JP6923379B2 - 図面管理システム、図面管理システムの制御方法及びプログラム - Google Patents

図面管理システム、図面管理システムの制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、図面管理システム、図面管理システムの制御方法及びプログラムに関する。
船舶の設計に係る図面は枚数や種類が多く、設計ミスを防ぐためにも図面の管理は重要である。
特許文献1には、関連する技術として、図面から部品表を迅速に生成し、図面とともに生産した部品表を生産部門などに提供する技術が記載されている。
特開平6−176085号公報
ところで、船舶の設計に係る図面は印刷物として関連部署に送付され管理されることがある。しかしながら、船舶の設計に係る図面の枚数は多いため、特に、設計段階にあり図面の差し替えが頻繁に生じるような状況下では、最新の図面を印刷物で管理することは非常に困難である。したがって、設計の最終段階において船主や協会(保険会社)が誤った図面により設計内容を確認する可能性があり、最新の正しい図面で設計内容を確認し承認することは困難であった。
そのため、船主や協会が最新の正しい図面で設計内容を確認し承認することのできる技術が求められていた。
本発明は、上記の課題を解決することのできる図面管理システム、図面管理システムの制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、図面管理システムは、船舶の設計に係る図面の出図に係る情報をマスタデータベースとして記憶する記憶部と、前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図する出図処理部と、前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面について船主または協会の承認を受ける承認部と、前記承認部が承認した前記図面の情報を、少なくとも印刷業者を含む配布先の端末装置に送信する制御部と、前記制御部が送信した前記情報を前記記憶部に書き込む図面配布部と、を備える
本発明の第2の態様によれば、第1の態様における図面管理システムにおいて、前記記憶部は、前記図面の出図に係る情報が更新される度に、更新された前記図面の出図に係る情報を前記マスタデータベースとして記憶し、前記出図処理部は、前記更新された前記図面の出図に係る情報を格納する前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図し、前記承認部は、前記更新された前記図面の出図に係る情報を格納する前記マスタデータベースの情報に基づいて前記船主または前記協会の承認を受けてもよい。
本発明の第3の態様によれば、第1の態様または第2の態様における図面管理システムにおいて、前記承認部は、前記船主の承認を受ける際に、前記船主の担当者の承認と当該担当者の上長の承認を受け、または、前記協会の承認を受ける際に、前記協会の担当者の承認と当該担当者の上長の承認を受けてもよい。
本発明の第4の態様によれば、第1の態様から第3の態様の何れかにおける図面管理システムは、前記承認部が前記船主または前記協会の承認を受けることができない場合に、前記船舶の再設計された図面について承認者の承認を受け付ける操作部、を備えていてもよい。
本発明の第5の態様によれば、第1の態様から第4の態様の何れかにおける図面管理システムは、前前記承認部が前記船主または前記協会の承認を受けることができない場合に、前記出図処理部が前記図面を出図する予定日を前記マスタデータベースに書き込む出図処理部、を備えていてもよい。
本発明の第6の態様によれば、図面管理システムの制御方法は、船舶の設計に係る図面の出図に係る情報をマスタデータベースとして記憶する記憶部を備える図面管理システムの制御方法であって、前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図することと、前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面について船主または協会の承認を受けることと、承認を受けた前記図面の情報を、少なくとも印刷業者を含む配布先の端末装置に送信することと、送信した前記情報を前記記憶部に書き込むことと、を含む
本発明の第7の態様によれば、プログラムは、船舶の設計に係る図面の出図に係る情報をマスタデータベースとして記憶する記憶部を備える図面管理システムのコンピュータに、前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図することと、前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面について船主または協会の承認を受けることと、承認を受けた前記図面の情報を、少なくとも印刷業者を含む配布先の端末装置に送信することと、送信した前記情報を前記記憶部に書き込むことと、を実行させる
本発明の実施形態による図面管理システムによれば、船主や協会が最新の正しい図面で設計内容を確認し承認することができる。
本発明の一実施形態による図面管理システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による第1端末装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態による第2端末装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態による第3端末装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態による図面管理装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態による第5端末装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態による第6端末装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムの協議を行う場合の処理フローを示す第1の図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムの協議を行う場合の処理フローを示す第2の図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムの承認を行う場合の第1の処理フローを示す第1の図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムの承認を行う場合の第1の処理フローを示す第2の図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムの配布を行う場合の処理フローを示す図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムの承認を行う場合の第2の処理フローを示す図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムの協議を行う場合の処理を説明するための図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムの承認を行う場合の処理を説明するための第1の図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムの承認を行う場合の処理を説明するための第2の図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムの配布を行う場合の処理を説明するための第1の図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムの配布を行う場合の処理を説明するための第2の図である。 