JP5916460B2 - アイデア提案管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理技術に関し、特に、企業等におけるアイデアや提案などの知的財産管理に関する。特に、社員・関係者などが知的財産になり得るアイデアや提案書などを登録・閲覧・修正などができるシステムに関する。
企業等において発明(特許)などの知的財産を電子化して管理するシステムは従来より存在する。しかしながら知的財産になるかどうかわからないアイデア等については個人(社員など)で管理しており、システムとしては管理されていない。例えば社員個人でアイデア等を管理している場合、それが知財部担当者などの第三者から見て有効な知的財産になり得るアイデア等であっても、社内の知財管理システム等では知的財産としては管理されておらず、社内に埋もれてしまう。
また上記アイデア等を知的財産としてシステムで管理しようとする場合にも、知的財産に関する種類(種別)が多く、それら各種類(種別)に応じて管理すべき内容(情報管理項目)が異なってくるため、例えばプログラム改修が必要である等、システム管理の手間やコスト等を要する。
また上記社員(例えば発明者)がアイデアをもとに知的財産(発明)として提案・申請等をする場合、その社員(発明者)、上長、知財部担当者などを含む各関係者が、その提案書類(提案書)などを閲覧・検討・確認などをする作業(業務)がよく行われている。従来システムでは、そのような各関係者による一連の作業(特に回覧)については情報管理されておらず、作業の非効率性があった。
先行技術例としては、特開2007−80300号公報(特許文献1)などがある。特許文献1では、知的財産情報管理システムとして、知的財産情報を一元的に管理している知的財産情報管理装置と、利用者端末とがネットワークで接続され、自己が所有する知的財産の期限管理及び包袋管理を行うとともに、発明部門及び知的財産部門の知的財産業務に関する回覧・検討・承認をワークフロー化したシステム、といった記載がある(要約参照)。
特開2007−80300号公報
従来技術では以下のような課題(問題等)がある。
(1) 第1の課題として、前述のように企業等で社員(発明者等)にアイデア等があっても、個人で管理しており、システムとしては管理されてはいないため、社内に埋もれてしまう。例えば知財部担当者などの第三者から見て社内にどのような有効な知的財産になり得るアイデア等が眠っているか把握できない。即ち、アイデア等の管理(知的財産管理)の非効率性の問題がある。
(2) 第2の課題として、例えば社員(発明者等)がアイデアをもとに知的財産へと申請(発明提案等)したい場合にも、そのアイデアの内容が知的財産のレベルに達していなかったり(即ち知的財産としての有効性や種別がわからない等)、その申請等の手続きがわからず調べるのに手間がかかったり等している。即ちアイデアから知的財産への連携に関してシステム的な支援が不十分であり、アイデア・知的財産管理の非効率性の問題がある。
(3) 第3の課題として、前述のように上記アイデア等を知的財産としてシステムで管理しようとする場合にも、知的財産としての提案・登録の段階で、種類(種別)が多く、それら各種類(種別)ごとに必要な情報管理項目が異なってくるため、例えばプログラム改修が必要である等、システム管理の手間や非効率性の問題がある。
(4) 第4の課題として、前述のように企業の知財管理などの業務において、社員(例えば発明者)のアイデアに基づく知的財産への提案書などを、その社員、上長、知財部担当者などを含む各関係者が、閲覧・検討・確認などをする作業が行われているが、従来システムでは、そのような各関係者による一連の作業(特に回覧)については情報管理されていない(あるいは機能的に不十分である)ため、各関係者の回覧作業(回覧工程)や各関係者間での連携などに手間がかかっている等、非効率性があった。
また例えば同じ提案書の回覧であっても、その回覧の関係者全員に対して同じ情報項目を参照させていることで、非効率が生じていた。例えば発明提案書の回覧の際には、発明者の上長は概要などの簡易な項目のみの参照や承認でよいが、知財部担当者は詳細な項目まで参照や入力の必要がある等、回覧者の作業(工程)ごとに、及び提案書の種別ごとに、必要な情報の項目、作業などが異なっている。従来システムではこのような点はサポートされておらず不十分である。即ちアイデア・提案の回覧を含む作業に関する非効率性の問題がある。
上記(1)〜(4)等の課題に対応して、本発明は下記(1)〜(4)等の目的がある。
(1) 第1の目的として、企業等で社員がアイデア等を登録できる環境(システム)を用意し、その登録したアイデア等を第三者(知財部担当者など)が参照等でき、効率的なアイデア等の管理(知的財産管理)を実現できる技術を提供する。
(2) 第2の目的として、例えば上記環境(システム)へのアクセスにより社員がアイデアをもとに知的財産への提案書などを容易に作成(登録)でき、知的財産への申請等の手続きが容易で、第三者による確認・検討などへスムーズに連携できる等、アイデアから知的財産への連携に関して支援し、効率的なアイデア・知的財産管理を実現できる技術を提供する。
(3) 第3の目的として、知的財産への提案・登録の段階で、知的財産に関する種類(種別)ごとに必要な情報管理項目をシステムで管理して自動対応でき、システムの画面で種別ごとに異なる情報項目を自動的に参照できる等、効率的な知的財産管理及びシステム管理を実現できる技術を提供する。
(4) 第4の目的として、アイデアや提案の回覧を含む作業に関する高度な情報管理の機能を持つシステムの提供により、各関係者の回覧作業やその連携を効率化できる技術を提供する。
また上記に関連して更に、例えば発明者による提案書の申請(回覧依頼)時に、画面で回覧ルート(回覧順、回覧者、回覧工程など)等を容易・柔軟に設定や変更することができ、回覧を効率化できる技術を提供する。例えば一旦ある回覧ルートでの回覧を実施したが、途中で、例えば提案書の内容の見直しや、別の関係者による確認の必要が生じた場合など、回覧ルートの変更の必要が生じる場合がある。このような場合、従来システムでは回覧ルート等を管理していないため、回覧作業の混乱や手間が生じている。そこで、このような回覧ルートの変更にもうまく対処できる技術を提供する。
なお前記特許文献1等の従来システムは、上記のように各関係者がアイデアや提案書などを回覧する作業を含む知的財産管理を想定・適用した場合、機能的に不十分であり改善余地がある。例えば後述する本発明のように柔軟な回覧ルートの設定や変更はできない。
以上のように、まとめると、本発明の主な目的は、社員によるアイデアの登録、アイデアに基づく提案書の作成(登録)、提案書の回覧の申請、各関係者の回覧の作業、知財部への受付(知的財産としての受付)、回覧ルート・回覧状況の可視化や変更、等を含む一連の作業をシステムで管理して容易化・効率化し、効率的なアイデア・知的財産管理や創出支援などを実現できる技術を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のうち代表的な形態は、コンピュータの情報処理を用いて、社員等(ユーザ)のアイデアや提案、知的財産などを管理するシステム(アイデア提案管理システム)等であって、以下に示す構成を有することを特徴とする。
本システムは、ユーザによるアイデアの登録、アイデアに基づく提案書の作成(登録)、提案書の回覧の申請、各関係者の回覧の作業、知財部での受付、回覧ルート・回覧状況の可視化や変更、等を含む一連の作業(業務)をシステムで管理し容易化・効率化する。
本システムは、サーバ装置の情報処理を用いてユーザによるアイデア及びアイデアに基づく提案書を管理するアイデア提案管理システムであって、ユーザの操作に基づき画面でアイデアを第1のDBへ登録する処理を行うアイデア登録機能と、ユーザの操作に基づき画面でアイデアを第1のDBから検索して参照する処理を行うアイデア検索機能と、ユーザの操作に基づき画面で提案書を第2のDBへ登録する処理を行う提案書登録機能と、ユーザの操作に基づき画面で提案書を第2のDBから検索して参照する処理を行う提案書検索機能と、ユーザの操作に基づき画面で前記提案書の回覧の内容を設定して当該回覧を実行する処理を行う回覧機能と、管理者の操作に基づき画面で、上記各機能の画面の表示の制御に関する定義情報を設定する処理を行う定義機能と、を有する。
前記回覧機能は、第1のユーザの操作に基づき、第1の画面で、前記提案書の回覧ルートを設定して当該回覧ルートによる回覧を申請する第1の回覧機能と、前記提案書の回覧ルートの各回覧者である第2のユーザの操作に基づき、第2の画面で、前記提案書の回覧ルートの回覧工程の作業を実行する第2の回覧機能と、を有する。前記回覧ルートは、前記提案書の参照の作業を含む、指定の回覧順での複数の各々の回覧者の回覧工程のつながりで構成される。前記回覧機能は、前記ユーザの操作に基づき画面で前記提案書の回覧ルート及び回覧状況を表示して確認可能とする処理を行う。
本発明のうち代表的な形態によれば、社員によるアイデアの登録、アイデアに基づく提案書の作成(登録)、提案書の回覧の申請、各関係者の回覧の作業、知財部への受付、回覧ルート・回覧状況の可視化や変更、等を含む一連の作業をシステムで管理して容易化・効率化し、効率的なアイデア・知的財産管理や創出支援などを実現できる。
