JP2019012323A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】物体と自車両との間で勾配差が生じる場合であっても、適正にフュージョンを実施する。【解決手段】ECU10は、自車両50の周囲に存在する物体を検出する物体検出センサとしてレーダ装置21及び撮像装置22を備える車両に適用される。ECU10は、レーダ装置21の検出結果に基づいて、自車両50を基準とする距離及び方位で特定される物体の第1位置を取得する第1取得部と、撮像装置22の検出結果に基づいて、自車両50を基準とする距離及び方位で特定される物体の第2位置を取得する第2取得部と、物体と自車両50との道路勾配の差である勾配差を算出する勾配算出部と、勾配差に基づいて、第2位置の物体までの距離を補正する補正部と、第1位置と補正部により補正された第2位置とに基づいて、レーダ装置21で検出された物体と撮像装置22で検出された物体とが同一物体であるか否かを判定する同一判定部と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、レーダ装置及び撮像装置を備える車両に適用される車両制御装置に関するものである。
レーダ装置の検出結果に基づくレーダ位置と、撮像装置の検出結果に基づく画像位置とを照合し、これらが同一の物体によるものであると判定した場合にレーダ位置と画像位置とをフュージョン(融合)して新たな物体位置(フュージョン位置)を生成する技術が知られている。
例えば、特許文献1の物標検出装置では、レーダ位置と画像位置とが所定の近接関係にある場合に、レーダ位置と画像位置が同一の物体によるものと判定される。なお、レーダ位置及び画像位置はともに、自車両を原点とした場合に自車両の車幅方向をX軸とし自車両の進行方向をY軸とする相対座標上の位置として取得される。この場合、レーダ位置及び画像位置はそれぞれ、自車両から物体までの距離と自車両を基準とする物体の方位とに基づいて特定される。
特開2014−122873号公報
ところで、画像位置における自車両から物体までの距離は、撮像画像での物体の上下位置に基づいて算出される。しかしながら、撮像画像からでは道路勾配(傾斜)を考慮することができない。そのため、物体と自車両との間で相対的な勾配差が生じる場合には、画像位置における自車両から物体までの距離に誤差が生じることがある。その結果、画像位置とレーダ位置との間にずれが生じ、適切な同一判定が実施できないおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、物体と自車両との間で勾配差が生じる場合であっても、適正にフュージョンを実施することができる車両制御装置を提供することにある。
第1の手段は、
自車両(50)の周囲に存在する物体を検出する物体検出センサとしてレーダ装置(21)及び撮像装置(22)を備える車両に適用され、
前記レーダ装置の検出結果に基づいて、前記自車両を基準とする距離及び方位で特定される前記物体の第1位置を取得する第1取得部と、
前記撮像装置の検出結果に基づいて、前記自車両を基準とする距離及び方位で特定される前記物体の第2位置を取得する第2取得部と、
前記物体と前記自車両との道路勾配の差である勾配差を算出する勾配算出部と、
前記勾配差に基づいて、前記第2位置の前記物体までの距離を補正する補正部と、
前記第1位置と前記補正部により補正された前記第2位置とに基づいて、前記レーダ装置で検出された物体と前記撮像装置で検出された物体とが同一物体であるか否かを判定する同一判定部と、
を備えることを特徴とする。
レーダ装置で検出された物体と、撮像装置で検出された物体とが同一物体であるか否かの判定(同一判定)は、各装置の検出結果に基づいて取得されるレーダ位置と画像位置とを用いて行われる。しかしながら、撮像装置による物体検出では道路勾配が加味されていないため、例えば物体と自車両との間で勾配差が生じる場合は、画像位置における物体までの距離に誤差が生じることがある。その結果、適切な同一判定が実施できないおそれがある。
