローラ63b(中間ローラ対)は、第1の搬送路51の上流端に設けられた第2の給送ローラ34aと下流端に設けられた主搬送ローラ61aとの間の、第2の搬送路52と第1の搬送路51との接続位置の付近に設けられている。第2の搬送ローラ64aとピンチローラ64bは、第2の搬送路52において第2の給送部40の下流側に設けられている。
主搬送ローラ61aとピンチローラ61bは、第1の搬送路51の下流端であって第2の搬送路52の上流端に設けられ、主搬送ローラ61aは、正逆転可能に構成されている。プラテン62は、プリンタ部20の記録ヘッド21に対向する位置に配置され、主搬送ローラ61aとピンチローラ61bとによってプリンタ部20に搬送される記録媒体を支持する機能を有している。第1の搬送ローラ63aとピンチローラ63b(中間ローラ対)は、第1の搬送路51の上流端に設けられた第2の給送ローラ34aと下流端に設けられた主搬送ローラ61aとの間の、第2の搬送路52と第1の搬送路51との接続位置の付近に設けられている。第2の搬送ローラ64aとピンチローラ64bは、第2の搬送路52において第2の給送部40の下流側に設けられている。
排出部70は、排出ローラ71と、拍車72と、排出トレイ73とを有している。排出ローラ71は、正逆転可能に構成され、拍車72と共に記録媒体を挟持し、プリンタ部20で画像が記録された記録媒体を排出ローラ71に排出するか、両面記録を行う場合には装置内部へと搬送する。排出トレイ73は、未使用時には装置本体に収納され、使用時にはユーザによって手前(前面側)に引き出されるように、装置本体から引き出し可能に構成されている。
ここで、図3を参照して、本発明の特徴的な構成である中間ローラ対(第1の搬送ローラ63aとピンチローラ63b)の詳細な構成について説明する。図3は、本実施形態の中間ローラ対を拡大して示す概略断面図である。
図3を参照すると、第1の搬送ローラ63aは、ピックアップホルダ65の先端に取り付けられている。ピックアップホルダ65は、フレーム(図示せず)に回転可能に支持された駆動シャフト66を中心として回転可能に設けられ、これにより、ピンチローラ63bに対して接近および離間することができる。また、ピックアップホルダ65は、付勢部材(図示せず)によってピンチローラ63bの方向に付勢されており、これにより、第1の搬送ローラ63aをピンチローラ63bに対して所定の付勢力で押し付けることができる。第1の搬送ローラ63aは、駆動源(図示せず)から駆動シャフト66およびアイドラギア(図示せず)を介して伝達される駆動力によって回転することができる。第1の搬送ローラ63aは、給送される記録媒体の幅方向における略中央で記録媒体と当接するよう設けられている。これにより、様々な幅の記録媒体を搬送することができるだけでなく、プリンタ部20による記録動作の前に記録媒体の先端を主搬送ローラ61aに突き当てて当該記録媒体の斜行を矯正する斜行矯正動作において、斜行矯正の精度を高めることができる。すなわち、上記斜行矯正動作において、記録媒体は、第1の搬送ローラ63aにより幅方向における中央部で挟持されることで、当該中央部を中心に幅方向に回転可能になり、その結果、記録媒体の先端を揃えやすくなり、斜行矯正の精度を高めることができる。一方、ピンチローラ63bは、ピンチローラホルダ67に取り付けられ、フレーム(図示せず)に固定されている。なお、中間ローラ対は、上述した揺動式の構成に限定されるものではなく、固定式の構成であってもよい。
図3を参照すると、第1の搬送ローラ63aは、ピックアップホルダ65の先端に取り付けられている。ピックアップホルダ65は、フレーム(図示せず)に回転可能に支持された駆動シャフト66を中心として回転可能に設けられ、これにより、ピンチローラ63bに対して接近および離間することができる。また、ピックアップホルダ65は、付勢部材(図示せず)によってピンチローラ63bの方向に付勢されており、これにより、第1の搬送ローラ63aをピンチローラ63bに対して所定の付勢力で押し付けることができる。第1の搬送ローラ63aは、駆動源(図示せず)から駆動シャフト66およびアイドラギア(図示せず)を介して伝達される駆動力によって回転することができる。第1の搬送ローラ63aは、給送される記録媒体の幅方向における略中央で記録媒体と当接するよう設けられている。これにより、様々な幅の記録媒体を搬送することができるだけでなく、プリンタ部20による記録動作の前に記録媒体の先端を主搬送ローラ61aに突き当てて当該記録媒体の斜行を矯正する斜行矯正動作において、斜行矯正の精度を高めることができる。すなわち、上記斜行矯正動作において、記録媒体は、第1の搬送ローラ63aにより幅方向における中央部で挟持されることで、当該中央部を中心に幅方向に回転可能になり、その結果、記録媒体の先端を揃えやすくなり、斜行矯正の精度を高めることができる。一方、ピンチローラ63bは、ピンチローラホルダ67に取り付けられ、フレーム(図示せず)に固定されている。なお、中間ローラ対は、上述した揺動式の構成に限定されるものではなく、固定式の構成であってもよい。
