JP2019025250A - エアマット制御装置およびエアマット制御方法 - Google Patents

エアマット制御装置およびエアマット制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】専用のセンサーを設けることなく、手間なく正確かつ迅速に、利用者に合わせてエアマットの状態を適切に制御するためのエアマット制御装置を提供する。【解決手段】エアマット制御装置200は、利用者を保持するエアマット100の状態を制御する。取得部260は、利用者に合わせてエアマット100の状態を制御するための利用者情報を外部媒体300から取得する。制御部210は、取得部260によって取得された利用者情報を用いてエアマット100の状態を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、エアマット制御装置およびエアマット制御方法に関する。
病院ベッドや介護ベッドの上に患者や要介護者が長期に渡って横たわる際、ベッドの上にエアマットを載置して患者や要介護者が受ける圧力を分散し、床ずれ(褥瘡)等の発生を防止する技術が知られている。
近年では、病院スタッフや介護スタッフ等がエアマットの制御装置に利用者の身長・体重情報を入力し、制御装置が身長・体重情報に応じてエアマットの空気圧を調整する技術も知られている(たとえば、特許文献1参照)。また、エアマットに圧力センサー等の専用の構成を設けて利用者の体重等の身体情報を把握する技術も知られている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2003−290297号公報 特開2004−271368号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術においては、身長・体重情報を現場のスタッフが手作業によって制御装置に直接入力する必要があり、慌ただしい医療や介護の現場において設定に手間がかかってしまう虞がある。さらに、現場での手作業による入力が必要になるため、入力間違いや患者の取り違い等のミスが発生する虞もある。また、特許文献2記載の技術においては、必要な情報ごとに専用のセンサーを搭載する必要があり、装置のサイズやコスト、拡張性等の点で問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、専用のセンサーを設けることなく、手間なく正確かつ迅速に、利用者に合わせてエアマットの状態を適切に制御するためのエアマット制御装置およびエアマット制御方法を提供することを目的とする。
エアマット制御装置は、利用者を保持するエアマットの状態を制御する。取得部は、利用者に合わせてエアマットの状態を制御するための利用者情報を外部媒体から取得する。制御部は、取得部によって取得された利用者情報を用いてエアマットの状態を制御する。
エアマット制御方法は、利用者を保持するエアマットの状態を制御する。取得ステップは、利用者に合わせてエアマットの状態を制御するための利用者情報を外部媒体から取得する。制御ステップは、取得ステップにおいて取得された利用者情報を用いてエアマットの状態を制御する。
本発明のエアマット制御装置によれば、取得部によって外部媒体から取得された利用者情報を用いてエアマットの状態を制御する。これにより、手間なく正確かつ迅速に、利用者に合わせてエアマットの状態を適切に制御できる。
第1実施形態に係るエアマット制御装置が適用されるエアマットシステムの概略構成図である。 エアマット制御装置の概略構成図である。 エアマット制御装置のストレージに記憶される情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係るエアマット制御装置によって実行される設定処理の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るエアマット制御装置によって実行される設定処理の手順を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るエアマット制御装置が適用されるエアマットシステムの概略構成図である。 第4実施形態に係るエアマット制御装置が適用されるエアマットシステムの概略構成図である。 第5実施形態に係るエアマット制御装置のストレージに記憶される情報の一例を示す図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るエアマット制御装置が適用されるエアマットシステムの概略構成図である。
図1に示されるエアマットシステムは、たとえば、病院や介護施設等において用いられる。
図1に示すように、エアマットシステムは、エアマット100、エアマット制御装置200および外部媒体300から構成される。エアマット100およびエアマット制御装置200は、接続チューブT1を介して相互に接続されている。接続チューブT1は、それぞれ独立して空気を移送可能な複数の送風チューブと、電気信号を伝達可能な配線とを有する。エアマット制御装置200は、接続チューブT1を介してエアマット100に空気を供給すると共に、エアマット100に設けられたセンサー等との間で電気信号を送受信する。外部媒体300は、利用者に付された名札やタグ等のエアマット制御装置200の外部の媒体である。エアマット制御装置200は、利用者が有する外部媒体300から利用者情報を取得し、取得した利用者情報に基づいて利用者に合わせてエアマット100の状態を制御する。以下、各構成について詳細に説明する。
