JP2016197368A - 施設管理装置および施設管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】日常的に行う規則的な操作を自動的に蓄積させておき、蓄積させた情報から、次の操作画面候補を、その画面で表示される内容がわかるように表示させることができる施設管理装置を提供する。【解決手段】表示画面の遷移操作に関する画面操作情報を受け付けると、遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数を積算した画面切替回数統計情報を作成する操作履歴学習統計部4と、操作履歴学習統計部4が作成した画面切替回数統計情報に基づき、次に表示させる候補画面の表示情報の内容を表わす表示画面名称を、遷移前の表示画面からの全遷移回数に対する候補画面への遷移回数の割合とともに並べた次画面候補リスト用情報を作成する次画面候補表示制御部5とを備えた。【選択図】図1
Description
この発明は、施設内の設備の運転制御および運転状態の監視管理を行う施設管理装置において、画面操作の履歴から次画面候補に関する情報を提供する施設管理装置および施設管理方法に関するものである。
従来、テナントビル、プラント施設等においては、24時間、施設設備の運転制御および運転状態の監視管理が行われている。施設設備の運転制御および監視管理を行うための施設管理装置は中央監視室に設置され、複数のオペレータが運転操作および監視確認を行う。監視にあたって、オペレータは施設管理装置にログイン後、日常の業務フローに従って画面操作を行いながら、監視確認作業を行う。
このような従来の施設管理においては、日常の監視確認作業で表示する画面とその表示順序は、ある程度定型化してくる。
一般に、表示する画面が定型化されてくると、画面表示操作の手数を削減することを目的として、例えば、一般的に利用されるウェブブラウザにおける「お気に入り登録」機能など、いわゆる「ショートカット機能」を使用することが考えられる。また、さらに、表示する画面の表示順序が定型化されてくると、定型化された規則的な操作を登録しておき、当該登録しておいた規則的な操作を呼び出すことで、画面表示操作をより簡単に行うようにすることが考えられる。
施設管理においても、例えば、特許文献1には、日常的に行う規則的な施設の監視確認作業に関する画面操作の履歴を蓄積しておき、監視確認作業の際には、当該蓄積しておいた規則的な画面操作をもとに、次に操作する画面の候補を、関連画面メニューとして表示する施設管理装置が開示されている。
一般に、表示する画面が定型化されてくると、画面表示操作の手数を削減することを目的として、例えば、一般的に利用されるウェブブラウザにおける「お気に入り登録」機能など、いわゆる「ショートカット機能」を使用することが考えられる。また、さらに、表示する画面の表示順序が定型化されてくると、定型化された規則的な操作を登録しておき、当該登録しておいた規則的な操作を呼び出すことで、画面表示操作をより簡単に行うようにすることが考えられる。
施設管理においても、例えば、特許文献1には、日常的に行う規則的な施設の監視確認作業に関する画面操作の履歴を蓄積しておき、監視確認作業の際には、当該蓄積しておいた規則的な画面操作をもとに、次に操作する画面の候補を、関連画面メニューとして表示する施設管理装置が開示されている。
しかしながら、従来の施設管理装置は、次に操作する画面の候補を関連画面メニューとして表示する際に、次に操作する画面の候補は、その画面で表示する管理対象項目など、その画面によって提供される情報の内容を明示したものではないため、施設管理を行うオペレータ等のユーザは、次画面を選択するにあたり、関連画面メニューを見ただけでは、その画面を選択することでどのような内容が表示されるのか把握できず、関連画面メニューの表示が必ずしも確認作業および監視業務の効率化の助けとなっているとはいえない可能性があるという課題があった。また、次に操作する画面の候補は、例えば、ほとんどの場合に遷移が必要な画面と、ある特定の場合にのみ遷移が必要な画面の区別がつかず、ユーザに不要な遷移を行わせてしまう可能性があるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、日常的に行う規則的な施設の監視確認作業に関する画面操作履歴を自動的に蓄積させておき、当該蓄積させた情報から、次の操作画面候補を、その画面で表示される内容がわかるように表示させるとともに、次の操作画面候補への遷移回数の割合を表示させ、不要な画面遷移を減らすことができる施設管理装置および施設管理方法を提供することを目的とする。
この発明に係る施設管理装置は、表示画面の遷移操作に関する画面操作情報を受け付けると、遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数を積算した画面切替回数統計情報を作成する操作履歴学習統計部と、操作履歴学習統計部が作成した画面切替回数統計情報に基づき、次に表示させる候補画面の表示情報の内容を表わす表示画面名称を、遷移前の表示画面からの全遷移回数に対する当該候補画面への遷移回数の割合とともに並べた次画面候補リスト用情報を作成する次画面候補表示制御部とを備えたものである。
