JP2019018649A - 図面管理システム、図面管理システムの制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、関連する技術として、図面から部品表を迅速に生成し、図面とともに生産した部品表を生産部門などに提供する技術が記載されている。
そのため、船主や協会が最新の正しい図面で設計内容を確認し承認することのできる技術が求められていた。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
本発明の一実施形態による図面管理システム1の構成について説明する。
図面管理装置40は、船舶設計図面を管理する装置である。第1端末装置10は、設計者が入力した船舶設計図面を図面管理装置40に送信する。図面管理装置40は、船舶設計図面を記憶する。船舶設計図面の協議を行う場合、図面管理装置40は、協議関連部署の第3端末装置30に協議対象の船舶設計図面のリンク先の情報を送信する。また、船舶設計図面の承認を行う場合、図面管理装置40は、承認を行う管理者の第2端末装置20及び承認関連部署の第3端末装置30に承認対象の船舶設計図面のリンク先の情報を送信する。また、承認済みの船舶設計図面の配布を行う場合、図面管理装置40は、配布関連部署の第3端末装置30に承認済みの船舶設計図面のリンク先の情報を送信する、または、図面管理装置40は、印刷業者に対して、プロットされた船舶設計図面を配布関連部署に配送する指示を送信する。プロットされた船舶設計図面が印刷業者から配布関連部署に配送される。
また、図面管理装置40は、承認済みの船舶設計図面のリンク先の情報を第4端末装置50に送信する。第4端末装置50は、船舶設計図面を確認すると、その船舶設計図面のリンク先の情報を第5端末装置60に送信する。第5端末装置60は、船舶設計図面を確認し、承認または否認の処理を行う。第6端末装置70は、第5端末装置60による承認または否認の処理結果を図面管理装置40を介して第1端末装置10に送信する。
第1端末装置10、第2端末装置20、第3端末装置30のそれぞれは、例えば、パーソナルコンピュータである。また、図面管理装置40は、例えば、サーバである。
通信部101は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部102は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部102は、設計者による操作に応じて、船舶設計図面やコメントなどの入力を受け付ける。
制御部103は、表示部104の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部103は、船舶設計図面やコメントなどを表示部104に表示させる。
表示部104は、制御部103による制御の下、船舶設計図面やコメントなどを表示する。
通信部201は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部202は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部202は、管理者による操作に応じて、承認情報やコメントなどの入力を受け付ける。
制御部203は、表示部204の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部203は、承認情報やコメントなどを表示部204に表示させる。
表示部204は、制御部203による制御の下、承認情報やコメントなどを表示する。
通信部301は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部302は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部302は、関連部署の担当者による操作に応じて、承認情報やコメントなどの入力を受け付ける。
制御部303は、表示部304の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部303は、承認情報やコメントなどを表示部304に表示させる。
表示部304は、制御部303による制御の下、承認情報やコメントなどを表示する。
図面取得部402は、第1端末装置10から船舶設計図面の図面データを取得する。
読出部405は、船舶識別情報と船舶の種類とに関連付けられた承認先候補を読み出す。
選択部406は、承認先候補の中から必要な承認先を選択する。
通知部407は、承認先に船舶設計図面を通知する。
閲覧判定部408は、通知された承認先のそれぞれが船舶設計図面を閲覧したか否かを判定する。
異議受付部409は、承認先から船舶設計図面に係る異議の有無の入力を受け付ける。
図面配布部410は、承認後の電子データの船舶設計図面または承認後の印刷された船舶設計図面を配布関連部署に配布する。また、図面配布部410は、記憶部403が記憶するマスタデータベースの情報に基づいて船舶設計図面を出図する。
承認部411は、記憶部403が記憶するマスタデータベースの情報に基づいて船舶設計図面について船主または協会の承認を受ける。