<エアマット100>
エアマット100は、たとえば、ベッドマットレス110上に載置され、ベッドマットレス110の短手方向に伸びる袋状のエアセル120を、ベッドマットレス110の長手方向に複数並べて構成される。エアマット100は、それぞれ独立した複数の空気供給系統を有する。各空気供給系統には、それぞれ異なる送風チューブが接続され、各空気供給系統にそれぞれ独立して空気が供給される。各エアセル120は、複数の空気供給系統のいずれかに接続され、空気供給系統ごとに内圧が制御される。各エアセル120は、複数のグループに分けられ、グループごとに各エアセル120同士が連通されていてもよい。
たとえば、図1に示す例では、エアマット100は、3つの空気供給系統を有している。各エアセル120は、並べられた順に、順次3つのグループに分けられ、各グループ内のエアセル120同士が連通される。各グループは3つの空気供給系統にそれぞれ接続される。そして、3つの空気供給系統の内圧設定を周期的に変更することによって、各空気供給系統に接続されたエアセル120を周期的に膨張および収縮させて、エアマット100を波動させることができる。これにより、利用者に接触するエアセル120を周期的に変更することができ、同じエアセル120が長時間連続して利用者に接触することよるムレや圧迫を防止して褥瘡の発生を抑止できる。なお、エアセル120の種類、形状、個数、並び方等は、図1に示す例に限定されず、いかなる態様でエアセル120が使用されてもよい。また、空気供給系統の数やエアセル120の接続方法等も、上記の例に限定されない。たとえば、エアマット100の側部にエアセルを設けて周期的に膨張および収縮させることにより、利用者の寝返りによる姿勢変更を促すようにしてもよい。
さらに、エアマット100は、各エアセル120の内圧を検出する内圧センサーや、背上げした際のエアマット100の傾きを検出する角度センサー等の各種センサーを備えていてもよい。また、エアマット100は、温度調整手段、送風手段、表示手段や発音手段等、利用者の状態や使用環境等に応じて制御可能な各種の構成を備えることができる。
<エアマット制御装置200>
エアマット制御装置200は、外部媒体300から利用者情報を取得し、取得した利用者情報を用いて、エアマット100の状態を制御する。エアマット制御装置200は、複数の空気供給系統に分けてエアマット100に空気を供給可能であり、各空気供給系統に接続されたエアセル120の内圧を制御可能である。また、エアマット制御装置200は、エアマット100に設けられた各種センサーから送信される信号を受信してエアマット100や利用者の状態を判断し、判断結果に応じてエアマット100の状態を制御する。たとえば、エアマット制御装置200は、エアマット100の角度センサーからの情報に基づいて利用者の背上げ状態を判断し、背上げしていると判断された場合、利用者の腰の部分の底づきを防止するため、エアセル120の内圧を高めることができる。以下、エアマット制御装置200について詳細に説明する。
図2は、エアマット制御装置の概略構成図である。
図2に示すように、エアマット制御装置200は、CPU210、ROM220、RAM230、ストレージ240、表示操作部250、取得部260、空気供給部270および通信部280を備え、これらは信号をやり取りするためのバス290を介して相互に接続されている。
CPU210は、ROM220やストレージ240に記録されているプログラムにしたがって、上記各部の制御や各種の演算処理を行う。CPU210は、プログラムを実行することによって、制御部、参照部、受付部、認証部として機能する。
ROM220は、各種プログラムや各種データを格納する。
RAM230は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
ストレージ240は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや、各種データを格納する。また、ストレージ240には、利用者の識別情報、身体情報、生体情報、エアマットの設定情報等が相互に関連付けられて記憶されている。
表示操作部250は、たとえば、タッチパネル方式の液晶ディスプレイや、各種操作ボタン等であり、各種情報を表示したり、各種入力を行ったりするために使用される。
取得部260は、たとえばRFIDタグリーダー、バーコードリーダー、2次元バーコードを読み取り可能なカメラ等の入力装置を有し、利用者のタグ等の外部媒体300に設けられたRFIDタグ、バーコード、2次元バーコード等を認識して利用者情報を取得する。また、取得部260は、通信部280に設けられた各種通信インターフェースを介して、利用者が保持する携帯メモリー、スマートフォンまたは利用者に装着されたウェアラブルデバイス等の外部の記録媒体と通信して利用者情報を取得してもよい。あるいは、取得部260は、利用者のタグに印字された氏名をカメラで撮影し、撮影した画像に文字認識等の画像処理を施すことによって、患者の氏名を利用者情報として取得してもよい。また、取得部260は、利用者の顔をカメラで撮影し、撮影した顔画像を解析して予め登録されたデータベースとマッチングすることによって利用者を特定し、特定した利用者に関する情報を利用者情報として取得してもよい。また、取得部260は、マイク等を介して利用者の声を取得してもよく、あるいは、各種生体情報取得デバイスを介して利用者の指紋や静脈、虹彩などの生体情報を取得してもよい。取得部260は、取得した各種生体情報を予め登録されたデータベースとマッチングすることによって利用者を特定し、特定した利用者に関する情報を利用者情報として取得できる。