この点、上記構成では、物体と自車両との道路勾配の差である勾配差を算出し、算出された勾配差に基づいて第2位置(画像位置)における物体までの距離を補正する。そして、第1位置(レーダ位置)と補正された第2位置に基づいて、同一判定を実施するようにした。この場合、勾配差に基づいて第2位置における物体までの距離を補正することで、道路勾配を加味した上で第2位置を取得することができる。そして、第1位置と補正された第2位置を用いることで、適切な同一判定を実施することができる。これにより、勾配差が生じる場合であっても、フュージョン物標を適正に生成することができる。
車両制御装置の概略構成を示すブロック図。 レーダ位置及び画像位置を説明するための図。 上りの勾配路における撮像装置による物体検出を示す図。 画像探索領域の補正を説明するための図。 補正量と勾配差と撮像画像の上下位置との関係を示す図。 画像探索領域の補正を説明するための図。 補正量と勾配差と撮像画像の上下位置との関係を示す図。 同一判定の処理手順を示すフローチャート。
図1は、車両制御装置を適用したプリクラッシュセーフティシステム(以下、PCSS:Pre-crash safety systemと記載する。)を示している。PCSSは、車両に搭載される車両システムの一例であり、自車両の周囲に存在する物体を検出し、検出した物体と自車両とが衝突する可能性がある場合に、物体に対する自車両の衝突の回避動作、又は衝突の緩和動作を実施する。
図1に示す自車両50は、物体検出センサとしてのレーダ装置21及び撮像装置22と、ナビゲーション装置23と、ECU10と、運転支援装置30とを備えている。図1に示す実施形態において、ECU10が車両制御装置として機能する。
レーダ装置21は、ミリ波やレーザ等の指向性のある電磁波(探査波)を利用して自車前方の物体を検出するものであり、自車両50の前部においてその光軸が自車前方を向くように取り付けられている。レーダ装置21は、所定時間ごとに自車前方に向かって所定範囲で広がる領域をレーダ信号で走査するとともに、自車前方の物体の表面で反射された電磁波を受信することで物体の相対位置(検出位置)、相対速度等を物体情報として取得する。取得された物体情報は、所定周期ごとにECU10に入力される。
撮像装置22は、車載カメラであって、例えばCCDカメラ、CMOSイメージセンサ、近赤外線カメラ等を用いて構成されている。撮像装置22は、自車両50の車幅方向中央の所定高さ(例えば、フロントガラス上端付近)に取り付けられ、自車前方へ向けて所定角度範囲で広がる領域を俯瞰視点から撮像する。撮像された撮像画像は、所定周期毎にECU10に入力される。本実施形態において、撮像装置22は単眼カメラである。
ナビゲーション装置23は、自車両50が走行する道路の道路情報をECU10に提供する。例えば、ナビゲーション装置23は、地図情報を記録するメモリと、GPS(Global Positioning System)衛星から送信される測位情報により地図上での自車両50の位置を特定するための位置特定部とを備えている。そして、ナビゲーション装置23は、特定した地図上での自車位置に基づいて、この自車位置周囲の道路情報を参照する。そして、参照した道路情報をECU10に送信する。道路情報は、例えば、道路の勾配情報(傾斜角等)、交差点の有無を示す情報等である。
運転支援装置30は、ドライバに対して警報音を発する警報装置や、自車両50の車速を減速させるブレーキ装置であり、ECU10からの制御指令により物体との衝突回避動作や衝突軽減動作を行う。運転支援装置30がブレーキ装置であれば、物体に衝突する可能性が高まった場合に、自動ブレーキを作動させる。また、運転支援装置30が警報装置であれば、物体に衝突する可能性が高まった場合に、警報音を発する。
ECU10は、CPU、各種メモリ(ROM、RAM)を備える周知のマイクロコンピュータとして構成されており、メモリ内の演算プログラムや制御データを参照して、自車両50における制御を実施する。ECU10は、レーダ装置21から入力される検出結果(物体情報)、及び撮像装置22から入力される検出結果(撮像画像)に基づいて物体を認識し、認識された物体に対して、運転支援装置30を制御対象とするPCSを実施する。以下に、ECU10が実施するPCS制御について説明する。