本発明の一実施形態による図面管理システムのメインデータベースの記憶場所を説明するための図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置が表示する画面を説明するための第1の図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置が表示する画面を説明するための第2の図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置が表示する画面を説明するための第3の図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置が表示する画面を説明するための第4の図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置が表示する画面を説明するための第5の図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置が表示する画面を説明するための第6の図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置が表示する画面を説明するための第7の図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置が表示する画面を説明するための第8の図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置が表示する画面を説明するための第9の図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置が表示する画面を説明するための第10の図である。 本発明の一実施形態による第4端末装置が表示する画面を説明するための第11の図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
本発明の一実施形態による図面管理システム1の構成について説明する。
本発明の一実施形態による図面管理システム1は、船舶を製造するための設計図面(船舶の設計に係る図面)を承認するためのシステムである。図面管理システム1は、図1に示すように、第1端末装置10と、第2端末装置20と、第3端末装置30と、図面管理装置40と、第4端末装置50と、第5端末装置60と、第6端末装置70と、を備える。なお、図1には、ネットワークNWが示されている。
第1端末装置10は、設計者が使用する装置である。第1端末装置10は、設計者の人数に応じた必要数の装置が用意される。第2端末装置20は、設計者の設計した船舶の設計図面(以下、「船舶設計図面」と記載)の承認を行う管理者が使用する装置である。第2端末装置20は、管理者の人数に応じた必要数の装置が用意される。第3端末装置30は、協議を行う協議関連部署、承認を行う承認関連部署、及び、承認済みの船舶設計図面の配布先である配布関連部署のそれぞれの担当者が使用する装置である。なお、承認関連部署には、同一部署の他課が含まれる。第3端末装置30は、担当者の人数に応じた必要数の装置が用意される。第4端末装置50は、営業担当者が使用する装置である。第4端末装置50は、営業担当者の人数に応じた必要数の端末装置が用意される。第5端末装置60は、船主または協会の担当者が使用する装置である。第5端末装置60は、船主または協会の担当者の人数に応じた必要数の端末装置が用意される。第6端末装置70は、船主または協会の担当者の上長が使用する装置である。第6端末装置70は、船主または協会の担当者の上長の人数に応じた必要数の端末装置が用意される。
図面管理装置40は、船舶設計図面を管理する装置である。第1端末装置10は、設計者が入力した船舶設計図面を図面管理装置40に送信する。図面管理装置40は、船舶設計図面を記憶する。船舶設計図面の協議を行う場合、図面管理装置40は、協議関連部署の第3端末装置30に協議対象の船舶設計図面のリンク先の情報を送信する。また、船舶設計図面の承認を行う場合、図面管理装置40は、承認を行う管理者の第2端末装置20及び承認関連部署の第3端末装置30に承認対象の船舶設計図面のリンク先の情報を送信する。また、承認済みの船舶設計図面の配布を行う場合、図面管理装置40は、配布関連部署の第3端末装置30に承認済みの船舶設計図面のリンク先の情報を送信する、または、図面管理装置40は、印刷業者に対して、プロットされた船舶設計図面を配布関連部署に配送する指示を送信する。プロットされた船舶設計図面が印刷業者から配布関連部署に配送される。
また、図面管理装置40は、承認済みの船舶設計図面のリンク先の情報を第4端末装置50に送信する。第4端末装置50は、船舶設計図面を確認すると、その船舶設計図面のリンク先の情報を第5端末装置60に送信する。第5端末装置60は、船舶設計図面を確認し、承認または否認の処理を行う。第6端末装置70は、第5端末装置60による承認または否認の処理結果を図面管理装置40を介して第1端末装置10に送信する。
第1端末装置10、第2端末装置20、第3端末装置30のそれぞれは、例えば、パーソナルコンピュータである。また、図面管理装置40は、例えば、サーバである。
第1端末装置10は、図2に示すように、通信部101と、操作部102と、制御部103と、表示部104と、を備える。
通信部101は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部102は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部102は、設計者による操作に応じて、船舶設計図面やコメントなどの入力を受け付ける。
制御部103は、表示部104の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部103は、船舶設計図面やコメントなどを表示部104に表示させる。
表示部104は、制御部103による制御の下、船舶設計図面やコメントなどを表示する。
第2端末装置20は、図3に示すように、通信部201と、操作部202(第2承認部の一例)と、制御部203と、表示部204と、を備える。
通信部201は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部202は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部202は、管理者による操作に応じて、承認情報やコメントなどの入力を受け付ける。
制御部203は、表示部204の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部203は、承認情報やコメントなどを表示部204に表示させる。
表示部204は、制御部203による制御の下、承認情報やコメントなどを表示する。
第3端末装置30は、図4に示すように、通信部301と、操作部302と、制御部303と、表示部304と、を備える。
通信部301は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部302は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部302は、関連部署の担当者による操作に応じて、承認情報やコメントなどの入力を受け付ける。
制御部303は、表示部304の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部303は、承認情報やコメントなどを表示部304に表示させる。
表示部304は、制御部303による制御の下、承認情報やコメントなどを表示する。
図面管理装置40は、図5に示すように、通信部401と、図面取得部402と、記憶部403(候補記憶部)と、情報入力部404と、読出部405(候補読出部)と、選択部406と、通知部407と、閲覧判定部408と、異議受付部409と、図面配布部410(出図処理部)と、承認部411と、を備える。
通信部401は、第1端末装置10、第2端末装置20、第3端末装置30のそれぞれと通信を行う。
図面取得部402は、第1端末装置10から船舶設計図面の図面データを取得する。
記憶部403は、船舶の識別情報(以下、「船舶識別情報」と記載)と船舶設計図面とに関連付けて、船舶設計図面の種類、協議先候補の情報、承認先候補の情報、配布先候補の情報、設計者の氏名、設計者の所属部署、設計者の連絡先、回答期限、登録日を記憶する。協議先候補の情報は、協議候補である協議関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先を含む。承認先候補の情報は、承認候補である管理者が使用する第2端末装置20の連絡先、及び、承認関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先を含む。配布先候補の情報は、配布候補である配布関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先を含む。
