JP2019015495A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】吸い込んだ冷媒の圧力をより高めて圧縮機に向けて流出させることができるエジェクタを有する冷凍サイクル装置を提供する。【解決手段】エジェクタ100は、第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒を流入させる駆動冷媒流入口111と、第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を流入させる吸引冷媒流入口121と、駆動冷媒流入口111から流入した第1冷媒と吸引冷媒流入口121から流入した第2冷媒とを合流させる縮径部131と、駆動冷媒流入口111から流入した第1冷媒の流路を絞るノズル喉部113と、縮径部131の上流においてノズル喉部113を通過した第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有するノズルディフューザ部114と、を有し、中心線Cを通る平面でノズルディフューザ部114の内側の角度αは0°以上12°以下である。【選択図】図3
Description
本発明は、冷凍サイクル装置に関する。
本発明は、エジェクタを有した冷凍サイクルによって複数の冷却空間を冷却する冷蔵庫等の冷凍サイクル装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の冷却システムは、以下のように構成されている。すなわち、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒を放熱させて凝縮する凝縮器と、凝縮器からの冷媒を膨張させる各自の膨張弁と組み合わされ互いに異なる圧力に設定された複数個の蒸発器と、複数個の蒸発器から流出する冷媒の合流点に配置され、低い圧力に設定された蒸発器からの冷媒を、高い圧力に設定された蒸発器から流入する冷媒によって加圧するエジェクタとを備える。
例えば、特許文献1に記載の冷却システムは、以下のように構成されている。すなわち、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒を放熱させて凝縮する凝縮器と、凝縮器からの冷媒を膨張させる各自の膨張弁と組み合わされ互いに異なる圧力に設定された複数個の蒸発器と、複数個の蒸発器から流出する冷媒の合流点に配置され、低い圧力に設定された蒸発器からの冷媒を、高い圧力に設定された蒸発器から流入する冷媒によって加圧するエジェクタとを備える。
圧縮機の消費動力を低減させて、冷凍サイクルの効率(成績係数(COP))を向上させるには、エジェクタは、吸い込んだ冷媒の圧力をより高めて圧縮機に向けて流出させることが望ましい。
本発明は、吸い込んだ冷媒の圧力をより高めて圧縮機に向けて流出させることができるエジェクタを有する冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
本発明は、吸い込んだ冷媒の圧力をより高めて圧縮機に向けて流出させることができるエジェクタを有する冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明は、圧縮機と、前記圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、前記第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を、前記第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒によって吸引して前記圧縮機に向けて流出させるエジェクタと、を備え、前記エジェクタは、前記第1冷媒を流入させる第1流入口と、前記第2冷媒を流入させる第2流入口と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒と前記第2流入口から流入した前記第2冷媒とを合流させる合流部と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒の流路を絞る絞り部と、前記合流部の上流において前記絞り部を通過した前記第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部と、を有し、前記拡散部の内側の角度は0°以上12°以下である冷凍サイクル装置である。
そして、前記エジェクタは、前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部を有し、前記拡散部の出口面積に対する前記平行部の流路面積は2.5以上5.6以下であっても良い。
また、前記エジェクタは、前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部を有し、前記拡散部の最下流部の直径に対する前記平行部の長さは14以下であっても良い。
また、前記エジェクタは、前記第1蒸発器にてガス化された冷媒を前記第1冷媒として前記第1流入口から流入させると良い。
また、他の観点から捉えると、上記の目的を達成する本発明は、圧縮機と、前記圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、前記第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を、前記第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒によって吸引して前記圧縮機に向けて流出させるエジェクタと、を備え、前記エジェクタは、前記第1冷媒を流入させる第1流入口と、前記第2冷媒を流入させる第2流入口と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒と前記第2流入口から流入した前記第2冷媒とを合流させる合流部と、前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒の流路を絞る絞り部と、前記合流部の上流において前記絞り部を通過した前記第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部と、を有し、前記拡散部の出口面積に対する前記平行部の流路面積は2.5以上5.6以下である冷凍サイクル装置である。
そして、前記エジェクタは、前記拡散部の最下流部の直径に対する前記平行部の長さは14以下であっても良い。
