JP2005029025A - 車載表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム - Google Patents

車載表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示すること。
【解決手段】カメラ15が撮影した画像に対し、距離の指標となる距離指針を距離指針作成部14aが作成する。さらに、勾配情報取得部12はアンテナ11を介して路面の勾配の変化量を取得し、補正量算出部13が勾配の変化量をもとに距離指針の表示位置に対する補正量を算出する。出力画像作成部14は、補正量算出部13が算出した補正量に従って補正した距離指針と、カメラ15が撮影した画像とを合成してモニタ16に表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示する車載表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムに関し、特に、車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示することで車両の運転を補助する車載表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、自動車の運転は運転者の視覚に頼って行われている。しかしながら、運転者の視覚にとって、車両の車体の陰になる部分は死角となり、駐車などを行う際に必要となる視覚を得ることは困難である。運転者の視覚を補うために、車両にビデオカメラなどの撮像装置を装着し、直接見ることができない部分を監視可能にする先行技術は、大型バスなどで広く用いられている。
【0003】
例えば、特許文献1は、車両の後方をカメラによって撮影し、その画像をモニタに表示するとともに、予測される車両の進行軌跡を併せて表示することで車両の後方の死角部分を表示し、駐車などの運転操作を支援する技術を公開している。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−177512号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の技術では、カメラによって撮影した画像を表示するために、運転者が目視する場合に比べて距離感覚が取りづらいという課題があった。例えば、複眼カメラを用いれば、この課題を概ね解消することができるが、複眼カメラを使用する構成では、製造コストが高くなると共に構造が複雑になる。
【0006】
そこで、単眼カメラを用いて距離を把握可能な画像表示が求められているが、この一つの手法として、画像に距離の指標を表示する方法がある。車両に対して固定されたカメラで撮影した画像では、画像内の位置が距離に対応することになる。具体的には、画像の下方に写った物体は、画像の上方に写った物体に比して近くにあることとなる。そこで、画像内に距離の指標を併せて表示することにより、運転者に距離の情報を提供し、運転操作の支援をさらに効果的に行うことができる。
【0007】
しかしながら、このような距離の指標は画像のフレームとの位置関係によって設定されるため、路面の勾配(傾斜)の変化に対応することができない。例えば、画面の中央近傍に写った物体は、遠くにあるのか、路面の傾斜によって上方にあるのかが判別できない。
【0008】
すなわち、従来の指標の表示では距離に関する情報が不十分であり、運転者の判断に頼らざるを得ないという課題があった。
【0009】
この発明は、上述した従来技術における課題を解決するためになされたものであり、車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示することで車両の運転を補助する車載表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る車載表示装置は、車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示する車載表示装置であって、前記車載モニタに表示する画像に、距離の指標となる距離指針を付加する距離指針付加手段と、前記車両周辺の勾配に関する情報を取得する勾配情報取得手段と、前記勾配情報取得手段が取得した勾配情報をもとに、前記距離指針を補正する補正手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
この請求項1の発明によれば、車載表示装置は、車両周辺を撮影した画像に距離の指標となる距離指針を付加して表示する場合に、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなう。
【0012】
また、請求項2の発明に係る車載表示装置は、請求項1の発明において、前記距離指針は、前記車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示され、前記補正手段は、前記距離指針のフレームに対する表示位置を補正することを特徴とする。
【0013】
この請求項2の発明によれば車載表示装置は、車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示する場合に、距離の指標となる距離指針を車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示するとともに、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の表示位置を補正する。
【0014】
また、請求項3の発明に係る車載表示装置は、請求項1または2の発明において、前記勾配情報取得手段は、路車間通信によって前記勾配に関する情報を取得することを特徴とする。
【0015】
この請求項3の発明によれば車載表示装置は、路車間通信によって勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなう。