通信部501は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部502は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部502は、営業担当者による操作に応じて、承認情報や否認情報などの入力を受け付ける。承認情報とは、船主や協会による承認が必要な船舶設計図面、すなわち承認図を承認したことを示す情報である。また、否認情報とは、承認図を否認したことを示す情報である。否認情報にはコメントが含まれている。
制御部503は、表示部504の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部503は、承認情報やコメントなどを表示部504に表示させる。
表示部504は、制御部503による制御の下、承認情報や否認情報などを表示する。
通信部601は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部602は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部602は、船主や協会の担当者による操作に応じて、承認情報やコメントなどの入力を受け付ける。
制御部603は、表示部604の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部603は、承認情報やコメントなどを表示部604に表示させる。
表示部604は、制御部603による制御の下、承認情報やコメントなどを表示する。
通信部701は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部702は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部702は、船主や協会の担当者が承認図を否認する際に入力するコメントを受け付ける。
制御部703は、表示部704の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部703は、承認情報や否認情報などを表示部604に表示させる。
表示部704は、制御部703による制御の下、承認情報や否認情報などを表示する。
ここでは、図9〜14に示す本発明の一実施形態による図面管理システム1の処理フローについて説明する。
なお、ここでは、船舶設計図面の協議を行う場合、船舶設計図面の承認を行う場合、承認済みの船舶設計図面の配布を行う場合、船主または協会が承認済みの船舶設計図面の承認を行う場合の図面管理システム1の処理について説明する。
まず、図9〜10に示す船舶設計図面の協議を行う場合の図面管理システム1の処理について説明する。
操作部102は、設計者の操作に応じて、協議対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを含む情報を通信部101を介して、制御信号として制御部103に出力する。
制御部103は、制御信号を受ける。制御部103は、受けた制御信号に応じて、協議対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを含む情報を通信部101を介して、図面管理装置40に送信する(ステップS1)。
また、情報入力部404は、通信部401を介して、第1端末装置10から船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを含む情報を受信する(ステップS4)。情報入力部404は、受信した船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを関連付けて記憶部403に書き込む(ステップS5)。このとき、船舶識別情報を介して、協議対象の船舶設計図面と、回答期限と、登録日と、マスタデータベースにおいて船舶識別情報に関連付けられている情報とが関連づけられて記憶部403に書き込まれている。
読出部405は、取得した協議先候補の情報に含まれる協議候補である協議関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先を選択部406に出力する。
操作部302は、担当者の操作に応じて、通信部301を介してリンク先アドレスにアクセスする(ステップS8)。このとき、第3端末装置30は、リンク先アドレスにアクセスしたことを図面管理装置40に通知する。図面管理装置40は、第3端末装置30から通知を受けると、例えば、第3端末装置30の識別情報を読み込み、第3端末装置30がアクセスしたことを記録する。具体的には、図面管理装置40は、担当者が第3端末装置30にログインする際にその担当者のユーザID(IDentification)をJavaScript(登録商標)などによって取得し、第3端末装置30からそのユーザIDの担当者がアクセスしたことを記録する。
制御部303は、リンク先アドレスの協議対象の船舶設計図面を表示部304に表示させる。
このとき、担当者は、必要に応じて操作部302に対して操作を行い、図15に示すように、船舶設計図面にコメントや修正を記入してもよい。通常、リンク先アドレスの協議対象の船舶設計図面を開いてコメントを記入してもサーバのデータは書き替えられないが、本発明の一実施形態による図面管理装置40のデータが書き替わるものである。
