JP2019004641A - 誘導電動機の回転子 - Google Patents

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Abstract

【課題】高調波二次銅損を低減できる誘導電動機の回転子を提供することである。【解決手段】実施形態の誘導電動機の回転子は、回転子鉄心と、回転子スロットと、導体バーと、を持つ。回転子鉄心は、回転軸線回りに回転自在に設けられる。回転子スロットは、回転子鉄心の外周面寄りに形成され、且つ回転軸線方向に沿って貫通形成されるとともに、回転方向に並んで複数配置される。導体バーは、各回転子スロットに挿入される。また、回転子スロットは、内側スロットと、外側スロットと、を持つ。内側スロットは、導体バーが配置される。外側スロットは、内側スロットの径方向外側に形成され、且つ内側スロットと連通する。また、外側スロットは、回転方向の幅が径方向外側に向かうに従って漸次小さくなるように形成されている。また、外側スロットの径方向最外側には、内側面から径方向内側に向かって突出する突起が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、誘導電動機の回転子に関する。
誘導電動機としては、いわゆるかご形回転子を用いたかご形誘導電機が知られている。このかご形誘導電動機は、複数の固定子スロットを有する略円筒状の固定子鉄心に、固定子コイルが配置された固定子と、固定子の径方向内側に設けられ、固定子に対して回転自在に設けられた回転子と、により構成されている。
回転子は、回転軸線回りに回転自在に設けられた回転軸と、この回転軸に外嵌固定された回転子鉄心と、を有している。回転子鉄心には、径方向に沿って延びる複数の回転子ティースが放射状に配置されており、周方向で隣接する回転子ティース間に、回転子スロットが形成されている。この回転子スロットには、導体バーが挿入されている。
また、回転子スロットには、回転子鉄心の外周面側で回転子スロットが開放されている半閉型の回転子スロットと、回転子鉄心の外周面側で回転子スロットが完全に閉塞されている全閉型の回転子スロットと、がある。全閉型の回転子スロットは、回転子鉄心の外周面に溝が形成されないので、回転子のコギングトルクを低減できる。
このような構成のもと、誘導電動機は、固定子コイルに電流を供給すると、一次側(固定子側)で発生した磁束によって、導体バー(二次導体)に誘導電流が発生する。これにより、回転子に回転トルクが付与される。
ここで、一次側は固定子コイルを収納するための固定子スロットを有し、二次側は導体バーを収納するための回転子スロットを有しているので、回転子の回転トルクに寄与しない高調波磁束が発生する。すなわち、高調波磁束は、固定子と回転子との間の微小隙間近傍に位置する導体バーに高調波二次電流を発生させる。この高調波二次電流は、導体バーに誘導電流を発生させる際の抵抗となり、回転子に回転トルクを発生させるにあたっての損失となる。この損失は、高調波二次銅損と称される。
また、一般的に、誘導電動機を駆動するためにインバータを用いる。このインバータの電流波形は、スイッチングによる高調波を含んでいるため時間的な高調波磁束が発生する。この高調波磁束も、高調波二次電流を発生させる要因となる。
とりわけ、全閉型の回転子スロットでは、鋳造により導体バーを構成する場合が多く、このような場合、回転子スロットのギャップ近傍まで導体バーが充填されることになる。このため、高調波磁束と導体バーが鎖交することで高調波二次銅損が増大する可能性があった。
特開2011−87373号公報 特許第5490251号公報
本発明が解決しようとする課題は、高調波二次銅損を低減できる誘導電動機の回転子を提供することである。
実施形態の誘導電動機の回転子は、回転子鉄心と、回転子スロットと、導体バーと、を持つ。回転子鉄心は、回転軸線回りに回転自在に設けられる。回転子スロットは、回転子鉄心の外周面寄りに形成され、且つ回転軸線方向に沿って貫通形成されるとともに、回転方向に並んで複数配置される。導体バーは、各回転子スロットに挿入される。また、回転子スロットは、内側スロットと、外側スロットと、を持つ。内側スロットは、導体バーが配置される。外側スロットは、内側スロットの径方向外側に形成され、且つ内側スロットと連通する。また、外側スロットは、回転方向の幅が径方向外側に向かうに従って漸次小さくなるように形成されている。また、外側スロットの径方向最外側には、内側面から径方向内側に向かって突出する突起が設けられている。