この発明によれば、日常的に行う規則的な施設の監視確認作業に関する画面操作履歴を自動的に蓄積させておき、当該蓄積させた情報から、次の操作画面候補を、その画面で表示される内容がわかるように表示させるとともに、次の操作画面候補への遷移回数の割合を表示させ、不要な画面遷移を減らすことができる。この結果、ユーザが次に確認および監視したい画面を即座に決定することができ、ユーザはよりストレスなく、より効率よく確認作業および監視業務を行うことができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置の構成を示すブロック図である。
なお、この実施の形態1に係る施設管理装置は、例えば、施設内の設備の運転制御および運転状態の監視管理を行うための施設管理装置である。
図1に示す施設管理装置は、ユーザ認証部1と、画面操作受付部2と、操作蓄積制御部3と、操作履歴学習統計部4と、次画面候補表示制御部5と、画面呼出部6と、画面表示部7と、操作履歴蓄積部8と、画面切替回数記憶部9と、画面表示内容記憶部10とを備える。
図1は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置の構成を示すブロック図である。
なお、この実施の形態1に係る施設管理装置は、例えば、施設内の設備の運転制御および運転状態の監視管理を行うための施設管理装置である。
図1に示す施設管理装置は、ユーザ認証部1と、画面操作受付部2と、操作蓄積制御部3と、操作履歴学習統計部4と、次画面候補表示制御部5と、画面呼出部6と、画面表示部7と、操作履歴蓄積部8と、画面切替回数記憶部9と、画面表示内容記憶部10とを備える。
ユーザ認証部1は、ユーザを認証して画面操作を許可する。
施設管理装置を操作するユーザに対しては、予めIDおよびパスワードが発行される。ユーザ認証部1にはIDおよびパスワードが予め登録されており、ユーザが認証操作、すなわち、ログイン操作を行うと、このユーザを認証し、認証したユーザにのみ画面操作を許可する。
画面操作受付部2は、ユーザによるログイン操作や画面呼出操作、画面切替操作を受け付ける。画面操作受付部2は、画面操作用のマウスおよびキーボード等であり、ユーザの操作を受け付けて、適宜、ログイン情報や画面操作情報として出力する。
施設管理装置を操作するユーザに対しては、予めIDおよびパスワードが発行される。ユーザ認証部1にはIDおよびパスワードが予め登録されており、ユーザが認証操作、すなわち、ログイン操作を行うと、このユーザを認証し、認証したユーザにのみ画面操作を許可する。
画面操作受付部2は、ユーザによるログイン操作や画面呼出操作、画面切替操作を受け付ける。画面操作受付部2は、画面操作用のマウスおよびキーボード等であり、ユーザの操作を受け付けて、適宜、ログイン情報や画面操作情報として出力する。
操作蓄積制御部3は、画面操作受付部2から出力された表示画面の遷移操作に関する画面操作情報を、操作履歴情報として、操作履歴蓄積部8に蓄積させる。なお、画面操作受付部2からは、画面操作情報とともに、ユーザ認証部1で認証したユーザIDなどのユーザ情報、内部に保持する時計から取得した、画面操作を受け付けた日時の情報が出力され、操作蓄積制御部3は、当該ユーザ情報と画面操作を受け付けた日時の情報とを、画面操作情報とあわせて、操作履歴情報として蓄積させる。
操作履歴学習統計部4は、操作蓄積制御部3を経由して、画面操作受付部2から出力された表示画面の遷移操作に関する画面操作情報を受け付けると、予め設定された単位毎に、遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数を積算した画面切替回数統計情報を作成する。つまり、操作履歴学習統計部4は、ユーザがある画面から別の画面に切り替えて表示させるように実際に操作するたびに、画面切替回数記憶部9に記憶された切り替え前の画面と関連付けられた当該別の画面を表示した回数値を1つずつカウントアップすることによって、画面切替回数記憶部9に記憶させた画面切替回数統計情報を更新しつつ作成する。
操作履歴学習統計部4は、操作蓄積制御部3を経由して、画面操作受付部2から出力された表示画面の遷移操作に関する画面操作情報を受け付けると、予め設定された単位毎に、遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数を積算した画面切替回数統計情報を作成する。つまり、操作履歴学習統計部4は、ユーザがある画面から別の画面に切り替えて表示させるように実際に操作するたびに、画面切替回数記憶部9に記憶された切り替え前の画面と関連付けられた当該別の画面を表示した回数値を1つずつカウントアップすることによって、画面切替回数記憶部9に記憶させた画面切替回数統計情報を更新しつつ作成する。
次画面候補表示制御部5は、操作履歴学習統計部4が画面切替回数記憶部9に記憶させた画面切替回数統計情報に基づき、画面表示内容記憶部10に記憶された表示画面名称テーブルを参照しながら、次に呼び出す候補画面に関する次画面候補リスト用情報、具体的には、次に表示させる候補画面の表示情報の内容を表わす表示画面名称を、遷移前の表示画面からの全遷移回数に対する当該候補画面への遷移回数の割合とともに並べた次画面候補リスト用情報を作成する。
次画面候補表示制御部5は、作成した次画面候補リスト用情報に基づき、次画面候補リストを画面表示部7に表示させる。
