JP2019003512A - 情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】フォークリフトの危険運転をより適切に防止するための情報処理システムを提供する。
【解決手段】フォークリフトに搭載された撮像装置(カメラ部14)及び情報処理装置FMと、サーバ(フォークリフトサーバ1)とを含む情報処理システムにおいて、情報処理装置の危険運転検知部113は、フォークリフトが危険運転中であることを検知し、画像編集送信制御部112は、撮像装置により撮像された画像のうち、危険運転中であることが検知された時点を含む第1期間内の、1以上の画像のデータを、サーバに送信する制御を実行し、サーバの画像取得部311は、第1期間内の1以上の画像のデータを情報処理装置から取得し、サーバの画像生成部312は、取得された第1期間内の1以上の画像のデータに基づいて、危険運転中であることが検知された時点に撮像装置により撮像された画像を含む、第1期間以下の第2期間内の1以上の画像のデータを生成する。
【選択図】図3
【解決手段】フォークリフトに搭載された撮像装置(カメラ部14)及び情報処理装置FMと、サーバ(フォークリフトサーバ1)とを含む情報処理システムにおいて、情報処理装置の危険運転検知部113は、フォークリフトが危険運転中であることを検知し、画像編集送信制御部112は、撮像装置により撮像された画像のうち、危険運転中であることが検知された時点を含む第1期間内の、1以上の画像のデータを、サーバに送信する制御を実行し、サーバの画像取得部311は、第1期間内の1以上の画像のデータを情報処理装置から取得し、サーバの画像生成部312は、取得された第1期間内の1以上の画像のデータに基づいて、危険運転中であることが検知された時点に撮像装置により撮像された画像を含む、第1期間以下の第2期間内の1以上の画像のデータを生成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理システムに関する。
従来より、フォークリフトのような荷役自動車では、安全、慎重な操縦は、作業効率とのトレードオフである為、ともすれば安全確認を怠りがちであった。その為、オペレータや周囲の人に注意を促す警報装置を備えて事故を防止するものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載のような従来のフォークリフトでは、警報装置が備えられることにより、注意を促すことができるものの、例えば警報装置が発動したとき(すなわち、危険運転が検知された場合)の危険運転の状況までも適切に把握できるものではなかった。このため、フォークリフトに警報装置を備えるだけでは、今後の危険運転防止に必ずしも役立てることができるものではなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、フォークリフトの危険運転をより適切に防止するための制御を実行することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理システムは、
フォークリフトに搭載された撮像装置及び情報処理装置と、サーバとを含む情報処理システムにおいて、
前記情報処理装置は、
前記フォークリフトが危険運転中であることを検知する危険運転検知手段と、
前記撮像装置により撮像された画像のうち、前記危険運転中であることが検知された時点を含む第1期間内の、1以上の画像のデータを、前記サーバに送信する制御を実行する画像送信制御手段と、
を備え、
前記サーバは、
前記第1期間内の前記1以上の画像のデータを前記情報処理装置から取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により取得された前記第1期間内の前記1以上の画像のデータに基づいて、前記危険運転中であることが検知された時点に前記撮像装置により撮像された画像を含む、前記第1期間以下の第2期間内の1以上の画像のデータを生成する画像生成手段と、
を備える。
フォークリフトに搭載された撮像装置及び情報処理装置と、サーバとを含む情報処理システムにおいて、
前記情報処理装置は、
前記フォークリフトが危険運転中であることを検知する危険運転検知手段と、
前記撮像装置により撮像された画像のうち、前記危険運転中であることが検知された時点を含む第1期間内の、1以上の画像のデータを、前記サーバに送信する制御を実行する画像送信制御手段と、
を備え、
前記サーバは、
前記第1期間内の前記1以上の画像のデータを前記情報処理装置から取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により取得された前記第1期間内の前記1以上の画像のデータに基づいて、前記危険運転中であることが検知された時点に前記撮像装置により撮像された画像を含む、前記第1期間以下の第2期間内の1以上の画像のデータを生成する画像生成手段と、
を備える。
なお、本発明の一態様の上記情報処理システムに対応するプログラムも、本発明の一態様のプログラムとして提供されるものとしてもよい。
本発明によれば、フォークリフトの危険運転をより適切に防止するための制御を実行することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す構成図である。
図1に示す情報処理システムは、フォークリフトサーバ1と、フォークリフト2と、ローカルパーソナルコンピュータ3(以下、「ローカルPC3」と呼ぶ)と、可視化サーバ4と、可視化ユーザ端末5とを含むように構成される。なお、フォークリフトサーバ1及び可視化サーバ4は、単一または複数のサーバで構成されてもよいし、クラウドサービスで提供されるものとしてもよい。
図1に示す情報処理システムは、フォークリフトサーバ1と、フォークリフト2と、ローカルパーソナルコンピュータ3(以下、「ローカルPC3」と呼ぶ)と、可視化サーバ4と、可視化ユーザ端末5とを含むように構成される。なお、フォークリフトサーバ1及び可視化サーバ4は、単一または複数のサーバで構成されてもよいし、クラウドサービスで提供されるものとしてもよい。
フォークリフトサーバ1は、本サービスの提供者により管理される。本サービスとは、Webサービスやアプリケーションプログラム等を介して、フォークリフト2の運行状況等を管理する管理サービスであり、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの適用対象となるサービスである。なお、本サービスの詳細については後述する。
フォークリフト2は、車載機11と、電源ボックス12と、音声出力部13と、カメラ部14と、RFID(Radio Frequency Identification)リーダ部15とを備える。
ここで、車載機11と電源ボックス12とをあわせて、フォークリフト2に搭載される情報処理装置FMと把握することもできる。換言すると、フォークリフト2に搭載される情報処理装置FMは、図1の例では、車載機11と電源ボックス12とにより構成されているが、これは例示に過ぎず、車載機11と電源ボックス12との各機能を発揮できる構成であれば足り、1台で構成されてもよいし、3台以上で構成されてもよい。
ここで、車載機11と電源ボックス12とをあわせて、フォークリフト2に搭載される情報処理装置FMと把握することもできる。換言すると、フォークリフト2に搭載される情報処理装置FMは、図1の例では、車載機11と電源ボックス12とにより構成されているが、これは例示に過ぎず、車載機11と電源ボックス12との各機能を発揮できる構成であれば足り、1台で構成されてもよいし、3台以上で構成されてもよい。
車載機11は、複数のGPS(Global Positioning System)衛星から信号を受信することに基づいて、フォークリフト2の現在位置を測位するGPS部21や、6軸の加速度データ等を収集する各種センサから構成されるセンサ部22を内蔵する。つまり、車載機11は、フォークリフト2の位置データをGPS部21で取得したり、加速度データ等をセンサ部22で取得する。なお、以下では、フォークリフト2の位置データと加速度データとをまとめて「走行データ」と呼ぶことがある。
電源ボックス12は、フォークリフト2の図示せぬ車両バッテリーに接続し、フォークリフト2の各種機器(例えば、車載機11、音声出力部13、カメラ部14、RFIDリーダ部15等)に電力を供給する。また、電源ボックス12は、図示はしないが電源/拡張基板や通信処理基板等の各種基板を備える。
音声出力部13は、例えば、フォークリフト2のエンジンがON状態にされたときに、認識待ち受け音を発する。認識待ち受け音とは、ドライバーの認証のために必要な操作を待ち受けていることを報知するための音である。また例えば、音声出力部13は、フォークリフト2が危険運転中であることが検知されたときに、危険運転を警告するための警告音を発する。
カメラ部14は、その画角の範囲内でフォークリフト2の周囲の画像(動画像または静止画像)を撮像し、その結果得られるデータ(以下、「撮像データ」と呼ぶこともある)を出力する。
ここで、カメラ部14は、図1では2台のように描画されているが実際には、ドライバーの前方、後方、及び手元のそれぞれを撮像可能に3台設置されている。
ドライバーの前方を撮像可能に設置されるカメラ部14により撮像された画像を以下、「前方画像」と呼ぶ。ドライバーの後方を撮像可能に設置されるカメラ部14により撮像された画像を以下、「後方画像」と呼ぶ。ドライバーの手元を撮像可能に設置されるカメラ部14により撮像された画像以下を、「手元画像」と呼ぶ。つまり、カメラ部14は、前方画像、後方画像、及び手元画像のそれぞれの撮像データを出力する。
前方画像、後方画像、及び手元画像の各撮像データは、電源ボックス12を介して、ローカルPC3に転送される。なお、電源ボックス12からローカルPC3へのデータ転送の方式はどのようなものであってもよいが、例えば、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信により行われる。
また、カメラ部14の設置場所や設置数は、上述の内容で限定されず、必要な撮像箇所に応じて適宜設計されるものとすればよい。
ここで、カメラ部14は、図1では2台のように描画されているが実際には、ドライバーの前方、後方、及び手元のそれぞれを撮像可能に3台設置されている。
ドライバーの前方を撮像可能に設置されるカメラ部14により撮像された画像を以下、「前方画像」と呼ぶ。ドライバーの後方を撮像可能に設置されるカメラ部14により撮像された画像を以下、「後方画像」と呼ぶ。ドライバーの手元を撮像可能に設置されるカメラ部14により撮像された画像以下を、「手元画像」と呼ぶ。つまり、カメラ部14は、前方画像、後方画像、及び手元画像のそれぞれの撮像データを出力する。
前方画像、後方画像、及び手元画像の各撮像データは、電源ボックス12を介して、ローカルPC3に転送される。なお、電源ボックス12からローカルPC3へのデータ転送の方式はどのようなものであってもよいが、例えば、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信により行われる。
また、カメラ部14の設置場所や設置数は、上述の内容で限定されず、必要な撮像箇所に応じて適宜設計されるものとすればよい。
上述したように、フォークリフト2のエンジンがON状態にされると、音声出力部13から認識待ち受け音が発生される。この認識待ち受け音を認識したドライバーは、自己のRFIDカードをRFIDリーダ部15にかざす。
すると、RFIDリーダ部15は、当該RFIDカードに記録された情報(ドライバーに関する情報等であり、以下「カード情報」と呼ぶ)を読み取る。このカード情報は、情報処理装置FM(電源ボックス12及び車載機11)を介してフォークリフトサーバ1に転送される。フォークリフトサーバ1は、このカード情報に基づいてドライバーの認証を行う。