第1の実施形態の誘導電動機を示す断面図。 第1の実施形態の回転子鉄心を軸方向からみた平面図。 第1の実施形態の回転子スロットを示す拡大平面図。 第1の実施形態の固定子の主磁束の分布図。 第1の実施形態の高調波磁束の分布図。 第2の実施形態の回転子スロットを示す拡大平面図。 第3の実施形態の回転子スロットを示す拡大平面図。 第4の実施形態の回転子スロットを示す拡大平面図。 第5の実施形態の回転子スロットを示す拡大平面図。 第6の実施形態の回転子スロットを示す拡大平面図。
以下、実施形態の誘導電動機の回転子を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、誘導電動機1の中心軸線Cに沿った断面図であり、この中心軸線Cを中心にして片側半分だけ示している。
図1に示すように、誘導電動機1は、固定子2と、固定子2に対して回転自在に設けられた回転子3と、これら固定子2および回転子3を支持するケーシング4と、を備えている。なお、以下の説明では、中心軸線C方向を単に軸方向、中心軸線C回りに回転する方向を周方向(回転方向)、軸方向及び周方向に直交する方向を径方向と称する。
固定子2は、略円筒状の固定子鉄心5を有している。固定子鉄心5は、複数の電磁鋼板6を軸方向に沿って積層したものである。電磁鋼板6は、例えば、鉄にケイ素を添加することによって製造される薄板の鋼板である。
また、固定子鉄心5の内周面側には、中心軸線Cに向かって突出する複数の固定子ティース7が形成されている。各固定子ティース7は、周方向に沿って等間隔に配置されている。
また、周方向に隣接する固定子ティース7間に、それぞれ固定子スロット8が形成される。そして、各固定子スロット8を介して各固定子ティース7に、固定子コイル9が巻回される。固定子コイル9は、固定子鉄心5の軸方向両端から軸方向外側に向かってオーバーハングするように設けられている。このような固定子コイル9には、例えば、架線からパンタグラフ(何れも不図示)を介して供給された直流電力が、交流電力に変換されて供給される。
また、固定子鉄心5の軸方向両端には、それぞれ固定子鉄心押え10が設けられている。固定子鉄心押え10は、積層された電磁鋼板6(固定子鉄心5)が分離しないように保持するためのものである。固定子鉄心押え10は、鉄等の金属により略円環状に形成され、その外径は、固定子鉄心5の外径よりも大きく設定されている。また、固定子鉄心押え10の内径は、この固定子鉄心押え10と固定子コイル9とが接触しない程度の大きさに設定されている。これら固定子鉄心5と固定子鉄心押え10は、溶接等により一体化されている。
ケーシング4は、固定子2の軸方向両側に配置された略有底筒状の一対の鏡蓋11,12と、対応する鏡蓋11,12に一体化された一対のベアリングブラケット13,14と、により構成されている。
各鏡蓋11,12は、それぞれ開口部11a,12aを固定子鉄心5側に向けた状態で配置されている。また、各鏡蓋11,12の開口部11a,12aの外周縁には、それぞれ外フランジ部15,16が形成されている。
これら外フランジ部15,16の外径は、固定子鉄心押え10の外径とほぼ同一になるように設定されている。これにより、固定子鉄心押え10と各鏡蓋11,12の外フランジ部15,16とが軸方向で重なり合う。そして、固定子鉄心押え10と各鏡蓋11,12の外フランジ部15,16とが、不図示のボルト・ナットにより締結固定される。これにより、鏡蓋11,12に固定子2が支持される。
各鏡蓋11,12の底部11b,12bには、それぞれ径方向中央に開口部11c,12cが形成されている。これら開口部11c,12cを閉塞するように、対応するベアリングブラケット13,14が設けられている。各ベアリングブラケット13,14は、それぞれ対応する鏡蓋11,12と一体化されている。
