JP2019006174A - 操舵制御装置 - Google Patents

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Satomi Kakehi
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Abstract

【課題】車両の悪路走行時に、十分なアシスト力を付与できる操舵制御装置を提供すること。
【解決手段】流量制御部は、アシストモードA、スタンバイモードC、および悪路走行モードBのそれぞれに対応する車速Vと流量指令値Q*(供給油量)との関係を示した流量マップを有している。流量制御部は、車速V、操舵角、操舵角速度、および加速度センサ群により検出される加速度に基づき各流量制御モードを選択し、選択された流量制御モードの流量マップを使用して流量指令値Q*を演算する。悪路走行モードBに対応する流量マップにおける悪路走行流量Qbは、アシストモードAに対応する流量マップにおけるアシスト流量Qaよりも多くなるように設定されている。車両が悪路を走行しているとき、パワーシリンダに供給する作動油の供給油量QをアシストモードAよりも多くすることでパワーシリンダが発生させるアシスト力を増加させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、操舵制御装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されるような油圧式パワーステアリング装置が知られている。
上記の油圧式パワーステアリング装置は、操舵系にアシスト力を付与するパワーシリンダと、パワーシリンダに作動油を供給する油圧ポンプと、油圧ポンプに吐出させる作動油の供給油量を制御するECUとを有している。
油圧ポンプには、流量制御弁(吐出装置)が組み込まれている。流量制御弁は、可変オリフィスと、可変オリフィスの駆動源となるソレノイドとを有している。
ECUは、車両の車速と油圧ポンプの供給油量の流量指令値との関係を示したアシスト流量マップを有しており、車両の車速に応じた流量指令値から流量制御弁のソレノイドへ印加する電圧を制御している。ソレノイドに印加された電圧によって、流量制御弁の可変オリフィスの絞り度合いが変化し、パワーシリンダに供給される作動油の供給油量が制御されている。
特開2006−62458号公報
しかし、上記の油圧式パワーステアリング装置では、車両が悪路を走行している場合については想定していない。車両が悪路を走行している場合、車体に生じる振動がステアリングホイールに伝達されてしまい、運転者の意図に関係なくステアリングホイールが左右方向に交互に回転してしまうことが考えられる。例えば、運転者が意図的にステアリングホイールを操作している最中に、車両の振動によりステアリングホイールが運転者の操作と反対側に回転しようとするとき、ステアリングホイールに付与されるアシスト力は、運転者の操作と反対側に回転しようとする分だけ少なくなってしまうおそれがある。ひいては操舵系に十分なアシスト力が付与されず、運転者の操舵感が低下してしまうおそれがある。
本発明の目的は、車両の悪路走行時に、十分なアシスト力を付与できる操舵制御装置を提供することである。
上記目的を達成し得る操舵制御装置は、パワーシリンダ、および前記パワーシリンダに接続される油路を切り替えることによって前記パワーシリンダが出力するアシスト力の方向を変更する切替部を有する油圧機構へ供給する作動油の供給油量を調整する吐出装置を制御する操舵制御装置を前提としている。車両の操舵状態および走行状態に応じて前記吐出装置から吐出される作動油の前記供給油量の目標値である流量指令値を演算する流量制御部を備え、前記流量制御部は、車両の通常走行時におけるアシスト力を前記パワーシリンダから発生させるための前記供給油量を確保するアシストモードと、前記供給油量が前記アシストモードにおける前記供給油量よりも少なく設定されるスタインバイモードと、車両の悪路走行時におけるアシスト力を前記パワーシリンダから発生させるための前記供給油量を確保する悪路走行モードとを切り替えることにより前記油圧機構への前記供給油量の目標値である前記流量指令値を演算し、前記悪路走行モードにおける前記供給油量は、前記アシストモードにおける前記供給油量よりも多く設定されている。
上記構成によれば、車両が悪路を走行しているとき、吐出装置から油圧機構に吐出される作動油の供給油量は、車両が通常走行しているときの供給油量よりも多くなる。そのため、車両が悪路を走行しているとき、油圧機構に供給される作動油が多い分だけアシスト力が大きくなる。したがって、悪路走行時に十分なアシスト力を付与することができる。
