JP2014190581A - 直膨式冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧縮機における仕事量を低減して、装置全体のエネルギー効率を向上させることができる直膨式冷却装置を提供すること。
【解決手段】直膨式冷却装置1は、圧縮機2、凝縮器3、蒸発器5の他に、第1エジェクタ4、気液分離器51、昇圧ポンプ61、昇温手段62及び第2エジェクタ7を備えている。第1エジェクタ4は、凝縮器3から流入する冷媒C2に、蒸発器5から吸引する冷媒C1を混合する。気液分離器51は、第1エジェクタ4から流出される混合冷媒C3を気液分離する。昇圧ポンプ61は、凝縮器3によって凝縮された冷媒C2の一部を取り出して昇圧し、昇温手段62は、昇圧ポンプ61によって昇圧された冷媒C2を昇温する。第2エジェクタ7は、昇温手段62から流入する冷媒C0に、圧縮機2の中間ポート203から取り出した冷媒C1を混合し、圧縮機2から凝縮器3に繋がる冷媒配管8Aに合流させる。
【選択図】図1
【解決手段】直膨式冷却装置1は、圧縮機2、凝縮器3、蒸発器5の他に、第1エジェクタ4、気液分離器51、昇圧ポンプ61、昇温手段62及び第2エジェクタ7を備えている。第1エジェクタ4は、凝縮器3から流入する冷媒C2に、蒸発器5から吸引する冷媒C1を混合する。気液分離器51は、第1エジェクタ4から流出される混合冷媒C3を気液分離する。昇圧ポンプ61は、凝縮器3によって凝縮された冷媒C2の一部を取り出して昇圧し、昇温手段62は、昇圧ポンプ61によって昇圧された冷媒C2を昇温する。第2エジェクタ7は、昇温手段62から流入する冷媒C0に、圧縮機2の中間ポート203から取り出した冷媒C1を混合し、圧縮機2から凝縮器3に繋がる冷媒配管8Aに合流させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷媒を膨張させる際に熱を奪う直膨式冷却装置に関する。
種々の建物においては、冷媒を圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器に循環させて、蒸発器において蒸発潜熱を利用して室内を冷却する直膨式のヒートポンプが多用されている。
例えば、特許文献1の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置においては、冷房運転をする際に、凝縮器から膨張弁へ送られる冷媒を分流してエジェクタの駆動流とし、蒸発器からの戻り冷媒をエジェクタの吸引流としている。そして、エジェクタにおいて合流する駆動流と吸引流との混合流を気液分離装置に導入し、気液分離装置において分離された気相冷媒をコンプレッサに導入するとともに、気液分離装置において分離された液相冷媒を蒸発器に導入している。これにより、エジェクタによるヒートポンプのサイクル効率の向上を図っている。
例えば、特許文献1の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置においては、冷房運転をする際に、凝縮器から膨張弁へ送られる冷媒を分流してエジェクタの駆動流とし、蒸発器からの戻り冷媒をエジェクタの吸引流としている。そして、エジェクタにおいて合流する駆動流と吸引流との混合流を気液分離装置に導入し、気液分離装置において分離された気相冷媒をコンプレッサに導入するとともに、気液分離装置において分離された液相冷媒を蒸発器に導入している。これにより、エジェクタによるヒートポンプのサイクル効率の向上を図っている。
しかしながら、上記特許文献1の内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置においては、コンプレッサによって圧縮された後の冷媒の一部を、エジェクタ及び気液分離装置を経由して再びコンプレッサに導入している。そのため、コンプレッサにおいて重複して冷媒が圧縮されることになり、冷媒の循環サイクルにおいて無駄な仕事が発生する。
また、エジェクタへの駆動流は、凝縮器から直接導入されるため、この駆動流の増速幅が小さい。