本発明の一実施の形態のアイデア提案管理システムの全体ブロック構成を示す図である。 回覧機能のブロック構成を示す図である。 本実施の形態での、アイデア、提案書、種別、工程、回覧ルート、等の情報(関係)を整理した説明図である。 本実施の形態での、回覧ルート(対応する業務)の例を示す説明図である。 ユーザ管理テーブルの構成例を示す図である。 アイデア管理DBのアイデア管理テーブル及びアイデアファイル管理テーブルの構成例を示す図である。 提案書管理DBの提案書管理テーブル及び提案書ファイル管理テーブルの構成例を示す図である。 回覧管理DBの回覧管理テーブル及び項目別承認管理テーブルの構成例を示す図である。 定義管理DBの種別管理テーブル及び項目管理テーブルの構成例を示す図である。 定義管理DBの工程管理テーブル及び表示項目管理テーブルの構成例を示す図である。 アイデア検索機能の処理フロー図である。 提案書登録機能の処理フロー図である。 提案書検索機能の処理フロー図である。 提案書情報取得処理(S501)の処理フロー図である。 回覧機能の優先表示機能(種別表示機能)の処理フロー図である。 回覧状況の遷移例を示す説明図である。 アイデア登録機能の画面例(G1)を示す図である。 アイデア検索機能の画面例(G2)を示す図である。 提案書登録機能(アイデアから提案書を作成する場合)の画面例(G3)を示す図である。 提案書登録機能(提案書を作成する場合)の画面例(G4)のその1(G4−1)を示す図である。 提案書登録機能(提案書を作成する場合)の画面例(G4)のその2(G4−2)を示す図である。 提案書検索機能の画面例(G5)を示す図である。 回覧機能の回覧状況確認(詳細)の画面例(G6)を示す図である。 回覧機能の回覧申請時(回覧ルート設定)の画面例(G7)を示す図である。 回覧機能の回覧申請時(回覧工程実行)の画面例(G8)を示す図である。 回覧機能の各者回覧時の処理依頼案件一覧表示の画面例(G9)を示す図である。 回覧機能の各者回覧時の回覧ルート確認・修正の画面例(G10)を示す図である。 回覧機能の各者回覧時の提案書内容確認・修正の画面例(G11)を示す図である。 回覧機能の各者回覧時の回覧工程実行(承認の場合)の画面例(G12)を示す図である。 定義機能の提案書種別定義の画面例(G21)を示す図である。 定義機能の書誌項目定義の画面例(G22)を示す図である。 定義機能の書誌項目表示定義の画面例(G23)を示す図である。 定義機能の回覧工程定義の画面例(G24)を示す図である。 定義機能の回覧工程表示定義(回覧工程毎の書誌項目表示定義)の画面例(G25)を示す図である。 回覧機能の差戻し機能の画面例(G31)を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。概要として、本実施の形態のシステム(アイデア提案管理システム)は、図1,図2等のシステム構成を有し、図5〜図10のような情報・データを管理し、図11〜図15のような処理を行い、図17〜図35のような画面(GUI)を提供する。
本システム100(図1)の機能を用いてユーザは例えば以下のような流れで作業可能である。
(1) ユーザA(発明者)は、アイデア登録機能11を用いて画面(例:G1)でアイデア情報を登録する。
(2) ユーザAは、アイデア検索機能12を用いて画面(例:G2)で上記登録されたアイデアを検索・参照する。検索で、ユーザAは、過去に登録したアイデアを確認し、当該アイデアを修正して登録することもできる。
(3) ユーザAは、上記アイデアが知的財産としての可能性があると考えた場合、知的財産への提案・申請をするために、提案書登録機能13を用いて画面(例:G3)で、当該アイデアをもとに提案書を作成し登録する。
(4) またユーザAは、上記登録したアイデアを画面(例:G5)で検索して確認・修正することもできる。
(5) ユーザAは、上記提案書の登録に伴い、回覧機能15(第1の回覧機能15A)を用いて、画面(G7,G8)で、当該提案書の回覧を申請(実行)することができる。回覧は、例えば提案書のブラッシュアップ(閲覧)や承認などのため行われる(例:図4)。ユーザAは、上記提案書の回覧を新規に行うときは回覧の申請を行う。ユーザAは、上記提案書の回覧の申請の時には、当該提案書の回覧ルートを設定(G7)して、申請を実行(G8)する。これにより当該提案書の関係者(回覧者)に対する回覧が実行開始される。
(6) 上記提案書の回覧(回覧ルート)に係わる各関係者(ユーザA,B,C)は、回覧機能15(第2の回覧機能15B)を用いて画面で自分に要求されている回覧(回覧工程)の作業を確認して実行する。
各回覧工程で、各回覧者は、画面で自分の処理依頼案件を確認し(例:G9)、案件(提案書)の回覧ルート及び自分の回覧工程を確認し(例:G10)、提案書内容を確認し(例:G11)、自分の回覧工程の作業(次の回覧工程への連携(引き渡し)を含む)を実行する(例:G12)。これにより、次の回覧工程(回覧者)へ連携される。
同様に繰り返し、回覧ルートの最後の回覧者による最後の回覧工程を実行することで、回覧全体が完了する。
[システム]
図1は、本実施の形態のアイデア提案管理システムの全体構成例を示す。全体は、アイデア提案管理システム100と、各ユーザのクライアント(端末)101とが通信網102で接続される構成である。アイデア提案管理システム100は、サーバ装置などで構成される。各ユーザのクライアント101から通信網102を経由して本システム(サーバ装置)100の各機能にアクセスし利用する。ユーザは、例えば企業の社員などであり、発明者(ユーザA)、上長(ユーザB)、知財部担当者(ユーザC)、等がいるとする。通信網102は例えば企業LANやインターネットである。
各ユーザはクライアント(端末)101から本システム100にアクセスし、例えば最初にログイン画面が表示され、ユーザID等を入力してログインを行い、各機能を利用する。
アイデア提案管理システム100(サーバ装置)は、演算部201、記憶部202、Webサーバ部203などで構成される。演算部201は、ソフトウェアプログラム処理などにより各処理部(11等の機能)を実現する。記憶部202は、データベース(DB)やテーブル(T)に各種データ情報を格納・管理する。Webサーバ部203は、演算部201の各機能との連携で、クライアント101に対しWeb画面(GUI)を提供する。
演算部201において、アイデア登録機能11、アイデア検索機能12、提案書登録機能13、提案書検索機能14、回覧機能15、定義機能16などを有する。
記憶部202において、ユーザ管理T(テーブル)20、アイデア管理DB21、提案書管理DB23、回覧管理DB25、定義管理DB26などを有する。アイデア管理DB21は、後述のアイデア管理T21A、アイデアファイル管理T21Bを含み、アイデアの情報・データを管理する。提案書管理DB23は、後述の提案書管理T23A、提案書ファイル管理T23Bを含み、提案書の情報・データを管理する。回覧管理DB25は、後述の回覧管理T25A、項目別承認管理T25Bを含み、回覧の情報・データを管理する。定義管理DB26は、後述の種別管理T26A、項目管理T26B、工程管理T26C、表示項目管理T26D、等を含み、各種定義情報(設定情報)を管理する。また本システム100は、後述のプロパティファイル27を管理する。
アイデア登録機能11は、ユーザがWeb画面でアイデア情報を登録(入力・編集等)することができる機能であり、ユーザによりアイデアの名称、概要、アイデアデータファイル等を入力し、入力データ情報をアイデア管理DB21(21A,21B)(図6)に保存・管理する。
アイデア検索機能12は、各ユーザがWeb画面で登録アイデア情報を検索して閲覧(参照)することができる機能であり、ユーザによりアイデアの名称、概要、ファイル等のテキスト内容を検索条件として入力し、アイデア管理DB21から検索し、検索結果を画面に表示することで、アイデア内容を確認することができる。
提案書登録機能13は、ユーザがWeb画面で提案書情報を登録(入力・編集等)することができる機能であり、ユーザにより提案書の名称、概要、書誌項目、提案書ファイル(提案書や関連資料を構成するデータファイル)等を入力/登録し、入力/登録データ情報を提案書管理DB23(23A,23B)(図7)に保存・管理する。
また提案書登録機能13は、ユーザにより登録アイデアをもとに提案書(知的財産への提案書)を作成する機能や、提案書の作成の際に種別などの情報を自動的に優先的に画面に表示して支援する機能(優先表示機能)などを含む。登録アイデアをもとに提案書を作成する機能では、画面で登録アイデアの名称、概要、ファイルなどを引き継いで提案書の内容を作成することができる。
提案書検索機能13は、各ユーザがWeb画面で登録提案書情報を検索して閲覧(参照)することができる機能であり、ユーザにより提案書の名称、概要、書誌項目、ファイル等のテキスト内容を検索条件として入力し、提案書管理DB23から検索し、検索結果(提案書の一覧)を画面に表示することで、提案書の内容を確認することができる。
[回覧機能]
図2に、回覧機能15の構成を示す。回覧機能15は、ユーザがWeb画面で提案書の回覧を申請・実行し、各関係者(回覧者)による回覧を実行できる機能である。回覧機能15は、第1の回覧機能15A(回覧申請機能)と、第2の回覧機能15B(回覧実行機能)とを含む。なお各機能と対応する画面G1等も示す。回覧機能15は、Web画面での回覧ルートの設定(登録)、回覧ルート及び回覧状況の表示(確認)、回覧ルートの変更、などの機能を含む。
