JP6714901B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、排気、あるいは吸気のための開口と開口を覆うカバーを備える加熱調理器に関する。
従来、排気、あるいは吸気のための開口を天板の後方に設け、その開口を覆うカバーを備えた加熱調理器が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許第5488661号公報(請求項1、図1) 特許第4462778号公報(請求項1、図5)
特許文献1に記載の加熱調理器は、排気、あるいは吸気のための開口を覆うカバーがほぼ平坦な形状をしているため、天板上に載置された調理容器を加熱部からずらして置きたいときにカバー上に置きやすい。
そのため、調理容器をカバー上に置いたまま、他の調理容器で調理を行われてしまうことがあり、その場合は排気、あるいは吸気のための開口上に調理容器があることで、排気、あるいは吸気の効率が低下し、加熱性能の低下や加熱調理器の故障が生ずるおそれがある。
特許文献2に記載の誘導加熱調理器は、カバーの後壁に補助通気孔が設けられているが、あくまでも補助通気孔であるので、調理容器をカバー上に置かれた状態で、他の調理容器で調理を行われてしまうと、特許文献1に記載の加熱調理器と同様、排気、あるいは吸気の効率が低下し、加熱性能の低下や加熱調理器の故障が生ずるおそれがある、という課題がある。
また、特許文献1に記載の加熱調理器は、カバーが加熱調理器の長手(左右)方向に延びたスノコ形状をしている。特許文献2に記載の加熱調理器は、カバーに複数の通気孔が開口した形態をしている。これらカバーの形状や形態は、平坦ですっきりとした天板の意匠との調和が図りにくく、加熱調理器の意匠性を損なう要因となっている、という課題がある。
この発明は、これらの課題を解決するためになされたもので、カバー上に調理容器を置かれても必要な本体内部冷却性能を確保し、加熱調理器の意匠性を損なうことがない加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明の加熱調理器は、上部が開口する箱状の本体と、本体の上部開口を覆い、被加熱物を載置可能な載置面を有するトッププレート及び該トッププレートの外周の少なくとも後部に設けられた後部枠体を有する天板部と、天板部の下方に設けられた加熱手段と、本体内に設けられ、加熱手段に電力を供給する回路基板と、本体内に設けられ、少なくとも加熱手段と回路基板を冷却するための風を送風する送風手段と、冷却に使われた風を排出する、あるいは冷却に使われる風を吸引するための後部枠体に設けられた開口部と、開口部を覆う、通気用の穴が設けられていないカバーと、を備え、後部枠体は、上下方向において天板部の最も高い位置にある第1の面と、第1の面よりも低い位置にある第2の面を有し、少なくとも第2の面の前方と後方に第1の面が設けられており、開口部は第2の面に設けられ、第2の面にはカバーを支持する支持体が設けられ、支持体の内、後部枠体の左右方向である長手方向の左右の端部寄りに設けられた左端部支持体及び右端部支持体は、後部枠体の前後方向である短手方向に延びて形成されている壁部を備え、壁部から後部枠体の長手方向に延びる左端部支持体受け部、及び右端部支持体受け部を有し、カバーは、開口部を覆い、カバーの前端は、第2の面の前方に設けられた第1の面の上方から後方かつ上方に向かって延び、カバーの後端は、第2の面の後方に設けられた第1の面と重ならない位置まで延びていて、開口部を覆うように配置したときのカバーの裏面側には、前側となる側に連続して設けられた前側リブと、後側となる側の長手方向の端部寄りに小さく独立して設けられた後側リブが設けられ、カバーは、左端部支持体受け部、及び右端部支持体受け部と前側リブ、及び後側リブとで位置決めされるものである。
本発明によれば、開口部を覆う、通気用の穴が設けられていないカバーを備え、後部枠体は、上下方向においてトッププレートの載置面よりも高い位置にある第1の面と、トッププレートの載置面よりも低い位置にある第2の面を有し、少なくとも第2の面の前方と後方に第1の面が設けられており、開口部は第2の面に設けられ、カバーは、開口部を覆い、カバーの前端は、第2の面の前方に設けられた第1の面の上方から後方かつ上方に向かって延び、カバーの後端は、第2の面の後方に設けられた第1の面と重ならない位置まで延びているようにしたので、加熱調理器の意匠性を損なうことなく、カバー上に調理容器を置かれても必要な本体内部を冷却するための風を確保できる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のカバーを外した状態の外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の後部枠体を上方から見た部分上面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の後部枠体を斜め上方から見た部分斜視図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のカバー単体を表面(取付時の上面)側からみた斜視図、(b)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のカバー単体を裏面(取付時の下面)側からみた斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の内部構成と風路を表す概略断面図である。 