次に、図4を参照して、本実施形態の記録装置における給送動作について説明する。図4(a)は、第1の給送部からプリンタ部へ給送される記録媒体の流れを、図4(b)は、第2の給送部からプリンタ部へ給送される記録媒体の流れを、図4(c)は、両面記録時の記録媒体の流れをそれぞれ矢印で示している。
図4(a)に示す第1の給送部30による給送動作では、駆動モータ(図示せず)によって圧板31が第1の給送ローラ33に当接し、圧板31に積載された記録媒体の給送が開始される。このとき、記録媒体は、第2の給送ローラ34aと分離ローラ34bからなるニップ部によって、最上層の1枚のみが分離されて給送される。給送された記録媒体は、上流側搬送路51aに沿って搬送され、第1の搬送ローラ63aとピンチローラ63bに挟持される。記録媒体が第1の搬送ローラ63aとピンチローラ63bに挟持されると、圧板31はカム機構(図示せず)によって第1の給送ローラ33に対して離間し、分離ローラ34bはカム機構(図示せず)によって第2の給送ローラ34aに対して離間する。第1の搬送ローラ63aとピンチローラ63bに挟持された記録媒体は、下流側搬送路51bに沿って搬送され、主搬送ローラ61aとピンチローラ61bからなるニップ部に到達する。
こうして、主搬送ローラ61aとピンチローラ61bからなるニップ部まで搬送された記録媒体は、正転する主搬送ローラ61aとピンチローラ61bにより、記録ヘッド21に向けて高精度に搬送される。すなわち、記録媒体は、プラテン62に支持されることで記録ヘッド21との距離を適正に保ちながら搬送され、このような記録媒体に対して、記録ヘッド21による記録動作が行われる。画像が記録された記録媒体は、正転する排出ローラ71と拍車72に挟持されて搬送され、排出トレイ73に排出される。
こうして、主搬送ローラ61aとピンチローラ61bからなるニップ部まで搬送された記録媒体は、正転する主搬送ローラ61aとピンチローラ61bにより、記録ヘッド21に向けて高精度に搬送される。すなわち、記録媒体は、プラテン62に支持されることで記録ヘッド21との距離を適正に保ちながら搬送され、このような記録媒体に対して、記録ヘッド21による記録動作が行われる。画像が記録された記録媒体は、正転する排出ローラ71と拍車72に挟持されて搬送され、排出トレイ73に排出される。
図4(b)に示す第2の給送部40による給送動作では、駆動モータ(図示せず)によって第3の給送ローラ42が駆動され、カセット41に収納された記録媒体の給送が開始される。このとき、記録媒体は、分離片(図示せず)によって、最上層の1枚のみが分離されて給送される。給送された記録媒体は、第2の搬送ローラ64aとピンチローラ64bに挟持されて円弧状の下流側搬送路52bに沿って搬送された後、第1の搬送ローラ63aとピンチローラ63bに挟持される。第1の搬送ローラ63aとピンチローラ63bに挟持された記録媒体は、下流側搬送路51bに沿って搬送され、主搬送ローラ61aとピンチローラ61bからなるニップ部に到達する。
こうして、主搬送ローラ61aとピンチローラ61bからなるニップ部まで搬送された記録媒体は、正転する主搬送ローラ61aとピンチローラ61bにより、記録ヘッド21に向けて高精度に搬送される。すなわち、記録媒体は、プラテン62に支持されることで記録ヘッド21との距離を適正に保ちながら搬送され、このような記録媒体に対して、記録ヘッド21による記録動作が行われる。画像が記録された記録媒体は、正転する排出ローラ71と拍車72に挟持されて搬送され、排出トレイ73に排出される。
こうして、主搬送ローラ61aとピンチローラ61bからなるニップ部まで搬送された記録媒体は、正転する主搬送ローラ61aとピンチローラ61bにより、記録ヘッド21に向けて高精度に搬送される。すなわち、記録媒体は、プラテン62に支持されることで記録ヘッド21との距離を適正に保ちながら搬送され、このような記録媒体に対して、記録ヘッド21による記録動作が行われる。画像が記録された記録媒体は、正転する排出ローラ71と拍車72に挟持されて搬送され、排出トレイ73に排出される。
図4(c)に示す両面記録時の給送動作では、記録媒体の表面に画像が記録された後、排出ローラ71および主搬送ローラ61aが逆転することで、記録媒体の反転搬送が開始される。このとき、記録媒体は、排出ローラ71および拍車72と主搬送ローラ61aおよびピンチローラ61bとにより装置内部に再度引き込まれ、上流側搬送路52aに沿って搬送され、第2の搬送ローラ64aとピンチローラ64bからなるニップ部に到達する。そして、記録媒体は、第2の搬送ローラ64aとピンチローラ64bに挟持されて円弧状の下流側搬送路52bに沿って搬送された後、第1の搬送ローラ63aとピンチローラ63bに挟持される。第1の搬送ローラ63aとピンチローラ63bに挟持された記録媒体は、下流側搬送路51bに沿って搬送され、主搬送ローラ61aとピンチローラ61bからなるニップ部に到達する。