具体的には、記憶部403は、例えば、船舶識別情報に関連付けられた、船舶設計図面の種類、協議先候補の情報、承認先候補の情報、配布先候補の情報、設計者の氏名、設計者の所属部署、連絡先など、船舶の設計を開始する段階から終了まで変更される可能性の低い項目をマスタデータベースとして記憶する。また、記憶部403は、船舶設計図面、回答期限、登録日など、船舶の設計を開始する段階から終了まで変更される可能性の高い項目については、例えば船舶識別情報に関連付けられて、マスタデータベースとは別のデータベースであって、船舶識別情報を介してマスタデータベースに関連付けられたデータベースとして記憶する。
情報入力部404は、船舶識別情報と船舶の種類との入力を受け付ける。
読出部405は、船舶識別情報と船舶の種類とに関連付けられた承認先候補を読み出す。
選択部406は、承認先候補の中から必要な承認先を選択する。
通知部407は、承認先に船舶設計図面を通知する。
閲覧判定部408は、通知された承認先のそれぞれが船舶設計図面を閲覧したか否かを判定する。
異議受付部409は、承認先から船舶設計図面に係る異議の有無の入力を受け付ける。
図面配布部410は、承認後の電子データの船舶設計図面または承認後の印刷された船舶設計図面を配布関連部署に配布する。また、図面配布部410は、記憶部403が記憶するマスタデータベースの情報に基づいて船舶設計図面を出図する。
承認部411は、記憶部403が記憶するマスタデータベースの情報に基づいて船舶設計図面について船主または協会の承認を受ける。
第4端末装置50は、図6に示すように、通信部501と、操作部502と、制御部503と、表示部504と、を備える。
通信部501は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部502は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部502は、営業担当者による操作に応じて、承認情報や否認情報などの入力を受け付ける。承認情報とは、船主や協会による承認が必要な船舶設計図面、すなわち承認図を承認したことを示す情報である。また、否認情報とは、承認図を否認したことを示す情報である。否認情報にはコメントが含まれている。
制御部503は、表示部504の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部503は、承認情報やコメントなどを表示部504に表示させる。
表示部504は、制御部503による制御の下、承認情報や否認情報などを表示する。
第5端末装置60は、図7に示すように、通信部601と、操作部602と、制御部603と、表示部604と、を備える。
通信部601は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部602は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部602は、船主や協会の担当者による操作に応じて、承認情報やコメントなどの入力を受け付ける。
制御部603は、表示部604の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部603は、承認情報やコメントなどを表示部604に表示させる。
表示部604は、制御部603による制御の下、承認情報やコメントなどを表示する。
第6端末装置70は、図8に示すように、通信部701と、操作部702と、制御部703と、表示部704と、を備える。
通信部701は、図面管理装置40と通信を行う。
操作部702は、外部からの操作に応じて、種々の情報の入力を受け付ける。例えば、操作部702は、船主や協会の担当者が承認図を否認する際に入力するコメントを受け付ける。
制御部703は、表示部704の表示を制御する。具体的には、例えば、制御部703は、承認情報や否認情報などを表示部604に表示させる。
表示部704は、制御部703による制御の下、承認情報や否認情報などを表示する。
次に、本発明の一実施形態による図面管理システム1の処理について説明する。
ここでは、図9〜14に示す本発明の一実施形態による図面管理システム1の処理フローについて説明する。
なお、ここでは、船舶設計図面の協議を行う場合、船舶設計図面の承認を行う場合、承認済みの船舶設計図面の配布を行う場合、船主または協会が承認済みの船舶設計図面の承認を行う場合の図面管理システム1の処理について説明する。
(協議を行う場合の処理)
まず、図9〜10に示す船舶設計図面の協議を行う場合の図面管理システム1の処理について説明する。
なお、船舶の設計を開始する段階で、情報入力部404は、通信部401を介して、第1端末装置10から船舶識別情報と、船舶設計図面の種類と、協議先候補の情報と、承認先候補の情報と、配布先候補の情報と、設計者の氏名と、設計者の所属部署と、設計者の連絡先と、を含む情報を受信する。情報入力部404は、受信した船舶識別情報と、船舶設計図面の種類と、協議先候補の情報と、承認先候補の情報と、配布先候補の情報と、設計者の氏名と、設計者の所属部署と、設計者の連絡先と、を関連付けて記憶部403に書き込む。このように、情報入力部404は、記憶部403にマスタデータベースを記憶させておく。
設計者は、協議対象の船舶設計図面を、例えば、第1端末装置10を用いて作成する。そして、設計者は作成した協議対象の船舶設計図面を図面管理装置40に対して起票する操作を行う。具体的には、例えば、設計者は、協議対象の船舶設計図面と、その船舶設計図面が示す船舶の船舶識別情報と、回答期限と、登録日と、を図面管理装置40に登録する操作を操作部102に対して行う。
操作部102は、設計者の操作に応じて、協議対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを含む情報を通信部101を介して、制御信号として制御部103に出力する。
制御部103は、制御信号を受ける。制御部103は、受けた制御信号に応じて、協議対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを含む情報を通信部101を介して、図面管理装置40に送信する(ステップS1)。
図面取得部402は、通信部401を介して、第1端末装置10から協議対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、を受信する(ステップS2)。図面取得部402は、受信した協議対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、を関連付けてデータベースとして記憶部403に書き込む(ステップS3)。
また、情報入力部404は、通信部401を介して、第1端末装置10から船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを含む情報を受信する(ステップS4)。情報入力部404は、受信した船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを関連付けて記憶部403に書き込む(ステップS5)。このとき、船舶識別情報を介して、協議対象の船舶設計図面と、回答期限と、登録日と、マスタデータベースにおいて船舶識別情報に関連付けられている情報とが関連づけられて記憶部403に書き込まれている。
読出部405は、記憶部403のマスタデータベースにおいて船舶識別情報と関連付けられている協議先候補の情報を記憶部403から取得する(ステップS6)。
読出部405は、取得した協議先候補の情報に含まれる協議候補である協議関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先を選択部406に出力する。
選択部406は、読出部405から協議先候補の情報に含まれる協議候補である協議関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先を受ける。選択部406は、受けた協議関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先の中から必要な連絡先を選択する。選択部406は、選択した連絡先を通知部407に出力する。