図1に示す切断線A−Aで切断した加熱調理器の側面方向から見た断面図である。 図7に示す枠線Bで囲まれた箇所を拡大した要部拡大図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のトッププレートと開口部との間で、第2の面から上方へ突出する突起状部材を示す要部拡大図、(b)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のトッププレートと開口部との間で、第1の面から上方へ突出する突起状部材を示す要部拡大図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の第2の面に配置される突起状部材の一例を示す上方から見た部分上面図、(b)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の第1の面に配置される突起状部材の一例を示す上方から見た部分上面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の開口部の外周を囲むように配置される突起状部材の一例を示す上方から見た部分上面図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の天板部の外観斜視図である。 (a)本発明の実施の形態2に係る加熱調理器のカバー単体を表面(取付時の上面)側からみた斜視図、(b)本発明の実施の形態2に係る加熱調理器のカバー単体を裏面(取付時の下面)側からみた斜視図である。 (a)本発明の実施の形態2に係る加熱調理器のカバーを構成する表面部材の斜視図、(b)本発明の実施の形態2に係る加熱調理器のカバーを構成する保持枠部材の斜視図である。 図12に示す切断線C−Cで切断した天板部の側面方向から見た断面図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の後部枠体を斜め上方から見た部分斜視図である。
実施の形態1
(加熱調理器の構成)
以下図1から図11により、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の構成について説明する。ここで説明する加熱調理器は、キッチンカウンターに収容されて使用されるビルトイン式の加熱調理器を一例として挙げている。
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の外観斜視図、図2は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のカバーを外した状態の外観斜視図、図3は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の後部枠体を上方から見た部分上面図、図4は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の後部枠体を斜め上方から見た部分斜視図、図5(a)は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のカバー単体を表面(取付時の上面)側からみた斜視図、図5(b)は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のカバー単体を裏面(取付時の下面)側からみた斜視図、図6は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の内部構成と風路を表す概略断面図、図7は図1に示す切断線A−Aで切断した加熱調理器の側面方向から見た断面図、図8は図7に示す枠線Bで囲まれた箇所を拡大した要部拡大図、図9(a)は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のトッププレートと開口部との間で、第2の面から上方へ突出する突起状部材を示す要部拡大図、図9(b)は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器のトッププレートと開口部との間で、第1の面から上方へ突出する突起状部材を示す要部拡大図、図10(a)は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の第2の面に配置される突起状部材の一例を示す上方から見た部分上面図、図10(b)は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の第1の面に配置される突起状部材の一例を示す上方から見た部分上面図、図11は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の開口部の外周を囲むように配置される突起状部材の一例を示す上方から見た部分上面図である。
なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、重複する部分の説明を簡略化あるいは省略することがある。