各ベアリングブラケット13,14は、それぞれ略円錐台状に形成されており、突出方向が固定子2側を向くように配置されている。各ベアリングブラケット13,14の径方向中央には、後述の回転軸21を挿通可能な挿通孔13a,14aが軸方向に沿って貫通形成されている。
また、各ベアリングブラケット13,14の径方向中央には、軸方向外側にそれぞれ軸受収納部13b,14bが凹設されている。これら軸受収納部13b,14bに、それぞれ軸受17,18が設けられている。これら軸受17,18を介し、各ベアリングブラケット13,14に回転軸21が回転自在に支持されている。そして、例えば、鉄道車両の床下(何れも不図示)に、ケーシング4が固定されている。
回転子3は、ケーシング4によって中心軸線Cを中心に回転可能に支持された回転軸21を有している。回転軸21の固定子2に対応する位置には、略円柱状の回転子鉄心22が外嵌固定されている。回転子鉄心22の外径は、回転子鉄心22の外周面22aと固定子2の固定子ティース7との間に微小隙間が形成されるように設定される。この微小隙間はできる限り小さいことが望ましい。
回転子鉄心22も複数の電磁鋼板23を軸方向に沿って積層して形成される。そして、回転子鉄心22の径方向中央に、回転軸21を挿入又は圧入可能な貫通孔24が軸方向全体に渡って貫通形成されており、回転軸21と回転子鉄心22とが一体となって回転する。なお、回転子鉄心22に回転軸21を挿入する場合、圧入や接着剤等で回転子鉄心22と回転軸21とを一体化させる。
また、回転子鉄心22の軸方向両端には、略円板状の回転子鉄心押え25が設けられている。回転子鉄心押え25も鉄等の金属により形成されており、径方向中央に、回転軸21を挿入または圧入可能な貫通孔25aが形成されている。
このように構成された回転子鉄心押え25は、積層された電磁鋼板23(回転子鉄心22)が分離しないように、且つ回転軸21に対して軸方向にずれないように保持する役割を有している。
図2は、回転子鉄心22を軸方向からみた平面図である。
同図に示すように、回転子鉄心22の外周面22a寄りには、回転子スロット26が軸方向に沿って貫通形成されるとともに、周方向に並んで複数配置されている。回転子スロット26は、回転子鉄心22の外周面22a側が開放されていない、いわゆる全閉型のスロットである。
図3は、回転子スロット26の拡大平面図である。
同図に示すように、回転子スロット26は、軸方向からみて径方向に沿って長い略長方形状に形成された内側スロット27と、内側スロット27の径方向外側に形成され、この内側スロット27と連通する外側スロット28と、により構成されている。
外側スロット28は、径方向外側(回転子鉄心22の外周面22a)に向かうに従って周方向の幅が漸次小さくなるように、軸方向からみて略三角形状に形成されている。また、外側スロット28における内側スロット27側の周方向の幅は、内側スロット27の周方向の幅と同一に設定されている。
さらに、外側スロット28の径方向最外側の頂点には、この頂点から径方向内側に向かって突出する突起20が一体成形されている。
突起20は、軸方向からみて径方向に沿って長い略長方形状に形成されている。突起20の径方向の長さL1は、外側スロット28の径方向の長さL2よりも若干短い程度に設定されている。また、突起20の周方向の幅W1は、後述の内側スロット27の周方向の幅(後述の導体バー30の周方向の幅)W2の1/3よりも小さくなる程度に設定されている。
このように構成された回転子鉄心22において、周方向に隣り合う回転子スロット26間は、回転子ティース29として構成される。つまり、本第1の実施形態の全閉型の回転子スロット26は、周方向で隣り合う回転子ティース29の径方向外側同士が連結されているともいえる。各回転子ティース29には、固定子2で発生する鎖交磁束が流れる。
内側スロット27には、導体バー30が挿入されている。導体バー30は、銅やアルミ等の導電体で、且つ非磁性体により形成される。また、導体バー30は、内側スロット27の形状に対応するように、軸方向に直交する断面形状が径方向に長い略長方形状に形成されている。さらに、導体バー30は、断面積が内側スロット27の開口面積よりも若干小さくなる程度に形成されている。そして、内側スロット27に導体バー30を挿入した状態では、内側スロット27の間に僅かなクリアランスが形成される程度になる。したがって、導体バー30の周方向の幅は、内側スロット27の周方向の幅とほぼ同一である。