また、前記エジェクタは、前記第1蒸発器にてガス化された冷媒を前記第1冷媒として前記第1流入口から流入させると良い。
また、他の観点から捉えると、上記の目的を達成する本発明は、圧縮機と、前記圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、前記第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を、前記第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒によって吸引して前記圧縮機に向けて流出させるエジェクタと、を備え、前記エジェクタは、前記第1冷媒を流入させる第1流入口と、前記第2冷媒を流入させる第2流入口と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒と前記第2流入口から流入した前記第2冷媒とを合流させる合流部と、前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒の流路を絞る絞り部と、前記合流部の上流において前記絞り部を通過した前記第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部と、を有し、前記拡散部の最下流部の直径に対する前記平行部の長さは14以下である冷凍サイクル装置である。
そして、前記エジェクタは、前記第1蒸発器にてガス化された冷媒を前記第1冷媒として前記第1流入口から流入させると良い。
また、他の観点から捉えると、上記の目的を達成する本発明は、圧縮機と、前記圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、前記第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を、前記第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒によって吸引して前記圧縮機に向けて流出させるエジェクタと、を備え、前記エジェクタは、前記第1冷媒を流入させる第1流入口と、前記第2冷媒を流入させる第2流入口と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒と前記第2流入口から流入した前記第2冷媒とを合流させる合流部と、前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒の流路を絞る絞り部と、前記合流部の上流において前記絞り部を通過した前記第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部と、を有し、前記拡散部の最下流部における外側端部と前記平行部の最上流部における内側端部との間の距離に対する前記拡散部の最下流部の直径は0.82以上1.17以下である冷凍サイクル装置である。
そして、前記エジェクタは、前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部を有し、前記拡散部の出口面積に対する前記平行部の流路面積は2.5以上5.6以下であっても良い。
また、前記エジェクタは、前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部を有し、前記拡散部の最下流部の直径に対する前記平行部の長さは14以下であっても良い。
また、前記エジェクタは、前記第1蒸発器にてガス化された冷媒を前記第1冷媒として前記第1流入口から流入させると良い。
また、他の観点から捉えると、上記の目的を達成する本発明は、圧縮機と、前記圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、前記第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を、前記第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒によって吸引して前記圧縮機に向けて流出させるエジェクタと、を備え、前記エジェクタは、前記第1冷媒を流入させる第1流入口と、前記第2冷媒を流入させる第2流入口と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒と前記第2流入口から流入した前記第2冷媒とを合流させる合流部と、前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒の流路を絞る絞り部と、前記合流部の上流において前記絞り部を通過した前記第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部と、を有し、前記拡散部の出口面積に対する前記平行部の流路面積は2.5以上5.6以下である冷凍サイクル装置である。
そして、前記エジェクタは、前記拡散部の最下流部の直径に対する前記平行部の長さは14以下であっても良い。
また、前記エジェクタは、前記第1蒸発器にてガス化された冷媒を前記第1冷媒として前記第1流入口から流入させると良い。
また、他の観点から捉えると、上記の目的を達成する本発明は、圧縮機と、前記圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、前記第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を、前記第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒によって吸引して前記圧縮機に向けて流出させるエジェクタと、を備え、前記エジェクタは、前記第1冷媒を流入させる第1流入口と、前記第2冷媒を流入させる第2流入口と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒と前記第2流入口から流入した前記第2冷媒とを合流させる合流部と、前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒の流路を絞る絞り部と、前記合流部の上流において前記絞り部を通過した前記第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部と、を有し、前記拡散部の最下流部の直径に対する前記平行部の長さは14以下である冷凍サイクル装置である。
そして、前記エジェクタは、前記第1蒸発器にてガス化された冷媒を前記第1冷媒として前記第1流入口から流入させると良い。
