JP2019002659A - ガスコンロ - Google Patents
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Abstract
Description
ガスバーナと、
前記ガスバーナを収容し、上端部側が開放した形態をなす筐体部と、
板状に構成されるとともに前記ガスバーナを挿入する開口部が形成されてなる天板本体部と、前記天板本体部を囲む構成で前記天板本体部の前縁部、一対の側縁部、後縁部に沿って配置される外枠部と、前記天板本体部の下面部に固定される複数の補強部材と、を備え、前記筐体部を閉塞する天板部と、
を有し、
前記外枠部における前記天板本体部側の内壁部には、前記天板本体部の周縁部に沿って延びる溝部が形成されており、
複数の前記補強部材は、前記天板本体部の前記前縁部、一対の前記側縁部、前記後縁部に沿って分割されて配置され、各々の前記補強部材は、前記外枠部側の縁部が前記溝部内に嵌り込んだ状態で前記天板本体部に固定されている。
折れ曲がって下方側に突出する突出板と、を備えていてもよい。そして、天板部が筐体部を閉塞した閉塞状態において、突出板がスリット部に挿し込まれ且つ固定対象壁部の内壁面側に配置された状態で突出板と固定対象壁部とが連結部材によって固定されていてもよい。
この構成では、外枠部のうちの前端側の枠部又は後端側の枠部(即ち、天板本体部の前縁部又は後縁部に近接する部分)に嵌め込むように第2補強部を配置することで、外枠部を基準として第2補強部の前後方向の位置が高精度に定まり、第2補強部と一体的に構成された第1補強部の前後方向の位置も高精度に定まることになる。よって、天板本体部及び外枠部を基準としたときの突出板の相対位置は、正規の位置から大きくずれにくくなり、突出板が正規位置から大きくずれることに起因する不具合(例えば、突出版が正規位置から前後方向に大きくずれているためスリット部に正常に挿入されないといった不具合など)を発生しにくくすることができる。
特に、本発明のように、複数の補強部材が天板本体部の周縁部に沿って分割して配置される構成の場合、補強部材を天板本体部の裏面全体に配置する構成と比較して軽量化などを図ることができるが、その反面、補強部材が小サイズ化されるため、配置上の自由度が大きくなり、各補強部材を天板本体部に固定する際に位置ずれが生じやすくなるという問題がある。このように補強部材が正規位置からずれた位置に固定されてしまうと、当然ながら突出板も正規位置からずれるため、天板部を筐体部に装着する際に突出板がスリット部に正常に嵌まり込みにくくなり、天板部を筐体部に取り付けることができない事態が生じる虞もある。これに対し、L字状の折れ曲がり部材の第1補強部に突出板を設けるようにすれば、第2補強部を外枠部のうちの前端側の枠部又は後端側の枠部(即ち、天板本体部の前縁部又は後縁部に近接する部分)に嵌め込むように配置したときに、第2補強部の前後方向の位置が外枠部を基準として高精度に定まるだけでなく、これと一体化された第1補強部の前後方向の位置も高精度に定まることになる。ゆえに、突出板が正規位置から前後方向にずれにくくなり、天板部を筐体部に装着する際に、突出板がスリット部に正常に挿入されやすくなる。
以下、本発明を具現化した実施例1について、図面を参照して説明する。
図1〜図8等を参照し、ガスコンロ1の基本構成を説明する。なお、図5は、装置本体1Aから天板部30を取り外し、更に排気口カバー80を取り外した分解斜視図であり、五徳18,19は省略している。図1〜図5等で示すガスコンロ1は、テーブルガスコンロとして構成され、天板部30と装置本体1Aを備え、装置本体1Aの上端部に天板部30が固定された構成をなす。なお、装置本体1Aは、図6のような外観をなし、天板部30は、図8のような外観をなす。
次に、天板部30の取付構造について説明する。
図6、図7のように筐体部2を構成する側壁部4A,4B及び後壁部4Cは、いずれも上下に立ち上がる壁部の上端側が内側に折れ曲がった構成をなし、その折れ曲がった部分が上端部を構成する。例えば、側壁部4Aは、上下に立ち上がる板状の壁部131の上端側が内側(側壁部4B側)に折れ曲がっており、その折れ曲がった先端側の部分が上端部141となっている。同様に、側壁部4Bは、上下に立ち上がる板状の壁部132の上端側が内側(側壁部4A側)に折れ曲がっており、その折れ曲がった先端側の部分が上端部142となっている。後壁部4Cは、上下に立ち上がる板状の壁部133の上端側が内側(前側)に折れ曲がっており、その折れ曲がった先端側の部分が上端部143となっている。このように構成された筐体部2は、右側バーナ14や左側バーナ15などを収容する収容空間の周囲に複数の周壁部(側壁部4A,4B、後壁部4C)が配置された構成をなし、これら複数の周壁部の上端部141,142,143側が開口部として開放した形態をなす。本構成では、周壁部のうちの側壁部4A、4Bが固定対象壁部の一例に相当し、これら側壁部4A,4Bの上端部141,142には、各上端部の方向に沿って延びるスリット部が形成されている。上端部141に形成されたスリット部141A,141Bは、切り欠き部として構成され、上端部141が延びる方向(前後方向)に沿って延びている。上端部141は、上下方向を厚さ方向とする板状の形態をなし、且つ前後方向に長い長板状の形態をなす。板状に構成された上端部141の内側の端部(折れ曲がり部分とは反対側に設けられた側壁部4B側の縁部)は、全体的に前後方向に沿った直線状の縁部となっており、その内側の端部(縁部)の一部が切り欠かれた形でスリット部141A,141Bが構成されている。スリット部141A,141Bはいずれも、上端部141における側壁部4B側の縁部において、側壁部4Bとは反対側に凹んだ形で切り欠かれており、それら切り欠かれた領域(スリット部141A,141Bのそれぞれにおける凹んだ領域)は、前後方向に長く延びる窪み形態をなす。上端部142に形成されたスリット部142A,142Bは、切り欠き部として構成され、上端部142が延びる方向(前後方向)に沿って延びている。上端部142は、上下方向を厚さ方向とする板状の形態をなし、且つ前後方向に長い長板状の形態をなす。板状に構成された上端部142の内側の端部(折れ曲がり部分とは反対側に設けられた側壁部4A側の縁部)は、全体的に前後方向に沿った直線状の縁部となっており、その内側の端部(縁部)の一部が切り欠かれた形でスリット部142A,142Bが構成されている。スリット部142A,142Bはいずれも、上端部142における側壁部4A側の縁部において、側壁部4Aとは反対側に凹んだ形で切り欠かれており、それら切り欠かれた領域(スリット部142A,142Bのそれぞれにおける凹んだ領域)は、前後方向に長く延びる窪み形態をなす。