【0016】
また、請求項4の発明に係る車載表示装置は、請求項3の発明において、前記勾配情報取得手段は、複数の端末が連携した路側端末と前記路車間通信を行い、該路側端末から勾配に関する情報を取得することを特徴とする。
【0017】
この請求項4の発明によれば車載表示装置は、複数の端末が連携した路側端末と路車間通信を行って勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなう。
【0018】
また、請求項5の発明に係る車載表示装置は、請求項1〜4の発明において、前記勾配情報取得手段は、路面に記された勾配に関する情報を画像処理によって取得することを特徴とする。
【0019】
この請求項5の発明によれば車載表示装置は、路面に記された勾配に関する情報を画像処理によって取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなう。
【0020】
また、請求項6の発明に係る車載表示装置は、請求項1〜5の発明において、前記勾配情報取得手段は、路面に対して所定形状の光を投射し、該投射光が形成する投影像の形状をもとに前記勾配に関する情報を取得することを特徴とする。
【0021】
この請求項6の発明によれば車載表示装置は、路面に対して所定形状の光を投射し、投射光が形成する投影像の形状をもとに勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなう。
【0022】
また、請求項7の発明に係る画像表示方法は、車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示する画像表示方法であって、前記車載モニタに表示する画像に、距離の指標となる距離指針を付加する距離指針付加工程と、前記車両周辺の勾配に関する情報を取得する勾配情報取得工程と、前記勾配情報取得工程によって取得した勾配情報をもとに、前記距離指針を補正する補正工程と、を含んだことを特徴とする。
【0023】
この請求項7の発明によれば画像表示方法は、車両周辺を撮影した画像に距離の指標となる距離指針を付加して表示する場合に、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなう。
【0024】
また、請求項8の発明に係る画像表示方法は、請求項7の発明において、前記距離指針は、前記車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示され、前記補正工程は、前記距離指針のフレームに対する表示位置を補正することを特徴とする。
【0025】
この請求項8の発明によれば画像表示方法は、車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示する場合に、距離の指標となる距離指針を車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示するとともに、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の表示位置を補正する。
【0026】
また、請求項9の発明に係る画像表示プログラムは、車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示させる画像表示プログラムであって、前記車載モニタに表示させる画像に、距離の指標となる距離指針を付加する距離指針付加手順と、前記車両周辺の勾配に関する情報を取得する勾配情報取得手順と、前記勾配情報取得手順によって取得した勾配情報をもとに、前記距離指針を補正する補正手順と、を実行することを特徴とする。
【0027】
この請求項9の発明によれば画像表示プログラムは、車両周辺を撮影した画像に距離の指標となる距離指針を付加して表示する場合に、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなう。
【0028】
また、請求項10の発明に係る画像表示プログラムは、請求項9の発明において、前記距離指針は、前記車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示され、前記補正手順は、前記距離指針のフレームに対する表示位置を補正することを特徴とする。
【0029】
この請求項10の発明によれば画像表示プログラムは、車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示する場合に、距離の指標となる距離指針を車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示するとともに、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の表示位置を補正する。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照し、この発明に係る車載表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムの好適な実施の形態について説明する。
【0031】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である後方確認ユニットの概要構成を説明する概要構成図である。この後方確認ユニットは、アンテナ11に接続されており、内部に勾配情報取得部12、補正量算出部13、出力画像作成部14、カメラ15およびモニタ16を有する。
【0032】
カメラ15は、車両の後方を撮影し、撮影した画像を出力画像作成部14に供給する。出力画像作成部14は、その内部に距離指針作成部14aを備え、カメラ15が作成した画像に距離の指標を示す距離指針を付加してモニタ16に表示させる。
【0033】