上記の操舵制御装置において、車両の上下方向、前後方向、および左右方向における加速度を検出する加速度センサを備え、前記流量制御部は、前記加速度センサにより検出される車両の上下方向、前後方向、および左右方向における前記加速度の少なくとも1つが、各方向の前記加速度に対して車両の振動状態を考慮して設定された規定値以上となるとともに、各方向における前記加速度の少なくとも1つが前記規定値以上となる時間の累計が第1所定時間以上となる場合、前記悪路走行モードを設定することが好ましい。
上記構成によれば、各方向における車両の加速度によって車両の振動状態を検知しているため、車両の振動状態を適切に把握できる。また、各方向における加速度の少なくとも1つが一時的に規定値以上となってしまった場合、車両が悪路を走行していると判断してしまうおそれがある。しかし、その点、各方向における車両の加速度のうち少なくとも1つが規定値以上となる時間の累計が第1所定時間以上となる場合に、悪路走行モードを設定するようにしているため、より適切に車両が悪路を走行しているか否かを検知し、悪路走行モードを設定することができる。
上記の操舵制御装置において、前記流量制御部が前記悪路走行モードを設定している状態において、前記流量制御部は、車両の上下方向、前後方向、および左右方向における前記加速度の全てが、各方向に対して設定された前記規定値より小さくなるとともに、各方向における前記加速度が各方向に対して設定された規定値より小さい状態が第2所定時間以上継続する場合、前記悪路走行モードから前記アシストモードまたは前記スタンバイモードに設定することが好ましい。
上記構成によれば、各方向における車両の振動状態が収まり、車両が悪路を走行していないことを適切に検知することができる。また、車両が悪路を走行しているのに関わらず、各方向における車両の加速度の全てが一時的に規定値より小さい状態となるおそれがある。しかし、その点、各方向における車両の加速度が各方向に対して設定された規定値より小さい状態が第2所定時間以上継続する場合に悪路走行モードからアシストモードまたはスタンバイモードに設定するため、より適切に車両が悪路を走行していないことを検知し、そのとき最適な車両の走行モードに設定を変更することができる。
上記の操舵制御装置において、前記流量制御部は、前記悪路走行モード、前記アシストモード、および前記スタンバイモードの各モードにおける車両の車速および前記供給油量の関係を示したマップを有していることが好ましい。
上記構成によれば、各モードにおける車速と供給油量の関係を示したマップを有していることにより、操舵制御装置の演算負荷を低減することができる。
本発明の操舵制御装置によれば、車両の悪路走行時に、十分なアシスト力を付与できる。
一実施の形態における操舵制御装置およびパワーステアリング装置を示す概略図。 一実施の形態における操舵制御装置の機能ブロック図。 一実施の形態における操舵制御装置の備える車速および流量指令値の関係を示したマップ。 (a)は一実施の形態における車両の上下方向の加速度の変化を示した図、(b)は一実施の形態における車両の左右方向の加速度の変化を示した図、(c)は一実施の形態における車両の前後方向の加速度の変化を示した図。 一実施の形態における操舵制御装置の演算処理の手順を示した制御フロー図。
以下、操舵制御装置を車両に搭載された油圧式パワーステアリング装置の制御装置に具体化した一実施の形態を説明する。
図1に示すように、車両1は、ステアリングホイール10、油圧式パワーステアリング装置12、転舵輪14、および制御装置80を搭載している。ステアリングホイール10に入力された操舵トルクは、油圧式パワーステアリング装置12を介して転舵輪14に伝達される。油圧式パワーステアリング装置12は、ステアリングホイール10の操作に連動して回転するピニオン軸22の回転を、ピニオン軸22と噛み合うラック軸24の直線運動に変換するラックアンドピニオン機構を備えている。ラック軸24の両端には、タイロッドなどを介して転舵輪14が連結されている。油圧式パワーステアリング装置12は、ステアリングホイール10の操作によるラック軸24の動作をアシストすることによってステアリングホイール10の操作をアシストする。
油圧式パワーステアリング装置12は、ステアリングホイール10の操作をアシストするための油圧機構20、図示しない内燃機関のクランク軸の回転によって駆動される機関駆動式のポンプ42、作動油を貯蔵するタンク44、およびポンプ42が吐出する作動油のうち油圧機構20に吐出する作動油の供給油量を調整する流量制御弁50を備えている。尚、流量制御弁50は、吐出装置の一例である。
