JP2019010018A - 収穫機 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャビン内の作業者の視点に拘わらず必要な視界を確保しつつ表示装置から情報の取得も可能な収穫機を構成する。【解決手段】運転座席10と、この運転座席10の一方の側部に配置されるサイドパネル11と、これらを覆うキャビン5とを備え、サイドパネル11の前部に隣接する領域に表示装置12が配置されると共に、この表示装置12が位置調節機構Aにより高さ調節自在に備えられている。【選択図】図5

Description

本発明は、キャビンの内部に表示装置を備えている収穫機に関する。
上記構成の収穫機として特許文献1には、車輪によって走行する普通型のコンバインにおいて、後輪カメラの撮影画像を表示する表示装置(文献ではモニター)を、キャビン内部で運転座席より前の左側に配置した技術が記載されている。
また、特許文献2には、撮像装置で撮影された画像情報を表示する表示装置を、フロントガラスの上下方向での中央位置で、キャビン内の角部に対応する位置に配置した技術が記載されている。
特開2017−79608号公報 特開2017−79609号公報
コンバインによる収穫作業では圃場の状態や走行機体の周囲の状況等を確認するため特許文献1,2に示されるように、カメラで撮影した圃場等の画像を表示する表示装置をキャビン内に備えることが望まれている。また、収穫作業では、キャビン内の作業者が視覚により圃場面を視認することも必要である。
特に、キャビン内の作業者の視野を拡大するため、特許文献1に示すようにフロントガラスの下端をキャビンのフロアー近くの位置に配置することも行われている。これにより、走行機体の前端近くの圃場面の状態まで視認可能となる。
しかしながら、キャビン内で運転座席より前方に表示装置を配置したものでは、キャビンの作業者の体格により表示装置によって遮られる視界の領域が異なるため作業に適した視界を確保する点で改善の余地がある。
このような理由から、キャビン内の作業者の視点に拘わらず必要な視界を確保しつつ表示装置から情報の取得も可能な収穫機が求められる。
本発明の特徴は、運転座席と、この運転座席の一方の側部に配置されるサイドパネルと、これらを覆うキャビンとを備え、
前記サイドパネルの前部に隣接する領域に表示装置が配置されると共に、この表示装置が位置調節機構により高さ調節自在に備えられている点にある。
この特徴構成によると、運転座席の一方の側部に配置されたサイドパネルに操作レバーを備えることやスイッチ類を備えることで運転座席に着座した作業者による操作が可能となる。また、運転座席に着座した運転者がサイドパネルの前部に配置した表示装置に表示される情報を取得できる。特に、位置調節機構で表示装置の高さを調節することで、運転座席に着座した作業者の視界を表示装置が遮る領域を調節し、作業者が確認すべき圃場面を遮られずに視認できる。
従って、キャビン内の作業者の視点の高さ拘わらず必要な視界を確保しつつ表示装置での情報の取得も可能な収穫機が構成された。
他の構成として、前記位置調節機構が、前記表示装置に連結するフレームの端部に設けたフランジと、前記キャビンの支柱又は縦壁に設けた支持部材とを備え、
前記位置調節機構は、前記フランジと、前記支持部材との縦方向での連結位置を選択できるように構成されても良い。
これによると、位置調節機構が、キャビンを構成する支柱や縦壁に支持される支持部材に対して、表示装置に連結するフレームの端部のフランジを連結するため、表示装置を安定した姿勢に維持することが可能となる。
他の構成として、前記支持部材が縦向き姿勢の連結面を有し、前記フランジが縦向き姿勢のフランジ面を有しており、前記フレームが前記フランジから前記キャビンの中央側に延出する形態で形成され、前記連結面には縦方向に複数のネジ孔が形成され、前記フランジ面に貫通孔が形成され、前記貫通孔に挿通したボルトを複数の前記ネジ孔の何れかを選択して螺合させることにより縦方向での位置調節を行えるように前記位置調節機構が構成されても良い。