空気供給部270は、空気を供給するポンプと各空気供給系統に分配する分配器と供給量を調整するバルブとを有する。空気供給部270は、RAM230またはストレージ240に記憶された各種設定や、エアマット100の内圧センサーからの内圧情報、CPU210からの指示等に基づいて、エアマット100の各エアセル120が所定の内圧になるように空気を供給する。
通信部280は、エアマット100や利用者のスマートフォン、ウェアラブルデバイス、ネットワーク上のサーバー等の外部機器と通信するための有線または無線の通信インターフェースである。通信インターフェースとしては、たとえば、USB、RS232C、イーサネット(登録商標)、Wi−FiまたはBluetooth(登録商標)等の各種規格が用いられる。
<外部媒体300>
外部媒体300は、たとえばRFIDタグ、バーコード、2次元バーコード等が設けられた利用者のタグや、利用者が有する携帯メモリー、スマートフォン、ウェアラブルデバイス等である。外部媒体300には、利用者を識別するための識別情報が記録されている。また、外部媒体300には、利用者の身長、体重等の身体情報、利用者の状態や持病等を示す生体情報、利用者に合わせて最適化されたエアマット100の設定情報等の情報が記録されていてもよい。
なお、エアマットシステムの各構成は、それぞれ上記の構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上記の構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
<ストレージ240に記憶される情報>
図3は、エアマット制御装置のストレージに記憶される情報の一例を示す図である。
図3に示すように、エアマット制御装置200のストレージ240には、たとえば、利用者の識別情報、名称、身長、体重、状態、内圧設定、膨縮周期設定等の情報が相互に関連付けられて記憶されている。
識別情報は、利用者を識別するための情報であり、たとえば英数字や記号等によって表現されるシステム内でユニークな情報である。識別情報としては、たとえば病院の患者管理システムにおいて患者ごとに付与される患者ID等を用いることができる。
名称は、利用者の氏名等であり、上記の識別情報と同様に利用者を識別するための情報として使用される。また、たとえば名称をエアマット制御装置200の表示操作部250に表示して利用者に確認させることによって、患者タグの取り付けミスや情報の登録ミス等を検知するために使用してもよい。なお、名称のほかに、利用者の年齢や生年月日、利用者の顔や声に関する情報等が記録されてもよく、エアマット制御装置200は、それぞれの情報を用いて利用者を識別したり、認証したりすることができる。
身長および体重は、利用者の身体情報であり、利用者に合わせてエアマット100の状態を最適に制御するために用いられる。たとえばエアマット制御装置200は、利用者の体重に応じて最適なエアマット100の内圧を算出し、エアマット100の内圧を制御してもよい。あるいは、エアマット制御装置200は、利用者の体重と身長に基づいて利用者の体型を判断し、体型に応じてエアマット100の内圧や内圧の変動を制御してもよい。なお、身体情報として、たとえばBMI値(Body Mass Index)、体脂肪率、骨量、筋肉量等に関する情報が記憶されてもよく、エアマット制御装置200は、それぞれの情報に基づいてエアマット100の状態を適切に制御できる。
状態は、利用者の症状や持病等に関する情報を示す生体情報であり、利用者に合わせてエアマット100の状態を最適に制御するために用いられる。たとえば、図3の例では、「Bさん」と「Dさん」に拘縮の症状があることが示されている。拘縮が生じた場合、利用者の身体が屈曲してエアマット100に接する面積が小さくなることによって、圧力が高くなる。これにより、エアマット100が過度に沈み込み、底づきをおこして褥瘡等が生じやすくなってしまう。これを防止するため、拘縮の症状がある場合、エアマット100の内圧を通常よりも高く設定することによって、利用者の姿勢を安定させて圧力集中を防ぐことができる。また、「Eさん」は「安静」が必要な状態であることが示されている。安静が必要な状態である場合、膨縮の周期を長く設定したり、内圧の変動度合いを小さく設定したりすることによって、利用者の移動量を少なくして安静を保つことができる。生体情報として、たとえば体温、血圧、心拍数等に関する情報が記憶されてもよく、それぞれエアマット100の状態を最適に制御するために使用することができる。たとえば、エアマット制御装置200は、利用者の体温に関する情報に基づいて、エアマット100の温度調整手段や送風手段等を制御してエアマット100の表面温度や利用者の体感温度を調整し、利用者が快適に過ごせるようにしてもよい。
