JP2019011083A - 小袋連続体の折りたたみ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小袋連続体の始端を収納箱の外部に配することが可能な小袋連続体の折りたたみ装置を実現する。【解決手段】折りたたみ装置(1)は、小袋連続体(100)を送り出す駆動ダクト部(3)と、小袋連続体を途中で切断するカッターユニットとを備え、切断された小袋連続体の後続側について、切断された端部である始端(110)が収納箱の外側にくるように小袋連続体を収納箱(40)の縁(40a)に掛ける縁掛け機構を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の小袋が連なってなる小袋連続体を折りたたんで収納箱に収納する、小袋連続体の折りたたみ装置に関する。
例えば粉末、または乾燥剤等の封入された小袋が連なってなる小袋連続体を折りたたんで所定の箱に収納する小袋連続体の折りたたみ装置として、特許文献1に開示された小袋連続体の折りたたみ装置がある。
特開平7−251816号公報(1995年10月3日公開)
折りたたまれて収納箱に収納された小袋連続体は、例えば小袋供給装置に供給されて個々の小袋に切断され、製品に供給される。このとき、小袋供給装置に対して小袋連続体を連続的に供給するために、1つの箱に収納された小袋連続体の端部と、別の箱に収納された小袋連続体の端部とが接続される。
このため、収納箱への収納工程における小袋連続体の始端は、後から収納される小袋連続体に埋没しないように、収納箱の外部に配されることが好ましい。従来は、小袋連続体の始端を人の手で収納箱の外部に引き出していた。
本発明の一態様は、小袋連続体の始端を収納箱の外部に配することが可能な小袋連続体の折りたたみ装置を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る小袋連続体の折りたたみ装置は、複数の小袋が連なってなる小袋連続体を折りたたんで収納箱に収納する小袋連続体の折りたたみ装置であって、前記小袋連続体を送り出す送出部と、前記送出部から送出される小袋連続体を途中で切断する切断部とを備え、前記切断部により切断されて2つに分離された前記小袋連続体のうちの後続側のものについて、切断された端部である始端が前記収納箱の外側にくるように前記小袋連続体を前記収納箱の縁に掛ける縁掛け機構を有する。
上記の構成によれば、小袋連続体の折りたたみ装置において、送出部から送出される小袋連続体は、切断部により途中で切断されて2つに分離される。縁掛け機構は、分離された小袋連続体のうちの後続側のものについて、切断された端部である始端が収納箱の外側にくるように、小袋連続体を収納箱の縁に掛ける。
したがって、本発明の一態様に係る小袋連続体の折りたたみ装置によれば、小袋連続体の始端を収納箱の外部に配することができる。
また、本発明の一態様に係る小袋連続体の折りたたみ装置は、上記の構成に加えて、前記縁掛け機構は、前記送出部と、前記送出部の動作を制御する制御装置とを含み、前記制御装置は、前記収納箱の鉛直上方の領域から外れた位置で、前記始端の高さが前記縁の高さよりも低くなるまで前記小袋連続体を前記送出部から送出させたうえで、前記送出部が前記収納箱の鉛直上方の領域内に位置するように前記送出部を移動させてもよい。
上記の構成によれば、縁掛け機構は、送出部と、送出部を制御する制御装置とを含む。制御装置の制御により、送出部は、収納箱の鉛直上方の領域から外れた位置で、始端の高さが収納箱の縁の高さよりも低くなるまで小袋連続体を送出する。その後、送出部は、収納箱の鉛直上方の領域内に位置するように移動する。これにより、小袋連続体の始端が収納箱の外側にくるように、小袋連続体が収納箱の縁に掛けられる。
したがって、本発明の一態様に係る小袋連続体の折りたたみ装置においては、送出部および制御装置により、小袋連続体の始端を収納箱の外部に配することができる。
また、本発明の一態様に係る小袋連続体の折りたたみ装置は、上記の構成に加えて、前記縁掛け機構は、前記送出部と、水平成分を含む方向に前記収納箱を移動させることで前記小袋連続体の収納が行われる位置である収納位置に前記収納箱を配置する移動部と、前記送出部および前記移動部の動作を制御する制御装置とを含み、前記制御装置は、前記始端の高さが前記縁の高さよりも低くなるまで前記小袋連続体を前記送出部から送出させたうえで、前記移動部に前記収納箱を前記収納位置に配置させてもよい。