一方、勾配情報取得部12は、アンテナ11を介して路面の勾配(傾斜)に関する情報を取得し、補正量算出部13に出力する。具体的には勾配情報取得部12は、図示しない無線機から路面の勾配情報を受信する。この無線機は、路面上で勾配の変化がある地点に予め設置されており、近傍の車両に勾配の変化量を送信している。
【0034】
補正量算出部13は、勾配情報取得部12が取得した勾配の変化量から、距離指針の表示位置に対する補正量を算出して出力画像作成部14に供給する。出力画像作成部14内部の距離指針作成部14aは、補正量算出部13が算出した補正量をもとに、距離指針の表示位置を補正する。なお、補正がない場合(路面に勾配の変化がない場合)、距離指針作成部14aは、モニタ16のフレームに対して予め定めた所定の位置に距離指針を表示する。
【0035】
この後方確認ユニット1を搭載した車両の概略図を図2に示す。図2に示すように、カメラ15は、車両2のルーフ(天井)に取り付けられており、車両2の後方を撮影することができる。一方、モニタ16は、運転席の近傍に取り付けている。カメラ15の撮影範囲15aは、運転者が直接に目視可能な範囲に比べて死角が少ないので、運転者は、車両を駐車する場合などにこのモニタ16を確認することで車両2の後方の状態を把握することができる。
【0036】
一方で、カメラ15は単眼カメラであるために、撮影された画像に距離の情報は少なく、モニタ16上での障害物の表示面積や、表示位置から距離を推測する必要がある。
【0037】
ここで、モニタ16における障害物の表示位置は距離のみならず勾配の変化によっても変動する。図3は、勾配の変化による表示位置の変動を説明する説明図である。同図に示すように、車両2の後方に傾斜角A2の勾配がある場合、カメラ15が障害物32を撮影すると、画面内での障害物32の表示位置は角度A1によって決定される。ところが、この角度A1は、車両2の後方が平坦である場合に障害物31を撮影した場合と同一である。すなわち、モニタ16上では、比較的遠い障害物31と、比較的近い障害物32とが同一の位置に表示されることとなる。
【0038】
したがって、運転者が勾配に気づかなければ、障害物に対する距離を実際の距離よりも遠いと誤って判断することになり、車両2と障害物32との接触・衝突の危険が生ずる。
【0039】
そこで、後方確認ユニット1では、勾配情報取得部12によって路面に勾配の変化があるか否かを取得し、この勾配の情報をもとに補正した距離指針をモニタ16に表示する。モニタ16に表示する表示画面の具体例を図4に示す。図4(a)は、勾配に変化がない場合(路面が平坦である場合)の表示画面16aであり、この場合における距離指針41は、表示画面16aのフレームに対して予め定められた位置に表示される。
【0040】
一方、図4(b)は、勾配に変化がある場合の表示画面16bである。この場合、補正量算出部13は勾配の変化量から補正量を算出しており、距離指針41から補正量分だけずれた距離指針42が表示される。
【0041】
このように、勾配の変化に対応して距離指針の表示位置を補正することにより、障害物32に対する距離の指標を正確に表示することができるので、運転者は路面の勾配状態に関わらず、モニタ16の表示のみによって障害物までの距離を正確に推定することができる。
【0042】
つぎに、後方確認ユニット1の処理動作について説明する。図5は、後方確認ユニット1の処理動作を説明するフローチャートである。同図に示すように、後方確認ユニット1は、バックギアへのシフトチェンジを検出したならば(ステップS101)、カメラ15による撮影を実行する(ステップS102)。つぎに、勾配情報取得部12は、アンテナ11を介して路面の勾配に関する情報を取得する(ステップS103)。
【0043】
この勾配情報に勾配の変化があることが示されていたならば(ステップS104,Yes)、補正量算出部13が勾配の変化量から距離指針の補正量を算出する(ステップS105)。
【0044】
補正量の算出(ステップS105)が終了した後、もしくは勾配に変化がない場合(ステップS104,No)、距離指針作成部14aは、モニタ16に表示する距離指針を作成する。その後、出力画像作成部14は、カメラ15が撮影した画像に距離指針を付加して出力画面を作成し(ステップS107)、モニタ16に表示して(ステップS108)、処理を終了する。
【0045】
このフローにおいて、バックギアへのシフトチェンジを撮影開始の契機としているのは、車両をバックさせる場合に自動的に表示を開始させるためである。運転者がバックギアにシフトチェンジしていない状態でカメラによる撮影とモニタへの表示とを行う場合には、所定の操作を契機として撮影および表示を開始させるようにすればよい。
【0046】
上述してきたように、本実施の形態1に示した後方確認ユニット1では、カメラ15によって撮影した車両後方の画像に距離指針を付加して表示する場合に、路面の勾配の変化を勾配情報取得部12によって取得し、勾配の変化量をもとに距離指針の表示位置を補正するように構成しているので、モニタ16に高精度な距離指針を表示することができ、運転者に障害物までの距離を正確に推定させることができる。
【0047】
なお、本実施の形態1に示した後方確認ユニット1では、アンテナ11を介して無線機から勾配情報を取得するように構成しているが、勾配情報の取得方法は無線を利用した方式に限定されるものではなく、例えば、車載ナビゲーションシステムなどから路面の勾配情報を取得するように構成しても良い。
【0048】
また、本実施の形態1では、車両後方を撮影し、車両の後方の状態をモニタに表示するように構成しているが、撮影をおこなう場所は車両後方に限定されるものではなく、例えば車両の側方を撮影するように構成しても良いし、車両の前方を撮影するように構成しても良い。特に大型の貨物車両などの死角の多い車両では、それぞれの死角に対応するカメラを搭載し、各カメラからの画像を同時に、もしくは切り替えて表示させることが望ましい。
【0049】
