JP2019001618A - 情報処理装置、問合せ処理システムおよび問合せ処理方法 - Google Patents

情報処理装置、問合せ処理システムおよび問合せ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が昇降機の状態を容易に連絡することができる技術を提供する。【解決手段】情報処理装置は、昇降機の各部位の状態を検出するセンサから出力される検出信号に基づき、事前に記憶部に記憶されている、昇降機の不具合状態を記した複数の項目の中から、該当する項目を1つまたは複数取得する処理部と、処理部によって取得された1つまたは複数の項目を、利用者が選択可能な態様で画面内に表示するように、昇降機に関する問い合わせを受け付けるときに利用者に表示する画面を作成する画面作成部と、画面作成部によって作成された画面に対して利用者が入力した情報を、事前に規定されている外部に送信する通信部と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、利用者からの問い合わせを受け付ける際の処理を支援する技術に関する。
ビルのオーナーや管理者などの利用者は、昇降機に不具合が生じた場合や、昇降機に関しての確認事項がある場合、当該昇降機を遠隔管理している管制センターに直接問い合わせることがある。これをオンコールと称する。利用者は、主に電話で管制センターにオンコールを行う。
管制センターがオンコールを受け付けると、利用者はオンコールの理由を口頭で説明する。管制員は、受け付けた内容から、優先度と対応方法を検討し、また現場に向かう作業担当員などを手配する。
また、問合せ用の二次元バーコードにより、エレベーターのコード、および管理装置のURLを取得し、管制センターにメールにより状況を伝えることで、管制員との連絡を行う手法が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2008−137788号公報
上記の手法では、利用者がオンコールを行う場合、二次元バーコードの読み取りや、電話番号の入力、把握できる範囲の情報を入力するなどの煩雑な作業が発生する。またメールの送受信に時間を要し、最終的には音声通話が必要不可欠となる。
本発明は、利用者が昇降機の状態を容易に連絡することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、代表的な本発明の情報処理装置は、昇降機の各部位の状態を検出するセンサから出力される検出信号に基づき、事前に記憶部に記憶されている、昇降機の不具合状態を記した複数の項目の中から、該当する項目を1つまたは複数取得する処理部と、処理部によって取得された1つまたは複数の項目を、利用者が選択可能な態様で画面内に表示するように、昇降機に関する問い合わせを受け付けるときに利用者に表示する画面を作成する画面作成部と、画面作成部によって作成された画面に対して利用者が入力した情報を、事前に規定されている外部に送信する通信部と、を有する。
本発明によれば、利用者が昇降機の状態を容易に外部に連絡することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施形態のオンコール処理システムの構成例を示す図である。 実施形態の管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 実施形態の管理サーバのブロック図である。 実施形態のオンコール処理システムの表示画面例を示す図である。 センサユニットと当該センサユニットの出力値の一例を示す図である。 実施形態のオンコール処理システムの通常時の動作例を示すシーケンス図である。 実施形態のオンコール処理システムの、オンコールを受け付けたときの動作例を示すシーケンス図である。 実施形態の、ボタンに付す表示項目を決定する際に用いられるデータテーブルの一例を示す図である。
以下、本実施形態の情報処理装置、オンコール処理システム、およびオンコール処理方法について、図面を参照しつつ説明する。
図1に本実施形態の全体構成を示す。オンコール処理システム1は、管理サーバ2、昇降機3、監視装置4、クライアント端末5、外部連携管理部10を有する。ここで、クライアント端末5は、施設のオーナーやビルの管理者(以下、利用者と称する)が操作するコンピュータである。
昇降機3は、ビルなどの施設内に設置されるエレベーターである。昇降機3は、1つまたは複数のセンサユニット31を有する。センサユニット31は、昇降機3の部品や機構などの各部位の状態変化や異常を検出する。本実施形態では、センサユニット31は、主に開閉ドアを監視対象としており、開閉ドアを動作させる機構の異常を検出したり、開閉ドアが開状態であるか閉状態であるかを検出したりする。これ以外にも、センサユニット31は、かごの各部位の状態変化や異常を検出したり、操作ボタンの異常や状態変化を検出したりする。すなわちセンサユニット31は、昇降機3に含まれる各部位の状態を検出することができる。