(加熱調理器の全体構成)
図1に示すように、加熱調理器100は、箱状の本体1の上部に天板部2が設けられている。本体1は上面が開口しており、その内部には後述する加熱手段21、回路基板22、送風手段23等が設けられており、上面の開口を天板部2が覆うようになっている。
本体の前側には、固定されている前面パネル5と、後述する収納庫10を開閉する収納庫扉6が設けられている。収納庫10は天板部2の下方に設けられ、図示しない鍋やグリルパン等の調理容器、おたまや軽量カップ等の調理器具、塩や砂糖等の調味料等を収納する収納庫で、収納庫扉6の開閉に連動して収納庫10から引き出される収納庫トレイ11を備えている。
なお、本発明の実施の形態の加熱調理器は収納庫が設けられているものを一例として挙げているが、これに限定されるものではない。収納庫の代わりにグリル調理等を行うための調理庫が設けられているものであってもよい。
収納庫扉6の扉手掛け部6aに手を掛けて収納庫扉6を開閉すると、収納庫トレイ11上に載置された図示しない調理容器等が収納庫扉6の開閉に連動し収納庫10から出し入れ可能になる(図7参照)。
図2に示すように、天板部2は、トッププレート3と、トッププレート3の外周を囲むように設けられた後部枠体4a、前部枠体4b、左側部枠体4c、右側部枠体4dから成る枠体4で構成されている。
トッププレート3は、例えば結晶化ガラス、ホウケイ酸ガラス、強化ガラス等の金属以外の非磁性の材料で形成されている。トッププレート3の下方には加熱手段21が設けられている(図6、7参照)。加熱手段21は、コイルに電流を流し調理容器等の被加熱物を誘導加熱する方式のものをその一例としている。
トッププレート3の、調理容器等の被加熱物を載置する被加熱物載置面3c(図8参照)には、その上に調理容器等の被加熱物を置くときに、加熱手段21の位置に正しく置けるように加熱手段21の位置と範囲を示す左加熱口表示3a、右加熱口表示3bが設けられている。
なお、本発明の実施の形態1では、加熱口を左右2つ、言い換えると加熱手段21を2つ備えた加熱調理器を一例として説明しているが、これに限定されるものではなく、加熱手段を3つ以上備えてもよい。また、加熱手段を誘導加熱方式のものとして説明しているが、これに限定されるものではなく、誘導加熱方式と輻射加熱方式を組み合わせて用いるようにしてもよい。
枠体4は前述のように、トッププレート3の外周を囲むように、トッププレート3の後側に後部枠体4a、前側に前部枠体4b、左側に左側部枠体4c、右側に右側部枠体4dが設けられている。枠体4は、後部枠体4a、前部枠体4b、左側部枠体4c、右側部枠体4dとして部位毎に説明しているが、本発明の実施の形態1では、枠体4として4つの部位が一体で形成されているものをその一例としている。
しかし、一体で形成されることが必須条件ではないので、後部枠体4a、前部枠体4b、左側部枠体4c、右側部枠体4dがそれぞれ個別に形成されていても、後部枠体4aと左側部枠体4cと右側部枠体4dが、あるいは前部枠体4bと左側部枠体4cと右側部枠体4dがU字(コの字)状に一体に形成されていてもよい。
なお、ここでいう前側、後側、左側、右側は図1に示す方向であり、加熱調理器に対し使用者から見たときの方向を示している。
また、トッププレート3は左右方向の長さが、前後方向の長さより長いので、左右方向を長手方向、前後方向を短手方向として説明をする場合がある。
枠体4は非磁性の金属材、例えばオーステナイト系のステンレス等で、中央部を打ち抜いて設けられた開口を有して形成されている。その開口を塞ぐように、例えばシリコーンのようなシール材でトッププレート3と接着されて天板部2が構成される。
枠体4の前部枠体4bには、加熱調理のモードや温度設定、加熱実行等の操作のためのスイッチ等が設けられている。枠体4の後部枠体4a上にはカバー7が設けられている。カバー7は、例えば金属のアルミ材を引き抜き加工して形成された左側開口部カバー7a、右側開口部カバー7bで構成される。左側開口部カバー7aと右側開口部カバー7bは基本的に同じ形状をしているので、ここでは左側開口部カバー7aについて詳しく説明し、右側開口部カバー7bについては左側開口部カバー7aと同等であるため省略する。
図5(a)、(b)に示すように左側開口部カバー7aは、短手方向に緩やかに湾曲した庇状部7aaを有している。庇状部7aaには通気用の穴が設けられておらず、配置したときに表側となる側に凹凸等の形状がなく表面が滑らかになっている。
また、後部枠体4a上に配置したときに裏側となる面の、配置したときに前側となる側に前側リブ7ab、後側となる側に後側リブ7acが設けられている。前側リブ7abは連続して設けられているが、後側リブ7acは長手方向の端部寄りに小さく独立して設けられている。後側リブ7acは長手方向の端部寄りに小さく独立して設けられている理由は後段で説明する。
後部枠体4aの左側開口部カバー7a、右側開口部カバー7bに覆われた箇所には、本体1内で電気部品等、詳しくは後述する加熱手段21及び回路基板22を冷却した風を排気する開口部8が設けられている(図2、3参照)。