また、エジェクタへの駆動流は、凝縮器から直接導入されるため、この駆動流の増速幅が小さい。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、圧縮機における仕事量を低減して、装置全体のエネルギー効率を向上させることができる直膨式冷却装置を提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、冷媒を圧縮する圧縮機と、
該圧縮機によって圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、
該凝縮器によって凝縮された冷媒が駆動流として流入する際に、吸引流を吸引して、該吸引によって生じる混合冷媒を流出させる第1エジェクタと、
該第1エジェクタから流出される混合冷媒を気液分離する気液分離器と、
該気液分離器によって分離された液相冷媒を蒸発させる蒸発器と、
上記凝縮器によって凝縮された冷媒の一部を取り出して昇圧する昇圧ポンプと、
該昇圧ポンプによって昇圧された冷媒を昇温する昇温手段と、
該昇温手段によって昇温された冷媒が駆動流として流入する際に、上記圧縮機の入口から出口までの間に設けられた中間ポートから冷媒の一部を取り出して吸引流として吸引し、該吸引によって生じる混合冷媒を、上記圧縮機から上記凝縮器に繋がる経路に合流させる第2エジェクタと、を備え、
上記圧縮機は、上記気液分離器によって分離された気相冷媒を圧縮し、上記第1エジェクタは、上記蒸発器によって蒸発された冷媒を上記吸引流として吸引するよう構成されていることを特徴とする直膨式冷却装置にある(請求項1)。
該圧縮機によって圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、
該凝縮器によって凝縮された冷媒が駆動流として流入する際に、吸引流を吸引して、該吸引によって生じる混合冷媒を流出させる第1エジェクタと、
該第1エジェクタから流出される混合冷媒を気液分離する気液分離器と、
該気液分離器によって分離された液相冷媒を蒸発させる蒸発器と、
上記凝縮器によって凝縮された冷媒の一部を取り出して昇圧する昇圧ポンプと、
該昇圧ポンプによって昇圧された冷媒を昇温する昇温手段と、
該昇温手段によって昇温された冷媒が駆動流として流入する際に、上記圧縮機の入口から出口までの間に設けられた中間ポートから冷媒の一部を取り出して吸引流として吸引し、該吸引によって生じる混合冷媒を、上記圧縮機から上記凝縮器に繋がる経路に合流させる第2エジェクタと、を備え、
上記圧縮機は、上記気液分離器によって分離された気相冷媒を圧縮し、上記第1エジェクタは、上記蒸発器によって蒸発された冷媒を上記吸引流として吸引するよう構成されていることを特徴とする直膨式冷却装置にある(請求項1)。
上記直膨式冷却装置においては、圧縮機によって圧縮される途中の冷媒の一部を、圧縮機の中間ポートから取り出して第2エジェクタの吸引流とし、この吸引流と駆動流とによって生じる混合冷媒を、圧縮機から凝縮器に繋がる経路に合流させている。そのため、第2エジェクタから流出される混合冷媒が再び圧縮機を通過することがなく、冷媒の循環サイクルにおいて無駄な仕事が発生しない。そして、圧縮機においては、中間ポートよりも下流側の仕事量が低減され、圧縮機におけるエネルギー効率を向上させることができる。
また、昇圧ポンプは、凝縮器によって凝縮された冷媒の一部を取り出して、圧縮機の圧縮圧力よりも高い適切な圧力に昇圧している。そして、この昇圧された冷媒を昇温手段によって昇温して、第2エジェクタの駆動流としている。そのため、高圧の冷媒を第2エジェクタの駆動流とすることができ、第2エジェクタの駆動流の流速を大幅に高めることができる。また、昇圧ポンプによる仕事は、凝縮器によって凝縮された液体状態の冷媒を昇圧する仕事となる。そのため、気体状態の冷媒を昇圧する場合に比べて、昇圧ポンプの仕事量を少なくすることができる。
さらに、直膨式冷却装置においては、凝縮器によって凝縮された冷媒が駆動流として第1エジェクタに直接流入し、第1エジェクタから流出する混合冷媒が気液分離器において気液分離される。そして、気液分離器における液相冷媒が蒸発器に供給され、蒸発器によって蒸発された冷媒が第1エジェクタに吸引される。これにより、直膨式冷却装置においては、膨張弁を用いる代わりに第1エジェクタ及び気液分離器を用いて、冷却(冷房運転)を行うことができる。そのため、気体状態の冷媒が蒸発器に供給される割合を減らすことができ、膨張弁によって冷媒を膨張させる際の膨張損失(エネルギー損失)をなくすことができる。