次画面候補表示制御部5は、作成した次画面候補リスト用情報に基づき、次画面候補リストを画面表示部7に表示させる。
画面呼出部6は、画面操作受付部2がユーザから受け付けた次画面選択指示に関する画面操作情報に従って、次に表示する画面を、例えば、表示画面のデータ等を記憶した記憶装置(図示を省略する)から呼び出し、画面表示部7に出力して表示させる。
画面表示部7は、画面表示を行う。なお、画面表示部7は、例えば、モニタ等、監視画面や上記次画面候補リストを表示する表示装置である。
操作履歴蓄積部8は、メモリ等の記憶装置であり、操作履歴情報を記憶する。
画面切替回数記憶部9は、メモリ等の記憶装置であり、画面切替回数統計情報を記憶する。
画面表示部7は、画面表示を行う。なお、画面表示部7は、例えば、モニタ等、監視画面や上記次画面候補リストを表示する表示装置である。
操作履歴蓄積部8は、メモリ等の記憶装置であり、操作履歴情報を記憶する。
画面切替回数記憶部9は、メモリ等の記憶装置であり、画面切替回数統計情報を記憶する。
画面表示内容記憶部10は、メモリ等の記録装置であり、画面毎に、その画面各々で表示される情報の内容を表わす表示画面名称が定義された表示画面名称テーブルを記憶する。表示画面名称テーブルには、画面の識別番号と表示画面名称とが紐付けられて格納されている。
この実施の形態1において、表示画面名称とは、上述のとおり、その画面各々の表示情報の内容を表わすものであり、すなわち、表示される画面それぞれについて、ユーザが当該表示画面名称を見ただけで、当該表示画面名称の画面で表示される内容を判別できるように設定された画面名称である。
この実施の形態1において、表示画面名称とは、上述のとおり、その画面各々の表示情報の内容を表わすものであり、すなわち、表示される画面それぞれについて、ユーザが当該表示画面名称を見ただけで、当該表示画面名称の画面で表示される内容を判別できるように設定された画面名称である。
なお、この実施の形態1では、図1に示すように、施設管理装置は、画面表示部7と、操作履歴蓄積部8と、画面切替回数記憶部9と、画面表示内容記憶部10とを備えるようにしたが、これに限らず、画面表示部7と、操作履歴蓄積部8と、画面切替回数記憶部9と、画面表示内容記憶部10とは、施設管理装置の外部に備えるようにしてもよい。
次に、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置の動作を説明する。
図2は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置において、次画面表示リストを作成し、表示する動作を説明するフローチャートである。
なお、この実施の形態1では、ユーザ毎を単位として、次に呼び出す候補画面に関する次画面候補リスト用情報を作成するものとし、遷移回数の多い順に3つの候補画面が次画面候補リストに挙げられるように次画面候補情報を作成するよう予め設定されているものとする。
図2は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置において、次画面表示リストを作成し、表示する動作を説明するフローチャートである。
なお、この実施の形態1では、ユーザ毎を単位として、次に呼び出す候補画面に関する次画面候補リスト用情報を作成するものとし、遷移回数の多い順に3つの候補画面が次画面候補リストに挙げられるように次画面候補情報を作成するよう予め設定されているものとする。
ユーザが画面操作受付部2を操作してログイン操作を行うと、ユーザ認証部1がこのユーザを認証する(ステップST1)。
ユーザがログインしたら(ステップST1の“YES”)、その後、画面操作受付部2がこのユーザから表示画面の遷移操作に関する画面操作を受け付ける(ステップST2の“YES”)。なお、画面操作受付部2は、ユーザから画面操作を受け付けていない場合は、ユーザ認証部1が、ユーザが画面操作受付部2を操作してログアウトしたかどうかを判断し、ログアウトしていなければ、ユーザが画面操作を行うまで待機する(ステップST2の“NO”,ステップST12の“NO”)。
一方、ユーザから画面操作を受け付けず、ユーザ認証部1が、ユーザがログアウトしたと判断した場合は、処理終了する(ステップST2の“NO”,ステップST12の“YES”)。
ユーザがログインしたら(ステップST1の“YES”)、その後、画面操作受付部2がこのユーザから表示画面の遷移操作に関する画面操作を受け付ける(ステップST2の“YES”)。なお、画面操作受付部2は、ユーザから画面操作を受け付けていない場合は、ユーザ認証部1が、ユーザが画面操作受付部2を操作してログアウトしたかどうかを判断し、ログアウトしていなければ、ユーザが画面操作を行うまで待機する(ステップST2の“NO”,ステップST12の“NO”)。
一方、ユーザから画面操作を受け付けず、ユーザ認証部1が、ユーザがログアウトしたと判断した場合は、処理終了する(ステップST2の“NO”,ステップST12の“YES”)。
ステップST2において、画面操作受付部2が画面操作を受け付けた場合(ステップST2の“YES”の場合)、画面呼出部6は、画面操作受付部2から受け付けた画面操作情報に従って、次に表示する切替画面を、例えば、表示画面のデータ等を記憶した記憶装置から呼び出し(ステップST3)、呼び出した切替画面を画面表示部7に出力して表示させる。
