JP2019002575A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加熱調理器は、燃料を燃焼させた熱を利用して加熱対象物を加熱する加熱部と、前記加熱部の周囲の状態を検出する状態検出部と、前記加熱部が高温であることを報知する報知動作を行う報知部と、制御部と、を備える。前記制御部は、動作していた前記加熱部の消火後、特定の条件が満たされるまでの間において、前記状態検出部によって検出される状態に基づいて、前記加熱部の周囲の第1検知範囲内に前記加熱対象物とは異なる物体が侵入したと判断される特定の場合に、前記報知部に前記報知動作を行わせる。
【選択図】図6
Description
(加熱調理器2の構成)
図1、図2を参照して、加熱調理器2について説明する。加熱調理器2は、システムキッチンに組み込んで使用されるガス燃焼式のビルトインコンロである。加熱調理器2は、前面4aがシステムキッチンの手前側に露出する本体4と、本体4の上部に配置されており、システムキッチンのカウンタトップに露出する天板6と、を備えている。天板6には、加熱対象物である鍋やフライパン等の調理容器を支持する3つの五徳8a、8b、8cと、それぞれの五徳8a、8b、8cに対応して設けられており、それぞれの五徳8a、8b、8cに支持された加熱対象物を加熱する3つのコンロバーナ10a、10b、10cと、それぞれのコンロバーナ10a、10b、10cに対応して設けられているセンサ12a、12b、12cと、が設けられている。互いに隣り合って配置されている各コンロバーナ10a、10b、10cには、ガス供給路(図示省略)が接続されている。ガス供給路には、コンロバーナ10aへのガスの供給量を調整するための流量調整弁が設けられている。コンロバーナ10aは、コンロバーナ10aにガスが供給されている状態でイグナイタ(図示省略)を動作させることで、点火する。コンロバーナ10aへのガスの供給量を調整することで、コンロバーナ10aの加熱量を調整することができる。そして、コンロバーナ10aへのガスの供給が停止されることで、コンロバーナ10aは消火される。コンロバーナ10b、10cは、コンロバーナ10aと同様の構造を有する。本体4は、本体4の内部に設けられて食材を収容するグリル庫20と、本体4の前面4aに配置されてグリル庫20を開閉するグリル扉22と、本体4の前面4aにおいてグリル扉22の右側に設けられたコンロ操作部24と、本体4の前面4aにおいてグリル扉22の左側に設けられたグリル操作部26と、を備えている。なお、グリル庫20の内部には、グリル庫20内に収容した食材を加熱するグリルバーナ20a(図3参照)が設けられている。加熱調理器2では、本体4の前面4aと天板6の上面が、ユーザに対して露出する外面を構成する。
続いて、図4を参照して、加熱調理器2の制御部110が実行する火力調整処理について説明する。火力調整処理は、ユーザの着衣や手等の加熱対象物以外の物体が動作中のコンロバーナ10a、10b、10cの所定の検知範囲内に侵入したこと(即ち、物体への引火等の危険性が高いこと)を検知し、コンロバーナ10a、10b、10cの火力を絞る(即ち火力を減少させる又は消火する)ための処理である。加熱量操作部42a、42b、42cのいずれかにおいて点火操作が行われ、コンロバーナ10a、10b、10cのいずれか点火されると、制御部110は、点火されたコンロバーナの火力を調整するために図4の処理を開始する。即ち、制御部110は、点火されたコンロバーナのそれぞれに対して図4の処理を実行する。以下では、コンロバーナ10aが点火され、制御部110がコンロバーナ10aの火力を調整するために図4の処理を実行する例を説明する。ただし、コンロバーナ10b、10cが点火された場合にも、制御部110は同様の処理を実行する。
続いて、図6を参照して、制御部110が実行する消火後処理について説明する。消火後処理は、動作していたコンロバーナ10a、10b、10cの消火後、当該コンロバーナ10a、10b、10cや五徳8a、8b、8c(即ちコンロバーナ10a、10b、10c等)が依然として高温状態である間に、物体が所定の検知範囲内に侵入したこと(即ち、火傷や物体への引火等が起こる危険性があること)を検知し、所定の報知動作をしてユーザに注意を促すための処理である。いずれかのコンロバーナが動作している間に上記の図4のS18の処理が実行され、又は、動作しているコンロバーナの消火操作が行われることにより、動作していたコンロバーナが消火されると、制御部110は、消火後のコンロバーナ等のために図6の処理を開始する。即ち、制御部110は、消火後のコンロバーナ等のそれぞれに対して図6の処理を実行する。以下では、コンロバーナ10aが動作していた後消火された場合に、消火後のコンロバーナ10a等(即ちコンロバーナ10a及び五徳8a)のために図6の処理を実行する例を説明する。ただし、コンロバーナ10b、10cが動作していた後消火された場合にも、制御部110は、消火後のコンロバーナ10b、10c等のために同様の処理を実行する。
図7を参照して、第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例の加熱調理器2も、基本的な構成は第1実施例と共通する。本実施例は、制御部110が実行する消火後処理の内容が第1実施例とは異なる。
図7を参照して、本実施例の制御部110が実行する消火後処理について説明する。以下でも、動作していたコンロバーナ10aが消火された場合に制御部110が図7の処理を実行する例を説明する。S50では、制御部110は、コンロバーナ10aの消火後における所定の検知範囲(図5参照)を設定する。S50の処理の内容は、図6のS36と同様であるため詳しい説明を省略する。