また、他の観点から捉えると、上記の目的を達成する本発明は、圧縮機と、前記圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、前記第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を、前記第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒によって吸引して前記圧縮機に向けて流出させるエジェクタと、を備え、前記エジェクタは、前記第1冷媒を流入させる第1流入口と、前記第2冷媒を流入させる第2流入口と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒と前記第2流入口から流入した前記第2冷媒とを合流させる合流部と、前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部と、前記第1流入口から流入した前記第1冷媒の流路を絞る絞り部と、前記合流部の上流において前記絞り部を通過した前記第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部と、を有し、前記拡散部の最下流部における外側端部と前記平行部の最上流部における内側端部との間の距離に対する前記拡散部の最下流部の直径は0.82以上1.17以下である冷凍サイクル装置である。
本発明によれば、吸い込んだ冷媒の圧力をより高めて圧縮機に向けて流出させることができるエジェクタを有する冷凍サイクル装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の概略構成を示す図である。
冷凍サイクル装置1は、冷媒を圧縮する圧縮機10と、圧縮機10にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器20と、流量制御弁30とを有している。本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1においては、R600a冷媒を用いている。
図1は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の概略構成を示す図である。
冷凍サイクル装置1は、冷媒を圧縮する圧縮機10と、圧縮機10にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器20と、流量制御弁30とを有している。本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1においては、R600a冷媒を用いている。
また、冷凍サイクル装置1は、第1膨張装置40と、第1蒸発器50とを有している。また、冷凍サイクル装置1は、第2膨張装置60と、第2蒸発器70とを有している。第1膨張装置40及び第2膨張装置60は、膨張弁やキャピラリチューブを有し、凝縮器20を流出後の冷媒を減圧、膨張させる。第1蒸発器50及び第2蒸発器70については後述する。
また、冷凍サイクル装置1は、第2蒸発器70からの冷媒を、第1蒸発器50から流入する冷媒によって吸引するエジェクタ100を有している。エジェクタ100については後で詳述する。
また、冷凍サイクル装置1は、圧縮機10、凝縮器20、流量制御弁30を順次接続する冷媒配管80を有している。また、冷凍サイクル装置1は、流量制御弁30の下流にて分岐した、第1分岐配管81と、第2分岐配管82とを有している。第1膨張装置40と第1蒸発器50とは、第1分岐配管81で順次接続されている。第2膨張装置60と第2蒸発器70とは、第2分岐配管82で順次接続されている。第1分岐配管81は、エジェクタ100の後述する駆動冷媒流入口111に、第2分岐配管82は、エジェクタ100の後述する吸引冷媒流入口121に、それぞれ接続されている。また、冷凍サイクル装置1は、エジェクタ100の後述する混合冷媒流出口141と圧縮機10の吸入側とを接続する圧縮冷媒配管83を有している。
図2は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1を適用する冷蔵庫200の概略構成を示す図である。
冷蔵庫200は、筐体210内に、仕切板によって区分けされた、食料品等を冷蔵する冷蔵室220と、食料品等を冷凍する冷凍室230とを有している。また、冷蔵庫200は、冷凍室230の後方に機械室240を有している。
冷蔵庫200は、筐体210内に、仕切板によって区分けされた、食料品等を冷蔵する冷蔵室220と、食料品等を冷凍する冷凍室230とを有している。また、冷蔵庫200は、冷凍室230の後方に機械室240を有している。
冷蔵庫200は、冷蔵室220の後方に、第1冷気通路221を有している。第1冷気通路221内には、冷凍サイクル装置1の第1蒸発器50と、冷蔵室220内に風を送る冷蔵室送風機222とが設置されている。第1蒸発器50は、第1膨張装置40で減圧した冷媒を第1冷気通路221内の冷気との熱交換により蒸発させる。第1蒸発器50と熱交換して冷却された冷気は冷蔵室送風機222により第1冷気通路221を上昇し、第1冷気通路221の吐出口を介して冷蔵室220に吐出され、冷蔵室220内を冷却する。第1蒸発器50の蒸発温度は冷蔵室220内を冷却するために第1膨張装置40により調整される。
冷蔵庫200は、冷凍室230の後方に、第2冷気通路231を有している。第2冷気通路231内には、冷凍サイクル装置1の第2蒸発器70と、冷凍室230内に風を送る冷凍室送風機232とが設置されている。第2蒸発器70は、第2膨張装置60で減圧した冷媒を第2冷気通路231内の冷気との熱交換により蒸発させる。第2蒸発器70と熱交換して冷却された冷気は冷凍室送風機232により第2冷気通路231を上昇し、第2冷気通路231の吐出口を介して冷凍室230に吐出され、冷凍室230内を冷却する。第2蒸発器70の蒸発温度は冷凍室230内を冷却するために第2膨張装置60により調整される。
圧縮機10は、機械室240内に配置されている。
凝縮器20は、機械室240内、筐体210の底部の下方等に配置されている。
エジェクタ100は、第1冷気通路221内又は第2冷気通路231内に設置されている。ただし、エジェクタ100は、筐体210の後部の壁内に設置してもよい。
凝縮器20は、機械室240内、筐体210の底部の下方等に配置されている。
エジェクタ100は、第1冷気通路221内又は第2冷気通路231内に設置されている。ただし、エジェクタ100は、筐体210の後部の壁内に設置してもよい。