開口部8を詳しく説明すると、図2、3に示すように枠体4の後部枠体4aには、左側に左第1開口部8aaと左第2開口部8abから成る左開口部8aが設けられ、右側に右開口部8bが設けられている。
ここでは左第2開口部8abは複数のスリット状開口の一群を1つの開口部としている。同様に右開口部8bも複数のスリット状開口の一群を1つの開口部としている。しかし、複数のスリット状開口の一群を1つの開口部とすることが必須条件ではないので、左第2開口部8ab及び右開口部8bを、左第1開口部8aaのように1つの大きな開口として形成してもよい。
開口部8の役割について、図6を用いて説明すると、加熱調理器100は、キッチンカウンター200に収容されて使用される。加熱調理器100の本体1内には、トッププレート3の下方に加熱手段21が設けられている。前述のように加熱手段21は、コイルに電流を流し調理容器等の被加熱物を誘導加熱する方式のものである。
前面パネル5が取り付けられている後方の本体1内には、電気部品等を収容する電気部品室1aが設けられている。電気部品室1aは収納庫10と併設されている。電気部品室1aには加熱手段21に電流を供給するインバーターの回路基板22が設けられている。
加熱手段21及び回路基板22は被加熱物を加熱するときに相当量の熱を発生する。この発熱はそのままにしておくと加熱手段21及び回路基板22にダメージを与えるため、これら発熱する加熱手段21及び回路基板22を冷却するための風を送風する送風手段23も設けられている。
本体1の後側の面には冷却するための風を吸気する吸気穴1bが設けられている。送風手段23は吸気穴1bを通して吸気した風を回路基板22及び加熱手段21に送風し冷却する。冷却に供された風は本体後方の上部に送られ、枠体4の後部枠体4aに設けられた開口部8から外部へ排気される。
収納庫10に調味料等を収納する場合、収納庫10内の温度が高くなって調味料等が変質してしまうことがないよう、特に図示していないが収納庫10についても送風手段23が発生させる風を、電源基板22及び加熱手段21を冷却する風とは別に庫外側に流し、収納庫10内の温度上昇を防ぐようにしている。
なお、収納庫10については庫外側に冷却のための風を流すものを一例として挙げているが、これに限定されるものではない。図示していないが収納庫10に吸気用の開口、排気用の開口をそれぞれ設け、その排気用の開口を送風手段23の吸気側と通気可能に設けておけば、送風手段23が稼働すると、収納庫10の吸気用の開口から吸気された風が収納庫10を通過し、排気用の開口から送風手段23を経由して回路基板22及び加熱手段21を冷却する風が送風される。これにより収納庫10内に直接風を通過させ、収納庫10内の温度上昇を防ぐようにしてもよい。
(開口部8とカバー7)
開口部8とカバー7の関係について、図3、4、8で詳しく説明する。図8は図7に示す枠線Bで囲まれた箇所を拡大した要部拡大図で、図7は図1に示す切断線A−Aで切断した加熱調理器の側面方向から見た断面図である。
なお、図8による説明は図示されている箇所から左開口部8aと左側開口部カバー7aについての説明となるが、基本的に左開口部8aと左側開口部カバー7aとの構成と、右開口部8bと右側開口部カバー7bとの構成は同等であるため、右開口部8bと右側開口部カバー7bについては一部説明を省略する。
図8に示すように、枠体4の後部枠体4aはトッププレート3の被加熱物載置面3cと、例えばシリコーンのようなシール材で隙間なく接着されている。これにより、被加熱物載置面3c上にこぼれたりした液状物が枠体4とトッププレート3との隙間から本体内に浸入することを防止している。
後部枠体4aは上下方向でトッププレート3の被加熱物載置面3cよりも高い位置となる第1の面4aaと4abを有する。さらに、トッププレート3の被加熱物載置面3cよりも低い位置となる第2の面4acを有する。第2の面4acの前方に設けられた第1の面が後部枠体第2の面前方の第1の面4aaで、第2の面4acの後方に設けられた第1の面が後部枠体第2の面後方の第1の面4abである。
つまり、前側からトッププレート3の被加熱物載置面3c、後部枠体第2の面前方の第1の面4aa、第2の面4ac、後部枠体第2の面後方の第1の面4abという配置になっている。後部枠体第2の面前方の第1の面4aaと第2の面4acは傾斜部4adで接続されている。第2の面4acと後部枠体第2の面後方の第1の面4abは傾斜部4aeで接続されている。
第2の面4acに開口部8が設けられている。また、第2の面4acに左側開口部カバー7a、右側開口部カバー7bの支持体9が設けられている。支持体9は図3に示すように中央部支持体9a、左端部支持体9b、右端部支持体9cから成り、中央部支持体9aは後部枠体4aの中央、左端部支持体9bは後部枠体4aの左端部寄り、右端部支持体9cは後部枠体4aの右端部寄りにそれぞれ設けられている。
左側開口部カバー7aは中央部支持体9aと左端部支持体9b、右側開口部カバー7bは中央部支持体9aと右端部支持体9cでそれぞれ着脱可能に支持される。
なお、中央部支持体9aは左側開口部カバー7a、右側開口部カバー7bの両方を支持するように構成したが、個別に支持する構成であってもよい。
左端部支持体9bは後部枠体4aの短手方向に延びて形成されている壁部9baを有する。同様に右端部支持体9cは後部枠体4aの短手方向に延びて形成されている壁部9caを有する。
