JP2019025823A - 積層体 - Google Patents
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Abstract
Description
1. 基材及び付着防止層を含む積層体であって、
(1)前記付着防止層がフッ素含有複合粒子を含み、
(2)フッ素含有複合粒子は、シリカ系微粒子の表面が1)フッ素含有化合物及び2)それがシリカ系微粒子のケイ素とシロキサン結合してなるフッ素含有基の少なくとも1種で被覆されている複合粒子であって、
前記フッ素含有化合物が、パーフルオロポリエーテルからなる主鎖の少なくとも一方の末端側に[−Si(OR)3](但し、3つのRは、互いに同一又は異なって、水素又は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)で示される官能基を含む化合物であり、
(3)前記基材表面の単位面積あたりの前記フッ素化合物が被覆されたシリカ系微粒子の積層重量が0.7〜5.0g/m2である、
ことを特徴とする積層体。
2. 基材と付着防止層との間にプライマー層を有する、前記項1に記載の積層体。
3. プライマー層中に平均粒径10〜60μmの充填粒子をさらに含む、前記項2に記載の積層体。
4. シリカ系微粒子の平均一次粒子径が3〜500nmである、前記項1〜3のいずれかに記載の積層体。
5. 基材が、樹脂類、ゴム類、金属材料及び無機材料及びこれらを含む複合材料の少なくとも1種である、前記項1〜4のいずれかに記載の積層体。
6. 前記フッ素含有化合物が(RO)3Si−(CH2)k−NHC(=O)−CF2−O−(CnF2n)m−C(=O)NH−(CH2)k−Si(OR)3(但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、nは1〜7の整数、mは7以上の整数、kは1〜5の整数をそれぞれ示す。)で示される化合物を含む、前記項1〜5のいずれか記載の積層体。
本発明の積層体は、基材及び付着防止層を含む積層体であって、
(1)前記付着防止層がフッ素含有複合粒子を含み、
(2)フッ素含有複合粒子は、シリカ系微粒子の表面が1)フッ素含有化合物及び2)それがシリカ系微粒子のケイ素とシロキサン結合してなるフッ素含有基の少なくとも1種で被覆されている複合粒子であって、
前記フッ素含有化合物が、パーフルオロポリエーテルからなる主鎖の少なくとも一方の末端側に[−Si(OR)3](但し、3つのRは、互いに同一又は異なって、水素又は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)で示される官能基を含む化合物であり、
(3)前記基材表面の単位面積あたりの前記フッ素化合物が被覆されたシリカ系微粒子の積層重量が0.7〜5.0g/m2である、
ことを特徴とする。
基材は、シリカ系微粒子が積層されるための支持部となるものである。すなわち、付着防止効果を付与する対象である。
付着防止層は、特定のフッ素含有複合粒子を含む。付着防止層中におけるフッ素含有複合粒子の含有量は、特に限定されないが、通常は80〜100重量%とし、特に95〜100重量%とすることが好ましい。その他の成分として、本発明の効果を妨げない範囲内で、例えばポリオレフィン等の樹脂成分が含まれていても良い。
フッ素含有複合粒子(本発明粒子)は、シリカ系微粒子の表面が1)フッ素含有化合物及び2)それがシリカ系微粒子のケイ素とシロキサン結合してなるフッ素含有基の少なくとも1種で被覆されている複合粒子であって、
シリカ系微粒子は、シリカ(SiO2)を含有するものであれば良く、シリカ単独からなる粒子のほか、シリカと他の成分とを含む粒子であっても良い。本発明では、シリカ系微粒子は、シリカを50質量%以上含む微粒子が好ましく、特にシリカを99質量%以上含む微粒子であることがより好ましい。
シリカ系微粒子の表面に存在するフッ素含有化合物は、パーフルオロポリエーテルからなる主鎖の少なくとも一方の末端側に[−Si(OR)3](但し、Rは、水素又は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)で示される官能基を含む化合物である。
X−CF2−O−(CnF2nO)m−CF2−X ・・・(1)
で示される化合物を好適に用いることができる。