油圧機構20は、ラック軸24が挿入されているパワーシリンダ30を備えている。パワーシリンダ30の内部において、ラック軸24にはピストン34が固定されている。ピストン34は、パワーシリンダ30の内部の空間を第1油圧室36および第2油圧室38に分割している。第1油圧室36内の作動油の油圧と、第2油圧室38内の作動油の油圧との差によって、ラック軸24を軸方向のいずれか一方の方向に変位させる力が生じる。この力がアシスト力である。
また、油圧機構20は、切替部40を備えている。切替部40は、ピニオン軸22に設けられ、ピニオン軸22の回転に連動してパワーシリンダ30に対する作動油の供給経路およびパワーシリンダ30からの作動油の排出経路を切り替えるロータリーバルブである。
詳述すると、切替部40は、流量制御弁50を介してポンプ42が吐出した作動油が流入する吐出通路25と、第1油圧室36に接続されている第1給排通路26と、第2油圧室38に接続されている第2給排通路27と、タンク44に接続されている排出通路28とに接続されている。そして切替部40は、吐出通路25を第1給排通路26に連通させて且つ排出通路28を第2給排通路27に連通させる第1の状態と、吐出通路25を第2給排通路27に連通させて且つ排出通路28を第1給排通路26に連通させる第2の状態とを切り替える。ここで、切替部40が第1の状態となる場合、第1油圧室36内の油圧が第2油圧室38内の油圧よりも高くなり、パワーシリンダ30内のピストン34には、図1の第1方向D1の力が付与される。この力がラック軸24を第1方向D1へ変位させるアシスト力となる。これに対して、切替部40が第2の状態となる場合、第2油圧室38内の油圧が第1油圧室36内の油圧よりも高くなり、パワーシリンダ30内のピストン34には、図1の第2方向D2の力が付与される。この力がラック軸24を第2方向D2へ変位させるアシスト力となる。
流量制御弁50は、筒状のボディ52、円柱状のスプール54、ばね56、ソレノイド58、およびプランジャ60を備えている。ボディ52の内部には、オリフィス62が設けられている。ボディ52の内部空間は、オリフィス62を境として、第1室64および第2室66に区画されている。第1室64には、ポンプ42から吐出される作動油が供給される。第2室66は、吐出通路25に接続されている。
スプール54は、第1室64に収容されており、ボディ52の内周面に対して軸線方向に沿って摺動する。第1室64の内部において、スプール54と第1室64のオリフィス62と反対側の側壁との間には、ばね56が介在されている。ばね56の弾性力によって、スプール54は、オリフィス62側へ向けて付勢される。また、第1室64において、ばね56が収容されているばね室70は、迂回通路72を介してオリフィス62を迂回して第2室66に接続されている。
第2室66には、ソレノイド58と、ソレノイド58に挿入されているプランジャ60とが設けられている。プランジャ60の軸方向の2つの端面のうちオリフィス62側の端面60aと、オリフィス62とによって可変オリフィスが構成されている。すなわち、ソレノイド58の通電電流に応じた電磁力に応じてプランジャ60が軸方向に変位することにより可変オリフィスの絞り度合いが変更される。
第1室64は、ショートループ通路29を介して、ポンプ42の吸入口とタンク44との間に連結された通路45に接続されている。スプール54におけるオリフィス62側の端面に作用する圧力が、スプール54におけるばね56側の端面に作用する圧力よりも小さい場合、スプール54はオリフィス62側へ変位する。これにより、ショートループ通路29と第1室64とは、スプール54によって閉鎖される。これに対して、スプール54におけるオリフィス62側の端面に作用する圧力が、スプール54におけるばね56側の端面に作用する圧力よりも所定値以上大きくなる場合、スプール54がばね56の弾性力に抗してばね56側に変位する。これにより、ショートループ通路29と第1室64とが連通状態となる。
制御装置80は、流量制御弁50を制御することにより、油圧機構20への作動油の供給油量を調整する。制御装置80は、各種センサにより検出される状態量に応じて油圧機構20に供給する作動油の供給油量を設定する。制御装置80は、設定した供給油量に応じた駆動電圧を流量制御弁50のソレノイド58に印加することにより可変オリフィスの絞り度合いを変位させる。尚、各種センサとしては、例えば、ステアリングホイール10の操舵角θsを検出する舵角センサ90および車速Vを検出する車速センサ92とがある。
図2に示すように、制御装置80は、流量制御弁50のソレノイド58に印加する駆動電圧を演算するマイコン81と、マイコン81の出力する電圧制御信号に基づきソレノイド58に駆動電圧を印加する駆動回路82、および車両1の振動状態を検知する加速度センサ群87を備えている。
