JP2019018647A - 車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガセットからエクエクステンションに入力する衝撃荷重を抑制できる車体構造を提供する。【解決手段】車体後部構造は、バンパビーム16と、エクステンション15と、ガセット18とを備えている。バンパビームは、車体の後部において車幅方向に延びている。エクステンションは、バンパビームを車体に取り付けるためにリアサブフレームに設けられている。ガセットは、エクステンションの車幅内方で、バンパビームとエクステンションとの間に設けられたている。ガセットの中央に変形促進部が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、車体構造に関するものである。
車体構造として、リアサイドフレームの後端部にエクステンションが設けられ、エクステンションにバンパビームが設けられ、エクステンションとバンパビームとにガセットが連結されたものがある。この車体構造において、後突によりバンパビームに車体後方から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重がバンパビームからガセットを経てエクステンションに伝達する。よって、入力した衝撃荷重をエクステンションで支えることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−233898号公報
ここで、バンパビームに入力した衝撃荷重をガセットを経てエクステンションに伝達させている。このため、ガセットからエクステンションに伝えられる荷重が大きくなりすぎることが考えられ、この観点から改良の余地が残されている。
そこで、この発明は、ガセットからエクエクステンションに入力する衝撃荷重を抑制できる車体構造を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、車体(例えば、実施形態の車体10)の前部および後部の少なくとも一方において車幅方向に延在するバンパビーム(例えば、実施形態のバンパビーム16)と、前記バンパビームを前記車体に取り付けるためのエクステンション(例えば、実施形態の左右のエクステンション15)と、前記エクステンションの車幅内方で、前記バンパビームと前記エクステンションとの間に設けられたガセット(例えば、実施形態の左右のガセット18)と、を備えた車体構造(例えば、実施形態の車体後部構造12)であって、前記ガセットの中央に変形促進部(例えば、実施形態の変形促進部83)を設けたことを特徴とする。
このように、バンパビームとエクステンションとの間にガセットを設け、ガセットに変形促進部を設けた。例えば、衝突によりバンパビームに衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重がバンパビームからガセットに伝えられる。ガセットに入力した衝撃荷重でガセットを変形促進部から変形させることができる。よって、衝撃荷重をガセットで吸収して、ガセットからエクステンションに入力する衝撃荷重を抑制できる。
ここで、ガセットの中央部はバンパビームやエクステンションから比較的離れた位置に設けられている。そこで、ガセットの中央部に変形促進部を設けるようにした。よって、変形促進部の変形量を確保できる。これにより、ガセットに伝えられた衝撃荷重でガセットを好適に変形することができる。
請求項2に記載した発明は、前記ガセットは、車体前後方向に延びる、車幅方向外側の外壁(例えば、実施形態のガセット外壁71)と車幅方向内側の内壁(例えば、実施形態のガセット内壁72)とを有し、前記変形促進部は、前記外壁に設けられて、前記エクステンションに向けて(車幅方向外側へ)屈曲する屈曲部(例えば、実施形態の突出屈曲部86)を有することを特徴とする。
このように、ガセットの外壁に変形促進部として屈曲部を設け、屈曲部をエクステンションに向けて(車幅方向外側へ)屈曲するようにした。よって、ガセットを屈曲部でエクステンション側に変形させることができる。これにより、エクステンションとガセットとの接合部を剥がれにくくできる。
また、ガセットの変形量が大きい場合には、ガセットをエクステンションに当接することができる。これにより、ガセットに比較的大きな衝撃荷重が入力した場合には、ガセットをエクステンション側に変形させた状態において衝撃荷重をエクステンションに効率よく伝達させることができる。
請求項3に記載した発明は、前記ガセットは、前記外壁および前記内壁に接続され、車体前後方向に延びる第1リブ(例えば、実施形態の第1リブ73)と、該第1リブと前記内壁との接続点(例えば、実施形態のガセット内壁の中央部72a)から車幅方向外側に斜めに前記エクステンションに向けて延びる第2リブ(例えば、実施形態の第2リブ74)と、を有することを特徴とする。