以上のように構成された冷凍サイクル装置1においては、圧縮機10の駆動によって圧縮された高温高圧の冷媒は凝縮器20で放熱して凝縮する。凝縮器20で凝縮した冷媒の一部は、第1分岐配管81を介して、第1膨張装置40及び第1蒸発器50を通り、エジェクタ100に流入する。他方、凝縮器20で凝縮した冷媒の一部は、第2分岐配管82を介して、第2膨張装置60及び第2蒸発器70を通り、エジェクタ100に流入する。エジェクタ100で合流した冷媒は後述するディフューザ部140から流出して圧縮機10に流入する。
(エジェクタ100)
図3は、エジェクタ100の概略構成を示す図である。
エジェクタ100は、第1蒸発器50にて蒸発させられた冷媒(以下、「駆動冷媒」と称す。)が通るノズル部110と、第2蒸発器70にて蒸発させられた冷媒(以下、「吸引冷媒」と称す。)を吸引する吸引部120と、を有している。
また、エジェクタ100は、駆動冷媒と吸引冷媒とを混合する混合部130と、混合部130にて混合させられた混合冷媒を昇圧して流出させるディフューザ部140と、を有している。
図3は、エジェクタ100の概略構成を示す図である。
エジェクタ100は、第1蒸発器50にて蒸発させられた冷媒(以下、「駆動冷媒」と称す。)が通るノズル部110と、第2蒸発器70にて蒸発させられた冷媒(以下、「吸引冷媒」と称す。)を吸引する吸引部120と、を有している。
また、エジェクタ100は、駆動冷媒と吸引冷媒とを混合する混合部130と、混合部130にて混合させられた混合冷媒を昇圧して流出させるディフューザ部140と、を有している。
ノズル部110には、駆動冷媒が流入する駆動冷媒流入口111が形成されている。
吸引部120には、吸引冷媒が流入する吸引冷媒流入口121が形成されている。
ディフューザ部140には、混合冷媒を流出させる混合冷媒流出口141が形成されている。
吸引部120には、吸引冷媒が流入する吸引冷媒流入口121が形成されている。
ディフューザ部140には、混合冷媒を流出させる混合冷媒流出口141が形成されている。
ノズル部110は、駆動冷媒を減圧させる減圧部112と、駆動冷媒の流路が絞られたノズル喉部113と、駆動冷媒の流速を上昇させるノズルディフューザ部114とを有している。
減圧部112は、図3で右に行くに従って径が小さくなる略円錐状の流路を有している。
ノズルディフューザ部114は、図3で右に行くに従って径が大きくなる略円錐状、又は径が同じ略円柱状の流路を有している。ノズルディフューザ部114については後で詳述する。
ノズル喉部113は、減圧部112とノズルディフューザ部114との間において、流路の面積が最も絞られた部位である。
減圧部112は、図3で右に行くに従って径が小さくなる略円錐状の流路を有している。
ノズルディフューザ部114は、図3で右に行くに従って径が大きくなる略円錐状、又は径が同じ略円柱状の流路を有している。ノズルディフューザ部114については後で詳述する。
ノズル喉部113は、減圧部112とノズルディフューザ部114との間において、流路の面積が最も絞られた部位である。
吸引部120は、ノズル部110の周囲に形成された略円筒状の流路を有する。
混合部130は、図3で右に行くに従って径が大きくなる略円錐状の流路を有する合流部131と、径が同じ略円柱状の流路を有する平行部132とを有している。
ディフューザ部140は、図3で右に行くに従って径が大きくなる略円錐状の流路を有する。
混合部130は、図3で右に行くに従って径が大きくなる略円錐状の流路を有する合流部131と、径が同じ略円柱状の流路を有する平行部132とを有している。
ディフューザ部140は、図3で右に行くに従って径が大きくなる略円錐状の流路を有する。
以上のように構成されたエジェクタ100においては、第1蒸発器50での熱交換により蒸発した(ガス化した)後の気相冷媒、つまり、液滴を含まない、又は、液滴をわずかに含む冷媒である駆動冷媒がノズル部110の駆動冷媒流入口111から流入する。また、第2蒸発器70での熱交換により蒸発した(ガス化した)後の気相冷媒、つまり、液滴を含まない、又は、液滴をわずかに含む冷媒である吸引冷媒が吸引部120の吸引冷媒流入口121から流入する。
そして、エジェクタ100は、駆動冷媒流入口111から流入した駆動冷媒と吸引冷媒流入口121から流入した吸引冷媒とを、混合部130にて合流させて混合冷媒とし、混合冷媒流出口141から流出させる。
そして、エジェクタ100は、駆動冷媒流入口111から流入した駆動冷媒と吸引冷媒流入口121から流入した吸引冷媒とを、混合部130にて合流させて混合冷媒とし、混合冷媒流出口141から流出させる。
かかる構成により、駆動冷媒流入口111から流入した駆動冷媒は、減圧部112で、流路面積の低下に伴い減圧膨張する。減圧により速度が上昇した駆動冷媒は、ノズル喉部113で流速が大きくなり、その後、ノズルディフューザ部114でさらに速度を上昇させる。これにより超高速の駆動冷媒がノズル部110から流出する。
一方、吸引部120の吸引冷媒流入口121から吸引される吸引冷媒は、吸引冷媒流入口121とノズル部110の出口との圧力差により、超高速の駆動冷媒に引き込まれる。混合部130の合流部131にて、ノズル部110の出口から流出した高速の駆動冷媒と低速の吸引冷媒とが混合し始める。駆動冷媒と吸引冷媒との運動エネルギーの交換が行われる。
ディフューザ部140においても流路拡大による減速により、動圧が静圧に変換されて圧力が上昇し、混合冷媒が、ディフューザ部140から流出する。
一方、吸引部120の吸引冷媒流入口121から吸引される吸引冷媒は、吸引冷媒流入口121とノズル部110の出口との圧力差により、超高速の駆動冷媒に引き込まれる。混合部130の合流部131にて、ノズル部110の出口から流出した高速の駆動冷媒と低速の吸引冷媒とが混合し始める。駆動冷媒と吸引冷媒との運動エネルギーの交換が行われる。
ディフューザ部140においても流路拡大による減速により、動圧が静圧に変換されて圧力が上昇し、混合冷媒が、ディフューザ部140から流出する。
本実施の形態に係るエジェクタ100は、駆動冷媒流入口111から流入した駆動冷媒を高速にすることで静圧を低下させて、吸引冷媒流入口121から吸引冷媒を吸い込む機能を有する。そして、エジェクタ100は、吸引冷媒流入口121での吸引冷媒の圧力(以下、「吸込圧力Pe」と称す。)に対して、ディフューザ部140の混合冷媒流出口141を介して圧縮機10に向けて流出する混合冷媒の圧力(以下、「出口圧力Pc」と称す。)が高いほど高性能である。つまり、出口圧力Pcを吸込圧力Peで割った値を「昇圧率PLR」と称す場合(昇圧率PLR=出口圧力Pc/吸込圧力Pe)、昇圧率PLRが高いほどエジェクタ100の性能が高まる。これは、圧縮機10に流入する冷媒の圧力が高いほど、冷凍サイクル装置1の効率(成績係数(COP))を向上させることができるからである。