(RO)3Si−(CH2)k−NHC(=O)−CF2−O−(CF2O)p−(CF2CF2O)q−CF2−C(=O)NH−(CH2)k−Si(OR)3・・・(2)
で示されるフッ素含有化合物が挙げられる。
フッ素含有複合粒子の製造方法は特に限定されない。例えば、シリカ系微粒子に対して前記フッ素含有化合物を用い、公知のコーティング方法、造粒方法等に従ってフッ素含有化合物を含む被覆層をシリカ系微粒子表面に形成すれば良い。特に、シリカ系微粒子又はその分散液とフッ素含有化合物の溶液とを混合する工程(被覆工程)を含む製造方法によって本発明粒子を好適に調製することができる。
付着防止層の形成方法は、特に限定されないが、例えばフッ素含有複合粒子が溶媒に分散してなる塗工液を基材に塗布し、乾燥する工程を含む方法を好適に採用することができる。
基材にフッ素含有複合を直接積層することができるが、それが付着しにくい基材の場合には、基材とシリカ微粒子との間にプライマー層を形成しても良い。プライマー層を介して基材にシリカ微粒子が積層されると、強固にシリカ微粒子が基材に付着もしくは接着されるため、シリカ微粒子がはがれにくくなる。
プライマー層に用いられるプライマー成分は、特に制限されず、基材の種類等に応じて適宜選択することができる。特に、以下に示すような樹脂成分をプライマー成分として採用することができる。
上記プライマー層には、充填粒子を含んでいても良い。プライマー層に充填粒子を含むことによって、プライマー層の表面積が増大し、後述するフッ素化合物が被覆されたシリカ微粒子の積層量を増やすことができるため、さらに高い撥水性及び撥油性を発現することができる。
プライマー層を形成する場合は、例えばプライマー成分を含むプライマー塗工液を基材表面に塗布し、乾燥する工程を含む方法を好適に採用することができる。この場合、プライマー層中に充填粒子を含ませる場合は、上記プライマー塗工液中に充填粒子を配合すれば良い。
(1)基材シートの作製
充填粒子としてポリメタクリル酸メチルビーズ(製品名「MBX−20」積水化成品工業社製、平均粒径:20μm、融点:250〜270℃)15重量部をポリエステル系熱可塑性樹脂溶液(溶剤:トルエン 固形分:20wt%)100重量部に添加して30分間室温で攪拌して下地コート剤を調製した。この下地コート剤をバーコーター#8を用いて乾燥後重量で3.5g/m2となるように市販の厚み50μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(「PET」と略称)の表面に塗工し、続いて160℃のオーブン中で10秒間加熱乾燥させてトルエンを蒸発させることにより、PETフィルム上にプライマー層が積層された基材シートを作製した。
BET値が200m2/gの親水性シリカ微粒子30.0g(日本アエロジル社製、AEROSIL200、平均粒子径D50=12nm)をエタノール系溶剤(ゴードー社製、GSアルコEP−7)626.0gに分散させた。次いで、これに酢酸4.0g及び純水100.0gを加え、ガラス棒で3分間攪拌し、分散液を調製した。
これとは別途に、フッ素含有化合物として下記式(1)に示すパーフルオロポリエーテルシラン(p+qの平均は14で数平均分子量は2000、kは3、Rはエチル基をそれぞれ示す。)24.0gを用意し、エタノール216.0gを混合し、パーフルオロポリエーテルシランを含む混合液を調製した。
(RO)3Si−(CH2)k−NHC(=O)−CF2−O−(CF2O)p−(CF2CF2O)qC(=O)NH−(CH2)k−Si(OR)3 ・・・(1)
次いで、上記混合液240.0gを上記分散液に加え、ガラス棒で3分間攪拌した。得られた混合スラリーを50℃の条件下で3日間攪拌した。このようにして、フッ素含有複合粒子を含むコート液を得た。フッ素含有複合粒子におけるフッ素含有化合物(上記パーフルオロポリエーテルシラン)(以下「ポリマー」ともいう。)の重量(被覆量)は44質量%であった。
上記(2)で得られたコート液を前記の基材シートのプライマー層が積層された面上にバーコーター#6を用いて塗工し、180℃のオーブン中で10秒間加熱乾燥させてエタノールを蒸発させることにより、基材シート及び付着防止層を含む積層体のサンプルを得た。なお、フッ素含有複合粒子の目標積層量は乾燥後重量として1.2g/m2とした。
積層体における乾燥後のフッ素含有複合粒子の目標積層量を2.4g/m2とした以外は、実施例1と同様にして積層体を得た。
