JP2014145420A - 遠心シュー式クラッチ - Google Patents

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和浩 竹内
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Abstract

【課題】遠心シュー式クラッチにおいて、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできるようにする。
【解決手段】入力軸29に支持されたクラッチプレート40と、クラッチプレート40に支持されるとともに一端がばね力に抗するように遠心力により開いてクラッチハウジング42に接するクラッチシュー41とを備えた遠心シュー式クラッチにおいて、クラッチシュー41をクラッチハウジング42に付勢するウェイト部48と、ウェイト部48と共同してクラッチシュー41を開く方向に付勢する第2の遠心ウェイト60とを設け、第2の遠心ウェイト60の動きを制御する制御部材61を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、遠心シュー式クラッチに関する。
従来、回転軸と一体に回転するプレートにクラッチシューを設け、クラッチシューが遠心力によって径方向に拡開してクラッチハウジングの内面に押し付けられ、クラッチが接続状態となる遠心シュー式クラッチが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−128460号公報
ところで、上記従来の遠心シュー式クラッチでは、回転数の増加に比例して、クラッチシューとクラッチハウジングの内面との摩擦係合力が増加してクラッチが接続されるが、クラッチが接続され始めるクラッチイン回転数とクラッチが完全に接続されるクラッチストール回転数との間の領域においても、摩擦係合力に関してクラッチシューの遠心力が支配的であるため、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を変化させることが困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、遠心シュー式クラッチにおいて、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、回転軸(29)に支持されたクラッチプレート(40)と、当該クラッチプレート(40)に支持されるとともに一端がばね力に抗するように遠心力により開いてクラッチハウジング(42)に接するクラッチシュー(41)とを備えた遠心シュー式クラッチにおいて、前記クラッチシュー(41)を前記クラッチハウジング(42)に付勢する第1の遠心ウェイト(48)と、当該第1の遠心ウェイト(48)と共同して前記クラッチシュー(41)を開く方向に付勢する第2の遠心ウェイト(60)とを設け、前記第2の遠心ウェイト(60)の動きを制御する制御部材(61)を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、遠心力により開くクラッチシューをクラッチハウジングに付勢する第1の遠心ウェイトと、第1の遠心ウェイトと共同してクラッチシューを開く方向に付勢する第2の遠心ウェイトとを設け、第2の遠心ウェイトの動きを制御する制御部材を備えたため、制御部材で第2の遠心ウェイトの動きを制御することで、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にすることができる。
また、本発明は、前記第2の遠心ウェイト(60)は、前記第1の遠心ウェイト(48)の内周に保持されていることを特徴とする。
本発明によれば、第2の遠心ウェイトは、第1の遠心ウェイトの内周に保持されているため、簡単な構造でクラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできる。
また、本発明は、前記第2の遠心ウェイト(60)は、前記第1の遠心ウェイト(48)の側面に形成された斜面(62a)にガイドされるとともに、前記制御部材(61)によってその外周への移動を制限されることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構造で第2の遠心ウェイトの径方向の位置を制御してクラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできる。