上述したように本実施の形態に係るエジェクタ100においては、ノズル部110の駆動冷媒流入口111から、第1蒸発器50での熱交換により蒸発した(ガス化した)後の気相冷媒が駆動冷媒として流入する。これに対して、ノズル部110の駆動冷媒流入口111から流入する駆動冷媒が液冷媒である場合には、駆動冷媒を通すノズル部110には、冷媒を蒸発させる機能と高速にする機能が必要である。これは、液冷媒は、一部が蒸発してガスになるものの、残りは液滴のままとなり、残った液滴が冷媒の高速化の妨げとなるためである。
本実施の形態に係るエジェクタ100は、駆動冷媒が単相流(液滴を含まない、又は、液滴をわずかに含む)であるエジェクタであるため、駆動冷媒を通すノズル部110は、冷媒を蒸発させる機能を有していなくても、駆動冷媒の流速を高速にする機能を有することで、昇圧率PLRを高めることができる。
本実施の形態に係るエジェクタ100は、駆動冷媒が単相流(液滴を含まない、又は、液滴をわずかに含む)であるエジェクタであるため、駆動冷媒を通すノズル部110は、冷媒を蒸発させる機能を有していなくても、駆動冷媒の流速を高速にする機能を有することで、昇圧率PLRを高めることができる。
本発明者らが鋭意検討した結果、ノズルディフューザ部114の内側の角度α(ノズルディフューザ部114の流路の外周面(ノズルディフューザ部114における流路を形成する部位の内周面)を、中心線Cを通る面で切断した断面形状である直線L同士がなす角)は、0°以上12°以下であることが好ましいことを見出した。
図4は、角度αと昇圧率PLRとの相関関係を示す図である。図4には、後述する面積比Srを3.4、後述する長さ比Lrを8.0とした場合の相関関係を示している。
図5(a)は、角度αが1.5°である場合の、ノズル部110のノズルディフューザ部114、混合部130における冷媒の流速を示す図である。図5(b)は、角度αが15°である場合の、ノズル部110のノズルディフューザ部114、混合部130における冷媒の流速を示す図である。図5(a)及び図5(b)には、冷媒の流速が大きいほど細かいハッチングで示している。なお、最も細かいハッチングは、超音速を示している。図5(a)及び図5(b)では、ノズル部110の断面形状を示すハッチングを省略している。
図5(a)は、角度αが1.5°である場合の、ノズル部110のノズルディフューザ部114、混合部130における冷媒の流速を示す図である。図5(b)は、角度αが15°である場合の、ノズル部110のノズルディフューザ部114、混合部130における冷媒の流速を示す図である。図5(a)及び図5(b)には、冷媒の流速が大きいほど細かいハッチングで示している。なお、最も細かいハッチングは、超音速を示している。図5(a)及び図5(b)では、ノズル部110の断面形状を示すハッチングを省略している。
角度αが15°である場合、ノズルディフューザ部114の内周面に沿って駆動冷媒が流れようとするが、吸引冷媒に押されるため、ノズルディフューザ部114内に剥離が発生して、ロスが発生する。それゆえ、図5(b)に示すように、ノズルディフューザ部114の流路の出口114aの速度が低下する。速度低下が発生すると、静圧が高くなり、吸引冷媒を吸い込む力が低下する。その結果、昇圧率PLRが低下し、冷凍サイクル装置1の効率が上がり難くなる。
これに対して、図5(a)に示すように、角度αが1.5°である場合、ノズルディフューザ部114の内周面に沿って流れる駆動冷媒の流速が大きく、ノズルディフューザ部114内に剥離が発生しないため速度低下が発生しない。そして、ノズルディフューザ部114の流路の出口114aの速度が大きいため静圧が低くなり、吸引冷媒を吸い込む力が向上する。その結果、昇圧率PLRが大きくなり、冷凍サイクル装置1の効率が上がり易くなる。
そして、本発明者らが鋭意検討した結果、図4に示すように、角度αが0°以上12°以下である場合、昇圧率PLRが1.15以上となり、角度αが12°より大きい場合よりも昇圧率PLRが大きいことを見出した。それゆえ、角度αを0°以上12°以下とすることで、角度αを12°より大きくする場合よりもエジェクタ100の性能を向上させることができる。その結果、角度αを0°以上12°以下とすることで、角度αを12°より大きくする場合よりも、冷凍サイクル装置1の効率(成績係数(COP))を向上させることができる。
なお、角度αは、0°以上9.5°以下であることがより好ましい。角度αが0°以上9.5°以下である場合、昇圧率PLRが1.20以上となり、角度αが9.5°よりも大きい場合よりも昇圧率PLRが大きい。また、角度αは、1.5°以上4°以下であることが特に好ましい。角度αが1.5°以上4°以下である場合、昇圧率PLRが1.225以上となり、角度αが0°以上1.5未満、4°より大きい場合よりも昇圧率PLRが大きい。
また、本発明者らが鋭意検討した結果、ノズルディフューザ部114の流路の出口114aの面積である出口面積Se(図3参照)と、混合部130の平行部132の流路面積である平行部面積Sm(図3参照)との面積比Sr(=平行部面積Sm/出口面積Se)は、2.5以上5.6以下であることが好ましいことを見出した。
図6は、面積比Srと昇圧率PLRとの相関関係を示す図である。図6には、角度αを1.5°、長さ比Lrを8.0とした場合の相関関係を示している。
図6に示すように、面積比Srが2.5以上5.6以下である場合、昇圧率PLRが1.15以上となり、面積比Srが2.5より小さい場合、及び面積比Srが5.6より大きい場合よりも昇圧率PLRが大きい。
図6に示すように、面積比Srが2.5以上5.6以下である場合、昇圧率PLRが1.15以上となり、面積比Srが2.5より小さい場合、及び面積比Srが5.6より大きい場合よりも昇圧率PLRが大きい。
ノズルディフューザ部114の流路の出口114aの出口面積Seと混合部130の平行部132の平行部面積Smとの比が小さすぎると吸引冷媒を吸い込む空間が少なく、吸引冷媒を吸い込む力が低下するため、昇圧率PLRが小さくなる。
一方、ノズルディフューザ部114の流路の出口114aの出口面積Seと混合部130の平行部132の平行部面積Smとの比が大きすぎると、吸引冷媒を吸い込む空間が大きくなり、駆動冷媒と吸引冷媒とが運動エネルギーの交換をし難くなるため、吸引冷媒を吸い込む力が低下する。
その結果、面積比Srが2.5より小さい場合及び面積比Srが5.6より大きい場合には、昇圧率PLRが下がり、冷凍サイクル装置1の効率が上がり難くなる。