そして、画面表示部7は、画面呼出部6が呼び出した画面を表示する(ステップST4)。
そして、画面表示部7は、画面呼出部6が呼び出した画面を表示する(ステップST4)。
操作蓄積制御部3は、ステップST2において画面操作受付部2から出力されて受け付けた画面操作情報と受け付けた日時の情報とユーザ情報を合わせて出力し、操作履歴情報として、操作履歴蓄積部8に蓄積する(ステップST5)。
具体的には、ステップST5において、操作蓄積制御部3は、画面操作受付部2から、画面操作情報とともに、ユーザ認証部1で認証したユーザIDなどのユーザ情報、内部に保持する時計から取得した画面操作を受け付けた日時の情報を受け付ける。そして、当該受け付けた画面操作情報、ユーザ情報、日時の情報に基づき、例えば、ログインしたユーザ毎に、画面切替などの画面操作情報を、操作した日時の情報と合わせた操作履歴情報として、操作履歴蓄積部8に蓄積させていく。
具体的には、ステップST5において、操作蓄積制御部3は、画面操作受付部2から、画面操作情報とともに、ユーザ認証部1で認証したユーザIDなどのユーザ情報、内部に保持する時計から取得した画面操作を受け付けた日時の情報を受け付ける。そして、当該受け付けた画面操作情報、ユーザ情報、日時の情報に基づき、例えば、ログインしたユーザ毎に、画面切替などの画面操作情報を、操作した日時の情報と合わせた操作履歴情報として、操作履歴蓄積部8に蓄積させていく。
図3は、実施の形態1において、操作蓄積制御部3が操作履歴蓄積部8に蓄積させる操作履歴情報の一例を示す図である。
図3の例では、操作蓄積制御部3が「ユーザID」、「操作日時」、「遷移前画面識別番号」、および「遷移後画面識別番号」の情報を操作履歴蓄積部8に蓄積させていく。
なお、施設管理装置が表示可能な全ての画面には識別番号が割り振られており、操作蓄積制御部3は、画面切替操作が行われる際にもともと表示されていた画面、すなわち、遷移前の画面の識別番号を「遷移前画面識別番号」、画面切替操作が行われた後の画面の識別番号を「遷移後画面識別番号」として操作履歴蓄積部8に蓄積させる。
図3の例では、操作蓄積制御部3が「ユーザID」、「操作日時」、「遷移前画面識別番号」、および「遷移後画面識別番号」の情報を操作履歴蓄積部8に蓄積させていく。
なお、施設管理装置が表示可能な全ての画面には識別番号が割り振られており、操作蓄積制御部3は、画面切替操作が行われる際にもともと表示されていた画面、すなわち、遷移前の画面の識別番号を「遷移前画面識別番号」、画面切替操作が行われた後の画面の識別番号を「遷移後画面識別番号」として操作履歴蓄積部8に蓄積させる。
操作履歴学習統計部4は、画面切替回数をカウントする(ステップST6)。具体的には、操作履歴学習統計部4は、操作蓄積制御部3を経由して、画面操作受付部2から出力された表示画面の遷移操作に関する画面操作情報を受け付け、ユーザ毎に、遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数を積算した画面切替回数統計情報を作成する。なお、このとき、操作履歴学習統計部4は、作成した画面切替回数統計情報を画面切替回数記憶部9に記憶させる。
図4は、実施の形態1において、操作履歴学習統計部4が画面切替回数記憶部9に記憶させる画面切替回数統計情報の一例を示す図である。
図4に示す画面切替回数統計情報は、例えば、画面1から画面2への画面切替回数が7回、画面2から画面1への画面切替回数が12回であったことを示している。ここでは、操作履歴学習統計部4によって、ユーザ毎に、図4に示すような画面切替回数統計情報が作成されることになる。
図4に示す画面切替回数統計情報は、例えば、画面1から画面2への画面切替回数が7回、画面2から画面1への画面切替回数が12回であったことを示している。ここでは、操作履歴学習統計部4によって、ユーザ毎に、図4に示すような画面切替回数統計情報が作成されることになる。
操作履歴学習統計部4は、操作蓄積制御部3を経由して、画面操作受付部2から出力された表示画面の遷移操作に関する画面操作情報を受け付ける度に、当該操作履歴情報に基づき、ユーザ毎に、遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数を積算した画面切替回数統計情報を作成する。つまり、操作履歴学習統計部4は、ユーザがある画面から別の画面に切り替えて表示させるように実際に操作するたびに、画面切替回数記憶部9に記憶された切り替え前の画面と関連付けられた当該別の画面を表示した回数値を1つずつカウントアップすることによって、画面切替回数記憶部9に記憶させた画面切替回数統計情報を更新しつつ作成する。
なお、画面切替回数統計情報には、図4に示すように、各画面毎に、他の画面へ遷移操作された合計回数も含まれる。操作履歴学習統計部4は、画面切替回数をカウントする際に、当該合計回数もカウントアップし、画面切替回数記憶部9に記憶させた画面切替回数統計情報を更新しつつ作成する。
なお、画面切替回数統計情報には、図4に示すように、各画面毎に、他の画面へ遷移操作された合計回数も含まれる。操作履歴学習統計部4は、画面切替回数をカウントする際に、当該合計回数もカウントアップし、画面切替回数記憶部9に記憶させた画面切替回数統計情報を更新しつつ作成する。