さらに、本発明は、前記制御部材(61)は、前記回転軸(29)の周囲に設けられて前記第2の遠心ウェイト(60)を前記第1の遠心ウェイト(48)の方向に弾発するコイルばね(69)と、前記回転軸(29)の周囲で前記コイルばね(69)と前記第2の遠心ウェイト(60)との間に設けられる受け部材(63)とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、制御部材を回転軸の周囲にコンパクトに設けながら、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできる。
また、本発明は、前記受け部材(63)は、前記クラッチプレート(40)に設けられたクラッチウェイトピン(44)によって位置決めされることを特徴とする。
本発明によれば、受け部材を簡単な構造で位置決めできるとともに、受け部材とクラッチプレートとの間に第2の遠心ウェイトを挟むように支持して第2の遠心ウェイトの脱落を防止できる。
また、本発明は、前記第2の遠心ウェイト(60)は、前記制御部材(61)によって前記第1の遠心ウェイト(48)の前記斜面(62a)と前記受け部材(63)の側面(70b)との間で保持されたセット位置と、前記第1の遠心ウェイト(48)の内周面(62b)と前記受け部材(63)の側面(70b)との間に保持される作動位置とを、前記第2の遠心ウェイト(60)の遠心力と前記コイルばね(69)の付勢力とのバランスにより制御されることを特徴とする。
本発明によれば、制御部材によって第2の遠心ウェイトをセット位置と作動位置との間に制御することで、クラッチシューの作動特性を変化させることができ、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできる。
また、本発明は、前記制御部材(61)は、前記クラッチシュー(41)が遠心力によって前記クラッチハウジング(42)に接触し始めるクラッチイン回転数と前記クラッチシュー(41)が前記クラッチハウジング(42)に完全に接触するクラッチストール回転数との間の領域で、前記第2の遠心ウェイト(60)の外周への移動を開始させることを特徴とする。
本発明によれば、クラッチイン回転数ではクラッチを滑らかに接続開始できるとともに、クラッチの接続開始後にはクラッチシューを速やかに外周側へ移動させてクラッチの接続完了を早めることができる。
本発明に係る遠心シュー式クラッチでは、制御部材で第2の遠心ウェイトの動きを制御することで、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にすることができる。
また、簡単な構造でクラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできる。
また、簡単な構造で第2の遠心ウェイトの径方向の位置を制御してクラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできる。
さらに、制御部材を回転軸の周囲にコンパクトに設けながら、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできる。
また、受け部材を簡単な構造で位置決めできるとともに、受け部材とクラッチプレートとの間に第2の遠心ウェイトを挟むように支持して第2の遠心ウェイトの脱落を防止できる。
また、制御部材によって第2の遠心ウェイトをセット位置と作動位置との間に制御することで、クラッチシューの作動特性を変化させることができ、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできる。
また、クラッチイン回転数ではクラッチを滑らかに接続開始できるとともに、クラッチの接続開始後にはクラッチシューを速やかに外周側へ移動させてクラッチの接続完了を早めることができる。
本発明の実施の形態に係る遠心シュー式クラッチを備えたエンジンの内部構造を示す断面図である。 図1におけるクラッチ機構の周辺の拡大図である。 クラッチ機構を軸方向から見た図である。 図3の状態から第2の遠心ウェイトが移動した状態を示す断面図である。 エンジンの回転数に対する、クラッチ機構の伝達トルク及びエンジンのトルクを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る遠心シュー式クラッチを備えたエンジンの内部構造を示す断面図である。
エンジンEは、スクーター型の自動二輪車に搭載されるエンジンである。
エンジンEは、エンジン本体10と、ベルト式の無段変速機構11が収容された伝動ケース12とが一体化されたユニットスイング式であり、後輪(不図示)を支持するスイングアームとしての機能も有している。エンジン本体10は、単気筒の水平エンジンであり、図1のように上方から見た場合、シリンダ軸線Cが車両の前後に延びる向きで配置されている。