通知部407は、選択部406から協議関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先を受ける。通知部407は、船舶識別情報と、協議対象の船舶設計図面にアクセスするためのリンク先アドレスと、を協議関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先に通知する(ステップS7)。
制御部303は、図面管理装置40から通知された協議対象の船舶設計図面のリンク先アドレスを、表示部304に表示させる。表示部304は、協議対象の船舶設計図面のリンク先アドレスを表示する。
協議関連部署の担当者は、表示部304に表示されたそれらの通知を見て、リンク先アドレスにアクセスする操作を第3端末装置30に対して行う。
操作部302は、担当者の操作に応じて、通信部301を介してリンク先アドレスにアクセスする(ステップS8)。このとき、第3端末装置30は、リンク先アドレスにアクセスしたことを図面管理装置40に通知する。図面管理装置40は、第3端末装置30から通知を受けると、例えば、第3端末装置30の識別情報を読み込み、第3端末装置30がアクセスしたことを記録する。具体的には、図面管理装置40は、担当者が第3端末装置30にログインする際にその担当者のユーザID(IDentification)をJavaScript(登録商標)などによって取得し、第3端末装置30からそのユーザIDの担当者がアクセスしたことを記録する。
制御部303は、リンク先アドレスの協議対象の船舶設計図面を表示部304に表示させる。
このとき、担当者は、必要に応じて操作部302に対して操作を行い、図15に示すように、船舶設計図面にコメントや修正を記入してもよい。通常、リンク先アドレスの協議対象の船舶設計図面を開いてコメントを記入してもサーバのデータは書き替えられないが、本発明の一実施形態による図面管理装置40のデータが書き替わるものである。
担当者は、船舶設計図面の確認が終わると、操作部302に対して船舶設計図面の確認を完了する操作を行う。船舶設計図面の確認を完了する操作とは、例えば、必要に応じて確認状況欄にコメントを記入し、コメントを記入した場合には船舶設計図面の「コメントあり」ボタンを押下し、コメントを記入しない場合には船舶設計図面の「コメントなし」ボタンを押下する操作である。この操作により、リンク先アドレスの協議対象の船舶設計図面にコメントが記入され、そのコメントが図面管理装置40に記録される。
担当者が操作部302に対して船舶設計図面の確認を完了する操作を行うと、操作部302は、通信部301を介して、確認を完了する操作に応じた制御信号を図面管理装置40に送信する(ステップS9)。
閲覧判定部408は、確認を完了する操作に応じた制御信号を第3端末装置30から通信部401を介して受信する(ステップS10)。閲覧判定部408は、受信した制御信号に基づいて、確認状況を判定する(ステップS11)。例えば、閲覧判定部408は、制御信号を受信した場合に確認済みと判定し、制御信号を受信しない場合には未確認と判定する。担当者が通知を見る操作を行った時点でその操作を行ったことを示す制御信号を第3端末装置30から図面管理装置40に送信し、閲覧判定部408は、その制御信号を受信した場合に通知を見たと判定し、その制御信号を受信しない場合に通知を見ていないと判定する。
閲覧判定部408は、判定結果を記憶部403に書き込む(ステップS12)。
異議受付部409は、第3端末装置30から図面管理装置40に送信される制御信号に基づいて、コメントの有無を判定する(ステップS13)。具体的には、例えば、異議受付部409は、制御信号に「コメントあり」ボタンの押下の情報が含まれている場合に、コメントありと判定し、制御信号に「コメントなし」ボタンの押下の情報が含まれている場合にコメントなしと判定する。
異議受付部409は、判定結果を記憶部403に書き込む(ステップS14)。
閲覧判定部408は、異議受付部409による記憶部403への判定結果の書き込みを完了すると、閲覧判定部408のステップS11の判定結果が確認済みである場合に、確認済みであることを示す情報を第1端末装置10に送信する(ステップS15)。
制御部103は、通信部101を介して図面管理装置40から確認済みであることを示す情報を受信する(ステップS16)。
なお、設計者は、任意のタイミングで図面管理装置40にアクセスし協議関連部署の担当者による協議の状況を表示部104に表示させる操作を第1端末装置10に対して行うことができる。
操作部102は、設計者により操作に応じた制御信号を制御部103に出力する。
制御部103は、制御信号に応じて通信部101を介して図面管理装置40にアクセスし、協議関連部署の担当者による協議の状況を取得する。制御部103は、取得した協議関連部署の担当者による協議の状況を表示部104に表示させる。表示部104は、協議関連部署の担当者による協議の状況を表示する。
このようにすれば、図面管理システム1は、協議対象の船舶設計図面を協議関連部署に送付することができ、各協議関連部署の担当者の確認の結果を設計者にフィードバックすることができる。
(承認を行う場合の処理)
次に、図11〜12に示す船舶設計図面の承認を行う場合の図面管理システム1の処理について説明する。
設計者は、承認対象の船舶設計図面を作成する。そして、設計者は作成した承認対象の船舶設計図面を図面管理装置40に対して新たに起票する操作を行う。具体的には、例えば、設計者は、承認対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、を登録する操作を操作部102に対して行う。
操作部102は、設計者の操作に応じて、承認対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、を含む情報を通信部101を介して、制御信号として制御部103に出力する。
制御部103は、制御信号を受ける。制御部103は、受けた制御信号に応じて、承認対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、を含む情報を通信部101を介して、図面管理装置40に送信する(ステップS21)。
なお、記憶部403は、各船舶設計図面について、図16に示すような、担当者(図16における名前)と連絡先(図16におけるメールアドレス)を含む情報とを関連付けた情報を、協議を行ったときに記憶している。または、記憶部403に担当者と連絡先を含む情報とを関連付けた情報を予め書き込むものであってもよい。設計者が図面管理装置40に対して新たに起票する場合、制御部103は、記憶部403が記憶している担当者と連絡先とを表示部104に表示させる。表示部104は、図16に示すような、担当者と連絡先を含む情報とを関連付けた情報を表示する。そして、操作部102は、表示部104が表示する図16に示すような、担当者と連絡先を含む情報から担当者と連絡先とを選択する操作を受け付けることにより、設計者が操作部102を介して承認対象の船舶設計図面の承認先を選択できるようにしてもよい。
図面取得部402は、通信部401を介して、第1端末装置10から承認対象の船舶設計図面と、船舶識別情報と、を受信する(ステップS22)。図面取得部402は、受信した承認対象の船舶設計図面と、を船舶識別情報と関連付けて記憶部403に書き込む(ステップS23)。
また、情報入力部404は、通信部401を介して、第1端末装置10から船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを含む情報を受信する(ステップS24)。情報入力部404は、受信した船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを含む情報を、船舶識別情報と、回答期限と、登録日とを関連付けて記憶部403に書き込む(ステップS25)。このとき、船舶識別情報を介して、協議対象の船舶設計図面と、回答期限と、登録日と、マスタデータベースにおいて船舶識別情報に関連付けられている情報とが関連づけられて記憶部403に書き込まれている。
読出部405は、記憶部403のマスタデータベースにおいて船舶識別情報と関連付けられている承認協議先候補の情報を記憶部403から取得する(ステップS26)。
読出部405は、取得した承認先候補の情報含まれる承認候補である承認協議関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先を選択部406に出力する。