このようにして認証が行われたドライバーは、フォークリフト2の操縦が可能となる。また、詳細は後述するが、ドライバーの認証が行われることで、フォークリフト2の走行データ等がドライバーに紐づけて管理され、レポートが作成される。
すると、RFIDリーダ部15は、当該RFIDカードに記録された情報(ドライバーに関する情報等であり、以下「カード情報」と呼ぶ)を読み取る。このカード情報は、情報処理装置FM(電源ボックス12及び車載機11)を介してフォークリフトサーバ1に転送される。フォークリフトサーバ1は、このカード情報に基づいてドライバーの認証を行う。
このようにして認証が行われたドライバーは、フォークリフト2の操縦が可能となる。また、詳細は後述するが、ドライバーの認証が行われることで、フォークリフト2の走行データ等がドライバーに紐づけて管理され、レポートが作成される。
また、フォークリフトサーバ1と、情報処理装置FM(車載機11及び電源ボックス12)とは、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。これにより例えば、フォークリフト2の走行データ等は、情報処理装置FM(例えば車載機11)からネットワークNを介してフォークリフトサーバ1に送信される。
情報処理装置FMと接続されるローカルPC3も、ネットワークNを介してフォークリフトサーバ1と接続される。これにより例えば、カメラ部14の撮像データは、情報処理装置FMからローカルPC3に転送され、さらにローカルPC3からネットワークNを介してフォークリフトサーバ1に送信される。なお、カメラ部14により撮像された撮像データは、ローカルPC3を介さずに、フォークリフトサーバ1に直接送信されるものとしてもよい。
ここで、フォークリフトサーバ1は、フォークリフト2の走行データや、カメラ部14により撮像された撮像データを管理及び加工する。これらの管理及び加工された各種データは、可視化サーバ4によりWebサービスやアプリケーションプログラム等を介して、サービス利用者Sが使用する可視化ユーザ端末5に提供される。ここでいう提供とは、単に、可視化ユーザ端末5に表示されることの他、可視化ユーザ端末5から帳票出力されたり、可視化ユーザ端末5にデータとしてダウンロードされることも含む広義な概念である。
なお、サービス利用者Sは、例えば、フォークリフト2の管理者や、物流/倉庫会社、フォークリフトメーカ、リースレンタル会社である。
情報処理装置FMと接続されるローカルPC3も、ネットワークNを介してフォークリフトサーバ1と接続される。これにより例えば、カメラ部14の撮像データは、情報処理装置FMからローカルPC3に転送され、さらにローカルPC3からネットワークNを介してフォークリフトサーバ1に送信される。なお、カメラ部14により撮像された撮像データは、ローカルPC3を介さずに、フォークリフトサーバ1に直接送信されるものとしてもよい。
ここで、フォークリフトサーバ1は、フォークリフト2の走行データや、カメラ部14により撮像された撮像データを管理及び加工する。これらの管理及び加工された各種データは、可視化サーバ4によりWebサービスやアプリケーションプログラム等を介して、サービス利用者Sが使用する可視化ユーザ端末5に提供される。ここでいう提供とは、単に、可視化ユーザ端末5に表示されることの他、可視化ユーザ端末5から帳票出力されたり、可視化ユーザ端末5にデータとしてダウンロードされることも含む広義な概念である。
なお、サービス利用者Sは、例えば、フォークリフト2の管理者や、物流/倉庫会社、フォークリフトメーカ、リースレンタル会社である。
次に、本サービスの概要について簡単に説明する。
本サービスは、フォークリフト2の運行状況等を管理する管理サービスである。この管理サービスには、フォークリフト2が安全に操縦されているかを監視する安全監視サービスが含まれる。そこで、先ず、安全監視サービスについて説明し、安全監視サービス以外の管理サービスについては後述する。
なお、以下では、説明の便宜上、本サービスは、可視化サーバ4により管理されるWebサイトを介して提供されるものとする。ただし、これは例示に過ぎず、例えば本サービスは、サービス利用者Sの携帯端末等にインストールされるアプリケーションプログラムを介して提供されるものとしてもよい。
本サービスは、フォークリフト2の運行状況等を管理する管理サービスである。この管理サービスには、フォークリフト2が安全に操縦されているかを監視する安全監視サービスが含まれる。そこで、先ず、安全監視サービスについて説明し、安全監視サービス以外の管理サービスについては後述する。
なお、以下では、説明の便宜上、本サービスは、可視化サーバ4により管理されるWebサイトを介して提供されるものとする。ただし、これは例示に過ぎず、例えば本サービスは、サービス利用者Sの携帯端末等にインストールされるアプリケーションプログラムを介して提供されるものとしてもよい。
(安全監視サービス)
上述のように、フォークリフト2を運転するドライバーが、自己のRFIDカードをRFIDリーダ部15にかざすと、当該ドライバーの認証が行われる。これにより、フォークリフト2とドライバーとが紐づけられ、ドライバーはフォークリフト2の操縦が可能となる。
また、ドライバーがフォークリフト2を操縦すると、フォークリフト2の走行データは、定期的(例えば、1分毎)に情報処理装置FM(例えば車載機11)からフォークリフトサーバ1へ送信される。フォークリフトサーバ1は、その走行データをドライバーと紐づけて記憶して管理する。
これにより、サービス利用者Sは、可視化ユーザ端末5を操作して、可視化サーバ4により管理されるWebサイトを介して、フォークリフト2の走行データを確認することができる。
上述のように、フォークリフト2を運転するドライバーが、自己のRFIDカードをRFIDリーダ部15にかざすと、当該ドライバーの認証が行われる。これにより、フォークリフト2とドライバーとが紐づけられ、ドライバーはフォークリフト2の操縦が可能となる。
また、ドライバーがフォークリフト2を操縦すると、フォークリフト2の走行データは、定期的(例えば、1分毎)に情報処理装置FM(例えば車載機11)からフォークリフトサーバ1へ送信される。フォークリフトサーバ1は、その走行データをドライバーと紐づけて記憶して管理する。
これにより、サービス利用者Sは、可視化ユーザ端末5を操作して、可視化サーバ4により管理されるWebサイトを介して、フォークリフト2の走行データを確認することができる。
また、情報処理装置FMにおいて、フォークリフト2が危険運転中であるか否かの判定をするときの基準として、「閾値」が管理されている。閾値としては例えば、フォークリフト2の急加速、急減速、右急旋回、左急旋回、衝撃等に関するものが存在する。
ドライバーがフォークリフト2を操縦しているときに、設定された閾値のいずれかを超える操縦を行うと、各閾値の少なくとも1つが超えたことが走行データに基づいて検知される。つまり、フォークリフト2が危険運転中であることが検知されることになる。
危険運転中が検知されると、音声出力部13から警告音が発生する。これにより、ドライバーは、自身の操縦を改めることができる。
また、危険運転中が検知されたときには、危険運転が検知された時点(以下、「危険運転検知時点」と呼ぶことがある)を含む第1の期間(例えば、危険運転検知時点の前後の10秒間)においてカメラ部14により撮像された撮像データが、情報処理装置FM(例えば電源ボックス12)からローカルPC3に無線通信で送信される。なお、通信環境により無線通信が行えなかった場合には、例えば、次回のフォークリフト2のエンジンがON状態となった時に再度無線通信が実行される。
ドライバーがフォークリフト2を操縦しているときに、設定された閾値のいずれかを超える操縦を行うと、各閾値の少なくとも1つが超えたことが走行データに基づいて検知される。つまり、フォークリフト2が危険運転中であることが検知されることになる。
危険運転中が検知されると、音声出力部13から警告音が発生する。これにより、ドライバーは、自身の操縦を改めることができる。
また、危険運転中が検知されたときには、危険運転が検知された時点(以下、「危険運転検知時点」と呼ぶことがある)を含む第1の期間(例えば、危険運転検知時点の前後の10秒間)においてカメラ部14により撮像された撮像データが、情報処理装置FM(例えば電源ボックス12)からローカルPC3に無線通信で送信される。なお、通信環境により無線通信が行えなかった場合には、例えば、次回のフォークリフト2のエンジンがON状態となった時に再度無線通信が実行される。
ローカルPC3に送信された第1の期間の撮像データはさらに、フォークリフトサーバ1に送信される。フォークリフトサーバ1は、この撮像データを編集等することで、第2の期間の撮像データを生成する。
ここで、第2の期間は、危険運転検知時点を含む期間であって、第1の期間以下の長さの期間である。例えば、第1の期間が危険運転検知時点の前後10秒間であれば、危険運転検知時点の前後5秒間を第2の期間とすることができる。
そして、フォークリフトサーバ1は、可視化サーバ4によるWebサイトを介して、サービス利用者Sの要求に応じて、第2の期間の撮像データを可視化ユーザ端末5に提供することもできる。これにより、サービス利用者Sは、フォークリフト2の危険運転が検知されたときの状況(ドライバーおよびそのときの運転の状況)を可視化ユーザ端末5において画像で確認することができる。このため、ドライバーの危険運転を適切に防止するための今後の施策に役立てることができる。
ここで、第2の期間は、危険運転検知時点を含む期間であって、第1の期間以下の長さの期間である。例えば、第1の期間が危険運転検知時点の前後10秒間であれば、危険運転検知時点の前後5秒間を第2の期間とすることができる。
そして、フォークリフトサーバ1は、可視化サーバ4によるWebサイトを介して、サービス利用者Sの要求に応じて、第2の期間の撮像データを可視化ユーザ端末5に提供することもできる。これにより、サービス利用者Sは、フォークリフト2の危険運転が検知されたときの状況(ドライバーおよびそのときの運転の状況)を可視化ユーザ端末5において画像で確認することができる。このため、ドライバーの危険運転を適切に防止するための今後の施策に役立てることができる。
本サービスは、上述の安全監視サービス以外に、稼動管理サービス、部品管理サービス等も含む。このような本サービスを提供すべく、本実施形態の情報処理システムは、以下の各機能や各特徴を備えている。
[共通]
(1)カメラ部14や情報処理装置FMが搭載されたフォークリフト2の監視機能がある。
(2)カメラ部14は、前方、後方、運転者の手元(運転者)用の3台からなる。
(3)情報処理装置FMには、加速度センサ等のセンサ部22やGPS部21が備えられ、通信SIM等による通信機能や、RFIDリーダ部15によるカード情報の読書機能が搭載される。
(4)カメラ部14の撮像データはWi-Fi(登録商標)で情報処理装置FMからローカルPC3に転送される。
(5)フォークリフトサーバ1や可視化サーバ4は、クラウドシステムが利用される。
(6)サービス利用者Sの可視化ユーザ端末5は、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット等を採用することができる。
(7)他のBI(Business Intellegence)システムと連携可能である。
[安全監視サービス]
(8)走行データ等の監視データは、任意の時間間隔毎に、情報処理装置FMからフォークリフトサーバ1に送信される。
(9)カメラ部14の撮像データとしては動画データを採用できる。この動画データは、全てをフォークリフトサーバ1に送信する必要は特になく、所定期間分だけ切り取られた動画データをフォークリフトサーバ1に送信することが可能である。