加速度センサ群87は、制御装置80に設けられる制御基板に搭載されている。加速度センサ群87は、3つの加速度センサ87a,87b,87cを有している。加速度センサ87aは、車両1の上下方向における加速度G1を、加速度センサ87bは、車両1の左右方向における加速度G2を、加速度センサ87cは、車両1の前後方向における加速度G3を検出する。加速度センサ87a,87b,87cはそれぞれ2軸系のものを採用している。尚、加速度センサ群87に代えて、上下方向、前後方向、および左右方向の加速度を検出できる6軸系の加速度センサを1つ設けてもよい。
車両1は、走行する道路の状態によっては、車体に振動が生じる。特に路面が凸凹した道路(本実施形態では「悪路」という。)を車両1が走行したとき、上下方向、前後方向、および左右方向のあらゆる方向に振動が生じるおそれがある。車両1に振動が生じている場合、車体には、各方向において加速度が生じている。このため、加速度センサ群87が検出する各方向の加速度G1,G2,G3に基づき車両1が走行している路面状態、例えば、車両1が悪路を走行しているか否かを検出できる。
図2に示すように、マイコン81は、車速V、操舵角θs、操舵角速度ωs、および加速度G1,G2,G3に基づき、現在要求されている流量制御モードを選択し、選択された流量制御モードに基づきソレノイド58に印加する駆動電圧を演算する。尚、操舵角速度ωsは、操舵角θsを微分することにより演算される。
マイコン81は、流量制御部83、電圧指令値演算部84、およびPWM制御信号演算部85を備えている。
流量制御部83は、車速V、操舵角θs、操舵角速度ωs、および加速度G1,G2,G3に基づき油圧機構20に供給する作動油の供給油量Qの目標値である流量指令値Q*を演算する。
電圧指令値演算部84は、流量制御部83により演算される流量指令値Q*に基づいて流量制御弁50のソレノイド58に印加する電圧の目標値である電圧指令値V*を演算する。
PWM制御信号演算部85は、電圧指令値演算部84により演算された電圧指令値V*に基づき電圧制御信号を演算する。駆動回路82は、電圧制御信号に基づきソレノイド58に駆動電圧を印加する。これにより、流量制御弁50の作動、すなわちパワーシリンダ30に供給する作動油の供給油量Qが制御される。
次に、流量制御部83について詳述する。
図3に示すように、流量制御部83には、その動作モードとしてアシストモードA,スタンバイモードC、および悪路走行モードBの3つの流量制御モードが設定されている。アシストモードAは、油圧機構20(正確には、パワーシリンダ30)に供給する作動油の供給油量Qについて、車両1が通常路を走行している時において要求されるアシスト力を付与するためのモードである。スタンバイモードCは、車両1の操舵状態および走行状態に応じて「アシストモード」に迅速に移行するためのモードである。悪路走行モードBは、車両1が悪路を走行しているときに選択されるモードである。
流量制御部83は、アシストモードA、スタンバイモードC、および悪路走行モードBのそれぞれに対応する車速Vと供給油量Q(流量指令値Q*)との関係を示した流量マップを有している。流量制御部83は、車速V、操舵角θs、操舵角速度ωs、および加速度G1,G2,G3に基づき各流量制御モードを選択し、選択された流量制御モードの流量マップを使用して流量指令値Q*を演算する。尚、アシストモードAのときの供給油量Qをアシスト流量Qa、スタンバイモードCのときの供給油量Qをスタンバイ流量Qs、および悪路走行モードBのときの供給油量Qを悪路走行流量Qbとして区別する。
アシストモードAに対応する流量マップは、車両1が通常路を走行している時において要求されるアシスト力を付与するために、車速Vに応じた十分な供給油量Q(アシスト流量Qa)を確保する観点で設定されている。アシストモードAに対応する流量マップは、車速Vを入力とし、車速Vが大きくなるほどアシスト流量Qa(流量指令値Q*)が小さくなるように設定されている。これは、車両1が高速状態のときには、ステアリングホイール10に付与するアシスト力が必要以上に大きくなくてもよいためである。すなわち、パワーシリンダ30に供給する作動油の供給油量Qがより少なくて済むためである。
スタンバイモードCは、全車速域において、アシスト力が不要である場合にパワーシリンダ30がアシスト力を発生させない程度に油圧機構20に対して作動油を供給し、車両1の操舵状態および走行状態に応じて迅速にアシストモードAに移行できる観点で設定されている。スタンバイモードCに対応する流量マップは、全車速域において、常に一定のスタンバイ流量Qs(流量指令値Q*)となるように設定されている。スタンバイモードCに対応する流量マップは、全車速域において、アシストモードAに対応する流量マップにおけるアシスト流量Qaよりもスタンバイ流量Qsが少なくなるように設定されている。