センサユニット31の検出信号は、監視装置4に出力される。監視装置4は、昇降機3が設けられている施設内に設置されているコンピュータや組み込み機器である。監視装置4は、センサユニット31から検出信号を入力し、これを符号化して数値データの値に変換し、管理サーバ2に送信する。この数値データを、ここでは検出値と称する。監視装置4は、昇降機3の識別情報やセンサユニット31の識別情報を記憶しており、これら識別情報とセンサユニット31の検出値とを対応付けて、ネットワーク500Aを介して管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2は、Webサーバを含んだ情報処理装置、すなわちコンピュータであり、オンコールの際、利用者に提供するための画面イメージを作成する。管理サーバ2は、HTMLなどのマークアップ言語で画面イメージを作成し、HTTPやHTTPSなどの規定プロトコルを介して、クライアント端末5に送信する。この画面イメージの内容や画面イメージの作成方法については、後述する。
管理サーバ2は、さらに、ネットワーク500Bを介して、センサユニット31の検出値や、昇降機3に不具合が生じているか否かの情報を、外部連携管理部10に送信する。また管理サーバ2は、保守作業や復旧作業の進捗に関する対応情報を、外部連携管理部10から受信する。
外部連携管理部10は、事前に規定されている外部の機能部であり、主に作業員の手配や作業員の作業状況を把握し、管理する。外部連携管理部10は、遠隔で昇降機3を保守し、また管理を行っている組織や部署などを含んでおり、営業担当11、管制センター12、問合せ部門13を含んでいる。管理サーバ2から送信される情報は、管制センター12に備えられるサーバで受信される。管制センター12内のサーバは、昇降機3に不具合が生じている場合、管制員に音声などによるアラートを通知する。アラート通知を受けた管制員は、センサユニット31の検出値などに基づき、不具合の生じている箇所を把握する。外部連携管理部10は、センサユニット31の検出値に基づき、対応方法などを導出し、好適な作業員を手配する。外部連携管理部10の管制員は、対応の進捗状況や手配した作業員などの情報を、対応情報として随時管理サーバ2に送信する。
クライアント端末5は、Webブラウザを含んだコンピュータであり、利用者の操作に従い、管理サーバ2から送信されるHTMLの画面イメージを受信し、表示する。尚、クライアント端末5は、タブレット、スマートフォンなどの携帯端末であってもよい。
ネットワーク500A、500Bは、例えば専用線やIP−VPN、広域イーサネットなどで構成される広域ネットワークである。
図2は、管理サーバ2のハードウェア構成の一例を示す図である。管理サーバ2は、コントローラ201と、入力デバイス210、出力デバイス211の各周辺機器とを有する。
コントローラ201は、管理サーバ2の内部で動作する各ハードウェアを制御する。コントローラ201は、以下の構成を有する。
CPU202(CPU:Central Processing Unit)は、ROM204やHDD205に記憶されているプログラムを、RAM203に展開し、演算実行する処理装置である。CPU202は、プログラムを演算実行することで、コントローラ201内部の各ハードウェアを統括的に制御する。RAM203は、揮発性メモリであり、CPU202が処理する際のワークメモリである。RAM203は、CPU202がプログラムを演算実行している間、必要なデータを一時的に記憶する。
ROM204は、不揮発性メモリであり、管理サーバ2の起動の際にCPU202で実行されるBIOS(Basic Input/Output System)や、ファームウェアを記憶している。HDD205(HDD:Hard Disk Drive)は、データを不揮発的に記憶するための補助記憶装置である。HDD205は、CPU202が演算実行するプログラムや、制御データを記憶する。また本実施形態では、センサユニット31の検出値なども、HDD205に蓄積される。
ネットワークI/F206(I/F:Interface)は、外部機器との間で行われるデータ通信の制御を担うインターフェイスボードである。
入力I/F207は、入力デバイス210との間で信号の入出力を制御するインターフェイスである。出力I/F208は、CPU202から指示を受けて、出力デバイス211に画像を描画させる。
入力デバイス210は、キーボードやマウスであり、出力デバイス211は、モニターやディスプレイである。尚、入力デバイス210、出力デバイス211は、タッチパネルディスプレイであってもよい。また一方で、管理サーバ2は、入力デバイス210や出力デバイス211を含まない構成であってもよい。
尚、クライアント端末5のハードウェア構成も、管理サーバ2のハードウェア構成と同様である。