エンジン本体10は、車両の後方側から順にクランクケース13、シリンダブロック14及びシリンダヘッド15を備え、ピストン16が連結されるクランクシャフト17は、車幅方向に延在する向きで配置されている。伝動ケース12は、クランクケース13の左後部から後方に延び、伝動ケース12の後部には、後輪を軸支する車軸18が設けられている。
無段変速機構11は、伝動ケース12内に突出するクランクシャフト17に設けられる駆動プーリ19と、伝動ケース12内の後部の出力軸20に軸支される被駆動プーリ21と、駆動プーリ19と被駆動プーリ21とに巻き掛けられるVベルト22とを備える。
出力軸20には、後輪側への動力の伝達を制御するクラッチ機構23(遠心シュー式クラッチ)が設けられており、エンジン本体10から無段変速機構11に伝達された動力は、クラッチ機構23を経て、中間軸24や複数の歯車からなる減速機構25を介して車軸18に伝達される。
駆動プーリ19は、クランクシャフト17の端に固定される固定プーリ半体26と、可動プーリ半体27とを有しており、可動プーリ半体27は、遠心力に応じて移動するローラーウェイト27aによって軸方向に変位させられる。
図2は、図1におけるクラッチ機構23の周辺の拡大図である。
図1及び図2に示すように、出力軸20は、一対のベアリング28,28を介して伝動ケース12に支持されており、伝動ケース12内に突出した出力軸20の外周面には、中空の入力軸29(回転軸)が嵌合されている。詳細には、入力軸29は、出力軸20の外周面に設けられる複数のベアリング30,30を介して出力軸20に対し同軸に軸支されており、出力軸20に対して相対回転可能且つ軸方向に移動不能に設けられている。
被駆動プーリ21は、入力軸29に対して固定される固定プーリ半体31と、入力軸29上で軸方向に変位可能な可動プーリ半体32と、可動プーリ半体32を固定プーリ半体31側へ移動するように付勢するコイルばね33とを備える。
無段変速機構11は、可動プーリ半体27,32が軸方向に変位することで、Vベルト22に対するプーリ径が変化し、変速比が無段階で変更される。
クラッチ機構23は、入力軸29の外周部に一体に設けられる円板状のクラッチプレート40と、クラッチプレート40に支持される複数のクラッチシュー41と、出力軸20に固定されるクラッチハウジング42とを備える。
クラッチハウジング42は、円板部42aと、円板部42aの周縁から入力軸29と同軸に突出してクラッチシュー41を周囲から囲う円筒部42bと、円筒部42bの中央に立設される筒部42cとを有する。
出力軸20の車幅方向の軸端部20aは、入力軸29の軸端よりも外側に突出しており、クラッチハウジング42は、筒部42cが軸端部20aに対して相対回転不能に嵌合され、軸端部20aに外側から締結されるナット43によって出力軸20に固定される。
エンジンEの動力がVベルト22を介して被駆動プーリ21に伝達されると、入力軸29は出力軸20上で回転され、この回転の遠心力によってクラッチシュー41が外周側に移動してクラッチハウジング42の円筒部42bの内周面に摩擦係合してクラッチが接続状態となり、クラッチハウジング42を介して入力軸29と出力軸20とが一体に接続され、出力軸20が回転し、後輪が駆動される。
図3は、クラッチ機構23を軸方向から見た図である。上記図2は、図3のII―II断面図であり、図3の状態からクラッチシュー41が外周側に回動した状態を示している。
以下、クラッチ機構23について詳細に説明する。
図2及び図3に示すように、クラッチプレート40は、入力軸29と同軸に設けられる円板状に形成されており、クラッチハウジング42の円板部42aに対向する支持面40aには、クラッチシュー41を軸支する支持ピン44(クラッチウェイトピン)が複数設けられている。詳細には、支持ピン44は、クラッチプレート40の周縁部において入力軸29と平行に立設され、周方向に互いに等しい角度間隔(本実施の形態では120°)をあけて3本配置されている。
クラッチプレート40の支持面40aには、支持ピン44と平行に突出するダンパー支持ピン45が複数立設されている。ダンパー支持ピン45は、隣接する各支持ピン44の間、且つ、支持ピン44よりも内周側に配置され、クラッチシュー41の数だけ設けられている。各ダンパー支持ピン45には、筒状のダンパー部材46が挿通されて支持されている。ダンパー部材46の外周面には、ダンパー部材46の軸方向に延びる平行面46a,46aが一対形成されている。ダンパー部材46はゴム等の弾性部材で構成される。
コイルばね33は、クラッチプレート40と可動プーリ半体32との間に介装されている。