また、内側スロット27に挿入された導体バー30は、例えば、カシメや接着剤等により内側スロット27内に固定される。
ここで、外側スロット28に形成されている突起20の径方向の長さL1は、外側スロット28の径方向の長さL2よりも若干短い程度に設定されている。つまり、突起20は、径方向内側の先端20aが内側スロット27(導体バー30)よりもやや手前に位置するように形成されている。このため、導体バー30に突起20が接触してしまうことがない。
また、図1に示すように、導体バー30の軸方向の長さは、回転子鉄心22の軸方向の長さよりも長く設定されている。このため、回転子鉄心22の回転子スロット26(内側スロット27)に導体バー30を挿入した状態では、回転子鉄心22の軸方向両側端から導体バー30の軸方向両端が突出している。これら回転子鉄心22から突出した導体バー30の軸方向両端には、それぞれ略円環状の短絡環31が設けられている。これら短絡環31によって、複数の導体バー30が連結されている。
次に、回転子鉄心22の回転子スロット26の作用について説明する。
まず、誘導電動機1の動作について説明する。
誘導電動機1を動作させるには、固定子コイル9に通電する。固定子コイル9に通電すると、固定子鉄心5に磁束(以下、主磁束という)が形成される。この主磁束は、固定子ティース7を介して回転子ティース29に流れる。また、回転子スロット26に導体バー30が挿入されているので、回転子スロット26に固定子2の主磁束が鎖交し、且つ主磁束の変化があると導体バー30に二次電流が発生する。この二次電流と固定子2の磁束により、回転子3に回転トルクが発生する。
図4は、固定子2の主磁束の分布図である。
同図に示すように、固定子2の主磁束は、回転子ティース29を介し、回転子鉄心22の径方向内側まで奥深く流れていく。つまり、回転子ティース29内では、固定子2の主磁束は、ほぼ径方向に沿うような流れになる。
ここで、回転子スロット26の外側スロット28は、径方向外側(回転子鉄心22の外周面22a)に向かうに従って周方向の幅が漸次小さくなるように、軸方向からみて略三角形状に形成されている。このため、固定子2の主磁束は、外側スロット28に沿ってスムーズに回転子ティース29の径方向内側へと導かれる。この結果、内側スロット27に配置されている導体バー30の一部(角部)に、主磁束が集中して流れるようなことがない。
また、外側スロット28には、突起20が設けられているが、この突起20の周方向の幅W1は、外側スロット28の周方向の幅(内側スロット27の周方向の幅)W2の1/3よりも小さくなる程度に設定されており、固定子2の主磁束が飽和し易い。このため、この主磁束の流れが突起20によって阻害されることが殆どない。
図5は、高調波磁束の分布図である。
同図に示すように、前述したように、回転子鉄心22には、固定子2の主磁束の他に、回転子スロット26の影響により高調波磁束が発生する。この高調波磁束は、固定子2と回転子3との微小隙間近傍に発生するので、回転子スロット26を周方向に横切るように流れる。
ここで、回転子スロット26の外側スロット28には、突起20が径方向に沿って延在している。すなわち、外側スロット28を周方向に横切る高調波磁束に対し、この高調波磁束の流れを遮るように、突起20が設けられた形になる。このため、高調波磁束が突起20に集中する。これにより、導体バー30を周方向に横切る高調波磁束が低減される。
したがって、上述の第1の実施形態によれば、回転子スロット26の外側スロット28に突起20を設けることにより、導体バー30に高調波二次電流が発生してしまうのを抑制できる。このため、誘導電動機1の高調波二次銅損を低減できる。