選択部406は、読出部405から承認先候補の情報に含まれる承認候補である承認関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先を受ける。選択部406は、受けた承認関連部署の担当者が使用する第3端末装置30の連絡先の中から必要な連絡先を選択する(ステップS27)。
具体的には、例えば、複数の承認関連部署があり、承認者が階層化されて上位の承認者と下位の承認者とが含まれている場合(すなわち、所属に関わらず、上位の承認者が承認した場合に下位の承認者による承認が不要になるような場合)、選択部406は、上位の承認者のみを承認先として選択する、または、上位と下位の承認者の両方の承認者を承認先として選択することができる。また、例えば、複数の関連部署から承認が必要な場合、選択部406は、複数の承認者を承認先として選択し、全員もしくは最低限必要な部署からの承認を待ってもよい。また、例えば、1つの承認関連部署における承認者が同一の階層に複数含まれ、そのうちの一人が承認すればよい場合、選択部406は、複数の承認者の誰か一人を承認先として選択してもよい。
選択部406は、選択した連絡先を通知部407に出力する。
通知部407は、選択した連絡先に、船舶識別情報と、船舶設計図面にアクセスするためのリンク先アドレスとを通知する(ステップS28)。
ここでは、通知部407は、下位の承認者である担当者の第3端末装置30にリンク先情報を通知するものとする。
制御部303は、図面管理装置40から通知された船舶識別情報と、船舶設計図面にアクセスするためのリンク先アドレスとを、表示部304に表示させる。表示部304は、船舶識別情報と、船舶設計図面にアクセスするためのリンク先アドレスを表示する。
承認関連部署の担当者は、表示部304に表示されたそれらの通知を見て、リンク先情報にアクセスする操作を第3端末装置30に対して行う。
操作部302は、担当者の操作に応じて、通信部301を介してリンク先にアクセスする(ステップS29)。
制御部303は、リンク先の船舶設計図面を表示部304に表示させる。
担当者は、船舶設計図面の確認が終わると、操作部302に対して船舶設計図面の承認または否認の操作を行う。船舶設計図面の承認の操作とは、例えば、第3端末装置30に表示される「サイン完了」ボタンを押下する操作である。また、例えば、船舶設計図面の承認の操作とは、第3端末装置30を介して電子印の捺印や電子ペンによるサインの記入などを承認対象の船舶設計図面に対して行う操作である。また、船舶設計図面の否認の操作とは、例えば、第3端末装置30に表示される「差戻し」ボタンを押下する操作である。
担当者が承認の操作、例えば「サイン完了」ボタンを押下する操作を行った場合、操作部302は、その操作に応じた信号を入力する。制御部303は操作部302が入力した信号に応じて承認信号を生成する。
また、担当者が否認の操作、例えば「差戻し」ボタンを押下する操作を行った場合、操作部302は、その操作に応じた信号を入力する。制御部303は操作部302が入力した信号に応じて否認信号を生成する。
制御部303は、生成した信号が承認信号であるか否認信号であるかを判定する(ステップS30)。制御部303は、生成した信号が承認信号である場合(ステップS30において承認信号)、生成した承認信号を通信部301を介して図面管理装置40に送信する(ステップS31)。
通知部407は、第3端末装置30から承認信号を受信すると(ステップS32)、第2端末装置20に船舶識別情報と、船舶設計図面にアクセスするためのリンク先アドレスとを通知する(ステップS33)。
制御部203は、図面管理装置40から通知された船舶識別情報と、船舶設計図面にアクセスするためのリンク先アドレスとを、表示部204に表示させる。表示部204は、船舶識別情報と、船舶設計図面にアクセスするためのリンク先アドレスを表示する。
承認関連部署の担当者は、表示部204に表示されたそれらの通知を見て、リンク先情報にアクセスする操作を第2端末装置20に対して行う。
操作部202は、担当者の操作に応じて、通信部201を介してリンク先にアクセスする(ステップS34)。
制御部203は、リンク先の船舶設計図面を表示部204に表示させる。
担当者は、船舶設計図面の確認が終わると、操作部202に対して船舶設計図面の承認または否認の操作を行う。船舶設計図面の承認の操作とは、例えば、第2端末装置20に表示される「サイン完了」ボタンを押下する操作である。また、例えば、船舶設計図面の承認の操作とは、第2端末装置20を介して電子印の捺印や電子ペンによるサインの記入などを承認対象の船舶設計図面に対して行う操作である。また、船舶設計図面の否認の操作とは、例えば、第2端末装置20に表示される「差戻し」ボタンを押下する操作である。
担当者が承認の操作を行った場合、操作部202は、その操作に応じた信号を入力する。制御部203は操作部202が入力した信号に応じて承認信号を生成する。
また、担当者が否認の操作を行った場合、操作部202は、その操作に応じた信号を入力する。制御部203は操作部202が入力した信号に応じて否認信号を生成する。
制御部303は、生成した信号が承認信号であるか否認信号であるかを判定する(ステップS35)。制御部203は、生成した信号が承認信号であると判定した場合、例えば「サイン完了」ボタンが押下され承認済み(図17では「サイン済」と記載)と判定した場合(ステップS35において承認信号)、生成した承認信号を通信部201を介して図面管理装置40に送信する(ステップS36)。
担当者は、承認対象の船舶設計図面の確認が終わると、操作部202に対して船舶設計図面の承認の操作を行う。
制御部303は、生成した信号が否認信号である場合(ステップS30において否認信号)、生成した否認信号をコメントと共に通信部301を介して図面管理装置40に送信する(ステップS37)。
また、制御部203は、生成した信号が否認信号であると判定した場合、例えば「差戻し」ボタンが押下され否認されたと判定した場合(ステップS35において否認信号)、生成した否認信号をコメントと共に通信部301を介して図面管理装置40に送信する(ステップS38)。
通知部407は、否認信号を受信すると、第1端末装置10に否認信号とコメントとを通知する(ステップS39)。
閲覧判定部408は、承認の操作に応じた制御信号を第2端末装置20から通信部401を介して受信する(ステップS40)。閲覧判定部408は、受信した制御信号に基づいて、承認状況を判定する(ステップS41)。例えば、閲覧判定部408は、制御信号を受信した場合に承認済みと判定し、制御信号を受信しない場合には未承認と判定する。
閲覧判定部408は、判定結果を記憶部403に書き込む(ステップS42)。
異議受付部409は、第2端末装置20から図面管理装置40に送信される制御信号に基づいて、コメントの有無を判定する(ステップS43)。具体的には、例えば、異議受付部409は、制御信号に例えば「コメントあり」ボタンの押下の情報が含まれている場合に、コメントありと判定し、制御信号に「コメントなし」ボタンの押下の情報が含まれている場合に、コメントなしと判定する。
異議受付部409は、判定結果を記憶部403に書き込む(ステップS44)。
通知部407は、異議受付部409による記憶部403への判定結果の書き込みを完了すると、閲覧判定部408のステップS35の判定結果が承認済みである場合に、第1端末装置10に承認済みであることを示す情報を送信する(ステップS45)。
制御部103は、通信部101を介して図面管理装置40から承認済みであることを示す情報を受信する(ステップS46)。
設計者は、図面管理装置40にアクセスし承認済みの結果を表示部104に表示させる操作を第1端末装置10に対して行う。
操作部102は、設計者により操作に応じた制御信号を制御部103に出力する。
制御部103は、制御信号に応じて通信部101を介して図面管理装置40にアクセスし、承認済みの結果を取得する。制御部103は、取得した承認済みの結果を表示部104に表示させる(ステップS47)。表示部104は、承認済みの結果を表示する。
このようにすれば、図面管理システム1は、承認対象の船舶設計図面を承認関連部署に送付することができ、各承認関連部署の担当者の承認の結果を設計者にフィードバックすることができる。
なお、本発明の別の実施形態では、承認者が階層化されて上位の承認者と下位の承認者とが含まれている場合、図面管理システム1は、下位の承認者の承認を行わずに上位の承認者が承認した際に、下位の承認者の承認を不要な状態にするものであってもよい。