ECU10は、物体情報に基づいて自車両50を基準とする距離及び方位で特定される物体のレーダ位置を取得する。また、撮像画像に基づいて自車両50を基準とする距離及び方位で特定される物体の画像位置を取得する。そして、レーダ位置と画像位置とに基づいて、これらの位置が同一物体によるものであるか否かの同一判定を実施する。
ここで、図2を用いて、レーダ位置と画像位置について説明する。各位置は、自車両50を原点とした場合に、自車両50の車幅方向をX軸とし、自車両50の進行方向をY軸とする相対座標上の位置として取得される。
ECU10は、まず、レーダ装置21による物体の検出位置としてレーダ検出点Prを取得する。レーダ検出点Prは、自車両50から物体までの相対距離r1と、自車両50を基準とする物体の方位θrとを含んでいる。また、撮像画像による物体の検出位置として画像検出点Piを取得する。画像検出点Piは、自車両50から物体までの相対距離r2と、自車両50を基準とする物体の方位θiとを含んでいる。相対距離r2は、撮像画像内で検出された物体の下端に基づいて算出される。
続いて、ECU10は、レーダ検出点Prに基づいてレーダ探索領域Rrを取得する。レーダ探索領域Rrは、レーダ検出点Prを基準として、距離方向及び方位方向のそれぞれについて、レーダ装置21の特性に基づき予め設定される想定誤差分の幅を持たせた領域である。例えば、レーダ探索領域Rrは、レーダ検出点Pr(r1,θr)を含み、かつ、所定の距離範囲及び所定の方位範囲で広がる領域として設定される。
また、ECU10は、画像検出点Piに基づいて画像探索領域Riを取得する。画像探索領域Riは、画像検出点Piを基準として、距離方向及び方位方向のそれぞれについて、撮像装置22の特性に基づき予め設定される想定誤差分の幅を持たせた領域である。例えば、画像探索領域Riは、画像検出点Pi(r2,θi)を含み、かつ、所定の距離範囲及び所定の方位範囲で広がる領域として設定される。なお、本実施形態では、レーダ位置としてレーダ探索領域Rrを用い、画像位置として画像探索領域Riを用いている。
そして、ECU10は、所定の判定条件に基づいて、レーダ装置21で検出された物体と撮像装置22で検出された物体とが同一物体であるか否かを判定する。ここでは、判定条件として、レーダ探索領域Rrと画像探索領域Riとで重なる領域が存在するか否かを判定する。例えば、図2では、レーダ探索領域Rrと画像探索領域Riとで重なる領域が存在するため、これらの物体は同一物体であると判定される。かかる場合には、レーダ位置と画像位置とが融合され、物体に対する新たな位置となるフュージョン位置が生成される。図2では、レーダ検出点Pr(r1,θr)の内、精度の高い相対距離r1と、画像検出点Pi(r2,θi)の内、精度の高い方位θiとが融合されて、フュージョン位置としてフュージョン検出点Pf(r1,θi)が生成される。
そして、ECU10は、同一判定を経た物体に対し自車両50が衝突する可能性があるか否かを判定する。具体的には、衝突回避制御の対象となる衝突予測領域内に各物体の横位置が属するか否かを判定する。かかる構成において、衝突予測領域内に物体の横位置が属する場合に、物体と自車両50とが衝突する可能性があると判定する。
ECU10は、物体と自車両50とが衝突する可能性があると判定された場合、当該物体に対する衝突余裕時間TTC(Time to Collision)を算出する。そして、算出されたTTCと、運転支援装置30の作動タイミングとに基づいて、運転支援装置30を作動させる。具体的には、運転支援装置30がブレーキ装置である場合、TTCがその作動タイミング以下となれば、自動ブレーキを作動させて衝突速度を低減する制御等を行う。また、運転支援装置30が警報装置である場合、TTCがその作動タイミング以下となれば、スピーカ等を作動させてドライバへ警報を行う。このようなPCS制御により、物体と自車両50との衝突の回避又は緩和を図っている。