また、圧縮機は、第1エジェクタから流出され、気液分離器において分離された気相冷媒を圧縮に用いることができる。そのため、第1エジェクタによって、圧縮機の吸入圧力を高めることができ、圧縮機の仕事量がさらに低減され、圧縮機におけるエネルギー効率をさらに向上させることができる。
それ故、上記直膨式冷却装置によれば、圧縮機における仕事量を低減して、装置全体のエネルギー効率を向上させることができる。
それ故、上記直膨式冷却装置によれば、圧縮機における仕事量を低減して、装置全体のエネルギー効率を向上させることができる。
上述した直膨式冷却装置における好ましい実施の形態につき説明する。
上記直膨式冷却装置において、上記昇圧ポンプとしては、液体状態の冷媒を昇圧(加圧)する種々のポンプを用いることができる。また、上記昇圧手段は、昇圧ポンプによって昇圧された冷媒の圧力をほとんど維持しつつ、この冷媒を昇温する種々の機器とすることができる。
上記直膨式冷却装置において、上記昇圧ポンプとしては、液体状態の冷媒を昇圧(加圧)する種々のポンプを用いることができる。また、上記昇圧手段は、昇圧ポンプによって昇圧された冷媒の圧力をほとんど維持しつつ、この冷媒を昇温する種々の機器とすることができる。
上記直膨式冷却装置においては、上記気液分離器から上記蒸発器に繋がる経路には、該気液分離器から該蒸発器に流れる液体冷媒の流量を調整する流量調整弁が設けられていてもよい(請求項2)。
この場合には、気液分離器の液相から蒸発器に流れる液相冷媒の流量を調整して、蒸発器における冷媒の蒸発量を適切に調整することができる。
この場合には、気液分離器の液相から蒸発器に流れる液相冷媒の流量を調整して、蒸発器における冷媒の蒸発量を適切に調整することができる。
また、上記圧縮機は、エンジンに駆動されて作動するよう構成されており、上記昇温手段は、上記エンジンの排熱を用いて冷媒を昇温するエンジン排熱回収器であってもよい(請求項3)。
この場合には、エンジンによって圧縮機を作動させる際に、エンジン排熱回収器によってエンジンの排熱を回収することができ、直膨式冷却装置の全体のエネルギー効率をより向上させることができる。
なお、エンジンの排熱は、エンジンから排気される排気ガス、エンジンによって加温された冷却水等の熱エネルギーとすることができる。
この場合には、エンジンによって圧縮機を作動させる際に、エンジン排熱回収器によってエンジンの排熱を回収することができ、直膨式冷却装置の全体のエネルギー効率をより向上させることができる。
なお、エンジンの排熱は、エンジンから排気される排気ガス、エンジンによって加温された冷却水等の熱エネルギーとすることができる。
以下に、直膨式冷却装置にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
本例の直膨式冷却装置1は、図1に示すごとく、圧縮機2、凝縮器3、第1エジェクタ4、気液分離器51、蒸発器5、昇圧ポンプ61、昇温手段62及び第2エジェクタ7を備えている。
圧縮機2は、気液分離器51によって分離された気相冷媒C1を圧縮するよう構成されている。凝縮器3は、圧縮機2によって圧縮された冷媒C1を凝縮するよう構成されている。第1エジェクタ4は、凝縮器3によって凝縮された冷媒C2が駆動流として流入する際に、蒸発器5によって蒸発された冷媒C1を吸引流として、この吸引流と駆動流との混合によって生じる混合冷媒C3を流出させるよう構成されている。
本例の直膨式冷却装置1は、図1に示すごとく、圧縮機2、凝縮器3、第1エジェクタ4、気液分離器51、蒸発器5、昇圧ポンプ61、昇温手段62及び第2エジェクタ7を備えている。
圧縮機2は、気液分離器51によって分離された気相冷媒C1を圧縮するよう構成されている。凝縮器3は、圧縮機2によって圧縮された冷媒C1を凝縮するよう構成されている。第1エジェクタ4は、凝縮器3によって凝縮された冷媒C2が駆動流として流入する際に、蒸発器5によって蒸発された冷媒C1を吸引流として、この吸引流と駆動流との混合によって生じる混合冷媒C3を流出させるよう構成されている。