各クラッチシュー41は、入力軸29を囲うように周方向に並べて円環状に配置され、各支持ピン44に軸支される。クラッチシュー41は、支持ピン44から隣接する他の支持ピン44の近傍まで円弧状に延びるブロック状に形成されている。クラッチシュー41は、支持ピン44に軸支される支持孔部47を一端部に有し、支持ピン44を軸にして回動する自由端部となる他端部側は、大きな遠心力を得られるようにブロック状に形成されたウェイト部48(第1の遠心ウェイト)が形成されている。ウェイト部48の外周面には、クラッチハウジング42の円筒部42bの内周面側へ突出するクラッチライニング49が設けられている。
周方向に延びる各クラッチシュー41の中間部に設けられたばね支持部50には、引っ張りコイルばねからなるリターンスプリング51の一端が連結されており、リターンスプリング51の他端は、支持ピン44に隣接する他のクラッチシュー41の他端部の端部ばね支持部52に連結されている。3つのクラッチシュー41は、リターンスプリング51の引っ張り力によって、支持ピン44を中心としてクラッチプレート40の中心側へ回動するように付勢されている。
ウェイト部48の厚さ方向におけるクラッチプレート40の支持面40a側には、ダンパー部材46が嵌合するガイド溝53が形成されている。ガイド溝53は、支持面40a側及びウェイト部48の内周面側に開放した溝であり、ばね支持部50よりも自由端部側に位置する。クラッチシュー41は、支持ピン44を中心に回動する際、ガイド溝53がダンパー部材46の平行面46a,46aにガイドされる。このように、クラッチシュー41を回動させる際に、ダンパー部材46とクラッチシュー41との間のフリクションによってクラッチシュー41の動きを抑制することで、クラッチのジャダーを低減できる。
クラッチ機構23は、ウェイト部48と共同してクラッチシュー41を外周側へ開く方向に付勢する第2の遠心ウェイト60と、第2の遠心ウェイト60の動きを制御する制御部材61とを有する。
第2の遠心ウェイト60は、円柱状のウェイトローラーであり、ウェイト部48の内周側に形成されたウェイト収容部62に収容される。
ウェイト収容部62は、ウェイト部48の厚さ方向においてクラッチプレート40とは反対側の外側面41aに形成された溝部であり、外側面41a及びウェイト部48の内周面側に開放している。ウェイト収容部62は、入力軸29の軸方向視において、ガイド溝53と重なる位置に配置されている。
ウェイト収容部62は、図3に示すように入力軸29の軸方向から見た場合、入力軸29の中心を通る直線Lに沿って真直ぐに径方向に延びている。ウェイト収容部62は、図2のようにウェイト部48の厚さ部分を見た断面において径方向の外側ほど深さが浅くなる斜面部62aと、斜面部62aの外端から入力軸29と略平行に延びる外壁部62bと、ウェイト収容部62の幅方向の壁部を構成する一対の側壁部62c,62cとを有する。斜面部62a及び外壁部62bは、ウェイト部48の内周の一部を構成する。
制御部材61は、クラッチプレート40の支持面40aに対向して配置される略円板状の保持プレート63(受け部材)と、保持プレート63をクラッチシュー41側に押圧するコイルばね69とを備える。
保持プレート63は、入力軸29が通る孔部64を中央に有し、各支持ピン44が挿通される孔65を周縁部にそれぞれ有する。保持プレート63は、支持ピン44に挿通されることで位置決めされるとともに、入力軸29の軸方向にスライド移動が可能である。保持プレート63は、支持ピン44の先端に設けられたリング状の係止部材68によって、クラッチハウジング42側へのスライドが規制される。
孔部64の周縁部には、コイルばね69を受けるばね支持溝66が形成されている。コイルばね69は、その内径部で入力軸29の外周面を覆う1本のばねであり、一端がばね支持溝66に支持され、他端は、入力軸29の軸端に設けられたリング状のばね係止部材67によって支持されている。
コイルばね69は、その自由長に対して圧縮された状態で保持プレート63に装着されており、所定の初期荷重を付与されている。
保持プレート63は、各ウェイト収容部62に対応した位置に、第2の遠心ウェイト60に当接するウェイト押圧部70をそれぞれ有する。ウェイト押圧部70は、ウェイト収容部62の径方向内側で入力軸29の軸方向に延びる内壁部70aと、内壁部70aから略直角に屈曲して支持面40aと略平行に径方向外側に延びる外側支持面70b(受け部材の側面)とを備える。外側支持面70bの端は、ウェイト収容部62の外壁部62bの近傍まで延びる。内壁部70aは外壁部62bに対向し、外側支持面70bは、斜面部62aに略対向している。