シリカ系微粒子分散エタノール溶液に加えるパーフルオロポリエーテルシランを含む混合液を48.0gとし、フッ素含有複合粒子におけるポリマーの重量は62質量%とし、積層体における乾燥後のフッ素化合物が被覆されたシリカ系微粒子の目標積層量を1.2g/m2とした以外は、実施例1と同様にして積層体を得た。
シリカ系微粒子分散エタノール溶液に加えるパーフルオロポリエーテルシランを含む混合液を48.0gとしてフッ素含有複合粒子におけるポリマーの重量は62質量%とし、積層体における乾燥後のフッ素含有複合粒子の目標積層量を2.4g/m2とした以外は、実施例1と同様にして積層体を得た。
積層体における乾燥後のフッ素含有複合粒子の目標積層量を4.8g/m2とした以外は、実施例1と同様にして積層体を得た。
シリカ系微粒子(製品名「AEROSIL200」日本アエロジル(株)製、BET比表面積:200m2/g、平均一次粒子径12nm)5gを反応槽に入れ、窒素ガス雰囲気下で攪拌しながら市販のフッ素化合物を含有した表面処理剤500gをスプレーし、次いで200℃で30分間攪拌した後、冷却した。これによりフッ素化合物を被覆したシリカ系微粒子を得た。
なお、上記表面処理剤として、ポリフルオロオクチルメタクリレート、2−N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート及び2,2’−エチレンジオキシジエチルジメタクリレートのコポリマーの水分散液(固形分濃度:20重量%)を用いた。
このようにして被覆されたシリカ系微粒子をエタノール100mlに分散させてコート液を調製した。このコート液を用いて実施例1と同様にして積層体を作製した。なお、乾燥後のフッ素化合物が被覆されたシリカ系微粒子の目標積層量は1.2g/m2とした。
パーフルオロポリエーテルシランを含む混合液におけるパーフルオロポリエーテルシランの量を12.0gとしてフッ素含有複合粒子におけるポリマーの重量は28質量%とし、積層体における乾燥後のフッ素含有複合粒子の目標積層量を1.2g/m2とした以外は、実施例1と同様にして積層体を得た。
積層体における乾燥後のフッ素含有複合粒子の目標積層量を0.6g/m2とした以外は、実施例1と同様にして積層体を得た。
シリカ系微粒子分散エタノール溶液に加えるパーフルオロポリエーテルシランを含む混合液を48.0gとしてフッ素含有複合粒子におけるポリマーの重量は62質量%とし、積層体における乾燥後のフッ素含有複合粒子の目標積層量を0.6g/m2とした以外は、実施例1と同様にして積層体を得た。
実施例及び比較例で得られた積層体のサンプルについて25℃における滑落角を測定した。その結果を表2に示す。
滑落角の測定法としては図2に示す装置を用いた。図2(a)に示すように、電動ラボジャッキ30(オートラボジャッキ ALJ200−H、アズワン社製)と、土台20を設置し、電動ラボジャッキ30と土台20に跨るように、幅30cm×長さ70cm×厚み3mmのアルミニウム製の板36を載せ、さらに板36にはデジタル角度計38(デジタル角度計ミニ DPM−1、東栄工業社製)を載せた。このとき、デジタル角度計38の電源を入れ、板36が水平(傾き0°)となるように電動ラボジャッキ30の昇降高さを調整した。なお、板36が水平方向に動かないように市販のテープで板36の土台20と接する側の辺32と土台20とを固定した。一方で、板36の電動ラボジャッキ30によって支えられている側は固定しないこととした。これにより、図2(b)に示すように、電動ラボジャッキ30をジャッキアップした場合に、板36は電動ラボジャッキ30の上端部34と常に接しながら擦動して板36が傾斜する。土台20と固定した板36の一方の辺32と、電動ラボジャッキ30の上端部34との距離Yを50cmとした。
次に、板36に各実施例及び比較例で得られた積層体1にコート液を塗布し微粒子が積層された面を上にして設置した。積層体1の四隅に市販のテープを貼り、板36に固定した。
次いで、マイクロピペット(pipetman P20、GILSON社製)にマイクロピペットチップ(アイビスピペットチップ、アイビス社製)40を装着して、試料42を20μlとり、積層体1上に静かに滴下した。ここで試料42としては、純水、オレイン酸(NAA−34、日油社製、含有量:脂肪酸として98質量%以上)及び食用オリーブオイル(AJINOMOTO オリーブオイル)をそれぞれ用いた。
その後、電動ラボジャッキ30を速度1cm/秒でジャッキアップし、板36を傾斜させ、試料42が目視で転がりだしたことが確認されたときにジャッキアップを止めてデジタル角度計38に表示された角度を滑落角として記録した。