気液分離器51は、第1エジェクタ4から流出される混合冷媒C3を気液分離するよう構成されている。蒸発器5は、気液分離器51によって分離された液相冷媒C2を蒸発させるよう構成されている。昇圧ポンプ61は、凝縮器3によって凝縮された冷媒C2の一部を取り出して昇圧するよう構成されている。昇温手段62は、昇圧ポンプ61によって昇圧された冷媒C2を昇温するよう構成されている。第2エジェクタ7は、昇温手段62によって昇温された冷媒C0が駆動流として流入する際に、圧縮機2の入口201から出口202までの間に設けられた中間ポート203から冷媒C1の一部を取り出し、これを吸引流として吸引し、この吸引流と駆動流との混合によって生じる混合冷媒C4を、圧縮機2から凝縮器3に繋がる経路としての冷媒配管8Aに合流させるよう構成されている。
なお、本例においては、気体状態の冷媒をC1で示し、液体状態の冷媒をC2で示し、気液混合状態の冷媒をC0で示す。
なお、本例においては、気体状態の冷媒をC1で示し、液体状態の冷媒をC2で示し、気液混合状態の冷媒をC0で示す。
以下に、本例の直膨式冷却装置1につき、図1〜図4を参照して詳説する。
図1に示すごとく、本例の直膨式冷却装置1は、ガスを燃料として稼動するガスエンジン11によって圧縮機2を作動させるよう構成されたガスヒートポンプ(GHP)による冷房空調装置を構成する。
図2に示すごとく、圧縮機2は、渦巻き状の気体通路211を形成する静翼21と、渦巻き状に形成された動翼22とを有し、動翼22を静翼21の気体通路211内に配置して構成されたスクロール式コンプレッサである。静翼21の気体通路211の外周部に気体(冷媒C1)の入口201が形成されており、静翼21の渦巻き状の気体通路211の中心部に気体の出口202が形成されている。そして、スクロール式コンプレッサは、静翼21の気体通路211に対して動翼22が動く際に、入口201に流入する気体を出口202へと圧縮しながら導くよう構成されている。また、静翼21の気体通路211において、入口201が形成された外周部と出口202が形成された中心部との中間位置には、外部への開口を可能にし、気体を外部へ取り出すことができる中間ポート203が形成されている。
図1に示すごとく、本例の直膨式冷却装置1は、ガスを燃料として稼動するガスエンジン11によって圧縮機2を作動させるよう構成されたガスヒートポンプ(GHP)による冷房空調装置を構成する。
図2に示すごとく、圧縮機2は、渦巻き状の気体通路211を形成する静翼21と、渦巻き状に形成された動翼22とを有し、動翼22を静翼21の気体通路211内に配置して構成されたスクロール式コンプレッサである。静翼21の気体通路211の外周部に気体(冷媒C1)の入口201が形成されており、静翼21の渦巻き状の気体通路211の中心部に気体の出口202が形成されている。そして、スクロール式コンプレッサは、静翼21の気体通路211に対して動翼22が動く際に、入口201に流入する気体を出口202へと圧縮しながら導くよう構成されている。また、静翼21の気体通路211において、入口201が形成された外周部と出口202が形成された中心部との中間位置には、外部への開口を可能にし、気体を外部へ取り出すことができる中間ポート203が形成されている。
図3に示すごとく、第1エジェクタ4及び第2エジェクタ7は、駆動流を流入させる入口401(701)側の通路に設けられたノズル41(71)と、吸引流を流入させる吸引入口402(702)側の通路に設けられた拡散混合部42(72)と、拡散混合部42(72)によって混合される混合流(混合冷媒)C3(C4)を流出させる出口403(703)に設けられたディフューザ43(73)とを有している。各エジェクタ4,7においては、駆動流として入口401(701)に流入する冷媒C0がノズル41(71)によって噴射されるときに、拡散混合部42(72)の圧力が低下し、この圧力低下によって吸引入口402(702)から吸引流として冷媒C1が吸引される。そして、入口401(701)から流入した気体と吸引入口402(702)から流入した気体とが拡散混合部42(72)において混合され、ディフューザ43(73)を通って出口403(703)へ流出される。