担当者は、船舶設計図面の確認が終わると、操作部302に対して船舶設計図面の確認を完了する操作を行う。船舶設計図面の確認を完了する操作とは、例えば、必要に応じて確認状況欄にコメントを記入し、コメントを記入した場合には船舶設計図面の「コメントあり」ボタンを押下し、コメントを記入しない場合には船舶設計図面の「コメントなし」ボタンを押下する操作である。この操作により、リンク先アドレスの協議対象の船舶設計図面にコメントが記入され、そのコメントが図面管理装置40に記録される。
担当者が操作部302に対して船舶設計図面の確認を完了する操作を行うと、操作部302は、通信部301を介して、確認を完了する操作に応じた制御信号を図面管理装置40に送信する(ステップS9)。
閲覧判定部408は、判定結果を記憶部403に書き込む(ステップS12)。
異議受付部409は、判定結果を記憶部403に書き込む(ステップS14)。
閲覧判定部408は、異議受付部409による記憶部403への判定結果の書き込みを完了すると、閲覧判定部408のステップS11の判定結果が確認済みである場合に、確認済みであることを示す情報を第1端末装置10に送信する(ステップS15)。
操作部102は、設計者により操作に応じた制御信号を制御部103に出力する。
制御部103は、制御信号に応じて通信部101を介して図面管理装置40にアクセスし、協議関連部署の担当者による協議の状況を取得する。制御部103は、取得した協議関連部署の担当者による協議の状況を表示部104に表示させる。表示部104は、協議関連部署の担当者による協議の状況を表示する。
次に、図11〜12に示す船舶設計図面の承認を行う場合の図面管理システム1の処理について説明する。
設計者は、承認対象の船舶設計図面を作成する。そして、設計者は作成した承認対象の船舶設計図面を図面管理装置40に対して新たに起票する操作を行う。具体的には、例えば、設計者は、承認対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、を登録する操作を操作部102に対して行う。
操作部102は、設計者の操作に応じて、承認対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、を含む情報を通信部101を介して、制御信号として制御部103に出力する。
制御部103は、制御信号を受ける。制御部103は、受けた制御信号に応じて、承認対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、を含む情報を通信部101を介して、図面管理装置40に送信する(ステップS21)。
なお、記憶部403は、各船舶設計図面について、図16に示すような、担当者(図16における名前)と連絡先(図16におけるメールアドレス)を含む情報とを関連付けた情報を、協議を行ったときに記憶している。または、記憶部403に担当者と連絡先を含む情報とを関連付けた情報を予め書き込むものであってもよい。設計者が図面管理装置40に対して新たに起票する場合、制御部103は、記憶部403が記憶している担当者と連絡先とを表示部104に表示させる。表示部104は、図16に示すような、担当者と連絡先を含む情報とを関連付けた情報を表示する。そして、操作部102は、表示部104が表示する図16に示すような、担当者と連絡先を含む情報から担当者と連絡先とを選択する操作を受け付けることにより、設計者が操作部102を介して承認対象の船舶設計図面の承認先を選択できるようにしてもよい。
また、情報入力部404は、通信部401を介して、第1端末装置10から船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを含む情報を受信する(ステップS24)。情報入力部404は、受信した船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを含む情報を、船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを関連付けて記憶部403に書き込む(ステップS25)。このとき、船舶識別情報を介して、協議対象の船舶設計図面と、回答期限と、登録日と、マスタデータベースにおいて船舶識別情報に関連付けられている情報とが関連づけられて記憶部403に書き込まれている。
読出部405は、取得した承認先候補の情報含まれる承認候補である承認協議関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先を選択部406に出力する。
具体的には、例えば、複数の承認関連部署があり、承認者が階層化されて上位の承認者と下位の承認者とが含まれている場合(すなわち、所属に関わらず、上位の承認者が承認した場合に下位の承認者による承認が不要になるような場合)、選択部406は、上位の承認者のみを承認先として選択する、または、上位と下位の承認者の両方の承認者を承認先として選択することができる。また、例えば、複数の関連部署から承認が必要な場合、選択部406は、複数の承認者を承認先として選択し、全員もしくは最低限必要な部署からの承認を待ってもよい。また、例えば、1つの承認関連部署における承認者が同一の階層に複数含まれ、そのうちの一人が承認すればよい場合、選択部406は、複数の承認者の誰か一人を承認先として選択してもよい。