第2の遠心ウェイト60は、エンジンEが停止している状態またはエンジンEの回転数が低い状態では、図2に示すように、ウェイト収容部62内の径方向の最も内側の位置であるセット位置に位置している。このセット位置では、第2の遠心ウェイト60は、コイルばね69に付勢された保持プレート63の外側支持面70bとウェイト収容部62の斜面部62aとによって狭持され、斜面部62aから受ける径方向内側を向く力によって、保持プレート63の内壁部70aに押し付けられている。すなわち、第2の遠心ウェイト60は、コイルばね69の初期荷重によって外側支持面70bと斜面部62aとの間に生じる第2の遠心ウェイト60に対する保持力よりも第2の遠心ウェイト60に作用する遠心力が小さい場合、上記セット位置に位置する。
ウェイト収容部62の内端部での斜面部62aの深さは、第2の遠心ウェイト60の直径と略等しく設定されており、セット位置では、第2の遠心ウェイト60はウェイト収容部62内にほぼ納まっている。
図4は、図3の状態から第2の遠心ウェイト60が移動した状態を示す断面図である。
第2の遠心ウェイト60は、エンジンEの回転数が高くなり、上記保持力よりも第2の遠心ウェイト60に作用する遠心力が大きくなると、コイルばね69に抗して保持プレート63を押し退けて斜面部62aに沿って上記セット位置から径方向外側に移動を開始し、図4に示すように、エンジンEの回転による遠心力の増大に伴って最終的にウェイト収容部62の外壁部62bに当接する位置まで移動する。ここでは、第2の遠心ウェイト60が外壁部62bに当接する状態を作動位置という。
ウェイト収容部62の外端部での斜面部62aの深さは、第2の遠心ウェイト60の半径よりも僅かに深く設定されており、上記作動位置では、第2の遠心ウェイト60は半径に略等しい分だけ、ウェイト収容部62から軸方向に突出する。
また、作動位置では、保持プレート63は、支持ピン44の先端の係止部材68によって軸方向の位置を規制される。
作動位置において、外側支持面70bの外端と外壁部62bの軸方向の端との間の隙間は、第2の遠心ウェイト60の直径よりも小さい。このため、組み付け作業中に第2の遠心ウェイト60が脱落することが無く、作業性が良い。
また、保持プレート63を、クラッチシュー41を支持するための支持ピン44を利用して支持するため、簡単な構成でクラッチ機構23を構成できる。さらに、コイルばね69を、その内径部で入力軸29の外周面を覆うように設けたため、クラッチ機構23をコンパクトに構成できる。
また、第2の遠心ウェイト60をクラッチシュー41に設けたウェイト収容部62に収容するため、簡単な構成で第2の遠心ウェイト60を設けることができる。
ここで、自動二輪車が発進する際のクラッチ機構23の動作を説明する。
自動二輪車の停車時にエンジンEが停止或いはアイドリング回転数以下で回転している状態では、遠心力よりもリターンスプリング51の付勢力が大きく、図3に示すように、クラッチライニング49とクラッチハウジング42の円筒部42bの内周面との間には隙間が形成されており、クラッチは切断状態にある。また、アイドリング回転数以下では、第2の遠心ウェイト60に作用する遠心力よりも制御部材61の保持力が大きく、第2の遠心ウェイト60は、上記セット位置に位置している。
運転者のアクセル操作によってエンジンEの回転数が増加すると、遠心力によってクラッチシュー41がリターンスプリング51の付勢力に抗して外周側に開き、所定のエンジン回転数に達すると、クラッチライニング49がクラッチハウジング42の円筒部42bの内周面に接触し、クラッチの接続が開始される。ここでは、クラッチライニング49が円筒部42bの内周面に接触してクラッチの接続が開始されるエンジンEの回転数をクラッチイン回転数とする。クラッチイン回転数の状態では、自動二輪車の発進に必要な大きさのトルクは後輪に伝達されず、自動二輪車は停車状態にある。このクラッチイン回転数の状態では、第2の遠心ウェイト60は、上記セット位置に位置している。すなわち、制御部材61のコイルばね69の初期荷重は、クラッチイン回転数で第2の遠心ウェイト60に作用する遠心力よりも大きな保持力が得られるように設定されている。
運転者のアクセル操作によって、クラッチイン回転数からエンジンEの回転数がさらに増加すると、第2の遠心ウェイト60に作用する遠心力が制御部材61の保持力よりも大きくなり、第2の遠心ウェイト60は、上記作動位置(図4)への移動を開始する。そして、第2の遠心ウェイト60は、クラッチが完全に接続されて自動二輪車が発進し始めるエンジンEの回転数であるクラッチストール回転数に達するまでの間に、上記作動位置に達する。