図1に示すごとく、気液分離器51は、冷媒C0を気体と液体に分離して貯留するものであり、上層部に気相511を形成し、下層部に液相512を形成する。そして、気液分離器51は、気相511を構成する気相冷媒C1を圧縮機2の入口201に、液相512を構成する液相冷媒C2を蒸発器5(後述する流量調整弁52)に送るように構成されている。
凝縮器3は、圧縮機2から流入する気体状態の冷媒C1を液体状態に凝縮させる熱交換器によって構成されている。蒸発器5は、気液分離器51の液相512から送られる液相冷媒C2を気体状態に蒸発させる熱交換器によって形成されている。
凝縮器3は、圧縮機2から流入する気体状態の冷媒C1を液体状態に凝縮させる熱交換器によって構成されている。蒸発器5は、気液分離器51の液相512から送られる液相冷媒C2を気体状態に蒸発させる熱交換器によって形成されている。
気液分離器51から蒸発器5に繋がる冷媒配管8Fには、気液分離器51の液相512から蒸発器5に流れる液体冷媒C2の流量を調整する流量調整弁52が設けられている。流量調整弁52によって、気液分離器51の液相512から蒸発器5に流れる液相冷媒C2の流量を調整して、蒸発器5における冷媒C1の蒸発量を適切に調整することができる。
圧縮機2、凝縮器3、第1エジェクタ4、蒸発器5、気液分離器51、昇圧ポンプ61、昇温手段62及び第2エジェクタ7は室外機として設置され、蒸発器5及び流量調整弁52は室内機として設置されている。そして、直膨式冷却装置1は、蒸発器5における蒸発潜熱によって冷房運転を行い、室内を冷却するよう構成されている。
圧縮機2、凝縮器3、第1エジェクタ4、蒸発器5、気液分離器51、昇圧ポンプ61、昇温手段62及び第2エジェクタ7は室外機として設置され、蒸発器5及び流量調整弁52は室内機として設置されている。そして、直膨式冷却装置1は、蒸発器5における蒸発潜熱によって冷房運転を行い、室内を冷却するよう構成されている。
昇圧ポンプ61は、液体状態の冷媒C2を高圧に昇圧する液ポンプによって構成されている。昇圧ポンプ61は、凝縮器3の出口から取り出す冷媒C2を、圧縮機2によって圧縮される冷媒C1の出口圧力よりも高い圧力に昇圧するよう構成されている。
昇温手段62は、ガスエンジン11から排気される排気ガスを用いて冷媒C2を昇温するエンジン排熱回収器である。このエンジン排熱回収器によって、ガスエンジン11から排気される排気ガスの排熱を回収することができる。なお、昇温手段62によって昇温される冷媒C2は、完全に蒸発していることがあれば、ミスト状態になっていることもある。
昇温手段62は、ガスエンジン11から排気される排気ガスを用いて冷媒C2を昇温するエンジン排熱回収器である。このエンジン排熱回収器によって、ガスエンジン11から排気される排気ガスの排熱を回収することができる。なお、昇温手段62によって昇温される冷媒C2は、完全に蒸発していることがあれば、ミスト状態になっていることもある。
図1に示すごとく、圧縮機2と凝縮器3との間、凝縮器3と第1エジェクタ4の入口401との間、第1エジェクタ4の出口403と気液分離器51との間、気液分離器51と圧縮機2との間は、それぞれ冷媒配管8A,8B,8C,8Dによって繋がれている。また、第1エジェクタ4の吸引入口402と蒸発器5との間、気液分離器51と蒸発器5との間は、それぞれ冷媒配管8E,8Fによって繋がれている。直膨式冷却装置1においては、冷媒C1,C2,C3が循環する循環経路が形成されている。
また、凝縮器3の出口側の冷媒配管8Bにおいては、第1エジェクタ4の入口401に繋がる冷媒配管8Bから昇圧ポンプ61に繋がる冷媒配管8Gが分岐している。昇圧ポンプ61と昇温手段62との間、昇温手段62と第2エジェクタ7の入口701との間は、それぞれ冷媒配管8H,8Iによって繋がれており、第2エジェクタ7の出口703から引き出された冷媒配管8Jは、圧縮機2と凝縮器3との間の冷媒配管8Aに合流している。また、第2エジェクタ7の吸引入口702と圧縮機2の中間ポート203とは、冷媒配管8Kによって繋がれている。