ここで、バンパビームに入力した衝撃荷重は、ガセットに車体前後方向の向きで伝達する。そこで、請求項3において、外壁および内壁に第1リブを接続し、第1リブを車体前後方向に延ばした。よって、バンパビームに入力した衝撃荷重を第1リブ(すなわち、ガセット)に効率よく伝達させることができる。
また、第1リブと内壁との接続点から第2リブを、エクステンションに向けて車幅方向外側へ延ばした。よって、第1リブに伝えられた荷重をエクステンションに効率よく伝達させることができる。
これにより、第1リブと第2リブとにより、ガセットを所望の位置において変形を促進させることができる。
請求項4に記載した発明は、前記ガセットは、前記第1リブと前記外壁との接続点(例えば、実施形態の後屈曲部87)から車幅方向内側に前記内壁まで斜めに延びる第3リブ(例えば、実施形態の第3リブ75)と、前記第2リブと前記外壁との接続点(例えば、実施形態のガセット前壁の後端部81e)から車幅方向内側に前記内壁まで斜めに延びる第4リブ(例えば、実施形態の第4リブ76)と、を有することを特徴とする。
このように、第1リブと外壁との接続点から第3リブを内壁まで延ばした。また、第2リブと外壁との接続点から第4リブを内壁まで延ばした。第3リブはバンパビーム側に配置されている。よって、バンパビームとガセットとの接続点付近において、ガセットの断面を第3リブで小さく仕切ることができる。
また、第4リブはエクステンション側に配置されている。よって、エクステンションとガセットとの接続点付近において、ガセットの断面を第4リブで小さく仕切ることができる。
これにより、ガセットの断面を小さく仕切ることにより、ガセットの強度を向上させることができる。
請求項5に記載した発明は、前記バンパビームの外面(例えば、実施形態のビーム中央部の後面54c)に設けられて車幅方向に延びるサブビーム(例えば、実施形態のサブビーム21)を備え、前記サブビームは、車体前後方向に向けて斜めに延びる第1仕切り壁(例えば、実施形態のビーム仕切り壁98)を内部(例えば、実施形態のサブビームの内部99)に有することを特徴とする。
ここで、バンパビームに衝撃荷重が入力した場合、バンパビームが潰れて衝撃荷重を吸収する。このため、バンパビームの外面(前面または後面)にサブビームを設けた場合、サブビームを潰し難くなる。
そこで、請求項5において、サブビームの内部の第1仕切り壁を斜めに延ばした。よって、サブビームに入力した衝撃荷重で第1仕切り壁を良好に変形させることができる。これにより、サブビームに入力した衝撃荷重でサブビームを好適に潰すことがでる。すなわち、例えば衝突荷重が小さい場合は、衝突荷重をサブビームで吸収することができる。
請求項6に記載した発明は、前記サブビームは、前記第1仕切り壁よりも下方に、上下方向に屈曲する形状からなる第2仕切り壁(例えば、実施形態のビーム下壁97)を有することを特徴とする。
このように、第2仕切り壁を上下方向に屈曲する形状とした。よって、サブビームに入力した衝撃荷重で第2仕切り壁を良好に変形させることができる。これにより、サブビームに入力した衝撃荷重でサブビームを好適に潰すことがでる。すなわち、例えば衝突荷重が小さい場合は、衝突荷重をサブビームで吸収することができる。
請求項7に記載した発明は、前記バンパビームは前記車体の後部に設けられ、前記バンパビームよりも車体前方のトランク開口部(例えば、実施形態のトランク開口部36)に沿って、リアピラー(例えば、実施形態のリアピラー25)とリアフェンダ(例えば、実施形態のリアフェンダ26)との両方に固定されるスティフナ(例えば、実施形態の左右のスティフナ23)を備えたことを特徴とする。
このように、車体の後部に設けられたバンパービームよりも車体前方にトランク開口部が設けられ、トランク開口部に沿ってスティフナが設けられている。このスティフナは、リアピラーとリアフェンダーとの両方に固定されている。
これにより、リアフェンダをスティフナで補強できるため、後突によるリアフェンダの変形をスティフナで抑制できる。
この発明によれば、バンパビームとエクステンションとの間にガセットを設け、ガセットに変形促進部を設けた。よって、ガセットに入力した衝撃荷重でガセットを変形促進部から変形させることができる。これにより、ガセットからエクエクステンションに入力する衝撃荷重を抑制できる。