これによると、表示装置の高さ調節を行う場合には、支持部材の連結面に対してフランジのフランジ面を当接させた状態で、フランジ面に形成された貫通孔に挿通するボルトを、連結面の複数のネジ孔の何れかを選択して螺合させることで強固な固定が実現する。
他の構成として、前記サイドパネルの前端より前側の空間に前記表示装置が配置されても良い。
これによると、サイドパネルの前側の空いた空間に表示装置の一部を挿入する形態で配置することが可能となる。また、例えば、サイドパネルの前側に支柱が配置されているキャビンでは、キャビンに妨げられることなく支柱に対してサイドパネルを備えることが可能となる。
他の構成として、前記サイドパネルの上面に収穫作業に必要な設定を行う操作レバーが配置され、前記サイドパネルを基準にして前記表示装置の突出方向での外端位置の上面に前記表示装置の表示形態を設定する操作部を備えても良い。
これによると、例えば、サイドパネルが運転座席に左側に配置されたものでは、サイドパネルの上面の操作レバーを左手で操作できる。また、このようにサイドパネルが運転座席の左側に配置されたものでは、表示装置の右側に外端位置にスイッチが配置されるため、右手でスイッチを操作でき、両手を用いた同時操作も可能となる。このように両手を用いた同時操作は、サイドパネルが運転座席の右側に配置されたものでも可能となる。
他の構成として、前記表示装置が、前方側ほど高い位置となる傾斜姿勢で備えられると共に、この表示装置の最も低い位置が、前記サイドパネルの上面より下側に設定されても良い。
これによると、サイドパネルは、上面に操作レバーやスイッチが配置されるため、運転者が一方の手で操作を行えるように上面の高さが設定される。また、表示装置が傾斜する姿勢であり、この表示装置の最も低い位置がサイドパネルの上面より低い位置に設定されるため、作業者はサイドパネル11の上面の視線を少し下げる程度で表示装置から情報を取得できる。
他の構成として、走行機体に備えたエンジンの駆動力を変速して走行装置に伝えるミッションケースが、前記キャビンの下側に配置され、前記ミッションケースの変速装置の変速状態を設定する変速レバーの操作部が、前記表示装置の下側に配置されても良い。
これによると、表示装置より下側に変速レバーが配置されるため、変速レバーのグリップ等の上端部位が表示装置の表示を遮ることがない。
他の構成として、前記キャビンにおいて、前記表示装置の下側のフロアーに、前記運転座席に着座した作業者の足を置く足置台を備えると共に、この足置台が、前側の横向き姿勢の切換軸芯を中心に揺動することにより、使用姿勢と、後端位置を持ち上げた格納姿勢とに切換自在に構成され、
前記使用姿勢にある場合には、上下方向視で前記足置台の左右方向の一部が前記表示装置と重複し、且つ、前記足置台の前後方向の後部位置が前記表示装置から後方に露出し、前記格納姿勢にある場合には、上下方向視で前記足置台の左右方向の一部が前記表示装置と重複し、且つ、前記足置台の前後方向の後端位置が前記表示装置に重複する位置に配置されても良い。
これによると、足置台を使用姿勢に設定した状態で運転者の足を置くことにより楽な姿勢で作業を行え、足置台が不要な場合には足置台の後端位置を持ち上げて格納姿勢に設定することで足元の空間を拡大できる。また、上下方向視において足置台が使用姿勢にある場合でも、格納姿勢にある場合でも、表示装置の一部が足置台と重複する位置関係となるため、キャビンの前後方向での寸法を拡大することなく、キャビン内部のスペースを有効に利用して表示装置と足置台とを配置できる。
コンバインの左側面図である。 コンバインの右側面図である。 コンバインの平面図である。 キャビンの後面図である。 キャビンの縦断側面図である。 キャビンの縦断正面図である。 キャビンの横断平面図である。 ワイパーと駆動ケースとを示す断面図である。 ワイパーの駆動ケースとスイッチとの配置を示す図である。 表示装置と位置調節機構とを示す側面図である。 足置台の分解斜視図である。 足置台の縦断側面図である。