選択部406は、選択した連絡先を通知部407に出力する。
ここでは、通知部407は、下位の承認者である担当者の第3端末装置30にリンク先情報を通知するものとする。
操作部302は、担当者の操作に応じて、通信部301を介してリンク先にアクセスする(ステップS29)。
制御部303は、リンク先の船舶設計図面を表示部304に表示させる。
担当者は、船舶設計図面の確認が終わると、操作部302に対して船舶設計図面の承認または否認の操作を行う。船舶設計図面の承認の操作とは、例えば、第3端末装置30に表示される「サイン完了」ボタンを押下する操作である。また、例えば、船舶設計図面の承認の操作とは、第3端末装置30を介して電子印の捺印や電子ペンによるサインの記入などを承認対象の船舶設計図面に対して行う操作である。また、船舶設計図面の否認の操作とは、例えば、第3端末装置30に表示される「差戻し」ボタンを押下する操作である。
担当者が承認の操作、例えば「サイン完了」ボタンを押下する操作を行った場合、操作部302は、その操作に応じた信号を入力する。制御部303は操作部302が入力した信号に応じて承認信号を生成する。
また、担当者が否認の操作、例えば「差戻し」ボタンを押下する操作を行った場合、操作部302は、その操作に応じた信号を入力する。制御部303は操作部302が入力した信号に応じて否認信号を生成する。
制御部303は、生成した信号が承認信号であるか否認信号であるかを判定する(ステップS30)。制御部303は、生成した信号が承認信号である場合(ステップS30において承認信号)、生成した承認信号を通信部301を介して図面管理装置40に送信する(ステップS31)。
操作部202は、担当者の操作に応じて、通信部201を介してリンク先にアクセスする(ステップS34)。
制御部203は、リンク先の船舶設計図面を表示部204に表示させる。
担当者は、船舶設計図面の確認が終わると、操作部202に対して船舶設計図面の承認または否認の操作を行う。船舶設計図面の承認の操作とは、例えば、第2端末装置20に表示される「サイン完了」ボタンを押下する操作である。また、例えば、船舶設計図面の承認の操作とは、第2端末装置20を介して電子印の捺印や電子ペンによるサインの記入などを承認対象の船舶設計図面に対して行う操作である。また、船舶設計図面の否認の操作とは、例えば、第2端末装置20に表示される「差戻し」ボタンを押下する操作である。
担当者が承認の操作を行った場合、操作部202は、その操作に応じた信号を入力する。制御部203は操作部202が入力した信号に応じて承認信号を生成する。
また、担当者が否認の操作を行った場合、操作部202は、その操作に応じた信号を入力する。制御部203は操作部202が入力した信号に応じて否認信号を生成する。
制御部303は、生成した信号が承認信号であるか否認信号であるかを判定する(ステップS35)。制御部203は、生成した信号が承認信号であると判定した場合、例えば「サイン完了」ボタンが押下され承認済み(図17では「サイン済」と記載)と判定した場合(ステップS35において承認信号)、生成した承認信号を通信部201を介して図面管理装置40に送信する(ステップS36)。
担当者は、承認対象の船舶設計図面の確認が終わると、操作部202に対して船舶設計図面の承認の操作を行う。
また、制御部203は、生成した信号が否認信号であると判定した場合、例えば「差戻し」ボタンが押下され否認されたと判定した場合(ステップS35において否認信号)、生成した否認信号をコメントと共に通信部301を介して図面管理装置40に送信する(ステップS38)。
閲覧判定部408は、判定結果を記憶部403に書き込む(ステップS42)。
異議受付部409は、判定結果を記憶部403に書き込む(ステップS44)。
通知部407は、異議受付部409による記憶部403への判定結果の書き込みを完了すると、閲覧判定部408のステップS35の判定結果が承認済みである場合に、第1端末装置10に承認済みであることを示す情報を送信する(ステップS45)。
設計者は、図面管理装置40にアクセスし承認済みの結果を表示部104に表示させる操作を第1端末装置10に対して行う。
操作部102は、設計者により操作に応じた制御信号を制御部103に出力する。
制御部103は、制御信号に応じて通信部101を介して図面管理装置40にアクセスし、承認済みの結果を取得する。制御部103は、取得した承認済みの結果を表示部104に表示させる(ステップS47)。表示部104は、承認済みの結果を表示する。
次に、図12に示す船舶設計図面の配布を行う場合の図面管理システム1の処理について説明する。
設計者は承認済みの船舶設計図面を図面管理装置40に対して新たに起票する操作を行う。具体的には、例えば、設計者は、承認済みの船舶設計図面の配布先と、電子データで配布するか印刷物で配布するかを登録する操作を操作部102に対して行う。
