JP2019027513A - ベルト式無段変速機 - Google Patents

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広一 小室
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Abstract

【課題】簡単な構造で、ドリブンプーリーの可動プーリー半体に加わる軸方向推力を調整することができるベルト式無段変速機を提供する。
【解決手段】ベルト式無段変速機57は、出力軸68に軸方向変位不能に装着される固定プーリー半体78と、出力軸68に軸方向変位自在に装着されて、出力軸68の軸心Fxから遠ざかるにつれて固定プーリー半体78から離れる円錐面79aを有する可動プーリー半体79と、固定プーリー半体78および可動プーリー半体79の円錐面79aに挟まれて、固定プーリー半体78から軸方向に可動プーリー半体79が離れると軸心Fxからの巻き掛け半径を増大させるベルト71と、固定プーリー半体78に相対変位不能に連結されるプレート84a、および、可動プーリー半体79の間に直列に介在し、可動プーリー半体79に対して、固定プーリー半体78に向かう軸方向推力を生成する皿ばね85aおよびコイルばね85bとを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、出力軸に軸方向変位不能に装着される固定プーリー半体と、出力軸に軸方向変位自在に装着されて、出力軸の軸心から遠ざかるにつれて固定プーリー半体から離れる円錐面を有する可動プーリー半体と、固定プーリー半体および可動プーリー半体の円錐面に挟まれて、固定プーリー半体から軸方向に可動プーリー半体が離れると軸心からの巻き掛け半径を減少させるベルトとを有するベルト式無段変速機に関する。
特許文献1はベルト式無段変速機を開示する。ベルト式無段変速機のドリブンプーリーでは、固定プーリー半体と可動プーリー半体との間にトルクカム機構が組み込まれる。トルクカム機構は、固定プーリー半体に固定されるトルクピンと、トルクピンに噛み合うカム面とを備える。固定プーリー半体に対して可動プーリー半体が相対回転すると、トルクピンがカム面に押し当てられて可動プーリー半体には固定プーリー半体に対して軸方向に変位する推力が作用する。
特許文献1ではトルクピンは固定プーリー半体に対して軸方向に変位自在に装着される。固定プーリー半体とトルクピンとの間には、カム面に向かってトルクピンを押し付ける弾性力を発揮する皿ばねが組み込まれる。過大トルクの入力時に、可動プーリー半体と固定プーリー半体との相対回転に応じてカム面からトルクピンに軸方向推力が作用すると、トルクピンは皿ばねの弾性力に抗して軸方向に変位する。こうしてトルクピンから可動プーリー半体に加わる軸方向推力は弱められる。
特開2011−52727号公報
特許文献1に開示されるように、クラッチプレートと可動プーリー半体との間にはコイルばねが挟まれる。コイルばねは、固定プーリー半体に向かって可動プーリー半体の軸方向推力を生成する。コイルばねは最小変速比(トップレシオ)で最大限に縮まり、最も軸方向推力が強まる。そのため、トップレシオ時の軸方向推力を減衰させ、ベルト伝達効率を向上させる余地があった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、簡単な構造で、ドリブンプーリーの可動プーリー半体に加わる軸方向推力を減衰させ、ベルト伝達効率を向上させることができるベルト式無段変速機を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、出力軸に軸方向変位不能に装着される固定プーリー半体と、前記出力軸に軸方向変位自在に装着されて、前記出力軸の軸心から遠ざかるにつれて前記固定プーリー半体から離れる円錐面を有する可動プーリー半体と、前記固定プーリー半体および前記可動プーリー半体の前記円錐面に挟まれて、前記固定プーリー半体から軸方向に前記可動プーリー半体が離れると前記軸心からの巻き掛け半径を増大させるベルトとを有するベルト式無段変速機において、前記固定プーリー半体に相対変位不能に連結されるプレート、および、前記可動プーリー半体の間に介在し、前記可動プーリー半体に対して、前記固定プーリー半体に向かう軸方向推力を生成する第1弾性体と、前記第1弾性体に直列に接続されて前記プレートおよび前記可動プーリー半体の間に介在し、前記可動プーリー半体に対して、前記第1弾性体よりも高い初期剛性から減衰する軸方向推力特性に基づき前記固定プーリー半体に向かう軸方向推力を生成する第2弾性体とを備えるベルト式無段変速機は提供される。