以下、本発明に係る収穫機の一例である普通型コンバインの実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態では、図1,2,3に示すように、収穫作業時に機体が走行する方向を機体前側Fと定義し、この逆方向を機体後側Bと定義しており、作業者が機体前側Fに向かう姿勢にある状態で作業者の右側となる方向を機体右側Rと定義し、この逆側となる方向の機体左側Lと定義している。
〔全体構成〕
図1,2,3に示すように、このコンバインは、クローラ走行装置3により走行する走行機体1に対し、作物を収穫する刈取部2と、キャビン5で覆われた運転部6と、ディーゼルエンジン44(以下、エンジンと略称する)を有する原動部7と、収穫した作物を脱穀する脱穀装置8と、脱穀により得られた穀物を貯留する穀粒タンク9とを備えている。尚、このコンバインは、稲、麦、そば、大豆、トウモロコシ等の作物を収穫することができる。
走行機体1は、機体フレーム4を備えており、この機体フレーム4に左右一対のクローラ走行装置3を備え、この機体フレーム4の前端に刈取部2を昇降自在に備えている。運転部6は走行機体1の前部の右側に配置され、この運転部6の下側に原動部7が配置されている。脱穀装置8は、走行機体1の左側に配置され、これと左右方向で並列するように走行機体1の右側に穀粒タンク9が配置されている。
刈取部2には、植立状態の作物を刈取対象と非刈取対象に分ける左右一対のデバイダ17と、植立状態の作物を掻き込む掻込リール18と、植立状態の作物の株元を切断するバリカン型の刈取装置19と、刈取作物を刈幅方向中央側に寄せ集めるオーガ20と、刈取作物を脱穀装置8に搬送するフィーダ21とが備えられている。
脱穀装置8は、扱室内に備えられた扱胴22と、その下方側に備えられた受網(図示せず)とにより、搬送された刈取作物の脱穀処理が行われる。扱室の下方に備えられた選別部23において、受網を漏下した脱穀処理物を穀粒と排ワラ屑等に分離する選別処理が行われる。脱穀装置8の機体後部には、排ワラ屑を細断処理して後下方に排出する排ワラ細断装置24が備えられている。
図1,2,3に示すように、脱穀装置8は、選別部23による選別処理によって得られた穀粒を、一番物搬送スクリュー27により脱穀装置8の右横側外方に搬送した後に、バケットコンベア式の揚穀装置25により上方から穀粒タンク9に供給する。また、脱穀装置8の下部で回収された枝付き籾等の二番物を、二番物搬送スクリュー28により脱穀装置8の右横側外方に搬送し、この二番物を選別部23に還元する二番物還元装置26が備えられている。
穀粒タンク9の下部には貯留している穀粒を、後方に搬送する底スクリュー30が備えられている(図2参照)。穀粒タンク9の後部には、底スクリュー30で搬送された穀粒を外部に排出する穀粒排出装置29が備えられている。この穀粒排出装置29は、穀粒を上方に搬送する縦スクリューコンベア29Aと、この縦スクリューコンベア29Aの上端部から穀粒を横方向に搬送して先端の排出口から排出する横スクリューコンベア29Bとを備えている。
図4,5に示すように、原動部7には、エンジンボンネット42によりエンジンルーム43が形成されている。このエンジンボンネット42が、エンジンルーム43と運転用空間とを仕切っており、エンジンボンネット42の上方に運転座席10が配置される。
エンジンルーム43に、エンジン44と、エンジン冷却用のラジエータ45と、ラジエータ45に供給する冷却風を生起する冷却ファン46と、第1排ガス浄化装置47と、第2排ガス浄化装置48とを備えている。