本発明の一実施形態における車体前部構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における図1の車体前部構造の一部を破断した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における車体前部構造のバンパビーム、エクステンションおよびガセットを示す平面図である。 本発明の一実施形態における図3のIV部を拡大して一部を破断した状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態における図3の車体前部構造をV−V線で破断した状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態における図4のVIを拡大した状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態における図2のVII矢視方向から見た状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態における車体前部構造のスティフナでリアフェンダの変形を抑制する例を説明する側面図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を指すものとする。
以下、実施形態においては、車体構造として、例えば、車体10の後部を構成する車体後部構造12を例示するが、これに限らない。その他の例として、車体構造を、例えば、車体10の前部を構成する車体前部構造とすることも可能である。
図1、図2に示すように、車体10は、車体10の後部を構成する車体後部構造12を備えている。車体後部構造12は、左リアサイドフレーム14と、右リアサイドフレーム14(図3参照)と、左エクステンション15と、右エクステンション15(図3参照)と、バンパビーム16と、左ガセット18と、右ガセット18(図3参照)と、サブビーム21と、左スティフナ23と、右スティフナ23(図示せず)とを備えている。
なお、左スティフナ23と、右スティフナ23は無くても良い。
なお、車体後部構造12は略左右対称の構成である。よって、左側の構成部材と右側の構成部材とに同じ符号を付し、左側の構成について詳しく説明して右側の構成の説明を省略する。
また、車体後部構造12の構成の容易化を図るために、左リアサイドフレーム14を「リアサイドフレーム14」、左エクステンション15を「エクステンション15」として説明する。左ガセット18を「ガセット18」として説明する。
また、車体後部構造12は、リアピラー25と、リアフェンダ(アウターパネル)26と、リアバンパフェース28とを備えている。
リアピラー25は、ルーフレール31の後端部31aから車体後方へ向けて下り勾配でリアエンドパネル33まで延びている。リアピラー25にリアウインドガラス34が支持されている。また、リアピラー25の後部25aがトランクルーム35のトランク開口部36に沿って設けられている。具体的には、リアピラー25の後部25aは、トランク開口部36の周縁のうち、左縁36aに沿って設けられている。
リアフェンダ26は、リアピラー25の後部25a、スティフナ23およびリアサイドフレーム14を車体10の左側から覆う外装部材である。リアバンパフェース28は、バンパビーム16、サブビーム21、およびエクステンション15を車体10の後側から覆う外装部材である。
図3に示すように、リアサイドフレーム14の後端部14aと右リアサイドフレーム14の後端部14aとにリアエンドパネル33が設けられている。リアエンドパネル33により、トランクルーム35の内部と車外39とが仕切られている。
リアサイドフレーム14の後端部14aにリアエンドパネル33を介してエクステンション15が取り付けられている。換言すれば、リアサイドフレーム14の後端部14aからエクステンション15が車体後方へ向けて突出されている。同様に、右リアサイドフレーム14の後端部14aから右エクステンション15が車体後方へ向けて突出されている。
エクステンション15の後端部15aと右エクステンション15の後端部15aとにバンパビーム16が架け渡されている。
図4に示すように、エクステンション15は、例えば、アルミニウム合金材が押出し成形された筒状部材である。エクステンション15は、外壁41、内壁42、上部43、下部44を有する。エクステンション15は、外壁41、内壁42、上部43、下部44で、車体前後方向に向かって貫通する断面矩形枠の中空状に形成されている。
なお、エクステンション15は中空状でなくてもよく、内部に隔壁などを設けてもよい。
エクステンション15の前端部15bに前プレート46が、例えばミグ溶接で接合されている。エクステンション15の前開口部が前プレート46で閉塞されている。エクステンション15は、前プレート46およびリアエンドパネル33を介してリアサイドフレーム14の後端部14aに設けられている。