内圧設定および膨縮周期設定は、エアマット100の設定情報であり、利用者ごとの最適な設定値が予め記憶されている。内圧設定は、エアセル120の内圧の設定値である。図3の例では、内圧設定として14〜22mmHgの値が登録されている。内圧設定の値を複数設けて、空気供給系統ごとに内圧を設定できるようにしてもよい。膨縮周期設定は、各空気供給系統に接続されたエアセル120を周期的に膨張および収縮させる際の時間的な周期を示す。図3の例では、膨縮周期設定として5分の値が登録されている。エアマット100の設定情報として、利用者の背上げ状態に応じたエアセル120の内圧の変動度合いが記憶されてもよい。また、エアマット100の設定情報として、背上げ状態に対応した背上げモードや、拘縮状態に対応した拘縮モードといった利用者の状態に応じて設定される各モードにおいて内圧を管理するための情報が登録されてもよい。さらに、エアマット100の設定情報として、エアマット100が設置されるベッドの種類に対応したエアマット100の機能が設定されてもよい。たとえば、背上げ機能を有するベッドの場合、背上げ状態に応じたエアセル120の内圧制御を行うように設定してもよい。また、足上げ機能を有するベッドの場合、足上げ状態に応じたエアセル120の内圧制御を行うように設定してもよい。
なお、ストレージ240に記憶されるものとして説明した上記の情報は、外部媒体300に記録されてもよい。エアマット制御装置200は、外部媒体300から取得した上記情報を使用してエアマット100を制御してもよい。
<エアマット制御装置200によって実行される設定処理の概要>
図4は、第1実施形態に係るエアマット制御装置によって実行される設定処理の手順を示すフローチャートである。なお、図4に示すエアマット制御装置200の処理は、エアマット制御装置200のストレージ240にプログラムとして記憶されており、CPU210が各部を制御することにより実行される。図4に示す処理は、利用者がエアマット100を利用する際等に実行される設定処理である。
まず、エアマット制御装置200は、利用者情報を外部媒体300から取得する(ステップS101)。具体的には、エアマット制御装置200の取得部260において、利用者のタグ等の外部媒体300から情報を読み取ったり受信したりすることによって、利用者情報を取得する。
続いて、エアマット制御装置200は、取得部260において利用者情報が取得されたか否かを判断する(ステップS102)。
利用者情報が取得されていない場合(ステップS102:NO)、エアマット制御装置200は、利用者情報が取得されるまでステップS101の処理を繰り返す。
利用者情報が取得されている場合(ステップS102:YES)、エアマット制御装置200は、取得された利用者情報を用いて利用者に応じたエアマット100の設定を算出する(ステップS103)。具体的には、エアマット制御装置200は、利用者情報を用いてエアマット100のエアセル120の内圧や、エアセル120の膨張および収縮の周期等のエアマット100の設定を算出する。
たとえば、エアマット制御装置200が、利用者情報として利用者の身体情報または生体情報を取得した場合、エアマット制御装置200は、取得した身体情報または生体情報に基づいて利用者に応じたエアマット100の適切な設定を算出する。あるいは、エアマット制御装置200が、利用者情報としてエアマット100の設定情報を取得した場合、エアマット制御装置200は、取得した設定情報をエアマット100の設定としてそのまま使用できる。また、エアマット制御装置200が、利用者情報として利用者の識別情報を取得した場合、エアマット制御装置200は、参照部として、ストレージ240を参照し、当該識別情報に関連付けられた利用者の身体情報、生体情報、エアマット100の設定情報等を取得する。エアマット制御装置200は、ストレージ240から取得した情報に基づいてエアマット100の適切な設定を算出する。
続いて、エアマット制御装置200は、ステップS103の処理において算出された設定に基づいてエアマット100の状態を制御する(ステップS104)。具体的には、エアマット制御装置200は、エアマット100のエアセル120の内圧、エアセル120の膨張および収縮の周期等の設定に基づいて空気供給部270等を制御してエアマット100の状態を制御する。
以上のように、第1実施形態のエアマット制御装置200によれば、取得部260によって外部媒体300から取得された利用者情報を用いてエアマット100の状態を制御する。これにより、手間なく正確かつ迅速に、利用者に合わせてエアマット100の状態を適切に制御できる。
また、利用者情報は、利用者の身体情報、生体情報、識別情報およびエアマット100の設定情報のうちの少なくとも一つを含む。これにより、外部媒体300に記録された様々な種類の情報に対応してエアマット100の状態を制御できる。
また、エアマット制御装置200は、取得部260によって識別情報が取得された場合、記憶部において当該識別情報に関連付けられた身体情報、生体情報および設定情報のうちの少なくとも一つを取得し、取得された情報に基づいてエアマット100の状態を制御する。これにより、外部媒体300に識別情報のみが記録されている場合であっても、当該識別情報に身体情報、生体情報、設定情報等の各種情報を関連付けて記憶部に記憶させておくことにより、各種情報に基づいて適切にエアマット100を制御できる。