一方、ノズルディフューザ部114の流路の出口114aの出口面積Seと混合部130の平行部132の平行部面積Smとの比が大きすぎると、吸引冷媒を吸い込む空間が大きくなり、駆動冷媒と吸引冷媒とが運動エネルギーの交換をし難くなるため、吸引冷媒を吸い込む力が低下する。
その結果、面積比Srが2.5より小さい場合及び面積比Srが5.6より大きい場合には、昇圧率PLRが下がり、冷凍サイクル装置1の効率が上がり難くなる。
これに対して、面積比Srが2.5以上5.6以下である場合、吸引冷媒を吸い込む空間を確保でき、また、駆動冷媒と吸引冷媒とが運動エネルギーの交換を行うことができるので、吸引冷媒を吸い込む力が向上する。その結果、昇圧率PLRが上がり、冷凍サイクル装置1の効率が上がる。
それゆえ、面積比Srを2.5以上5.6以下とすることで、面積比Srを2.5より小さくする場合及び面積比Srを5.6より大きくする場合よりもエジェクタ100の性能を向上させることができる。その結果、面積比Srを2.5以上5.6以下とすることで、面積比Srを2.5より小さくする場合及び面積比Srを5.6より大きくする場合よりも、冷凍サイクル装置1の効率を向上させることができる。
なお、面積比Srは、2.8以上4.3以下であることがより好ましい。面積比Srが2.8以上4.3以下である場合、昇圧率PLRが1.20以上となり、面積比Srが2.8より小さい場合及び面積比Srが4.3より大きい場合よりも昇圧率PLRが大きい。それゆえ、面積比Srを2.8以上4.3以下とすることで、冷凍サイクル装置1の効率を向上させることができる。
また、本発明者らが鋭意検討した結果、ノズルディフューザ部114の流路の出口114a(最下流部)の直径である出口直径De(図3参照)と、混合部130の平行部132の中心線方向の長さである平行部長さLm(図3参照)との長さ比Lr(=平行部長さLm/出口直径De)は、14以下であることが好ましいことを見出した。
図7は、長さ比Lrと昇圧率PLRとの相関関係を示す図である。図7には、角度αを1.5°、面積比Srを3.4とした場合の相関関係を示している。
図7に示すように、長さ比Lrが14以下である場合、昇圧率PLRが1.1以上となり、長さ比Lrが14より大きい場合よりも昇圧率PLRが大きい。
図7に示すように、長さ比Lrが14以下である場合、昇圧率PLRが1.1以上となり、長さ比Lrが14より大きい場合よりも昇圧率PLRが大きい。
ノズルディフューザ部114の流路の出口114aの出口直径Deと、混合部130の平行部132の平行部長さLmとの長さ比Lrが大きすぎる場合(長さ比Lrが14より大きい場合)、混合部130の平行部132での圧力損失が大きくなり、冷媒の流速が低下するため、昇圧率PLRが小さくなると考えられる。
これに対して、長さ比Lrが14以下である場合、混合部130の平行部132での圧力損失が小さく、冷媒の流速が大きくなり、静圧が下がる。その結果、吸引冷媒を吸い込む力が大きくなる。また、混合部130の平行部132では、駆動冷媒と吸引冷媒とが運動エネルギーの交換を行うことができるので、吸引冷媒を吸い込む力が向上する。
それゆえ、長さ比Lrを14以下とすることで、長さ比Lrを14より大きくする場合よりも昇圧率PLRを上げることができ、エジェクタ100の性能を向上させることができる。その結果、長さ比Lrを14以下とすることで、長さ比Lrを14より大きくする場合よりも、冷凍サイクル装置1の効率を向上させることができる。
なお、長さ比Lrは、3.0以上12.5以下であることがより好ましい。長さ比Lrは、3.0以上12.5以下である場合、昇圧率PLRが1.20以上となり、長さ比Lrが3.0より小さい場合及び長さ比Lrが12.5より大きい場合よりも昇圧率PLRが大きい。それゆえ、長さ比Lrを3.0以上12.5以下とすることで、冷凍サイクル装置1の効率を向上させることができる。
<合流部131の形状について>
図8は、図3のVIII部の拡大図である。
混合部130の合流部131は、中心線方向には、ノズル部110と混合部130の平行部132との間の空間である。また、合流部131は、半径方向には、ノズル部110(ノズルディフューザ部114)の出口における外側の端部110aと平行部132の入口における内側の端部132aとを直線的に結んだ曲面Cs内の空間である。曲面Csを、中心線Cを通る面で切断した断面形状は、図8に破線で示す直線Lcとなる。また、曲面Csは、吸引部120と合流部131との境界を示す面であるとともに、吸引部120から吸引冷媒が流出する流出口でもある。
図8は、図3のVIII部の拡大図である。
混合部130の合流部131は、中心線方向には、ノズル部110と混合部130の平行部132との間の空間である。また、合流部131は、半径方向には、ノズル部110(ノズルディフューザ部114)の出口における外側の端部110aと平行部132の入口における内側の端部132aとを直線的に結んだ曲面Cs内の空間である。曲面Csを、中心線Cを通る面で切断した断面形状は、図8に破線で示す直線Lcとなる。また、曲面Csは、吸引部120と合流部131との境界を示す面であるとともに、吸引部120から吸引冷媒が流出する流出口でもある。
そして、本発明者らが鋭意検討した結果、直線Lcの長さLlc(ノズル部110の端部110aと平行部132の端部132aとの間の距離)と、ノズル部110のノズルディフューザ部114の出口直径Deとの比f(=出口直径De/長さLlc)は、0.82以上1.17以下であることが好ましいことを見出した。
図9は、比fと昇圧率PLRとの相関関係を示す図である。
図9は、比fと昇圧率PLRとの相関関係を示す図である。
図9に示すように、比fが0.82以上1.17以下である場合、昇圧率PLRが1.15以上となり、比fが0.82より小さい場合、及び比fが1.17より大きい場合よりも昇圧率PLRが大きい。
直線Lcの長さLlcと、ノズルディフューザ部114の出口直径Deとの比が小さすぎると、吸引冷媒を吸い込む空間が大きくなり、駆動冷媒と吸引冷媒とが運動エネルギーの交換をし難くなるため、吸引冷媒を吸い込む力が低下する。
一方、直線Lcの長さLlcと、ノズルディフューザ部114の出口直径Deとの比が大きすぎると、吸引冷媒を吸い込む空間が小さく、吸引冷媒を吸い込む力が低下するため、昇圧率PLRが小さくなる。
その結果、比fが0.82より小さい場合及び比fが1.17より大きい場合には、昇圧率PLRが下がり、冷凍サイクル装置1の効率が上がり難くなる。