悪路走行モードBに対応する流量マップは、車両1が悪路を走行しているとしても、十分にステアリングホイール10にアシスト力を付与できる観点で設定されている。悪路走行モードBに対応する流量マップは、全車速域において、悪路走行流量QbがアシストモードAに対応する流量マップにおけるアシスト流量Qaよりも多くなるように設定されている。悪路走行流量Qbがアシスト流量Qaよりも多く設定されている理由を以下に説明する。
車両1が悪路を走行している場合、車体に生じる振動がステアリングホイール10に伝達されてしまい、運転者の意図に関係なくステアリングホイール10が左右方向に交互に回転してしまうことが考えられる。例えば、運転者が意図的に左方向にステアリングホイール10を操舵している最中に、車両に生じる振動によりステアリングホイール10が運転者の意図と関係なく右回転してしまうときを考える。そのとき、ステアリングホイール10に付与されるアシスト力は、車両に生じる振動によりステアリングホイール10が右回転してしまう分だけ少なくなってしまうため、ステアリングホイール10にアシスト力が十分に付与されないおそれがある。そのため、車両1が悪路を走行しているとき、パワーシリンダ30に供給する作動油の供給油量QをアシストモードAよりも多くすることでパワーシリンダ30が発生させるアシスト力を増加させる必要がある。したがって、悪路走行流量Qbは、アシスト流量Qaよりも大きく設定されている。尚、一方で車両に生じる振動により、ステアリングホイール10が運転者が意図的に操作している方向と同一方向に回転してしまう、すなわち、ステアリングホイール10に必要以上にアシスト力が付与されてしまうことも考えられる。その点、悪路走行流量Qbのアシスト流量Qaからの増加分は、ステアリングホイール10に必要以上にアシスト力が付与されない観点、すなわち、車両1が悪路を走行しているときに運転者がステアリングホイール10を切り過ぎてしまわない観点で設定されている。
ここで、流量制御部83による流量制御モードの選択処理の手順について詳述する。
図5のフローチャートに示すように、最初に、流量制御部83は、操舵角θs、操舵角速度ωs、車速V,加速度G1,G2,G3を取得(ステップS101)し、車速V、操舵角θs、および操舵角速度ωsに基づき、アシストモードAまたはスタンバイモードCを設定する(ステップS102)。流量制御部83は、設定されたアシストモードAまたはスタンバイモードCに対応する流量マップを選択し、その選択した流量マップに基づき流量指令値Q*(アシスト流量Qaまたはスタンバイ流量Qs)を演算する。
次に、流量制御部83は、アシストモードAまたはスタンバイモードCが設定される前に悪路走行モードBが設定されていたか否かを判定する(ステップS103)。流量制御部83は、前回悪路走行モードBが設定されてない(ステップS103にてYES)と判定した場合、第1条件Fcを満たすか否かを判定する(ステップS104)。流量制御部83は、第1条件Fcを満たしていると判定した場合(ステップS104にてYES)、悪路走行モードBを設定する(ステップS105)。流量制御部83は、第1条件Fcを満たしていないと判定した場合(ステップS104にてNO)、処理を終了する(RETURN)。このとき、流量制御モードは、アシストモードAまたはスタンバイモードCのままに維持される。
流量制御部83は、前回悪路走行モードBが設定されていたと判定した場合(ステップS103にてNO)、ステップS102にて設定されていたアシストモードAまたはスタンバイモードCを、悪路走行モードBに設定し直す(ステップS106)。次に、流量制御部83は、第2条件Scを満たすか否かを判定する(ステップS107)。流量制御部83は、第2条件Scを満たしていると判定した場合(ステップS107にてYES)、悪路走行モードBを解除する(ステップS108)。流量制御部83は、第2条件Scを満たしていないと判定した場合(ステップS107にてNO)、処理を終了する(RETURN)。流量制御モードは、悪路走行モードBのままに維持される。
ここで、ステップS102におけるアシストモードAおよびスタンバイモードCの選択について説明する。