上述したガスコンロ1のように、複数の補強部材(折れ曲がり部材30C,30D、長板状部材30E)が、天板本体部30Aの前縁部45、一対の側縁部46,47、後縁部48に沿って配置されていれば、天板部30の周縁部を集中的に補強することができる。特に、各々の補強部材は、外枠部30B側の縁部が溝部173内に嵌り込んだ状態で天板本体部30Aに固定されるため、補強部材と外枠部30Bとの結合度合いが高くなり、天板部30の周縁部がより強固となる。ゆえに、天板本体部30Aにおいて熱応力等に起因する反りが生じることを防ぎやすくなる。更に、複数の補強部材が周縁部に沿うように分割状態で配置される構成であれば、各補強部材を装着する際に他部材と干渉しにくくなり、装着作業を確実に且つ効率的に行いやすくなる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような例も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上述した実施例の特徴や後述する実施例の特徴は矛盾しない範囲で様々に組み合わせることが可能である。
Claims (5)
- ガスバーナと、
前記ガスバーナを収容し、上端部側が開放した形態をなす筐体部と、
板状に構成されるとともに前記ガスバーナを挿入する開口部が形成されてなる天板本体部と、前記天板本体部を囲む構成で前記天板本体部の前縁部、一対の側縁部、後縁部に沿って配置される外枠部と、前記天板本体部の下面部に固定される複数の補強部材と、を備え、前記筐体部を閉塞する天板部と、
を有し、
前記外枠部における前記天板本体部側の内壁部には、前記天板本体部の周縁部に沿って延びる溝部が形成されており、
複数の前記補強部材は、前記天板本体部の前記前縁部、一対の前記側縁部、前記後縁部に沿って分割されて配置され、各々の前記補強部材は、前記外枠部側の縁部が前記溝部内に嵌り込んだ状態で前記天板本体部に固定されているガスコンロ。 - 少なくともいずれかの前記補強部材は、前記天板本体部の前記側縁部に沿って配置される第1補強部と、前記第1補強部の方向と交差する方向に沿って延びるとともに前記前縁部又は前記後縁部のいずれかに沿って配置される第2補強部と、が一体的に連結された折れ曲がり部材として構成されている請求項1に記載のガスコンロ。
- 一対の前記折れ曲がり部材が、前記天板本体部の左右両側に配置されており、
一対の前記折れ曲がり部材のうち、左右方向一方側に配置された一方の折れ曲がり部材は、左右方向一方側の前記側縁部に沿って配置される第1側縁補強部と、前記後縁部における左右方向一方側の領域に沿って配置される第1後縁補強部とが一体的に連結された折れ曲がり形状をなし、
左右方向他方側に配置された他方の折れ曲がり部材は、左右方向他方側の前記側縁部に沿って配置される第2側縁補強部と、前記後縁部における左右方向他方側の領域に沿って配置される第2後縁補強部とが一体的に連結された折れ曲がり形状をなし、
前記第1後縁補強部と前記第2後縁補強部とが左右方向に間隔をあけて配置されている請求項2に記載のガスコンロ。 - 少なくともいずれかの前記補強部材は、前記天板本体部の前記前縁部に沿って直線状に配置されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガスコンロ。
- 前記筐体部は、前記ガスバーナを収容する収容空間の周囲に配置される一対の側壁部及び後壁部を備え、一対の前記側壁部及び前記後壁部の少なくともいずれかの固定対象壁部の上端部に当該固定対象壁部が延びる方向に沿って延びるスリット部が切り欠き形状又は貫通形状で形成されており、
少なくともいずれかの前記補強部材は、前記天板本体部の下面部に接着される接着板部と、前記接着板部から折れ曲がって下方側に突出する突出板と、を備え、
前記天板部が前記筐体部を閉塞した閉塞状態において、前記突出板が前記スリット部に挿し込まれ且つ前記固定対象壁部の内壁面側に配置された状態で前記突出板と前記固定対象壁部とが連結部材によって固定されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガスコンロ。
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JP2017119913A Active JP6945220B2 (ja) | 2017-06-19 | 2017-06-19 | ガスコンロ |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60164135A (ja) * | 1984-02-06 | 1985-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 据置式調理器 |
JP2006010218A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Rinnai Corp | コンロ用天板 |
JP2008177010A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
JP2014005951A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Paloma Ltd | ガスコンロ |
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- 2017-06-19 JP JP2017119913A patent/JP6945220B2/ja active Active
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JPS60164135A (ja) * | 1984-02-06 | 1985-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 据置式調理器 |
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JP2014005951A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Paloma Ltd | ガスコンロ |
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