図8を参照して第3実施例について説明する。第3実施例の加熱調理器2も、基本的な構成及び処理内容は第1実施例と共通する。ただし、本実施例では、図8に示すように、本実施例では、コンロバーナ10aの動作中の検知範囲230が、コンロバーナ10aの消火後の検知範囲250よりも大きい点が、第1実施例とは異なる。
4 :本体
4a :前面
6 :天板
8a :五徳
8b :五徳
8c :五徳
10a :コンロバーナ
10b :コンロバーナ
10c :コンロバーナ
12 :センサ
12a :センサ
12b :センサ
12c :センサ
20 :グリル庫
20a :グリルバーナ
22 :グリル扉
24 :コンロ操作部
26 :グリル操作部
40 :電源スイッチ
42a :加熱量操作部
42b :加熱量操作部
42c :加熱量操作部
43a :LED発光部
43b :LED発光部
43c :LED発光部
44 :パネル操作部
46 :表示部
48a :加熱温度操作部
48b :加熱温度操作部
50a :自動調理選択操作部
50b :自動調理選択操作部
52a :加熱時間操作部
52b :加熱時間操作部
52c :加熱時間操作部
54 :レシピ選択操作部
56 :調理状態操作部
60 :加熱量操作部
61 :LED発光部
62 :パネル操作部
64 :表示部
66 :自動調理選択操作部
68 :レシピ選択操作部
70 :調理状態操作部
80 :カメラ
84 :表示部
86a :コンロ温度センサ
86b :コンロ温度センサ
86c :コンロ温度センサ
88 :スピーカ
90 :透過窓
110 :制御部
120 :メモリ
130 :検知範囲
140 :物体
150 :検知範囲
230 :検知範囲
250 :検知範囲
Claims (8)
- 加熱調理器であって、
加熱対象物を加熱する加熱部と、
前記加熱部の周囲の状態を検出する状態検出部と、
前記加熱部が高温であることを報知する報知動作を行う報知部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
動作していた前記加熱部の加熱停止後、特定の条件が満たされるまでの間において、前記状態検出部によって検出される状態に基づいて、前記加熱部の周囲の第1検知範囲内に前記加熱対象物とは異なる物体が侵入したと判断される特定の場合に、前記報知部に前記報知動作を行わせる、
加熱調理器。 - 前記特定の条件は、前記加熱部が加熱停止してから一定期間が経過することを含む、請求項1に記載の加熱調理器。
- 前記制御部は、前記加熱部が加熱停止前に動作していた期間と、前記加熱部が加熱停止前に動作していた間の火力と、のうちの少なくとも一方に基づいて、前記一定期間を特定する、請求項2に記載の加熱調理器。
- 前記加熱部には前記加熱対象物を載置可能であって、
前記加熱調理器は、前記載置部に載置される前記加熱対象物の温度を検知する対象物温度検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記加熱部の加熱停止後に前記加熱部に載置されている前記加熱対象物の温度に基づいて、前記一定期間を特定する、請求項2又は3に記載の加熱調理器。 - 前記加熱部の温度を検出する加熱部温度検出部をさらに備え、
前記特定の条件は、前記加熱部の温度が特定温度を下回ることを含む、請求項1に記載の加熱調理器。 - 前記加熱部は、燃料を燃焼させた熱を利用して前記加熱対象物を加熱するものであり、
前記制御部は、さらに、前記状態検出部によって検出される状態に基づいて、前記加熱部の動作中に、前記加熱部の周囲の第2検知範囲内に前記加熱対象物とは異なる物体が侵入したと判断される場合に、動作中の前記加熱部の火力を絞り、
前記第1検知範囲は前記第2検知範囲よりも大きい、請求項1から5のいずれか一項に記載の加熱調理器。 - 前記加熱部は、燃料を燃焼させた熱を利用して前記加熱対象物を加熱するものであり、
前記制御部は、さらに、前記状態検出部によって検出される状態に基づいて、前記加熱部の動作中に、前記加熱部の周囲の第2検知範囲内に前記加熱対象物とは異なる物体が侵入したと判断される場合に、動作中の前記加熱部の火力を絞り、
前記第2検知範囲は前記第1検知範囲よりも大きい、請求項1から5のいずれか一項に記載の加熱調理器。 - 前記加熱部には前記加熱対象物を載置可能であって、
前記制御部は、
動作していた前記加熱部の加熱停止後、前記特定の条件が満たされるまでの間において、前記状態検出部によって検出される状態に基づいて、前記加熱部に前記加熱対象物が載置されておらず、かつ、前記第1検知範囲内に前記物体が侵入したと判断される前記特定の場合に、前記報知部に前記報知動作を行わせ、
動作していた前記加熱部の加熱停止後、前記加熱部に前記加熱対象物が載置されていると判断される場合には、前記第1検知範囲内に前記物体が侵入するか否かに関わらず、前記報知部に前記報知動作を行わせない、請求項1から7のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021071273A (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 東京瓦斯株式会社 | 熱抑制ユニット |
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2017
- 2017-06-09 JP JP2017114721A patent/JP6967377B2/ja active Active
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JP2021071273A (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 東京瓦斯株式会社 | 熱抑制ユニット |
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