図3は、管理サーバ2のブロック図である。管理サーバ2は、データ管理部21、データ処理部22、オンコールデータ作成部23、オンコールデータ管理部24、オンコールデータ通信部25、オンコール制御部20を有する。図3に示す各ブロックは、CPU202が、HDD205やROM204に事前に導入されているプログラムを、RAM203に展開し、演算実行することで実現される。また、本実施形態では、オンコール制御部20は、他の機能ブロックと同じ筐体内、すなわち管理サーバ2内に含まれるものとしているが、この構成に限らない。管理サーバ2とは別筐体のコンピュータなどに、オンコール制御部20が提供する機能を実装してもよい。
データ管理部21は、主としてセンサユニット31の検出値などを記憶し、管理するための機能部である。データ管理部21は、RDBMS(relational database management system)で実装された記憶部を含んでもよい。データ管理部21は、監視装置4から送信される、昇降機3の識別情報、センサユニット31の識別情報、センサユニット31の検出値を対応付け、さらに現在時刻や監視装置4の識別情報も対応付けて蓄積する。またデータ管理部21は、利用者の施設内での昇降機3の設置場所に関する情報や、当該昇降機の施設内での管理番号なども、昇降機3の識別情報に対応付けて記憶している。データ管理部21は、データ処理部22からのクエリに応じて、検索条件に合致する情報をデータ処理部22に出力する。
データ処理部22は、データ管理部21に蓄積されている情報を、事前に定義される検索条件に基づき抽出する。尚、この検索条件は、オンコール処理システム1の管理者などにより、必要に応じて設定、修正される。データ処理部22は、抽出した情報を、オンコールデータ作成部23を介して外部連携管理部10や登録画面作成部27に送信する。
オンコールデータ作成部23は、利用者が登録した情報を、管理用の規定フォーマットにデータ変換する機能部である。この利用者が登録した情報を、オンコール情報と称する。オンコールデータ作成部23は、オンコール情報を、例えばXML(eXtensible Markup Language)などの規定フォーマットに整形する。尚、オンコールデータ作成部23は、データ処理部22から出力される情報も、規定フォーマットに変換する。
オンコールデータ管理部24は、オンコールデータ作成部23によって変換されたオンコール情報を格納し、蓄積する。オンコールデータ管理部24も、データ管理部21と同様にRDBMSで実装された記憶部を含んでいてもよい。
オンコールデータ通信部25は、外部連携管理部10との間での通信を制御する機能部である。オンコールデータ通信部25は、オンコールデータ作成部23が作成した、規定フォーマットに変換されたオンコール情報などを、外部連携管理部10に送信する。
オンコール制御部20は、利用者に情報を提示するWebサーバの機能を含んでいる。またオンコール制御部20は、クライアント端末5との間で形成されるセッションを維持するように設定されている。
オンコール制御部20は、ユーザ管理部26、登録画面作成部27を有する。ユーザ管理部26は、利用者の識別情報やパスワードを対応付けて記憶している。またユーザ管理部26は、利用者の企業名称や施設名称など、利用者に関する情報も、利用者の識別情報に対応付けて記憶している。ユーザ管理部26は、利用者の正当性を判定するための認証処理を行い、認証が適合である場合、利用者の企業名称や施設名称などを登録画面作成部27に出力する。
登録画面作成部27は、オンコール登録画面をHTML形式で作成する。オンコール登録画面は、昇降機3に関しての問い合わせを受け付けるための画面であり、利用者がオンコールの内容を入力するための画面である。登録画面作成部27は、データ処理部22、ユーザ管理部26、外部連携管理部10から得られる各情報に基づき、オンコール登録画面を作成する。
図4は、登録画面作成部27が作成するオンコール登録画面の一例を示す図であり、昇降機3で例えば開閉ドアに不具合が生じた場合の表示例である。昇降機3で不具合が生じた場合、利用者は、クライアント端末5を操作して管理サーバ2にアクセスする。利用者が識別情報やパスワードをログイン画面を介して入力し、認証を済ませると、登録画面作成部27は、クライアント端末5に図4に示すオンコール登録画面60を送信する。
オンコール登録画面60は、利用者が昇降機3にどのような不具合が生じているかを選択し、入力するためのボタンが、整列配置している選択項目欄61を有する。またオンコール登録画面60は、利用者に関する情報を表示するための管理情報欄62を有し、昇降機3の各部位の状態を利用者に提示するための現地情報表示欄65を有する。またオンコール登録画面60は、保守、復旧作業員の氏名や、対応状況について表示するための対応状況表示欄64を有し、利用者が任意で昇降機3の状態を入力することができる自由記入欄63を有する。以下、各表示欄の詳細について説明する。