なお、ここでは説明を簡単にするため、図4においては、表示される画面について、画面1,画面2と示しているが、実際には、画面毎に割り振られた識別番号が収録されている。ここでは、画面1〜画面6には、それぞれ識別番号1〜識別番号6が割り振られているものとする。
次画面候補表示制御部5は、ステップST6において操作履歴学習統計部4が画面切替回数記憶部9に記憶させた画面切替回数統計情報と、画面表示内容記憶部10に記憶された表示画面名称テーブルとに基づき、次に呼び出す候補画面に関する次画面候補リスト用情報を作成する(ステップST7)。ここでは、ユーザ毎を単位として、次に呼び出す候補画面に関する次画面候補リスト用情報を作成するものとしているので、次画面候補表示制御部5は、ステップST4において操作履歴学習統計部4が画面切替回数記憶部9に記憶させた画面切替回数統計情報と、画面表示内容記憶部10に記憶された表示画面名称テーブルとに基づき、次に呼び出す候補画面に関する次画面候補リスト用情報を、ユーザ毎に作成する。
ここで、図5は、実施の形態1において、画面表示内容記憶部10が記憶する表示画面名称テーブルの一例を示す図である。
図5に示すように、表示画面名称テーブルには、画面の識別番号と表示画面名称とが紐付けられて格納されている。
例えば、ユーザIDが1のユーザに関する画面切替回数統計情報が図4の内容であり、表示画面名称テーブルが図5の内容であったとして、ステップST2において、ユーザIDが1のユーザによる、現在の画面から「画面1」に切り替える画面操作を受け付けた状態である場合を例に、次画面候補表示制御部5によるステップST6の動作を具体的に説明する。つまり、「画面1」を表示させた後、ユーザが次に表示させる候補画面に関する次画面候補リスト用情報を作成するものである。
なお、ここでは、次画面候補表示制御部5は、遷移回数の多い順に3つ次画面候補リストに挙げられるように次画面候補リスト用情報を作成するように予め設定されているものとする。
図5に示すように、表示画面名称テーブルには、画面の識別番号と表示画面名称とが紐付けられて格納されている。
例えば、ユーザIDが1のユーザに関する画面切替回数統計情報が図4の内容であり、表示画面名称テーブルが図5の内容であったとして、ステップST2において、ユーザIDが1のユーザによる、現在の画面から「画面1」に切り替える画面操作を受け付けた状態である場合を例に、次画面候補表示制御部5によるステップST6の動作を具体的に説明する。つまり、「画面1」を表示させた後、ユーザが次に表示させる候補画面に関する次画面候補リスト用情報を作成するものである。
なお、ここでは、次画面候補表示制御部5は、遷移回数の多い順に3つ次画面候補リストに挙げられるように次画面候補リスト用情報を作成するように予め設定されているものとする。
ユーザの上記操作を受けて画面が切り替えられた後に、現在表示されている画面、すなわち、この時点での遷移前の画面は「画面1」となる。図4に示したとおり、遷移前の画面を「画面1」としたときの遷移回数は、「画面1⇒画面2」の遷移操作が7回、「画面1⇒画面3」の遷移操作が5回、「画面1⇒画面4」の遷移操作が3回、「画面1⇒画面5」の遷移操作が13回、「画面1⇒画面6」の遷移操作が1回、となる。
ここでは、遷移回数の多い順に3つの候補画面が次画面候補リストに挙げられるように次画面候補情報を作成すると予め設定されているので、当該遷移回数に基づいて、次画面候補表示制御部5は、「画面1」に対する遷移回数が多い順に3つの遷移後の画面を、次に表示させる候補画面として抽出する。
ここでは、次画面候補表示制御部5は、「画面5」、「画面2」、「画面3」の順で次に表示させる候補画面を抽出する。
このとき、次画面候補表示制御部5は、次に表示させる候補画面それぞれについて、遷移前の画面からの遷移回数合計に対する各画面の遷移回数の割合を算出する。すなわち、ここでは、「画面5」、「画面2」、「画面3」それぞれについて、「画面1」からの遷移回数合計に対して、遷移回数の割合「13/29」、「7/29」、「5/29」を算出する。
ここでは、遷移回数の多い順に3つの候補画面が次画面候補リストに挙げられるように次画面候補情報を作成すると予め設定されているので、当該遷移回数に基づいて、次画面候補表示制御部5は、「画面1」に対する遷移回数が多い順に3つの遷移後の画面を、次に表示させる候補画面として抽出する。
ここでは、次画面候補表示制御部5は、「画面5」、「画面2」、「画面3」の順で次に表示させる候補画面を抽出する。
このとき、次画面候補表示制御部5は、次に表示させる候補画面それぞれについて、遷移前の画面からの遷移回数合計に対する各画面の遷移回数の割合を算出する。すなわち、ここでは、「画面5」、「画面2」、「画面3」それぞれについて、「画面1」からの遷移回数合計に対して、遷移回数の割合「13/29」、「7/29」、「5/29」を算出する。
次に、次画面候補表示制御部5は、表示画面名称テーブルを参照し、抽出した候補画面各々について、対応する表示画面名称を取得し、次に表示させる候補画面を当該候補画面の表示画面名称で並べた次画面候補リスト用情報を作成する。