操作部102は、設計者の操作に応じて、承認済みの船舶設計図面の電子データとその配布先を通信部101を介して、制御信号として制御部103に出力する。また、操作部102は、設計者の操作に応じて、承認済みの船舶設計図面の印刷物とその配布先を通信部101を介して、制御信号として制御部103に出力する。
制御部103は、制御信号を受ける。制御部103は、受けた制御信号に応じて、承認済みの船舶設計図面の電子データとその配布先を含む情報を図面管理装置40に送信する(ステップS51)。また、制御部103は、受けた制御信号に応じて、承認済みの船舶設計図面の電子データとその配布先とを印刷業者に送付し、承認済みの船舶設計図面を印刷物として配布先に郵送する指示を図面管理装置40に送信する(ステップS52)。
また、図面配布部410は、承認済みの船舶設計図面の印刷物とその配布先とを印刷業者に送付する指示を受信する(ステップS55)。図面配布部410は、受信した指示を図示していない印刷業者の端末装置に送付する(ステップS56)。
図面配布部410は、例えば、図18に示すように、送付内容を記憶部403に書き込む(ステップS57)。なお、図面管理装置40から印刷業者の端末装置へ送信される情報は、図19に示すように、製本時のとじ方(図19では、左2とじ)、納期などの上記とは別の情報を含むものであってもよい。
印刷業者は、承認済みの船舶設計図面の電子データをプロッターで印刷する。印刷業者は、印刷された承認済みの船舶設計図面を配布先に郵送する。
次に、図14に示した船主または協会の担当者が船舶設計図面の承認を行う場合の図面管理システム1の処理について説明する。
なお、船舶設計図面には、船主または協会の担当者が承認を行う承認図と、船主または協会の担当者が参照するのみで承認の不要な参考図とがある。承認図とするか参考図とするかは、設計段階で決定される。したがって、出図後の船主または協会の担当者が承認を行う段階では承認図であるか参考図であるかは既に決定されている。以下では、船主の担当者を例に処理フローを示す。協会の担当者の場合の処理については、船主の担当者を協会の担当者に置き換えることで同様に考えることができる。また、船主と協会の両方が承認の処理を行う場合には、両方の承認が並行して行われる。
制御部503は、営業担当者による承認依頼メールを送信する操作に応じて、承認依頼メールを第5端末装置60に送信する(ステップS64)。
具体的には、船主の担当者は、アドレスにアクセスする操作を行う。すると、表示部604は、例えば、図21に示すようなログイン画面を表示する。船主の担当者は、表示部604が表示するログイン画面において、ユーザID及びパスワードを入力する操作を行う。なお、パスワードについては、有効期限が設定されている。これにより、第5端末装置60は、承認図にアクセスすることができるようになる。第5端末装置60が承認図にアクセスしたときに表示部504が表示する表示画面は、図22に示すような画面である。この画面において、船主の担当者が図面を示すファイル名(図22では、「Drawing」の欄に記載されているPDF(Portable Document Format)ファイル名)を選択する操作を行うことによって、表示部504は、例えば図23に示すような図面番号、図面名称、注文番号、設計者のサイン、承認者のサインなどが記載された承認図を表示する。
船主の担当者は、承認と判定した場合、承認の操作、例えば表示部604に表示される返信ステータスのスイッチを「承認」に切替えて「完了」ボタンを押下する操作を行う。表示部604に表示される「完了」ボタンが押下されると、制御部603は、通信部601を介して、船主の担当者が入力完了したことを示す情報を船主の会社内の記憶部に書き込む(ステップS67)。船主の担当者の上長は、入力情報を確認し、例えば表示部704に表示される「送信」ボタンを押下する(ステップS68)。このとき承認を行う上長は、例えば、図24に示す上長を設定する設定画面において、船主の担当者を選択し、その船主の担当者の上長が選択されることによって決定されるものであってよい。また、図24に示す設定画面において設定された設定内容は、例えば、Cookie(クッキー)によってその設定を行った端末に記憶され、次回からは、同一の設定がされた状態で呼び出される。なお、ネットワーク上の記憶部に記憶して読み出すものであってもよい。
制御部703は、「送信」ボタンの押下に応じて通信部701を介して第5端末装置60に承認を通知する(ステップS69)。制御部603は、承認の通知を受けると、その承認の通知に応じて、通信部601を介して承認情報を図面管理装置40に送信する(ステップS70)。
承認部411は、通信部401を介して第5端末装置60から承認情報を受信する(ステップS71)。承認部411は、受信した承認情報に応じて、記憶部403のマスタデータベースにおける承認図についての承認状況を承認に書き替える(ステップS72)。図面管理システム1は、一連の処理を完了する。