ところで、画像検出点Piにおける自車両50から物体までの距離(図2の相対距離r2)は、撮像画像での物体の上下位置に基づいて算出される。ここで、図3には、自車両50が平坦路(傾斜角ゼロ)を走行し、物体としての先行車60が傾斜角Aの上りの勾配路を走行する状況を示している。かかる状況下では、自車両50の位置に対し先行車60の位置が上方に位置するため、撮像画像において先行車60はより上側の位置で検出される。しかしながら、撮像画像からでは道路勾配を考慮することができないため、撮像画像に基づく画像検出点Piによると先行車60の位置は位置70として検出される。そのため、画像検出点Piに基づく距離D2と実際の先行車60の位置に基づく距離D1との間で誤差(ΔD)が生じることになり、この場合は、距離D2の方が距離D1よりも大きくなる(D2>D1)。一方、図3とは異なり先行車60が下りの勾配路を走行する状況においても、画像検出点Piに基づく距離D2と実際の先行車60の位置に基づく距離D1との間で誤差(ΔD)が生じることになる。なおこの場合は、距離D2よりも距離D1の方が大きくなる(D2<D1)。そして、このように距離の誤差(ΔD)が生じると、画像検出点Piに基づいて設定される画像探索領域Riの距離方向における位置にずれが生じ、同一判定が適正に実施されないおそれがある。
そこで、本実施形態では、物体の位置と自車両50の位置との相対的な勾配差Δθを算出し、算出された勾配差Δθに基づいて画像探索領域Riの距離方向における位置を補正する。そして、レーダ探索領域Rrと補正された画像探索領域Riとに基づいて、同一判定を実施するようにした。すなわち、道路勾配を加味した画像探索領域Riを用いることで、勾配差Δθが生じる場合であっても同一判定を適正に実施できるようにしている。
ECU10は、先行車60と自車両50との道路勾配の差である勾配差Δθを算出する。この場合、ECU10は、自車両50の勾配情報を取得する。具体的には、ナビゲーション装置23により取得される自車両50の現在地とその地点における道路情報に基づいて、自車両50の傾斜角θ1を取得する。なお、自車両50がジャイロセンサや傾斜角センサを備える構成では、それらセンサの検出値に基づいて、自車両50の勾配情報を取得してもよい。
また、ECU10は、先行車60の勾配情報を取得する。先行車60の勾配情報は、先行車60の現在地付近の位置における道路情報に基づいて取得される。先行車60の現在地付近の位置は、例えば画像検出点Piにおける先行車60までの距離と自車両50の現在地とに基づいて算出される。ただし、図3に示すように自車両50の前方に上りの勾配路や下りの勾配路が存在する場合は画像検出点Piの距離に誤差が生じるおそれがあるため、先行車60の勾配情報として、画像検出点Piの距離を含む所定範囲E内の道路の勾配情報を取得する。例えば、画像検出点Piの方位方向における所定範囲E内の傾斜角の平均値を、先行車60の傾斜角θ2として取得する。なお、所定範囲Eは、画像検出点Piの距離に応じて可変に設定されるようにしてもよい。
傾斜角θ1は、自車両50が上りの勾配路では正値を示し、下りの勾配路では負値を示す。また、傾斜角θ2は、先行車60が上りの勾配路では正値を示し、下りの勾配路では負値を示す。例えば、上りの勾配路が急なほど傾斜角θ1,θ2の値は大きくなる。
ECU10は、自車両50の傾斜角θ1と先行車60の傾斜角θ2を取得すると、勾配差Δθを算出する。例えば、ECU10は、先行車60の傾斜角θ2から自車両50の傾斜角θ1を減算することで勾配差Δθを算出する。勾配差Δθは、自車両50の位置の勾配に対して先行車60の位置の勾配が上り勾配である場合(例えば図3の場合)に正値であり、自車両50の位置の勾配に対して先行車60の位置の勾配が下り勾配である場合に負値である。
以下に、ECU10による画像探索領域Riの補正について説明する。まず図4には、自車両50の位置の勾配に対して先行車60の位置の勾配が上り勾配である場合(Δθ>0)における補正について説明する。例えば、図4には、図3の状況下で取得されるレーダ探索領域Rrと画像探索領域Riを示している。かかる場合において、ECU10は、勾配差Δθに基づいて画像探索領域Riを補正する。具体的には、まず画像検出点Piを自車両50に近づける側に補正して、補正検出点CPiを取得する。