具体的には、ここでは、次画面候補表示制御部5は、図5の表示画面名称テーブルを参照し、「画面1」に対する遷移回数が多い「画面5」、「画面2」、「画面3」の順番に、それぞれの画面の識別番号に対応する表示画面名称として、それぞれ、「日報」、「高速トレンド」、「月報」を取得し、当該表示画面名称を取得した順番に、表示画面名称を並べた次画面候補リスト用情報を作成する。このとき、次画面候補表示制御部5は、表示画面名称とともに、画面の遷移回数の割合を並べて表示するよう、次画面候補リスト用情報を作成する。
次画面候補表示制御部5が作成する次画面候補リスト用情報の内容は、図6に示すような内容となる。
次画面候補表示制御部5が作成する次画面候補リスト用情報の内容は、図6に示すような内容となる。
なお、ここでは、画面切替回数統計情報において、過去に「画面1」から1回以上遷移操作が行われた遷移後の画面の数が3つあったが、当該画面の数が3つに満たない場合、すなわち、予め次画面候補リストに挙げられるように設定された画面数の遷移後の画面が存在しない場合は、存在する画面のみ抽出するようにすればよい。
例えば、遷移前の画面を「画面6」とした場合、図4の例でいうと、画面切替回数統計情報には、「画面6⇒画面2」の遷移操作しか記録されていない。この場合、次画面候補表示制御部5は、「画面2」のみを抽出して次画面候補情報を作成するようにすればよい。
また、ここでは、画面の遷移回数の割合は、例えば「13/29」のように表現するようにしたが、これに限らず、例えば、パーセントで表示するようにしてもよい。
例えば、遷移前の画面を「画面6」とした場合、図4の例でいうと、画面切替回数統計情報には、「画面6⇒画面2」の遷移操作しか記録されていない。この場合、次画面候補表示制御部5は、「画面2」のみを抽出して次画面候補情報を作成するようにすればよい。
また、ここでは、画面の遷移回数の割合は、例えば「13/29」のように表現するようにしたが、これに限らず、例えば、パーセントで表示するようにしてもよい。
次に、画面操作受付部2は、ユーザから、次画面候補リストを表示する指示を受け付けたかどうかを判定する(ステップST8)。
ステップST8において、次画面候補リスト表示指示を受け付けていないと判断した場合(ステップST8の“NO”の場合)、画面操作受付部2は、ユーザによる通常の画面選択の操作を受け付けたか、すなわち、ユーザは通常の画面選択ステップを踏んで画面遷移を行ったかを判定する(ステップST10)。
ステップST10において、ユーザによる通常の画面選択の操作を受け付けた場合(ステップST10の“YES”の場合)、すなわち、ユーザが画面操作受付部2を操作して通常の画面選択の操作を行った場合、ステップST3に戻り、画面呼出部6は、画面操作受付部2から受け付けた画面操作情報に従って、次に表示する切替画面を呼び出し、画面表示部7に出力して表示させる。そして、以降の処理を繰り返す。
ステップST10において、ユーザによる通常の画面選択の操作を受け付けていない場合(ステップST10の“NO”の場合)、ユーザ認証部1は、ユーザが画面操作受付部2を操作してログアウト操作を行ったかどうかを判定する(ステップST13)。
ステップST13において、ログアウト操作が行われたと判断した場合(ステップST13の“YES”の場合)は処理終了し、ログアウト操作が行われていないと判断した場合(ステップST13の“NO”の場合)は、ステップST8に戻り、ユーザの、次画面候補リストを表示する指示を待機する。
ステップST8において、次画面候補リスト表示指示を受け付けていないと判断した場合(ステップST8の“NO”の場合)、画面操作受付部2は、ユーザによる通常の画面選択の操作を受け付けたか、すなわち、ユーザは通常の画面選択ステップを踏んで画面遷移を行ったかを判定する(ステップST10)。
ステップST10において、ユーザによる通常の画面選択の操作を受け付けた場合(ステップST10の“YES”の場合)、すなわち、ユーザが画面操作受付部2を操作して通常の画面選択の操作を行った場合、ステップST3に戻り、画面呼出部6は、画面操作受付部2から受け付けた画面操作情報に従って、次に表示する切替画面を呼び出し、画面表示部7に出力して表示させる。そして、以降の処理を繰り返す。
ステップST10において、ユーザによる通常の画面選択の操作を受け付けていない場合(ステップST10の“NO”の場合)、ユーザ認証部1は、ユーザが画面操作受付部2を操作してログアウト操作を行ったかどうかを判定する(ステップST13)。
ステップST13において、ログアウト操作が行われたと判断した場合(ステップST13の“YES”の場合)は処理終了し、ログアウト操作が行われていないと判断した場合(ステップST13の“NO”の場合)は、ステップST8に戻り、ユーザの、次画面候補リストを表示する指示を待機する。
ステップST8において、画面操作受付部2が次画面候補リスト表示指示を受け付けた場合(ステップST8の“YES”の場合)、次画面候補表示制御部5はその旨の画面操作情報を受け取り、画面表示部7に対して、ステップST7で作成した次画面候補リスト用情報に基づき、次画面候補リストを表示させる。
そして、画面表示部7は、次画面候補表示制御部5の指示に基づき、次画面候補リストを表示画面上に表示する(ステップST9)。
そして、画面表示部7は、次画面候補表示制御部5の指示に基づき、次画面候補リストを表示画面上に表示する(ステップST9)。