(10)急発進や急ブレーキなどの危険運転行為を検知して、記録することができる。
(11)危険運転行為が検知された場合にはブザー等の警告音を発するとともに、カメラ部14で撮像された撮像データ(動画データ)をフォークリフトサーバ1に送信することができる。このときに上記(9)とあわせることで、上述の「第1期間」の撮像データのフォークリフトサーバ1への送信が可能になる。
(12)運転者認証カード用カードリーダとしてRFIDリーダ部15が設けられている。これにより、ドライバーの認証が可能になると共に、当該ドライバーの運転記録やフォークリフト2の稼働記録の表示やレポート出力が可能になる。
(13)センサ部22により得られる加速度から、フォークリフト2の速度や距離の算出が可能になる。
(14)走行データや撮像データ等から、いわゆるスイッチバックの検出も可能になる。
(15)走行データや撮像データ等から、段差の走破(乗越えなど)を検知し、危険運転行為と区別することができる。
(16)危険運転の抑止が可能になる。
(17)走行データや撮像データ等から、フォークリフト2のうち危険運転車の特定と、その傾向把握が可能になる。
(18)走行データや撮像データ等から、ドライバーの傾向に基づく安全運転指導が可能になる。
[稼動管理サービス]
(19)走行データや撮像データ等から、フォークリフト2のうち、稼働していない車両を検知することができる
(20)走行データや撮像データ等から、フォークリフト2の稼働状況の把握による適正配置が可能になる。
[部品管理サービス]
(21)走行データから累積走行距離を求め、当該累積走行距離により部品交換時期を通知することが可能になる。
(22)部品の運用(使用)期間とメーカー推奨期間情報から交換時期を通知することができる。
(23)保守部品(バッテリー、タイヤ、高圧ホースなど)を管理することが可能になる。
(24)CAN(Controller Area Network)情報に基づく情報を表示、レポートする(速度、エンジン回転数、ブレーキの状態、故障診断など)ことが可能になる。
(25)フォークリフト2の保守部品を管理することが可能になる。
[共通]
(1)カメラ部14や情報処理装置FMが搭載されたフォークリフト2の監視機能がある。
(2)カメラ部14は、前方、後方、運転者の手元(運転者)用の3台からなる。
(3)情報処理装置FMには、加速度センサ等のセンサ部22やGPS部21が備えられ、通信SIM等による通信機能や、RFIDリーダ部15によるカード情報の読書機能が搭載される。
(4)カメラ部14の撮像データはWi-Fi(登録商標)で情報処理装置FMからローカルPC3に転送される。
(5)フォークリフトサーバ1や可視化サーバ4は、クラウドシステムが利用される。
(6)サービス利用者Sの可視化ユーザ端末5は、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット等を採用することができる。
(7)他のBI(Business Intellegence)システムと連携可能である。
[安全監視サービス]
(8)走行データ等の監視データは、任意の時間間隔毎に、情報処理装置FMからフォークリフトサーバ1に送信される。
(9)カメラ部14の撮像データとしては動画データを採用できる。この動画データは、全てをフォークリフトサーバ1に送信する必要は特になく、所定期間分だけ切り取られた動画データをフォークリフトサーバ1に送信することが可能である。
(10)急発進や急ブレーキなどの危険運転行為を検知して、記録することができる。
(11)危険運転行為が検知された場合にはブザー等の警告音を発するとともに、カメラ部14で撮像された撮像データ(動画データ)をフォークリフトサーバ1に送信することができる。このときに上記(9)とあわせることで、上述の「第1期間」の撮像データのフォークリフトサーバ1への送信が可能になる。
(12)運転者認証カード用カードリーダとしてRFIDリーダ部15が設けられている。これにより、ドライバーの認証が可能になると共に、当該ドライバーの運転記録やフォークリフト2の稼働記録の表示やレポート出力が可能になる。
(13)センサ部22により得られる加速度から、フォークリフト2の速度や距離の算出が可能になる。
(14)走行データや撮像データ等から、いわゆるスイッチバックの検出も可能になる。
(15)走行データや撮像データ等から、段差の走破(乗越えなど)を検知し、危険運転行為と区別することができる。
(16)危険運転の抑止が可能になる。
(17)走行データや撮像データ等から、フォークリフト2のうち危険運転車の特定と、その傾向把握が可能になる。
(18)走行データや撮像データ等から、ドライバーの傾向に基づく安全運転指導が可能になる。
[稼動管理サービス]
(19)走行データや撮像データ等から、フォークリフト2のうち、稼働していない車両を検知することができる
(20)走行データや撮像データ等から、フォークリフト2の稼働状況の把握による適正配置が可能になる。
[部品管理サービス]
(21)走行データから累積走行距離を求め、当該累積走行距離により部品交換時期を通知することが可能になる。
(22)部品の運用(使用)期間とメーカー推奨期間情報から交換時期を通知することができる。
(23)保守部品(バッテリー、タイヤ、高圧ホースなど)を管理することが可能になる。
(24)CAN(Controller Area Network)情報に基づく情報を表示、レポートする(速度、エンジン回転数、ブレーキの状態、故障診断など)ことが可能になる。
(25)フォークリフト2の保守部品を管理することが可能になる。
以上、本サービスの概要について簡単に説明した。続いて、図1の情報処理システムのうちのフォークリフトサーバ1のハードウェア構成の一例について簡単に説明する。
図2は、図1の情報処理システムのうちフォークリフトサーバ1のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2は、図1の情報処理システムのうちフォークリフトサーバ1のハードウェア構成例を示すブロック図である。
フォークリフトサーバ1は、CPU(Central Processing Unit)31と、ROM(Read Only Memory)32と、RAM(Random Access Memory)33と、バス34と、入出力インターフェース35と、出力部36と、入力部37と、記憶部38と、通信部39と、ドライブ40とを備えている。
CPU31は、ROM32に記録されているプログラム、又は、記憶部38からRAM33にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM33には、CPU31が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
RAM33には、CPU31が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU31、ROM32及びRAM33は、バス34を介して相互に接続されている。
このバス34にはまた、入出力インターフェース35も接続されている。
入出力インターフェース35には、出力部36、入力部37、記憶部38、通信部39及びドライブ40が接続されている。
このバス34にはまた、入出力インターフェース35も接続されている。
入出力インターフェース35には、出力部36、入力部37、記憶部38、通信部39及びドライブ40が接続されている。
出力部36は、液晶ディスプレイ等の表示部やスピーカ等で構成され、各種情報を出力する。
入力部37は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部38は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部39は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例では情報処理装置FMやローカルPC3等)との間で行う通信を制御する。
入力部37は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部38は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部39は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例では情報処理装置FMやローカルPC3等)との間で行う通信を制御する。
ドライブ40は、必要に応じて設けられる。ドライブ40には磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなるリムーバブルメディア41が適宜装着される。
ドライブ40によってリムーバブルメディア41から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部38にインストールされる。またリムーバブルメディア41は、記憶部38に記憶されている各種データも、記憶部38と同様に記憶することができる。
ドライブ40によってリムーバブルメディア41から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部38にインストールされる。またリムーバブルメディア41は、記憶部38に記憶されている各種データも、記憶部38と同様に記憶することができる。
このようなフォークリフトサーバ1と情報処理装置FM(ローカルPC3及び車載機11)の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、危険運転画像生成処理等各種処理の実行が可能になる。
危険運転画像生成処理とは、フォークリフト2の危険運転が検知されたときに、カメラ部14の撮像画像データに基づいて、危険運転検知時点を含む所定期間の画像(以下適宜「危険運転画像」と呼ぶ)のデータを生成するまでの一連の処理をいう。
即ち、フォークリフトサーバ1と情報処理装置FM(車載機11及び電源ボックス12)は、危険運転画像生成処理等各種処理を実行するにあたり、図3に示すような機能的構成を有する。
危険運転画像生成処理とは、フォークリフト2の危険運転が検知されたときに、カメラ部14の撮像画像データに基づいて、危険運転検知時点を含む所定期間の画像(以下適宜「危険運転画像」と呼ぶ)のデータを生成するまでの一連の処理をいう。
即ち、フォークリフトサーバ1と情報処理装置FM(車載機11及び電源ボックス12)は、危険運転画像生成処理等各種処理を実行するにあたり、図3に示すような機能的構成を有する。
図3は、図1のフォークリフトサーバ1と情報処理装置FM(車載機11及び電源ボックス12)の機能的構成例を示す機能ブロック図である。
情報処理装置FMにおいては、画像取得部111と、画像編集送信制御部112と、危険運転検知部113と、閾値取得部114と、走行データ取得部115と、走行データ送信部116とが機能する。
画像取得部111は、カメラ部14の撮像データを取得する。
画像編集送信制御部112は、画像取得部111により取得された撮像データに基づいて、カメラ部14により撮像された画像のうち、危険運転中であることが検知された時点を含む第1期間内の1以上の画像のデータを、図3には図示せぬローカルPC3(図1)を介してフォークリフトサーバ1に送信する制御を実行する。
ここで、「1以上の画像」とは、静止画像であってもよいし、複数の静止画像(フレーム等)から構成される動画像であってもよく、動画像であっても1つのファイルでもよいし複数のファイルであってもよい、という意味である。なお、ここでは、説明の便宜上、第1期間の動画データが1ファイルとして、フォークリフトサーバ1に送信されるものとする。