第1の回覧機能15Aは、Web画面で申請者(ユーザ)による回覧の申請(回覧ルートの設定・登録、回覧の実行等)を可能とする機能である。回覧対象の提案書の回覧ルートとして、回覧順、各回覧工程、回覧者、表示項目などを設定することができ、それによる回覧を実行開始できる。
第1の回覧機能15A(回覧申請機能)は、詳しい機能(処理及び画面等)として、回覧ルート設定601と、実行602とを含む。回覧ルート設定601では、ユーザが回覧ルートを設定(登録)できる。実行602では、設定された回覧ルートによる回覧(その申請)をユーザが実行できる。
第2の回覧機能15Bは、Web画面で各回覧者(回覧を依頼されたユーザ)による回覧(回覧工程の作業)の実行を可能とする機能である。第2の回覧機能15B(回覧実行機能)は、詳しい機能(処理及び画面等)として、処理依頼案件一覧表示611、回覧ルート確認・修正(表示)612、提案書内容確認・修正613、実行614(602と概略同様)を有する(それぞれ後述する)。
各機能では、画面に回覧ルートをわかりやすく可視化して確認できる。例えば後述の画面(G7,G10)で示される。回覧ルートの構成を複数の回覧工程のつながりとして可視化し、各回覧工程の内容の修正・削除などが可能である。
また更に、回覧機能15は、回覧ルート変更機能31、差戻し機能32(差戻し先設定621、差戻し実行622)、途中終了機能33、項目別承認機能34などを備える。それぞれ詳細は後述される。
回覧ルート変更機能31では、画面で、ユーザ(権限を持つユーザ)が、回覧の目的や状況などに応じて回覧ルートを変更する操作ができる。この変更は、回覧工程・回覧者などの追加(挿入)や削除や詳細内容修正などを含む。回覧ルートの変更の際には、例えば回覧先の回覧者(回覧工程)の各種情報(氏名,部署,連絡先,通知有無など)を指定・修正できる。また画面の回覧ルートの既存の回覧工程の間の矢印ボタンなどにより、既存の回覧工程間に新規の回覧工程を追加挿入ができる。上記変更の権限は例えばユーザ管理T20で設定可能としてもよい。
差戻し機能32では、画面で各回覧者(権限を持つユーザ)が回覧ルート確認中や回覧作業中(例えば提案書内容確認・修正中)に、必要に応じて(例えば提案書内容の見直しや別ユーザの承認が必要になった場合など)、回覧を1つ以上前の指定の回覧工程(回覧者)へ差戻す操作ができる。画面でこの差戻し操作(例えば差戻しボタン押下)がされた場合、差戻し先設定621の画面を表示してユーザが差戻し先(回覧者・回覧工程)を指定可能とし、差戻し実行622の画面を表示してその差戻しを実行可能とする。定義情報に応じて画面(例:G10,G11)での差戻しボタンの表示が制御される。上記差戻しの権限は例えばユーザ管理T20で設定可能としてもよい。
途中終了機能33では、画面で各回覧者(権限を持つユーザ)が回覧ルート確認中や回覧作業中(例えば提案書内容確認・修正中)に、必要に応じて(例えばそれ以上の検討が不要になった場合など)、当初の回覧ルートに沿う回覧をその回覧工程で途中終了させる操作ができる。定義情報(途中終了「可」)に応じて回覧工程(回覧者)の画面(例:G12)での途中終了ボタンの表示が制御される。上記途中終了の権限は例えばユーザ管理T20で設定可能としてもよい。
項目別承認機能34では、画面で対象の回覧工程の回覧者が回覧作業中に表示項目(書誌項目)別に承認操作(例えば知財部担当者によるチェックや情報入力等)することを、工程管理T26Cや項目別承認管理T25Bの設定に基づき制御する。承認使用(要)が設定された回覧工程の場合、画面に各項目情報を表示する際、承認使用(要)が設定された項目や承認操作が済んでいない項目を優先的に上方に表示し、承認未使用(否)が設定された項目や承認操作が済んだ項目を下方に表示する。これにより担当者によるチェックなどを忘れずにしやすくする。
[定義機能]
定義機能16は、本システム100の管理者等により、事前及び適宜に、Web画面(例:G21〜G25)で、各種定義情報を設定して定義管理DB26(26A〜26D)に保存・管理する機能である。定義機能16により、下記のように、提案書の種別、種別毎の書誌項目、種別毎の工程(工程区分)、回覧工程、回覧工程毎の表示項目(表示情報)、及びそれらを用いて構成される回覧ルート(登録パターン)、等を定義(設定)する操作ができる(図3と対応)。これら要素の定義情報に基づき各機能で処理が行われ各画面表示内容が自動的に制御される。例えば管理者は企業の業務の方針や内容に応じて(例えば図4)、上記種別などの要素や、基本的(標準的)な回覧ルートを設定しておく。
・提案書の種別: 例えば特許(発明)、実用新案、意匠、社内ノウハウ、といった知的財産の種類である。また例えば同じ特許であっても、日本出願/外国出願、防衛用など、更に詳細な定義も可能である。
・書誌項目: 例えば「発明名称」「従来技術」「実施形態」といった情報である。
・工程区分: 例えば「申請」「閲覧」「承認」「受付」といった工程の区分である。
・回覧工程: 工程区分との関係付けで定義され、画面表示上の情報(わかりやすい名称)となる。大まかな工程区分に対して、より詳細な回覧工程を定義できる。例えば同じ「閲覧」でも、発明者によるブラッシュアップ、知財部担当者によるブラッシュアップ、等を定義できる。例えば同じ「承認」でも、課長による承認、部長による承認、等を定義できる。工程区分または回覧工程は、工程に応じた画面表示制御(ボタン表示制御など)などに使用される。
・表示項目: 回覧工程ごとの画面表示で、各表示項目ごとに、表示属性(例えば入力/参照/非表示など)が定義できる。
[要素(関係)]
図3は、補足として、ユーザ、アイデア、提案書、種別、工程(作業)、回覧ルート、等の要素(関係)を示している。ユーザ(A)は、アイデアや提案書を作成する。提案書は種別があり、種別ごとに工程(作業)などが異なる。その工程区分として、本実施の形態で説明する例では、大きく4つ、「申請」、「承認」、「閲覧」、「受付」がある(図4と対応)。提案書は、その回覧の際に回覧ルートが設定(登録)される。回覧ルートは、指定の順序(回覧順)による複数の回覧工程から成る。例えば回覧工程(回覧順)#1〜#4から成る。各回覧工程(回覧順)は、回覧者や、表示項目(画面で表示する書誌項目など)が関係付けられて管理される。
例えばユーザA(発明者等)は、思いついたアイデアを、アイデア登録機能11を用いて登録していく。ユーザAや他のユーザB,Cは、アイデア検索機能12を用いて、登録されているアイデアを検索し閲覧する。ユーザAは、提案書登録機能13を用いて、検索したアイデアの中から知的財産になりそうなものを提案書として作成する。また登録アイデアとは別に提案書の新規作成も可能である。ユーザAは、提案書登録機能13を用いて、作成した提案書を登録する。ユーザAや他のユーザB,Cは、登録された提案書を、提案書検索機能14を用いて検索し閲覧する。また、ユーザAは、作成した提案書、または検索した提案書を、各関係者に回覧させる際に、回覧機能15を用いて、回覧を申請(実行)する。そして、ユーザA,B,C等の各関係者(回覧者)は、回覧機能15を用いて、自分の回覧工程の作業を実施できる。各回覧工程では、自動的に表示項目が制御される。なお申請自体が1つの回覧工程(実行)として管理される形式である。
[回覧ルート(業務)]
図4は、回覧ルート(対応する業務)の例を示す。まず左側に示す基本パターン(回覧ルート#1)がある。この回覧ルート#1の業務は、提案書の種別が特許(発明)の場合であり、(1)発明者による申請(提案書の登録及び回覧の申請)→(2)上長(課長)による承認→(3)上長(部長)による承認→(4)知財部担当者による受付、といった4つの回覧工程から成る。このような基本パターンが第1の回覧ルートとして予め定義(登録)される。例えば上記(2),(3)では上長が提案書内容に問題無いか確認して承認し、(4)では当該提案書を知的財産として受け付ける。
右側の編集パターン(回覧ルート#2)は、基本パターン(回覧ルート#1)を編集して得られたパターンであり、第2の回覧ルートとして本システムに定義(登録)される。この回覧ルート#2の業務は、(1)発明者による申請→(2)知財部担当者によるブラッシュアップ(閲覧)→(3)発明者によるブラッシュアップ(閲覧)→(4)知財部担当者によるブラッシュアップ(閲覧)→(5)発明者によるブラッシュアップ(閲覧)→(6)上長(課長)による承認→(7)知財部担当者による受付、といった7つの回覧工程から成る。例えば上記(2),(4)では担当者が提案書内容のチェックをし、(3),(5)では発明者が提案書内容の見直し(修正)をする。例えば発明者と担当者とで提案書のブラッシュアップ(閲覧)を2回実施した後、上長の承認を得て、担当者が受け付ける(特許出願等へ連携する)流れに相当する。なお回覧工程「ブラッシュアップ」の工程区分は「閲覧」(情報参照・修正等が可能な工程)である。
上記のような各種のパターン(回覧ルート)を定義機能16を用いて予め登録しておき、各ユーザが回覧申請時にそのまま選択利用することもできるし、各ユーザが回覧申請時に登録パターンを読み出して編集して独自の回覧ルートを設定(登録)してその後に選択利用することもできる。
また後述の回覧ルートの変更の例は以下である。例えば当初の回覧ルート#2で、提案書内容のブラッシュアップが足らない場合などに、ユーザ(A,C)は、回覧ルート変更機能31を用いて画面で回覧ルート変更ができる。例えば回覧ルート#2に対し、更にブラッシュアップの回覧工程(対応する回覧者等)を追加挿入できる。変更後の回覧ルート#3として、上記(5)の工程の後に、(6)知財部担当者によるブラッシュアップ(閲覧)→(7)発明者によるブラッシュアップ(閲覧)、が挿入されたものとなる。