上記の構成によれば、縁掛け機構は、送出部と、収納位置に収納箱を配置する移動部と、送出部を制御する制御装置とを含む。制御装置の制御により、送出部は、始端の高さが収納箱の縁の高さよりも低くなるまで小袋連続体を送出する。その後、移動部は、収納箱を収納位置に配置する。これにより、小袋連続体の始端が収納箱の外側にくるように、小袋連続体が収納箱の縁に掛けられる。
したがって、本発明の一態様に係る小袋連続体の折りたたみ装置においては、送出部、移動部および制御装置により、小袋連続体の始端を収納箱の外部に配することができる。
また、本発明の一態様に係る小袋連続体の折りたたみ装置は、上記の構成に加えて、前記縁掛け機構は、前記送出部から送出された前記小袋連続体の前記始端を前記収納箱の外部に移動させる始端移動装置であってもよい。
上記の構成によれば、縁掛け機構は、始端移動装置である。始端移動装置は、送出部から送出された小袋連続体の始端を収納箱の外部に移動させる。これにより、小袋連続体の始端が収納箱の外側にくるように、小袋連続体が収納箱の縁に掛けられる。
したがって、本発明の一態様に係る小袋連続体の折りたたみ装置においては、始端移動装置により、小袋連続体の始端を収納箱の外部に配することができる。
本発明の一態様によれば、小袋連続体の始端を収納箱の外部に配することが可能な小袋連続体の折りたたみ装置を実現できる。
(a)〜(e)はいずれも、実施形態1の縁掛け機構の動作の例を順に説明するための図である。 実施形態1に係る折りたたみ装置の全体構成を示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 (a)〜(f)はいずれも、箱切り替え部の動作を順に説明するための図である。 (a)〜(d)はいずれも、実施形態2の縁掛け機構の動作の例を順に説明するための図である。 (a)〜(e)はいずれも、実施形態3の縁掛け機構の動作の例を順に説明するための図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(折りたたみ装置1の全体構成)
図2は、本実施形態に係る折りたたみ装置1(小袋連続体の折りたたみ装置)の全体構成を示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。折りたたみ装置1は、複数の小袋が連なってなる小袋連続体100(図1参照)を折りたたんで収納箱40に収納する装置である。なお、小袋連続体100は、図2の(a)および(b)においては省略されている。
図2の(a)および(b)に示すように、折りたたみ装置1は、ほぼ中央位置に直立状態の装置本体50を備える。装置本体50の、図1の(a)における紙面手前側に、箱切り替え部7が設けられている。箱切り替え部7は、収納箱40を搬送し、一つの収納箱40への小袋連続体100の収納が完了すると、自動的に他の収納箱40に切り替える。
箱切り替え部7は、第1プッシャ7a、箱位置センサ7b、第2プッシャ7c、箱排出ローラ7d、箱排出センサ7eおよびストッパ7fを備える。第1プッシャ7aは、収納箱40を押して第2プッシャ7cの前に移動させるプッシャである。箱位置センサ7bは、第1プッシャ7aによって移動した収納箱40が第2プッシャ7cの前の位置に到達したことを検出するセンサである。箱位置センサ7bは、例えば測距センサであってよい。第2プッシャ7cは、収納箱40を押して、水平成分を含む方向に収納箱40を移動させることで、小袋連続体100の収納が行われる位置である収納位置に収納箱40を配置するプッシャである。
箱排出ローラ7dは、回転運動により収納箱40を搬送するローラである。箱排出センサ7eは、複数の収納箱40の間の隙間を検知するセンサである。箱排出センサ7eは、例えば箱位置センサ7bと同様の測距センサであってよい。ストッパ7fは、小袋連続体100の収納が完了する前の収納箱40が収納位置を超えて移動することを防止するストッパである。
以下の説明では、小袋連続体100の収納が完了した収納箱40の搬送方向に平行な方向をX軸方向とする。