しかも、突起20は、周方向の幅W1が、外側スロット28の周方向の幅(内側スロット27の周方向の幅)W2の1/3よりも小さくなる程度に設定されている。このため、固定子2の主磁束が飽和し、この主磁束の流れが突起20によって阻害されることが殆どない。これに加え、外側スロット28は、径方向外側(回転子鉄心22の外周面22a)に向かうに従って周方向の幅が漸次小さくなるように、軸方向からみて略三角形状に形成されている。このため、固定子2の主磁束は、外側スロット28に沿ってスムーズに回転子ティース29の径方向内側へと導かれ、内側スロット27に配置されている導体バー30の一部(角部)に、主磁束が集中して流れるようなことがない。よって、固定子2の主磁束を、効率よく回転子3の回転トルクに寄与させることができ、高効率な誘導電動機1を提供できる。
また、突起20の径方向の長さL1は、外側スロット28の径方向の長さL2よりも若干短い程度に設定されている。このため、導体バー30に突起20が接触してしまうことを防止できる。よって、導体バー30に誘導電流が発生することによる磁束が突起20に漏出してしまうことを防止でき、さらに効率よく回転子3に回転トルクを付与させることができる。
ここで、突起20に高調波磁束が通過することにより、導体バー30の径方向外側の端面30a近傍に渦電流が誘起される。しかしながら、導体バー30の端面30aと導体バー30との間に所定の間隔が形成されるので、導体バー30の端面30a近傍に誘起される渦電流も低減できる。この結果、誘導電動機1の高調波二次銅損をさらに確実に低減できる。
(第2の実施形態)
次に、図6に基づいて、第2の実施形態について説明する。
図6は、第2の実施形態における回転子鉄心222の回転子スロット26の拡大平面図であって、前述の図3に対応している。なお、上述の第1の実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する(以下の実施形態についても同様)。
本第2の実施形態において、回転子鉄心222は、図1に示す固定子2、ケーシング4等とともに誘導電動機1を構成する回転子3に用いられる点、回転子鉄心222の外周面222a寄りには、回転子スロット26が軸方向に沿って貫通形成されるとともに、周方向に並んで複数配置されている点、回転子スロット26の内側スロット27には導体バー230が挿入されている点等の基本的構成は、前述の第1の実施形態と同様である(以下の実施形態についても同様)。
ここで、上述の第1の実施形態と本第2の実施形態との相違点は、第1の実施形態の導体バー30の形状と第2の実施形態の導体バー230の形状とが異なる点にある。
より具体的には、図6に示すように、導体バー230の径方向外側の端面230aには、径方向で突起と対向する箇所に凹部40が形成されている。凹部40を形成することにより、径方向で対向する導体バー230と突起20の径方向内側の先端20aとの間の距離L3が、前述の第1実施形態における導体バー30と突起20の先端20aとの間の距離L4(図3参照)よりも大きくなる。
また、凹部40の周方向の幅W3は、凹部40の角部と突起20の先端20aの角部との間の距離L5が、上記距離L3とほぼ同一寸法になるように設定されている。
このように構成することで、突起20の径方向の長さL1を前述の第1の実施形態と比較して短く設定することなく、突起20と導体バー230との間の距離(距離L3,L5)をできる限り大きく確保することができる。
ここで、突起20は、径方向の長さL1をできる限り長く設定し、外側スロット28を周方向に横切る高調波磁束の流れを遮ることが望ましい。この一方で、突起20の径方向の長さL1を長くすると、突起20と導体バー230との間の距離が短くなってしまう。この結果、導体バー230に誘導電流が発生することによる磁束が、突起20に漏出してしまう可能性がある。
しかしながら、導体バー230に凹部40を形成することにより、突起20と導体バー230との間の距離(距離L3,L5)をできる限り大きく確保することができるので、導体バー230の磁束が突起20に漏出してしまうことを確実に抑制できる。また、この漏出によって、導体バー230に渦電流が誘起されてしまうことも抑制できる。このため、さらに高効率な誘導電動機1を提供できる。
さらに、導体バー230に凹部40を形成することにより、回転子鉄心222の回転した際に導体バー230に作用する遠心力のより、例えば導体バー230が径方向外側に変位した場合であっても、導体バー230と突起20との接触を確実に防止できる。
(第3の実施形態)
次に、図7に基づいて、第3の実施形態について説明する。