以下、本システムの各機能の処理を説明する前に各データ構成例を説明する。
[ユーザ管理テーブル]
図5は、ユーザ管理T20の構成例(主要な項目)である。ユーザ管理T20には、本システムを利用する各ユーザ(例えば企業の社員)について、ユーザID、氏名、部署(所属)、連絡先(メールアドレス等)、権限、などの情報が管理されている。「権限」の値は、例えば「一般」は、当該ユーザ自身の情報しか利用(検索等)できないことを示し、「全検索」は、自分以外を含む全ユーザの情報を利用(検索等)できることを示す。
[アイデア管理DB]
図6は、アイデア管理DB21のアイデア管理T21A,アイデアファイル管理T21Bの構成例(主要な項目)である。アイデア管理T21Aには、アイデア情報(アイデア番号(ID)、名称、概要、作成者など)を管理する。アイデアファイル管理T21Bには、アイデアを構成するファイルを管理する。
[提案書管理DB]
図7は、提案書管理DB23の提案書管理T23A,提案書ファイル管理T23Bの構成例(主要な項目)である。提案書管理T23Aには、提案書情報(提案書番号(ID)、種別、名称、概要、作成者、書誌、回覧順、回覧状況、更新日など)を管理する。提案書ファイル管理T23Bには、提案書を構成するファイルを管理する。種別は例えば特許、商標などがある。書誌は、当該提案書の画面表示上の書誌項目を規定する。
回覧順、回覧状況は、当該提案書の回覧管理に関する情報を格納している。なおこの情報(列)は、分離して、回覧管理DB25内(例えば「回覧状況管理テーブル」)などに管理してもよい。回覧順は、当該提案書の次の回覧工程を指し示している。
回覧順の値は、当該提案書の次の回覧工程を指し示し、例えば回覧の申請(開始)前は1であり、申請(開始)後は2になり、回覧ルートの回覧が完全に完了すれば0となる。回覧状況は、当該提案書の回覧状況(回覧状態)を示す値であり、各種が定義可能である。
回覧状況の値は、当該提案書の回覧状況(回覧状態)を示す値であり、画面(例:G5,G6)で回覧状況を表示する際の制御に使用され、例えば表示上も同じ値が使用される。回覧状況の値は、例えば「未申請」「回覧中」「終了(処理完了)」「承認待ち」「閲覧待ち」「受付待ち」「処分待ち」「差戻し」「途中終了」などがある。その他、提案書管理T23Aに、現在(回覧中)の回覧工程などの列を管理しても構わない。
[回覧管理DB]
図8は、回覧管理DB25の回覧管理T25A,項目別承認管理T25Bの構成例(主要な項目)である。図8の回覧管理T25Aでは、ある1つの提案書(P-001)の回覧ルートの管理の例である。同様に複数の回覧ルートを管理可能である。
回覧管理T25Aは、提案書番号、回覧順、ユーザID(回覧者)、コメント、回覧実施日、種別、工程区分、回覧工程、等の情報を管理する。回覧順は、前述(図3,図4)のような回覧の順序を示す。ユーザIDは回覧者を示す。コメントは当該回覧順(回覧工程)でユーザが入力したコメント情報である。回覧実施日が当該回覧順(回覧工程)が回覧者により実施された日時情報である。種別は前述の提案書の種別情報である。工程区分は、当該回覧順(回覧工程)の区分(図3)を示す。回覧工程は、種別及び工程区分に関係付けられた回覧工程であり、表示上の名称となる。なおBUはブラッシュアップを示す。なお種別と工程区分の組で一意に定まる。
また回覧管理T25Aに「通知有無」列を設けてもよい。後述のように回覧工程の回覧者に情報(回覧が回ってきた旨など)を自動的に通知する場合に、この情報を使用する。例えばユーザの連絡先(ユーザ管理T20の連絡先)へ通知メールを送信することで、回覧の工程が回ってきたを報せる。
項目別承認管理T25Bは、項目別承認機能34に関する管理情報である。項目別承認管理T25Bは、提案書番号、回覧工程、保管場所、承認(未/済)、等の情報を管理する。このテーブルでは、提案書の回覧工程の表示項目(書誌項目)ごとに、回覧者による承認(情報入力等)が未実行か済んでいるかを管理する。当該書誌項目の承認が実行された場合、「承認」の値(フラグ)がオン(済)になる。またこの承認済みにより、当該回覧工程については、画面表示上の優先順が下がるように制御される(後述の図)。なお「保管場所」列の「書誌001」等の情報は、リレーショナルDBで設定(用意)されている多数の書誌項目の1つ(書誌項目値が格納されている)を指し示している。
上記とは別に回覧状況管理テーブルを設ける場合、例えば、「提案書番号」、「回覧状況」、「現在の回覧順」(現在回覧中の回覧工程(回覧者)、等の情報を管理する。
[定義管理DB]
図9は、定義管理DB26の種別管理T26A,項目管理T26Bの構成例(主要な項目)である。
種別管理T26Aは、種別(書類種別)、名称(書類名称)を管理する。この種別及び名称は、書類(提案書)及び知的財産に関する分類の情報であり、例えばA=特許、B=意匠、C=ノウハウ、といったように必要に応じて各種が定義可能である。
項目管理T26Bは、書類の種別(26Aで管理)ごとの書誌項目を管理する。項目管理T26Bは、種別、保管場所、データ名称、等の情報を管理する。例えば種別A(特許)の提案書を画面に表示する際に、書誌項目001として「名称」、書誌項目002として「概要」となることを示す。
図10は、定義管理DB26の工程管理T26C,表示項目管理T26Dの構成例(主要な項目)である。
工程管理T26Cは、種別ごとの工程(回覧工程)の情報を管理する。工程管理T26Cは、種別、回覧工程、項目別承認使用(要否)、途中終了可否、等の情報を管理する。回覧工程は、前述(図8等)同様である。項目別承認使用(要否)は、当該回覧工程で項目別承認機能34・項目別承認管理T25Bによる項目別承認を使用するかどうかを設定する。途中終了可否は、当該回覧工程での途中終了機能33による途中終了の可否を設定する(後述の途中終了ボタンの表示制御に使用される)。
表示項目管理T26Dは、種別ごと、回覧工程ごとの表示項目を制御するための情報を管理する。表示項目管理T26Dは、種別、回覧工程、保管場所、表示属性、表示順、等の情報を管理する。表示属性は、当該書誌項目の画面表示上の属性を設定する。表示属性の値は、例えば「参照」「入力」「非表示」がある。「参照」は、ユーザが当該書誌項目情報の参照のみ可能である。「入力」はユーザが当該書誌項目への情報入力(編集)が可能である。「非表示」は当該書誌項目情報自体を画面内に表示しない。表示順は、画面内での各書誌項目の表示順(優先順)を設定する。
次に、各機能の処理例は以下である。なお後述の画面例と対応した内容である。
[アイデア登録機能−処理]
アイデア登録機能11は、ユーザ(A等)のクライアント101に対してアイデア登録画面(例:G1)を提供し、ユーザが画面(G1)で項目に入力した内容(情報)と、アイデアとして登録(添付)したファイル(アイデアファイル)とを、アイデア管理DB21(アイデア管理T21A,アイデアファイル管理T21B)(図6)に格納する。アイデア登録機能11の処理フロー例は以下である。
(S101) アイデア登録機能11は、アイデア管理T21Aに、アイデアの作成者(ユーザ)の情報、及び入力情報(アイデア番号、名称、概要など)を格納する。作成者の情報は、例えばログインユーザ情報を使用する。
(S102) アイデア登録機能11は、アイデアファイル管理T21Bに、アイデアファイル、及びアイデア番号、ファイル名などの情報などを格納する処理を行う。
[アイデア検索機能−処理]
図11に、アイデア検索機能12の処理フロー例を示す。アイデア検索機能12は、ユーザのクライアント101に対してアイデア検索画面(例:G2)を提供し、画面で入力された検索条件によりアイデア管理DB21の情報を検索し、検索結果を応答(表示)する。
(S201,S202,S203) アイデア検索機能12は、ユーザ管理T20(図5)から当該ユーザ(ログインしているユーザ)の権限の情報を取得する処理を行う。12は、取得した権限が「全検索」権限であるか判定し、「全検索」権限ではない場合(N)、検索条件に当該ログインユーザ分のみを加える。
(S204〜S207) 12は、画面の検索条件の数分処理を繰り返す。12は、検索条件が入力された場合(Y)、入力された検索条件(項目)を検索条件に加える。
(S208) 12は、上記検索条件によりアイデア管理T21Aからアイデア情報を検索する。
(S209,S210,S211) 12は、テキスト検索の検索条件が入力さた場合(Y)、アイデアファイル管理T21Bからアイデアファイルのテキスト検索を行う。そして、12は、アイデア管理T21Aの検索結果(S208)と、アイデアファイル管理T21Bのテキスト検索の結果(S210)とをマージして、検索結果として応答する。上記テキスト検索が行われなかった場合(N)、アイデア管理T21Aの検索結果(S208)を応答する。
[提案書登録機能−処理]
図12に、提案書登録機能13の処理を示す。提案書登録機能13は、ユーザ(A等)のクライアント101に対して提案書登録画面(例:G3,G4)を提供し、ユーザが画面で項目に入力した内容(情報)と、提案書として登録(添付)したファイル(提案書ファイル)とを、提案書管理DB23(提案書管理T23A,提案書ファイル管理T23B)(図7)に格納する。提案書登録機能13の処理フロー例は以下である。