本実施の形態では、クラッチイン回転数とクラッチストール回転数との間のエンジン回転数の領域で、第2の遠心ウェイト60が径方向外側に移動し、その分だけ遠心力が増大する。すなわち、第2の遠心ウェイト60が移動することで、大きな遠心力を得てクラッチライニング49の摩擦力が増加し、クラッチの接続開始後のクラッチの容量が増加する。
図5は、エンジンEの回転数に対する、クラッチ機構23の伝達トルク及びエンジンEのトルクを示す図である。図5中、太線はエンジンの発生トルクであり、実線は、クラッチ機構23の伝達トルクであり、破線は、第2の遠心ウェイト60を備えてない従来のクラッチの伝達トルクである。
図5に示すように、クラッチの伝達トルクがエンジンEの発生トルクに一致するまで増加すると自動二輪車は発進する。
クラッチ機構23では、クラッチイン回転数よりも高いエンジン回転数で第2の遠心ウェイト60が径方向外側に移動して遠心力が増大するため、従来のクラッチに比して、クラッチイン回転数は同一としながらも、より早い時期にクラッチの接続を完了できる。これにより、クラッチの接続開始から接続完了までの時間を短縮できるため、操作のダイレクト感が増加して運転者が発進し易くなるとともに、無駄なエンジンEの回転を抑制して燃費を向上できる。
また、第2の遠心ウェイト60は、クラッチイン回転数よりも高いエンジン回転数で移動を開始し、クラッチイン回転数でのクラッチの接続開始には影響しないため、クラッチの接続開始を滑らかにしながら、クラッチを迅速に接続できる。
さらに、第2の遠心ウェイト60でクラッチシュー41を押圧するため、クラッチライニング49とクラッチハウジング42との間の摩擦力の変動を抑制でき、クラッチのジャダーを防止できる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、遠心力により開くクラッチシュー41をクラッチハウジング42に付勢するウェイト部48と、ウェイト部48と共同してクラッチシュー41を開く方向に付勢する第2の遠心ウェイト60とを設け、第2の遠心ウェイト60の動きを制御する制御部材61を備えたため、制御部材61で第2の遠心ウェイト60の動きを制御することで、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にすることができる。すなわち、クラッチイン回転数とクラッチストール回転数との間でクラッチの容量を可変として増大させることができ、クラッチを迅速に接続できる。
また、第2の遠心ウェイト60は、ウェイト部48の内周に保持されているため、簡単な構造でクラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性(クラッチ容量)を可変にできる。
また、第2の遠心ウェイト60は、ウェイト部48の側面に形成された斜面部62aにガイドされるとともに、制御部材61によってその外周への移動を制限されるため、簡単な構造で第2の遠心ウェイト60の径方向の位置を制御してクラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできる。
さらに、制御部材61は、入力軸29の周囲に設けられて第2の遠心ウェイト60をウェイト部48の方向に弾発するコイルばね69と、入力軸29の周囲でコイルばね69と第2の遠心ウェイト60との間に設けられる保持プレート63とを備えるため、制御部材61を入力軸29の周囲にコンパクトに設けながら、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできる。
また、保持プレート63は、クラッチプレート40に設けられた支持ピン44によって位置決めされるため、保持プレート63を簡単な構造で位置決めできるとともに、保持プレート63とクラッチプレート40との間に第2の遠心ウェイト60を挟むように支持して第2の遠心ウェイト60の脱落を防止できる。
また、第2の遠心ウェイト60は、制御部材61によってウェイト部48のウェイト収容部62の斜面部62aと保持プレート63の側面の外側支持面70bとの間で保持されたセット位置と、ウェイト部48の外壁部62bと保持プレート63の外側支持面70bとの間に保持される作動位置とを、第2の遠心ウェイト60の遠心力とコイルばね69の付勢力とのバランスにより制御されるため、制御部材61によって第2の遠心ウェイト60をセット位置と作動位置との間に制御することで、クラッチシュー41の作動特性を変化させることができ、クラッチストール回転数の周辺領域のクラッチ特性を可変にできる。