図7は、第3の実施形態における回転子鉄心322の回転子スロット26の拡大平面図であって、前述の図3に対応している。
同図に示すように、第3の実施形態では、前述の第2の実施形態の回転子スロット26に、非導電性材料41が充填されている。この点、前述の第2の実施形態と相違する点である。
非導電性材料41は、例えば、樹脂により構成されている。回転子スロット26に非導電性材料41を充填することにより、回転子スロット26内に導体バー230を強固に固定することができる。
なお、上述の第1の実施形態、第2の実施形態及び第3の実施形態では、外側スロット28に設けられた突起20の周方向の幅W1が、後述の内側スロット27の周方向の幅(後述の導体バー30の周方向の幅)W2の1/3よりも小さくなる程度に設定されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、突起20の周方向の幅W1が、後述の内側スロット27の周方向の幅(後述の導体バー30の周方向の幅)W2の1/3よりも大きく設定されていてもよい。但し、固定子2の主磁束が突起20で飽和する程度に、突起20の幅W1を設定することが望ましい。
(第4の実施形態)
次に、図8に基づいて、第4の実施形態について説明する。
図8は、第4の実施形態における回転子鉄心422の回転子スロット26の拡大平面図であって、前述の図3に対応している。
同図に示すように、前述の第1の実施形態と本第4の実施形態との相違点は、前述の第1の実施形態では、外側スロット28に突起20が設けられているのに対し、本第4の実施形態では、外側スロット28に突起20が設けられていない点にある。
このように構成した場合であっても、外側スロット28を設けない場合と比較して、この外側スロット28を設ける分、回転子鉄心422の外周面422a側において、高調波磁束が周方向に沿って通りにくくなる。したがって、上述の第4の実施形態によれば、前述の第1の実施形態と同様の効果を奏する。
(第5の実施形態)
次に、図9に基づいて、第5の実施形態について説明する。
図9は、第5の実施形態における回転子鉄心522の回転子スロット526の拡大平面図であって前述の図3に対応している。
同図に示すように、前述の第1の実施形態と本第5の実施形態との相違点は、前述の第1の実施形態の回転子スロット26の形状と、本第5の実施形態の回転子スロット526の形状と、が異なる点にある。
より具体的には、回転子スロット526は、軸方向からみて径方向に沿って長い略長方形状に形成された内側スロット527と、内側スロット527の径方向外側に形成され、この内側スロット527と連通する外側スロット528と、により構成されている。
内側スロット527には、径方向最外側から内側スロット527の径方向の長さの約1/4程度の範囲に、副スロット51が形成されている。副スロット51は、内側スロット527の周方向両側にそれぞれ形成され、内側スロット527に連通されている。また、副スロット51は、径方向外側(外側スロット528側)に向かうに従って周方向の幅が漸次大きくなるように形成されている。このため、内側スロット527に挿入された導体バー30と副スロット51との間の隙間Sは、径方向外側に向かうに従って大きくなる。
一方、外側スロット528は、径方向外側(回転子鉄心522の外周面522a)に向かうに従って周方向の幅が漸次小さくなるように、軸方向からみて略半楕円状に形成されている。また、外側スロット528における内側スロット527側の周方向の幅は、副スロット51が形成されていない箇所の内側スロット527の周方向の幅よりもやや小さい程度に設定されている。
このように、外側スロット528を略半楕円状に形成した場合であっても、前述の第1の実施形態と同様の効果を奏する。
ここで、導体バー30の径方向外側の端面30a近傍には、導体バー30の径方向中央寄りと比較して高調波磁束が通り易い(図5参照)。しかしながら、本第5の実施形態においては、導体バー30の端面30a近傍に、副スロット51が形成されている。このため、この副スロット51が、導体バー30の端面30a近傍を周方向に沿って高調波磁束が横切るのを阻害する。また、導体バー30と副スロット51との間には、隙間Sが形成される分、導体バー30の端面30a近傍に渦電流が誘起されるのを抑制できる。この結果、誘導電動機1の高調波二次銅損をさらに確実に低減できる。