第2側面によれば、第1側面の構成に加えて、前記第1弾性体は皿ばねであって前記第2弾性体はコイルばねである。
第3側面によれば、第2側面の構成に加えて、ベルト式無段変速機は、前記コイルばねの縮小を規制する規制部材を備える。
第4側面によれば、第3側面の構成に加えて、ベルト式無段変速機は、前記出力軸に装着されて、前記プレートおよび前記固定プーリー半体を支持する内筒と、前記内筒に装着されて、前記可動プーリー半体を支持する外筒とを備え、前記皿ばねは、前記外筒に装着されて、前記外筒を囲む内周で前記コイルばねに接続され、前記内周よりも遠心方向に位置する外周で前記可動プーリー半体に接続される。
第5側面によれば、第4側面の構成に加えて、前記皿ばねは、前記円錐面に規定される前記ベルトの可動範囲で前記円錐面の裏側に接触する。
第6側面によれば、第5側面の構成に加えて、ベルト式無段変速機は、前記出力軸上で前記固定プーリー半体に軸方向移動不能に連結されるクラッチプレートと、前記出力軸に固定されて、前記クラッチプレートに向き合わせられるアウタープレートと、前記クラッチプレートに装着されて、遠心力に応じて前記アウタープレートに摩擦接合する遠心ウエイトとを有する遠心クラッチ機構をさらに備え、前記皿ばねは、前記出力軸の軸方向に、前記遠心ウエイトよりも前記可動プーリー半体側に離れた位置に配置される。
第1側面によれば、第2弾性体の初期剛性は第1弾性体の剛性よりも高いので、最大変速比(LOWレシオ)から変速比が縮小するにつれて、最初に第1弾性体は可動プーリー半体の移動に関与する。第1弾性体の荷重特性に基づき可動プーリー半体には軸方向推力が作用する。その後、第1弾性体の弾性変形が止まると、続いて第2弾性体に基づき可動プーリー半体には軸方向推力が作用する。第2弾性体は、第1弾性体よりも荷重の増大につれて剛性を減衰させる軸方向推力特性を有することから、最小変速比(トップレシオ)の軸方向推力は減衰され、その結果、ベルトの磨耗を抑制することができ、良好な伝達効率も確保されることができる。
第2側面によれば、コイルばねに組み合わせられる皿ばねといった簡単な構造で、トップレシオ時のドリブンプーリーの可動プーリー半体に加わる軸方向推力を減衰させることができる。こうした軸方向推力の減衰はベルトの磨耗抑制に寄与するとともに良好な伝達効率の実現に貢献することができる。
第3側面によれば、規制部材はコイルばねの縮小を規制することから、コイルばねの荷重特性から皿ばねの荷重特性に切り替わる荷重値はコイルばねの縮小度合いに基づき設定されることができる。こうして軸方向推力の減衰は実現されることができる。
第4側面によれば、皿ばねは、コイルばねに比べて、出力軸の軸心から遠ざかる遠心方向外側で可動プーリー半体に接触することから、可動プーリー半体の自由端にできるだけ近い位置で可動プーリー半体に押し付け力を作用することができ、できる限り可動プーリー半体の歪みを抑制し、安定した状態でベルトに軸方向推力を伝達することができる。
第5側面によれば、皿ばねは、ベルトの可動範囲内で可動プーリー半体に接触することから、できるだけベルトに近い位置で可動プーリー半体に押し付け力を作用することができ、できる限り可動プーリー半体の歪みを抑制し、安定した状態でベルトに軸方向推力を伝達することができる。
第6側面によれば、皿ばねが遠心クラッチ機構の遠心ウエイトから離れた位置に配置されるので、遠心クラッチ機構と皿ばねとの干渉が回避される。部材が集中する可動プーリー半体の周辺で空間は有効に利用されることができる。
鞍乗り型車両の一実施形態に係るスクーター型自動二輪車を概略的に示す側面図である。 図1の2−2線に沿った水平断面図である。 図2の一部を拡大した拡大断面図である。 弾性体(皿ばね+コイルばね)の荷重特性を概略的に示すグラフである。 図3に対応し、弾性体の圧縮時の拡大断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。なお、以下の説明では、前後、上下および左右の各方向は自動二輪車に搭乗した乗員から見た方向をいう。
図1は鞍乗り型車両の一実施形態に係るスクーター型自動二輪車を概略的に示す。自動二輪車11は車体フレーム12および車体カバー13を備える。車体フレーム12は、その前端のヘッドパイプ14と、前端でヘッドパイプ14に結合されるメインフレーム15と、メインフレーム15の後部に結合されて車幅方向に延びるクロスパイプ16と、該クロスパイプ16の両端部に前端部がそれぞれ接続されて車両前後方向に延びる左右一対のリアフレーム17とを備える。ヘッドパイプ14には、水平軸回りに回転自在に前輪WFを支持するフロントフォーク18と棒状の操向ハンドル19とが操向可能に支持される。