画像編集送信制御部112は、画像取得部111により取得された撮像データに基づいて、カメラ部14により撮像された画像のうち、危険運転中であることが検知された時点を含む第1期間内の1以上の画像のデータを、図3には図示せぬローカルPC3(図1)を介してフォークリフトサーバ1に送信する制御を実行する。
ここで、「1以上の画像」とは、静止画像であってもよいし、複数の静止画像(フレーム等)から構成される動画像であってもよく、動画像であっても1つのファイルでもよいし複数のファイルであってもよい、という意味である。なお、ここでは、説明の便宜上、第1期間の動画データが1ファイルとして、フォークリフトサーバ1に送信されるものとする。
危険運転検知部113は、フォークリフト2が危険運転中であることを検知する。
即ち、危険運転検知部113は、後述する走行データ取得部115により取得された走行データと、後述する閾値取得部114により取得された閾値とに基づいて、フォークリフト2が危険運転中であるか否かを判定する。
具体的には例えば、危険運転検知部113は、走行データに基づいて算出される特定のデータ(例えば、急加速を示すデータ)が、特定の閾値(例えば、急加速の閾値)を超え、段差の走破(乗り越え等)が検知されなかった場合には、フォークリフト2が危険運転中であると判定する。
危険運転検知部113は、危険運転を検知したことを示す情報(以下、「危険運転情報」とも呼ぶ)を、画像編集送信制御部112に提供するとともに、音声出力部13から警告音を発生させる。
ここで、段差の走破(乗り越え等)の検知は、フォークリフト2が例えば前進中に、車体が前後方向に傾く挙動を、危険運転検知部113が加速度データ、又は垂直方向の加速度データから検出することにより行われる。なお、この場合、音声出力部13から発生された警告音を停止させてもよい。
即ち、危険運転検知部113は、後述する走行データ取得部115により取得された走行データと、後述する閾値取得部114により取得された閾値とに基づいて、フォークリフト2が危険運転中であるか否かを判定する。
具体的には例えば、危険運転検知部113は、走行データに基づいて算出される特定のデータ(例えば、急加速を示すデータ)が、特定の閾値(例えば、急加速の閾値)を超え、段差の走破(乗り越え等)が検知されなかった場合には、フォークリフト2が危険運転中であると判定する。
危険運転検知部113は、危険運転を検知したことを示す情報(以下、「危険運転情報」とも呼ぶ)を、画像編集送信制御部112に提供するとともに、音声出力部13から警告音を発生させる。
ここで、段差の走破(乗り越え等)の検知は、フォークリフト2が例えば前進中に、車体が前後方向に傾く挙動を、危険運転検知部113が加速度データ、又は垂直方向の加速度データから検出することにより行われる。なお、この場合、音声出力部13から発生された警告音を停止させてもよい。
閾値取得部114は、フォークリフトサーバ1から送信される閾値の情報を、通信部20を介して取得し、当該閾値の情報を危険運転検知部113に通知する。
走行データ取得部115は、フォークリフト2の位置データをGPS部21から取得するとともに、フォークリフト2の加速度データをセンサ部22から取得する。すなわち、走行データ取得部115は、フォークリフト2の走行データを取得する。
走行データ送信部116は、走行データ取得部115により取得された走行データを、通信部20を介してフォークリフトサーバ1へ送信するための制御を実行する。なお、走行データ送信部116は、車載機11に電力が供給されているときに、定期的に(例えば、1分毎に)走行データをフォークリフトサーバ1へ送信する制御を実行する。
次に、フォークリフトサーバ1の機能的構成について説明する。フォークリフトサーバ1のCPU31においては、画像取得部311と、画像生成部312と、閾値管理部313と、走行データ取得部314と、加工データ生成部315とが機能する。
画像取得部311は、情報処理装置FMから送信されてくる第1期間の撮像データを、ローカルPC3及び通信部39を介して取得する。
画像生成部312は、画像取得部311により取得された第1期間の撮像データに基づいて、危険運転中であることが検知された時点にカメラ部14により撮像された画像を含む、第1期間以下の第2期間の1以上の画像のデータを、危険運転画像のデータとして生成する。
ここで、上述したように、第2期間は、危険運転検知時点を含む期間であって、第1期間以下の長さの期間である。
また、「1以上の画像」とは、静止画像であってもよいし、複数の静止画像(フレーム等)から構成される動画像であってもよく、動画像であっても1つのファイルでもよいし複数のファイルであってもよい、という意味である。
また、画像生成部312は、生成した危険運転画像のデータを、例えば記憶部38(図2)に記憶させる。危険運転画像のデータは、サービス利用者Sの要求に応じて、通信部39及び可視化サーバ4を介して可視化ユーザ端末5(図1)に出力される。
ここで、上述したように、第2期間は、危険運転検知時点を含む期間であって、第1期間以下の長さの期間である。
また、「1以上の画像」とは、静止画像であってもよいし、複数の静止画像(フレーム等)から構成される動画像であってもよく、動画像であっても1つのファイルでもよいし複数のファイルであってもよい、という意味である。
また、画像生成部312は、生成した危険運転画像のデータを、例えば記憶部38(図2)に記憶させる。危険運転画像のデータは、サービス利用者Sの要求に応じて、通信部39及び可視化サーバ4を介して可視化ユーザ端末5(図1)に出力される。
ここで、サービス利用者Sは、可視化ユーザ端末5を操作して、閾値の情報を設定または変更の要求をすることができる。閾値管理部313は、通信部39及び可視化サーバ4を介して、サービス利用者Sの当該要求に応じて、閾値の情報を設定または変更することで、閾値の管理を行う。
具体的には例えば、閾値管理部313は、Webサイトを通じて可視化ユーザ端末5より入力された閾値の情報を、通信部39及び可視化サーバ4を介して取得し、例えば記憶部38に記憶させる。また、閾値管理部313は、当該閾値の情報を、通信部39を介して情報処理装置FMへ適宜送信する。これにより、フォークリフト2側の情報処理装置FMは、この閾値の情報に基づいてフォークリフト2が危険運転中であるか否かを判定することが可能となる。
具体的には例えば、閾値管理部313は、Webサイトを通じて可視化ユーザ端末5より入力された閾値の情報を、通信部39及び可視化サーバ4を介して取得し、例えば記憶部38に記憶させる。また、閾値管理部313は、当該閾値の情報を、通信部39を介して情報処理装置FMへ適宜送信する。これにより、フォークリフト2側の情報処理装置FMは、この閾値の情報に基づいてフォークリフト2が危険運転中であるか否かを判定することが可能となる。
走行データ取得部314は、フォークリフト2の情報処理装置FMから送信されてきた走行データを、通信部39を介して取得し、当該走行データを加工データ生成部315に提供する。
加工データ生成部315は、走行データ取得部314により取得された走行データに基づいて、加工データを生成する。ここで、加工データとは、フォークリフト2の走行データを加工することによって生成されるデータである。例えば、フォークリフト2の速度データや、移動距離のデータや、スイッチバックの有無を示すデータや、アイドリング時間のデータや、前進/後進のいずれであるかを示すデータ等が加工データとして生成される。
また、加工データ生成部315は、これらの加工データを例えば記憶部38(図2)に記憶させる。これにより、記憶部38にはデータベースが構築される。サービス利用者Sは、可視化ユーザ端末5を操作して、加工データの取得を要求すると、当該要求に応じて、通信部39及び可視化サーバ4を介して必要な加工データがデータベースから抽出されて、可視化ユーザ端末5に提示される。なお、この加工データは、サービス利用者Sにとって有効な情報となる。
また、加工データ生成部315は、これらの加工データを例えば記憶部38(図2)に記憶させる。これにより、記憶部38にはデータベースが構築される。サービス利用者Sは、可視化ユーザ端末5を操作して、加工データの取得を要求すると、当該要求に応じて、通信部39及び可視化サーバ4を介して必要な加工データがデータベースから抽出されて、可視化ユーザ端末5に提示される。なお、この加工データは、サービス利用者Sにとって有効な情報となる。
次に、図4を参照して、図3の情報処理装置FMとフォークリフトサーバ1により実行される危険運転画像生成処理について説明する。
図4は、図3の機能的構成を有する情報処理装置FMとフォークリフトサーバ1が実行する、危険運転画像生成処理の流れを説明するアローチャートである。
図4は、図3の機能的構成を有する情報処理装置FMとフォークリフトサーバ1が実行する、危険運転画像生成処理の流れを説明するアローチャートである。
ステップS1において、フォークリフト2の情報処理装置FMの画像取得部111は、フォークリフト2の前方画像、後方画像、手元画像を動画像としてカメラ部14に撮像を開始させるように制御する。
ステップS2において、危険運転検知部113は、フォークリフト2の走行データと閾値の情報とに基づいて、フォークリフト2が危険運転中であるか否かを判定する。
急発進や急ブレーキ等の危険運転行為が検知されて危険運転中であると判定された場合、ステップS2においてYESであると判定される。このとき、危険運転検知部113は、音声出力部13に警告音を発生させ、画像編集送信制御部112にフォークリフト2の危険運転を検知したことを通知する。これにより、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、画像編集送信制御部112は、カメラ部14により撮像された画像のうち、危険運転中であることが検知された時点を含む第1期間の撮像データを抽出する。
ステップS4において、画像編集送信制御部112は、第1期間の撮像データを通信部19及びローカルPC3を介してフォークリフトサーバ1に送信する。
ステップS2において、危険運転検知部113は、フォークリフト2の走行データと閾値の情報とに基づいて、フォークリフト2が危険運転中であるか否かを判定する。
急発進や急ブレーキ等の危険運転行為が検知されて危険運転中であると判定された場合、ステップS2においてYESであると判定される。このとき、危険運転検知部113は、音声出力部13に警告音を発生させ、画像編集送信制御部112にフォークリフト2の危険運転を検知したことを通知する。これにより、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、画像編集送信制御部112は、カメラ部14により撮像された画像のうち、危険運転中であることが検知された時点を含む第1期間の撮像データを抽出する。
ステップS4において、画像編集送信制御部112は、第1期間の撮像データを通信部19及びローカルPC3を介してフォークリフトサーバ1に送信する。
ステップS21において、フォークリフトサーバ1の画像取得部311は、通信部39及びローカルPC3を介して情報処理装置FMから、第1期間の撮像データを取得する。
ステップS22において、画像生成部312は、ステップS21において取得された第1期間の撮像データに基づいて、第2期間の危険運転画像のデータを抽出する。
具体的には例えば、画像生成部312は、危険運転検知時点を含むように、第1期間以下の第2期間を設定し、当該第2期間内において撮像された撮像データを切り取り編集することで、危険運転画像のデータを生成する。これにより、危険運転画像のデータとして、危険運転が検知されたときのフォークリフト2の周囲の撮像データを含めるとともに、その前後の必要な撮像データも適切に含めることが可能となる。さらに、第2期間と短い時間なので、データサイズを必要最低限に抑制することもできる。