この構成から、エンジン44から排出される排ガスは、第1排ガス浄化装置47と、第2排ガス浄化装置48とにおいて浄化され、排気管49を介して排出される。尚、第1排ガス浄化装置47と、第2排ガス浄化装置48とは一体化してエンジン44の上部に配置され、第1排ガス浄化装置47では排ガスに含まれる粒子状物質(PM)を除去し、第2排ガス浄化装置48では、排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を減少させる。
図5,6に示すように、キャビン5の下方位置で原動部7の前部位置には、静油圧式の無段変速装置32とミッションケース33とが連結した状態で備えられている。エンジン44からの駆動力は無段変速装置32で無段階に変速され、このように変速された動力がミッションケース33で変速され、左右のクローラ走行装置3に伝えられる。
〔運転部〕
図3,5,6,7に示すように、運転部6には、運転座席10と、サイドパネル11と、表示装置12と、操向レバー13とを備えており、これらを覆う位置にキャビン5が配置されている。
キャビン5は、透明ガラス板で成るフロントガラス51と、右側のドア52と、左側の左側壁53と、後部位置の後壁54と、これらの上部を覆うルーフ55と、足元のフロアー56とを備えて構成されている。ドア52は、キャビン5に右側部の乗降口に対して開閉自在に備えられる枠体に透明ガラス板を嵌め込んで構成されている。また、左側壁53にはスライド式に開閉する透明ガラス板を備えており、後壁54には透明ガラス板を備えている。
キャビン5の前部位置の左側に左支柱14を備え、右側に右支柱15を備えておりフロントガラス51は、左支柱14と、右支柱15と、フロアー56の前端と、ルーフ55の前端とに嵌め込む状態で支持されている。これにより、フロントガラス51は、縦方向でフロアー56の上面から、ルーフ55の下面に亘る領域で、左右方向で左支柱14から右支柱15に亘る領域に配置される。
〔キャビン外部の構成〕
キャビン5は、図6に示すように、ルーフ55の前面に複数の作業灯60を備えている。また、キャビン5の外部の前部位置には、図6,7に示すように、右支柱15の外部に備えたステー61に対し、ミラーアーム62aを介して右側外方に突出するようにサイドミラー62を備えている。
図6〜図9に示すように、フロントガラス51の外面(前面)にはワイパー64を備えており、フロントガラス51の内面にはワイパー64を駆動する駆動ケース65を備えている。この駆動ケース65は、フロントガラス51を貫通する複数の固定ビス66で固定され、この駆動ケース65から前方に突出するフロントガラス51の貫通孔を挿通する状態で配置された出力軸65aがワイパー64の基端部に連結している。尚、出力軸65aが挿通する貫通孔には筒状の防水シール67を備えている。
図6に示すように、駆動ケース65は、フロントガラス51の左右方向での中央位置より左側に変位した位置で、ルーフ55に近接する上方位置に配置され、出力軸65aによるワイパー64の揺動角度αが130°程度に設定されている。
ステー61は、フロントガラス51の前面より前方に突出する姿勢で形成され、このステー61の左側には、フロントガラス51にウオッシャー液を噴射する噴射ノズル68を備えている。この噴射ノズル68では、図6に矢印で示すようにウオッシャー液をフロントガラス51のガラス面に沿って略横方向に噴射する噴射口と、これより斜め下方に向けてウオッシャー液を噴射する噴射口との2つの噴射口が形成されている。
また、図6に示すように、ウオッシャー液を貯留するウオッシャー液タンク69が、キャビン5のフロアー56の下方の空間に備えられ、このウオッシャー液タンク69のウオッシャー液を噴射ノズル68に供給するウオッシャー液管70が、右支柱15に沿って配置されている。
尚、ウオッシャー液タンク69が配置される空間の前面には、ウオッシャー液タンク69を覆うパネル板71が配置されるため、ウオッシャー液タンク69にウオッシャー液を補充する際にはパネル板71を開放することになる。