また、本例においては、第2エジェクタ7の吸引入口702と圧縮機2の中間ポート203とを繋ぐ冷媒配管8Kには、中間ポート203から第2エジェクタ7の吸引入口702に流れる冷媒C1の流量を調整する流量調整弁81が設けられている。また、凝縮器3から昇圧ポンプ61に繋がる冷媒配管8Gには、凝縮器3から昇圧ポンプ61に流れる冷媒C2の流量を調整する流量調整弁82が設けられている。これらの流量調整弁81,82により、第2エジェクタ7において、昇温手段62から送られる駆動流としての冷媒C0と、圧縮機2の中間ポート203から送られる吸引流としての冷媒C1との混合割合を適切に調整することができる。
次に、本例の直膨式冷却装置1の動作を、図4のp−h線図(圧力と比エンタルピーとの関係を表す線図)を参照して説明する。
図4は、横軸に比エンタルピーh(冷媒の単位質量当たりの全熱量として表される。)をとり、縦軸に圧力pをとって、直膨式冷却装置1における冷凍サイクル(冷媒の循環サイクル)を示す。図中の曲線は、右側部分が飽和蒸気線L1、左側部分が飽和液線L2を示し、これらの中間位置は臨界点Kを示す。そして、飽和蒸気線L1よりも右側が気体状態を示し、飽和液線L2よりも左側が液体状態を示し、飽和蒸気線L1及び飽和液線L2に囲まれた内側部分が気液混合状態を示す。
同図においては、本例の第1エジェクタ4、気液分離器51、昇圧ポンプ61、昇温手段62及び第2エジェクタ7を利用した直膨式冷却装置1についてp−h線図を示すとともに、第1エジェクタ4、気液分離器51、昇圧ポンプ61、昇温手段62及び第2エジェクタ7を利用していない従来の直膨式冷却装置についてもp−h線図を示す。
図4は、横軸に比エンタルピーh(冷媒の単位質量当たりの全熱量として表される。)をとり、縦軸に圧力pをとって、直膨式冷却装置1における冷凍サイクル(冷媒の循環サイクル)を示す。図中の曲線は、右側部分が飽和蒸気線L1、左側部分が飽和液線L2を示し、これらの中間位置は臨界点Kを示す。そして、飽和蒸気線L1よりも右側が気体状態を示し、飽和液線L2よりも左側が液体状態を示し、飽和蒸気線L1及び飽和液線L2に囲まれた内側部分が気液混合状態を示す。
同図においては、本例の第1エジェクタ4、気液分離器51、昇圧ポンプ61、昇温手段62及び第2エジェクタ7を利用した直膨式冷却装置1についてp−h線図を示すとともに、第1エジェクタ4、気液分離器51、昇圧ポンプ61、昇温手段62及び第2エジェクタ7を利用していない従来の直膨式冷却装置についてもp−h線図を示す。
従来の直膨式冷却装置においては、圧縮機92において、気体状態の冷媒C1が圧縮される際には、比エンタルピーhが等エントロピー曲線に沿って上昇しながら圧力pが増加する(図中a’点〜b点)。次いで、凝縮器93において、気体状態の冷媒C1は、比エンタルピーhを減少させながら、圧力pが一定のまま液体状態まで変化される(図中b点〜c点)。次いで、膨張弁94において、液体状態の冷媒C2は、比エンタルピーhが一定のまま圧力pが減少し、気液混合状態になる(図中c点〜d’点)。そして、蒸発器95において、気液混合状態の冷媒C0は、比エンタルピーhを増加させながら、圧力pが一定のまま気体状態に変化され、圧縮機92に供給される(図中d’点〜a’点)。こうして、冷媒C0,C1,C2が循環する冷凍サイクルが形成される。
このような従来の直膨式冷却装置における状態変化に対し、本例の直膨式冷却装置1における状態変化は次のようになる。
圧縮機2において、気体状態の冷媒C1が圧縮される際には、比エンタルピーhが等エントロピー曲線に沿って上昇しながら圧力pが増加する(図中a点〜b点)。また、圧縮機2において、気体状態の冷媒C1が圧縮される際には、中間ポート203がある中間位置に対応した中間圧力まで増加した冷媒C1が第2エジェクタ7の吸引流として取り出される(図中b’点)。次いで、凝縮器3において、気体状態の冷媒C1は、比エンタルピーhを減少させながら、圧力pが一定のまま液体状態まで変化される(図中b点〜c点)。