図3の(a)〜(f)はいずれも、箱切り替え部7の動作を順に説明するための図である。図3の(a)〜(f)において、収納箱40Aは、先に小袋連続体100が収納される収納箱である。また、収納箱40Bは、収納箱40Aへの小袋連続体100の収納が終了した後に小袋連続体100が収納される収納箱である。図3の(a)〜(f)においては、箱移動部43は省略されている。
図3の(a)においては、収納箱40Aに小袋連続体100が収納されている途中である。このとき、ストッパ7fは作動した状態であるため、収納箱40Aはストッパ7fの位置より下流側へ移動することはない。また、収納箱40Bは第1プッシャ7aの前に配置されている。
収納箱40Aへの小袋連続体100の収納が完了すると、ストッパ7fは解除される。続けて図3の(b)に示すように、第1プッシャ7aは、収納箱40Bを第2プッシャ7cの前へと押し出す。収納箱40Bが第2プッシャ7cの前の位置に到達したことを箱位置センサ7bが検出すると、第1プッシャ7aは収納箱40Bを押す動作を停止する。次に、図3の(c)に示すように、第2プッシャ7cは、収納箱40BをX軸方向に押して移動させる。このとき、収納箱40Aも、収納箱40Bに押されることでX軸方向に移動する。
収納箱40Aの一部が箱排出ローラ7dに乗り上げた後は、図3の(d)に示すように、箱排出ローラ7dによって収納箱40AがX軸方向に搬送されるようになる。収納箱40Aが箱排出ローラ7dによって移動する速度は、収納箱40Bが第2プッシャ7cに押されて移動する速度よりも速く設定されている。このため、収納箱40Aと40Bとの間には隙間が生じる。
図3の(e)に示すように、収納箱40Aと40Bとの間の隙間の位置が箱排出センサ7eの正面に到達すると、箱排出センサ7eは当該隙間が存在すること、すなわち収納箱40Aが排出されたことを検出する。箱排出センサ7eが当該隙間を検知するとストッパ7fが再度動作し、収納箱40Bが収納位置を超えて移動することを防止する。その結果、図3の(f)に示すように、ストッパ7fの位置で収納箱40Bが停止する。この状態で、折りたたみ装置1は、収納箱40Bへの小袋連続体100の収納を開始する。
なお、収納箱40Bがストッパ7fに接触した後に、第2プッシャ7cがさらに収納箱40Bを押し続けると、収納箱40Bが破損する虞がある。このため、第2プッシャ7cは、収納箱40Bが破損する前に動作を停止する機能を有することが好ましい。
具体的には、第2プッシャ7cが収納箱40Bを押す距離が、収納箱40Bの大きさに応じて予め設定されていてよい。または、収納箱40Bからの反力の大きさを検出するセンサを第2プッシャ7cが備え、当該反力が所定の大きさ以上になった場合に第2プッシャ7cが動作を停止するように設定されてもよい。または、収納箱40Bから加わる力の大きさを検出するセンサをストッパ7fが備え、当該力が所定の大きさ以上になった場合に第2プッシャ7cが動作を停止するように設定されてもよい。
なお、箱切り替え部7は必ずしも第1プッシャ7aを備える必要はない。この場合、収納箱40Bは、例えば最初から第2プッシャ7cの前に配されてよい。または、箱切り替え部7は、収納箱40Bを押して移動させる第1プッシャ7aの代わりに、例えば収納箱40Bを載置した状態で移動させるコンベヤシステムを備えてもよい。また、箱切り替え部7は、箱排出ローラ7dの代わりに、収納箱40Aを収納箱40Bから引き離すための、コンベヤシステム、またはシリンダを用いた移動機構を備えていてもよい。また、ストッパ7fは、収納箱40Aおよび40Bの移動を防止する状態と防止しない状態とを切り換えるように動作するストッパではなく、固定式のストッパであってもよい。固定式のストッパは、圧力または摩擦力によって、収納箱40Aへの小袋連続体100の収納時における、意図しない収納箱40Aの移動を防止する。一方、第2プッシャ7cによって収納箱40Bを介して収納箱40Aを移動させる場合には、上記の圧力または摩擦力よりも大きな力が収納箱40Aに加わり、固定式のストッパを超えて収納箱40Aを移動させることができる。
箱切り替え部7の搬送方向の上流側に、小袋連続体100が一旦収納される第1リザーブボックス15が設けられている。第1リザーブボックス15は、充填機(図示せず)から出てくる小袋連続体100を受け、充填機と装置本体50との間の小袋連続体100を送出する速度の相異を吸収するバッファとして機能する。