また、図4に示すように左端部支持体9bは、壁部9baから後部枠体4aの長手方向に延びる左端部支持体受け部9bb、9bc、9bd、9beを有する。同様に右端部支持体9cは、壁部9caから後部枠体4aの長手方向に延びる右端部支持体受け部9cb、9cc、9cd、9ceを有する。
前述のように左側開口部カバー7は、短手方向に緩やかに湾曲した庇状部7aaを有しており、左端部支持体受け部9bb、9bc、9bd、9beは図8に示すように、庇状部7aaをそれぞれ受けて支持している。
左側開口部カバー7aは、左端部支持体9bの左端部支持体受け部9bbと後側リブ7acで、左端部支持体9bの左端部支持体受け部9beと前側リブ7abで位置決めされている。
左側開口部カバー7aは、前端部7adが、後部枠体第2の面前方の第1の面4aaの上方で、後部枠体第2の面前方の第1の面4aaに近接した位置に配置されている。この位置から庇状部7aaは後方かつ上方に緩やかに湾曲して、後端部7aeが後部枠体第2の面後方の第1の面4abと重ならない位置まで延びている。
前述のように庇状部7aaには通気用の穴が設けられていないので、左開口部8aから排気された風は庇状部7aaと第2の面4acの間の空間に排出される。前端部7ad側は前側リブ7abがあるため風が通らない。よって風は後端部7ae側へ流れる。庇状部7aaは後方かつ上方に緩やかに湾曲してので、スムーズに風が後端部7ae側へ流れることになる。
後端部7aeよりに設けられた後側リブ7acは、長手方向の端部寄りに小さく独立して設けられている(図5(b)参照)ので、後側リブ7ac以外の箇所は、後端部7ae側へ流れる風の流れを遮ることがない。
左開口部8aはトッププレート3の被加熱物載置面3c、後部枠体第2の面前方の第1の面4aa及び後部枠体第2の面後方の第1の面4abよりも低い位置に設けられているので、意匠性を考慮し左側開口部カバー7aの天板部2からの突出量を抑えても庇状部7aaと第2の面4acの間の空間が確保でき、排気性能が確保できる。
庇状部7aaは後方かつ上方に緩やかに湾曲して、後端部7aeが後部枠体第2の面後方の第1の面4abと重ならない位置まで延びている。つまり、後部枠体第2の面後方の第1の面4abと重なる位置まで後端部7aeが延びていないということであり、これにより庇状部7aaと第2の面4acの間の空間から排気が外部に排出される解放端部Kに向けて風の通路が狭くならない。よって、排気性能が確保できる。
カバー7aの庇状部7aaは通気用の穴が設けられておらず、全ての風は解放端部Kから排出される。そのため、調理容器等をカバー7a上に置かれることがあっても、排気の風路には一切悪影響を及ぼすことがない。
カバー7aの庇状部7aaは後方かつ上方に緩やかに湾曲していて、通気用の穴が設けられておらず、配置したときに表側となる側に凹凸等の形状がなく表面が滑らかになっているので、使用者側から見たときに、カバーの存在感が強調されず天板部との調和が図りやすいので、加熱調理器の意匠性を損なうことがない。
左端部支持体9bは後部枠体4aの短手方向に延びて形成されている壁部9baを有しているので、左開口部8aから庇状部7aaと第2の面4acの間の空間に放出された風は壁部9baによって遮られ左右の端部方向に流れることがない。よって、風の流れが乱れずに後方に排出できる。
左開口部8aの前側には図9(a)、図10(a)に示すように突起状部材31が第2の面4acから上方に向けて突出するように設けられている。突起状部材31は左開口部8aの長手方向の長さよりも長く設けられている。前述のように左開口部8aは左第1開口部8aaと左第2開口部8abからなっており、ここでいう左開口部8aの長手方向の長さとは、左第1開口部8aaの左側の端部から左第2開口部8abの右側の端部までの長さである。
突起状部材31を左開口部8aの前側の第2の面4ac上に、左開口部8aの長手方向の長さよりも長く設けることで、調理しているときに吹き零れ等で被加熱物載置面3c上に液状物がこぼれたとしても、左開口部8aの手前で左開口部8aから本体1内に流れこむことを抑制でき、本体1内の部品へ影響を及ぼしにくい。
図9(b)、図10(b)は突起状部材を設ける他の例を示す。図9(b)、図10(b)に示すように、突起状部材31は左側開口部カバー7の前端部7adの前側で、後部枠体第2の面前方の第1の面4aaから上方に向けて突出するように設けられている。突起状部材31は第2の面4ac上に設けられているときと同様に、左開口部8aの長手方向の長さよりも長く設けられている。
突起状部材31を左側開口部カバー7aの前端部7adの前側で、後部枠体第2の面前方の第1の面4aa上に、左開口部8aの長手方向の長さよりも長く設けることで、調理しているときに吹き零れ等で被加熱物載置面3c上に液状物がこぼれたとしても、左開口部8aの手前で左開口部8aから本体1内に流れこむことを抑制でき、本体1内の部品へ影響を及ぼしにくい。
図11は突起状部材を設ける他の例を示す。図11に示すように、左開口部8aの外周を囲むように突起状部材32が第2の面4ac上に設けられている。図示しないが、突起状部材32は第2の面4acから上方に向けて突出するように設けられている。
