JP2019004775A5 - 惣菜パン類の製造方法 - Google Patents

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本発明は、小麦由来食物繊維を高含有させることにより、内臓脂肪を低減させ得る惣菜パン類の製造方法に関する。詳細には、小麦由来食物繊維として小麦ふすまをパン類とこれに合わせる惣菜に特定量及び特定比で高含有させることにより、内臓脂肪を低減させ得る量の小麦ふすまを含有しながら、ふすま特有のエグミや臭いを感じることなく、風味・食味に優れ、日々継続して摂取することができる惣菜パン類を製造する方法に関する。
しかし、内臓脂肪を低減させ得る量の小麦由来食物繊維として小麦ふすまをパン類とこれに合わせる惣菜に特定量及び特定比で高含有させ、風味・食味に優れ、日々継続して摂取することができる惣菜パン類を製造する方法については知られていなかった。
本発明の課題は、小麦由来食物繊維として内臓脂肪を低減させ得る量の小麦ふすまを含有しながら、ふすま特有のエグミや臭いを感じることなく、風味・食味に優れ、日々継続して摂取することができる惣菜パン類を製造する方法を提供することにある。
すなわち、本発明は、下記(1)〜(6)の惣菜パン類の製造方法に関する。
(1)A.パン類用穀粉原料100質量部中、小麦粉を主体とする穀粉90〜40質量部及び小麦ふすま10〜60質量部を配合してパン類用生地を調製し、得られたパン類用生地を常法に従ってパン類を製造するパン類の製造工程、B.麺類用穀粉原料100質量部中、小麦粉を主体とする穀粉0〜50質量部、加工澱粉0〜20質量部及び小麦ふすまを20〜70質量部を配合して麺類を製造し、得られた麺類を蒸煮した後、常法に従って調理する、麺類を主体とする惣菜の製造工程、及びC.工程Aのパン類と、工程Bの惣菜とを、パン類と惣菜中の麺類を質量比1:0.8〜1.7で合わせて惣菜パン類とする工程、を含むことを特徴とする惣菜パン類の製造方法。
(2)惣菜パン類において、パン類中の小麦ふすまと惣菜中の小麦ふすまの質量比を1:1〜3とする、前記(1)記載の製造方法。
(3)工程Aにおいて、穀粉原料100質量部に対してグルテンを外割りで0.5〜10質量部添加する、前記(1)又は(2)記載の製造方法。
(4)工程Bにおいて、穀粉原料100質量部中において、グルテンを内割りで5〜30質量部添加する、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の製造方法。
(5)工程Bにおける惣菜が、焼きそば、焼うどん、パスタ、そば飯、コットゥロティから選択される、前記(1)〜(4)のいずれかに記載の製造方法。
(6)工程Cにおいて、惣菜をパン類用生地又はパン類で挟む、パン類用生地又はパン類に上乗せする、又はフィリングとしてパン類に包含させる、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の製造方法。
(7)惣菜パン類において、1喫食あたりのパン類の質量を60〜80g、惣菜中の麺類の質量を70〜100gとし、当該1喫食あたりの惣菜パン類に、5g以上の小麦ふすまを含有させる、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の製造方法。
また、惣菜パン類において、通常は1喫食あたりのパン類の質量を60〜80g、惣菜中の麺類の質量を70〜100gとし、当該1喫食あたりの惣菜パン類に、小麦ふすまを5g以上含有させるが、10〜30gが好ましく、18〜30gがより好ましい。このように惣菜パン類を構成させることにより、小麦ふすまによる小麦由来食物繊維として内臓脂肪を低減させ得る量の小麦ふすまを含有しながら、ふすま特有のエグミや臭いを感じることなく、風味・食味に優れ嗜好性が良好で、日々継続して摂取することができる惣菜パン類となる。
Figure 2019004775
本発明は、小麦由来食物繊維として内臓脂肪を低減させ得る量の小麦ふすまを含有しながら、ふすま特有のエグミや臭いを感じることなく、風味・食味に優れ、日々継続して摂取することができる惣菜パン類を製造する方法を提供すること目的とする。
本発明は、食品工業、とりわけ内臓脂肪を低減させ得る惣菜パンの分野で有用である。

Claims (7)

  1. A.パン類用穀粉原料100質量部中、小麦粉を主体とする穀粉90〜40質量部及び小麦ふすま10〜60質量部を配合してパン類用生地を調製し、得られたパン類用生地を常法に従ってパン類を製造するパン類の製造工程、
    B.麺類用穀粉原料100質量部中、小麦粉を主体とする穀粉0〜50質量部、加工澱粉0〜20質量部、及び小麦ふすまを20〜70質量部を配合して麺類を製造し、得られた麺類を蒸煮した後、常法に従って調理する、麺類を主体とする惣菜の製造工程、及び
    C.工程Aのパン類と、工程Bの惣菜とを、パン類と惣菜中の麺類を質量比1:0.8〜1.7で合わせて惣菜パン類とする工程、を含むことを特徴とする惣菜パン類の製造方法。
  2. 惣菜パン類において、パン類中の小麦ふすまと惣菜中の小麦ふすまの質量比を1:1〜3とする、請求項1記載の製造方法。
  3. 工程Aにおいて、穀粉原料100質量部に対してグルテンを外割りで0.5〜10質量部添加する、請求項1又は2記載の製造方法。
  4. 工程Bにおいて、穀粉原料100質量部中において、グルテンを内割りで5〜30質量部添加する、請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 工程Bにおける惣菜が、焼きそば、焼うどん、パスタ、そば飯、コットゥロティから選択される、請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 工程Cにおいて、惣菜をパン類用生地又はパン類で挟む、パン類用生地又はパン類に上乗せする、又はフィリングとしてパン類に包含させる、請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
  7. 惣菜パン類において、1喫食あたりのパン類の質量を60〜80g、惣菜中の麺類の質量を70〜100gとし、当該1喫食あたりの惣菜パン類に、5g以上の小麦ふすまを含有させる、請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
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