(S301〜S303) 13は、画面の入力項目分、処理を繰り返す。13は、画面の入力項目にセットされた値を表示項目(メモリ)410にセットする。なお表示項目(メモリ)410は、画面生成時にDBから取得して本システム100内のメモリ(セッション)に保存される。
(S304) 13は、表示項目(メモリ)410から、格納列情報と入力された値からSQLを生成し、DB(提案書管理T23A)に保存する。
(S304) 13は、画面でユーザにより入力(添付)された、提案書を構成するファイル及びその情報を、DB(提案書ファイル管理T23B)に保存する。
[提案書検索機能−処理]
図13に、提案書検索機能14の処理を示す。提案書検索機能14は、ユーザのクライアント101に対して提案書検索画面(例:G5)を提供し、画面で入力された検索条件により提案書管理DB23の情報を検索し、検索結果を応答(表示)する。
(S401,S402,S403) 14は、ユーザ管理T20からユーザ(ログインしているユーザ)の権限の情報を取得し、取得したユーザの権限が「全検索」権限か判定し、「全検索」権限ではない場合(N)、検索条件にログインユーザを加える。
(S404〜S407) 24は、画面の入力項目の検索条件の数分、処理を繰り返す。24は、画面の入力項目に検索条件の値が入力された場合(Y)、入力された検索条件の値を検索条件に加える。
(S408) 24は、上記検索条件により提案書管理T23Aを検索する。
(S409,S410,S411) 24は、テキスト検索が行われたか判定し、テキスト検索の条件が入力された場合(Y)、提案書ファイル管理T23Bから提案書ファイルのテキスト検索を行う。そして、提案書管理T23Aの検索結果(S408)と、上記提案書ファイルのテキスト検索結果(S411)とをマージし、応答する。上記テキスト検索が行われなかった場合(N)は、提案書管理T23Aの検索結果(S408)を応答する。
[回覧ルート設定]
第1の回覧機能15Aの回覧ルート設定601の処理例は以下である。ユーザ(例:A)は、回覧ルート設定601の処理の画面(例:G7)で、提案書等の回覧に関する回覧ルートを設定(登録)する。15A(601)は、画面でユーザにより入力された回覧ルートの情報(提案書番号、回覧順(回覧工程)、回覧者(ユーザID)など)を、回覧管理T25A(図8)に設定(保存)する。ユーザはボタン押下や項目入力などにより回覧ルート(回覧ルートを構成する各回覧工程の回覧者など)の追加や修正や削除が可能である。
[回覧工程実行]
第1の回覧機能15Aの実行(回覧工程実行)602の処理例は以下である。ユーザは実行602の処理の画面(例:G8)で、上記回覧ルート設定601の画面(G7)で設定した回覧ルートによる回覧の申請を(1つの回覧工程として)実行する。
(S6021) 602は、提案書管理T23A(図7)に、回覧対象の提案書の提案書番号、回覧順、回覧状況などの情報を保存する。
(S6022) 602は、回覧管理T25A(図8)における、該当(現在作業中)の提案書の行(提案書番号、回覧順が同じレコード)に、コメント、回覧実施日、等の実行結果情報を格納する。
[処理依頼案件一覧表示]
第2の回覧機能15Bの処理依頼案件一覧表示611の処理例は以下である。
(S6111) 611は、ユーザ(ログインユーザ)の案件情報の取得処理で、回覧管理T25A(図8)からログインユーザのユーザIDに該当する提案書番号、回覧順などの情報を取得する。
(S6112) 611は、提案書管理T23A(図7)から上記提案書番号に該当する種別、名称などの情報を取得する。
(S6113) 611は、上記取得情報による表示情報を生成し、処理依頼案件一覧画面(例:G9)としてクライアント101に応答(提供)する。
[回覧ルート確認・修正(表示)]
第2の回覧機能15Bの回覧ルート確認・修正612(回覧ルート表示)の処理例は以下である。
(S6121) 612は、画面でユーザにより選択された提案書番号の回覧ルートの情報を回覧管理T25Aから取得する。この際、回覧管理T25Aから、該当の提案書番号のすべての回覧順、ユーザID、回覧実施日などの情報を取得する。
(S6122) 612は、上記取得した回覧ルート情報を画面(例:G10)に表示する。
更に、上記回覧ルート確認・修正612の処理で、回覧ルート表示画面から回覧ルートの修正(変更)のための次の画面へ遷移する際の処理例は以下である。612は、ユーザにより画面で回覧ルートが修正されたかどうかを判定し、修正された場合(Y)、回覧管理T25Aの回覧ルートの情報を更新する。その更新処理では、回覧管理T25Aの該当の提案書番号の回覧順、ユーザID等の情報を更新する。
修正の手段としては例えば前述の権限を持つユーザの場合に、画面に回覧ルート変更ボタンを表示し、当該ユーザのボタン押下により、前述のG7内の回覧ルート設定と同様内容の画面へ遷移し、回覧ルートの修正を可能とする。
[提案書内容確認・修正(表示)]
第2の回覧機能15Bの提案書内容確認・修正613(表示)の処理例は以下である。
(S501) 613は、提案書管理T23A、提案書ファイル管理T23Bから、提案書の名称、概要、作成者、書誌などの情報を取得する。図14に、提案書情報取得処理(S501)の詳細処理例を示す。
(S511) 613は、まず、工程の項目別承認機能34の使用(要否)を取得する。この処理では、工程管理T26C(図10)から「回覧工程」値と、「項目別承認使用(要否)」値とを取得する。
(S512) 613は、上記取得した該当の工程(回覧工程)における、表示項目の情報を、表示項目管理T26D(図10)から、「表示順」列の昇順の通りに取得する。
(S513) 613は、項目管理T26B(図9)から、表示項目の保管場所(書誌)の情報を取得する。
(S514) 613は、提案書管理T23A(図7)における、上記取得した保管場所(書誌)に該当する書誌の列から、表示項目の値を取得する。
(S515,S517,S518) 613は、S511で取得した値から、項目別承認機能34を使用するか(承認要か)を判定する。使用する場合(Y)、項目別承認管理T25B(図8)から、保管場所(書誌)毎の承認(未/済)情報を取得する。そして取得した情報に基づき、未承認の項目を画面内に先(上)に表示するように表示情報を生成する。
(S516) 613は、上記使用しない場合(N)、表示順の通りに画面内に項目を表示するように表示情報を生成する。
(S502) 上記S501(図14)の処理後、613は、上記取得情報を用いて、画面用の表示情報を生成し、当該画面(例:G11)に提案書の内容の情報を表示する。
(S503) また613は、ボタン表示制御処理として、回覧管理T25A(図8)から、該当の提案書番号、回覧順、対応する工程区分などの情報を取得する。そして613は、当該工程区分に応じて、画面に差戻しボタン等のボタンを表示するかどうか判定する。
(S504) 613は、上記ボタン表示制御の判定に基づき、画面に差戻しボタン等のボタンを表示する。
上記ボタン表示制御(判定)の例は以下である。ユーザ(回覧者)及び回覧工程(種別、工程区分)に応じて画面(例:G10,G11)内に差戻しボタンを表示するか判定する例である。差戻し機能32では、前述のようなユーザ情報、回覧工程(種別、工程区分)の情報、及び差戻しに関する設定情報(例えば工程管理T26Cの「差戻し可否」)を参照し、画面に差戻しボタンを表示するかどうかを制御する。例えば前述のように工程区分(対応する回覧工程)として4つ「申請」「承認」「閲覧」「受付」があるとき、「申請」や「閲覧」の回覧工程では、差戻しボタンを表示しない(即ち差戻し操作が不可能)、「承認」や「受付」の回覧工程では、差戻しボタンを表示する(即ち差戻し操作が可能)、といったように設定される。
上記提案書内容確認・修正613の画面(G11)から次の処理に遷移する際の更新処理の例は以下である。613は、ユーザにより画面(G11)で提案書の内容が修正されたかどうか判定し、修正された場合(Y)、提案書登録機能13の処理(前述同様、図12)を実行する。
また同画面(G11)で、ユーザにより差戻しボタンが押下された場合、差戻し機能33による差戻し先設定621の処理(画面)へ遷移する。
[種別表示機能−処理]
図15に、提案書登録機能13に付属する優先表示機能(特に種別表示機能)の処理例を示す。前述の提案書登録機能13で、例えばユーザ(A)が画面(G3)でアイデアから提案書を作成する際、提案書情報の欄で、その提案書の種別をユーザが選択・決定する。その際、優先表示機能により、当該ユーザが登録しそうな種別(必要としそうな種別)を、当該ユーザの過去の作成状況(履歴)をもとに自動的に判断し、画面のプルダウンメニュー等で最初に(優先的に)表示する処理を行う。これによりユーザが種別などを入力する作業が容易になる。特に候補となる多数の種別が存在する場合などに有効である。
(S601) 種別表示機能は、本システム(定義機能16)で管理しているプロパティファイル27からプロパティ情報(期間、個数)を読み込む処理を行う。例えば「期間」=1年間、「個数」=30件である。
(S602,S603,S604) 種別表示機能は、上記期間のプロパティが設定されているか判定し、設定有りの場合(Y)、ログイン日から「期間」分さかのぼることで日付を算出し、算出した日付を検索条件として設定する。
(S605,S606) 種別表示機能は、上記個数のプロパティが設定されているか判定し、設定有りの場合(Y)、検索条件に、更新日の降順とリミットの個数を設定する。