前述のように左開口部8aは左第1開口部8aaと左第2開口部8abからなっており、ここでいう左開口部8aの外周とは、左第1開口部8aaと左第2開口部8abの両方の外周のことである。
突起状部材32を第2の面4ac上に左開口部8aの外周を囲むように設けることで、調理しているときに吹き零れ等で被加熱物載置面3c上に液状物がこぼれたとしても、左開口部8aの手前で左開口部8aから本体1内に流れこむことを抑制でき、本体1内の部品へ影響を及ぼしにくい。
なお、ここまで左開口部8aと左側開口部カバー7aとの構成で説明をしてきたが、右開口部8bと右側開口部カバー7bとの構成は同等であるため、得られる効果も同等である。
実施の形態2
本発明の実施の形態2に係る加熱調理器は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器とカバーの形態が異なる。その他の構成は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器と同様の構成である。よって、ここでは本発明の実施の形態1に係る加熱調理器と異なるカバーの形態について図12から15を用いて説明し、それ以外の説明は省略する。
図12は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の天板部の外観斜視図、図13(a)は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器のカバー単体を表面(取付時の上面)側からみた斜視図、図13(b)は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器のカバー単体を裏面(取付時の下面)側からみた斜視図、図14(a)は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器のカバーを構成する表面部材の斜視図、図14(b)は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器のカバーを構成する保持枠部材の斜視図、図15は図12に示す切断線C−Cで切断した天板部の側面方向から見た断面図である。
図12に示すように、枠体4の後部枠体4a上にはカバー41が設けられている。カバー41は、左側開口部カバー41a、右側開口部カバー41bで構成される。左側開口部カバー41aと右側開口部カバー41bは基本的に同じ形状をしているので、ここでは左側開口部カバー41aについて詳しく説明し、右側開口部カバー41bについては左側開口部カバー41aと同等であるため省略する。
図13、図14に示すように左側開口部カバー41aは、金属で形成された表面板41aaとゴムあるいは樹脂で形成された保持部材41abから成る。保持部材41abは中央部付近に表面板41aaを支える梁部41acが設けられている。保持部材41abの左右方向の両端部には補強リブ41ae、41afが、梁部41acには補強リブ41adがそれぞれ設けられている。
図15に示すように表面板41aaは、短手方向に緩やかに湾曲している。表面板41aaには通気用の穴が設けられておらず、配置したときに表側となる側に凹凸等の形状がなく表面が滑らかになっている。
表面板41aaの外周全周に折り曲げ部41agが設けられている。折り曲げ部41agは図15に示すように保持部材41abに設けられた溝部41akに挿入されて接着、あるいは圧入されて固定される。
左側開口部カバー41aは、前端部41ahが、後部枠体第2の面前方の第1の面4aaの上方で、後部枠体第2の面前方の第1の面4aaに近接した位置に配置されている。この位置から表面板41aaは後方かつ上方に緩やかに湾曲して、後端部41ajが後部枠体第2の面後方の第1の面4abと重ならない位置まで延びている。
表面板41aaには通気用の穴が設けられていないので、左開口部8aから排気された風は表面板41aaと第2の面4acの間の空間に排出される。前端部41ah側は、前端部41ahが後部枠体第2の面前方の第1の面4aaに近接しているのでほとんど風が通らない。よって風は後端部41aj側へ流れる。表面板41aaは後方かつ上方に緩やかに湾曲しているので、スムーズに風が後端部41aj側へ流れることになる。
左開口部8aはトッププレート3の被加熱物載置面3c、後部枠体第2の面前方の第1の面4aa及び後部枠体第2の面後方の第1の面4abよりも低い位置に設けられているので、意匠性を考慮し左側開口部カバー41aの天板部2からの突出量を抑えても表面板41aaと第2の面4acの間の空間が確保でき、実施の形態1同様、排気性能が確保できる。
表面板41aaは後方かつ上方に緩やかに湾曲して、後端部41ajが後部枠体第2の面後方の第1の面4abと重ならない位置まで延びている。つまり、後部枠体第2の面後方の第1の面4abと重なる位置まで後端部41ajが延びていないということであり、これにより表面板41aaと第2の面4acの間の空間から排気が外部に排出される解放端部Kに向けて風の通路が狭くならない。よって、実施の形態1同様、排気性能が確保できる。
左側開口部カバー41aの表面板41aaは通気用の穴が設けられておらず、全ての風は解放端部Kから排出される。そのため、調理容器等を左側開口部カバー41a上に置かれることがあっても、排気の風路には一切悪影響を及ぼすことがない。