車体カバー13は車体フレーム12に装着される。車体カバー13にはリアフレーム17の上方で乗員シート21が搭載される。車体カバー13は、ヘッドパイプ14を前方から覆うフロントカバー22と、フロントカバー22から連続するレッグシールド23と、レッグシールド23の下端から連続して、乗員シート21および前輪WFの間でメインフレーム15の上方に配置されるステップフロア24とを備える。
リアフレーム17の下方の空間にはユニットスイング式の駆動ユニット25が配置される。駆動ユニット25は、リアフレーム17の前端に結合されるブラケット26に、リンク27を介して上下方向に揺動自在に連結される。駆動ユニット25の後端には水平軸回りで回転自在に後輪WRが支持される。リンク27およびブラケット26から離れた位置でリアフレーム17と駆動ユニット25との間にはリアクッションユニット28が配置される。駆動ユニット25は、空冷式単気筒のエンジン29と、エンジン29および後輪WRに接続されて、エンジン29の出力を後輪WRに伝達する伝動装置31とを備える。エンジン29のエンジン本体29aに伝動装置31の伝動ケース31aが結合される。
エンジン29のエンジン本体29aは、回転軸線回りで回転自在にクランクシャフト32を支持するクランクケース33と、クランクケース33に結合されるシリンダーブロック34と、シリンダーブロック34に結合されるシリンダーヘッド35と、シリンダーヘッド35に結合されるヘッドカバー36とを備える。シリンダーヘッド35には吸気装置37および排気装置38が接続される。吸気装置37は、伝動ケース31aに支持されるエアクリーナー39と、エアクリーナー39およびシリンダーヘッド35の間に配置されるスロットルボディ41とを備える。シリンダーヘッド35の上部側壁には燃料噴射弁42が取り付けられる。排気装置38は、シリンダーヘッド35の下部側壁からエンジン本体29aの下方を通って後方に延びる排気管43と、排気管43の下流端に接続されてクランクケース33に連結される排気マフラー(図示されず)とを備える。
図2に示されるように、シリンダーブロック34にはシリンダーボア44が区画される。シリンダーボア44にはシリンダー軸線Cに沿ってスライド自在にピストン45が嵌め込まれる。シリンダー軸線Cはわずかに前上がりに傾斜する。ピストン45にクランクシャフト32は連結される。クランクシャフト32の回転軸線Xisは車幅方向に向けられる。
シリンダーヘッド35には燃焼室46が区画される。燃焼室46はシリンダーボア44から連続する。ピストン45はシリンダーヘッド35に向き合ってシリンダーヘッド35との間に燃焼室46を仕切る。燃焼室46には吸気装置37を経て混合気が導入される。燃焼室46内の排ガスは排気装置38を経て排出される。
クランクケース33は第1ケース半体33aおよび第2ケース半体33bに分割される。第1ケース半体33aおよび第2ケース半体33bは協働でクランク室47を区画する。クランク室47にクランクシャフト32のクランクが収容される。第1ケース半体33aは回転自在にクランクシャフト32を支持する軸受け48aを有する一方で、第2ケース半体33bは回転自在にクランクシャフト32を支持する軸受け48bを有する。
クランクケース33には発電機49が結合される。発電機49は、クランクケース33の第1ケース半体33aを貫通して第1ケース半体33aから突き出るクランクシャフト32に固定される筒形のローター51と、ローター51に囲まれてクランクシャフト32周りに配置されるステーター52とを備える。ステーター52は第1ケース半体33aに締結される支持板53に固定される。ローター51とステーター52との相対回転に応じて発電機49は電流を生成する。
第1ケース半体33aには、発電機49を囲む筒状の発電機カバー54が結合される。発電機カバー54の開放端に空気導入口54aが区画される。空気導入口54aにはラジエーター55が配置される。ローター51の外面には冷却ファン56が結合される。クランクシャフト32の回転に応じて冷却ファン56は回転し、ラジエーター55に冷却風は流通する。
伝動装置31は、伝動ケース31a内に収容されて、クランクシャフト32から伝達される回転動力を無段階に変速する電子制御Vベルト式無段変速機(以下「変速機」という)57と、伝動ケース31a内に収容されて、変速機57の回転動力を減速して後輪WRの車軸58に伝達する減速ギア機構59とを備える。後輪WRは伝動ケース31aと支持アーム61との間に配置される。支持アーム61はクランクケース33から連続して車両後方に向かって延びる。支持アーム61に前述の排気マフラーは取り付けられる。後輪WRの車軸58は軸心回りに回転自在に伝動ケース31aおよび支持アーム61に両持ち支持される。