エクステンション15の後端部15aに後プレート47が、例えばミグ溶接で接合されている。エクステンション15の後開口部が後プレート47で閉塞されている。後プレート47は、後傾斜部47aを有する。後傾斜部47aは、バンパビーム16の左ビーム傾斜部55に沿って後プレート47の中央部47bから車幅方向外側で、かつ、車体前方へ向けて傾斜状に形成されている。
後傾斜部47aに左ビーム傾斜部55が当接された状態において、ボルト51、ナット52で取り付けられている。同様に、右エクステンション15の後傾斜部47aにバンパビーム16の右ビーム傾斜部56が当接された状態において、ボルト51、ナット52で取り付けられている。
すなわち、エクステンション15および右エクステンション15(図3参照)にバンパビーム16が取り付けられている。すなわち、バンパビーム16は、車体10の後部に取り付けられ、車幅方向に延在されている。
図3、図4に示すように、バンパビーム16は、アルミニウム合金材が押出し成形により、断面矩形枠の中空状に形成されている。バンパビーム16は、ビーム中央部54と、左ビーム傾斜部55と、右ビーム傾斜部56とを有する。
ビーム中央部54は、車体前後方向に直線状に延びている。左ビーム傾斜部55は、ビーム中央部54の左端部54aから車体前方で、かつ、車幅方向に傾斜状に延びている。右ビーム傾斜部56は、ビーム中央部54の右端部54bから車体前方で、かつ、車幅方向に傾斜状に延びている。
図5に示すように、バンパビーム16は、外形断面が矩形枠状に形成され、中空部57を有する。バンパビーム16は、中空部57に第1仕切部61と第2仕切部62とが上下方向に間隔をおいて形成されている。第1仕切部61と第2仕切部62とでバンパビーム16が補強されている。
図5、図6に示すように、エクステンション15の車幅内方で、かつ、バンパビーム16(具体的には、左ビーム傾斜部55)とエクステンション15との間にガセット18が設けられている。ガセット18は、左ビーム傾斜部55の後面55aからエクステンション15の内壁42に向けて車幅方向外側で、かつ、車体前方に向けて延びている。
ガセット18は、ガセット外壁(外壁)71と、ガセット内壁(内壁)72と、第1リブ73と、第2リブ74と、第3リブ75と、第4リブ76とを有する。ガセット外壁71は、ガセット前壁81と、ガセット後壁82と、外壁屈曲部83とを有する。
ガセット前壁81は、エクステンション15の内壁42に沿って当接され、前端部81bに張出部81aを有する。張出部81aは、ガセット前壁81の前端部81bから車幅方向内側(すなわち、内壁42から離れる方向)に張り出されている。ガセット前壁81の前端部81bや張出部81aが内壁42にミグ溶接で接合されている。ガセット前壁81の上端部81cが内壁42にミグ溶接で接合されている。ガセット前壁81の下端部81dが内壁42にミグ溶接で接合されている。
ガセット後壁82は、バンパビーム16の左ビーム傾斜部55の後面55aに沿って当接されている。ガセット後壁82の内端部82aが左ビーム傾斜部55の後面55aにミグ溶接で接合されている。
外壁屈曲部83は、ガセット前壁81の後端部81eからガセット後壁82の前端部82bまで車幅方向内側で、かつ、車体後方に向けて傾斜状に延びている。すなわち、外壁屈曲部83は、車体前後方向へ延び、ガセット内壁72より車幅方向外側に配置されている。
外壁屈曲部83は、前屈曲部85と、突出屈曲部(屈曲部)86と、後屈曲部87とを有する。前屈曲部85および後屈曲部87は、前屈曲部85の後端85aと後屈曲部87の前端87aとを結ぶ直線89(想像線で示す)上に配置されている。突出屈曲部86は、前屈曲部85と後屈曲部87との間に設けられ、前屈曲部85と後屈曲部87とを連結している。
突出屈曲部86は、中央部86aが直線89より車幅方向外側に位置する。中央部86aが直線89から車幅方向外側へ突出することにより突出屈曲部86がV字形(船底形)に屈曲されている。
ところで、後突により衝撃荷重が入力した場合は、バンパビーム16には衝撃荷重F1が入力することが考えられる。この場合、衝撃荷重F1がバンパビーム16からガセット18に伝達される。
ここで、ガセット外壁71の突出屈曲部86は、中央部86aが直線89から車幅方向外側へ突出するようにV字形に形成されている。よって、ガセット18に入力した衝撃荷重F1で、突出屈曲部86(すなわち、外壁屈曲部83)を中央部86aから車幅方向外側のエクステンション15に向けて好適に変形させることができる。すなわち、外壁屈曲部83は、ガセット18の変形促進部となる。以下、外壁屈曲部83を「変形促進部83」として説明する。
このように、変形促進部83がガセット外壁71に設けられている。さらに、変形促進部83は、エクステンション15に向けて車幅方向外側へ屈曲する外壁屈曲部83で形成されている。