さらに、本実施の形態1では、勾配情報をもとに距離指針の位置を補正することで運転者に距離に関する情報を提供するように構成しているが、本発明の利用はこれに限定されるものではなく、例えば画像から特定の車両や障害物を選択し、選択した画像や障害物までの距離を、勾配情報を利用して正確に算出して表示する、もしくは車両の衝突判定に用いるように構成してもよい。
【0050】
また、本実施の形態1では、モニタ16を後方確認専用に使用しているが、モニタ16は他の車載機器と共用する構成であってもよい。たとえば、車載ナビゲーションシステムや、車載オーディオ装置、車載テレビや車載DVDプレイヤーとモニタを共用するように構成してもよい。
【0051】
なお、本実施の形態1では、勾配情報取得部12、補正量算出部13および出力画面作成部14をそれぞれ物理的に独立した処理手段によって実現しているが、これらの処理をソフトウェアによって実現することにより、後方確認ユニット1と同等の機能を有する画像表示プログラムを得ることができる。
【0052】
(実施の形態2)
上述した実施の形態1では、路面上で勾配の変化がある地点に予め設置された無線機から勾配の変化量を受信する構成としていたが、本発明の利用はこれに限定されるものではない。本実施の形態2では、後方確認ユニットの各種構成例について説明する。
【0053】
たとえば、勾配の変化を路車間通信(VICS, Vehicle Information and Communication System)を利用して取得するようにしてもよい。図6は、VICSを利用して勾配の変化量を取得する場合について説明する説明図である。
【0054】
同図に示すように、道路近傍にはVICS送信機51,52,53がそれぞれ設置されている。自車両2は、最も近いVICS送信機51と通信することで、勾配の変化などの各種情報を取得することができる。
【0055】
さらに、VICS送信機51〜53は相互に通信している。したがって、VICS送信機51は、自局近傍の情報のみならず、VICS送信機52の近傍の情報や、VICS送信機53の近傍の情報を取得し、車両2に送信することができる。ここで、VICS送信機51〜53から供給される情報は、勾配の変化に限定されるものではなく、交通量や障害物などの情報を合わせて供給することができる。
【0056】
たとえば、他車両3がVICS送信機53の近傍に駐車している場合、VICS送信機53は、他車両3の存在をVICS送信機51に通知し、車両2はVICS送信機51から情報を受信することができる。
【0057】
なお、車両2に勾配の変化量を通知する場合、車両2の近傍の情報のみを選択して通知することが望ましい。そこで、VICS送信機51から車両2に勾配の変化量に関する情報を送信する場合には、VICS送信機51近傍の勾配の変化と、VICS送信機52近傍の勾配の変化とを選択して送信すればよい。
【0058】
VICS送信機から勾配に関する情報を受信する場合の後方確認ユニットの構成例を図7に示す。同図に示すように、後方確認ユニット1aは、アンテナ11aに接続されており、内部にVICS受信器12a、データ記憶部17、補正量算出部13、出力画像作成部14、カメラ15およびモニタ16を有する。
【0059】
VICS受信器12aは、近傍のVICS送信機が送信した情報を受信する処理部であり、受信結果をデータ記憶部17に記憶する。また、VICS受信器12aは、VICS送信機から受信した勾配に関する情報を補正量算出部13に出力する。すなわち、補正量算出部13は、VICS受信器12aが受信した勾配情報をもとに距離指針の表示位置に対する補正量を算出することとなる。
【0060】
その他の構成および動作は、実施の形態1に示した後方確認ユニット1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0061】
つぎに、路面に付したマークを識別して勾配の変化を取得する構成について説明する。図8は、路面に付したマークの識別を説明する説明図である。同図に示すように、路面には傾斜変化マーク61が記されている。傾斜変化マーク61は、傾斜の開始位置と、傾斜の変化量とを示している。
【0062】
車両2は、カメラ15が撮影した画像に対して画像処理をおこなって、傾斜変化マーク61を識別する。車両2に搭載される後方確認ユニットの構成例を図9に示す。同図に示すように、後方確認ユニット1bは、補正量算出部18、出力画像作成部14、カメラ15およびモニタ16を有する。
【0063】
また、補正量算出部18は、その内部に画像処理部18aを有する。この画像処理部18aは、カメラ15が撮影した画像を受信し、画像処理によって傾斜変化マーク61を識別する。傾斜変化マーク61を識別することで、傾斜の変化開始位置および傾斜の変化量を取得することができる。
【0064】
そこで、補正量算出部18は、画像処理部18aが出力した情報をもとに距離指針の表示位置に対する補正量を算出することとなる。その他の構成および動作は、実施の形態1に示した後方確認ユニット1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0065】
なお、傾斜変化マークは必ずしも路面に記す必要はなく、例えば傾斜が変化する位置の近傍に看板などを設置することとしてもよい。
【0066】
つぎに、車両から所定形状の光を投射し、路面に形成された像の形状から傾斜の変化を検出する構成について説明する。図10は、車両からの光の投射と、路面に形成された像の撮影を説明する説明図である。同図に示すように、車両2は赤外線ライト20を有し、路面に対して所定形状の光を投射する。
【0067】
路面に投射された光によって形成される像の形状は、路面が平坦な場合の投影像72と、路面が傾斜している場合の投影像71とで異なる。この形状の差は、路面の傾斜量A2に由来するので、投影像の形状から傾斜量A2を算出することができる。投影像の形状は、カメラ15が撮影した画像から、画像処理によって取得すればよい。
【0068】
光を投射して路面の傾斜を取得する後方確認ユニットの構成例を図11に示す。同図に示すように、後方確認ユニット1cは、補正量算出部19、赤外線ライト20、出力画像作成部14、カメラ15およびモニタ16を有する。