管理情報欄62には、利用者が認証を行う際に入力した識別情報や、不具合が生じている昇降機3の識別情報に基づき、利用者の企業名(図中では現場名と表記)、昇降機3の設置場所や施設内での管理番号などが表示される。
現地情報表示欄65には、昇降機3の各部位の現在の状態として、センサユニット31の検出値に応じた文言が表示される。具体的には、不具合が生じている部位の情報やその要因、かごの停止階の番号、かご内に利用者がいるか否かの情報など、センサユニット31の検出値から把握可能な情報が、現地情報表示欄65に表示される。また現地情報表示欄65には、発生時刻や遠隔監視が有効か否かの情報、作業員が現場に向かっているか否かの情報も表示される。
対応状況表示欄64は、現地情報表示欄65と横方向に並んだ位置に表示されている。対応状況表示欄64には、外部連携管理部10によって入力された文字列データがそのまま表示されたり、入力される情報に応じた文字列データが表示されたりする。本例では、作業員に連絡済みか否かを示す情報、当該作業員の氏名や状況、到着時刻もしくは到着予定時刻が表示される。また、管制員の氏名や状況、その連絡先などの情報も、対応状況表示欄64に表示される。
選択項目欄61に設けられる各ボタン上のラベル(以下、表示項目と称する)は、センサユニット31の検出値に基づき、データ処理部22が決定する。本例では、開閉ドアの不具合であるため、開閉ドアに関する内容が各ボタン上に表示される。利用者は、例えば「ドア」、「閉まらない」、「かご停止」の各ボタンを選択するだけで、外部連携管理部10側では、その状況を把握することができる。どのようにして表示項目が決定されるかについては、後述する。尚、この表示項目は、本例のように単語ベースである必要は無い。またボタンによる選択以外にも、例えば項目をプルダウンで表示して利用者に選択させてもよい。このように本実施形態では、利用者が選択可能な態様で画面内に表示することができれば、どのような手法であっても構わない。
利用者が選択項目欄61内のボタンを選択し、登録ボタン66を押下すると、オンコールデータ作成部23は、利用者が登録したオンコール情報を、例えばXML形式の規定フォーマットに変換し、オンコールデータ管理部24に格納する。またクライアント端末5は、登録ボタン66が押下されても、オンコール登録画面60は表示され続ける。オンコール登録画面60が表示され続けている間、現地情報表示欄65の表示内容は、センサユニット31からの検出信号が変化すると、その変化に応じて変わり、対応状況表示欄64の表示内容は、対応内容が変更されると、その変更に応じて変わる。
図5は、センサユニット31に関する情報を示した図である。本実施形態では、センサユニット31の情報として、センサユニット31の識別情報であるセンサコード、センサ名称、および当該センサユニット31が出力可能な検出値の各データが対応付けられている。図5に示す情報は、例えば管理サーバ2のHDD205や監視装置4の記憶部に記憶されている。
開閉状態検出センサは、昇降機3の開閉ドアが開き状態であるか閉じ状態であるかを検出する。挟まれ防止検出センサは、開閉ドアに人や物が挟まれることを防止するためのセンサであり、扉の間に人や物などが無いかを検出する。トルク値検出センサは、ドアの開閉力(トルク)の値を検出する。スイッチ故障検出センサは、階床番号を指定するボタンや開閉ボタンなどを制御する基盤の故障を検出するセンサである。開きボタン押下センサ、閉じボタン押下センサは、各ボタンの押下を検出する。階床ボタン押下センサは、いずれの階が押下されたか、またはいずれも押下されていないかを検出する。現在階検出センサは、昇降機3のかごが、今現在いずれの階にあるかを検出する。人検出センサは、かご内に人がいるか否かを検出する。かご移動検出センサは、かごが移動しているか否かを検出する。
尚、上記はあくまで一例であり、センサユニット31の検出事項は、当然これらに限られない。また各センサのON/OFFの検出値の意味合いも、図5の例に限らず逆転していてもよい。
図6は、本実施形態の動作例を示すシーケンス図であり、不具合が生じていない通常時の動作例を示す図である。昇降機3のセンサユニット31は、現状の昇降機3の各部位の状況を検出し、検出信号を監視装置4に出力する(S101)。監視装置4は、検出信号を符号化して検出値を導出し、管理サーバ2に、昇降機3の識別情報、センサユニット31の識別情報(図5のセンサコード)、符号化した検出値を対応付けて送信する(S102)。尚、図面では各識別情報を「ID」と記している。
データ管理部21は、監視装置4から送信される、昇降機3の識別情報、センサユニット31の識別情報、および検出値を取得し、さらに、現在時刻、送信元の監視装置4の識別情報をこれらに対応付けて保存する(S103)。