圧縮機2において、気体状態の冷媒C1が圧縮される際には、比エンタルピーhが等エントロピー曲線に沿って上昇しながら圧力pが増加する(図中a点〜b点)。また、圧縮機2において、気体状態の冷媒C1が圧縮される際には、中間ポート203がある中間位置に対応した中間圧力まで増加した冷媒C1が第2エジェクタ7の吸引流として取り出される(図中b’点)。次いで、凝縮器3において、気体状態の冷媒C1は、比エンタルピーhを減少させながら、圧力pが一定のまま液体状態まで変化される(図中b点〜c点)。
次いで、凝縮器3の出口からは、凝縮器3から第1エジェクタ4に送られる冷媒C2と、凝縮器3から昇圧ポンプ61に送られる冷媒C2とに分岐される。凝縮器3から第1エジェクタ4に送られる冷媒C2は、第1エジェクタ4に駆動流として流入し、ノズル41から噴射される際に、等エントロピー変化によって圧力pが減少する(図中c点〜d点)。そして、第1エジェクタ4に駆動流として流入する冷媒C2は、拡散混合部42において、蒸発器5から吸引する蒸発後の冷媒C1と混合され(図中d点〜e点、h点〜e点)、この混合冷媒C3が、ディフューザ43から流出される際に、圧力pを増加させて気液分離器51へ流入する(図中e点〜f点)。
次いで、気液分離器51に流入する混合冷媒C3は、圧力pが一定のまま気相冷媒C1と液相冷媒C2に分離され、気相冷媒C1は、圧縮機2に吸引され(図中f点〜a点)、液相冷媒C2は、流量調整弁52を経由して蒸発器5に供給される(図中f点〜g点)。次いで、気液分離器51から蒸発器5に送られる液相冷媒C2は、蒸発器5において、比エンタルピーhを増加させながら気体状態に変化され(図中g点〜h点)、その後、第1エジェクタ4に吸引流として吸引される(図中h点〜e点)。
一方、凝縮器3から昇圧ポンプ61に送られる液体状態の冷媒C2は、昇圧ポンプ61によって昇圧されて、液体状態が維持され、かつ比エンタルピーhが一定のまま圧力pが増加する(図中c点〜i点)。次いで、この液体状態の冷媒C2は、昇圧ポンプ61から送られる昇温手段62において、比エンタルピーhを増加させながら、圧力pが一定のまま気液混合状態まで変化される(図中i点〜j点)。次いで、この気液混合状態の冷媒C0は、第2エジェクタ7に駆動流として流入し、ノズル71から噴射される際に、等エントロピー曲線に沿って、気液混合状態のまま圧力pが減少する(図中j点〜k点)。
次いで、この気液混合状態の冷媒C0は、拡散混合部72において、圧縮機2の中間ポート203から吸引する気体状態の冷媒C1と混合される(図中k点〜m点、b’点〜m点)。そして、この混合冷媒C4は、ディフューザ73から流出される際に圧力pを増加させ(図中m点〜n点)、圧縮機2の出口202から流出する冷媒C1と混合される(図中n点)。
本例の直膨式冷却装置1においては、圧縮機2によって圧縮される途中の冷媒C1の一部を、圧縮機2の中間ポート203から取り出して第2エジェクタ7の吸引流とし、この吸引流と駆動流とによって生じる混合冷媒C4を、圧縮機2から凝縮器3に繋がる冷媒配管8Aに合流させている。そのため、第2エジェクタ7から流出される混合冷媒C4が再び圧縮機2を通過することがなく、冷媒C0,C1,C2,C3,C4の循環サイクルにおいて無駄な仕事が発生しない。そして、圧縮機2においては、中間ポート203よりも下流側の仕事量が低減され、圧縮機2におけるエネルギー効率を向上させることができる。
また、昇圧ポンプ61は、凝縮器3によって凝縮された冷媒C2の一部を取り出して、圧縮機2の圧縮圧力よりも高い適切な圧力に昇圧している。そして、この昇圧された冷媒C2を昇温手段62によって昇温して、第2エジェクタ7の駆動流としている。そのため、高圧の冷媒C0を第2エジェクタ7の駆動流とすることができ、第2エジェクタ7の駆動流の流速を大幅に高めることができる。また、昇圧ポンプ61による仕事は、凝縮器3によって凝縮された液体状態の冷媒C2を昇圧する仕事となる。そのため、気体状態の冷媒C1を昇圧する場合に比べて、昇圧ポンプ61の仕事量を少なくすることができる。