また、エアマット制御装置200の取得部260は、RFIDタグリーダー、バーコードリーダーおよびカメラのうちの少なくとも一つを有し、RFIDタグ、バーコードおよび2次元バーコードのうちの少なくとも一つから利用者情報を取得する。したがって、エアマットシステムが適用される環境に応じて、取得部260として採用する構成を適宜選択することができ、適切な外部媒体300から利用者情報を取得することができる。
また、エアマット制御装置200の取得部260は、外部の記録媒体と通信するための通信インターフェースを有し、記録媒体と通信することによって利用者情報を取得する。これにより、利用者のスマートフォンやウェアラブルデバイス等の様々な装置から利用者情報を取得でき、システムを柔軟に拡張して利便性を高めることができる。
また、エアマット制御装置200は、エアセル120の内圧や膨縮周期、利用者の背上げ状態に応じた内圧の変動度合い、設置されるベッドの種類に対応した機能等に関する設定を変更することによってエアマット100の状態を制御する。これにより、利用者の特性や状態、利用環境等の詳細な条件を考慮して、利用者に合わせてより適切にエアマット100の状態を制御できる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態のエアマットシステムについて説明する。
上記の第1実施形態では、エアマット制御装置200が、外部媒体300から取得した利用者情報をそのまま利用してエアマット100を制御する例について説明した。しかし、エアマット制御装置200は、取得した利用者情報や、利用者情報に基づいて取得または算出される情報が適切か否かを確認してもよい。以下、エアマット制御装置200が取得した情報が適切か否かを確認する例について説明する。
第2実施形態のエアマットシステムの構成は第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。以下、第2実施形態のエアマットシステムにおける処理について説明する。
図5は、第2実施形態に係るエアマット制御装置によって実行される設定処理の手順を示すフローチャートである。なお、図5に示すエアマット制御装置200の処理は、エアマット制御装置200のストレージ240にプログラムとして記憶されており、CPU210が各部を制御することにより実行される。
図5のステップS201〜ステップS203の処理は、図4のステップS101〜S103の処理と同様であるため、説明を省略する。
第2実施形態のエアマット制御装置200は、ステップS202の処理において取得した利用者情報や、ステップS203の処理において取得された各種情報または算出された設定情報が適切であるか否か確認する(ステップS204)。具体的には、エアマット制御装置200は、取得または算出された各種情報を、「OK」ボタン等と共に表示操作部250に表示して、利用者やスタッフ等のユーザーから確認操作を受け付ける。
確認の結果に問題がない場合(ステップS205:YES)、エアマット制御装置200は、ステップS208の処理に進む。
確認の結果に問題がある場合(ステップS205:NO)、エアマット制御装置200は、確認結果を表示すると共に、各種情報の修正の入力を受け付ける(ステップS206)。具体的には、エアマット制御装置200は、表示操作部250に、修正情報を入力する画面を表示してユーザーから修正の入力を受け付ける。なお、確認の結果に問題がある場合とは、利用者情報が取得できない場合や、取得した利用者情報に関連付けられた各種情報がストレージ240に適切に登録されていない場合、または取得された利用者情報や算出された設定情報等が適切でないとユーザーが判断し、その旨の入力をエアマット制御装置200が受け付けた場合等が含まれる。
たとえば、ストレージ240に予め登録された体重の情報が以前の古い情報であり、表示操作部250に表示された体重が、利用者の現在の体重と異なっている場合、ユーザーは表示操作部250に現在の利用者の体重を入力して体重情報を修正できる。また、表示操作部250に表示された利用者情報が、実際の利用者のものと異なり、他人の利用者情報が表示されていると判断された場合等においては、エアマット制御装置200は、患者タグ等の付け間違い等の確認を促すメッセージを表示してもよい。
続いて、エアマット制御装置200は、ステップS206の処理において受け付けた修正の内容を、ストレージ240に登録し(ステップS207)、ステップS208の処理に進む。ステップS208の処理は、図4のステップS104の処理と同様であるため、説明を省略する。ステップS208の処理が完了すると、エアマット制御装置200は、設定処理を終了し、設定に基づいてエアマット100の制御を継続して実行する。
以上のように、第2実施形態のエアマット制御装置200によれば、取得した識別情報に関連付けられた情報がストレージ240から取得できない場合、または、ストレージ240から取得された情報が適切でないと判断された場合、身体情報、生体情報および設定情報のうちの少なくとも一つの情報の入力を受け付ける。これにより、エアマット制御装置200は、適切に修正された利用者情報に基づいてエアマット100の状態をより適切に制御することができる。