具体的には、第1リザーブボックス15内の小袋連続体100の量が所定の量以上であれば、第1リザーブボックス15から装置本体50に小袋連続体100が送出される。一方、第1リザーブボックス15内の小袋連続体100の量が所定の量未満であれば、第1リザーブボックス15から装置本体50に小袋連続体100が送出されない。所定の量は、例えば小袋連続体100の重量または体積で定められてもよく、小袋の数で定められてもよい。これにより、第1リザーブボックス15から装置本体50への小袋連続体100の送出は、間欠的に行われる。一方、充填機から第1リザーブボックス15への小袋連続体100の送出は、連続的に行われてよい。
この方法では、装置本体50において小袋連続体100が送出される速度が充填機において小袋連続体100が送出される速度より遅い場合には、第1リザーブボックス15は当該速度の相違を吸収できない。したがって、装置本体50における上記速度は、充填機における上記速度以上になるように設定されることが好ましい。
また、第1リザーブボックス15から装置本体50に小袋連続体100が送出されるか否かを決定するための上記所定の量に、ヒステリシスが設けられていてもよい。すなわち、第1リザーブボックス15から装置本体50に小袋連続体100が送出され始める第1の所定の量と、第1リザーブボックス15から装置本体50に小袋連続体100が送出されなくなる第2の所定の量とが異なっていてもよい。この場合、第1の所定の量が第2の所定の量より多いことは言うまでもない。または、第1リザーブボックス15から装置本体50に小袋連続体100を送出されるか否かの切り替えを行ってから所定の時間は、当該切り替えを行わないようにしてもよい。これにより、第1リザーブボックス15内の小袋連続体100の量が所定の量の近傍である場合に、装置本体50に小袋連続体100を送出するか否かが頻繁に切り替わることのない、安定した動作を実現できる。
なお、収納箱40の切り替え動作の間には、装置本体50から収納箱40へ小袋連続体100が送出されない。このため、第1リザーブボックス15から装置本体50への小袋連続体100の送出も停止され、第1リザーブボックス15に小袋連続体100が溜まることになる。このため、収納箱40の切り替えが終了し、収納を再開した直後には、第1リザーブボックス15内の小袋連続体100を減少させるため、第1リザーブボックス15から装置本体50への小袋連続体100の送出速度を十分に高くすることが好ましい。
第1リザーブボックス15の上方には、小袋連続体100を案内するガイドローラ30およびガイドローラ31が設けられている。小袋連続体100は、第1リザーブボックス15から、ガイドローラ30およびガイドローラ31に順次巻き掛けられて、サイドフィード部9に搬送される。
サイドフィード部9は、後述する第2リザーブボックス8内の小袋連続体100の量に応じて小袋連続体100の搬送速度を調整する調整機構である。サイドフィード部9は、X軸方向に沿って設けられた一対のローラ32と、この一対のローラ32の間に設けられた押さえローラ33とを備えている。小袋連続体100は、一対のローラ32と押さえローラ33とに挟み込まれて搬送される。
サイドフィード部9の下流側には、第2リザーブボックス8が設けられている。第2リザーブボックス8には、当該第2リザーブボックス8内の小袋連続体100の量を検出するセンサ(不図示)が設けられている。第2リザーブボックス8内の小袋連続体100の量が少ない場合には、サイドフィード部9は高速で運転する。一方、第2リザーブボックス8内の小袋連続体100の量が多い場合には、サイドフィード部9は低速で運転する。
第2リザーブボックス8の上方には、円弧状搬送ローラ部14が設けられている。円弧状搬送ローラ部14は、X軸方向に沿って設けられた一対のガイドローラ35と、一対のガイドローラ35の間に設けられたフィードベルト36と、フィードベルト36の下側に設けられた複数の小型のフィードローラ39と、一方のガイドローラ35の下側に設けられた小型のローラ41とを備えている。ここで、一方のガイドローラ35とは、一対のガイドローラ35の中で、小袋連続体100の搬送方向の上流側に設けられたガイドローラ35である。小袋連続体100は、第2リザーブボックス8から、小型のローラ41、一方のガイドローラ35、フィードベルト36、および他方のガイドローラ35を順次に通過する。この構成により、安定的に小袋連続体100を搬送することができ、小袋に穴または破れが発生することを防止することができる。