データ処理部22は、データ管理部21に新規に記憶された情報を、事前に定義される周期で取得する(S104、S105)。データ処理部22は、前回取得したときの時刻を保持しておき、実行の際にはこの時刻以降に記憶された情報のみを取得する。これにより、データ処理部22は、新規に記憶された情報のみを抽出することができる。尚、一定の期間分の検出値を用いて状況を評価する必要がある場合、データ処理部22は、当該一定期間分の情報を抽出する。
データ処理部22は、センサユニット31の識別情報と検出値とに基づき、不具合が生じたかを判定する(S106)。例えば図5に示すスイッチ故障検出センサの検出値がONを示す場合、データ処理部22は、この検出値のみで不具合が生じたと判定する。またデータ処理部22は、複数のセンサユニット31の検出値を組み合わせて、不具合と判定することも可能である。さらに、例えば、かごが停止したままで人検出センサの検出値が10分以上ON状態であるなど、ある状況が一定期間連続して生じている場合、不具合が生じたと判定してもよい。またデータ処理部22は、後述の図8のデータテーブルを用いることで、不具合が生じたものと判定してもよい。
データ処理部22は、不具合有無の判定結果、昇降機3の識別情報、センサユニット31の識別情報、および検出内容を、オンコールデータ作成部23に出力する(S107)。尚、検出内容とは、利用者および管制員が検出値の内容を理解しやすくするための文字列データのことを指す。この文字列データは、事前に検出値に対応付けられており、データ処理部22が、この対応関係に基づき、検出値から文字列データに変換する。オンコールデータ作成部23は、これらの情報を規定フォーマットに変換し(S108)、外部連携管理部10に送信する(S109)。
外部連携管理部10は、不具合が生じたとの判定結果を受信した場合、アラート音を発するなどして管制員などに通知する。不具合が生じた場合、外部連携管理部10は、作業員の手配を行うとともに、対応状況を、外部連携管理部10内部のシステムに随時入力する(S110)。作業員の手配や対応状況の入力は、管制員の手作業でも構わない。また不具合が生じていない場合、本実施形態では、上記のアラート通知やS110の処理は行われないものとする。
図7は、オンコールを受け付ける際の動作例を示すシーケンス図である。図7の例では、昇降機3に不具合が生じているものとして説明するが、不具合を伴わないオンコールであってもよい。
昇降機3に不具合が生じている場合、外部連携管理部10では、対応状況が外部連携管理部10内部のシステムに随時入力される(図6のS110、図7のS110A、S110B)。
一方、昇降機3の不具合に気付いた利用者は、クライアント端末5を操作して、利用者の識別情報およびパスワードを入力する。クライアント端末5は、入力された識別情報およびパスワードを、管理サーバ2に送信する(S151)。尚、セキュリティの関係上、パスワードそのものではなく、ハッシュ値などのパスワードに基づく値が送信されてもよい。管理サーバ2のユーザ管理部26は、取得した利用者の識別情報およびパスワードが、事前に登録されているものと一致するかを判定することで、認証処理を行う(S152)。
認証適合である場合、ユーザ管理部26は、利用者の企業名などの利用者情報を、登録画面作成部27に出力する(S153)。登録画面作成部27は、利用者情報を入力すると、対応情報を外部連携管理部10から受信する(S154)。尚、対応情報とは、昇降機3についての対応を記した情報である。また対応情報は、S110、S110A、S110Bで入力された情報であり、図4に示す対応状況表示欄64に表示される内容を含んでいる。
登録画面作成部27は、オンコール登録画面用の情報を要求するメッセージを、データ処理部22に出力する(S155)。要求メッセージを入力したデータ処理部22は、S105で取得される昇降機3の識別情報を検索キーとして、昇降機3の設置場所や施設内での管理番号を、データ管理部21から取得する。そしてデータ処理部22は、センサユニット31それぞれの検出値を、データ管理部21から取得する(S156、S157)。データ処理部22は、得られた検出値から、選択項目欄61に配置されるボタンのラベル値、すなわち表示項目を決定する(S158)。
図8は、S158の表示項目を決定する際にデータ管理部21が参照するデータテーブルの一例である。図8のデータテーブルは、当該レコードの識別情報である「表示コード」、不具合が生じている部品や機構の名称である「部位名称」、不具合状態を示す文字列データである「状態項目」、および「条件」の各カラムを対応付けたテーブルである。また「条件」カラムには、1つまたは複数の条件式が登録されている。このデータテーブルは、事前にデータ処理部22内の記憶部に記憶されていてもよく、データ管理部21の記憶部内に記憶されていてもよい。データ処理部22は、この対応関係に基づき、選択項目欄61のボタンに付す表示項目を決定する。