なお、エアマット制御装置200は、ステップS204の確認処理において、利用者情報によって特定された利用者が実際の利用者と一致しているか否かを認証してもよい。たとえば、エアマット制御装置200は、表示操作部250において、利用者の生年月日や予め設定したパスワード等の情報の入力を要求し、入力された情報とストレージ240に予め登録された情報とをマッチングして、利用者を認証してもよい。これにより、利用者を取り違えてシステムを設定した場合等に、誤った利用者情報に基づいてエアマット100の状態を制御することを防止できる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態のエアマットシステムについて説明する。
第1および第2実施形態においては、エアマット制御装置200の本体において外部媒体300から利用者情報を取得するものとして説明したが、これに限定されない。たとえば、エアマット制御装置200の本体とは別体として構成される外部端末において外部媒体300から情報を取得してもよい。
図6は、第3実施形態に係るエアマット制御装置が適用されるエアマットシステムの概略構成図である。なお、第1および第2実施形態のエアマットシステムと同様の構成については、同じ参照番号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、エアマットシステムは、エアマット100、エアマット制御装置200、外部媒体300および外部端末400を有する。エアマット制御装置200は、図1に示すエアマット制御装置200と基本的に同様の構成を有し、取得部260の構成のみが異なる。外部端末400は、エアマット制御装置200と別体として設けられる情報端末であり、通信部280を介してエアマット制御装置200と通信する。通信インターフェースとしては、有線または無線の各種規格が用いられ、たとえば、USB、RS232C、イーサネット(登録商標)、Wi−FiまたはBluetooth(登録商標)等の規格が用いられる。
外部端末400は、第1および第2実施形態においてエアマット制御装置200に設けられるものとして説明したRFIDタグリーダー、バーコードリーダー、2次元バーコードを読み取り可能なカメラ、各種通信インターフェース等の入力装置を有する。外部端末400は、外部媒体300に設けられたRFIDタグ、バーコード、2次元バーコード等を認識したり、通信インターフェースを介してさらに他の装置と通信したりすることによって利用者情報を取得する。
第3実施形態のエアマット制御装置200によって実行される処理の手順は、第1および第2実施形態と同様であり、エアマット制御装置200は、図4のステップS101および図5のステップS201の処理において、取得部として、外部端末400から利用者情報を取得する。
以上のように、第3実施形態においては、外部端末400が外部媒体300から利用者情報を取得し、エアマット制御装置200は外部端末400から利用者情報を取得する。これにより、エアマット制御装置200の設置場所や外部媒体300の位置等の影響を受けずに外部媒体300から利用者情報を取得でき、システムの利便性が向上する。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態のエアマットシステムについて説明する。
第1〜第3実施形態においては、エアマット制御装置200のストレージ240に、利用者の識別情報、名称、身長、体重、状態、内圧設定、膨縮周期設定等の情報を記憶する例について説明したが、これに限定されない。たとえば、エアマット制御装置200とネットワークを介して接続されるサーバー等の装置に上記の情報が記憶されてもよい。
図7は、第4実施形態に係るエアマット制御装置が適用されるエアマットシステムの概略構成図である。なお、第1〜第3実施形態のエアマットシステムと同様の構成については、同じ参照番号を付し、その説明を省略する。
図7に示すように、エアマットシステムは、エアマット100、エアマット制御装置200、外部媒体310およびサーバー500を有する。エアマット制御装置200は、図1に示すエアマット制御装置200と基本的に同様の構成を有し、ストレージ240の構成のみが異なる。外部媒体310は、利用者に装着されたスマートウォッチ等のウェアラブルデバイスである。エアマット制御装置200は、たとえば外部媒体310に搭載されたRFIDタグまたは外部媒体310の表示部に表示されたバーコードや2次元バーコードから利用者情報を取得してもよく、あるいは外部媒体310と有線または無線で通信して利用者情報を取得してもよい。サーバー500は、たとえば病院内において患者の情報を管理するサーバーであり、有線または無線のネットワークを介してエアマット制御装置200から接続可能である。
サーバー500は、第1〜第3実施形態においてエアマット制御装置200のストレージ240に記憶されるものとして説明した利用者の識別情報、名称、身長、体重、状態、内圧設定、膨縮周期設定等の情報を内部の記憶部に記憶する。