(第6の実施形態)
次に、図10に基づいて、第6の実施形態について説明する。
図10は、第6の実施形態における回転子鉄心622の回転子スロット626の拡大平面図であって前述の図3に対応している。
同図に示すように、前述の第1の実施形態と本第6の実施形態との相違点は、前述の第1の実施形態の外側スロット28と、本第6の実施形態の外側スロット628との形状が異なる点にある。
より具体的には、第6の実施形態における外側スロット628は、径方向に長い略長方形状に形成されている。すなわち、外側スロット628の周方向の幅W4は、径方向全体に渡って均一に設定されている。また、外側スロット628の周方向の幅W4は、内側スロット27の周方向の幅W2(導体バー30の周方向の幅に近似)に対し、約1/3程度の大きさに設定されている。
このように構成した場合であっても、外側スロット628の周方向の幅W4が、内側スロット27の周方向の幅W5よりも小さい分、前述の第1の実施形態と同様の効果を奏する。
なお、本第6の実施形態では、外側スロット628の周方向の幅W4は、内側スロット27の周方向の幅W5に対し、約1/3程度の大きさに設定されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、外側スロット628の周方向の幅W4は、内側スロット27の周方向の幅W5よりも小さく設定されていればよい。
また、上述の各実施形態において、さまざまな形状の回転子スロット26,526,626やさまざまな形状の導体バー30,230について説明したが、これら回転子スロット26,526,626や導体バー30,230を適宜組み合わせて構成することも可能である。例えば、第5の実施形態の外側スロット528を、第1の実施形態の外側スロット28のように、軸方向からみて略三角形状となるように形成してもよい。また、第1の実施形態の外側スロット28を、第5の実施形態の外側スロット528のように、軸方向からみて略半楕円状となるように形成してもよい。
さらに、上述の第3の実施形態では、回転子スロット26に非導電性材料41を充填した場合について説明した。この非導電性材料41を、他の実施形態の回転子スロット26,526,626に充填することも可能である。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、回転子鉄心22〜622に形成される回転子スロット26,526,626を、導体バー30,320が挿入される内側スロット27,527と、この内側スロット27,527よりも径方向外側に形成され、且つ内側スロット27,527と連通する外側スロット28,528,628と、により構成することで、導体バー30,320を周方向に横切る高調波磁束を低減できる。このため、導体バー30,230に高調波二次電流が発生してしまうのを抑制でき、誘導電動機1の高調波二次銅損を低減できる。また、導体バー30,320の径方向外側の端面30a,32a近傍に、渦電流が発生してしまうのを抑制できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…誘導電動機、3…回転子、20…突起、20a…先端、22,222…回転子鉄心、26,526,626…回転子スロット、27,527…内側スロット、28,528,628…外側スロット、30,230…導体バー、30a,230a…端面、40…凹部、41…非導電性材料、C…中心軸線(回転軸線)、L1…長さ(突出長さ)、W1,W2,W3,W4…幅

Claims (8)

  1. 回転軸線回りに回転自在に設けられる回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の外周面寄りに形成され、且つ前記回転軸線方向に沿って貫通形成されるとともに、回転方向に並んで複数配置される回転子スロットと、
    各前記回転子スロットに挿入される導体バーと、
    を備え、
    前記回転子スロットは、
    前記導体バーが配置される内側スロットと、