伝動ケース31aは、クランクケース33の第2ケース半体33bから連続するケース主体62と、ケース主体62に締結されて、ケース主体62との間に変速機室63を区画するケースカバー64と、ケース主体62に締結されて、ケース主体62との間にギア室65を区画するギアカバー66とを備える。変速機室63には変速機57が収容される。ギア室65には減速ギア機構59が収容される。ケース主体62およびケースカバー64は協働でミッションケースを構成する。
変速機57は、変速機室63内に配置されて、駆動軸としてのクランクシャフト32に取り付けられるドライブプーリー装置67と、変速機室63内に配置されて、変速機室63からギア室65に突き出る出力軸68に取り付けられるドリブンプーリー装置69とを備える。ドライブプーリー装置67では、クランクシャフト32に固定される固定プーリー半体73と、固定プーリー半体73に向き合わせられながらクランクシャフト32の軸方向に移動可能にクランクシャフト32に支持される可動プーリー半体74との間にVベルト71が巻き掛けられる。固定プーリー半体73には、クランクシャフト32の軸心から遠ざかるにつれて可動プーリー半体74から離れ、Vベルト71の一側面に接触する円錐面73aが形成される。可動プーリー半体74には、クランクシャフト32の軸心から遠ざかるにつれて固定プーリー半体73から離れ、Vベルト71の他側面に接触する円錐面74aが形成される。固定プーリー半体73の円錐面73aに可動プーリー半体74の円錐面74aは向き合わせられる。可動プーリー半体74が固定プーリー半体73に近づくにつれて、Vベルト71のベルト巻き掛け径は増大する。アクチュエーターユニット72の働きでドライブプーリー装置67ではベルト巻き掛け径は可変に電子制御される。
同様に、ドリブンプーリー装置69では、出力軸68に同軸に軸方向変位不能に装着される固定プーリー半体78と、固定プーリー半体78に向き合わせられながら、出力軸68に同軸に軸方向変位自在に装着される可動プーリー半体79との間にVベルト71が巻き掛けられる。固定プーリー半体78には、出力軸68の軸心から遠ざかるにつれて可動プーリー半体79から離れ、Vベルト71の一側面に接触する円錐面78aが形成される。可動プーリー半体79には、出力軸68の軸心から遠ざかるにつれて固定プーリー半体78から離れ、Vベルト71の他側面に接触する円錐面79aが形成される。固定プーリー半体78の円錐面78aに可動プーリー半体79の円錐面79aは向き合わせられる。可動プーリー半体79が固定プーリー半体78から遠ざかるにつれて、Vベルト71のベルト巻き掛け径は減少する。ドライブプーリー装置67のベルト巻き掛け径の変化に応じてドリブンプーリー装置69のベルト巻き掛け径は変化する。
ドライブプーリー装置67では、可動プーリー半体74はクランクケース33の第2ケース半体33bと固定プーリー半体73との間に配置される。可動プーリー半体74は、クランクシャフト32を受け入れる可動ボス81の外周に結合される。可動ボス81は、可動プーリー半体74からクランクケース24の第2ケース半体33bに向かって延びる。変速機57は、第1シフト機構75aと、前述のアクチュエーターユニット72を含む第2シフト機構75bとを備える。第1シフト機構75aおよび第2シフト機構75bの働きに応じて、可動プーリー半体74の軸方向移動は実現され、Vベルト71の巻き掛け半径は変化する。本実施形態では、電子制御Vベルト式無段変速機は、アクチュエーターユニット72を含む第2シフト機構75bを有するものの、アクチュエーターユニット72を備えず、ウエイトローラーの働きのみで可動プーリー半体の軸方向移動を実現し、Vベルト71の巻き掛け半径を変化させるVベルト式無段変速機に構成されてもよい。
ドリブンプーリー装置69は、出力軸68に同軸の円筒形を有し、同軸に出力軸68に装着される内筒82と、出力軸68に同軸の円筒形を有し、同軸に内筒82に装着される外筒83とを備える。内筒82は出力軸68に相対回転自在に支持される。外筒83は内筒82に相対回転自在かつ軸方向相対変位自在に支持される。内筒82に固定プーリー半体78は同軸に固定され支持される。外筒83に可動プーリー半体79は同軸に固定され支持される。外筒83および内筒82の軸方向相対変位に応じて可動プーリー半体79は固定プーリー半体78に近づいたり固定プーリー半体78から遠ざかったりする。