第4実施形態のエアマット制御装置200によって実行される処理の手順は、第1〜第3実施形態と基本的に同様である。エアマット制御装置200は、図4のステップS103および図5のステップS203の処理において、参照部として、識別情報を用いて当該識別情報に関連付けられた各種情報をサーバー500から取得する。エアマット制御装置200は、サーバー500から取得された情報に基づいてエアマット100の状態を制御する。
このように、エアマット制御装置200が、識別情報を用いてサーバー500の記憶部を参照し、当該識別情報に関連付けられた情報をサーバー500から取得する。これにより、たとえばサーバー500として病院内のサーバーを接続した場合、患者の情報を管理するための既存の電子カルテ情報を、エアマット100の状態を制御するための上記情報として利用でき、既存の機器や情報資産を有効活用することができる。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態のエアマットシステムについて説明する。
第1〜第4実施形態においては、利用者情報として個々の利用者ごとの身体情報、生体情報、識別情報、設定情報等を取得することによって、エアマット100の状態を制御する例について説明した。しかし、個々の利用者ごとの情報ではなく、利用者を身体情報や生体情報、エアマット100の設定が同様となるグループに分類し、グループごとにエアマット100の状態を制御してもよい。
図8は、第5実施形態のエアマット制御装置のストレージに記憶される情報の一例を示す図である。なお、第5実施形態のエアマットシステムの構成は第1〜第4実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
図8に示すように、エアマット制御装置200のストレージ240には、たとえば、グループID、エアマット100の内圧設定および膨縮周期設定、モード設定等の情報が相互に関連付けられて記憶されている。モード設定は、利用者の状態に応じて通常モード、拘縮モード、安静モード等の動作モードを設定するための項目である。
グループIDは、エアマット100の設定が同様となる複数の利用者を、複数のグループに分類するための識別子であり、複数の利用者に共通して設定される。グループIDは、たとえば、利用者個人を識別するための識別情報よりも少ない桁数の値を設定することができる。
外部媒体300または外部媒体310(以下、あわせて「外部媒体300」と称する。)には、当該外部媒体を有する利用者が分類されるグループのグループIDが設定される。たとえば、外部媒体300として、既存の患者管理システムにおいて患者タグとして使用されているRFIDタグを利用する場合、利用者個人の識別情報等が記憶されている領域とは別の空き領域にグループIDを設定することができる。
エアマット制御装置200は、外部媒体300から利用者情報としてグループIDを取得し、取得したグループIDに関連付けられた内圧設定および膨縮設定の情報をストレージ240から取得する。エアマット制御装置200は、ストレージ240から取得した内圧設定および膨縮設定に基づいてエアマット100を制御する。
このように、グループIDを設定して、グループごとにエアマット100の状態を制御することにより、たとえば、既存の患者管理システム等において使用されている患者タグを本システムに流用する場合等、個々の利用者の識別情報のフォーマットにバラツキがあり、利用者の識別が困難である場合でも、エアマット100の状態を適切に制御できる。また、グループIDとして、利用者個人の識別情報よりも少ない桁数の値を設定できるため、ストレージ240に記憶される情報の量を少なく抑えることができ、メモリー資源を節約することができる。
なお、上記の実施形態においては、ストレージ240においてグループIDにエアマット100の設定情報が関連付けられて記憶される例について説明したが、これに限定されない。グループIDに身体情報や生体情報が関連付けられ、各情報に基づいてエアマット100の状態が制御されてもよい。
また、上記の各実施形態においては、空気供給部270がエアマット制御装置200の一部として一体的に設けられる例について説明したが、エアマットシステムのハードウェア構成はこれに限定されない。たとえば、エアマット制御装置200と空気供給装置とが別体として設けられて相互に無線接続されるような形態であってもよい。すなわち、第3実施形態において説明した図6の外部端末400をエアマット制御装置200として使用し、別体の装置として設けられる空気供給部270と通信してエアマット100の状態を制御してもよい。
また、上記の各実施形態は、それぞれ独立した実施形態として説明したが、各実施形態が相互に組み合わせられて実施されてもよい。たとえば、第3〜第5実施形態を組み合わせて、外部端末400が外部媒体300からグループIDを取得し、サーバー500からグループIDに関連付けられた設定情報を取得してエアマット100の状態を制御するような形態であってもよい。
また、上述したフローチャートの各処理単位は、エアマット制御装置200の処理に関する理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理ステップの分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。エアマット制御装置200が実行する処理は、さらに多くの処理ステップに分割することもできる。また、1つの処理ステップが、さらに多くの処理を実行してもよい。