なお、フィードベルト36は、モータ(不図示)により駆動される。このモータにより、フィードベルト36のスピードが調整される。モータとしては、例えばサーボモータ、ステッピングモータ、またはDCモータ等を用いることができる。
他方のガイドローラ35は、装置本体50の上端のほぼ中央に設けられている。他方のガイドローラ35の下側に、境界検出器18、フィードローラ部2、折目付けユニット16、およびカッターユニット17(切断部)が設けられている。境界検出器18は、小袋連続体100の小袋間の境界を検知して、小袋を一袋ずつ検出する。境界検出器18の例としては、超音波を用いるもの、ローラを用いるもの、または光電管を用いるものが挙げられる。境界検出器18がローラを用いるものである場合、境界検出器18は、互いに接する2つのローラを備える。小袋連続体100は、上記2つのローラの間を通る。上記2つのローラの間に小袋連続体100の袋部分が存在する場合と、袋部分の間のシール部分が存在する場合とで、上記2つのローラの間の距離が変化する。したがって、境界検出器18は、当該距離を検出することで小袋間の境界を検知する。フィードローラ部2は、一対のフィードローラにより構成され、モータにより駆動され、小袋連続体100を折目付けユニット16に搬送する。折目付けユニット16は、小袋連続体100に折目を付け、収納箱40の両端で小袋連続体100が容易に折れるようにする。カッターユニット17は、駆動ダクト部3から送出される小袋連続体100を途中で切断する。小袋連続体100は、他方のガイドローラ35から、境界検出器18、フィードローラ部2、折目付けユニット16、およびカッターユニット17を順次に通過する。この方向に平行な方向をV軸方向とする。
カッターユニット17の下側には、小袋連続体100を送り出す駆動ダクト部3(送出部)が設けられている。駆動ダクト部3は、モータにより駆動され、X軸方向に揺動する。また、駆動ダクト部3は、装置本体50とともに上下方向に移動する。
駆動ダクト部3の下方が、小袋連続体100の収納が行われる収納箱40が配置される位置である収納位置である。小袋連続体100は、駆動ダクト部3の揺動により、収納位置に配置された収納箱40のX軸方向に収納される。
また、収納位置の下側には、収納位置に配置された収納箱40を移動させる箱移動部43が設けられている。箱移動部43は、収納箱40を、X軸方向およびV軸方向の両方に対して垂直な方向(前後方向)に移動させる。小袋連続体100は、箱移動部43による収納箱40の移動により、収納箱40の前後方向に収納される。
カッターユニット17が小袋連続体100を切断するときには、切断された小袋連続体100の終端がスムーズに収納箱40へ送出されるよう、駆動ダクト部3は鉛直下方に向いた状態とすることが好ましい。
また、装置本体50には、一対の押さえ付け部5が設けられている。押さえ付け部5は、収納箱40内で折りたたまれた小袋連続体100の折り返し箇所を押さえ付けるための装置である。小袋連続体100が軽く、自重によっては収納箱40の両端でうまく折れない場合には、一対の押さえ付け部5により、収納箱40の両端に位置する小袋連続体100を交互に押さえることで、小袋連続体100が収納箱40の両端で盛り上がることを防止することができる。
また、装置本体50には、制御装置11が設けられている。制御装置11は、駆動ダクト部3をはじめとする、折りたたみ装置1の各部を制御する。
さらに、折りたたみ装置1は、カッターユニット17により切断されて2つに分離された小袋連続体100のうちの後続側のものについて、切断された端部である始端110が収納箱40の外側にくるように小袋連続体100を収納箱40の縁40aに掛ける縁掛け機構を有する。本実施形態においては、縁掛け機構は、駆動ダクト部3と、制御装置11とを含む。
(縁掛け機構の動作)
図1の(a)〜(e)はいずれも、本実施形態の縁掛け機構の動作の例を順に説明するための図である。本実施形態の縁掛け機構において、制御装置11は駆動ダクト部3を、以下の通り動作するように制御する。なお、図1の(a)〜(e)においては、簡単のため、折りたたみ装置1の構成要素を適宜省略している。