出力軸68には遠心クラッチ機構84が装着される。遠心クラッチ機構84は、内筒82に固定されるクラッチプレート84aと、出力軸68に固定されるアウタープレート84bとを備える。クラッチプレート84aは固定プーリー半体78に相対変位不能に連結される。クラッチプレート84aと可動プーリー半体79との間には弾性体85が配置される。弾性体85は、クラッチプレート84aおよび可動プーリー半体79の間に直列に介在する皿ばね(第2弾性体)85aおよびコイルばね(第1弾性体)85bを備える。皿ばね85aおよびコイルばね85bは、可動プーリー半体79に対して、固定プーリー半体78に向かう軸方向推力を生成する。皿ばね85aおよびコイルばね85bの弾性力の働きで可動プーリー半体79は固定プーリー半体78に向かって押し付けられる。ドライブプーリー装置67でVベルト71の巻き掛け半径が増大すると、ドリブンプーリー装置69では弾性体85の弾性力に抗して可動プーリー半体79は固定プーリー半体78から遠ざかりVベルト71の巻き掛け半径は減少する。
アウタープレート84bはクラッチプレート84aに向き合わせられる。クラッチプレート84aが回転すると、遠心力の働きでクラッチプレート84aはアウタープレート84bに結合される。こうしてドリブンプーリー装置69の回転は出力軸68に伝達される。エンジン回転数が設定回転数を超えると、遠心クラッチ機構84は動力伝達状態を確立する。
減速ギア機構59は、ギア室65に突き出る出力軸68に固定されるドライブギア86と、後輪WRの車軸58に固定されるファイナルギア87と、ドライブギア86およびファイナルギア87の間に配置されるアイドルギア88a、88bとを備える。アイドルギア88a、88bは共通の中間軸89に固定される。アイドルギア88aにドライブギア86が噛み合い、アイドルギア88bにファイナルギア87が噛み合う。こうして出力軸68の回転は減速されて後輪WRの車軸58に伝達される。
図3に示されるように、遠心クラッチ機構84は、出力軸68と平行な軸線回りに回転自在にクラッチプレート84aの複数箇所に支持される遠心ウエイト91と、クラッチプレート84aに個々の遠心ウエイト91を個別に連結するクラッチばね92とを備える。クラッチプレート84aの回転に応じて各遠心ウエイト91に作用する遠心力が対応するクラッチばね92のばね弾性力を上回ると、遠心ウエイト91がアウタープレート84bに摩擦接合し、内筒82すなわち固定プーリー半体78とアウタープレート84bすなわち出力軸68とが結合される。皿ばね85aは、出力軸68の軸方向に、遠心ウエイト91よりも可動プーリー半体79側に離れた位置に配置される。コイルばね85bは遠心ウエイト91の径方向内側に配置される。
ドリブンプーリー装置69では、出力軸68と内筒82との間にニードルベアリング93およびボールベアリング94が介装される。外筒83は内筒82に同軸に摺動自在に内筒82を囲む。内筒82と外筒83との間には、可動プーリー半体79と固定プーリー半体78との相対回転位相差に応じて可動プーリー半体79および固定プーリー半体78の間に軸方向の分力を作用せしめるトルクカム機構95が設けられる。
トルクカム機構95は、外筒83の複数箇所に設けられるカム孔96と、内筒82の外周面から突出して、個々のカム孔96に挿入されるカムピン97とを備える。カムピン97は、内筒82に埋め込まれて、出力軸68の軸心Fxに直交する径線上に軸心を有する円柱体98と、カム孔96内で円柱体98に同軸に配置されて、軸回りで相対回転自在に円柱体98に連結されるローラー99とで構成される。Vベルト71の速度が増大すると、固定プーリー半体78に対して可動プーリー半体79の回転が早まり、カムピン97のローラー99からカム孔96の内壁面(カム面)に作用する反力に応じて可動プーリー半体79に軸方向推力が作用する。
皿ばね85aは、環状に形成されて、外筒83に装着される。皿ばね85aは、外筒83の進入を受け入れる開口101から出力軸68の軸心に直交する第1仮想平面PL1内で径方向外側に広がる第1板部102と、第1板部102よりも径方向外側で、出力軸68の軸方向に第1仮想平面PL1からずれた位置で第1仮想平面PL1に平行に広がる第2仮想平面PL2内に配置される第2板部103と、出力軸68に同軸の円錐面に沿って第1板部102の外周から第2板部103の内周まで連続する弾性域104とを有する板ばね材105を備える。第2板部103は第1板部102よりも可動プーリー半体79から遠い位置に配置される。