【0069】
赤外線ライト20は、補正量算出部19によって制御され、路面に所定形状の光を投射する。この光の形状としては、矩形など任意の形状を用いることができる。また、補正量算出部19は、その内部に画像処理部19aを有する。この画像処理部19aは、カメラ15が撮影した画像を受信し、画像処理によって投影像を識別する。さらに、画像処理部19aは、この投影像の形状から傾斜の変化開始位置および傾斜の変化量を算出する。
【0070】
補正量算出部19は、画像処理部19aが出力した情報をもとに距離指針の表示位置に対する補正量を算出することとなる。その他の構成および動作は、実施の形態1に示した後方確認ユニット1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0071】
なお、ここでは赤外線ライト20によって光の投射をおこなっているので、カメラ15は赤外線領域も撮影可能であることが求められる。しかしながら、投射する光の波長は赤外領域に限定されるものではなく、任意の波長を使用することができる。
【0072】
上述してきたように、本実施の形態2に示した後方確認ユニットでは、VICS通信や路面に記されたマークの画像認識、さらに路面への光の投射によって路面の勾配の変化を取得し、距離指針の表示位置を補正することができる。
【0073】
なお、実施の形態1,2において示した種々の勾配情報取得方法は、必ずしも単独で使用する必要は無く、任意の手法を組み合わせて使用してもよいことは言うまでも無い。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、車載表示装置は、車両周辺を撮影した画像に距離の指標となる距離指針を付加して表示する場合に、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなうので、車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示可能な車載表示装置が得られるという効果を奏する。
【0075】
また、請求項2の発明によれば車載表示装置は、車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示する場合に、距離の指標となる距離指針を車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示するとともに、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の表示位置を補正するので、車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示することのできる簡易な構成の車載表示装置が得られるという効果を奏する。
【0076】
また、請求項3の発明によれば車載表示装置は、路車間通信によって勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなうので、車載モニタ上に距離の指標をさらに高い精度で表示可能な車載表示装置が得られるという効果を奏する。
【0077】
また、請求項4の発明によれば車載表示装置は、複数の端末が連携した路側端末と路車間通信を行って勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなうので、車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示可能な車載表示装置が得られるという効果を奏する。
【0078】
また、請求項5の発明によれば車載表示装置は、路面に記された勾配に関する情報を画像処理によって取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなうので、車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示する、簡易な構成の車載表示装置が得られるという効果を奏する。
【0079】
また、請求項6の発明によれば車載表示装置は、路面に対して所定形状の光を投射し、投射光が形成する投影像の形状をもとに勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなうので、路側の設備に依存することなく、車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示可能な車載表示装置が得られるという効果を奏する。
【0080】
また、請求項7の発明によれば画像表示方法は、車両周辺を撮影した画像に距離の指標となる距離指針を付加して表示する場合に、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなうので、車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示可能な画像表示方法が得られるという効果を奏する。
【0081】
また、請求項8の発明によれば画像表示方法は、車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示する場合に、距離の指標となる距離指針を車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示するとともに、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の表示位置を補正するので、車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示することのできる簡易な画像表示方法が得られるという効果を奏する。
【0082】