(配布を行う場合の処理)
次に、図12に示す船舶設計図面の配布を行う場合の図面管理システム1の処理について説明する。
設計者は承認済みの船舶設計図面を図面管理装置40に対して新たに起票する操作を行う。具体的には、例えば、設計者は、承認済みの船舶設計図面の配布先と、電子データで配布するか印刷物で配布するかを登録する操作を操作部102に対して行う。
操作部102は、設計者の操作に応じて、承認済みの船舶設計図面の電子データとその配布先を通信部101を介して、制御信号として制御部103に出力する。また、操作部102は、設計者の操作に応じて、承認済みの船舶設計図面の印刷物とその配布先を通信部101を介して、制御信号として制御部103に出力する。
制御部103は、制御信号を受ける。制御部103は、受けた制御信号に応じて、承認済みの船舶設計図面の電子データとその配布先を含む情報を図面管理装置40に送信する(ステップS51)。また、制御部103は、受けた制御信号に応じて、承認済みの船舶設計図面の電子データとその配布先とを印刷業者に送付し、承認済みの船舶設計図面を印刷物として配布先に郵送する指示を図面管理装置40に送信する(ステップS52)。
図面配布部410は、承認済みの船舶設計図面の電子データとその配布先の情報を受信する(ステップS53)。図面配布部410は、受信した承認済みの船舶設計図面の電子データを配布先に送信する(ステップS54)。
また、図面配布部410は、承認済みの船舶設計図面の印刷物とその配布先とを印刷業者に送付する指示を受信する(ステップS55)。図面配布部410は、受信した指示を図示していない印刷業者の端末装置に送付する(ステップS56)。
図面配布部410は、例えば、図18に示すように、送付内容を記憶部403に書き込む(ステップS57)。なお、図面管理装置40から印刷業者の端末装置へ送信される情報は、図19に示すように、製本時のとじ方(図19では、左2とじ)、納期などの上記とは別の情報を含むものであってもよい。
印刷業者は、承認済みの船舶設計図面の電子データをプロッターで印刷する。印刷業者は、印刷された承認済みの船舶設計図面を配布先に郵送する。
このようにすれば、図面管理システム1は、承認済みの船舶設計図面を配布関連部署に送付することができる。
(船主または協会が承認済みの船舶設計図面の承認を行う場合の処理)
次に、図14に示した船主または協会の担当者が船舶設計図面の承認を行う場合の図面管理システム1の処理について説明する。
なお、船舶設計図面には、船主または協会の担当者が承認を行う承認図と、船主または協会の担当者が参照するのみで承認の不要な参考図とがある。承認図とするか参考図とするかは、設計段階で決定される。したがって、出図後の船主または協会の担当者が承認を行う段階では承認図であるか参考図であるかは既に決定されている。以下では、船主の担当者を例に処理フローを示す。協会の担当者の場合の処理については、船主の担当者を協会の担当者に置き換えることで同様に考えることができる。また、船主と協会の両方が承認の処理を行う場合には、両方の承認が並行して行われる。
記憶部403は、承認図及び参考図を記憶する。具体的には、記憶部403は、例えば図20に示す船舶を設計する設計会社内に設けられた記憶部である。設計者が第1端末装置10を介して図11に示した処理フローによって承認された船舶設計図面(出図に係る情報の1つ)である承認図及び参考図に、船舶の船舶識別情報(出図に係る情報の1つ)と、船舶設計図面の種類(出図に係る情報の1つ)と、営業担当者が使用する第4端末装置50の通信アドレス(出図に係る情報の1つ)と、承認先である船主の担当者の連絡先(出図に係る情報の1つ)と、回答期限(出図に係る情報の1つ)とを関連付けて、マスタデータベースとして記憶部403に書き込む。このマスタデータベースの船舶設計図面は、船舶設計図面が更新される度に、最新の船舶設計図面のデータに書き替えられる。なお、記憶部403が記憶する船舶設計図面へのアクセスは、インターネットからファイヤーウォールを介して行うように設計されている。また、記憶部403が記憶する船舶設計図面にはパスワードが設定されている。このように、記憶部403が記憶する船舶設計図面についてのセキュリティが確保されている。
読出部405は、記憶部403にマスタデータベースが書き込まれると、そのマスタデータベースが示す船舶の営業担当者が使用する第4端末装置50に出図されたことを知らせる通知メールを送信する(ステップS61)。この通知メールには、承認図のアドレスが含まれる。
制御部503は、通信部501を介して図面管理装置40から通知メールを受信する(ステップS62)。表示部504は、図面管理装置40から受信した通知メールを表示する。営業担当者は、通知メールを確認し、操作部502に対して承認図のアドレスにアクセスする操作を行う。制御部503は、通信部501を介して受信した通知メールに含まれる承認図のアドレスにアクセスする。制御部503は、アドレスが示す接続先の承認図を特定し、特定した承認図を表示部504に表示させる(ステップS63)。
営業担当者は、表示部504が表示する承認図の内容を確認する。営業担当者は、内容に問題がある場合には、設計者に連絡し修正を依頼する。また、営業担当者は、内容に問題ないと判断した場合、操作部502を操作して送付番号を付与する。そして、営業担当者は、船主の担当者が所持する第5端末装置60に承認依頼メールを送信する操作を行う。第5端末装置60に承認依頼メールを送信する操作とは、例えば、営業担当者が表示部504に表示された「送信」ボタンを押下する操作である。なお、承認依頼メールには、承認図にアクセスするためのアドレスおよび承認図についての承認を依頼する内容が含まれている。
制御部503は、営業担当者による承認依頼メールを送信する操作に応じて、承認依頼メールを第5端末装置60に送信する(ステップS64)。
制御部603は、通信部601を介して第4端末装置50から承認依頼メールを受信する(ステップS65)。表示部604は、第4端末装置50から受信した承認依頼メールを表示する。船主の担当者は、承認依頼メールを確認し、操作部602に対して承認図のアドレスにアクセスする操作を行う。
具体的には、船主の担当者は、アドレスにアクセスする操作を行う。すると、表示部604は、例えば、図21に示すようなログイン画面を表示する。船主の担当者は、表示部604が表示するログイン画面において、ユーザID及びパスワードを入力する操作を行う。なお、パスワードについては、有効期限が設定されている。これにより、第5端末装置60は、承認図にアクセスすることができるようになる。第5端末装置60が承認図にアクセスしたときに表示部504が表示する表示画面は、図22に示すような画面である。この画面において、船主の担当者が図面を示すファイル名(図22では、「Drawing」の欄に記載されているPDF(Portable Document Format)ファイル名)を選択する操作を行うことによって、表示部504は、例えば図23に示すような図面番号、図面名称、注文番号、設計者のサイン、承認者のサインなどが記載された承認図を表示する。
制御部603は、通信部601を介して受信した承認依頼メールに含まれる承認図のアドレスにアクセスする。制御部603は、アドレスが示す接続先の承認図を特定し、特定した承認図を表示部604に表示させる(ステップS66)。船主の担当者は、表示部604が表示する承認図の内容を確認する。船主の担当者は、内容に問題がない場合に承認と判定する。また、船主の担当者は、内容に問題がある場合に否認と判定する。
船主の担当者は、承認と判定した場合、承認の操作、例えば表示部604に表示される返信ステータスのスイッチを「承認」に切替えて「完了」ボタンを押下する操作を行う。表示部604に表示される「完了」ボタンが押下されると、制御部603は、通信部601を介して、船主の担当者が入力完了したことを示す情報を船主の会社内の記憶部に書き込む(ステップS67)。船主の担当者の上長は、入力情報を確認し、例えば表示部704に表示される「送信」ボタンを押下する(ステップS68)。このとき承認を行う上長は、例えば、図24に示す上長を設定する設定画面において、船主の担当者を選択し、その船主の担当者の上長が選択されることによって決定されるものであってよい。また、図24に示す設定画面において設定された設定内容は、例えば、Cookie(クッキー)によってその設定を行った端末に記憶され、次回からは、同一の設定がされた状態で呼び出される。なお、ネットワーク上の記憶部に記憶して読み出すものであってもよい。