具体的には、船主の担当者は、例えば表示部604が表示する図25に示す画面において、「コメントシート出力」ボタンを押下する。制御部603は、船主の担当者による「コメントシート出力」ボタンの押下に応じて、例えば図26に示す図面番号、図面名称、送付日などの基本情報がデータベースから抽出され記入されたテンプレートを表示する。船主の担当者は、操作部602に対してコメントを入力する操作を行う。操作部602は、船主の担当者によるコメントを入力する操作に応じて、テンプレートにコメントを入力する。また、船主の担当者は、例えば図27に示すように、ドキュメント番号を入力する操作を操作部602に対して行う。また、船主の担当者は、例えば図27に示すような送信区分を選択する操作を行う。そして、船主の担当者がコメントを一時的に記録する例えば図27に示すような「一時保存」ボタンを押下すると、制御部603は、入力されたコメントを否認情報として船主の会社内の記憶部に書き込む。そして、船主の担当者が例えば図27に示すような「完了」ボタンを押下すると入力されている情報が船主の会社内の記憶部に書き込まれ、上長の承認処理へと進む。
承認部411は、通信部401を介して第5端末装置60から否認情報を受信(承認を受けることができない場合の例)する(ステップS77)。制御部103は、受信した否認情報に応じて、その否認情報に含まれるコメントを表示部104に表示させる。設計者は、表示部104が表示するコメントを見て、承認図を修正する。そして、制御部103は、ステップS21の処理に戻し、図11〜12に示した承認の処理(ステップS21〜S47)を行う。
そして、図11〜12に示した管理者や担当者などの承認の処理によって新たに承認された船舶設計図面について、ステップS61から始まる一連の処理をステップS72の処理に至るまで繰り返す。
このようにすれば、図面管理システム1は、図11〜12に示す承認の処理によって出図された船舶設計図面のデータベースをそのまま使用するため、船主の担当者が最新の正しい図面で設計内容を確認し承認することができる。
例えば、図面管理システム1は、各図面の承認状況、コメント内容、送受信日を一括管理し、船主の担当者と造船所で情報を共有するものであってもよい。また、例えば、図面管理システム1は、承認対象の船舶設計図面または参考図面とは異なる造船所の図面管理システムが監視する船舶設計図面と連携して、船舶設計図面の変更、追加、削除の情報を反映させてもよい。また、例えば、図面管理システム1は、承認図リスト、承認状況など各種帳票を出力するものであってもよい。
また、例えば、図面管理システム1は、図28に示すように、各承認図についての承認状況を一覧表として表示する機能を備えていてもよい。この場合、図面管理システム1は、図28に示す一覧表における欄504aに示すように、承認された承認図を“A”で示し、否認された承認図を“B”で示すものであってもよい。また、この場合、図面管理システム1は、図28に示す一覧表における欄504bに示すように、承認図に対する最終処理から一定の日数が経過した場合に、その経過日数を表示するとともに、黄色や赤色などの色を用いて視覚的に警告するものであってもよい。また、この場合、図面管理システム1は、図28に示す一覧表における欄504cに示す検索条件を設定して、その設定した検索条件に合う承認図のみを表示させるものであってもよい。検索条件の設定は、例えば、オーダ番号、送付先、誰が承認する必要があるかを示す承認区分、各部門を示す図面シンボル、日付(送信日、作成日など)、キーワード(図面名称、図面番号、船主や協会独自の番号など)、送付済み、未送付、承認されている、否認されている、最初からやり直しを指示する不承認、コメントの有無、承認状況(上長が承認中など)、送付の準備中などを示す条件設定である。図28に示す一覧表は、設計を担当する会社と船主である会社とで情報を共有している。そのため、それら2つの会社間で承認状況を共有できスムーズに意思の疎通を図ることができる。
また、例えば、図面管理システム1は、図29に示すような承認状況やデータの授受の履歴を示す一覧表、図30に示すような承認図の一覧表などを指定して表示させるものであってもよい。これにより、種々の履歴の一元管理が可能となる。
また、例えば、図面管理システム1は、新たに承認する上長を設定することができ、上長を追加する設定の機能を備えるものであってもよい。
図面管理システム1は、記憶部403と、図面配布部410(出図処理部)と、承認部411と、を備える。記憶部403は、船舶の設計に係る図面の出図に係る情報をマスタデータベースとして記憶する。図面配布部410は、マスタデータベースの情報に基づいて図面を出図する。承認部411は、マスタデータベースの情報に基づいて船舶設計図面について船主または協会の承認を受ける。
このようにすれば、船舶の設計に係る図面が設計途中で変更された場合であっても、出図した際に用いた最も信頼のできるデータを使用して船舶の識別情報、船舶の設計に係る図面の種類などの関連付けを行う。その結果、本発明の一実施形態による図面管理装置40は、最新の船舶の設計に係る図面を正しく管理することができる。
このようにすれば、選択部406によりそれぞれの最新の船舶の設計に係る図面の承認先を適切に選択することができる。その結果、図面管理システム1は、承認対象の船舶の設計に係る図面を正しい承認先に送付することができる。