各実施例及び比較例において、それぞれ試料毎に5回測定し、平均の滑落角を求めた。この結果を表2に示す。なお、板36を45度まで傾斜させても試料42が一部又は全部が積層体1に付着したまま転がらなかったものは、45度でジャッキアップを止めた。
各実施例及び比較例で得られた積層体のサンプルについて25℃における接触角を測定した。具体的には各サンプルのコート液が積層された面を試験面とし、接触角測定装置(固液界面解析装置「Drop Master300」協和界面科学株式会社製)を用いて、試験例1と同様に試料として純水、オレイン酸及びオリーブオイル(5μl)を試験面に滴下し、各試料の接触角を測定した。測定結果は、N数を5回とし、その平均値を接触角とした。その結果を表3に示す。
実施例及び比較例で得られた各サンプルについて撥水・撥油性の持続性を調べた。具体的には各サンプルのコート液が積層された面を試験面とし、試料としてオリーブオイル、オレイン酸を数滴滴下して、25℃で24時間放置した後の各試料の転がり性を観察した。なお、前記オリーブオイルとしては、市販品「AJINOMOTO オリーブオイル(食用オリーブ油)、味の素(株)製)」を使用した。試料を滴下して24時間後に各サンプルを20度に傾けて、撥水・撥油性を維持して試料がサンプル上で転がったものを「○」、若干撥油性が低下して尾を引くように転がったものを「△」、撥油性が著しく低下してほぼ試料が転がらなかったものを「×」とした。この結果を表4に示す。
実施例及び比較例で得られた各サンプルについて耐摩擦性を調べた。具体的には、各サンプルを220mm×30mmの大きさに切り出し、各サンプルのコート液が積層された面を試験面と、No.428学振式染色摩擦堅ろう度試験機(株式会社安田精機製作所製)で試験面を所定回数摩擦した後、撥水・撥油性の維持をオリーブオイルを滴下して状態を観察した。試験条件は、ステンレス鋼製摩擦子(表面半径R45mm、20mm×20mm)に総加重が11.8Nとなるように追加ウエイトを取り付け、固定した試験面に設置し、摩擦距離100mm、摩擦速度30往復/minとして、40往復、80往復、120往復、160往復した。評価基準は試験面を摩擦した後に各サンプルを20度に傾けて、撥油性を維持して試料がサンプル上で転がったものを「○」、若干撥油性が低下して尾を引くように転がったものを「△」、撥油性が著しく低下してほぼ試料が転がらなかったものを「×」とした。その結果を表5に示す。
Claims (6)
- 基材及び付着防止層を含む積層体であって、
(1)前記付着防止層がフッ素含有複合粒子を含み、
(2)フッ素含有複合粒子は、シリカ系微粒子の表面が1)フッ素含有化合物及び2)それがシリカ系微粒子のケイ素とシロキサン結合してなるフッ素含有基の少なくとも1種で被覆されている複合粒子であって、
前記フッ素含有化合物が、パーフルオロポリエーテルからなる主鎖の少なくとも一方の末端側に[−Si(OR)3](但し、3つのRは、互いに同一又は異なって、水素又は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)で示される官能基を含む化合物であり、
(3)前記基材表面の単位面積あたりの前記フッ素化合物が被覆されたシリカ系微粒子の積層重量が0.7〜5.0g/m2である、
ことを特徴とする積層体。 - 基材と付着防止層との間にプライマー層を有する、請求項1に記載の積層体。
- プライマー層中に平均粒径10〜60μmの充填粒子をさらに含む、請求項2に記載の積層体。
- シリカ系微粒子の平均一次粒子径が3〜500nmである、請求項1〜3のいずれかに記載の積層体。
- 基材が、樹脂類、ゴム類、金属材料及び無機材料及びこれらを含む複合材料の少なくとも1種である、請求項1〜4のいずれかに記載の積層体。
- 前記フッ素含有化合物が(RO)3Si−(CH2)k−NHC(=O)−CF2−O−(CnF2n)m−C(=O)NH−(CH2)k−Si(OR)3(但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、nは1〜7の整数、mは7以上の整数、kは1〜5の整数をそれぞれ示す。)で示される化合物を含む、請求項1〜5のいずれか記載の積層体。
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