まず、制御装置11は、図1の(a)〜(b)に示すように、駆動ダクト部3を、収納箱40の鉛直上方の領域から外れた位置に配する。この状態で、制御装置11は、小袋連続体100の始端110の高さが収納箱40の縁40aの高さよりも低くなるまで、小袋連続体100を駆動ダクト部3から送出させる。そのうえで、制御装置11は、図1の(c)に示すように、駆動ダクト部3の先端が収納箱40の鉛直上方の領域内に位置するように駆動ダクト部3を移動させる。
その後、図1の(d)に示すように、制御装置11は、駆動ダクト部3を収納箱40の底面近傍まで下降させる。これにより、小袋連続体100が収納箱40の縁40aに掛けられる。さらにその後、図1の(e)に示すように、折りたたみ装置1は、収納箱40への小袋連続体100の収納を開始する。
以上のとおり、折りたたみ装置1においては、縁掛け機構(駆動ダクト部3および制御装置11)により、小袋連続体100を収納箱40の縁40aに掛け、始端110を収納箱40の外部に配置することができる。
〔実施形態2〕
本発明の別の実施形態について、以下に説明する。本実施形態の折りたたみ装置1A(小袋連続体の折りたたみ装置)は、個々の構成要素については折りたたみ装置1と同じであるため、構成については図2を参照して説明する。
本実施形態の折りたたみ装置1Aは、縁掛け機構として、駆動ダクト部3と、第2プッシャ7c(箱配置部)と、制御装置11とを含む。第2プッシャ7cは、上述したとおり、水平成分を含む方向に収納箱40を移動させることで、小袋連続体100の収納が行われる位置である収納位置に収納箱40を配置する。本実施形態の制御装置11は、少なくとも駆動ダクト部3および第2プッシャ7cを制御する。
図4の(a)〜(d)はいずれも、本実施形態の縁掛け機構の動作の例を順に説明するための図である。図3における説明と同様、収納箱40Aは先に小袋連続体100が収納される収納箱である。また、収納箱40Bは収納箱40Aへの小袋連続体100の収納が終了した後に小袋連続体100が収納される収納箱である。なお、図4の(a)〜(d)においては、簡単のため、折りたたみ装置1Aの構成要素を適宜省略している。
本実施形態の縁掛け機構において、制御装置11は駆動ダクト部3および第2プッシャ7cを、以下の通り動作するように制御する。すなわち、制御装置11は、図4の(a)に示すように、まず収納箱40Aへ小袋連続体100を収納する。その後、制御装置11は、収納箱40Bを収納位置に配置する前に、始端110の高さが縁40aの高さよりも低くなるまで小袋連続体100を駆動ダクト部3から送出させる。そのうえで、制御装置11は、図4の(b)に示すように、第2プッシャ7cに収納箱40Bを収納位置に配置させる。
その後、図4の(c)に示すように、制御装置11は、駆動ダクト部3を収納箱40Bの底面近傍まで下降させる。これにより、小袋連続体100が収納箱40Bの縁40aに掛けられる。さらにその後、図4の(d)に示すように、制御装置11は、収納箱40Bへの小袋連続体100の収納を開始させる。
以上のとおり、折りたたみ装置1Aは、折りたたみ装置1とは異なる構成の縁掛け機構(駆動ダクト部3、第2プッシャ7cおよび制御装置11)を備える。当該縁掛け機構によっても、小袋連続体100を収納箱40の縁に掛け、始端110を収納箱40の外部に配置することができる。
なお、本実施形態においては、折りたたみ装置1Aは、必ずしもX軸方向に揺動可能な駆動ダクト部3を備える必要はなく、装置本体50に対して一定の位置から小袋連続体100を送出するダクト部を代わりに備えていてもよい。この場合には、箱移動部43(図2参照)が、収納箱40をX軸方向に移動させる機能をさらに有する。箱移動部43がダクト部に対して収納箱40を2次元的に移動させることで、小袋連続体100が折りたたまれて収納箱40に収納される。
〔実施形態3〕
本発明の別の実施形態について、以下に説明する。
本実施形態の折りたたみ装置1B(小袋連続体の折りたたみ装置)は、折りたたみ装置1が備える各構成要素に加えて、縁掛け機構としてのチャック装置44(始端移動装置)を備える。チャック装置44は、駆動ダクト部3から送出された小袋連続体100の始端110を収納箱40の外部に移動させる。チャック装置44は、例えば装置本体50(図2参照)に設けられた、小袋連続体100をチャック(把持)することが可能なロボットアームであってよい。
図5の(a)〜(e)はいずれも、本実施形態の縁掛け機構の動作の例を順に説明するための図である。なお、図5の(a)〜(e)においては、簡単のため、折りたたみ装置1Bの構成要素を適宜省略している。