こうして、主搬送ローラ61aとピンチローラ61bからなるニップ部まで搬送された記録媒体は、正転する主搬送ローラ61aとピンチローラ61bにより、記録ヘッド21に向けて高精度に搬送される。すなわち、記録媒体は、プラテン62に支持されることで記録ヘッド21との距離を適正に保ちながら搬送され、このような記録媒体に対して、記録ヘッド21による記録動作が行われる。裏面に画像が記録された記録媒体は、排出ローラ71と拍車72に挟持されて搬送され、排出トレイ73に排出される。
こうして、主搬送ローラ61aとピンチローラ61bからなるニップ部まで搬送された記録媒体は、正転する主搬送ローラ61aとピンチローラ61bにより、記録ヘッド21に向けて高精度に搬送される。すなわち、記録媒体は、プラテン62に支持されることで記録ヘッド21との距離を適正に保ちながら搬送され、このような記録媒体に対して、記録ヘッド21による記録動作が行われる。裏面に画像が記録された記録媒体は、排出ローラ71と拍車72に挟持されて搬送され、排出トレイ73に排出される。
以上のように、本実施形態では、第1の搬送ローラ63aとピンチローラ63b(中間ローラ対)が、第1の搬送路51の上流端に設けられた第2の給送ローラ34aと下流端に設けられた主搬送ローラ61aとの間に設けられている。これにより、第1の搬送路51における第2の給送ローラ34aから主搬送ローラ61aまでの距離を、対応可能な最小の記録媒体(例えば、名刺サイズの記録媒体)の長さ以下にする必要がない。その結果、プリンタ部20に対して第1の給送部30をより後方(背面側)に配置することができ、それにより、スキャナ部10もより後方に配置することができる。こうして、装置全体のサイズ、特に奥行きを小さくすることができ、装置の小型化を実現することができる。
なお、第1の搬送路における第2の給送ローラ34aから第1の搬送ローラ63aまでの距離と、第1の搬送ローラ63aから主搬送ローラ61aまでの距離は共に、対応可能な最小の記録媒体の長さ以下であることが好ましい。
なお、第1の搬送路における第2の給送ローラ34aから第1の搬送ローラ63aまでの距離と、第1の搬送ローラ63aから主搬送ローラ61aまでの距離は共に、対応可能な最小の記録媒体の長さ以下であることが好ましい。
上述した実施形態では、第1の給送部30において記録媒体を1枚だけ分離して給送するために、圧板31と給送ローラ33,34aとからなる機構が用いられているが、例えば、スイングアーム振り子と分離片とからなる機構が用いられていてもよい。
1 記録装置
51 第1の搬送路
34a 第2の給送ローラ
61a 主搬送ローラ
63a 第1の搬送ローラ
63b ピンチローラ
51 第1の搬送路
34a 第2の給送ローラ
61a 主搬送ローラ
63a 第1の搬送ローラ
63b ピンチローラ
Claims (5)
- 原稿の画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段の下方に設けられ、記録媒体に画像を記録する記録手段と、
前記読取手段の後方に設けられ、前記記録手段へ記録媒体を給送する給送手段と、
前記給送手段により給送された前記記録媒体を前記記録手段へ案内するように、前記給送手段と前記記録手段とを接続する第1の搬送路と、
前記第1の搬送路の下方に形成された第2の搬送路であって、前記記録手段により画像が記録された前記記録媒体の表裏を反転させて前記第1の搬送路へ案内するように、前記記録手段と前記第1の搬送路とを接続する第2の搬送路と、
前記第1の搬送路および前記第2の搬送路に設けられ、前記記録媒体を前記第1の搬送路および前記第2の搬送路に沿って搬送する搬送手段と、を備え、
前記給送手段は、前記第1の搬送路の上流端に設けられた給送ローラを有し、
前記搬送手段は、前記第1の搬送路の下流端に設けられた主搬送ローラを有する記録装置であって、
前記搬送手段は、前記第1の搬送路において前記給送ローラと前記主搬送ローラとの間に設けられた中間ローラ対をさらに有することを特徴とする記録装置。 - 前記中間ローラ対は、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路との接続位置の付近に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記中間ローラ対は、前記第1の搬送路に沿って搬送される前記記録媒体の幅方向における略中央で該記録媒体と当接するように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