上述した実施形態に係るエアマットシステムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、フレキシブルディスクおよびCD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、エアマットシステムの一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
100 エアマット、
110 ベッドマットレス、
120 エアセル、
T1 接続チューブ、
200 エアマット制御装置、
210 CPU、
220 ROM、
230 RAM、
240 ストレージ、
250 表示操作部、
260 取得部、
270 空気供給部、
280 通信部、
290 バス、
300、310 外部媒体、
400 外部端末、
500 サーバー。

Claims (10)

  1. 利用者を保持するエアマットの状態を制御するエアマット制御装置であって、
    前記利用者に合わせて前記エアマットの状態を制御するための利用者情報を外部媒体から取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記利用者情報を用いて前記エアマットの状態を制御する制御部と、
    を有するエアマット制御装置。
  2. 前記利用者情報は、前記利用者の身体情報、生体情報、識別情報および前記エアマットの設定情報のうちの少なくとも一つを含む請求項1に記載のエアマット制御装置。
  3. 前記利用者の身体情報、生体情報および前記エアマットの設定情報のうちの少なくとも一つを前記識別情報と関連付けて記憶した記憶部を参照して、前記識別情報を用いて、当該識別情報に関連付けられた前記身体情報、前記生体情報および前記設定情報のうちの少なくとも一つを前記記憶部から取得する参照部をさらに有し、
    前記制御部は、前記取得部によって前記識別情報が取得された場合、前記参照部に当該識別情報に関連付けられた前記身体情報、前記生体情報および前記設定情報のうちの少なくとも一つを取得させ、前記参照部によって取得された情報に基づいて前記エアマットの状態を制御する請求項2に記載のエアマット制御装置。
  4. 前記取得部によって前記識別情報が取得された場合であって、前記参照部によって情報が取得できない、または、前記参照部によって取得された情報が適切でないと判断された場合に、前記身体情報、前記生体情報および前記設定情報のうちの少なくとも一つの情報の入力を受け付ける受付部をさらに有し、
    前記制御部は、前記受付部によって受け付けられた情報を前記識別情報と関連付けて記憶する請求項3に記載のエアマット制御装置。
  5. 前記取得部によって前記識別情報が取得された場合、前記識別情報により特定された前記利用者が実際の利用者と一致しているか否かを認証する認証部をさらに有する請求項3または請求項4に記載のエアマット制御装置。
  6. 前記利用者情報は、複数の前記利用者を分類するために複数の前記利用者に共通して関連付け可能なグループIDを含み、
    前記記憶部は、前記身体情報、前記生体情報および前記設定情報のうちの少なくとも一つを、前記グループIDと関連付けて記憶し、
    前記取得部は、前記利用者情報として前記グループIDを取得し、
    前記制御部は、前記グループIDを用いて、前記参照部に当該グループIDに関連付けられた前記身体情報、前記生体情報および前記設定情報のうちの少なくとも一つを取得させ、取得された情報に基づいて前記エアマットの状態を制御する請求項3〜5のいずれか一項に記載のエアマット制御装置。
  7. 前記取得部は、RFIDタグリーダー、バーコードリーダーおよびカメラのうちの少なくとも一つを有し、前記利用者に関連付けられたRFIDタグ、バーコードおよび2次元バーコードのうちの少なくとも一つから情報を読み取ることによって前記利用者情報を取得する請求項1〜6のいずれか一項に記載のエアマット制御装置。
  8. 前記取得部は、外部の記録媒体と通信するための通信インターフェースを有し、前記記録媒体と通信することによって前記利用者情報を取得する請求項1〜7のいずれか一項に記載のエアマット制御装置。
  9. 前記制御部は、前記エアマットのエアセルの内圧、前記エアセルの膨張および収縮の周期、前記利用者の背上げ状態に応じた前記エアセルの内圧の変動度合いおよび前記エアマットが設置されるベッドの種類に対応した前記エアマットの機能のうちの少なくとも一つに関する設定を変更することによって前記エアマットの状態を制御する請求項1〜8のいずれか一項に記載のエアマット制御装置。
  10. 利用者を保持するエアマットの状態を制御するためのエアマット制御方法であって、
    前記利用者に合わせて前記エアマットの状態を制御するための利用者情報を外部媒体から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記利用者情報を用いて前記エアマットの状態を制御する制御ステップと、
    を有するエアマット制御方法。
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