板ばね材105は、第1板材106および第2板材107の間に配置される。第1板材106は、板ばね材105と可動プーリー半体79との間に挟まれる。第1板材106は、外筒83の進入を受け入れる開口108を囲んで板ばね材105の第1板部102に重ねられる第1板部109と、第1板部109よりも径方向外側で、出力軸68の軸方向に第1板部109から可動プーリー半体79に向かってずれた位置で可動プーリー半体79に接触する第2板部111と、出力軸68に同軸の円錐面に沿って第1板部109の外周から第2板部111の内周まで連続する第3板部112とを有する。第2板部111は板ばね材105の第2板部107よりも径方向に外側に配置される。第1板材106の第2板部111は、可動プーリー半体79の円錐面79aに規定されるVベルト71の可動範囲MRで円錐面79aの裏側に接触する。第1板材106は板ばね材105の弾性域104よりも高い剛性を有すればよい。
第2板材107は、外筒83の進入を受け入れる開口113から第1板材106の第1板部109に平行に広がる第1板部114と、第1板部114よりも径方向外側で、出力軸68の軸方向に第1板部114から可動プーリー半体79に向かってずれた位置で板ばね材105の第2板部103に重ねられる第2板部115と、出力軸68に同軸の円錐面に沿って第1板部114の外周から第2板部115の内周まで連続する第3板部116とを有する。第2板材107は板ばね材105の弾性域104よりも高い剛性を有すればよい。
コイルばね85bは、外筒83の進入を受け入れる空間を囲む螺旋状に延び、クラッチプレート84aの円形の窪み117に進入する一端でクラッチプレート84aに接続されるとともに、第2板材107の第1板部114に受け止められる他端で皿ばね85aに接続される。こうして、皿ばね85aは、外筒83に装着されて、外筒83を囲む内周でコイルばね85bに接続され、内周よりも遠心方向に位置する外周で可動プーリー半体79に接続される。皿ばね85aの剛性はコイルばね85bに比べて大きい。したがって、可動プーリー半体79がクラッチプレート84aに向かって変位すると、皿ばね85aの変形に先立ってコイルばね85bは縮小する。
ドリブンプーリー装置69は、クラッチプレート84aの窪み117に挿入される一端を有する円筒形のばねガイド118を備える。ばねガイド118は、外筒83の進入を受け入れる内部空間を区画する筒体119と、筒体119の一端から径方向外側に広がってコイルばね85bの一端を受け止めるフランジ121とを備える。ばねガイド118の他端は、外筒83の周囲で皿ばね85aの第2板材107に対して出力軸68の軸方向に決められた間隔で向き合わせられる。ばねガイド118の軸方向長さはコイルばね85bの縮小時長さに対応する。すなわち、ばねガイド118は、コイルばね85bの縮小を規制する規制部材として機能する。
ドリブンプーリー装置69では、固定プーリー半体78と可動プーリー半体79との間隔は、トルクカム機構95によって生じる軸方向推力と、弾性体85の弾性力によって生じる軸方向推力と、固定プーリー半体78および可動プーリー半体79間の間隔を広げる方向に作用するVベルト71からの力とのバランスにより決定される。
図4に示されるように、コイルばね85bの荷重特性と皿ばね85aの荷重特性とは相違する。本実施形態では、コイルばね85bは、歪み(可動プーリー半体79のストローク)の増加に対して線形に(あるいは線形に近似して)荷重を増加させる荷重特性を有する一方で、皿ばね85aは、規定の歪み値まで歪みの増加に対して徐々に荷重の増加を緩和させ、規定の歪み値を超えると荷重を減少させる荷重特性を有する。
次に本実施形態の作用を説明する。エンジンの始動時、電子制御Vベルト式無段変速機57では最大変速比(LOWレシオ)の変速比が確立される。ドライブプーリー装置67では可動プーリー半体74は固定プーリー半体73から最も遠ざかる。Vベルト71はクランクシャフト32に最接近する。ドリブンプーリー装置69では可動プーリー半体79は固定プーリー半体78に最接近する。Vベルト71は出力軸68から最も遠ざかる。クランクシャフト32が回転すると、ドライブプーリー装置68で固定プーリー半体73および可動プーリー半体74は回転する。