データ処理部22は、センサユニット31の各検出値を、「条件」カラムに示される各条件式にそれぞれ当てはめ、条件を満たすか(条件式の結果が真となるか)を判定する。条件を満たす式が「条件」カラム内にある場合、当該式に対応した部位名称および状態項目を、ボタンに付す表示項目として決定する。
例えば、以下の値を全て満たす検出値をセンサユニット31から得たとする。
・開閉状態検出センサ(s0001)=ON
・開きボタン押下センサ(s1001)=OFF
・挟まれ防止検出センサ(s0002)=OFF
このような検出値が規定回数連続して得られる場合、図8の先頭行に示す条件式である「(s0001=on) and (s1001=off) and (s0002=off)」の結果が真となる。また、このような検出値が規定回数連続して得られる場合、開きボタンが押下されておらず、扉の間に人や物などが無い状態であるにもかかわらず、暫くの間ドアが開き状態のままで閉まらない状態となっていると推定することができる。このような状況である場合、データ処理部22は、部位名称である「ドア」、および状態項目である「閉まらない」を表示項目として決定する。その他の部位名称や状態項目についても同様に、各検出値を条件に当てはめていき、条件を満たす場合は、当該部位名称や状態項目も表示項目に決定される。
尚、上記の例では、数回連続して同じ検出値が得られた場合に表示項目が決定されるが、例えばスイッチ故障検出センサ(s1000)の場合は、異常値が1回でも検出された場合、データ処理部22は、該当する部位名称や状態項目を表示項目として決定する。
このように、データ処理部22は、事前に記憶部に記憶されている、不具合状態を示した複数の項目の中から、該当する項目を1つまたは複数取得する。尚、図8に示す対応関係や上記説明は、あくまで一例である。表示項目の決定手法については、その他にも様々な手法があり、本実施形態に適用させてもよい。
図7の説明に戻る。データ処理部22は、データ管理部21より取得した昇降機3の設置場所や施設内での管理番号、検出内容、および表示項目を、オンコールデータ作成部23に出力する(S159)。オンコールデータ作成部23は、これらの情報をXML形式などの規定フォーマットに変換し(S160)、登録画面作成部27に出力する(S161)。
登録画面作成部27は、図4に一例として示したオンコール登録画面60を、HTMLの形式で作成する(S162)。登録画面作成部27は、S154で得られた対応情報を、対応状況表示欄64に組み込む。また登録画面作成部27は、S153で得られた利用者情報、およびS161で得られた昇降機3の設置場所や昇降機番号を、管理情報欄62に組み込む。そして登録画面作成部27は、S161で得られた検出内容を現地情報表示欄65に組み込み、表示項目を選択項目欄61のボタン上に付して、当該ボタンを組み込む。登録画面作成部27は、このようにして作成したオンコール登録画面60を、クライアント端末5に送信する(S163)。
クライアント端末5では、受信したHTMLデータを解析して、オンコール登録画面60を表示して、利用者からの入力を待ち受ける。利用者は、現地情報表示欄65、対応状況表示欄64の表示内容を確認しつつ、選択項目欄61に表示されている各ボタンを選択し、必要に応じて自由記入欄63に記入して、登録ボタン66を押下する。クライアント端末5は、登録ボタン66の押下をトリガにして、オンコール情報を管理サーバ2に送信する(S170)。ここで送信されるオンコール情報には、選択されたボタンの識別情報、および自由記入欄63に入力された文字列データが含まれる。
オンコール情報を受信した登録画面作成部27は、この情報をオンコールデータ作成部23に出力し、データ作成依頼を行う(S171)。この際、オンコール登録画面60に表示した各種情報も、付帯情報としてあわせて出力してもよい。オンコールデータ作成部23は、入力したオンコール情報や付帯情報を、規定フォーマットに変換し(S172)、変換後の各情報を、オンコールデータ管理部24に出力する(S173)。またオンコールデータ作成部23は、変換後の各情報をオンコールデータ通信部25に出力し(S173)、オンコールデータ通信部25が外部連携管理部10に送信する(S177)。
オンコールデータ管理部24は、オンコールデータ作成部23からの各情報を保存する(S176)。外部連携管理部10においては、受信したオンコール情報および付帯情報が参照され、その内容に合わせて各担当部門に状況を連絡したり、必要に応じて対応内容を見直したりする。
一方、昇降機3のセンサユニット31からの検出値は、データ処理部22まで随時出力され、オンコールデータ作成部23で規定フォーマットに変換される(S190〜S197)。この動作は、図6を用いて説明したS101〜S108の動作と同様である。オンコールデータ作成部23は、図6のS109と同様に、各情報を外部連携管理部10に送信するが、この際、不具合有無の判定結果や検出内容などは、登録画面作成部27にも出力される(S198)。