- 前記読取手段は装置本体の上面に設けられ、前記給送手段は前記記録媒体を供給するための前記上面に開口する給送口を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記記録手段の下方に設けられ、前記第2の搬送路を介して前記記録手段に前記記録媒体を給送する第2の給送手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016150116A JP2018019340A (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016150116A JP2018019340A (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018019340A true JP2018019340A (ja) | 2018-02-01 |
Family
ID=61082093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016150116A Pending JP2018019340A (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018019340A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11613135B2 (en) | 2019-11-11 | 2023-03-28 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus |
-
2016
- 2016-07-29 JP JP2016150116A patent/JP2018019340A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11613135B2 (en) | 2019-11-11 | 2023-03-28 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4877125B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP4207927B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008247537A (ja) | 両面記録装置 | |
JP4306743B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP5056314B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2009107803A (ja) | シート材給送装置 | |
US8608308B2 (en) | Image recording device | |
JP6136821B2 (ja) | シート搬送装置及び画像記録装置 | |
JP7151808B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP4674518B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP5590059B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2018019340A (ja) | 記録装置 | |
JP4998457B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP4715773B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP5835397B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP4613968B2 (ja) | 用紙収容装置および画像記録装置 | |
JP2009155054A (ja) | 画像記録装置 | |
JP4911182B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP6172584B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP4307338B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2018167993A (ja) | シート搬送装置及び画像記録装置 | |
JP2012086546A (ja) | 画像記録装置 | |
US10118413B2 (en) | Recording apparatus | |
JP6575565B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2011057355A (ja) | 搬送装置及び搬送方法 |