(S607) 種別表示機能は、ログインユーザを検索条件に設定する。
(S608) 種別表示機能は、上記検索条件により提案書管理T23Aを検索し、該当ユーザに関する書類の種別毎のカウントをとる。
(S609) 種別表示機能は、上記カウント値が多い順に、選択(優先)の候補として、当該種別の情報を画面に表示する。
[回覧ルート変更機能−処理]
回覧ルート変更機能31の処理例は以下である。例えば回覧ルート設定の画面(G7)のように、回覧ルートの構成を表示して各回覧工程の修正・削除を可能などが可能であると共に、回覧工程間には矢印「↓」ボタンを表示し、最後の回覧工程の後には追加ボタンを表示する。回覧ルート変更機能31は、ユーザにより矢印「↓」ボタンまたは追加ボタンなどが押された場合、その箇所に回覧工程を追加する処理を行う。
回覧ルート変更機能31による上記回覧ルート変更(回覧工程追加)の際の処理例は以下である。回覧ルート変更機能31は、矢印「↓」ボタンの押下位置(回覧工程間)が、現在回覧中の回覧順(回覧工程)よりも大きい(後)かどうか判定する。大きい場合、回覧工程の追加が可能であるため、追加する回覧工程のための入力エリア(または別画面など)を表示する。なお上記で小さい(前)場合は、(過去であるため)回覧工程の追加が不可能であるため、処理を終了する。ユーザは上記入力エリアに、追加する回覧工程の情報を入力する。回覧ルート変更機能31は、上記回覧工程の情報の追加に応じて、回覧管理T25Aの情報を更新する。
上記更新処理例は以下である。回覧ルート変更機能31は、追加される回覧順(回覧工程)以降の回覧順(回覧工程)をカウントアップし、回覧管理T25A(図8)の回覧順の情報を更新する。回覧ルート変更機能31は、ユーザにより入力された回覧工程の情報(レコード)を回覧管理T25Aに追加する。
例えばある変更前の回覧ルートの回覧順(回覧工程)として{#1,#2,#3}があるときに、上記追加の矢印「↓」ボタンにより#1と#2の間に新たな回覧工程を追加(挿入)するとする。その場合、その追加(入力)される回覧順(回覧工程)を#2とし、元の#2,#3はカウントアップされ#3,#4となる。
[差戻し機能−処理]
差戻し機能32による差戻し先設定621の処理例(画面表示、差戻し先取得など)は以下である。あわせて後述の図のような差戻しの画面(G31)を表示する。
(S701) 差戻し機能32は、回覧管理T25A(図8)から、回覧中の提案書の提案書番号に該当する行の回覧情報(回覧順、ユーザID、コメント、回覧実施日、種別、工程区分、回覧工程など)を取得する。
(S702) 32は、上記取得した回覧実施日の値が入力されている項目(即ち回覧済みの回覧工程)を、差戻し先の候補であると判定し、抽出する。
(S703) 32は、上記差戻し先の候補(回覧工程)などの情報に基づき、差戻し先設定の画面(G31)の表示情報を生成し、当該画面に表示する。例えば差戻し先の候補となる回覧工程をリスト等で選択可能とする。あるいは、回覧ルート表示で差戻し先の候補の回覧工程に、差戻しのボタン(矢印「←」ボタン)を表示する。ユーザは画面(G31)で上記候補から差戻し先を選択(指定)することができる。
差戻し機能23による差戻し実行622の処理例は以下である。
(S711) 差戻し機能32は、回覧状況の初期化処理を行う。この処理では、回覧管理T25Aのデータ(回覧ルート情報)を対象として、上記ユーザにより選択された差戻し先から現在の回覧順(回覧工程)までのルート範囲の回覧状況などのデータ・情報を初期化する。即ち未回覧の状態(例えば「閲覧待ち」「承認待ち」等)に戻す。上記初期化する項目として、該当の回覧順(回覧工程)のコメント及び回覧実施日など情報を更新する。
(S712) 差戻し機能32は、対応する提案書管理T23Aにおける差戻された回覧順及び回覧状況などの値を更新する。この際、回覧状況の値は例えば「差戻し」として更新する。
[途中終了機能−処理]
途中終了機能33の処理例は以下である。途中終了機能33は、前記実行614の処理の際、回覧管理T25A(図8)から回覧対象の提案書の「種別」値を取得し、工程管理T26C(図10)から「途中終了可否」値を取得し、「可」の場合、上記実行614の画面(例:G12)内に「途中終了」ボタンを表示する。
途中終了機能33は、画面(G12)でユーザにより途中終了ボタンが押された場合、回覧結果更新処理として、回覧管理T25Aの回覧実施日、コメントの値を更新する。そして、回覧状況更新処理として、提案書管理T23Aの「回覧状況」値を例えば「処理完了」(あるいは「途中終了」)として更新する。また「回覧順」値を現在回覧中の回覧順に更新する。
[回覧状況詳細表示]
前記第2の回覧機能15Bの回覧ルート確認・修正612(表示)などにより画面に回覧状況詳細情報を表示する処理例は以下である。例えば後述の図23のような画面(G6)を表示する。
(S801) 612は、詳細表示対象の提案書情報を取得する。例えば提案書検索結果の画面(G5)で選択された提案書の番号により、提案書管理T23Aから、名称、回覧順、回覧状況、作成者などの情報を取得する。
(S802) 612は、回覧管理T25Aから、対象の提案書に関する回覧情報(回覧順、ユーザID、コメント、回覧実施日、回覧工程など、すべての情報)を取得する。
(S803) 612は、上記取得したユーザIDを用いてユーザ管理T20からユーザ情報(氏名、所属(部署)など)を取得する。
(S804) 612は、上記で取得した情報を用いて、回覧状況詳細表示画面(G6)のための表示情報を生成して当該画面に表示する。
[回覧状況の遷移例]
図16を用いて、補足として、回覧ルート(回覧工程)に応じた回覧状況の遷移例は以下である。aの「回覧状況」は、提案書管理T23A(図7)の「回覧状況」列に格納される値と対応している。aの値は、例えば前記図3,図4のような回覧ルート(回覧工程)に応じた定義の例である。bの「次の回覧工程(工程区分)」は、aの値のときの、次の回覧工程の工程区分(申請/閲覧/承認/受付)を示す。aの値の例として、前述のように「未申請」「承認待ち」「閲覧待ち」「受付待ち」「処理完了(終了)」「差戻し」等がある。
「未申請」は、申請(提案書登録及び回覧申請)の前の時点の状態を示す。「承認待ち」「閲覧待ち」「受付待ち」は、次の回覧工程(工程区分)を見て判定される。例えば次の回覧工程が「承認」である場合は「承認待ち」になる。「処理完了(終了)」は、次の回覧工程が無い場合、即ち回覧ルートの回覧がすべて終了した状態、あるいは途中終了機能33により途中終了した状態を示す。「差戻し」は、差戻し機能32により回覧が差し戻された状態を示す。
例えば回覧申請時の画面(例:G8)で申請の実行ボタンが押されると、当該提案書に関する回覧状況の値は「未申請」から次の回覧工程の待ち状態(例えば「閲覧待ち」)などに更新される。同様に各回覧者の回覧工程実行の画面(例:G12)で実行ボタンが押されると、当該提案書の回覧状況の値が次の回覧工程の待ち状態に更新される。
[画面(G1)]
図17は、アイデア登録機能11の画面例(G1)である。本画面G1は、概要タブ、添付(アイデアファイル)タブなどがあり、選択されたタブの詳細情報が表示される。概要タブでは、前述のアイデア情報(名称、概要、作成者、作成日など)を表示し、ユーザにより編集可能である。添付タブでは、アイデアを構成するファイルを登録(アップロード)・参照(ダウンロード)・削除などが可能である。
[画面(G2)]
図18は、アイデア検索機能12の画面例(G2)である。本画面G2は、検索条件、検索結果の欄がある。検索条件は、前述のDBの管理情報項目に応じた各種条件で可能である。検索結果からは、ユーザがアイデアを選択して内容の参照(閲覧・編集等)が可能である。
[画面(G3)]
図19は、提案書登録機能13の提案書登録(作成)の画面例(その1)(G3)である。本画面G3は、上記アイデア登録機能11による登録(作成)済みのアイデアをアイデア検索機能12により検索・表示し、そのアイデアをもとに提案書を作成する場合の画面例である。この場合、ユーザは、作成済みのアイデアの情報・データ(名称、概要、ファイルなど)をそのまま利用(引継ぎ)あるいは編集して提案書を作成・登録可能であり、提案書作成作業の負荷が少ない。「共有設定引継ぎ」項目では、上記情報・データの引継ぎを選択設定できる。
[画面(G4)]
図20,図21は、提案書登録機能13の提案書登録(作成)の画面例(その2)(G4(G4−1,G4−2))である。本画面G4(G4−1,G4−2)では、概要タブ、書誌タブ、出願人タブ、発明者タブ、添付タブ、評価タブなどがある。これら表示情報は、書類(提案書)の種別(例えば特許)に応じた情報である。G4−1では概要タブ、書誌タブの情報を表示した例、G4−2では出願人タブ、発明者タブ、添付タブ、評価タブの情報を表示した例である。
またG4−1で概要タブの「緊急」項目では、当該提案書の回覧に関する緊急性の度合いをユーザが「通常」「緊急」などの値で選択設定することができる。この値は回覧時の画面(例:G9)で表示され、回覧者に注意を促すことができる。
[画面(G5)]