なお、危険運転画像のデータは、サービス利用者Sの要求に応じていつでも出力可能となる。これにより、サービス利用者Sは、危険運転が検知されたときの状況をその前後の状況を含めて画像で確認することが可能となる。
ステップS22において、画像生成部312は、ステップS21において取得された第1期間の撮像データに基づいて、第2期間の危険運転画像のデータを抽出する。
具体的には例えば、画像生成部312は、危険運転検知時点を含むように、第1期間以下の第2期間を設定し、当該第2期間内において撮像された撮像データを切り取り編集することで、危険運転画像のデータを生成する。これにより、危険運転画像のデータとして、危険運転が検知されたときのフォークリフト2の周囲の撮像データを含めるとともに、その前後の必要な撮像データも適切に含めることが可能となる。さらに、第2期間と短い時間なので、データサイズを必要最低限に抑制することもできる。
なお、危険運転画像のデータは、サービス利用者Sの要求に応じていつでも出力可能となる。これにより、サービス利用者Sは、危険運転が検知されたときの状況をその前後の状況を含めて画像で確認することが可能となる。
ここで、上記した危険運転画像(つまり、危険運転が検知されたときの状況)をサービス利用者Sが確認することができる確認画面の一例について説明する。
図5は、危険運転画像を確認する確認画面(Webサイト)の一例である。
図5に示すように、サービス利用者Sは、可視化サーバ4により提供される所定のWebサイトを通じて、危険運転画像を確認する確認画面を視認することができる。
この確認画面において、サービス利用者Sは、複数のフォークリフト2を管理している場合、危険運転画像を確認したいフォークリフト2を選択することで、紐づけられている危険運転画像(図5に示す動画)を確認することができる。なお、フォークリフトサーバ1により危険運転画像が生成済である場合には、「閲覧可能」のステータスが表示されることにより、サービス利用者Sが確認可能であることが示唆される。
一方、フォークリフトサーバ1により危険運転画像が生成中である場合には、「動画編集処理中」のステータスが表示されることにより、サービス利用者Sにはまだ確認することができないことが示唆される。
具体的に例えば、図5の例では、サービス利用者Sは、危険運転の詳細について確認することができる。危険運転の詳細を示す項目として、例えば、「危険運転」、「内容」、「車両」、「動画閲覧」が表示されている。
ここで、「危険運転」の項目には、検出された危険運転を一意に特定するID等が表示されている。
次に、「内容」の項目には、具体的に、検出された危険運転の内容が表示されている。図5の例では、「急減速」と表示されており、当該車両において、急激な減速が検出されたことを示している。
さらに、「車両」の項目には、当該危険運転が検出された車両を一意に特定するID等が表示されている。
また、「動画閲覧」の項目には、当該危険運転を撮影した動画の状況について表示されている。「動画閲覧」の項目には、例えば、「閲覧可能」、「動画編集処理中」、「動画閲覧不可能」、「動画撮影機能が無効(カメラ未搭載)」等の表示がされる。
これにより、サービス利用者Sは、当該危険運転に係る動画の状態をも確認することができる。
図5に示すように、サービス利用者Sは、可視化サーバ4により提供される所定のWebサイトを通じて、危険運転画像を確認する確認画面を視認することができる。
この確認画面において、サービス利用者Sは、複数のフォークリフト2を管理している場合、危険運転画像を確認したいフォークリフト2を選択することで、紐づけられている危険運転画像(図5に示す動画)を確認することができる。なお、フォークリフトサーバ1により危険運転画像が生成済である場合には、「閲覧可能」のステータスが表示されることにより、サービス利用者Sが確認可能であることが示唆される。
一方、フォークリフトサーバ1により危険運転画像が生成中である場合には、「動画編集処理中」のステータスが表示されることにより、サービス利用者Sにはまだ確認することができないことが示唆される。
具体的に例えば、図5の例では、サービス利用者Sは、危険運転の詳細について確認することができる。危険運転の詳細を示す項目として、例えば、「危険運転」、「内容」、「車両」、「動画閲覧」が表示されている。
ここで、「危険運転」の項目には、検出された危険運転を一意に特定するID等が表示されている。
次に、「内容」の項目には、具体的に、検出された危険運転の内容が表示されている。図5の例では、「急減速」と表示されており、当該車両において、急激な減速が検出されたことを示している。
さらに、「車両」の項目には、当該危険運転が検出された車両を一意に特定するID等が表示されている。
また、「動画閲覧」の項目には、当該危険運転を撮影した動画の状況について表示されている。「動画閲覧」の項目には、例えば、「閲覧可能」、「動画編集処理中」、「動画閲覧不可能」、「動画撮影機能が無効(カメラ未搭載)」等の表示がされる。
これにより、サービス利用者Sは、当該危険運転に係る動画の状態をも確認することができる。
以上のように、本実施形態の安全監視サービスによれば、危険運転が検知された時点を含む期間の危険運転画像が生成され、サービス利用者Sは、この危険運転画像を確認することにより、危険運転が行われたときの状況をその前後の状況を含めて画像で確認することができる。このため、危険運転車両(フォークリフト2)の特定と傾向把握が容易となり、運転者の傾向に基づく安全運転指導を行う等、今後の危険運転防止に役立てることが可能となる。
次に、本サービスのうち安全監視サービス以外の他のサービスの一例である閾値管理サービスについて簡単に説明する。
(閾値管理サービス)
安全監視サービスにおいて上述したように、サービス利用者Sは、可視化ユーザ端末5を操作することで、可視化サーバ4により管理されるWebサイトを介して、フォークリフト2が危険運転中であると判定する基準となる閾値を設定または変更することができる。詳細には、利用者Sは、フォークリフト2の急加速、急減速、右急旋回、左急旋回、衝撃、位置に関する閾値を設定または変更することができる。また、上述したように、これらの閾値の情報に基づいて、フォークリフト2の危険運転が検知されるため、閾値の設定内容によっては危険運転が頻繁に検知されてしまうことがある。このため、例えば、危険運転が頻繁に検知されてしまうときには、サービス利用者Sは最初に設定した閾値を変更(例えば、より高めの閾値に変更)することで、過剰に危険運転が検知される又はされないことを防止することができる。
安全監視サービスにおいて上述したように、サービス利用者Sは、可視化ユーザ端末5を操作することで、可視化サーバ4により管理されるWebサイトを介して、フォークリフト2が危険運転中であると判定する基準となる閾値を設定または変更することができる。詳細には、利用者Sは、フォークリフト2の急加速、急減速、右急旋回、左急旋回、衝撃、位置に関する閾値を設定または変更することができる。また、上述したように、これらの閾値の情報に基づいて、フォークリフト2の危険運転が検知されるため、閾値の設定内容によっては危険運転が頻繁に検知されてしまうことがある。このため、例えば、危険運転が頻繁に検知されてしまうときには、サービス利用者Sは最初に設定した閾値を変更(例えば、より高めの閾値に変更)することで、過剰に危険運転が検知される又はされないことを防止することができる。
次に、図6を参照して、フォークリフトサーバ1により実行される閾値設定処理について説明する。
図6は、図3の機能的構成を有するフォークリフト側の情報処理装置FM及びフォークリフトサーバ1が実行する閾値設定処理の流れの一例を説明するアローチャートである。
なお、閾値設定処理とは、サービス利用者Sの入力に基づいて、危険運転を検知する基準となる閾値を設定または変更するための一連の処理である。
図6は、図3の機能的構成を有するフォークリフト側の情報処理装置FM及びフォークリフトサーバ1が実行する閾値設定処理の流れの一例を説明するアローチャートである。
なお、閾値設定処理とは、サービス利用者Sの入力に基づいて、危険運転を検知する基準となる閾値を設定または変更するための一連の処理である。
ステップS41において、フォークリフトサーバ1の閾値管理部313は、可視化サーバ4により提供されるWebサイトを通じて可視化ユーザ端末5においてサービス利用者Sにより入力された閾値に関する情報を、閾値変更指示として取得する。
なお、当該閾値に関する情報は、例えば記憶部38(図2)に記憶される。
ステップS42において、閾値管理部313は、ステップS41で取得した閾値変更指示を、通信部39を介して情報処理装置FMへ送信する。
なお、当該閾値に関する情報は、例えば記憶部38(図2)に記憶される。
ステップS42において、閾値管理部313は、ステップS41で取得した閾値変更指示を、通信部39を介して情報処理装置FMへ送信する。
ステップS61において、情報処理装置FMの閾値取得部114は、フォークリフトサーバ1から送信されてきた閾値変更指示を通信部20を介して受信する。
ステップS62において、危険運転検知部113は、ステップS61で取得された閾値変更指示に基づいて、閾値を設定又は変更する。
これにより、情報処理装置FM(例えば車載機11)では、この閾値変更指示に基づいてフォークリフト2が危険運転中であるか否かを判定することが可能となる。
ステップS62において、危険運転検知部113は、ステップS61で取得された閾値変更指示に基づいて、閾値を設定又は変更する。
これにより、情報処理装置FM(例えば車載機11)では、この閾値変更指示に基づいてフォークリフト2が危険運転中であるか否かを判定することが可能となる。
ここで、サービス利用者Sが上記した閾値を設定することができる設定画面の一例について説明する。
図7、図8は、閾値を設定するための設定画面(Webサイト)の一例である。
図7に示すように、サービス利用者Sは、可視化サーバ4により提供される所定のWebサイトを通じて、閾値を設定するための設定画面を視認することができる。この設定画面において、サービス利用者Sは、複数のフォークリフト2を管理している場合、閾値を設定したい(つまり、危険運転の検知条件を設定したい)フォークリフト2を選択し、当該フォークリフト2に関する閾値を設定(編集)することができる。
具体的には、図8に示すように、閾値の設定項目として、例えば急加速、急減速、右急旋回、左急旋回、衝撃に関する6つの項目を設定することができる。また、サービス利用者Sは、この設定画面を視認することにより、現在設定されている閾値を確認することもできる。
即ち、図8の例では、車載設定項目として、「急加速閾値」、「急減速閾値」、「急旋回(右)閾値」、「急旋回(左)閾値」、「衝撃閾値」の項目が表示されている。
ここで、「急加速閾値」とは、急発進を検知する閾値である。「急減速閾値」とは、急ブレーキを検知する閾値である。「急旋回(右)閾値」とは、急旋回(右)を検知する閾値である。「急旋回(左)閾値」とは、急旋回(左)を検知する閾値である。「衝撃閾値」とは、衝撃を検知する閾値である。
サービス利用者Sは、車載設定項目として、上述のような設定項目について、確認及び設定(編集)することができる。
図7に示すように、サービス利用者Sは、可視化サーバ4により提供される所定のWebサイトを通じて、閾値を設定するための設定画面を視認することができる。この設定画面において、サービス利用者Sは、複数のフォークリフト2を管理している場合、閾値を設定したい(つまり、危険運転の検知条件を設定したい)フォークリフト2を選択し、当該フォークリフト2に関する閾値を設定(編集)することができる。
具体的には、図8に示すように、閾値の設定項目として、例えば急加速、急減速、右急旋回、左急旋回、衝撃に関する6つの項目を設定することができる。また、サービス利用者Sは、この設定画面を視認することにより、現在設定されている閾値を確認することもできる。