画像検出点Piの距離の補正量DAは、勾配差Δθ(Δθ>0)と撮像画像での先行車60の上下位置とに基づいて設定される。ここで、勾配差Δθが大きくなるほど、画像検出点Piの距離のずれは大きくなると考えられる。また、同じ勾配差Δθであっても、撮像画像での先行車60の上下位置が上側になるほど、画像検出点Piの距離の誤差は相乗的に大きくなると考えられる。これらの点を考慮し、本実施形態では、例えば図5に示す相関マップに基づいて補正量DAが設定される。つまり、図5では、勾配差Δθが大きくなるほど、補正量DAは大きい値として算出される。また、撮像画像での先行車60の上下位置が上側になるほど、補正量DAは相乗的に大きい値として算出される。
そして、ECU10は、補正検出点CPiに基づいて補正画像探索領域CRiを設定する。ここで、補正検出点CPiの位置に基づいて設定される通常の画像探索領域を領域URiとすると、補正画像探索領域CRiの距離範囲Caは、領域URiの距離範囲Uaよりも狭く設定される。例えば、距離範囲Caは、距離範囲Uaに対して、予め設定された所定割合(例えば60%)を乗じて設定される。一方、補正画像探索領域CRiの方位範囲は、領域URiの方位範囲と同じである。すなわち、ECU10は、勾配差Δθに基づいて、画像探索領域Riの位置を自車両50の側に補正するとともに、画像探索領域Riの距離範囲を通常の距離範囲よりも狭くする側に補正する。一方、ECU10は、レーダ探索領域Rrについては補正しない。
一方、図6には、自車両50の位置の勾配に対して先行車60の位置の勾配が下り勾配である場合(Δθ<0)における補正について説明する。図6においては、説明の便宜上、図4に準ずる構成については同じ符号を付すとともに説明を適宜割愛する。この場合、ECU10は、画像検出点Piを自車両50から遠ざける側に補正して、補正検出点CPiを取得する。
画像検出点Piの距離の補正量DAは、勾配差Δθ(Δθ<0)と撮像画像での先行車60の上下位置とに基づいて設定される。この場合は、例えば図7に示す相関マップに基づいて補正量DAが設定される。つまり、図7では、勾配差Δθが負側に大きくなるほど、補正量DAは大きい値として算出される。また、撮像画像での先行車60の上下位置が下側になるほど、補正量DAは相乗的に大きい値として算出される。
そして、ECU10は、補正検出点CPiに基づいて補正画像探索領域CRiを設定する。この場合、補正画像探索領域CRiの距離範囲Caは、領域URiの距離範囲Uaよりも狭く設定される。一方、補正画像探索領域CRiの方位範囲は、領域URiの方位範囲と同じである。すなわち、ECU10は、勾配差Δθに基づいて、画像探索領域Riの位置を自車両50より遠ざかる側に補正するとともに、画像探索領域Riの距離範囲を通常の距離範囲よりも狭くする側に補正する。
そして、ECU10は、レーダ探索領域Rrと補正画像探索領域CRiとで重複する領域が存在するか否かを判定する。重複する領域が存在する場合は、同一物体であると判定する。一方、重複する領域が存在しない場合は、同一物体でないと判定する。
図8のフローチャートを用いて、ECU10により実施される同一判定処理について説明する。この処理は、ECU10により所定周期で繰り返し実施される。
ステップS11では、レーダ装置21による検出位置としてレーダ検出点Prを取得する。ステップS12では、レーダ検出点Prに基づいてレーダ探索領域Rrを取得する。ステップS13では、撮像装置22による検出位置として画像検出点Piを取得する。ステップS14では、画像検出点Piに基づいて画像探索領域Riを取得する。なお、ステップS11,S12が「第1取得部」に相当し、ステップS13,S14が「第2取得部」に相当する。