一方、直線Lcの長さLlcと、ノズルディフューザ部114の出口直径Deとの比が大きすぎると、吸引冷媒を吸い込む空間が小さく、吸引冷媒を吸い込む力が低下するため、昇圧率PLRが小さくなる。
その結果、比fが0.82より小さい場合及び比fが1.17より大きい場合には、昇圧率PLRが下がり、冷凍サイクル装置1の効率が上がり難くなる。
これに対して、比fが0.82以上1.17以下である場合、吸引冷媒を吸い込む空間を確保でき、また、駆動冷媒と吸引冷媒とが運動エネルギーの交換を行い易くなるので、吸引冷媒を吸い込む力が向上する。その結果、昇圧率PLRが上がり、冷凍サイクル装置1の効率が上がる。
それゆえ、比fを0.82以上1.17以下とすることで、比fを0.82より小さくする場合及び比fを1.17より大きくする場合よりもエジェクタ100の性能を向上させることができる。その結果、比fを0.82以上1.17以下とすることで、比fを0.82より小さくする場合及び比fを1.17より大きくする場合よりも、冷凍サイクル装置1の効率を向上させることができる。
なお、比fは、0.85以上1.12以下であることがより好ましい。比fが0.85以上1.12以下である場合、昇圧率PLRが1.20以上となり、比fが0.85より小さい場合及び比fが1.12より大きい場合よりも昇圧率PLRが大きい。それゆえ、比fを0.85以上1.12以下とすることで、冷凍サイクル装置1の効率を向上させることができる。
図10は、角度αと、比fと、昇圧率PLRとの相関関係を示す図である。
上記直線Lcの長さLlcが同一である場合、角度αが大きくなるに従って、ノズル部110のノズルディフューザ部114の出口直径Deは大きくなることから、図10に示すように、角度αが大きくなるに従って比fは大きくなる。このように、比fは、角度αに応じて変化する。また、出口直径Deが大きくなる従って出口面積Seが大きくなり、出口面積Seが大きくなるに従って面積比Srが小さくなることから、面積比Srが小さくなるに従って比fは大きくなる。このように、比fは、面積比Srに応じて変化する。また、出口直径Deが大きくなるに従って長さ比Lrが小さくなることから、長さ比Lrが小さくなるに従って比fは大きくなる。このように、比fは、長さ比Lrに応じて変化する。
上記直線Lcの長さLlcが同一である場合、角度αが大きくなるに従って、ノズル部110のノズルディフューザ部114の出口直径Deは大きくなることから、図10に示すように、角度αが大きくなるに従って比fは大きくなる。このように、比fは、角度αに応じて変化する。また、出口直径Deが大きくなる従って出口面積Seが大きくなり、出口面積Seが大きくなるに従って面積比Srが小さくなることから、面積比Srが小さくなるに従って比fは大きくなる。このように、比fは、面積比Srに応じて変化する。また、出口直径Deが大きくなるに従って長さ比Lrが小さくなることから、長さ比Lrが小さくなるに従って比fは大きくなる。このように、比fは、長さ比Lrに応じて変化する。
上述したように、エジェクタ100は、第1冷媒の一例としての駆動冷媒を流入させる第1流入口の一例としての駆動冷媒流入口111と、第2冷媒の一例としての吸引冷媒を流入させる第2流入口の一例としての吸引冷媒流入口121とを有する。また、エジェクタ100は、駆動冷媒流入口111から流入した駆動冷媒と吸引冷媒流入口121から流入した吸引冷媒とを合流させる合流部131と、合流部131の下流において合流した駆動冷媒と吸引冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部132とを有する。また、エジェクタ100は、駆動冷媒流入口111から流入した駆動冷媒の流路を絞る絞り部の一例としてのノズル喉部113と、合流部131の上流においてノズル喉部113を通過した駆動冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部の一例としてのノズルディフューザ部114とを有する。そして、エジェクタ100は、ノズルディフューザ部114の最下流部における外側端部の一例としての端部110aと平行部132の最上流部における内側端部の一例としての端部132aとの間の距離(長さLlc)に対するノズルディフューザ部114の最下流部の出口直径Deの一例としての比fは0.82以上1.17以下である。このように構成されたエジェクタ100によれば、比fが0.82より小さい、又は、比fが1.17より大きい場合に比して、エジェクタ100の性能を向上させることができる。その結果、このエジェクタ100を有する冷凍サイクル装置1の効率を向上させることができる。
<エジェクタ100のノズル部110の変形例>
図11は、エジェクタ100のノズル部110の変形例を示す図である。
上述した実施形態においては、ノズル部110のノズル喉部113は、減圧部112における略円錐状の流路と、ノズルディフューザ部114における略円錐状の流路との境界である円形状であるが、特にかかる態様に限定されない。図11に示すように、ノズル喉部113は、径が同じ略円柱状の流路を有しても良い。
図11は、エジェクタ100のノズル部110の変形例を示す図である。
上述した実施形態においては、ノズル部110のノズル喉部113は、減圧部112における略円錐状の流路と、ノズルディフューザ部114における略円錐状の流路との境界である円形状であるが、特にかかる態様に限定されない。図11に示すように、ノズル喉部113は、径が同じ略円柱状の流路を有しても良い。
1…冷凍サイクル装置、10…圧縮機、20…凝縮器、30…流量制御弁、40…第1膨張装置、50…第1蒸発器、60…第2膨張装置、70…第2蒸発器、80…冷媒配管、81…第1分岐配管、82…第2分岐配管、83…圧縮冷媒配管、100…エジェクタ、200…冷蔵庫
Claims (10)
- 圧縮機と、
前記圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、
前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、
前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、
前記第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を、前記第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒によって吸引して前記圧縮機に向けて流出させるエジェクタと、
を備え、
前記エジェクタは、