走行速度が上がっていくと、第1シフト機構75aおよび第2シフト機構75bの働きで、ドライブプーリー装置67では可動プーリー半体74は固定プーリー半体73に近づいていく。Vベルト71はクランクシャフト32から遠ざかっていく。その反動でドリブンプーリー装置69ではVベルト71は出力軸68に近づこうとする。ドリブンプーリー装置69ではVベルト71の移動速度が増大する。したがって、可動プーリー半体79は固定プーリー半体78に対して相対回転する。こうして弾性体85の弾性力に抗して、可動プーリー半体74は固定プーリー半体73から遠ざかる方向に軸方向推力を得てコイルばね85bを圧縮しながら軸方向に移動する。このとき、皿ばね85aは原形を維持する。コイルばね85bの荷重特性に基づき可動プーリー半体79には軸方向推力が作用する。
ドリブンプーリー装置69では、コイルばね85bが圧縮されて縮小時長さに達すると、皿ばね85aの第2板材107はばねガイド118に接触する。ばねガイド118はコイルばね85bの縮小を規制する。続いて皿ばね85aが変形し始める。皿ばね85aの荷重特性に基づき可動プーリー半体79には軸方向推力が作用する。皿ばね85aは規定のストローク値まで可動プーリー半体79のストロークの増大に対して徐々に荷重の増加を緩和させる。可動プーリー半体79のストロークが規定のストローク値を超えると、ストロークの増大に応じて荷重は減少していく。こうして最小変速比(トップレシオ)に向かって減衰する軸方向推力は実現される。図5に示されるように、最小変速比(トップレシオ)が確立されると、第1板材106、板ばね材105および第2板材107は相互に重なり合う。そして、皿ばね85aとばねガイド118の端部が当接することで可動プーリー半体79の移動は規制される。
本実施形態に係る電子制御Vベルト式無段変速機57では、ドリブンプーリー装置69は、固定プーリー半体78に相対変位不能に連結されるクラッチプレート84aと、可動プーリー半体79との間に介在し、可動プーリー半体78に対して、固定プーリー半体78に向かう軸方向推力を生成するコイルばね85bと、コイルばね85bに直列に接続されてクラッチプレート84aおよび可動プーリー半体78の間に介在し、可動プーリー半体78に対して、コイルばね85bよりも高い初期剛性から減衰する剛性の軸方向推力特性絵を有する皿ばね85aとを備える。皿ばね85aの初期剛性はコイルばね85bの剛性よりも高いので、最大変速比(LOWレシオ)から変速比が縮小するにつれて、最初にコイルばね85bは可動プーリー半体78の移動に関与する。コイルばね85bの荷重特性に基づき可動プーリー半体78には軸方向推力が作用する。その後、コイルばね85bの弾性変形が止まると、続いて皿ばね85aに基づき可動プーリー半体78には軸方向推力が作用する。皿ばね85aは、コイルばね85bよりも荷重の増大につれて剛性を減衰させる軸方向推力特性を有することから、最小変速比(トップレシオ)の軸方向推力は減衰され、その結果、ベルトの磨耗を抑制することができ、良好な伝達効率も確保されることができる。相互に相違する荷重特性を有することから、単純にコイルばね85bのみが使用される場合に比べて、複雑な荷重特性は実現される。コイルばね85bに組み合わせられる皿ばね85aといった簡単な構造で、ドリブンプーリー装置69の可動プーリー半体79に加わる軸方向推力は調整される。こうした軸方向推力の調整はVベルト71の劣化防止に役立つとともに良好な伝達効率の実現に貢献することができる。
本実施形態では、コイルばね85bに組み合わせられる皿ばね85aといった簡単な構造で、トップレシオ時のドリブンプーリー装置69の可動プーリー半体78に加わる軸方向推力を減衰させることができる。こうした軸方向推力の減衰はVベルト71の磨耗抑制に寄与するとともに良好な伝達効率の実現に貢献することができる。
ドリブンプーリー装置69は、コイルばね85bの縮小を規制する規制部材としてばねガイド118を備える。ばねガイド118はコイルばね85bの縮小を規制することから、コイルばね85bの荷重特性から皿ばね85aの荷重特性に切り替わる可動プーリー半体79の荷重値はコイルばね85bの縮小度合いに基づき設定されることができる。こうして軸方向推力の減衰は実現されることができる。
皿ばね85aは、外筒83に装着されて、外筒83を囲む内周でコイルばね85bに接続され、内周よりも遠心方向に位置する外周で可動プーリー半体79に接続される。皿ばね85aは、コイルばね85bに比べて、出力軸68の軸心から遠ざかる遠心方向外側で可動プーリー半体79に接触することから、可動プーリー半体79の自由端にできるだけ近い位置で可動プーリー半体79に押し付け力を作用することができ、できる限り可動プーリー半体79の歪みを抑制し、安定した状態でVベルト71に軸方向推力を伝達することができる。