このように、バンパビーム16とエクステンション15との間にガセット18が設けられている。また、ガセット18の中央(ガセット外壁71の中央部)に変形促進部83が設けられている。よって、例えば、バンパビーム16に後突により衝撃荷重F1が入力した場合に、入力した衝撃荷重F1がバンパビーム16からガセット18に伝えられる。
ガセット18に入力した衝撃荷重F1でガセット18を変形促進部83から車幅方向外側に変形させることができる。換言すれば、ガセット18を変形促進部83からエクステンション15の内壁42側や左ビーム傾斜部55の後面55a側に変形させることができる。すなわち、衝撃荷重F1をガセット18で吸収して、ガセット18からエクステンション15に入力する衝撃荷重F1を抑制できる。
ここで、ガセット18の変形促進部83(特に、中央部86a)は、エクステンション15の内壁42や左ビーム傾斜部55の後面55aから車幅方向内側に、比較的離れた位置に配置されている。変形促進部83の変形量を確保できる。これにより、バンパビーム16に入力する衝撃荷重F1でガセット18を好適に変形することができる。
このように、ガセット18のガセット外壁71に外壁屈曲部83を形成し、外壁屈曲部83を変形促進部83とした。さらに、変形促進部83をエクステンション15の内壁42や左ビーム傾斜部55の後面55aに向けて(車幅方向外側へ)屈曲するようにした。よって、ガセット18を外壁屈曲部83でエクステンション15の内壁42側や左ビーム傾斜部55の後面55a側に変形させることができる。
これにより、エクステンション15の内壁42と、ガセット18のガセット前壁81との接合を剥がれ難くできる。また、バンパビーム16の左ビーム傾斜部55の後面55aと、ガセット18のガセット後壁82との接合を剥がれ難くできる。
また、ガセット18のエクステンション15の内壁42側や、左ビーム傾斜部55の後面55a側への変形量が大きい場合には、ガセット18をエクステンション15の内壁42に当接させることができる。すなわち、バンパビーム16に比較的大きな衝撃荷重F1が入力した場合に、ガセット18を変形させてエクステンション15の内壁42に当接させることができる。
これにより、衝撃荷重F1をガセット18を経てエクステンション15に効率よく伝達させることができる。
ガセット外壁71より車幅方向内側にガセット内壁72が配置されている。ガセット内壁72は、ガセット後壁82の内端部82a寄りの部位82cからガセット前壁81の張出部81aまで車幅方向外側で、かつ、車体前方に向けて湾曲状に延びている。すなわち、ガセット内壁72は、車体前後方向へ延びている。
ガセット内壁72は、外壁屈曲部83に対して略所定間隔をおいて形成されている。よって、ガセット18は、ガセット外壁71およびガセット内壁72で上下方向において貫通する中空状に形成されている。ガセット18は、ガセット外壁71およびガセット内壁72で中空部91が形成されている。
ガセット18の中空部91に第1リブ73、第2リブ74、第3リブ75、および第4リブ76が設けられている。第1リブ73および第2リブ74は、外壁屈曲部83やガセット内壁72に対して傾斜するように延びている。第3リブ75、および第4リブ76は、外壁屈曲部83やガセット内壁72に対して直交するように延びている。
第1リブ73は、外壁屈曲部83の後屈曲部87からガセット内壁72の中央部72aまで車体後方へ向けて延びている。すなわち、第1リブ73は、後屈曲部87とガセット内壁72の中央部72aとに接続された状態において車体後方へ向けて延びている。
第2リブ74は、ガセット内壁72の中央部72a(すなわち、第1リブ73とガセット内壁72との接続点)から、外壁屈曲部83の前屈曲部85までエクステンション15の内壁42に向けて車幅方向外側に斜めに延びている。
ここで、バンパビーム16に入力した衝撃荷重F1は、ガセット18に車体前後方向の向きで伝達する。そこで、ガセット外壁71およびガセット内壁72に第1リブ73が接続され、第1リブ73が車体前後方向に延ばされている。よって、バンパビーム16に入力した衝撃荷重F1を第1リブ73(すなわち、ガセット18)に効率よく伝達させることができる。
また、第1リブ73とガセット内壁72との接続点(すなわち、ガセット内壁72の中央部72a)から第2リブ74が、エクステンション15の内壁42に向けて車幅方向外側へ延ばされている。よって、第1リブ73に伝えられた荷重F2を、第2リブ74を経てエクステンション15に荷重F3として効率よく伝達させることができる。
すなわち、荷重F2を第1リブ73および第2リブ74で支えることができる。よって、第1リブ73および第2リブ74が荷重F2で変形することを抑制できる。