図22は、提案書検索機能14の画面例(G5)である。本画面G5では、検索条件、検索結果の欄がある。検索条件の欄で、種別は、前述の優先表示機能により、当該ユーザが登録しそうな種別情報が自動的に表示される。検索結果の欄で、ユーザは対象の提案書の行を選択し、参照、修正、回覧状況といったボタンの操作が可能である。「参照」は、提案書の内容を表示して参照可能である(例えば前記G4の内容と同様)。「修正」は、提案書の内容を表示してデータの修正(編集)が可能である(提案書管理DB23の更新)。「回覧状況」ボタンからは、回覧状況詳細表示画面(G6)を表示して確認可能である。
[画面(G6)]
図23は、回覧状況詳細表示の画面例(G6)である。例えば上記提案書検索結果の画面(G5)から個別案件(提案書)の回覧状況を確認する場合の例である。本画面G6で、回覧状況詳細、回覧ルート(回覧履歴)などの欄がある。回覧状況詳細の欄では、提案書種別、提案書番号、名称、申請者(提案者)、現在の担当者(知財部担当者など)、回覧状況の値、等を表示する。回覧ルート(回覧履歴)の欄では、提案書の回覧ルート(回覧履歴)の情報を表示する。この情報は、回覧順、回覧工程、回覧者(所属、名前など)、回覧実施日、コメント、等である。回覧順は、回覧ルートを構成する順序で表示する(図23では回覧順が後の方を上に表示した場合)。回覧実施日は、その回覧順の回覧工程が回覧(実行)された日時であり、値無しの場合は、未回覧を示す。また図23の例では、回覧順#1〜3まで実施された後、回覧順#1へ差し戻され(差戻し機能32)、それとともに、回覧ルートが回覧順#1〜4のように変更(回覧ルート変更機能31)された場合を示している。例えば課長Bさんの承認の工程が課長D,Eさんの承認の工程に変更された場合である。次の回覧は変更後の回覧順#1の申請である。また閲覧ユーザが例えば知財部担当者Cさんの場合に、該当(自分)の回覧工程を強調表示した場合である。
[画面(G7)]
図24は、回覧ルート設定601(回覧申請時)の画面例(G7)である。本画面G7で、回覧申請(登録)時に回覧ルートの設定(登録)が可能である。ユーザは例えば「登録ルートから選択」ボタンにより、前述の登録済みのパターン(回覧ルート)から選択して表示し、今回の申請に、そのまま利用あるいは編集利用が可能である。回覧ルート設定の欄で、回覧対象の提案書情報を表示し、図示のように回覧ルートの構成をわかりやすく可視化する。例えば3つの回覧工程から成る回覧ルートの場合である。回覧ルートを構成する各回覧工程をユーザが編集(修正、削除など)が可能である。また前述のように矢印ボタンや追加ボタンをクリックすると、その箇所に回覧工程を追加できる。回覧順は自動的に採番される。また各回覧工程における「通知」項目は、当該回覧工程が当該回覧者に回ってきた時に自動的に当該連絡先(メールアドレス等)へ通知するかしないかを設定可能である。「回覧ルート設定」ボタンにより、画面内の回覧ルートを設定(反映)できる。
[画面(G8)]
図25は、回覧(申請)の実行602の画面例(G8)である。本画面G8では、申請の欄で、回覧(申請)対象の提案書や申請者(提案者)の情報を表示し、回覧ルートに従う次の回覧者(回覧工程)の情報を表示する。またコメント、回覧期限日などを入力可能とする。そして画面の内容での申請を実行する場合はユーザが「実行」ボタンを押す。
[画面(G9)]
図26は、各回覧者の処理依頼案件一覧表示611の画面例(G9)である。ログイン後のトップ画面において、該当ユーザ(ログインユーザ)の申請状況(処理状況)、処理依頼案件一覧を表示する例である。例えばユーザが課長Bさんの場合である。申請状況(処理状況)の欄では、該当ユーザに関する案件の状況を表示する。処理依頼案件一覧の欄では、該当ユーザに対して回覧が依頼されている案件(提案書)の一覧を表示する。案件ごとに、回覧期限日、提案書種別、提案書番号、名称、依頼工程(回覧工程)などが表示される。「至急」は例えば前述の「緊急」が設定されていた場合に表示される。一覧の中からユーザが案件を選択(例えばリンクのクリック)して情報表示(回覧の画面(G10)への遷移)が可能である。
[画面(G10)]
図27は、回覧ルート確認・修正612の画面例(G10)である。本画面G10では、該当提案書に関する該当ユーザに関する回覧順(回覧工程)の情報を表示して確認可能とする。例えば前記画面G7中の回覧ルートのうちの回覧順#2(課長Bさんによる承認)の場合である。回覧順の確認の欄では、回覧工程、提案書番号、名称、1つ前の回覧者からのコメント、回覧期限日などを表示する。また前述同様に回覧ルートを可視化する。また前述のボタン表示制御に基づき、この回覧工程(承認)では、差戻しが可能であるため、差戻しボタンが表示され、差戻しボタンにより1つ以上前の回覧工程へ差戻しができる。また「回覧ルート変更」ボタンにより回覧ルート変更へ遷移できる。
[画面(G11)]
図28は、提案書内容確認・修正613の画面例(G11)である。例えば上記画面G10(「次へ」)から本画面G11へ遷移可能である。本画面G11では、回覧対象の提案書の内容の情報を表示する。例えば前述の画面(G4)と概略同様に、概要、書誌、発明者、添付(提案書ファイル)、評価などのタブで各情報を表示する。図28では概要タブ選択表示の場合である。また本画面G11では、キャンセル、確認、差戻し、等のボタンが表示される。該当回覧工程で差戻しが可能な場合に差戻しボタンが表示される。
[画面(G12)]
図29は、実行614の画面例(G12)である。特に回覧工程が承認の場合である。例えば上記画面G11から本画面G12へ遷移可能である。本画面G12では、該当回覧工程(承認)の情報として、対象の提案書や申請者(提案者)の情報、回覧ルートに従う次の回覧者(回覧工程)の情報などを表示する。またコメント、回覧期限日などを入力可能とする。そして画面の内容での承認を実行する場合はユーザが「実行」ボタンを押す。またこの承認の回覧工程(回覧者)で途中終了が可能な場合は前述のボタン表示制御に基づき「途中終了」ボタンを表示する。以降の回覧が不要になった場合などにユーザが途中終了ボタンを押すことで途中終了できる。
[画面(G21)]
図30は、定義機能16の画面例として、提案書種別定義の画面(G21)である。本画面G21で、管理者は、提案書の種別を定義できる。例えば種別のレコードを選択して追加ボタンを押すと、詳細の表示・編集が可能である。「書誌項目定義」や「回覧項目定義」のボタンからは、下記の対応する定義画面へ遷移可能である。
[画面(G22)]
図31は、定義機能16の画面例として、書誌項目定義の画面(G22)である。本画面G22で、管理者は、提案書の種別ごとの書誌項目を定義できる。各書誌項目のレコードで、カラム(書誌項目情報が格納されるテーブルのカラム)、項目名称、項目形式、参照コード、検索対象(検索時の表示有無)、知財評価(チェック要否)、等を定義可能である。例えば書誌項目のレコードを選択して追加ボタンを押すと、詳細の表示・編集が可能である。
[画面(G23)]
図32は、定義機能16の画面例として、書誌項目表示定義の画面(G23)である。本画面G23では、提案書の種別における各書誌項目についてデフォルトの表示内容(表示項目)を定義可能である。各書誌項目のレコードで、表示順、項目名称、カラム、入力有無、入力要否などを定義可能である。また例えば書誌項目のレコードを選択して修正ボタンで詳細を表示して編集可能である。表示順は画面内での表示順である。入力有無、入力要否は、当該書誌項目へのユーザによる情報の入力の有無、要否である。
[画面(G24)]
図33は、定義機能16の画面例として、回覧工程定義の画面(G24)である。本画面G24では、回覧ルートの設定に使用可能(候補)とする各種の回覧工程を定義可能である。例えば前述(図4)の企業の業務などに応じて定義可能である。本画面G24では、対象とする提案書種別(例えば特許)に応じて、各レコードで、回覧工程名、工程区分、表示タブ定義、回覧修正要否、等を定義可能である。表示タブ定義では、例えば書誌、出願人、発明者、添付、評価などのタブで、情報の参照/入力といった属性(形式)を定義可能である。回覧修正要否は、回覧工程が例えば閲覧(BU)の場合は情報の修正が必要、受付の場合は不要といった定義ができる。例えば回覧工程のレコードを選択して修正ボタンで詳細を表示して編集可能である。
[画面(G25)]
図34は、定義機能16の画面例として、回覧工程表示定義(回覧工程ごとの書誌項目の表示定義)の画面(G25)である。本画面G25では、回覧工程(回覧者)毎に異なる書誌項目の表示内容を定義可能である。また書誌項目のレコード選択して追加ボタン等で詳細を編集可能である。詳細設定の欄では、例えば図示のように項目名称をプルダウンメニュー等のリスト(定義済みの項目名称のリスト)で表示してその中からユーザが選択して設定可能である。
[画面(G31)]
図35は、前述の差戻しを行う場合の差戻し先設定621及び差戻し実行622の画面例(G31)である。本画面G31では、対象の提案書情報、回覧ルート情報などを前述同様に表示するとともに、差戻し先の回覧工程をユーザにより指定可能である。例えば、「差戻し先の回覧工程」でリスト(候補)から選択指定可能である。また例えば回覧ルート(簡略図示している)における差戻し先としたい回覧工程の矢印(←)ボタンを押すことで指定可能である。なお図35の例では、#2の回覧工程のときに差戻す場合なので、差戻し先の候補が自動的に#1の回覧工程のみとなる場合である。同様に差戻し先の候補の回覧工程が複数存在する場合はそれぞれ矢印(←)ボタンが表示され選択可能である。上側の差戻し先の設定後、下側の差戻し実行の欄(または別画面)に移る。この欄では、上述同様の差戻し先設定の情報を表示して確認可能とし、この画面の内容で差戻しを実行する場合はユーザが実行ボタンを押す。