左側開口部カバー41aの表面板41aaは後方かつ上方に緩やかに湾曲していて、通気用の穴が設けられておらず、配置したときに表側となる側に凹凸等の形状がなく表面が滑らかになっているので、使用者側から見たときに、カバーの存在感が強調されず天板部との調和が図りやすいので、加熱調理器の意匠性を損なうことがない。
なお、ここまで左開口部8aと左側開口部カバー41aとの構成で説明をしてきたが、右開口部8bと右側開口部カバー41bとの構成は同等であるため、得られる効果も同等である。
実施の形態3
本発明の実施の形態3に係る加熱調理器は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器と支持体の形態が異なる。その他の構成は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器と同様の構成である。よって、ここでは本発明の実施の形態1に係る加熱調理器と異なる支持体の形態について図16を用いて説明し、それ以外の説明は省略する。
図16は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の後部枠体を斜め上方から見た部分斜視図である。図16に示すように、第2の面4acに左側開口部カバー7aの支持体51a、51bが設けられている。支持体51aは中央部支持体で後部枠体4aの中央に、支持体51bは左端部支持体で後部枠体4aの左端部寄りに設けられている。図示しないが、後部枠体4aの右端部寄りに右端部支持体も設けられている。
図16に示すように左端部支持体51bは、後部枠体4aの左端部寄りから中央方向に延びる左端部支持体受け部51ba、51bb、51bc、51bdを有する。図示しないが同様に右端部支持体も、後部枠体4aの右端部寄りから中央方向に延びる右端部支持体受け部を有する。
本発明の実施の形態1同様、左側開口部カバー7は、短手方向に緩やかに湾曲した庇状部7aaを有しており、左端部支持体受け部51ba、51bb、51bc、51bdは庇状部7aaをそれぞれ受けて支持している。
中央部支持体51aには仕切り板51aaが設けられている。仕切り板51aaは後部枠体4aの左側に設けられた左開口部8aと、右側に設けられた右開口部8bとの間の空間を仕切るものである。
加熱調理のときに左開口部8aと右開口部8bから排気される風の強さは同じではないことが多い。左開口部8aと右開口部8bの排気のバランスが悪いと、何れか弱い方の排気が、強い方の排気の影響を受けて、排気が乱れる可能性がある。そのため、仕切り板51aaを設けることで、左開口部8aと右開口部8bの排気のバランスが悪くても、排気を安定させることができる。
但し、左開口部8aと、右側に設けられた右開口部8bとの間の空間を仕切ることで排気の効率が悪くなる可能性もあるので、左端部支持体51bには、本発明の実施の形態1の左端部支持体9bのような後部枠体4aの短手方向に延びて形成されている壁部を設けず、そこから端部方向に排気できるようにして排気の効率低下を抑制している。
なお、本発明の実施の形態1〜3の加熱調理器ではカバーを2つ設けたが、これに限定されるものではなく、大きい1つのカバーとしてもよく、適宜選択できる。
また、本発明の実施の形態1〜3の加熱調理器では、後部枠体4aに本体内の電気部品を冷却した風を排気するための排気口としての開口部を設けたが、風を吸気するための吸気口としての開口部を併設してもよい。
但し、右開口部を吸気口、左開口部を排気口としたときに、排気される風は本体内の加熱手段や電源基板を冷却しているため温度が高くなっていて冷却に使用するには不向きな状態となっており、カバーで覆った形態で、排気口としての左開口部と吸気口としての右開口部を併設すると、左開口部で排気した風をすぐ横に設けられている右開口部で吸気してしまうような、いわゆるショートカットといった現象が発生し、加熱手段や電源基板を温度の高くなった風で冷却することになって加熱調理器の性能低下や寿命が短くなるなど悪影響を及ぼす可能性がある。
このとき、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の仕切り板を用いれば、カバーに覆われた排気の空間と吸気の空間を仕切ることができるので、吸排気のショートカットを防止することができ、加熱調理器の性能低下や寿命が短くなるということを防止できる。