一方、外壁屈曲部83(具体的には、突出屈曲部86)の中央部86aは、直線89から車幅方向外側へ突出され、突出屈曲部86がV字形に屈曲されている。よって、バンパビーム16に入力した衝撃荷重F1した際に、第1リブ73や第2リブ74の変形を抑制することにより、中央部86aに応力が集中させることができる。これにより、突出屈曲部86(すなわち、ガセット18)を中央部86aから車体外側に向けて好適に折り曲げることができる。
このように、第1リブ73と第2リブ74とで荷重F2が支えられる。これにより、突出屈曲部86の中央部86a(すなわち、ガセット18を所望の位置)において、エクステンション15の内壁42側や、左ビーム傾斜部55の後面55a側へのガセット18の変形を促進させることができる。
第3リブ75は、外壁屈曲部83の後屈曲部87(すなわち、第1リブ73とガセット外壁71との接続点)から車幅方向内側で、かつ、車体前方に向けてガセット内壁72まで斜めに延びている。第3リブ75は、内端部が、ガセット内壁72の後端部72bとガセット内壁72の中央部72aとの後中間部72cに連結されている。
第4リブ76は、ガセット前壁81の後端部81e(すなわち、第2リブ74とガセット外壁71との接続点)から車幅方向内側で、かつ、車体前方に向けてガセット内壁72まで斜めに延びている。第4リブ76は、内端部が、ガセット内壁72の前端部72dとガセット内壁72の中央部72aとの前中間部72eに連結されている。
このように、第1リブ73とガセット外壁71との接続点(すなわち、後屈曲部87)から第3リブ75がガセット内壁72まで延ばされている。第3リブ75はバンパビーム16の左ビーム傾斜部55側に配置されている。よって、左ビーム傾斜部55の後面55aとガセット18のガセット後壁82との接続付近において、ガセット18の閉断面が第3リブ75で小さく仕切られている。
これにより、左ビーム傾斜部55の後面55aとガセット後壁82との接続付近において、ガセット18の強度が高められている。
また、第2リブ74とガセット外壁71との接続点(すなわち、ガセット前壁81の後端部81eから第4リブ76がガセット内壁72まで延ばされている。第4リブ76はエクステンション15側に配置されている。よって、エクステンション15の内壁42とガセット18のガセット前壁81との接続付近において、ガセット18の断面が第4リブ76で小さく仕切られている。
これにより、エクステンション15の内壁42とガセット前壁81との接続付近において、ガセット18の強度が高められている。
このように、左ビーム傾斜部55の後面55aとガセット後壁82との接続付近において、ガセット18の強度が高められている。また、エクステンション15の内壁42とガセット前壁81との接続付近において、ガセット18の強度が高められている。
これにより、左ビーム傾斜部55の後面55aと、エクステンション15の内壁42とにガセット18を強固に接合することができる。
図3、図5に戻って、ビーム中央部54の車幅方向中央のうち、ビーム中央部54の後面(外面)54cにサブビーム21が設けられている。サブビーム21は、ビーム中央部54の後面54cの上半部54dに設けられ、後面54cの上半部54dに沿って車幅方向に延びている。
サブビーム21は、ビーム前壁94と、ビーム後壁95と、ビーム上壁96と、ビーム下壁(第2仕切り壁)97と、ビーム仕切り壁(第1仕切り壁)98とを有する。サブビーム21は、ビーム前壁94、ビーム後壁95、ビーム上壁96、およびビーム下壁で断面矩形の中空状に形成されている。
サブビーム21の内部99にビーム仕切り壁98が設けられている。ビーム仕切り壁98は、ビーム後壁95のうち上下方向中央の部位95aからビーム前壁94まで上り勾配に延びている。すなわち、ビーム仕切り壁98は、サブビーム21の内部99において車体前後方向に向けて斜めに延びている。
ここで、バンパビーム16に衝撃荷重F1が入力した場合、バンパビーム16が潰れて衝撃荷重F1を吸収する。このため、バンパビーム16の後面(具体的には、ビーム中央部54の後面54c)にサブビーム21を設けた場合、バンパビーム16が潰れてサブビーム21を潰し難くなる。
そこで、サブビーム21の内部99のビーム仕切り壁98を車体前後方向に向けて斜めに延ばした。よって、サブビーム21に入力した荷重F4でビーム仕切り壁98を良好に変形させることができる。これにより、サブビーム21に入力した荷重F4でサブビーム21を好適に潰すことがでる。すなわち、例えば荷重F4が小さい場合は、荷重F4をサブビーム21で良好に吸収できる。