さらに、直膨式冷却装置1においては、凝縮器3によって凝縮された冷媒C2が駆動流として第1エジェクタ4に直接流入し、第1エジェクタ4から流出する混合冷媒C3が気液分離器51において気液分離される。そして、気液分離器51における液相冷媒C2が蒸発器5に供給され、蒸発器5によって蒸発された冷媒C1が第1エジェクタ4に吸引される。これにより、直膨式冷却装置1においては、膨張弁を用いる代わりに第1エジェクタ4及び気液分離器51を用いて、冷房運転を行うことができる。そのため、気体状態の冷媒C1が蒸発器5に供給される割合を減らすことができ、膨張弁によって冷媒C2を膨張させる際の膨張損失(エネルギー損失)をなくすことができる。
また、図4において、比エンタルピーhがd’点からg点に減少することにより、直膨式冷却装置1の冷却能力の増加となる。
また、図4において、比エンタルピーhがd’点からg点に減少することにより、直膨式冷却装置1の冷却能力の増加となる。
また、圧縮機2は、第1エジェクタ4から流出され、気液分離器51において分離された気相冷媒C1を圧縮に用いることができる。そのため、第1エジェクタ4によって、圧縮機2の吸入圧力を高めることができ、圧縮機2の仕事量がさらに低減され、圧縮機2におけるエネルギー効率をさらに向上させることができる。
それ故、本例の直膨式冷却装置1によれば、圧縮機2における仕事量を低減して、装置全体のエネルギー効率を向上させることができる。
それ故、本例の直膨式冷却装置1によれば、圧縮機2における仕事量を低減して、装置全体のエネルギー効率を向上させることができる。
1 直膨式冷却装置
11 ガスエンジン
2 圧縮機
3 凝縮器
31 気液分離器
4 第1エジェクタ
5 蒸発器
51 気液分離器
52 流量調整弁
61 昇圧ポンプ
62 昇温手段
7 第2エジェクタ
11 ガスエンジン
2 圧縮機
3 凝縮器
31 気液分離器
4 第1エジェクタ
5 蒸発器
51 気液分離器
52 流量調整弁
61 昇圧ポンプ
62 昇温手段
7 第2エジェクタ
Claims (3)
- 冷媒を圧縮する圧縮機と、
該圧縮機によって圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、
該凝縮器によって凝縮された冷媒が駆動流として流入する際に、吸引流を吸引して、該吸引によって生じる混合冷媒を流出させる第1エジェクタと、
該第1エジェクタから流出される混合冷媒を気液分離する気液分離器と、
該気液分離器によって分離された液相冷媒を蒸発させる蒸発器と、
上記凝縮器によって凝縮された冷媒の一部を取り出して昇圧する昇圧ポンプと、
該昇圧ポンプによって昇圧された冷媒を昇温する昇温手段と、
該昇温手段によって昇温された冷媒が駆動流として流入する際に、上記圧縮機の入口から出口までの間に設けられた中間ポートから、冷媒の一部を取り出して吸引流として吸引し、該吸引によって生じる混合冷媒を、上記圧縮機から上記凝縮器に繋がる経路に合流させる第2エジェクタと、を備え、
上記圧縮機は、上記気液分離器によって分離された気相冷媒を圧縮し、上記第1エジェクタは、上記蒸発器によって蒸発された冷媒を上記吸引流として吸引するよう構成されていることを特徴とする直膨式冷却装置。 - 請求項1に記載の直膨式冷却装置において、上記気液分離器から上記蒸発器に繋がる経路には、該気液分離器から該蒸発器に流れる液相冷媒の流量を調整する流量調整弁が設けられていることを特徴とする直膨式冷却装置。
- 請求項1又は2に記載の直膨式冷却装置において、上記圧縮機は、エンジンに駆動されて作動するよう構成されており、
上記昇温手段は、上記エンジンの排熱を用いて冷媒を昇温するエンジン排熱回収器であることを特徴とする直膨式冷却装置。
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|---|---|---|---|
| JP2013065004A JP2014190581A (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 直膨式冷却装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2013
- 2013-03-26 JP JP2013065004A patent/JP2014190581A/ja active Pending
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