収納箱40への小袋連続体100の収納開始時には、予め駆動ダクト部3の先端から小袋連続体100がある程度送出された状態となっている。この状態で、図5の(a)に示すように、チャック装置44が小袋連続体100をチャックし、図5の(b)に示すように、小袋連続体100の始端110を収納箱40の鉛直上方から外れた位置へ移動させる。この状態で駆動ダクト部3およびチャック装置44を下降させると、図5の(c)に示すように、小袋連続体100が収納箱40の縁40aに掛けられ、始端110が収納箱40の外部に配された状態となる。
図5の(c)に示した状態から、チャック装置44を小袋連続体100から外すとともに、さらに駆動ダクト部3を下降させると、図5の(d)に示すように、小袋連続体100の始端110が収納箱40の外部に配されたまま、小袋連続体100が収納箱40の縁から底まで配置される。その後、図5の(e)に示すように、収納箱40への小袋連続体100の収納が開始される。
以上のとおり、折りたたみ装置1Bは、折りたたみ装置1などとは異なる構成の縁掛け機構(チャック装置44)を有する。当該縁掛け機構によっても、小袋連続体100の始端110を収納箱40の外部に配置することができる。
なお、上述した動作の例では、チャック装置44が始端110を収納箱40の鉛直上方から外れた位置へ移動させた状態で、駆動ダクト部3およびチャック装置44を下降させた。しかし、本実施形態においては、始端110の高さが縁40aの高さより低くなるように駆動ダクト部3が下降した後に、チャック装置44が始端110を収納箱40の外部へ引き出してもよい。
また、本実施形態の折りたたみ装置1Bは、チャック装置44ではなく、小袋連続体100を移動させることが可能な他の装置を備えていてもよい。例えば小袋連続体100を把持しないロボットアームである場合、当該ロボットアームに小袋連続体100を掛けて移動させることで、始端110を収納箱40の外部へ配することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1、1A、1B 折りたたみ装置(小袋連続体の折りたたみ装置)
3 駆動ダクト部(送出部)
7c 第2プッシャ(箱配置部)
11 制御装置
17 カッターユニット(切断部)
40、40A、40B 収納箱
40a 縁
44 チャック装置(始端移動装置)
100 小袋連続体
110 始端

Claims (4)

  1. 複数の小袋が連なってなる小袋連続体を折りたたんで収納箱に収納する小袋連続体の折りたたみ装置であって、
    前記小袋連続体を送り出す送出部と、
    前記送出部から送出される小袋連続体を途中で切断する切断部とを備え、
    前記切断部により切断されて2つに分離された前記小袋連続体のうちの後続側のものについて、切断された端部である始端が前記収納箱の外側にくるように前記小袋連続体を前記収納箱の縁に掛ける縁掛け機構を有することを特徴とする小袋連続体の折りたたみ装置。
  2. 前記縁掛け機構は、前記送出部と、前記送出部の動作を制御する制御装置とを含み、
    前記制御装置は、前記収納箱の鉛直上方の領域から外れた位置で、前記始端の高さが前記縁の高さよりも低くなるまで前記小袋連続体を前記送出部から送出させたうえで、前記送出部が前記収納箱の鉛直上方の領域内に位置するように前記送出部を移動させることを特徴とする請求項1に記載の小袋連続体の折りたたみ装置。
  3. 前記縁掛け機構は、前記送出部と、水平成分を含む方向に前記収納箱を移動させることで前記小袋連続体の収納が行われる位置である収納位置に前記収納箱を配置する箱配置部と、前記送出部および前記箱配置部の動作を制御する制御装置とを含み、
    前記制御装置は、前記始端の高さが前記縁の高さよりも低くなるまで前記小袋連続体を前記送出部から送出させたうえで、前記箱配置部に前記収納箱を前記収納位置に配置させることを特徴とする請求項1に記載の小袋連続体の折りたたみ装置。
  4. 前記縁掛け機構は、前記送出部から送出された前記小袋連続体の前記始端を前記収納箱の外部に移動させる始端移動装置であることを特徴とする請求項1に記載の小袋連続体の折りたたみ装置。
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