外部連携管理部10では、S176で受信したオンコール情報や、S198で受信した今現在の昇降機3の状態情報を参考に、必要に応じて対応情報の入力を行う(S110C)。入力された対応情報は、登録画面作成部27やオンコールデータ通信部25に送信される(S199)。
オンコールデータ通信部25を介して受信された対応情報は、オンコールデータ管理部24にて保存される(S200、S201)。一方、登録画面作成部27は、S198で得られた検出内容や、S199で得られた対応情報が表示されるように、オンコール登録画面60を更新する(S250)。そして登録画面作成部27は、更新後のオンコール登録画面60をクライアント端末5に送信する(S251)。尚、S195の不具合有無の判定結果で、不具合無しと判定される場合、登録画面作成部27は、当該不具合が解消されたことを示すメッセージを含めて、更新画面を作成してもよい。このようにして登録画面作成部27は、センサユニット31の検出信号の変化に応じて、また対応状況に応じて、オンコール登録画面60内の状態情報や対応情報を、常に新しい情報に更新する。
本実施形態のオンコール処理システムは、不具合が生じていない通常時においても、昇降機の状態を収集しておく。そして利用者からオンコールがあった際には、オンコール処理システムは、収集しておいた情報に基づき、問い合わせの内容に適した項目ボタンを利用者に提示することができる。このように、本実施形態のオンコール処理システムは、問い合わせの内容に適した表示項目を、システム側で動的に選択し、表示することができる。また利用者側では、項目数がある程度削減された状態から、所望する項目を選択することができるため、問い合わせの内容に適した項目を容易に探すことができる。よって、利用者の手間を削減することができ、早期にオンコールの登録を完了させることができる。
本実施形態では、オンコール登録画面の表示が、状況に応じて都度更新されるため、利用者は、現在の昇降機の状態や対応の進捗状況を、画面を視認しながら確認することができる。利用者側でも現在の状況を確認することができるため、管制センターは、利用者に状況を逐一連絡しなくてもよくなる。
また利用者は、オンコールをする前に、管制センター側が既に状況を把握していたこと、および、オンコールをする前に、早期復旧に向けての対応作業が行われていたことを知ることができる。これにより、昇降機3に対して十分に管理されていることを利用者にアピールすることができる。
本実施形態では、昇降機の状態を示す状態情報を表示する第1領域と、昇降機の状態に対する対応情報を表示する第2領域とを、横方向に並べて表示させる態様を示した。これにより、利用者は、昇降機の状態とその対応とを、対比させながら確認することができる。尚、横方向に限らず、第1領域と第2領域とが縦方向に並んで配置していてもよい。また本実施形態では、利用者が選択するボタンを表示する領域と、上記の第1領域、第2領域とが、いずれも1つの画面に収まるように、画面イメージが作成される。これにより、利用者は、画面を切り替えることなく、各情報を一覧することができ、一元的に把握することができる。
本実施形態では、昇降機をエレベーターであるものとして説明したが、エスカレーターや水平型エスカレーターであってもよい。また、本実施形態では、昇降機を対象にセンサなどで監視する態様について説明したが、監視対象は、どのような機器、機材、装置であってもよい。
本実施形態では、装置間の通信プロトコルについては、特に限定されない。独自プロトコルや、その他の既存プロトコルやなど、事前に定義されるプロトコルが採用されてもよい。また、通信手段についても、有線/無線を問わない。
本実施形態では、1台の昇降機を1台の監視装置で監視している態様について説明したが、これに限定されない。1台もしくは複数の昇降機を、1台もしくは複数台の監視装置で監視してもよい。また、管理サーバ2やクライアント端末5の台数も、上記実施形態の態様に限定されない。
管理サーバ2、監視装置4、クライアント端末5、外部連携管理部10の各装置やユニットが、どのような機能を提供するかについては、上記実施形態の態様に限定されない。例えば、管理サーバ2に換えて、監視装置4が不具合有無の判定を行うなどの実装でもよい。また各装置やユニットの設置場所についても、上記実施形態の態様に限定されない。
上記実施形態では、管制センターに直接問い合せるオンコールに限定した情報処理装置、オンコール処理システム、オンコール処理方法について説明したが、これに限定されない。コールセンターなど、利用者からの問合せを受ける部門や部署であればよい。すなわち、上記で説明した情報処理装置、オンコール処理システム、オンコール処理方法は、利用者からの問い合せを受け付ける情報処理装置、問合せ処理システム、問合せ処理方法としても適用可能である。