流量制御部83は、車速Vが0であるか否かを判定する。流量制御部83は、車速Vが0であると判定した場合、操舵角速度ωsの絶対値が所定角速度より大きいか否かを判定する。本実施の形態では、所定角速度は、「0(deg/s)」である。すなわち、流量制御部83は、車両1が停止状態で運転者がステアリングホイール10を据え切りしているか否かを判定している。流量制御部83は、操舵角速度ωsの絶対値が所定角速度より大きい(ステアリングホイール10が据え切りされている)と判定したとき、流量制御モードをアシストモードAに設定する。流量制御部83は、操舵角速度ωsの絶対値が所定角速度より大きくないと判定したとき、車両1が停止状態であると同時に、ステアリングホイール10も操作されていないため、流量制御モードをスタンバイモードCに設定する。
また、流量制御部83は、車速Vが0でないと判定した場合、操舵角θsの絶対値が所定角度より大きくなっているか否かを判定する。本実施の形態では、所定角度は、車両1が走行中にステアリングホイール10が「不感帯領域」で操作されているか否かの観点で設定されている。「不感帯領域」とは、ステアリングホイール10を操作しても車両1の転舵輪14の動作が追従しない操舵角θsの領域である。すなわち、流量制御部83は、車両1が走行中の状態でステアリングホイール10に対してアシスト力を付与する必要があるか否かを判定している。流量制御部83は、操舵角θsの絶対値が所定角度より大きくなっていると判定したとき、流量制御モードをアシストモードAに設定する。これは、運転者がステアリングホイール10を転舵輪14の動作が追従する領域、すなわち、ステアリングホイール10にアシスト力を付与する必要のある領域で操作しているためである。流量制御部83は、操舵角θsの絶対値が所定角度より大きくないと判定したとき、流量制御モードをスタンバイモードCに設定する。これは、運転者がステアリングホイール10を転舵輪14の動作がステアリングホイール10の操作に追従しない領域、すなわち、ステアリングホイール10にアシスト力を付与する必要がない領域で操作しているためである。
次に、第1条件Fcおよび第2条件Scについて詳述する。
第1条件Fcは、車両1が悪路走行していることを判断する観点で設定されている。第1条件Fcは、次の3つの条件Fc1,Fc2,Fc3を含んでいる。流量制御部83は、3つの条件Fc1,Fc2,Fc3のうち少なくとも1つが満たされているときに第1条件Fcが満たされていると判定する。
(Fc1)加速度G1の絶対値が規定値g1以上かつ加速度G1の絶対値が規定値g1以上となる累計時間Tが累計時間T1以上となること。
(Fc2)加速度G2の絶対値が規定値g2以上かつ加速度G2の絶対値が規定値g2以上となる累計時間Tが累計時間T2以上となること。
(Fc3)加速度G3の絶対値が規定値g3以上かつ加速度G3の絶対値が規定値g3以上となる累計時間Tが累計時間T3以上となること。
規定値g1,g2,g3は、車両が悪路を走行しているときの車両1の振動状態の基準を設定する観点で設定されている。規定値g1,g2,g3は、実際に車両1が悪路を走行しているときにステアリングホイール10に付与されるアシスト力が十分でない、いわゆる運転者がステアリングホイール10から感じる操舵感が適切ではないと判断したときの上下方向、前後方向、および左右方向における加速度G1,G2,G3を実験的に検出し、これら検出される加速度G1,G2,G3に基づき設定される。
また、車両1が路面を走行している場合、一時的に路面の凹凸上を走行することにより、加速度G1,G2,G3が規定値g1,g2,g3以上となってしまうときがある。そのため、車両1が悪路を走行しているか否かを判断するためには、加速度G1,G2,G3が規定値g1,g2,g3以上となる頻度を検証する必要がある。本実施の形態においては、加速度G1,G2,G3が規定値g1,g2,g3以上となる頻度を検証する方法として、加速度G1,G2,G3が規定値g1,g2,g3以上となるときの時間を累計した累計時間Tを採用している。
図4(a)、図4(b)、および図4(c)に示すように、累計時間T1は、加速度G1の絶対値が規定値g1の絶対値以上となる(図4(a)中の斜線部分)時間を累計することで演算される。累計時間T2は、加速度G2の絶対値が規定値g2の絶対値以上となる(図4(b)中の斜線部分)時間を累計することで演算される。累計時間T3は、加速度G3の絶対値が規定値g3の絶対値以上となる(図4(c)中の斜線部分)時間を累計することで演算される。累計時間T1,T2,T3は、車両1が悪路を走行し、車体に振動が生じる頻度が多いほど、大きい値になることが分かる。累計時間T1,T2,T3は、実際に車両1が悪路を走行しているとき、加速度G1,G2,G3の絶対値が規定値g1,g2,g3の絶対値以上となる時間の累計時間Tを実験的に検証し、車両1が悪路を走行しているか否かの基準を設定する観点で設定されている。尚、累計時間T1,T2,T3は、第1所定時間の一例である。