即ち、図8の例では、車載設定項目として、「急加速閾値」、「急減速閾値」、「急旋回(右)閾値」、「急旋回(左)閾値」、「衝撃閾値」の項目が表示されている。
ここで、「急加速閾値」とは、急発進を検知する閾値である。「急減速閾値」とは、急ブレーキを検知する閾値である。「急旋回(右)閾値」とは、急旋回(右)を検知する閾値である。「急旋回(左)閾値」とは、急旋回(左)を検知する閾値である。「衝撃閾値」とは、衝撃を検知する閾値である。
サービス利用者Sは、車載設定項目として、上述のような設定項目について、確認及び設定(編集)することができる。
以上のように、本実施形態の閾値設定サービスによれば、サービス利用者Sが適切に閾値を設定管理することができるので、過剰に危険運転が検知される又はされないことを防止し、適切に危険運転を検知することができる。
次に、本サービスのうち安全監視サービス以外の他のサービスの一例である車両分析サービスについて簡単に説明する。
(車両分析サービス)
サービス利用者Sは、可視化ユーザ端末5を操作することで、可視化サーバ4により提供されるWebサイトを介して、フォークリフト2の運行状況等を分析する、車両分析サービスを利用することができる。具体的には、上述したように、フォークリフトサーバ1には、フォークリフト2の走行データが情報処理装置FMから定期的に(例えば1分毎に)送信される。そして、フォークリフトサーバ1は、この走行データに基づいて、種々の加工データ、例えば、フォークリフト2の速度データ、移動距離のデータ、スイッチバックの有無を示すデータ、アイドリング時間のデータ、前進/後進のいずれであるかを示すデータ等を生成する。
このため、サービス利用者Sは、可視化ユーザ端末5を操作し、可視化サーバ4により提供されるWebサイトを介して、上記した加工データを確認することで、フォークリフト2の運行状況等を分析することができる。
サービス利用者Sは、可視化ユーザ端末5を操作することで、可視化サーバ4により提供されるWebサイトを介して、フォークリフト2の運行状況等を分析する、車両分析サービスを利用することができる。具体的には、上述したように、フォークリフトサーバ1には、フォークリフト2の走行データが情報処理装置FMから定期的に(例えば1分毎に)送信される。そして、フォークリフトサーバ1は、この走行データに基づいて、種々の加工データ、例えば、フォークリフト2の速度データ、移動距離のデータ、スイッチバックの有無を示すデータ、アイドリング時間のデータ、前進/後進のいずれであるかを示すデータ等を生成する。
このため、サービス利用者Sは、可視化ユーザ端末5を操作し、可視化サーバ4により提供されるWebサイトを介して、上記した加工データを確認することで、フォークリフト2の運行状況等を分析することができる。
次に、図9を参照して、フォークリフト側加速度取得送信処理及びサーバ側速度DB作成処理について説明する。
図9は、図3の機能的構成を有するフォークリフトの情報処理装置FMが実行するフォークリフト側加速度取得送信処理、及び図3の機能的構成を有するフォークリフトサーバ1が実行するサーバ側速度DB作成処理のそれぞれ流れの一例を説明するフローチャートである。
なお、フォークリフト側加速度取得送信処理とは、定期的に、加速度データを取得してフォークリフトサーバ1に送信する処理を繰り返す処理をいう。サーバ側速度DB作成処理とは、フォークリフト2の情報処理装置FMから定期的に送信されてくる加速度データに基づいて、速度データ及び移動距離データを演算し、これらのデータを格納するDB(以下、「速度DB」と呼ぶ)を構築するまでの一連の処理をいう。
図9は、図3の機能的構成を有するフォークリフトの情報処理装置FMが実行するフォークリフト側加速度取得送信処理、及び図3の機能的構成を有するフォークリフトサーバ1が実行するサーバ側速度DB作成処理のそれぞれ流れの一例を説明するフローチャートである。
なお、フォークリフト側加速度取得送信処理とは、定期的に、加速度データを取得してフォークリフトサーバ1に送信する処理を繰り返す処理をいう。サーバ側速度DB作成処理とは、フォークリフト2の情報処理装置FMから定期的に送信されてくる加速度データに基づいて、速度データ及び移動距離データを演算し、これらのデータを格納するDB(以下、「速度DB」と呼ぶ)を構築するまでの一連の処理をいう。
まず、フォークリフト側加速度取得送信処理について説明する。
ステップS81において、フォークリフト2の情報処理装置FMの走行データ取得部115は、加速度データを取得するための指定時間が経過したか否かを判定する。指定時間は、特に限定されず、任意に設定又は変更できるものである。
指定時間が経過していないと、ステップS81においてNOであると判定され、処理はステップS81に戻される。すなわち、指定時間が経過するまでの間、ステップS81の処理が繰り返し実行されて、フォークリフト側加速度取得送信処理は待機状態になる。
指定時間が経過すると、ステップS81においてYESであると判定され、処理はステップS82に進む。
ステップS81において、フォークリフト2の情報処理装置FMの走行データ取得部115は、加速度データを取得するための指定時間が経過したか否かを判定する。指定時間は、特に限定されず、任意に設定又は変更できるものである。
指定時間が経過していないと、ステップS81においてNOであると判定され、処理はステップS81に戻される。すなわち、指定時間が経過するまでの間、ステップS81の処理が繰り返し実行されて、フォークリフト側加速度取得送信処理は待機状態になる。
指定時間が経過すると、ステップS81においてYESであると判定され、処理はステップS82に進む。
ステップS82において、走行データ取得部115は、加速度データを取得する。
ステップS83において、走行データ送信部116は、ステップS82で取得された加速度データを、通信部20を介してフォークリフトサーバ1に送信する。
ステップS83において、走行データ送信部116は、ステップS82で取得された加速度データを、通信部20を介してフォークリフトサーバ1に送信する。
ステップS83の処理が終了すると、処理はステップS81に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
すなわち、指定時間が経過する毎に、ステップS81(YES)、ステップS82、及びステップS83のループ処理が繰り返し実行されて、加速度データが取得されてフォークリフトサーバ1に送信される。
すなわち、指定時間が経過する毎に、ステップS81(YES)、ステップS82、及びステップS83のループ処理が繰り返し実行されて、加速度データが取得されてフォークリフトサーバ1に送信される。
次に、サーバ側速度DB作成処理について説明する。
上述したように、フォークリフト2の情報処理装置FMから加速度データが送信されると(ステップS83)、サーバ側速度DB作成処理では、ステップS101の処理が実行される。
ステップS101において、フォークリフトサーバ1の走行データ取得部314は、加速度データを、通信部39を介して取得する。
上述したように、フォークリフト2の情報処理装置FMから加速度データが送信されると(ステップS83)、サーバ側速度DB作成処理では、ステップS101の処理が実行される。
ステップS101において、フォークリフトサーバ1の走行データ取得部314は、加速度データを、通信部39を介して取得する。
ステップS102において、加工データ生成部315は、一定量の加速度データに基づいて、フォークリフト2の速度を算出し、その算出結果を示すデータ(以下、「速度データ」と呼ぶ)を生成する。
ステップS103において、加工データ生成部315は、速度データを速度DBに格納する。
ステップS103において、加工データ生成部315は、速度データを速度DBに格納する。
ステップS104において、加工データ生成部315は、一定量の速度データに基づいて、フォークリフト2の移動距離を算出し、その算出結果を示すデータ(以下、「移動距離データ」と呼ぶ)を生成する。
ステップS105において、加工データ生成部315は、移動距離データを移動距離DBに格納する。
ステップS106において、CPU31は、処理の終了指示があったか否かを判断する。
ここで、処理の終了指示は、特に限定されないが、本実施形態では威嚇射撃判定装置2のいわゆるスリープ状態等への移行指示が採用されている。つまり、威嚇射撃判定装置2においてスリープ状態等への移行指示がなされない限り、ステップS106においてNOであると判断されて処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
これに対して、威嚇射撃判定装置2においてスリープ状態等への移行指示がなされると、ステップS106においてYESであると判断されて、威嚇射撃判定処理は終了になる。
ここで、処理の終了指示は、特に限定されないが、本実施形態では威嚇射撃判定装置2のいわゆるスリープ状態等への移行指示が採用されている。つまり、威嚇射撃判定装置2においてスリープ状態等への移行指示がなされない限り、ステップS106においてNOであると判断されて処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
これに対して、威嚇射撃判定装置2においてスリープ状態等への移行指示がなされると、ステップS106においてYESであると判断されて、威嚇射撃判定処理は終了になる。
ここで、上記した有効情報(つまり、フォークリフト2の運行状況等)をサービス利用者Sが確認することができる確認画面の一例について説明する。
図10乃至12は、有効情報(加工データ)を確認する確認画面(Webサイト)の一例である。
図10に示すように、サービス利用者Sは、可視化サーバ4により提供される所定のWebサイトを通じて、有効情報を確認する確認画面を視認することができる。この確認画面において、サービス利用者Sは、複数のフォークリフト2を管理している場合、有効情報を確認したいフォークリフト2を選択することで、紐づけられている有効情報(例えば走行データ)を確認することができる。
具体的に例えば、図10の例では、サービス利用者Sは、「ドライバーの氏名」、「車両のID」、「走行の開始時刻」、「走行の終了時刻」、「走行時間」、「走行距離」、「最高速度」等の情報を確認することができる。
また、図10を見ると、GPSからの位置情報に基づいた走行データが、地図上に表示されている。これにより、サービス利用者Sは、実際の地図上の位置情報として、車両の走行データを認識することができる。
なお、有効情報は、フォークリフト2に関する情報であれば、前述した加工データに限られるものではなく、また1つだけではなく、複数が組み合わされて表示されてもよい。
図10に示すように、サービス利用者Sは、可視化サーバ4により提供される所定のWebサイトを通じて、有効情報を確認する確認画面を視認することができる。この確認画面において、サービス利用者Sは、複数のフォークリフト2を管理している場合、有効情報を確認したいフォークリフト2を選択することで、紐づけられている有効情報(例えば走行データ)を確認することができる。
具体的に例えば、図10の例では、サービス利用者Sは、「ドライバーの氏名」、「車両のID」、「走行の開始時刻」、「走行の終了時刻」、「走行時間」、「走行距離」、「最高速度」等の情報を確認することができる。
また、図10を見ると、GPSからの位置情報に基づいた走行データが、地図上に表示されている。これにより、サービス利用者Sは、実際の地図上の位置情報として、車両の走行データを認識することができる。
なお、有効情報は、フォークリフト2に関する情報であれば、前述した加工データに限られるものではなく、また1つだけではなく、複数が組み合わされて表示されてもよい。
このため、例えば、図11に示すように、速度データが表示されるだけではなく、走行データに含まれる位置情報に基づいて、移動軌跡(移動ルート)が表示されるものとしてもよいし、図11に示すように、走行データが送信された時間に基づいて走行時間が表示されてもよい。