図9に示すように、キャビン5の天井壁(ルーフ55の下面側の壁)に一対の制御スイッチ72を備えており、これらの制御スイッチ72の一方の操作により作業灯60の点灯と消灯とが可能となり、他方の操作によりワイパー64の駆動と停止、及び、ウオッシャー液の噴射の制御が可能になる。尚、ワイパー64の駆動停止、及び、ウオッシャー液の噴射の選択は制御スイッチ72を押し操作する時間によって可能となる。
〔キャビン内部の構成〕
図5,6,7に示すように、サイドパネル11は、運転座席10の左側部で、左側壁53の内側に配置され、その上面には、走行速度を設定する主変速レバー73と、駆動力を断続するクラッチレバー74とが備えられている。主変速レバー73は、無段変速装置32を制御し、クラッチレバー74は、刈取部2と脱穀装置8とを駆動する駆動力の断続を制御する。
前述した操向レバー13は、右支柱15に支持されるレバー支持ケース75に備えられ、このレバー支持ケース75には搭乗時に作業者が握るハンドル76を備えている。このハンドル76は、作業時に作業者の右腕を支えるアームレストとして機能する。尚、主変速レバー73とクラッチレバー74とが、収穫作業に必要な設定を行う操作レバーの具体例である。
キャビン5の内部には、表示装置12の下側でフロアー56の上面には足置台77を備えている。また、図5,6に示すように、フロアー56の左側にはパーキング用のブレーキペダル79を備え、このブレーキペダル79の近傍には副変速レバー80の操作部80aを配置している。
ブレーキペダル79は、ミッションケース33の内部の嵌合部材(図示せず)と連係しており、踏む込み操作することにより、嵌合部材をミッションケース33の内部のギヤ等に嵌合させてクローラ走行装置3の作動を拘束状態に維持する。
このような構成から、走行機体1を路上で駐車状態に維持する場合や、停車状態に維持する場合には、ブレーキペダル79を踏む込み操作し、ロック部材(図示せず)で踏み込み状態に保持することで、走行機体1を停車状態に維持できる。
副変速レバー80は、ミッションケース33の内部のギヤ式の副変速装置の変速操作を行う。この副変速レバー80は内部パネル81で覆われる位置に配置され、操作部80aが内部パネル81から露出する位置に配置されている。また、副変速レバー80は、操作部80aを上下方向に操作することで変速が実現する。
図6,7に示すように、サイドパネル11の前端と、フロントガラス51との間に所定の間隔を作り出す前部空間が形成されている。つまり、サイドパネル11の前側に隣合う位置で上下方向視において前部空間に一部が入り込むように、表示装置12が配置されている。つまり、図7に示すように、サイドパネル11のうち、運転座席10に近い位置(右側位置)の縦壁から前方に伸びる基準直線Qを想定すると、表示装置12の左側の端部が基準直線Qより左側に入り込むように配置される。
図10に示すように、表示装置12は前方側ほど高い位置となる傾斜姿勢で備えられると共に、この表示装置12において最も低い位置がサイドパネル11の上面より下側に配置されている。この実施形態では、図7に示すように、表示装置12のうち、サイドパネル11が配置された側(左側)の端部が、サイドパネル11の前端部と横方向に並ぶように配置されているが、サイドパネル11の前端位置を、表示装置12より後端側に配置することにより、サイドパネル11の前端とフロントガラス51との間に空間を形成し、この空間に表示装置12の一部が入り込むように配置しても良い。
図7に示すように、表示装置12は、液晶ディスプレイ等の表示面12aを上面に備えると共に、上面の右側(左支柱14を基準にして表示装置12が突出する方向の端部)に複数のスイッチ12b(操作部の一例)を備えている。表示装置12は、左支柱14に連結する左縦壁14aに対して対し位置調節機構Aにより上下位置調節自在に支持されている。この実施形態では表示装置12に操作部として複数のスイッチを備えていたが、例えば、この部位にタッチパネルやトラックボール等のデバイスを備えることで操作部を構成しても良い。