本実施形態では、皿ばね85aは、円錐面79aに規定されるVベルト71の可動範囲MRで円錐面79aの裏側に接触する。皿ばね85aは、Vベルト71の可動範囲MR内で可動プーリー半体79に接触することから、できるだけVベルト71に近い位置で可動プーリー半体79に押し付け力を作用することができ、できる限り可動プーリー半体79の歪みを抑制し、安定した状態でVベルト71に軸方向推力を伝達することができる。
皿ばね85aは、出力軸68の軸方向に、遠心ウエイト91よりも可動プーリー半体79側に離れた位置に配置される。皿ばね85aが遠心クラッチ機構84の遠心ウエイト91からずれて配置されるので、遠心クラッチ機構84と皿ばね85aとの干渉が回避される。部材が集中する可動プーリー半体79の周辺で空間は有効に利用されることができる。
57…電子制御Vベルト式無段変速機(ベルト式無段変速機)、68…出力軸、71…Vベルト、78…固定プーリー半体、79…可動プーリー半体、79a…円錐面、82…内筒、83…外筒、84…遠心クラッチ機構、84a…クラッチプレート(プレート)、84b…アウタープレート、85a…皿ばね、85b…コイルばね、91…遠心ウエイト、118…ばねガイド(規制部材)、Fx…(出力軸の)軸心。

Claims (6)

  1. 出力軸(68)に軸方向変位不能に装着される固定プーリー半体(78)と、
    前記出力軸(68)に軸方向変位自在に装着されて、前記出力軸(68)の軸心(Fx)から遠ざかるにつれて前記固定プーリー半体(78)から離れる円錐面(79a)を有する可動プーリー半体(79)と、
    前記固定プーリー半体(78)および前記可動プーリー半体(79)の前記円錐面(79a)に挟まれて、前記固定プーリー半体(78)から軸方向に前記可動プーリー半体(79)が離れると前記軸心(Fx)からの巻き掛け半径を増大させるベルト(71)と、
    を有するベルト式無段変速機(57)において、
    前記固定プーリー半体(78)に相対変位不能に連結されるプレート(84a)、および、前記可動プーリー半体(79)の間に介在し、前記可動プーリー半体(79)に対して、前記固定プーリー半体(78)に向かう軸方向推力を生成する第1弾性体(85b)と、
    前記第1弾性体(85b)に直列に接続されて前記プレート(84a)および前記可動プーリー半体(79)の間に介在し、前記可動プーリー半体(79)に対して、前記第1弾性体(85b)よりも高い初期剛性から減衰する軸方向推力特性に基づき前記固定プーリー半体(78)に向かう軸方向推力を生成する第2弾性体(85a)と
    を備えることを特徴とするベルト式無段変速機。
  2. 請求項1に記載のベルト式無段変速機において、前記第1弾性体(85b)はコイルねであって前記第2弾性体(85a)は皿ばねであることを特徴とするベルト式無段変速機。
  3. 請求項2に記載のベルト式無段変速機において、前記コイルばね(85b)の縮小を規制する規制部材(118)を備えることを特徴とするベルト式無段変速機。
  4. 請求項3に記載のベルト式無段変速機において、
    前記出力軸(68)に装着されて、前記プレート(84a)および前記固定プーリー半体(78)を支持する内筒(82)と、
    前記内筒(82)に装着されて、前記可動プーリー半体(79)を支持する外筒(83)と、を備え、
    前記皿ばね(85a)は、前記外筒(83)に装着されて、前記外筒(83)を囲む内周で前記コイルばね(85b)に接続され、前記内周よりも遠心方向に位置する外周で前記可動プーリー半体(79)に接続される
    ことを特徴とするベルト式無段変速機。
  5. 請求項4に記載のベルト式無段変速機において、前記皿ばね(85a)は、前記円錐面(79a)に規定される前記ベルト(71)の可動範囲で前記円錐面(79a)の裏側に接触することを特徴とするベルト式無段変速機。
  6. 請求項5に記載のベルト式無段変速機において、前記出力軸(68)上で前記固定プーリー半体(78)に軸方向移動不能に連結されるクラッチプレート(84a)と、前記出力軸(68)に固定されて、前記クラッチプレート(84a)に向き合わせられるアウタープレート(84b)と、前記クラッチプレート(84a)に装着されて、遠心力に応じて前記アウタープレート(84b)に摩擦接合する遠心ウエイト(91)とを有する遠心クラッチ機構(84)をさらに備え、前記皿ばね(85a)は、前記出力軸(68)の軸方向に、前記遠心ウエイト(91)よりも前記可動プーリー半体(79)側に配置されることを特徴とするベルト式無段変速機。
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