制御部703は、「送信」ボタンの押下に応じて通信部701を介して第5端末装置60に承認を通知する(ステップS69)。制御部603は、承認の通知を受けると、その承認の通知に応じて、通信部601を介して承認情報を図面管理装置40に送信する(ステップS70)。
承認部411は、通信部401を介して第5端末装置60から承認情報を受信する(ステップS71)。承認部411は、受信した承認情報に応じて、記憶部403のマスタデータベースにおける承認図についての承認状況を承認に書き替える(ステップS72)。図面管理システム1は、一連の処理を完了する。
また、船主の担当者は、否認と判定した場合、コメントを入力し、否認の操作、例えば表示部604に表示される返信ステータスのスイッチを「否認」に切替えて「完了」ボタンを押下する操作を行う。表示部604に表示される「完了」ボタンが押下されると、制御部603は、通信部601を介して、船主の担当者がコメントを入力し完了したことを示す情報を船主の会社内の記憶部に書き込まれ、上長の承認処理へと進む(ステップS73)。
具体的には、船主の担当者は、例えば表示部604が表示する図25に示す画面において、「コメントシート出力」ボタンを押下する。制御部603は、船主の担当者による「コメントシート出力」ボタンの押下に応じて、例えば図26に示す図面番号、図面名称、送付日などの基本情報がデータベースから抽出され記入されたテンプレートを表示する。船主の担当者は、操作部602に対してコメントを入力する操作を行う。操作部602は、船主の担当者によるコメントを入力する操作に応じて、テンプレートにコメントを入力する。また、船主の担当者は、例えば図27に示すように、ドキュメント番号を入力する操作を操作部602に対して行う。また、船主の担当者は、例えば図27に示すような送信区分を選択する操作を行う。そして、船主の担当者がコメントを一時的に記録する例えば図27に示すような「一時保存」ボタンを押下すると、制御部603は、入力されたコメントを否認情報として船主の会社内の記憶部に書き込む。そして、船主の担当者が例えば図27に示すような「完了」ボタンを押下すると入力されている情報が船主の会社内の記憶部に書き込まれ、上長の承認処理へと進む。
船主の担当者の上長は、否認情報を確認し、例えば表示部704に表示される「送信」ボタンを押下する(ステップS74)。制御部703は、「送信」ボタンの押下に応じて通信部701を介して第5端末装置60に否認を通知する(ステップS75)。制御部603は、否認の通知を受けると、その否認の通知に応じて、通信部601を介して否認情報を図面管理装置40に送信する(ステップS76)。
承認部411は、通信部401を介して第5端末装置60から否認情報を受信(承認を受けることができない場合の例)する(ステップS77)。制御部103は、受信した否認情報に応じて、その否認情報に含まれるコメントを表示部104に表示させる。設計者は、表示部104が表示するコメントを見て、承認図を修正する。そして、制御部103は、ステップS21の処理に戻し、図11〜12に示した承認の処理(ステップS21〜S47)を行う。
そして、図11〜12に示した管理者や担当者などの承認の処理によって新たに承認された船舶設計図面について、ステップS61から始まる一連の処理をステップS72の処理に至るまで繰り返す。
このようにすれば、図面管理システム1は、図11〜12に示す承認の処理によって出図された船舶設計図面のデータベースをそのまま使用するため、船主の担当者が最新の正しい図面で設計内容を確認し承認することができる。
なお、本発明の別の実施形態による図面管理システム1は、次の機能を備えていてもよい。
例えば、図面管理システム1は、各図面の承認状況、コメント内容、送受信日を一括管理し、船主の担当者と造船所で情報を共有するものであってもよい。また、例えば、図面管理システム1は、承認対象の船舶設計図面または参考図面とは異なる造船所の図面管理システムが監視する船舶設計図面と連携して、船舶設計図面の変更、追加、削除の情報を反映させてもよい。また、例えば、図面管理システム1は、承認図リスト、承認状況など各種帳票を出力するものであってもよい。
また、例えば、図面管理システム1は、図28に示すように、各承認図についての承認状況を一覧表として表示する機能を備えていてもよい。この場合、図面管理システム1は、図28に示す一覧表における欄504aに示すように、承認された承認図を“A”で示し、否認された承認図を“B”で示すものであってもよい。また、この場合、図面管理システム1は、図28に示す一覧表における欄504bに示すように、承認図に対する最終処理から一定の日数が経過した場合に、その経過日数を表示するとともに、黄色や赤色などの色を用いて視覚的に警告するものであってもよい。また、この場合、図面管理システム1は、図28に示す一覧表における欄504cに示す検索条件を設定して、その設定した検索条件に合う承認図のみを表示させるものであってもよい。検索条件の設定は、例えば、オーダ番号、送付先、誰が承認する必要があるかを示す承認区分、各部門を示す図面シンボル、日付(送信日、作成日など)、キーワード(図面名称、図面番号、船主や協会独自の番号など)、送付済み、未送付、承認されている、否認されている、最初からやり直しを指示する不承認、コメントの有無、承認状況(上長が承認中など)、送付の準備中などを示す条件設定である。図28に示す一覧表は、設計を担当する会社と船主である会社とで情報を共有している。そのため、それら2つの会社間で承認状況を共有できスムーズに意思の疎通を図ることができる。
また、例えば、図面管理システム1は、図29に示すような承認状況やデータの授受の履歴を示す一覧表、図30に示すような承認図の一覧表などを指定して表示させるものであってもよい。これにより、種々の履歴の一元管理が可能となる。
また、例えば、図面管理システム1は、新たに承認する上長を設定することができ、上長を追加する設定の機能を備えるものであってもよい。
なお、本発明の別の実施形態において、図面管理システム1は、例えば、船主の担当者が否認と判定した場合のように船舶設計図面の新たな登録までに時間が掛かる場合、出図予定日をマスタデータベースに登録する出図予定日登録部を備えるものであってもよい。
以上、本発明の一実施形態による図面管理システム1について説明した。
図面管理システム1は、記憶部403と、図面配布部410(出図処理部)と、承認部411と、を備える。記憶部403は、船舶の設計に係る図面の出図に係る情報をマスタデータベースとして記憶する。図面配布部410は、マスタデータベースの情報に基づいて図面を出図する。承認部411は、マスタデータベースの情報に基づいて船舶設計図面について船主または協会の承認を受ける。
このようにすれば、船舶の設計に係る図面が設計途中で変更された場合であっても、出図した際に用いた最も信頼のできるデータを使用して船舶の識別情報、船舶の設計に係る図面の種類などの関連付けを行う。その結果、本発明の一実施形態による図面管理装置40は、最新の船舶の設計に係る図面を正しく管理することができる。
また、図面管理システム1は、承認先候補の中から必要な承認先を選択する選択部406を備える。
このようにすれば、選択部406によりそれぞれの最新の船舶の設計に係る図面の承認先を適切に選択することができる。その結果、図面管理システム1は、承認対象の船舶の設計に係る図面を正しい承認先に送付することができる。
また、図面管理システム1は、通知された承認先のそれぞれが船舶の設計に係る図面を閲覧したか否かを判定する閲覧判定部408を備える。
このようにすれば、閲覧判定部408により、承認者が承認したか否かを正しく判定することができ、承認者が承認し終えたか否かを知ることができる。その結果、設計者は、自ら承認が完了したか否かを知るために、図面管理装置40にアクセスしなくても承認の完了を知ることができる。
なお、本発明の一実施形態による図面管理システム1では、制御部103がステップS21の処理に戻し、図面管理システム1がステップS21〜S47の処理を行うものとして説明した。しかしながら、本発明の別の実施形態による図面管理システム1は、ステップS21〜S47の処理を行う機能部とは別に、承認部411が船主または協会の承認を受けることができない場合に船舶の再設計された図面について承認者の承認を受け付ける操作部を備え、その操作部が承認部411が船主または協会の承認を受けることができない場合に船舶の再設計された図面について承認者の承認を受け付け、承認状態を承認に書き替えるものであってもよい。