前記第1冷媒を流入させる第1流入口と、
前記第2冷媒を流入させる第2流入口と、
前記第1流入口から流入した前記第1冷媒と前記第2流入口から流入した前記第2冷媒とを合流させる合流部と、
前記第1流入口から流入した前記第1冷媒の流路を絞る絞り部と、
前記合流部の上流において前記絞り部を通過した前記第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部と、
を有し、
前記拡散部の内側の角度は0°以上12°以下である
冷凍サイクル装置。 - 前記エジェクタは、
前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部を有し、
前記拡散部の出口面積に対する前記平行部の流路面積は2.5以上5.6以下である
請求項1に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記エジェクタは、
前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部を有し、
前記拡散部の最下流部の直径に対する前記平行部の長さは14以下である
請求項1又は2に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記エジェクタは、
前記第1蒸発器にてガス化された冷媒を前記第1冷媒として前記第1流入口から流入させる
請求項1から3のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。 - 圧縮機と、
前記圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、
前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、
前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、
前記第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を、前記第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒によって吸引して前記圧縮機に向けて流出させるエジェクタと、
を備え、
前記エジェクタは、
前記第1冷媒を流入させる第1流入口と、
前記第2冷媒を流入させる第2流入口と、
前記第1流入口から流入した前記第1冷媒と前記第2流入口から流入した前記第2冷媒とを合流させる合流部と、
前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部と、
前記第1流入口から流入した前記第1冷媒の流路を絞る絞り部と、
前記合流部の上流において前記絞り部を通過した前記第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部と、
を有し、
前記拡散部の出口面積に対する前記平行部の流路面積は2.5以上5.6以下である
冷凍サイクル装置。 - 前記エジェクタは、
前記拡散部の最下流部の直径に対する前記平行部の長さは14以下である
請求項5に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記エジェクタは、
前記第1蒸発器にてガス化された冷媒を前記第1冷媒として前記第1流入口から流入させる
請求項5又は6に記載の冷凍サイクル装置。 - 圧縮機と、
前記圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、
前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、
前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、
前記第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を、前記第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒によって吸引して前記圧縮機に向けて流出させるエジェクタと、
を備え、
前記エジェクタは、
前記第1冷媒を流入させる第1流入口と、
前記第2冷媒を流入させる第2流入口と、
前記第1流入口から流入した前記第1冷媒と前記第2流入口から流入した前記第2冷媒とを合流させる合流部と、
前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部と、
前記第1流入口から流入した前記第1冷媒の流路を絞る絞り部と、
前記合流部の上流において前記絞り部を通過した前記第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部と、
を有し、
前記拡散部の最下流部の直径に対する前記平行部の長さは14以下である
冷凍サイクル装置。 - 前記エジェクタは、
前記第1蒸発器にてガス化された冷媒を前記第1冷媒として前記第1流入口から流入させる
請求項8に記載の冷凍サイクル装置。 - 圧縮機と、
前記圧縮機にて圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、
前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、
前記凝縮器にて凝縮された冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、
前記第2蒸発器にて蒸発させられた第2冷媒を、前記第1蒸発器にて蒸発させられた第1冷媒によって吸引して前記圧縮機に向けて流出させるエジェクタと、
を備え、
前記エジェクタは、
前記第1冷媒を流入させる第1流入口と、
前記第2冷媒を流入させる第2流入口と、
前記第1流入口から流入した前記第1冷媒と前記第2流入口から流入した前記第2冷媒とを合流させる合流部と、
前記合流部の下流において合流した前記第1冷媒と前記第2冷媒とを通過させる円柱状の流路を有する平行部と、
前記第1流入口から流入した前記第1冷媒の流路を絞る絞り部と、
前記合流部の上流において前記絞り部を通過した前記第1冷媒を通過させる円柱状又は円錐状の流路を有する拡散部と、
を有し、
前記拡散部の最下流部における外側端部と前記平行部の最上流部における内側端部との間の距離に対する前記拡散部の最下流部の直径は0.82以上1.17以下である
冷凍サイクル装置。
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