    前記内側スロットの径方向外側に形成され、且つ前記内側スロットと連通する外側スロットと、
    からなり、
    前記外側スロットは、前記回転方向の幅が径方向外側に向かうに従って漸次小さくなるように形成されており、
    前記外側スロットの径方向最外側には、内側面から径方向内側に向かって突出する突起が設けられている
    誘導電動機の回転子。
  2. 前記突起の径方向に沿う突出長さは、径方向内側の先端が前記導体バーとの接触を回避可能な長さに設定されている
    請求項1に記載の誘導電動機の回転子。
  3. 前記突起は、前記回転軸線に直交する断面の形状が径方向に長い長方形状に形成されており、径方向内側の先端が前記導体バーに近接する位置に至るまで延出されているとともに、
    前記突起の前記回転方向の幅は、前記導体バーの前記回転方向の幅の1/3よりも小さくなるように設定されている
    請求項1又は請求項2に記載の誘導電動機の回転子。
  4. 前記導体バーの径方向外側の端面には、径方向で前記突起と対向する箇所に、凹部が形成されている
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の誘導電動機の回転子。
  5. 前記回転子スロットの前記導体バーを避けた位置に、非導電性部材が充填されている
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の誘導電動機の回転子。
  6. 回転軸線回りに回転自在に設けられる回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の外周面寄りに形成され、且つ前記回転軸線方向に沿って貫通形成されるとともに、回転方向に並んで複数配置される回転子スロットと、
    各前記回転子スロットに挿入される導体バーと、
    を備え、
    前記回転子スロットは、
    前記導体バーが配置される内側スロットと、
    前記内側スロットの径方向外側に形成され、且つ前記内側スロットと連通する外側スロットと、
    からなり、
    前記外側スロットは、前記回転方向の幅が径方向外側に向かうに従って漸次小さくなるように形成されている
    誘導電動機の回転子。
  7. 回転軸線回りに回転自在に設けられる回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の外周面寄りに形成され、且つ前記回転軸線方向に沿って貫通形成されるとともに、回転方向に並んで複数配置される回転子スロットと、
    各前記回転子スロットに挿入される導体バーと、
    を備え、
    前記回転子スロットは、
    前記導体バーが配置される内側スロットと、
    前記内側スロットの径方向外側に形成され、且つ前記内側スロットと連通する外側スロットと、
    からなり、
    前記内側スロットは、径方向外側寄りの前記回転方向の幅が、径方向外側に向かうに従って漸次大きくなるように形成されており、
    前記外側スロットは、前記回転方向の幅が径方向外側に向かうに従って漸次狭くなるように形成されている
    誘導電動機の回転子。
  8. 回転軸線回りに回転自在に設けられる回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の外周面寄りに形成され、且つ前記回転軸線方向に沿って貫通形成されるとともに、回転方向に並んで複数配置される回転子スロットと、
    各前記回転子スロットに挿入される導体バーと、
    を備え、
    前記回転子スロットは、
    前記導体バーが配置される内側スロットと、
    前記内側スロットの径方向外側に形成され、且つ前記内側スロットと連通する外側スロットと、
    からなり、
    前記外側スロットは、前記回転方向の幅が均一になるように径方向に長い長方形状に形成されており、
    前記外側スロットの前記回転方向の幅は、前記内側スロットの前記回転方向の幅よりも小さく設定されている
    誘導電動機の回転子。
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