JP2019011591A - 橋脚基礎の耐震補強方法及び橋脚の耐震補強方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この発明の目的は、例えば中央分離帯のように幅が狭い区域に橋脚が設置されている橋梁において、その橋脚基礎及び橋脚の耐震補強を施すことができる方法を提供することにある。
すなわち、この発明は、橋脚基礎の橋軸交差方向両端部近くから、複数の鋼管矢板を同方向に沿って設置する工程と、
前記複数の鋼管矢板及び前記橋脚基礎の外周にこれらを包囲するように型枠を設置する工程と、
前記型枠の内方にコンクリートを打設して硬化させる工程と
を備えてなることを特徴とする橋脚基礎の耐震補強方法にある。
前記複数の鋼管矢板及び前記橋脚基礎に橋軸交差方向に貫通する孔を形成する工程と、 前記孔にPC鋼材を挿入する工程と、
前記第1コンクリートの硬化後、前記PC鋼材を緊張させることにより前記第1コンクリートにプレストレスを導入する工程と
を備えてなる構成を採用することができる。
前記基礎の橋軸交差方向両端部近くから、複数の鋼管矢板を同方向に沿って設置し、その際前記基礎の橋軸交差方向両端部に隣接して設置される隣接鋼管矢板については前記柱部のほぼ上端に達するものを用いる工程と、
前記複数の鋼管矢板及び前記橋脚基礎の外周にこれらを包囲するように第1型枠を設置する工程と、
前記第1型枠の内方に第1コンクリートを打設して硬化させる工程と、
前記隣接鋼管矢板及び前記柱部の外周にこれらを包囲するように第2型枠を設置する工程と、
前記第2型枠の内方に第2コンクリートを打設して硬化させ、前記第1コンクリートと一体化させる工程と
を備えてなることを特徴とする橋脚の耐震補強方法にある。
前記複数の鋼管矢板及び前記橋脚基礎に橋軸交差方向に貫通する孔を形成する工程と、 前記孔にPC鋼材を挿入する工程と、
前記第1コンクリートの硬化後、前記PC鋼材を緊張させることにより前記第1コンクリートにプレストレスを導入する工程と
を備えてなる構成を採用することができる。
12:橋脚基礎
13:柱部
14:桁
16:ヒンジ構造
17:孔
18:隣接鋼管矢板
19:鋼管矢板
20:第1型枠
21:PC鋼材
22:スタッド
23:第2型枠
50:第1道路
51:第2道路
51a:橋梁部
52:中央分離帯
すなわち、この発明は、橋脚基礎の橋軸交差方向両端部近くから、複数の鋼管矢板を該鋼管矢板及び前記橋脚基礎が一直線上に並ぶように、橋軸交差方向に沿って設置する工程と、
前記複数の鋼管矢板及び前記橋脚基礎の外周にこれらを包囲するように型枠を設置する工程と、
前記型枠の内方にコンクリートを打設して硬化させる工程と
を備えてなることを特徴とする橋脚基礎の耐震補強方法にある。
前記複数の鋼管矢板及び前記橋脚基礎に橋軸交差方向に貫通する孔を形成する工程と、 前記孔にPC鋼材を挿入する工程と、
前記コンクリートの硬化後、前記PC鋼材を緊張させることにより前記コンクリートにプレストレスを導入する工程と
を備えてなる構成を採用することができる。
前記基礎の橋軸交差方向両端部近くから、複数の鋼管矢板を該鋼管矢板及び前記基礎が一直線上に並ぶように、橋軸交差方向に沿って設置し、その際前記基礎の橋軸交差方向両端部に隣接して設置される隣接鋼管矢板については前記柱部のほぼ上端に達するものを用いる工程と、
前記複数の鋼管矢板及び前記基礎の外周にこれらを包囲するように第1型枠を設置する工程と、
前記第1型枠の内方に第1コンクリートを打設して硬化させる工程と、
前記隣接鋼管矢板及び前記柱部の外周にこれらを包囲するように第2型枠を設置する工程と、
前記第2型枠の内方に第2コンクリートを打設して硬化させ、前記第1コンクリートと一体化させる工程と
を備えてなることを特徴とする橋脚の耐震補強方法にある。
前記複数の鋼管矢板及び前記基礎に橋軸交差方向に貫通する孔を形成する工程と、
前記孔にPC鋼材を挿入する工程と、
前記第1コンクリートの硬化後、前記PC鋼材を緊張させることにより前記第1コンクリートにプレストレスを導入する工程と
を備えてなる構成を採用することができる。
Claims (6)
- 橋脚基礎の橋軸交差方向両端部近くから、複数の鋼管矢板を同方向に沿って設置する工程と、
前記複数の鋼管矢板及び前記橋脚基礎の外周にこれらを包囲するように型枠を設置する工程と、
前記型枠の内方にコンクリートを打設して硬化させる工程と
を備えてなることを特徴とする橋脚基礎の耐震補強方法。 - 前記型枠は鋼板からなり、その内周に多数のスタッドが設けられていることを特徴とする請求項1記載の橋脚基礎の耐震補強方法。
- 前記複数の鋼管矢板及び前記橋脚基礎に橋軸交差方向に貫通する孔を形成する工程と、 前記孔にPC鋼材を挿入する工程と、
前記コンクリートの硬化後、前記PC鋼材を緊張させることにより前記コンクリートにプレストレスを導入する工程と
を備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の橋脚基礎の耐震補強方法。 - 基礎とその上部に設けられた複数の柱部とを有する橋脚の耐震補強方法であって、
前記基礎の橋軸交差方向両端部近くから、複数の鋼管矢板を同方向に沿って設置し、その際前記基礎の橋軸交差方向両端部に隣接して設置される隣接鋼管矢板については前記柱部のほぼ上端に達するものを用いる工程と、
前記複数の鋼管矢板及び前記橋脚基礎の外周にこれらを包囲するように第1型枠を設置する工程と、
前記第1型枠の内方に第1コンクリートを打設して硬化させる工程と、
前記隣接鋼管矢板及び前記柱部の外周にこれらを包囲するように第2型枠を設置する工程と、
前記第2型枠の内方に第2コンクリートを打設して硬化させ、前記第1コンクリートと一体化させる工程と
を備えてなることを特徴とする橋脚の耐震補強方法。 - 前記第1型枠は鋼板からなり、その内周に多数のスタッドが設けられていることを特徴とする請求項4記載の橋脚の耐震補強方法。
- 前記複数の鋼管矢板及び前記橋脚基礎に橋軸交差方向に貫通する孔を形成する工程と、 前記孔にPC鋼材を挿入する工程と、
前記第1コンクリートの硬化後、前記PC鋼材を緊張させることにより前記第1コンクリートにプレストレスを導入する工程と
を備えてなることを特徴とする請求項4又は5記載の橋脚の耐震補強方法。
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- 2017-06-29 JP JP2017128107A patent/JP6222791B1/ja active Active
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