また、ビーム前壁94の下端部94aとビーム後壁95の下端部95bとにビーム下壁97が連結されている。ビーム下壁97は、ビーム仕切り壁98よりも下方に、ビーム仕切り壁98に対して間隔をおいて設けられている。ビーム下壁97は、下方に突出するように湾曲状に屈曲されている。
このように、ビーム下壁97を下方向に屈曲する形状とした。よって、サブビーム21に入力した荷重F4でビーム下壁97を良好に変形させることができる。これにより、サブビーム21に入力した荷重F4でサブビーム21を好適に潰すことができる。すなわち、例えば荷重F4が小さい場合は、荷重F4をサブビーム21で良好に吸収できる。
また、ビーム下壁97は、バンパビーム16の第1仕切部61に車体前後方向において対向する位置に設けられている。すなわち、ビーム下壁97は、第1仕切部61に対して車体前後方向へ延びる略同一直線状に配置されている。これにより、サブビーム21(特に、ビーム下壁97)からの荷重F4をビーム下壁97を経てバンパビーム16に効率よく伝達させることができる。
すなわち、例えば荷重F4が小さい場合は、荷重F4をビーム下壁97で支えることができ、ビーム下壁97(すなわち、サブビーム21)を良好に潰すことができる。これにより、サブビーム21で荷重F4を良好に吸収できる。
さらに、サブビーム21のビーム前壁94のうち、上半部94bの肉厚寸法T1が下半部94cの肉厚寸法T2より大きく設定されている。これにより、サブビーム21で荷重F4を吸収した後、残りの荷重を上半部94bの肉厚部を経てバンパビーム16に効率よく伝達させることができる。
図2、図7に示すように、リアピラー25の後部25aのうち、トランク開口部36に沿ってスティフナ23が設けられている。スティフナ23は、スチフナ直線部102と、スチフナ湾曲部103とを有する。スチフナ直線部102は、リアピラー25の後部25aの直線部25bに沿って、例えばスポット溶接で接合されている。スチフナ直線部102は、リアウインドガラス34の左側縁34aに沿って延びている。
スチフナ直線部102の後端部102aからスチフナ湾曲部103が車体後方へ向けて湾曲状に延びている。スチフナ湾曲部103は、リアピラー25の後部25aの湾曲部25cに沿って、例えばスポット溶接で接合されている。よって、スティフナ23は、トランク開口部36の周縁のうち、左縁36aに沿って設けられている。
またスティフナ23は、リアフェンダ26の上部26aに沿って配置されている。スティフナ23の表面23aにはシーラ(接着剤)105が塗布されている。スティフナ23の表面23aは、シーラ105でリアフェンダ26の上部26a(図1参照)に接着されている。すなわち、リアフェンダ26の上部26aにスティフナ23を溶接で接合する必要がない。これにより、リアフェンダ26に溶接痕が残らないようにでき、リアフェンダ26の意匠性を確保できる。
ここで、トランク開口部36周りの形状に沿わせてスティフナ23が、例えばスポット溶接で接合されている。さらに、スティフナ23の表面23aがシーラ105でリアフェンダ26の上部26aに接着されている。よって、リアフェンダ26の上部26aはスティフナ23で補強されている。これにより、例えば、後突によるリアフェンダ26の変形をスティフナ23で抑制できる。
つぎに、リアフェンダ26の変形を車体後部構造12のスティフナ23で抑制する例を図8に基づいて説明する。
図8に示すように、バンパビーム16に後突により衝撃荷重F6が入力する。バンパビーム16からトランク開口部36の左縁36a(図2参照)に荷重F7が伝達される。
ここで、トランク開口部36の左縁36aに沿ってスティフナ23が設けられている。よって、スティフナ23で荷重F7を支え、左縁36aの変形を抑えることができる。
これにより、リアフェンダ26(特に、リアフェンダ26の上部26a)が荷重F7で変形することを抑えることができる。リアフェンダ26は車体10の外装部品である。すなわち、リアフェンダ26の変形を抑えることにより、車体10の外観性を確保できる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、車体構造として、例えば、車体10の後部を構成する車体後部構造12に本発明を適用する例について説明したが、これに限らない。その他の車体構造として、例えば、車体10の前部を構成する車体前部構造に本発明を適用することも可能である。
また、前記実施形態では、外壁屈曲部83の中央部86aを車幅方向外側へ突出させて、外壁屈曲部83をV字形(船底形)に屈曲させ、外壁屈曲部83を「変形促進部83」とした例について説明したが、これに限らない。その他の例として、例えば、外壁屈曲部83に切欠を形成し、外壁屈曲部83の板厚寸法を調整し、あるいは外壁屈曲部83の材料特性を考慮して、外壁屈曲部83を「変形促進部83」とすることも可能である。