第2条件Scは、車両1が悪路走行していないと判断する観点で設定されている。第2条件Scは、第1条件Fcと逆の条件である。第2条件Scは、次の3つの条件Sc1,Sc2,Sc3を含んでいる。流量制御部83は、3つの条件Sc1,Sc2,Sc3の全てが満たされているときに第2条件Scが満たされていると判定する。
(Sc1)加速度G1の絶対値が規定値g1よりも小さく、かつ加速度G1の絶対値が規定値g1より小さくなる継続時間tが継続時間t1以上となること。
(Sc2)加速度G2の絶対値が規定値g2よりも小さく、かつ加速度G2の絶対値が規定値g2より小さくなる継続時間tが継続時間t2以上となること。
(Sc3)加速度G3の絶対値が規定値g3よりも小さく、かつ加速度G3の絶対値が規定値g3より小さくなる継続時間tが継続時間t3以上となること。
車両1が悪路を走行しているとき、車体には上下方向、前後方向、および左右方向のあらゆる方向に振動している。しかし、車両1が悪路を走行していたとしても、路面の状態によっては一時的に加速度G1,G2,G3の絶対値がそれぞれ規定値g1,g2,g3を下回ってしまい、車両1が走行している路面が悪路ではなくなったと判断してしまうおそれがある。そのため、車両1が走行している路面が悪路ではなくなったと判断するためには、加速度G1,G2,G3の絶対値がそれぞれ規定値g1,g2,g3より小さくなっている継続時間tを検証する必要がある。
図4(a)、図4(b)、および図4(c)に示すように、継続時間t1,t2,t3は、加速度G1,G2,G3の絶対値がそれぞれ規定値g1,g2,g3の絶対値より小さくなっている時間である。継続時間t1,t2,t3は、車両1が悪路を走行しているとき、加速度G1,G2,G3の絶対値がそれぞれ規定値g1,g2,g3の絶対値より小さくなる継続時間tを実験的に検証し、車両1が悪路の走行から通常路の走行に戻るタイミングを設定する観点で設定されている。尚、継続時間t1,t2,t3は、第2所定時間の一例である。
以上詳述したように、本実施の形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)車両1が悪路を走行しているとき、流量制御弁50からパワーシリンダ30に吐出される作動油の悪路走行流量Qbは、車両1が通常路を走行しているときのアシスト流量Qaよりも多くなる。そのため、車両1が悪路を走行しているとき、パワーシリンダ30に供給される作動油が多い分だけアシスト力が大きくなる。したがって、悪路走行時にステアリングホイール10に十分なアシスト力を付与することができる。
(2)上下方向、前後方向、および左右方向における車両1の加速度G1,G2,G3によって車両1の振動状態を検知しているため、制御装置80は、車両1の振動状態を適切に把握できる。また、各方向における加速度G1,G2,G3の少なくとも1つが一時的に規定値g1,g2,g3以上となってしまった場合、車両1が悪路を走行していると誤って判断してしまうおそれがある。しかし、その点、各方向における車両の加速度G1,G2,G3のうち少なくとも1つが規定値g1,g2,g3以上となる時間の累計時間Tがそれぞれ累計時間T1、T2,T3以上となる場合に、悪路走行モードBを設定するようにしている。このため、より適切に車両1が悪路を走行しているか否かを検知し、悪路走行モードBを設定することができる。
(3)流量制御部83が、第2条件Scを満たすか否かを判定することにより、各方向における車両1の振動状態が収まり、車両1が悪路を走行していないことを適切に検知することができる。また、車両1が悪路を走行しているのに関わらず、各方向における車両の加速度G1,G2,G3の全てが一時的に規定値g1,g2,g3より小さくなるおそれがある。しかし、その点、各方向における車両1の加速度G1,G2,G3が各方向に対して設定された規定値g1,g2,g3より小さくなる状態が継続時間t1,t2,t3以上継続する場合、制御装置80は、自身の流量制御モードを悪路走行モードBからアシストモードAまたはスタンバイモードCに設定する。このため、より適切に車両1が悪路を走行していないことを検知し、そのとき最適な車両の走行モードに設定を変更することができる。
(4)流量制御部83が、各流量制御モードにおける車速Vと流量指令値Q*(供給油量Q)との関係を示したマップを有していることにより、制御装置80の演算負荷を低減することができる。
尚、本実施の形態は、技術的に矛盾が生じない範囲で以下のように変更してもよい。
・本実施の形態は、機関駆動式のポンプ42から供給される作動油を油圧機構20のパワーシリンダ30に供給するとき、制御装置80が流量制御弁50を制御することによって供給油量Qを調整する油圧式パワーステアリング装置12に具体化して説明していたが、これに限らない。例えば、流量制御弁50を割愛し、ポンプ42を吐出装置としての電動ポンプに代替し、制御装置80により電動ポンプのモータの回転を制御することにより作動油の供給油量Qを調整する電動油圧式パワーステアリング装置としてもよい。