このようにすれば、閲覧判定部408により、承認者が承認したか否かを正しく判定することができ、承認者が承認し終えたか否かを知ることができる。その結果、設計者は、自ら承認が完了したか否かを知るために、図面管理装置40にアクセスしなくても承認の完了を知ることができる。
図32は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ5は、図32に示すように、CPU6、メインメモリ7、ストレージ8、インターフェース9を備える。
例えば、上述の図面管理システム1、第1端末装置10、第2端末装置20、第3端末装置30、図面管理装置40、その他の制御装置のそれぞれは、コンピュータ5に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ8に記憶されている。CPU6は、プログラムをストレージ8から読み出してメインメモリ7に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU6は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ7に確保する。
5・・・コンピュータ
6・・・CPU
7・・・メインメモリ
8・・・ストレージ
9・・・インターフェース
10・・・第1端末装置
20・・・第2端末装置
30・・・第3端末装置
40・・・図面管理装置
101、201、301、401・・・通信部
102、202、302・・・操作部
103、203、303・・・制御部
104、204、304・・・表示部
402・・・図面取得部
403・・・記憶部
404・・・情報入力部
405・・・読出部
406・・・選択部
407・・・通知部
408・・・閲覧判定部
409・・・異議受付部
410・・・図面配布部
411・・・認証部
Claims (7)
- 船舶の設計に係る図面の出図に係る情報をマスタデータベースとして記憶する記憶部と、
前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図する出図処理部と、
前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面について船主または協会の承認を受ける承認部と、
を備える図面管理システム。 - 前記記憶部は、
前記図面の出図に係る情報が更新される度に、更新された前記図面の出図に係る情報を前記マスタデータベースとして記憶し、
前記出図処理部は、
前記更新された前記図面の出図に係る情報を格納する前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図し、
前記承認部は、
前記更新された前記図面の出図に係る情報を格納する前記マスタデータベースの情報に基づいて前記船主または前記協会の承認を受ける、
請求項1に記載の図面管理システム。 - 前記承認部は、
前記船主の承認を受ける際に、前記船主の担当者の承認と当該担当者の上長の承認を受け、または、前記協会の承認を受ける際に、前記協会の担当者の承認と当該担当者の上長の承認を受ける、
請求項1または請求項2に記載の図面管理システム。 - 前記承認部が前記船主または前記協会の承認を受けることができない場合に、前記船舶の再設計された図面について承認者の承認を受け付ける操作部、
を備える請求項1から請求項3の何れか一項に記載の図面管理システム。 - 前記承認部が前記船主または前記協会の承認を受けることができない場合に、前記出図処理部が前記図面を出図する予定日を前記マスタデータベースに書き込む出図処理部、
を備える請求項1から請求項4の何れか一項に記載の図面管理システム。 - 船舶の設計に係る図面の出図に係る情報をマスタデータベースとして記憶する記憶部を備える図面管理システムの制御方法であって、
前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図することと、
前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面について船主または協会の承認を受けることと、
を含む図面管理システムの制御方法。 - 船舶の設計に係る図面の出図に係る情報をマスタデータベースとして記憶する記憶部を備える図面管理システムのコンピュータに、
前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図することと、
前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面について船主または協会の承認を受けることと、
を実行させるプログラム。
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JP2017137123A JP6923379B2 (ja) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | 図面管理システム、図面管理システムの制御方法及びプログラム |
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