さらに、前記実施形態では、バンパビーム16の外面として、ビーム中央部54(すなわち、バンパビーム16)の後面54cにサブビーム21を取り付けた例について説明したが、これに限らない。その他のバンパビーム16の外面として、バンパビーム16の前面にサブビーム21を取り付けることも可能である。
また、バンパビーム16の外面として、バンパビーム16の後面とバンパビーム16の前面との両方にサブビーム21を取り付けることも可能である。
また、前記実施形態では、サブビーム21のビーム仕切り壁98をビーム後壁95からビーム前壁94に向けて上り勾配に延ばした例について説明したが、これに限らない。その他の例として、ビーム仕切り壁98をビーム後壁95からビーム前壁94に向けて下り勾配(すなわち、実施形態の傾斜方向と反対)に延ばすことも可能である。
さらに、前記実施形態では、ビーム下壁97を下方に突出するように湾曲状に屈曲させた例について説明したが、これに限らない。その他の例として、ビーム下壁97を上方に突出するように湾曲状に屈曲させることも可能である。
10……車体
12……車体後部構造(車体構造)
15……左右のエクステンション(エクステンション)
16……バンパビーム
18……左右のガセット(ガセット)
21……サブビーム
23……左右のスティフナ(スティフナ)
25……リアピラー
26……リアフェンダ
36……トランク開口部
54……ビーム中央部
54c…ビーム中央部の後面(バンパビームの外面)
71……ガセット外壁(外壁)
72……ガセット内壁(内壁)
72a…ガセット内壁の中央部(第1リブと内壁との接続点)
73……第1リブ
74……第2リブ
75……第3リブ
76……第4リブ
81……ガセット前壁
81e…ガセット前壁の後端部(第2リブと外壁との接続点)
82……ガセット後壁
82b…ガセット後壁の前端部
83……変形促進部(外壁屈曲部)
85……前屈曲部
86……突出屈曲部(屈曲部)
87……後屈曲部(第1リブと外壁との接続点)
97……ビーム下壁(第2仕切り壁)
98……ビーム仕切り壁(第1仕切り壁)
99……サブビームの内部

Claims (7)

  1. 車体の前部および後部の少なくとも一方において車幅方向に延在するバンパビームと、
    前記バンパビームを前記車体に取り付けるためのエクステンションと、
    前記エクステンションの車幅内方で、前記バンパビームと前記エクステンションとの間に設けられたガセットと、を備えた車体構造であって、
    前記ガセットの中央に変形促進部を設けたことを特徴とする車体構造。
  2. 前記ガセットは、
    車体前後方向に延びる、車幅方向外側の外壁と車幅方向内側の内壁とを有し、
    前記変形促進部は、
    前記外壁に設けられて、前記エクステンションに向けて屈曲する屈曲部を有することを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記ガセットは、
    前記外壁および前記内壁に接続され、車体前後方向に延びる第1リブと、
    該第1リブと前記内壁との接続点から車幅方向外側に斜めに前記エクステンションに向けて延びる第2リブと、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の車体構造。
  4. 前記ガセットは、
    前記第1リブと前記外壁との接続点から車幅方向内側に前記内壁まで斜めに延びる第3リブと、
    前記第2リブと前記外壁との接続点から車幅方向内側に前記内壁まで斜めに延びる第4リブと、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の車体構造。
  5. 前記バンパビームの外面に設けられて車幅方向に延びるサブビームを備え、
    前記サブビームは、車体前後方向に向けて斜めに延びる第1仕切り壁を内部に有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車体構造。
  6. 前記サブビームは、
    前記第1仕切り壁よりも下方に、上下方向に屈曲する形状からなる第2仕切り壁を有することを特徴とする請求項5に記載の車体構造。
  7. 前記バンパビームは前記車体の後部に設けられ、
    前記バンパビームよりも車体前方のトランク開口部に沿って、リアピラーとリアフェンダとの両方に固定されるスティフナを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の車体構造。
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