この場合、制御装置80は、モータの実回転数が、操舵角θs及び車速Vに基づいて演算される目標回転数となるように回転数制御(速度フィードバック制御)を実行することより、モータを制御する。尚、上記のモータ制御において、制御装置80は、本実施の形態における各流量制御モードで設定されている供給油量Q(アシスト流量Qa、悪路走行流量Qb、スタンバイ流量Qs)を電動ポンプが吐出できるように、モータの目標回転数と、車速Vとの間の関係を示したマップを有することが好ましい。
・本実施の形態では、加速度センサ群87により検出される車両1の上下方向、前後方向、および左右方向の加速度G1,G2,G3に基づき車体の振動状態を検知し、車両1が悪路を走行しているか否かを判定していたが、これに限らない。例えば、舵角センサ90により検出される操舵角θsの変化を監視してもよい。車両1が悪路を走行しているとき、ステアリングホイール10は、時計回りおよび反時計回りに交互に回転することが考えられる。例えば、ステアリングホイール10を時計回りに回転しているときの操舵角θsの変化を正とし、反時計回りに回転しているときの操舵角θsの変化は負とする。操舵角θsの変化が正から負へ、および負から正へ変化する状態を所定時間繰り返していれば、車両1が悪路を走行していると判定してもよい。また、トルクセンサを新しく設け、トルクセンサから検出される操舵トルクを監視してもよい。操舵トルクについても、操舵角θsと同様のメカニズムで変化する場合、車両1が悪路を走行していると判定してもよい。
1…車両、20…油圧機構、30…パワーシリンダ、40…切替部、50…流量制御部、80…制御装置、83…流量制御部、87a,87b,87c…加速度センサ、A…アシストモード、B…悪路走行モード、C…スタンバイモード、V…車速、Q…供給油量、Q*…流量指令値、G1,G2,G3…加速度、g1,g2,g3…規定値、T,T1,T2,T3…累計時間、t,t1,t2,t3…継続時間。

Claims (4)

  1. パワーシリンダ、および前記パワーシリンダに接続される油路を切り替えることによって前記パワーシリンダが出力するアシスト力の方向を変更する切替部を有する油圧機構へ供給する作動油の供給油量を調整する吐出装置を制御する操舵制御装置において、
    車両の操舵状態および走行状態に応じて前記吐出装置から吐出される作動油の前記供給油量の目標値である流量指令値を演算する流量制御部を備え、
    前記流量制御部は、車両の通常走行時におけるアシスト力を前記パワーシリンダから発生させるための前記供給油量を確保するアシストモードと、前記供給油量が前記アシストモードにおける前記供給油量よりも少なく設定されるスタンバイモードと、車両の悪路走行時におけるアシスト力を前記パワーシリンダから発生させるための前記供給油量を確保する悪路走行モードとを切り替えることにより前記油圧機構への前記供給油量の目標値である前記流量指令値を演算し、
    前記悪路走行モードにおける前記供給油量は、前記アシストモードにおける前記供給油量よりも多く設定されている操舵制御装置。
  2. 車両の上下方向、前後方向、および左右方向における加速度を検出する加速度センサを備え、
    前記流量制御部は、前記加速度センサにより検出される車両の上下方向、前後方向、および左右方向における前記加速度の少なくとも1つが、各方向の前記加速度に対して車両の振動状態を考慮して設定された規定値以上となるとともに、各方向における前記加速度の少なくとも1つが前記規定値以上となる時間の累計が第1所定時間以上となる場合、前記悪路走行モードを設定する請求項1に記載の操舵制御装置。
  3. 前記流量制御部が前記悪路走行モードを設定している状態において、
    前記流量制御部は、車両の上下方向、前後方向、および左右方向における前記加速度の全てが、各方向に対して設定された前記規定値より小さくなるとともに、各方向における前記加速度が各方向に対して設定された規定値より小さい状態が第2所定時間以上継続する場合、前記悪路走行モードから前記アシストモードまたは前記スタンバイモードに設定する請求項2に記載の操舵制御装置。
  4. 前記流量制御部は、前記悪路走行モード、前記アシストモード、および前記スタンバイモードの各モードにおける車両の車速および前記供給油量の関係を示したマップを有している請求項1〜3のいずれか一項に記載の操舵制御装置。
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