上記実施形態では、利用者をビルのオーナーや管理者などとしているが、昇降機に実際に搭乗などしている一般利用者でもよい。この場合、クライアント端末5は、当該一般利用者が携帯しているコンピュータやタブレット、スマートフォンなどになる。また一般利用者の場合、ログイン認証の際には、事前に登録されていない可能性が高い。よって上記実施形態におけるログイン認証の動作については、省略もしくは略式的に行われる。
以上に詳説したように、本実施形態によって、利用者が昇降機の状態を連絡するために選択するボタンを、絞り込んで表示させることができるため、利用者の入力の手間を削減させることができる。
尚、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
1:オンコール処理システム、2:管理サーバ、3:昇降機、4:監視装置、
5:クライアント端末、10:外部連携管理部、20:オンコール制御部、
21:データ管理部、22:データ処理部、23:オンコールデータ作成部、
24:オンコールデータ管理部、25:オンコールデータ通信部、
26:ユーザ管理部、27:登録画面作成部、31:センサユニット、
500A、500B:ネットワーク。

Claims (8)

  1. 昇降機の各部位の状態を検出するセンサから出力される検出信号に基づき、事前に記憶部に記憶されている、昇降機の不具合状態を記した複数の項目の中から、該当する項目を1つまたは複数取得する処理部と、
    前記処理部によって取得された1つまたは複数の前記項目を、利用者が選択可能な態様で画面内に表示するように、前記昇降機に関する問い合わせを受け付けるときに利用者に表示する画面を作成する画面作成部と、
    前記画面作成部によって作成された前記画面に対して利用者が入力した情報を、事前に規定されている外部に送信する通信部と、
    を有する、情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記画面作成部は、さらに、前記センサから出力される検出信号に基づき得られる、前記昇降機の状態を示す状態情報を含めて、前記画面を作成する、情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記画面作成部は、前記センサの検出信号の変化に応じて、前記状態情報を更新した画面を作成する、情報処理装置。
  4. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記処理部は、さらに、前記センサから出力される検出信号に基づき得られる、前記昇降機の状態を示す状態情報を、前記外部に送信し、
    前記画面作成部は、前記状態情報に基づき前記外部によって導出された、前記昇降機の不具合を解消するための対応状況を記した対応情報を取得し、当該対応情報を含めて前記画面を作成する、情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記画面作成部は、さらに、前記センサから出力される検出信号に基づき得られる、前記昇降機の状態を示す状態情報を、画面内の第1領域に含めて前記画面を作成し、前記対応情報を含んだ第2領域と前記第1領域とを並べて前記画面を作成する、情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    前記画面作成部は、利用者が選択可能な態様で項目を表示する領域と、前記第1領域と、前記第2領域とが、1つの画面となるように、前記画面を作成する、情報処理装置。
  7. 昇降機の各部位の状態を検出するセンサと、
    前記センサから出力される検出信号を入力し、入力した前記検出信号を符号化した検出値を送信する監視装置と、
    前記監視装置から送信される検出値に基づき、事前に記憶部に記憶されている、昇降機の不具合状態を記した複数の項目の中から、該当する項目を1つまたは複数取得する処理部と、
    前記処理部によって取得された1つまたは複数の前記項目を、利用者が選択可能な態様で画面内に表示するように、前記昇降機に関する問い合わせを受け付けるときに利用者に表示する画面を作成する画面作成部と、
    前記画面作成部によって作成された前記画面に対して利用者が入力した情報を、事前に規定されている外部に送信する通信部と、
    を有する、問合せ処理システム。
  8. 情報処理装置が、
    昇降機の各部位の状態を検出するセンサから出力される検出信号に基づき、事前に記憶部に記憶されている、昇降機の不具合状態を記した複数の項目の中から、該当する項目を1つまたは複数取得し、
    取得された1つまたは複数の前記項目を、利用者が選択可能な態様で画面内に表示するように、前記昇降機に関する問い合わせを受け付けるときに利用者に表示する画面を作成し、
    作成された前記画面に対して利用者が入力した情報を、事前に規定されている外部に送信する
    処理を実行する、問合せ処理方法。
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