具体的に例えば、図11の例では、夫々の車両が走行した時間がグラフ上に表示されている。そして、グラフ上に表示された走行時間の合計が、夫々の車両の表示期間の走行時間の合計として表示されている。
具体的に例えば、図11の例では、夫々の車両が走行した時間がグラフ上に表示されている。そして、グラフ上に表示された走行時間の合計が、夫々の車両の表示期間の走行時間の合計として表示されている。
また、図12に示すように、ドライバーに紐づけて走行時間や走行距離、あるいは危険運転が検知された回数が表示されてもよい。
具体的に例えば、図12の例では、夫々のドライバー毎の「走行時間[分]合計」、「走行距離[km]合計」、「レコード件数」が、グラフ上に表示されている。
以上、図10から図12の内容についてまとめると、図1の情報処理システムは、例えば、次のような機能を有することもできる。
即ち、例えば、サービス利用者Sは、走行データが取得されていないフォークリフト2を確認することで、稼働していないフォークリフト2を確認し、フォークリフト2の稼働状況を把握することで、フォークリフト2を適正に配置することもできる。
また例えば、フォークリフトサーバ1が有効情報等に基づいて、フォークリフト2の危険運転を判定するものとし、フォークリフトサーバ1が危険運転を判定したとき、あるいは、停止時間(アイドリング時間)が長いと判定したときには、警告情報を車載機11に通知することで、車載機11では、警告情報に基づいて音声出力部13から警告音が発生するものとしてもよい。
具体的に例えば、図12の例では、夫々のドライバー毎の「走行時間[分]合計」、「走行距離[km]合計」、「レコード件数」が、グラフ上に表示されている。
以上、図10から図12の内容についてまとめると、図1の情報処理システムは、例えば、次のような機能を有することもできる。
即ち、例えば、サービス利用者Sは、走行データが取得されていないフォークリフト2を確認することで、稼働していないフォークリフト2を確認し、フォークリフト2の稼働状況を把握することで、フォークリフト2を適正に配置することもできる。
また例えば、フォークリフトサーバ1が有効情報等に基づいて、フォークリフト2の危険運転を判定するものとし、フォークリフトサーバ1が危険運転を判定したとき、あるいは、停止時間(アイドリング時間)が長いと判定したときには、警告情報を車載機11に通知することで、車載機11では、警告情報に基づいて音声出力部13から警告音が発生するものとしてもよい。
以上のように、本実施形態の車両分析サービスによれば、フォークリフトサーバ1によって加工データ(有効情報)が生成されるので、サービス利用者Sは、必要に応じて有効情報を確認することにより、フォークリフト2の運行状況等を適切に分析することができる。
(その他のサービス)
最後に、本サービスのその他のサービスについて簡単に説明する。
上述したように、本サービスでは、主にフォークリフト2の走行データに基づいた情報(危険運転画像や、有効情報等)がサービス利用者Sに提供されるが、フォークリフト2の走行データに基づいた情報に限らず、例えばフォークリフト2の点検項目の情報もサービス利用者Sに提供される。
最後に、本サービスのその他のサービスについて簡単に説明する。
上述したように、本サービスでは、主にフォークリフト2の走行データに基づいた情報(危険運転画像や、有効情報等)がサービス利用者Sに提供されるが、フォークリフト2の走行データに基づいた情報に限らず、例えばフォークリフト2の点検項目の情報もサービス利用者Sに提供される。
図13乃至15は、フォークリフト2の点検項目を設定/確認する確認画面(Webサイト)の一例である。
図13に示すように、サービス利用者Sは、可視化サーバ4により提供される所定のWebサイトを通じて、点検項目を確認する確認画面を視認することができる。この確認画面において、サービス利用者Sは、複数のフォークリフト2を管理している場合、点検項目を確認したいフォークリフト2を選択することで、紐づけられている点検項目を確認することができる。
具体的には例えば、図3の例では、「警告」、「累積点検指標値」、「前回交換、点検からの経過時間」、「累積経過走行距離」、「累積経過走行時間」等の車両点検項目の詳細について、確認することができる。
ここで、「警告」とは、累積点検値が点検警告しきい値に到達すると表示されるサービス利用者Sへの警告である。なお、「警告」は、積点検指標値が点検基準値に到達した場合にも表示される。
「累積点検指標値」の項目には、前回交換、点検したときからの累積点検指標値、即ち、点検基準で選択した点検指標の累積値が表示される。
「前回交換、点検からの経過時間」の項目には、前回車両点検又は部品交換をしたときからの経過時間が表示される。
「累積経過走行距離」の項目には、前回車両点検又は部品交換をしたときからの累積走行距離が表示される。
「累積経過走行時間」の項目には、前回車両点検又は部品交換をしたときからの累積走行時間が表示される
また、点検項目には、複数の点検指標と、点検指標毎の点検基準値の情報とが含まれ、図14、図15に示すように、サービス利用者Sは、確認画面において、点検指標を設定するとともに、設定した点検指標毎に点検基準値を設定することで、フォークリフト2の点検項目を設定することができる。
具体的に例えば、図14の例では、車両点検項目の編集を行うことができる。
即ち、サービス利用者Sは、点検項目作成時の点検指標として、「走行時間/hours」、「走行距離/km」、「前回交換、点検からの経過時間/hours」、「前回交換、点検からの経過時間/months」、「前回交換、点検からの経過時間/years」の点検指標を設定することができる。
サービス利用者Sは、このように設定された点検指標毎に点検基準値を設定することで、フォークリフト2の点検項目を設定することができる。
さらに例えば、図15の例では、車両点検項目マスタの編集を行うことができる。
図15の例は、点検基準値が「前回交換、点検からの経過時間/months」の場合の車両点検項目マスタの編集の例である。
例えば、累積走行距離により部品交換時期を通知する設定を行うことができる。
また例えば、部品の運用(使用)期間とメーカー推奨期間情報を設定することで、部品の交換時期を通知することができる。
また例えば、車両(フォークリフト2)に保守部品(バッテリー、タイヤ、高圧ホースなど)を紐づけて設定することで、保守部品を管理することができる。
また、例えば、フォークリフト2の走行データのみならず、CAN(Controller Area Network)情報に基づく情報(速度、エンジン回転数、ブレーキの状態、故障診断など)がフォークリフトサーバ1に送信されるものとし、当該情報が表示、レポートされるものとしてもよい。
このように、サービス利用者Sは、必要に応じて点検項目を設定/確認することにより、フォークリフト2を適切にメンテナンスすることができる。
図13に示すように、サービス利用者Sは、可視化サーバ4により提供される所定のWebサイトを通じて、点検項目を確認する確認画面を視認することができる。この確認画面において、サービス利用者Sは、複数のフォークリフト2を管理している場合、点検項目を確認したいフォークリフト2を選択することで、紐づけられている点検項目を確認することができる。
具体的には例えば、図3の例では、「警告」、「累積点検指標値」、「前回交換、点検からの経過時間」、「累積経過走行距離」、「累積経過走行時間」等の車両点検項目の詳細について、確認することができる。
ここで、「警告」とは、累積点検値が点検警告しきい値に到達すると表示されるサービス利用者Sへの警告である。なお、「警告」は、積点検指標値が点検基準値に到達した場合にも表示される。
「累積点検指標値」の項目には、前回交換、点検したときからの累積点検指標値、即ち、点検基準で選択した点検指標の累積値が表示される。
「前回交換、点検からの経過時間」の項目には、前回車両点検又は部品交換をしたときからの経過時間が表示される。
「累積経過走行距離」の項目には、前回車両点検又は部品交換をしたときからの累積走行距離が表示される。
「累積経過走行時間」の項目には、前回車両点検又は部品交換をしたときからの累積走行時間が表示される
また、点検項目には、複数の点検指標と、点検指標毎の点検基準値の情報とが含まれ、図14、図15に示すように、サービス利用者Sは、確認画面において、点検指標を設定するとともに、設定した点検指標毎に点検基準値を設定することで、フォークリフト2の点検項目を設定することができる。
具体的に例えば、図14の例では、車両点検項目の編集を行うことができる。
即ち、サービス利用者Sは、点検項目作成時の点検指標として、「走行時間/hours」、「走行距離/km」、「前回交換、点検からの経過時間/hours」、「前回交換、点検からの経過時間/months」、「前回交換、点検からの経過時間/years」の点検指標を設定することができる。
サービス利用者Sは、このように設定された点検指標毎に点検基準値を設定することで、フォークリフト2の点検項目を設定することができる。
さらに例えば、図15の例では、車両点検項目マスタの編集を行うことができる。
図15の例は、点検基準値が「前回交換、点検からの経過時間/months」の場合の車両点検項目マスタの編集の例である。
例えば、累積走行距離により部品交換時期を通知する設定を行うことができる。
また例えば、部品の運用(使用)期間とメーカー推奨期間情報を設定することで、部品の交換時期を通知することができる。
また例えば、車両(フォークリフト2)に保守部品(バッテリー、タイヤ、高圧ホースなど)を紐づけて設定することで、保守部品を管理することができる。
また、例えば、フォークリフト2の走行データのみならず、CAN(Controller Area Network)情報に基づく情報(速度、エンジン回転数、ブレーキの状態、故障診断など)がフォークリフトサーバ1に送信されるものとし、当該情報が表示、レポートされるものとしてもよい。
このように、サービス利用者Sは、必要に応じて点検項目を設定/確認することにより、フォークリフト2を適切にメンテナンスすることができる。
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上記した車両分析サービスでは、フォークリフトサーバ1により加工データ(有効情報)が生成されることで、サービス利用者Sは有効情報を利用可能としたが、他のBI(Business Intellegence)システムと連携することにより有効情報を利用可能としてもよい。具体的には、フォークリフトサーバ1では、フォークリフト2の走行データ等の原データを管理し、BIシステムによってこの原データが加工され、サービス利用者Sに提供されるものとしてもよい。
また例えば、本サービスは、言うまでもなく、フォークリフト2以外の他の車両に適用することもできる。
また例えば、本サービスは、フォークリフトサーバ1により管理されるWebサイトを介して提供されるものとしたが、本サービスは、サービス利用者Sが所持する携帯端末(スマホやタブレット端末等)にインストールされるアプリケーションソフトウェア(プログラム)を介して提供されるものとしてもよい。具体的には、サービス利用者Sは、携帯端末を介して、フォークリフトサーバ1を視認することで所定のアプリケーションソフトウェアをダウンロードし、携帯端末にインストールすることができる。そして、サービス利用者Sは、このアプリケーションソフトウェアを起動させることで、当該アプリケーションソフトウェア上で本サービスを利用することができる。