また、制御部材61は、クラッチシュー41が遠心力によってクラッチハウジング42に接触し始めるクラッチイン回転数とクラッチシュー41がクラッチハウジング42に完全に接触するクラッチストール回転数との間の領域で、第2の遠心ウェイト60の外周への移動を開始させるため、クラッチイン回転数ではクラッチを滑らかに接続開始できるとともに、クラッチの接続開始後にはクラッチシュー41を速やかに外周側へ移動させてクラッチの接続完了を早めることができる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、第2の遠心ウェイト60は、クラッチストール回転数に達するまでの間に、上記作動位置に達するものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第2の遠心ウェイト60は、クラッチイン回転数とクラッチストール回転数との間のエンジン回転数の領域で、セット位置への移動を開始し、クラッチストール回転数よりも高い回転数でセット位置に達する構成であっても良い。
また、上記実施の形態では、クラッチイン回転数よりも高いエンジン回転数で第2の遠心ウェイト60が径方向外側に移動するものとして説明したが、これに限らず、コイルばね69の初期荷重等を変更することで、クラッチイン回転数よりも低い回転数で第2の遠心ウェイト60がセット位置から作動位置へ移動を開始する構成としても良い。この場合、クラッチイン回転数を可変にできる。
23 クラッチ機構(遠心シュー式クラッチ)
29 入力軸(回転軸)
40 クラッチプレート
41 クラッチシュー
42 クラッチハウジング
44 支持ピン(クラッチウェイトピン)
48 ウェイト部(第1の遠心ウェイト)
60 第2の遠心ウェイト
61 制御部材
62a 斜面部(斜面)
62b 外壁部(第2の遠心ウェイトの内周面)
63 保持プレート(受け部材)
69 コイルばね
70b 外側支持面(受け部材の側面)

Claims (7)

  1. 回転軸(29)に支持されたクラッチプレート(40)と、当該クラッチプレート(40)に支持されるとともに一端がばね力に抗するように遠心力により開いてクラッチハウジング(42)に接するクラッチシュー(41)とを備えた遠心シュー式クラッチにおいて、
    前記クラッチシュー(41)を前記クラッチハウジング(42)に付勢する第1の遠心ウェイト(48)と、当該第1の遠心ウェイト(48)と共同して前記クラッチシュー(41)を開く方向に付勢する第2の遠心ウェイト(60)とを設け、前記第2の遠心ウェイト(60)の動きを制御する制御部材(61)を備えたことを特徴とする遠心シュー式クラッチ。
  2. 前記第2の遠心ウェイト(60)は、前記第1の遠心ウェイト(48)の内周に保持されていることを特徴とする請求項1記載の遠心シュー式クラッチ。
  3. 前記第2の遠心ウェイト(60)は、前記第1の遠心ウェイト(48)の側面に形成された斜面(62a)にガイドされるとともに、前記制御部材(61)によってその外周への移動を制限されることを特徴とする請求項2記載の遠心シュー式クラッチ。
  4. 前記制御部材(61)は、前記回転軸(29)の周囲に設けられて前記第2の遠心ウェイト(60)を前記第1の遠心ウェイト(48)の方向に弾発するコイルばね(69)と、前記回転軸(29)の周囲で前記コイルばね(69)と前記第2の遠心ウェイト(60)との間に設けられる受け部材(63)とを備えたことを特徴とする請求項3記載の遠心シュー式クラッチ。
  5. 前記受け部材(63)は、前記クラッチプレート(40)に設けられたクラッチウェイトピン(44)によって位置決めされることを特徴とする請求項4記載の遠心シュー式クラッチ。
  6. 前記第2の遠心ウェイト(60)は、前記制御部材(61)によって前記第1の遠心ウェイト(48)の前記斜面(62a)と前記受け部材(63)の側面(70b)との間で保持されたセット位置と、前記第1の遠心ウェイト(48)の内周面(62b)と前記受け部材(63)の側面(70b)との間に保持される作動位置とを、前記第2の遠心ウェイト(60)の遠心力と前記コイルばね(69)の付勢力とのバランスにより制御されることを特徴とする請求項4または5記載の遠心シュー式クラッチ。
  7. 前記制御部材(61)は、前記クラッチシュー(41)が遠心力によって前記クラッチハウジング(42)に接触し始めるクラッチイン回転数と前記クラッチシュー(41)が前記クラッチハウジング(42)に完全に接触するクラッチストール回転数との間の領域で、前記第2の遠心ウェイト(60)の外周への移動を開始させることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の遠心シュー式クラッチ。
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