ステップS15では、自車両50の位置の勾配情報を取得する。具体的には、ナビゲーション装置23によって自車両50の現在地に基づく道路情報を参照することで、傾斜角θ1を取得する。ステップS16では、物体として、例えば先行車60の位置の勾配情報を取得する。具体的には、ナビゲーション装置23によって先行車60の現在地付近に基づく道路情報を参照することで、傾斜角θ2を取得する。ステップS17では、それぞれ取得したθ1及びθ2に基づいて、勾配差Δθを算出する。ここでは、先行車60の傾斜角θ2から自車両50の傾斜角θ1を減算することで勾配差Δθを算出する。勾配差Δθが正値であれば、自車両50に対して先行車60が上り勾配であることを示し、負値であれば、自車両50に対して先行車60が下り勾配であることを示す。なお、ステップS15〜S17が「勾配算出部」に相当する。
続くステップS18では、算出されたΔθが閾値Th1以上であって、閾値Th2以下であるか否かを判定する。例えば、閾値Th1は、ゼロ又はゼロ付近の負値に設定され、閾値Th2は、ゼロ又はゼロ付近の正値に設定される。ステップS18がYESの場合は、画像検出点Pi及び画像探索領域Riを補正せずにステップS20に進む。かかる場合、例えば、Δθがゼロであれば、先行車60と自車両50との間で勾配差がないため、画像探索領域Riにおいて勾配差に起因する距離の誤差は生じないと考えられる。
一方、ステップS18がNOの場合、つまりΔθが閾値Th2よりも大きい場合、又はΔθが閾値Th1よりも小さい場合は、ステップS19に進む。ステップS19では、勾配差Δθに基づいて画像検出点Pi及び画像探索領域Riを補正する。具体的には、Δθが閾値Th2よりも大きければ、上述の図4に示すように、画像検出点Piを自車両50に近づける側へ補正し、補正された補正検出点CPiに基づいて補正画像探索領域CRiを設定することで、画像探索領域Riを補正する。また、Δθが閾値Th1よりも小さければ、上述の図6に示すように、画像検出点Piを自車両50から遠ざける側へ補正し、補正された補正検出点CPiに基づいて補正画像探索領域CRiを設定することで、画像探索領域Riを補正する。なお、ステップS19が「補正部」に相当する。
ステップS20では、同一判定の判定条件が成立したか否かを判定する。ここでは、判定条件として、レーダ探索領域Rrと画像探索領域Riとで重複する領域が存在するか否かを判定する。また、ステップS19で画像探索領域Riを補正した場合には、レーダ探索領域Rrと補正画像探索領域CRiとで重複する領域が存在するか否かを判定する。なお、ステップS20において、重複する領域以外にその他の条件を判定してもよい。例えば、レーダ検出点Prに基づいて算出されるレーダTTCと、画像検出点Pi又は補正検出点CPiに基づいて算出される画像TTCとの差分の絶対値が所定値B未満であるか否かを判定してもよい。
ステップS20がYESであれば、ステップS21に進み、同一物体であるとしてフュージョン検出点Pfを生成する。一方、ステップS20がNOであれば、ステップS22に進む。ステップS22では、フュージョン検出点Pfを生成せずに、レーダ検出点Prと画像検出点Pi又は補正検出点CPiとを維持する。なお、ステップS20が「同一判定部」に相当する。以後、設定された各検出点に対して、ECU10により衝突の可能性の判断が実施される。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
上記構成では、先行車60と自車両50との道路勾配の差である勾配差Δθを算出し、算出された勾配差Δθに基づいて画像検出点Piの距離及び画像探索領域Riの距離方向における位置を補正した。そして、レーダ探索領域Rrと補正画像探索領域CRiとに基づいて同一判定を実施するようにした。この場合、勾配差Δθに基づいて画像探索領域Riの位置を補正することで、道路勾配を加味した上で画像探索領域Riを取得することができ、ひいては適切な同一判定を実施することができる。これにより、勾配差Δθが生じる場合であっても、フュージョン検出点Pfを適正に生成することができる。
具体的には、自車両50の位置の勾配に対して先行車60の位置の勾配が上り勾配である場合(Δθ>Th2)に、画像探索領域Riの位置を自車両50に近づける側に補正するようにした。また、自車両50の位置の勾配に対して先行車60の位置の勾配が下り勾配である場合(Δθ<Th1)に、画像探索領域Riの位置を自車両50から遠ざける側に補正するようにした。そのため、画像探索領域Riの距離の誤差が生じる状況に応じた補正が可能となる。