また、請求項9の発明によれば画像表示プログラムは、車両周辺を撮影した画像に距離の指標となる距離指針を付加して表示する場合に、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の補正をおこなうので、車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示可能な画像表示プログラムが得られるという効果を奏する。
【0083】
また、請求項10の発明によれば画像表示プログラムは、車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示する場合に、距離の指標となる距離指針を車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示するとともに、車両周辺の勾配に関する情報を取得し、取得した勾配の変化量に基づいて距離指針の表示位置を補正するので、車載モニタ上に距離の指標を高い精度で表示することのでき、処理負荷の少ない画像表示プログラムが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である後方確認ユニットの概要構成を説明する概要構成図である。
【図2】図1に示した後方確認ユニットを搭載した車両の概略図である。
【図3】勾配の変化による表示位置の変動を説明する説明図である。
【図4】図1に示したモニタに表示する表示画面の具体例を示す図である。
【図5】図1に示した後方確認ユニットの処理動作を説明するフローチャートである。
【図6】VICSを利用して勾配の変化量を取得する場合について説明する説明図である。
【図7】VICS送信機から勾配に関する情報を受信する場合の後方確認ユニットの構成例を示す図である。
【図8】路面に付したマークの識別を説明する説明図である。
【図9】路面に付したマークを識別する後方確認ユニットの構成例を示す図である。
【図10】車両からの光の投射と、路面に形成された像の撮影を説明する説明図である。
【図11】光を投射して路面の傾斜を取得する後方確認ユニットの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c 後方確認ユニット
2,3 車両
11,11a アンテナ
12 勾配情報取得部
12a VICS受信器
13,18,19 補正量算出部
18a,19a 画像処理部
14 出力画像作成部
14a 距離指針作成部
15 カメラ
15a 撮影範囲
16 モニタ
16a,16b 表示画面
17 データ記憶部
20 赤外線ライト
31,32 障害物
41,42 距離指針
51〜53 VICS送信機
61 傾斜変化マーク
71,72 投影像

Claims (10)

  1. 車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示する車載表示装置であって、
    前記車載モニタに表示する画像に、距離の指標となる距離指針を付加する距離指針付加手段と、
    前記車両周辺の勾配に関する情報を取得する勾配情報取得手段と、
    前記勾配情報取得手段が取得した勾配情報をもとに、前記距離指針を補正する補正手段と、
    を備えたことを特徴とする車載表示装置。
  2. 前記距離指針は、前記車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示され、前記補正手段は、前記距離指針のフレームに対する表示位置を補正することを特徴とする請求項1に記載の車載表示装置。
  3. 前記勾配情報取得手段は、路車間通信によって前記勾配に関する情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の車載表示装置。
  4. 前記勾配情報取得手段は、複数の端末が連携した路側端末と前記路車間通信を行い、該路側端末から勾配に関する情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の車載表示装置。
  5. 前記勾配情報取得手段は、路面に記された勾配に関する情報を画像処理によって取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の車載表示装置。
  6. 前記勾配情報取得手段は、路面に対して所定形状の光を投射し、該投射光が形成する投影像の形状をもとに前記勾配に関する情報を取得することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の車載表示装置。
  7. 車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示する画像表示方法であって、
    前記車載モニタに表示する画像に、距離の指標となる距離指針を付加する距離指針付加工程と、
    前記車両周辺の勾配に関する情報を取得する勾配情報取得工程と、
    前記勾配情報取得工程によって取得した勾配情報をもとに、前記距離指針を補正する補正工程と、
    を含んだことを特徴とする画像表示方法。
  8. 前記距離指針は、前記車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示され、前記補正工程は、前記距離指針のフレームに対する表示位置を補正することを特徴とする請求項7に記載の画像表示方法。
  9. 車両周辺を撮影した画像を車載モニタに表示させる画像表示プログラムであって、
    前記車載モニタに表示させる画像に、距離の指標となる距離指針を付加する距離指針付加手順と、
    前記車両周辺の勾配に関する情報を取得する勾配情報取得手順と、
    前記勾配情報取得手順によって取得した勾配情報をもとに、前記距離指針を補正する補正手順と、
    を実行することを特徴とする画像表示プログラム。
  10. 前記距離指針は、前記車載モニタのフレームに対応する所定位置に表示され、前記補正手順は、前記距離指針のフレームに対する表示位置を補正することを特徴とする請求項9に記載の画像表示プログラム。
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