なお、図2のステップST3〜ステップST7の動作については、この順番に限らず、図2のステップST3〜ステップST4、ステップST5〜ステップST7の動作はそれぞれ並行して行われるようにすればよい。
ここで、図7は、実施の形態1において、画面表示部7が、表示画面上に次画面候補リストを表示した画面の一例を説明する図である。
なお、図7では、現在表示されている「画面1」、すなわち、ステップST4で画面表示部7に表示した「画面1」は、サマリグラフであったものとし、当該サマリグラフを表示している画面上に、ステップST7において次画面候補表示制御部5が作成した次画面候補リスト用情報に基づき、次画面候補リストをさらに表示している例を示している。
なお、図7では、現在表示されている「画面1」、すなわち、ステップST4で画面表示部7に表示した「画面1」は、サマリグラフであったものとし、当該サマリグラフを表示している画面上に、ステップST7において次画面候補表示制御部5が作成した次画面候補リスト用情報に基づき、次画面候補リストをさらに表示している例を示している。
図7に示した状態より前の、「サマリグラフ」が表示されているがまだ次画面候補リストが表示されていない状態において、ユーザは、画面上に表示されている次画面候補リスト表示ボタン101をクリックして選択することにより、次画面候補リストを表示させる。
すなわち、ステップST8において、画面操作受付部2は、当該次画面候補リスト表示ボタン101の選択を受け付けたかどうかにより、次画面候補リスト表示指示を受け付けたかどうかを判断する。
なお、図7においては、次画面候補リスト102が表示される位置は、表示内容に重なっているが、これに限らず、表示内容が重ならない位置に次画面候補リスト102が表示されるようにしてもよいし、適宜設定可能とする。
すなわち、ステップST8において、画面操作受付部2は、当該次画面候補リスト表示ボタン101の選択を受け付けたかどうかにより、次画面候補リスト表示指示を受け付けたかどうかを判断する。
なお、図7においては、次画面候補リスト102が表示される位置は、表示内容に重なっているが、これに限らず、表示内容が重ならない位置に次画面候補リスト102が表示されるようにしてもよいし、適宜設定可能とする。
図7では、次画面候補表示制御部5が、遷移回数が多い候補画面の順に、すなわち、画面の遷移回数の割合が大きい順に、対応する表示画面名称が並ぶように作成した次画面候補リスト用情報(図6参照)に基づき、画面表示部7が、次画面候補リスト用情報に格納された順番で表示画面名称を並べた次画面候補リストを表示している。
すなわち、過去に行われた遷移操作が、「サマリグラフ⇒日報」、「サマリグラフ⇒高速トレンド」、「サマリグラフ⇒月報」という順番に多いことを示している。
これにより、ユーザは、次画面候補リストを見れば、現在表示されている画面、すなわち、「サマリグラフ」の画面から、過去に行われた遷移操作が多かった遷移後の画面はどの画面か、また、その画面を次に表示させる画面として選択した場合に、どのような情報が画面上に表示されるのかを、容易に把握することができる。また、過去の画面遷移の全回数に対する遷移候補となった画面への遷移回数の割合を表示することで、ユーザは、遷移する可能性の高い画面を容易に把握することができ、ほとんどの場合に遷移が必要な画面と、特定の場合にのみ遷移が必要な画面を識別することができるようになる。これにより、不要な画面遷移を防ぐことができる。
すなわち、過去に行われた遷移操作が、「サマリグラフ⇒日報」、「サマリグラフ⇒高速トレンド」、「サマリグラフ⇒月報」という順番に多いことを示している。
これにより、ユーザは、次画面候補リストを見れば、現在表示されている画面、すなわち、「サマリグラフ」の画面から、過去に行われた遷移操作が多かった遷移後の画面はどの画面か、また、その画面を次に表示させる画面として選択した場合に、どのような情報が画面上に表示されるのかを、容易に把握することができる。また、過去の画面遷移の全回数に対する遷移候補となった画面への遷移回数の割合を表示することで、ユーザは、遷移する可能性の高い画面を容易に把握することができ、ほとんどの場合に遷移が必要な画面と、特定の場合にのみ遷移が必要な画面を識別することができるようになる。これにより、不要な画面遷移を防ぐことができる。
なお、「サマリグラフ」の画面から遷移可能な表示画面は、次画面候補リストに表示された画面だけとは限らない。例えば、「サマリグラフ⇒警報履歴」や「サマリグラフ⇒トレンドグラフ」といった画面遷移も可能である。この、「警報履歴」や「トレンドグラフ」といった、次画面候補リストに表示されていない画面に遷移させたいときには、ユーザは、通常の画面選択ステップを踏んで画面遷移を行えばよい。これにより、過去の遷移操作に基づく画面遷移だけでなく、ユーザは、柔軟な画面遷移を行うこともできる。
図2のフローチャートに戻る。
画面操作受付部2は、ユーザが次画面選択操作を行ったか、すなわち、ユーザから次画面選択指示に関する画面操作情報を受け付けたかどうかを判断する(ステップST11)。なお、ユーザは、例えば、画面上の表示画面名称をクリックすることにより次画面を選択する。ここでは、図7で示したように次画面候補リストが表示されていたとし、ユーザは、次画面候補リストから「高速トレンド」という表示画面名称を次画面として選択したものとして以下説明する。