表示装置12の表示面12aには、速度計や、負荷メータ、燃料残量メータ等が表示されるものであり、スイッチ12bの操作により、作業状態の詳細を示すデータ類や、外部に備えたカメラの撮影画像を表示できるように構成されている。
図10に示すように、表示装置12は、下面側に一端をロッド材で成るフレーム82を連結しており、このフレーム82の他端にフランジ83を設け、このフランジ83が連結する支持部材84を左縦壁14aに設けている。位置調節機構Aは、フランジ83と支持部材84とを備えて構成されている。図8に示すように、位置調節機構Aは内部パネル81により覆われている。尚、支持部材84を左支柱14に設けても良い。
フレーム82は、表示装置12に連結する部位を基準に直交方向に基端部分を屈曲させており、このように屈曲させて基端部分をフランジ83に対して溶接等の技術により固定している。このようにフレーム82に表示装置12を支持することにより表示装置12は左支柱14からキャビン5の中央側に張り出す位置に配置される。
フランジ83は、縦向き姿勢のフランジ面を有し、複数の貫通孔83bが形成されている。支持部材84は、連結面84aを有し、この連結面84aに複数のネジ孔84bが形成されている。図10に示す如く、貫通孔83bは、フレーム82の基端部分を挟む位置において上下に一対だけ形成されている。これに対して、ネジ孔84bは連結面84aにおいて一対のものが縦方向に5組程度形成されている。これにより表示装置12は上下方向に4段の高さ調節が可能となる。
この構成から、フランジ83の貫通孔83bに固定ボルト85を挿通し、表示装置12を必要とする高さに保持した状態で支持部材84の複数のネジ孔84bの何れかを選択して螺合させることにより、フランジ面と連結面84aとが密着する状態でフランジ83と支持部材84とが連結し、この連結の結果、表示装置12の高さが決まる。このように固定ボルト85が螺合するネジ孔84bを選択することにより表示装置12の高さの調節が実現する。
図6,7,11,12に示すように、足置台77は、運転座席10の前方位置においてフロアー56の上面に固定された支持フレーム87に対してブラケット88を介して支持されている。具体的な構造として、支持フレーム87の横方向の両端部には上方に立ち上がる姿勢で板状の一対の支持部87aを形成しており、各々の支持部87aには縦方向に並ぶ複数のボルト挿通孔87bが形成されている。
一対のブラケット88のは板材で形成されるものであり、一対のブラケット88の各々には上下方向に並ぶ一対のネジ孔部88aが形成されている。また、一対のブラケット88には、足置台77を揺動自在に支持するため横向き姿勢となる揺動支軸89を備えている。更に、一対のブラケット88には、揺動支軸89と平行姿勢となる使用時の姿勢を決める使用規制軸90と、格納姿勢を決める格納規制軸91とが形成されている。
足置台77は、プレート状の本体部77aの下面の左右位置に板状のリブ体77bを形成し、各々のリブ体77bには支軸孔77cが形成されている。
このような構成から、一対のブラケット88の揺動支軸89を足置台77の一対の支軸孔77cに挿通し、この状態で一対のブラケット88を支持フレーム87の一対の支持部87aに対向する面に当接する状態で配置する。この状態で支持部87aのボルト挿通孔87bに支持ボルト92を挿通し、ブラケット88のネジ孔部88aに螺合させて締結することにより組み立てられる。この構成では一対の揺動支軸89が同軸芯に配置され、この軸芯が切換軸芯Pとなる。
このように組み立てる際に、支持部87aの複数のボルト挿通孔87bの何れかを選択すると共に、にブラケット88に形成された複数のネジ孔部88aの何れかを選択して支持ボルト92を挿通して締結することにより、ブラケット88の高さが決まり足置台77のフロアー56を基準にして3段の高さ調節が実現する。