また例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図3に特に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図3に特に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
また例えば、一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他、スマートフォンやパーソナルコンピュータ、又は各種デバイス等であってもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他、スマートフォンやパーソナルコンピュータ、又は各種デバイス等であってもよい。
また例えば、このようなプログラムを含む記録媒体は、サービス利用者Sにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上を換言すると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を有する各種各様の実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理システムは、
フォークリフト(例えば図1のフォークリフト2)に搭載された撮像装置(例えば図1のカメラ部14)及び情報処理装置(例えば図1の情報処理装置FM)と、サーバ(例えば図1のフォークリフトサーバ1)とを含む情報処理システムにおいて、
前記情報処理装置は、
前記フォークリフトが危険運転中であることを検知する危険運転検知手段(例えば、図4の危険運転検知部113)と、
前記撮像装置により撮像された画像のうち、前記危険運転中であることが検知された時点を含む第1期間内の、1以上の画像のデータを、前記サーバに送信する制御を実行する画像送信制御手段(例えば、図3の画像編集送信制御部112)と、
を備え、
前記サーバは、
前記第1期間内の前記1以上の画像のデータを前記情報処理装置から取得する画像取得手段(例えば、図3の画像取得部311)と、
前記画像取得手段により取得された前記第1期間内の前記1以上の画像のデータに基づいて、前記危険運転中であることが検知された時点に前記撮像装置により撮像された画像を含む、前記第1期間以下の第2期間内の1以上の画像のデータを生成する画像生成手段(例えば、図3の画像生成部312)と、
を備えれば足りる。
これにより、危険運転中であることが検知された時点を含む第2期間の画像を確認することで、危険運転が行われたときの状況をその前後の状況を含めて把握することができ、今後の危険運転防止に役立てることが可能となる。
即ち、本発明が適用される情報処理システムは、
フォークリフト(例えば図1のフォークリフト2)に搭載された撮像装置(例えば図1のカメラ部14)及び情報処理装置(例えば図1の情報処理装置FM)と、サーバ(例えば図1のフォークリフトサーバ1)とを含む情報処理システムにおいて、
前記情報処理装置は、
前記フォークリフトが危険運転中であることを検知する危険運転検知手段(例えば、図4の危険運転検知部113)と、
前記撮像装置により撮像された画像のうち、前記危険運転中であることが検知された時点を含む第1期間内の、1以上の画像のデータを、前記サーバに送信する制御を実行する画像送信制御手段(例えば、図3の画像編集送信制御部112)と、
を備え、
前記サーバは、
前記第1期間内の前記1以上の画像のデータを前記情報処理装置から取得する画像取得手段(例えば、図3の画像取得部311)と、
前記画像取得手段により取得された前記第1期間内の前記1以上の画像のデータに基づいて、前記危険運転中であることが検知された時点に前記撮像装置により撮像された画像を含む、前記第1期間以下の第2期間内の1以上の画像のデータを生成する画像生成手段(例えば、図3の画像生成部312)と、
を備えれば足りる。
これにより、危険運転中であることが検知された時点を含む第2期間の画像を確認することで、危険運転が行われたときの状況をその前後の状況を含めて把握することができ、今後の危険運転防止に役立てることが可能となる。
また、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を有する各種各様の実施形態を取ることもできる。
即ち、本発明が適用される情報処理システムは、
フォークリフトに搭載された撮像装置及び情報処理装置と、サーバとを含む情報処理システムにおいて、
前記情報処理装置は、
前記フォークリフトの加速度データを所定のタイミング毎に送信する加速度データ送信手段(例えば、図3の走行データ送信部116)を備え、
前記サーバは、
前記加速度データを前記情報処理装置から取得する加速度データ取得手段(例えば、図3の走行データ取得部314)と、
前記加速度データ取得手段により取得された前記加速度データに基づいて、前記フォークリフトの速度データのデータベースを作成する速度データ作成手段(例えば、図3の加工データ生成部315)と、
を備えれば足りる。
これにより、速度データベースを確認することによりフォークリフトの運行状況等を適切に分析することができる。
即ち、本発明が適用される情報処理システムは、
フォークリフトに搭載された撮像装置及び情報処理装置と、サーバとを含む情報処理システムにおいて、
前記情報処理装置は、
前記フォークリフトの加速度データを所定のタイミング毎に送信する加速度データ送信手段(例えば、図3の走行データ送信部116)を備え、
前記サーバは、
前記加速度データを前記情報処理装置から取得する加速度データ取得手段(例えば、図3の走行データ取得部314)と、
前記加速度データ取得手段により取得された前記加速度データに基づいて、前記フォークリフトの速度データのデータベースを作成する速度データ作成手段(例えば、図3の加工データ生成部315)と、
を備えれば足りる。
これにより、速度データベースを確認することによりフォークリフトの運行状況等を適切に分析することができる。
また、前記サーバは、さらに
前記加速度データ取得手段により取得された前記加速度データに基づいて、前記フォークリフトの移動距離を計算する移動距離計算手段(例えば、図3の加工データ生成部315)を備える、ことができる。
これにより、移動距離を確認することによりフォークリフトの運行状況等を適切に分析することができる。
前記加速度データ取得手段により取得された前記加速度データに基づいて、前記フォークリフトの移動距離を計算する移動距離計算手段(例えば、図3の加工データ生成部315)を備える、ことができる。
これにより、移動距離を確認することによりフォークリフトの運行状況等を適切に分析することができる。
また、前記サーバは、さらに
前記加速度データ取得手段により取得された前記加速度データに基づいて、前記フォークリフトのスイッチバックを抽出するとともに停止時間の計算を行うことで前記フォークリフトの動作状態を解析する解析手段(例えば、図3の加工データ生成部315)と、
前記解析手段による解析結果に基づいて、前記フォークリフトが危険運転中であると判定したとき、又は前記フォークリフトの停止時間が長いと判定した場合に、警告情報を生成する警告手段(例えば、図3の音声出力部13)と、
を備える、ことができる。
これにより、フォークリフトのドライバーは、警告情報に基づいて自身の操縦を改めることができ、危険運転防止に役立てることが可能となる。
前記加速度データ取得手段により取得された前記加速度データに基づいて、前記フォークリフトのスイッチバックを抽出するとともに停止時間の計算を行うことで前記フォークリフトの動作状態を解析する解析手段(例えば、図3の加工データ生成部315)と、
前記解析手段による解析結果に基づいて、前記フォークリフトが危険運転中であると判定したとき、又は前記フォークリフトの停止時間が長いと判定した場合に、警告情報を生成する警告手段(例えば、図3の音声出力部13)と、
を備える、ことができる。
これにより、フォークリフトのドライバーは、警告情報に基づいて自身の操縦を改めることができ、危険運転防止に役立てることが可能となる。
また、前記サーバは、さらに
前記加速度データ取得手段により取得された前記加速度データに基づいて、前記フォークリフトが前進しているか後退しているかの判定を行う判定手段(例えば、図3の加工データ生成部315)と、
前記判定手段の判定結果を少なくとも含む有効情報を生成する生成手段(例えば、図3の加工データ生成部315)と、
を備える、ことができる。
これにより、有効情報を確認することによりフォークリフトの運行状況等を適切に分析することができる。
前記加速度データ取得手段により取得された前記加速度データに基づいて、前記フォークリフトが前進しているか後退しているかの判定を行う判定手段(例えば、図3の加工データ生成部315)と、
前記判定手段の判定結果を少なくとも含む有効情報を生成する生成手段(例えば、図3の加工データ生成部315)と、
を備える、ことができる。
これにより、有効情報を確認することによりフォークリフトの運行状況等を適切に分析することができる。
また、前記サーバは、さらに
前記フォークリフトが危険運転中であると判定される基準となる閾値を設定する設定手段(例えば、図3の閾値管理部313)と、
を備える、ことができる。
これにより、過剰に危険運転が検知される又はされないことを防止し、適切に危険運転を検知することが可能となる。
前記フォークリフトが危険運転中であると判定される基準となる閾値を設定する設定手段(例えば、図3の閾値管理部313)と、
を備える、ことができる。
これにより、過剰に危険運転が検知される又はされないことを防止し、適切に危険運転を検知することが可能となる。
1・・・フォークリフトサーバ、3・・・ローカルPC、4・・・可視化サーバ、5・・・可視化ユーザ端末、2・・・フォークリフト、11・・・車載機、12・・・電源ボックス、13・・・音声出力部、14・・・カメラ部、15・・・RFIDリーダ部、31・・・CPU、111・・・画像取得部、112・・・画像送信制御部、113・・・危険運転検知部、114・・・閾値取得部、115・・・走行データ取得部、116・・・走行データ送信部、311・・・画像取得部、312・・・画像生成部、313・・・閾値管理部、314・・・走行データ取得部、315・・・加工データ生成部、FM・・・情報処理装置
Claims (1)
- フォークリフトに搭載された撮像装置及び情報処理装置と、サーバとを含む情報処理システムにおいて、
前記情報処理装置は、
前記フォークリフトが危険運転中であることを検知する危険運転検知手段と、
前記撮像装置により撮像された画像のうち、前記危険運転中であることが検知された時点を含む第1期間内の、1以上の画像のデータを、前記サーバに送信する制御を実行する画像送信制御手段と、
を備え、
前記サーバは、
前記第1期間内の前記1以上の画像のデータを前記情報処理装置から取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により取得された前記第1期間内の前記1以上の画像のデータに基づいて、前記危険運転中であることが検知された時点に前記撮像装置により撮像された画像を含む、前記第1期間以下の第2期間内の1以上の画像のデータを生成する画像生成手段と、
を備える、
情報処理システム。
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JP2017119074A JP2019003512A (ja) | 2017-06-16 | 2017-06-16 | 情報処理システム |
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- 2018-06-12 WO PCT/JP2018/022467 patent/WO2018230573A1/ja active Application Filing
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