物体と自車両50との間で勾配差Δθが生じる場合、撮像画像での物体の上下位置によって、画像検出点Piの距離の誤差の程度が異なると考えられる。この点を考慮し、勾配差Δθと、撮像画像での先行車60の上下位置とに基づいて補正量DAを取得し、当該補正量に基づいて画像検出点Piの距離を補正するようにしたため、勾配差Δθに加え、撮像画像での先行車60の上下位置に応じた距離の誤差も加味することができる。これにより、画像検出点Piの距離を適切に補正でき、ひいては画像探索領域Riを適切に補正することができる。
画像探索領域Riの位置を自車両50に近づける側、又は自車両50から遠ざける側に補正する際において、例えば、画像探索領域Riの距離範囲を広くすると、過度に同一判定の条件が成立しやすくなり、同一判定の精度が低下するおそれがある。この点を考慮し、勾配差Δθに基づいて、画像探索領域Riの位置を自車両50に近づける側、又は自車両50から遠ざける側に補正するとともに、画像探索領域Riの距離範囲を狭くする側に補正した。この場合、画像探索領域Riの距離範囲を狭くすることで、レーダ探索領域Rrと補正画像探索領域CRiとが重なりにくくなり、同一判定の条件が成立しにくくなる。これにより、過度に同一判定の条件が成立することを抑制でき、ひいては同一判定の精度が低下することを抑制できる。
自車両50から先行車60までの距離及び地図情報に基づいて、先行車60及び自車両50の各勾配情報を取得するようにした。この場合、自車両50の存在する地点及び先行車60の存在する地点における地図情報を参照することで、各勾配情報を取得することができる。これにより、先行車60の位置と自車両50の位置との相対的な勾配差Δθを精度良く算出することができる。
(他の実施形態)
・上記実施形態では、レーダ探索領域Rr及び画像探索領域Riに基づいて同一判定を実施する構成とした。この点、レーダ検出点Pr及び画像検出点Piに基づいて同一判定を実施する構成であればよい。例えば、レーダ検出点Prと画像検出点Piとが所定の距離内に存在する場合に同一物体であると判定される構成としてもよい。かかる構成では、ECU10は、勾配差Δθに基づいて、画像検出点Piを補正して補正検出点CPiを取得する。そして、その補正検出点CPiとレーダ検出点Prとが所定の距離内に存在することに基づいて、同一判定を実施する。なお、画像検出点Piの距離の補正量DAは、例えば図5に示す相関マップに基づいて設定される。
・上記実施形態では、先行車60の傾斜角θ2の取得に際し、画像検出点Piの距離に基づいて先行車60の現在地付近の位置を算出したが、レーダ検出点Prの距離を加味して先行車60の現在地付近の位置を算出してもよい。
・上記実施形態では、画像検出点Piを補正し、その補正に基づいて画像探索領域Riを補正する構成とした。すなわち、画像検出点Piの距離を補正し、その補正検出点CPiに基づいて補正画像探索領域CRiを設定する構成としたが、これに限られない。例えば、画像検出点Piの補正を介さずに画像探索領域Riを直接補正する構成としてもよい。かかる構成では、ECU10は、勾配差Δθと撮像画像での物体の上下位置とに基づいて、画像探索領域Riの距離方向における位置の補正量DAを設定する。そして、ECU10は、その補正量DAに基づいて、画像探索領域Riから補正画像探索領域CRiを設定する。
・画像探索領域Riの距離範囲を補正する構成において、その所定割合を可変とする構成としてもよい。例えば、補正量DAに応じて所定割合が設定される構成としてもよい。かかる構成では、例えば補正量DAが大きくなるほど、所定割合が小さく設定される。この場合、補正量DAが大きくなるのに応じて補正画像探索領域CRiの距離範囲が小さく設定されることで、過度に同一判定の条件が成立することが抑制される。
・上記実施形態では、物体を先行車60としたが、これに限らず、例えば自転車や歩行者を対象物体としてもよい。