この足置台77は、左右の揺動支軸89により横向き姿勢の切換軸芯Pを中心の揺動自在に支持される。そして、足置台77を図12に実線で示す使用姿勢に設定した場合には、リブ体77bが使用規制軸90に当接することで使用姿勢に規制される。足置台77の後端を持ち上げて図12に二点鎖線で示す格納姿勢に設定した場合には、足置台77の本体部77aの前端部(使用姿勢での前端部)が格納規制軸91に当接することで格納姿勢に規制される。
このように配置される足置台77は、図7,12に示すように、使用姿勢にある場合には上下方向視において、左側の端部が表示装置12に重複すると共に、後部位置が表示装置12から後方(運転座席10の方向)に露出する。更に、足置台77を格納姿勢に切り換えた場合でも、この足置台77の後端位置の左側の端部が表示装置12に重複する位置に配置される。
〔実施形態の作用効果〕
位置調節機構Aで表示装置12の高さを調節できるため、運転座席10に着座した作業者の視界を表示装置12が遮る領域を調節することにより、作業者の視点の高さに拘わらず必要な視界を位置に作業者が確認すべき圃場面を適正に視認できる。
位置調節機構Aが表示装置12に連結するフレーム82に備えたフランジ83と、左支柱14の支持部材84とを密着させ、固定ボルト85の選択的な連結により、高さ調節を可能にしながら表示装置12の固定が可能となる。
表示装置12が前方側ほど高い位置となる傾斜姿勢で備えられているため表示面12aに表示される情報の取得が容易となり、表示装置12の最も低い位置がサイドパネル11の上面より低い位置となるため、表示装置12のスイッチ12bの操作も容易となる。
サイドパネル11の前端の空いた空間に表示装置12の一部を挿入する形態で配置することにより、空いた空間にフレーム82を横向き姿勢で配置し、左支柱14の位置調節機構Aにより表示装置12を支持できる。
この構成では、サイドパネル11の上面の操作レバーを左手で主変速レバー73とクラッチレバー74との操作を行え、右手で表示装置12の右側に外端位置の上面のスイッチ12bの操作を行え、両手を用いた同時操作も可能となる。
運転座席10の前方位置のフロアー56に足置台77を配置しており、この足置台77が作業者の足を置く使用姿勢と、後端位置を持ち上げた格納姿勢とに切り換えることが可能となる。しかも、高さ調節も可能であるため、作業者に適した使用姿勢で使用することや、不要である場合には格納姿勢に設定さいて作業を行える。
また、上下方向視において足置台77が使用姿勢にある場合でも、格納姿勢にある場合でも、表示装置12の一部が足置台77と重複する位置関係となるため、キャビン5の前後方向での寸法を拡大することなく、キャビン5の内部のスペースを有効に利用して表示装置12と足置台77とを配置できる。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
(a)キャビン内の構成が左右逆に配置されるものでも良い。つまり、キャビン5のドア52を左側に配置し、キャビン内のサイドパネル11を右側に配置し、操向レバー13を左側に配置する。このような構成では右支柱15又は縦壁に対して位置調節機構Aを介して高さ調節自在に表示装置12を備える構成となる。
(b)位置調節機構Aが上下方向に高さ調節する際の段数は実施形態で説明した4段に限るものではなく、3段以下でも5段以上であっても良い。また、位置調節機構Aを、例えば、電動モータとネジ軸とを組み合わせ駆動力により上下方向に無段階に調節できるように構成しても良い。このように構成することで作業者に手間を掛けずに高さ調節が可能となる。
(c)表示装置12のチルト角を電動モータの駆動力により調節する構成や、電動モータの駆動力により横方向への出退量を調節できるように構成しても良い。尚、チルト角を調節するために、例えば、フランジ83に対して横向き姿勢の軸芯を中心に所定角度だけ回転自在にフレーム82を支持する構成が考えられる。