[効果等]
以上説明したように、本実施の形態によれば、社員によるアイデアの登録、アイデアに基づく提案書の作成(登録)、提案書の回覧の申請、各関係者の回覧の作業、知財部への受付、回覧ルート・回覧状況の可視化や変更、等を含む一連の作業を本システム100で管理して容易化・効率化し、効率的なアイデア・知的財産管理や創出支援などを実現できる。
(1) 特に、社員がアイデア等を登録できる環境(本システム100)を用意し、その登録したアイデア等を第三者(知財部担当者など)が参照等できる。
(2) 特に、上記環境へのアクセスにより社員がアイデアをもとに知的財産への提案書などを容易に作成(登録)でき、知的財産への申請等の手続きが容易で、第三者による確認・検討などへスムーズに連携できる。
(3) 特に、知的財産への提案・登録の段階で、知的財産に関する種別ごとに必要な情報管理項目を、本システム100の画面で自動的に参照できる。また例えば種別や表示項目の変更などを画面での簡単な操作(例えば定義修正のみ)によって容易に行うことができる。
(4) 特に、本システム100はアイデアや提案の回覧を含む作業に関する高度な情報管理の機能を提供することで、各関係者の回覧作業やその連携を効率化できる。例えば社員の提案書の回覧の際に、提案書(知的財産)の種別ごとや、回覧者(関係者)やその回覧工程(作業)ごとに応じて、画面に表示する項目(情報の参照や入力等をさせる項目)や表示しない項目、及びその優先表示順などを、柔軟に設定・制御することができる。
更に、例えば発明者による提案書の申請(回覧依頼)時に、画面で回覧ルート(回覧順、回覧者、回覧工程など)等を容易・柔軟に設定や変更ができ、回覧を効率化できる。例えば一旦ある回覧ルートでの回覧を実施したが、途中で、例えば提案書の内容の見直しや、別の関係者による確認の必要が生じた場合など、回覧ルートの変更の必要が生じる場合があるが、本システム100ではこのような場合にもうまく対処できる。例えば回覧の各関係者が画面で回覧ルート及び回覧状況をわかりやすく確認できると共に回覧ルート(回覧工程等)等を変更できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、知的財産管理システムなどに利用可能である。
11…アイデア登録機能、12…アイデア検索機能、13…提案書登録機能、14…提案書検索機能、15…回覧機能、16…定義機能、20…ユーザ管理T(テーブル)、21…アイデア管理DB、23…提案書管理DB、25…回覧管理DB、26…定義管理DB、100…アイデア提案管理システム(サーバ装置)、101…クライアント(端末)、102…通信網、201…演算部、202…記憶部、203…Webサーバ部。

Claims (6)

  1. ーザによるアイデア及びアイデアに基づく提案書を管理するサーバ装置を含むアイデア提案管理システムであって、
    前記サーバ装置は、ユーザ端末とのクライアントサーバ通信に基づいて実現する機能として、
    ユーザの操作に基づき画面でアイデアを第1のDBへ登録する処理を行うアイデア登録機能と、
    ユーザの操作に基づき画面でアイデアを第1のDBから検索して参照する処理を行うアイデア検索機能と、
    ユーザの操作に基づき画面で提案書を第2のDBへ登録する処理を行う提案書登録機能と、
    ユーザの操作に基づき画面で提案書を第2のDBから検索して参照する処理を行う提案書検索機能と、
    ユーザの操作に基づき画面で前記提案書の回覧の内容を設定して当該回覧を実行する処理を行う回覧機能と、
    管理者の操作に基づき画面で、上記各機能の画面の表示の制御に関する定義情報を設定する処理を行う定義機能と、を有し、
    前記回覧機能は、
    第1のユーザの操作に基づき、第1の画面で、前記提案書の回覧ルートを設定して当該回覧ルートによる回覧を申請する第1の回覧機能と、
    前記提案書の回覧ルートの各回覧者である第2のユーザの操作に基づき、第2の画面で、前記提案書の回覧ルートの回覧工程の作業を実行する第2の回覧機能と、を有し、
    前記回覧ルートは、前記提案書の参照の作業を含む、指定の回覧順での複数の各々の回覧者の回覧工程のつながりで構成され、
    前記回覧機能は、前記ユーザの操作に基づき画面で前記提案書の回覧ルート及び回覧状況を表示して確認可能とする処理を行い、その際、画面に、回覧ルートを、回覧工程ごとの内容情報を含む欄が線でつながれた形で表示し、現在の回覧工程がどこかを示す情報を表示し、
    前記定義機能は、前記管理者の操作に基づき画面で、提案書の種別と、種別ごとの書誌項目と、種別ごとの回覧工程と、回覧工程ごとの表示項目と、回覧ルートのパターンと、を定義して登録する処理を行い、
    前記回覧機能は、前記第1のユーザの操作に基づき前記回覧ルートのパターンを選択してそのまま前記申請に利用する処理と、前記回覧ルートのパターンを選択してその内容を編集して独自の回覧ルートを登録して前記申請に利用する処理と、を行い、
    前記回覧機能は、前記第1の回覧機能で前記第1のユーザにより第1の回覧ルートを設定する際、及び、前記第2の回覧機能で前記第2のユーザにより第1の回覧ルートを第2の回覧ルートへ変更する際に、ユーザの操作に基づき画面で、前記回覧ルートの欄、線、またはボタンの操作により、回覧ルートの回覧工程の内容情報を修正する処理と、回覧ルートに回覧工程を追加する処理と、回覧ルートから回覧工程を削除する処理とを行う、回覧ルート変更機能を有し、前記回覧ルートに回覧工程を追加する処理では、画面の回覧工程の間の箇所、または最後の回覧工程の後の箇所を選択する操作が可能であり
    前記回覧機能は、前記第2の回覧機能で前記第2のユーザにより回覧ルートの回覧工程の作業をする際に、ユーザの操作に基づき画面で、当該回覧ルートの回覧を、1つ以上前の回覧者の回覧工程へ差戻す処理を行う、差戻し機能を有し、
    前記差戻し機能は、前記第2のユーザの操作に基づき画面で、前記回覧ルートから、差戻し先の回覧工程を選択指定して、差戻しを実行する処理を行い、
    前記回覧機能は、前記第2の回覧機能で前記第2のユーザにより回覧ルートの回覧工程の作業をする際に、ユーザの操作に基づき画面で、当該回覧ルートの回覧を、当該回覧工程で途中終了させる処理を行う、途中終了機能を有し、
    前記途中終了機能は、前記第2のユーザの操作に基づき画面で、途中終了を指定して途中終了を実行する処理を行い、
    前記回覧工程は、前記提案書の登録及び回覧の申請を行う申請工程と、前記提案書の内容の参照及び修正を行う閲覧工程と、前記提案書の内容の確認及び承認を行う承認工程と、前記提案書の内容の確認及び知的財産として受け付けを行う受付工程と、が用意され、前記回覧ルートは、最初の申請工程と、最後の受付工程とを含む構成が可能であること、を特徴とするアイデア提案管理システム。
  2. 請求項1記載のアイデア提案管理システムにおいて、
    前記提案書登録機能は、
    第1のユーザにより画面で、前記提案書の名称、作成者、書誌項目、添付ファイルを入力することで前記提案書を作成し登録する処理を行う第1の登録機能と、
    第1のユーザにより画面で、前記第1のDBから検索されたアイデアのデータ情報を用いて、当該アイデアの名称、概要、またはファイルを引き継いで、前記提案書の内容を作成し登録する処理を行う第2の登録機能と、を有すること、を特徴とするアイデア提案管理システム。
  3. 請求項1記載のアイデア提案管理システムにおいて、
    前記提案書登録機能は、前記ユーザの操作に基づき前記提案書の種別を設定する処理を行い、
    前記回覧機能は、前記定義機能による定義情報に基づき、
    前記提案書の種別に応じて、前記回覧ルートの回覧工程の設定の際に、当該種別に応じた回覧工程の候補を表示し、
    前記提案書の種別に応じて、前記回覧ルートの回覧工程の作業を実行する際に、当該種別及び回覧工程に応じた項目情報を表示すること、を特徴とするアイデア提案管理システム。
  4. 請求項1記載のアイデア提案管理システムにおいて、
    前記定義機能は、管理者の操作に基づき、提案書の種別及び回覧工程に応じて画面の表示項目情報に対する回覧者の承認の操作の要否を設定する処理を行い、
    前記回覧機能は、前記定義機能による定義情報に基づき、
    前記第2のユーザによる前記提案書の回覧ルートの回覧工程の作業を実行する際に、当該種別及び回覧工程に応じた表示項目情報に対する回覧者の承認の操作が必要な項目情報を画面内に優先表示する処理を行う、項目別承認機能を有すること、を特徴とするアイデア提案管理システム。
  5. 請求項1記載のアイデア提案管理システムにおいて、
    前記提案書登録機能は、前記ユーザの操作に基づき前記提案書の種別を設定する処理を行う際に、当該ユーザが登録しそうな種別を当該ユーザの過去の作成状況をもとに判断し、画面内に優先的に表示して選択可能とする処理を行う、優先表示機能を有すること、を特徴とするアイデア提案管理システム。
  6. 請求項1記載のアイデア提案管理システムにおいて、
    前記定義機能は、前記管理者の操作に基づき画面で、前記各機能の各ユーザの操作の権限をテーブルに設定する処理を行うこと、を特徴とするアイデア提案管理システム。
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