・上記実施形態では、ECU10をPCSSに適用し、物体の同一判定の精度を向上させることで、適正な衝突回避制御を実現する構成とした。この点これを変更し、例えば、ECU10を、先行車60に追従させる制御を行うACC(Adaptive Cruise Control)システムに適用してもよい。かかる構成では、先行車60の同一判定が精度良く行われることで、適正な追従走行制御が実現される。
10…ECU、21…レーダ装置、22…撮像装置、50…自車両。

Claims (7)

  1. 自車両(50)の周囲に存在する物体を検出する物体検出センサとしてレーダ装置(21)及び撮像装置(22)を備える車両に適用され、
    前記レーダ装置の検出結果に基づいて、前記自車両を基準とする距離及び方位で特定される前記物体の第1位置を取得する第1取得部と、
    前記撮像装置の検出結果に基づいて、前記自車両を基準とする距離及び方位で特定される前記物体の第2位置を取得する第2取得部と、
    前記物体と前記自車両との道路勾配の差である勾配差を算出する勾配算出部と、
    前記勾配差に基づいて、前記第2位置の前記物体までの距離を補正する補正部と、
    前記第1位置と前記補正部により補正された前記第2位置とに基づいて、前記レーダ装置で検出された物体と前記撮像装置で検出された物体とが同一物体であるか否かを判定する同一判定部と、
    を備える車両制御装置(10)。
  2. 前記補正部は、前記勾配差と、前記撮像装置により撮像される撮像画像での前記物体の上下位置とに基づいて補正量を取得し、当該補正量に基づいて前記第2位置の前記物体までの距離を補正する請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記第1取得部は、前記第1位置として、前記レーダ装置による検出位置を含み、かつ、所定の距離範囲及び所定の方位範囲で広がる第1探索領域を取得し、
    前記第2取得部は、前記第2位置として、前記撮像装置による検出位置を含み、かつ、所定の距離範囲及び所定の方位範囲で広がる第2探索領域を取得するものであって、
    前記補正部は、前記勾配差に基づいて、前記第2探索領域の位置を補正し、
    前記同一判定部は、前記第1探索領域と前記補正部により補正された前記第2探索領域とに基づいて前記同一物体であるか否かを判定する請求項1に記載の車両制御装置。
  4. 前記補正部は、前記物体の位置の道路勾配が前記自車両の位置の道路勾配よりも正側に大きい場合に、前記第2探索領域の位置を前記自車両に近づける側に補正するとともに、前記第2探索領域の距離範囲を狭くする側に補正し、
    前記同一判定部は、前記第1探索領域と前記補正部により補正された前記第2探索領域とで重なる領域が存在することに基づいて前記同一判定を実施する請求項3に記載の車両制御装置。
  5. 前記補正部は、前記物体の位置の道路勾配が前記自車両の位置の道路勾配よりも負側に大きい場合に、前記第2探索領域の位置を前記自車両から遠ざける側に補正するとともに、前記第2探索領域の距離範囲を狭くする側に補正し、
    前記同一判定部は、前記第1探索領域と前記補正部により補正された前記第2探索領域とで重なる領域が存在することに基づいて前記同一判定を実施する請求項3又は4に記載の車両制御装置。
  6. 前記補正部は、前記勾配差と、前記撮像装置により撮像される撮像画像での前記物体の上下位置とに基づいて補正量を取得し、当該補正量に基づいて前記第2探索領域の位置を補正する請求項3乃至5のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  7. 前記勾配算出部は、前記自車両から前記物体までの距離及び地図情報に基づいて前記物体及び前記自車両の各勾配情報を取得し、前記各勾配情報に基づいて前記勾配差を算出する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両制御装置。
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