(d)足置台77の高さ調節の段数を2段に設定することや4段以上に設定しても良い。また、足置台77の高さ調節を実現する構成として、例えば、電動モータとネジ軸とを組み合わせることにより駆動力によって上下方向に無段階に調節できるように構成しても良い。
本発明は、キャビンの内部に表示装置を備えている収穫機に利用することができる。
1 走行機体
3 クローラ走行装置(走行装置)
5 キャビン
10 運転座席
11 サイドパネル
12 表示装置
12b スイッチ(操作部)
14 左支柱(支柱)
14a 左縦壁(縦壁)
33 ミッションケース
73 主変速レバー(操作レバー)
74 クラッチレバー(操作レバー)
44 エンジン
56 フロアー
77 足置台
82 フレーム
83 フランジ
83b 貫通孔
84 支持部材
84a 連結面
84b ネジ孔
85 固定ボルト(ボルト)
A 位置調節機構
P 切換軸芯

Claims (8)

  1. 運転座席と、この運転座席の一方の側部に配置されるサイドパネルと、これらを覆うキャビンとを備え、
    前記サイドパネルの前部に隣接する領域に表示装置が配置されると共に、この表示装置が位置調節機構により高さ調節自在に備えられている収穫機。
  2. 前記位置調節機構が、前記表示装置に連結するフレームの端部に設けたフランジと、前記キャビンの支柱又は縦壁に設けた支持部材とを備え、
    前記位置調節機構は、前記フランジと、前記支持部材との縦方向での連結位置を選択できるように構成されている請求項1に記載の収穫機。
  3. 前記支持部材が縦向き姿勢の連結面を有し、前記フランジが縦向き姿勢のフランジ面を有しており、前記フレームが前記フランジから前記キャビンの中央側に延出する形態で形成され、前記連結面には縦方向に複数のネジ孔が形成され、前記フランジ面に貫通孔が形成され、前記貫通孔に挿通したボルトを複数の前記ネジ孔の何れかを選択して螺合させることにより縦方向での位置調節を行えるように前記位置調節機構が構成されている請求項2に記載の収穫機。
  4. 前記サイドパネルの前端より前側の空間に前記表示装置が配置されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の収穫機。
  5. 前記サイドパネルの上面に収穫作業に必要な設定を行う操作レバーが配置され、前記サイドパネルを基準にして前記表示装置の突出方向での外端位置の上面に前記表示装置の表示形態を設定する操作部を備えている請求項1〜4のいずれか一項に記載の収穫機。
  6. 前記表示装置が、前方側ほど高い位置となる傾斜姿勢で備えられると共に、この表示装置の最も低い位置が、前記サイドパネルの上面より下側に設定されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の収穫機。
  7. 走行機体に備えたエンジンの駆動力を変速して走行装置に伝えるミッションケースが、前記キャビンの下側に配置され、前記ミッションケースの変速装置の変速状態を設定する変速レバーの操作部が、前記表示装置の下側に配置されている請求項1〜6のいずれか一項に記載の収穫機。
  8. 前記キャビンにおいて、前記表示装置の下側のフロアーに、前記運転座席に着座した作業者の足を置く足置台を備えると共に、この足置台が、前側の横向き姿勢の切換軸芯を中心に揺動することにより、使用姿勢と、後端位置を持ち上げた格納姿勢とに切換自在に構成され、
    前記使用姿勢にある場合には、上下方向視で前記足置台の左右方向の一部が前記表示装置と重複し、且つ、前記足置台の前後方向の後部位置が前記表示装置から後方に露出し、前記格納姿勢にある場合には、上下方向視で前記足置台の左右方向の一部が前記表示装置と重複し、且つ、前記足置台の前後方向の後端位置が前記表示装置に重複する位置に配置される請求項1〜7のいずれか一項に記載の収穫機。
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