1 本体、2 天板部、3 トッププレート、3a 左加熱口表示、3b 右加熱口表示、3c 被加熱物載置面、4 枠体、4a 後部枠体、4aa 後部枠体第2の面前方の第1の面、4ab 後部枠体第2の面後方の第1の面、4ac 後部枠体第2の面、4ad 傾斜部、4ae 傾斜部、4b 前部枠体、4c 左側部枠体、4d 右側部枠体、5 前面パネル、6 収納庫扉、6a 扉手掛け部、7 カバー、7a 左側開口部カバー、7aa 庇状部、7ab 前側リブ、7ac 後側リブ、7ad 前端部、7ae 後端部、7b 右側開口部カバー、8 開口部、8a 左開口部、8aa 左第1開口部、8ab 左第2開口部、8b 右開口部、9 支持体、9a 中央部支持体、9b 左端部支持体、9ba 壁部、9bb 左端部支持体受け部、9bc 左端部支持体受け部、9bd 左端部支持体受け部、9be 左端部支持体受け部、9c 右端部支持体、9ca 壁部、9cb 右端部支持体受け部、9cc 右端部支持体受け部、9cd 右端部支持体受け部、9ce 右端部支持体受け部、10 収納庫、11 収納庫トレイ、21 加熱手段、22 回路基板、23 送風手段、31 突起状部材、32 突起状部材、41 カバー、41a 左側開口部カバー、41aa 表面板、41ab 保持部材、41ac 梁部、41ad 補強リブ、41ae 補強リブ、41af 補強リブ、41ag 折り曲げ部、41ah 前端部、41aj 後端部、41ak 溝部、41b 右側開口部カバー、51a 中央部支持体、51aa 仕切り板、51b 左端部支持体、51ba 左端部支持体受け部、51bb 左端部支持体受け部、51bc 左端部支持体受け部、51bd 左端部支持体受け部、100 加熱調理器、200 キッチンカウンター。

Claims (8)

  1. 上部が開口する箱状の本体と、
    前記本体の上部開口を覆い、被加熱物を載置可能な載置面を有するトッププレート及び該トッププレートの外周の少なくとも後部に設けられた後部枠体を有する天板部と、
    前記天板部の下方に設けられた加熱手段と、
    前記本体内に設けられ、前記加熱手段に電力を供給する回路基板と、
    前記本体内に設けられ、少なくとも前記加熱手段と前記回路基板を冷却するための風を送風する送風手段と、
    冷却に使われた前記風を排気する、あるいは冷却に使われる前記風を吸気するための前記後部枠体に設けられた開口部と、
    該開口部を覆う、通気用の穴が設けられていないカバーと、を備え、
    前記後部枠体は、上下方向において前記天板部の最も高い位置にある第1の面と、前記第1の面よりも低い位置にある第2の面を有し、少なくとも前記第2の面の前方と後方に前記第1の面が設けられており、
    前記開口部は前記第2の面に設けられ、
    前記第2の面には前記カバーを支持する支持体が設けられ、
    前記支持体の内、前記後部枠体の左右方向である長手方向の左右の端部寄りに設けられた左端部支持体及び右端部支持体は、前記後部枠体の前後方向である短手方向に延びて形成されている壁部を備え、該壁部から前記後部枠体の長手方向に延びる左端部支持体受け部、及び右端部支持体受け部を有し、
    前記カバーは、前記開口部を覆い、
    前記カバーの前端は、前記第2の面の前方に設けられた前記第1の面の上方から後方かつ上方に向かって延び、
    前記カバーの後端は、前記第2の面の後方に設けられた前記第1の面と重ならない位置まで延びていて、
    前記開口部を覆うように配置したときの前記カバーの裏面側には、前側となる側に連続して設けられた前側リブと、後側となる側の長手方向の端部寄りに小さく独立して設けられた後側リブが設けられ、
    前記カバーは、前記左端部支持体受け部、及び前記右端部支持体受け部と前記前側リブ、及び前記後側リブとで位置決めされる加熱調理器。
  2. 前記カバーは金属で形成されている請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記支持体の内、前記後部枠体の左右方向である長手方向の左右の端部寄りに設けられた左端部支持体及び右端部支持体において、
    前記左端部支持体は前記後部枠体の左方向である長手方向の左端部方向に向かって開口する左端部支持体開口部を、
    前記右端部支持体は前記後部枠体の右方向である長手方向の右端部方向に向かって開口する右端部支持体開口部を、
    それぞれ備える請求項に記載の加熱調理器。
  4. 前記後部枠体の左右方向である長手方向の中央には、
    前記開口部の内、前記後部枠体の中央から左側に設けられた左側開口部と、右側に設けられた右側開口部との間を仕切る仕切り板が、前記後部枠体の左右方向である長手方向の中央に設けられた支持体と一体、あるいは別体で前記後部枠体の前後方向である短手方向に延びて形成されている請求項に記載の加熱調理器。
  5. 上下方向において、前記第1の面は前記トッププレートの前記載置面よりも高く、前記第2の面は前記トッププレートの前記載置面よりも低い位置にある請求項1〜請求項何れか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記後部枠体の前記トッププレートと前記開口部との間で、前記第2の面、あるいは前記第2の面の前方に設けられた前記第1の面から上方に突出する、少なくとも前記開口部の長手方向の長さよりも長い突起状部材を備える請求項1〜請求項何れか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前記後部枠体の、前記開口部の外周を囲むように上方に突出する突起状部材を備える請求項1〜請求項何れか1項に記載の加熱調理器。
  8. 前記天板部の下方に設けられた加熱手段の下方に、調理容器、あるいは調理器具、あるいはその両方が収納可能な収納庫を備える請求項1〜請求項何れか1項に記載の加熱調理器。
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