なお、設計者は、協議対象の船舶設計図面、その船舶設計図面が示す船舶の船舶識別情報、船舶設計図面の種類、協議先である協議関連部署を示す情報、回答期限以外に、例えば、登録日、設計者の氏名、設計者の所属部署、連絡先などの別の情報を登録する操作を操作部102に対して行う。そして、ステップS1〜ステップS7の処理において、ステップS1〜ステップS7の処理を行う各機能部が、登録日、設計者の氏名、設計者の所属部署、連絡先などの別の情報についても処理を行ってもよい。この場合、制御部303は、例えば、図31に示すように、設計者(図31では作図担当者)の氏名、設計者の所属部署、連絡先などの情報を表示部304に表示させる。
なお、設計者は、承認対象の船舶設計図面、その船舶設計図面が示す船舶の船舶識別情報、船舶設計図面の種類、承認先である承認関連部署を示す情報、回答期限以外に、例えば、登録日、設計者の氏名、設計者の所属部署、連絡先などの別の情報を登録する操作を操作部102に対して行う。そして、ステップS21〜ステップS28の処理において、ステップS21〜ステップS28の処理を行う各機能部が、登録日、設計者の氏名、設計者の所属部署、連絡先などの別の情報についても処理を行ってもよい。
なお、本発明の実施形態における処理は、適切な処理が行われる範囲において、処理の順番が入れ替わってもよい。
本発明の実施形態について説明したが、上述の図面管理システム1、第1端末装置10、第2端末装置20、第3端末装置30、図面管理装置40、その他の制御装置は内部に、コンピュータシステムを有していてもよい。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。コンピュータの具体例を以下に示す。
図32は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ5は、図32に示すように、CPU6、メインメモリ7、ストレージ8、インターフェース9を備える。
例えば、上述の図面管理システム1、第1端末装置10、第2端末装置20、第3端末装置30、図面管理装置40、その他の制御装置のそれぞれは、コンピュータ5に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ8に記憶されている。CPU6は、プログラムをストレージ8から読み出してメインメモリ7に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU6は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ7に確保する。
ストレージ8の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ8は、コンピュータ5のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インターフェース9または通信回線を介してコンピュータ5に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ5に配信される場合、配信を受けたコンピュータ5が当該プログラムをメインメモリ7に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ8は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現してもよい。さらに、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるファイル、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例であり、発明の範囲を限定しない。これらの実施形態は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の追加、省略、置き換え、変更を行ってよい。
1・・・図面管理システム
5・・・コンピュータ
6・・・CPU
7・・・メインメモリ
8・・・ストレージ
9・・・インターフェース
10・・・第1端末装置
20・・・第2端末装置
30・・・第3端末装置
40・・・図面管理装置
101、201、301、401・・・通信部
102、202、302・・・操作部
103、203、303・・・制御部
104、204、304・・・表示部
402・・・図面取得部
403・・・記憶部
404・・・情報入力部
405・・・読出部
406・・・選択部
407・・・通知部
408・・・閲覧判定部
409・・・異議受付部
410・・・図面配布部
411・・・認証部

Claims (7)

  1. 船舶の設計に係る図面の出図に係る情報をマスタデータベースとして記憶する記憶部と、
    前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図する出図処理部と、
    前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面について船主または協会の承認を受ける承認部と、
    前記承認部が承認した前記図面の情報を、少なくとも印刷業者を含む配布先の端末装置に送信する制御部と、
    前記制御部が送信した前記情報を前記記憶部に書き込む図面配布部と、
    を備える図面管理システム。
  2. 前記記憶部は、
    前記図面の出図に係る情報が更新される度に、更新された前記図面の出図に係る情報を前記マスタデータベースとして記憶し、
    前記出図処理部は、
    前記更新された前記図面の出図に係る情報を格納する前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図し、
    前記承認部は、
    前記更新された前記図面の出図に係る情報を格納する前記マスタデータベースの情報に基づいて前記船主または前記協会の承認を受ける、
    請求項1に記載の図面管理システム。
  3. 前記承認部は、
    前記船主の承認を受ける際に、前記船主の担当者の承認と当該担当者の上長の承認を受け、または、前記協会の承認を受ける際に、前記協会の担当者の承認と当該担当者の上長の承認を受ける、
    請求項1または請求項2に記載の図面管理システム。
  4. 前記承認部が前記船主または前記協会の承認を受けることができない場合に、前記船舶の再設計された図面について承認者の承認を受け付ける操作部、
    を備える請求項1から請求項3の何れか一項に記載の図面管理システム。
  5. 前記承認部が前記船主または前記協会の承認を受けることができない場合に、前記出図処理部が前記図面を出図する予定日を前記マスタデータベースに書き込む出図処理部、
    を備える請求項1から請求項4の何れか一項に記載の図面管理システム。
  6. 船舶の設計に係る図面の出図に係る情報をマスタデータベースとして記憶する記憶部を備える図面管理システムの制御方法であって、
    前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図することと、
    前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面について船主または協会の承認を受けることと、
    承認を受けた前記図面の情報を、少なくとも印刷業者を含む配布先の端末装置に送信することと、
    送信した前記情報を前記記憶部に書き込むことと、
    を含む図面管理システムの制御方法。
  7. 船舶の設計に係る図面の出図に係る情報をマスタデータベースとして記憶する記憶部を備える図面管理システムのコンピュータに、
    前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面を出図することと、
    前記マスタデータベースの情報に基づいて前記図面について船主または協会の承認を受けることと、
    承認を受けた前記図面の情報を、少なくとも印刷業者を含む配布先の端末装置に送信することと、
    送信した前記情報を前記記憶部に書き込むことと、
    を実行させるプログラム。
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