ステップST11において、次画面選択指示に関する画面操作情報を受け付けていない場合(ステップST11の“NO”の場合)、ステップST10へ進み、画面操作受付部2は、ユーザによる通常の画面選択の操作を受け付けたか、すなわち、ユーザは通常の画面選択ステップを踏んで画面遷移を行ったかを判定する。以降の処理は上述したとおりであるので、重複した説明を省略する。
画面操作受付部2は、ユーザが次画面選択操作を行ったか、すなわち、ユーザから次画面選択指示に関する画面操作情報を受け付けたかどうかを判断する(ステップST11)。なお、ユーザは、例えば、画面上の表示画面名称をクリックすることにより次画面を選択する。ここでは、図7で示したように次画面候補リストが表示されていたとし、ユーザは、次画面候補リストから「高速トレンド」という表示画面名称を次画面として選択したものとして以下説明する。
ステップST11において、次画面選択指示に関する画面操作情報を受け付けていない場合(ステップST11の“NO”の場合)、ステップST10へ進み、画面操作受付部2は、ユーザによる通常の画面選択の操作を受け付けたか、すなわち、ユーザは通常の画面選択ステップを踏んで画面遷移を行ったかを判定する。以降の処理は上述したとおりであるので、重複した説明を省略する。
ステップST11において、次画面選択指示を受け付けた場合(ステップST11の“YES”の場合)、ステップST3に戻り、画面呼出部6は、画面操作受付部2がユーザから受け付けた次画面選択指示に関する画面操作情報に従って、次に表示する画面を呼び出し、呼び出した画面を画面表示部7に出力して表示させる。
そして、画面表示部7は、画面呼出部6が呼び出した画面を表示する(ステップST4)。ここでは、画面表示部7に「高速トレンド」の画面が表示されることになる。
以降、上述した処理を繰り返す。
そして、画面表示部7は、画面呼出部6が呼び出した画面を表示する(ステップST4)。ここでは、画面表示部7に「高速トレンド」の画面が表示されることになる。
以降、上述した処理を繰り返す。
ここで、例えば、ステップST11において、次画面候補リストから「高速トレンド」という表示画面名称が次画面として選択された場合に、ステップST3に戻って次に次画面候補リストが表示される(ステップST9)までの動作について、具体例をあげて説明する。
なお、ここでは、例えば、ユーザIDが1のユーザに関する画面切替回数統計情報が図4の内容であり、表示画面名称テーブルが図5の内容であったとして、現在画面には上述のとおり、「高速トレンド」の画面が表示されている状態で、ユーザIDが1のユーザから画面操作を受け付けるものとして説明する。
なお、ここでは、例えば、ユーザIDが1のユーザに関する画面切替回数統計情報が図4の内容であり、表示画面名称テーブルが図5の内容であったとして、現在画面には上述のとおり、「高速トレンド」の画面が表示されている状態で、ユーザIDが1のユーザから画面操作を受け付けるものとして説明する。
ステップST11においてユーザの上記操作を受けて、ステップST3に戻ると、ステップST4において、画面が切り替えられた後に現在表示されている画面、すなわち、この時点での遷移前の画面は、識別番号が2の「高速トレンド」となる(図6参照)。
そして、操作蓄積制御部3は、ステップST2において画面操作受付部2から出力されて受け付けた画面操作情報と受け付けた日時の情報とユーザ情報を合わせて出力し、操作履歴情報として、操作履歴蓄積部8に蓄積し(ステップST5)、操作履歴学習統計部4は、画面切替回数をカウントする(ステップST6)。
すなわち、ここでは、「サマリグラフ」の画面である「画面1」から「高速トレンド」の画面である「画面2」(図5参照)への画面遷移に関する操作履歴情報が蓄積され、画面切替回数がカウントされる。なお、本来であれば、ステップST6において、図4の「画面1」→「画面2」への遷移回数が「7」→「8」へカウントアップされているが、ここでは、説明の便宜上、画面切替回数がカウントされた後の画面切替回数統計情報は図4の内容であったとする。
そして、操作蓄積制御部3は、ステップST2において画面操作受付部2から出力されて受け付けた画面操作情報と受け付けた日時の情報とユーザ情報を合わせて出力し、操作履歴情報として、操作履歴蓄積部8に蓄積し(ステップST5)、操作履歴学習統計部4は、画面切替回数をカウントする(ステップST6)。
すなわち、ここでは、「サマリグラフ」の画面である「画面1」から「高速トレンド」の画面である「画面2」(図5参照)への画面遷移に関する操作履歴情報が蓄積され、画面切替回数がカウントされる。なお、本来であれば、ステップST6において、図4の「画面1」→「画面2」への遷移回数が「7」→「8」へカウントアップされているが、ここでは、説明の便宜上、画面切替回数がカウントされた後の画面切替回数統計情報は図4の内容であったとする。
図5に示したとおり、「高速トレンド」の画面は「画面2」である。そして、図4に示したとおり、遷移前の画面を「画面2」としたときの遷移回数は、「画面2⇒画面1」の遷移操作が12回、「画面2⇒画面3」の遷移操作が2回、「画面2⇒画面4」の遷移操作が3回、「画面2⇒画面5」の遷移操作が9回、「画面2⇒画面6」の遷移操作が6回、となる。
この遷移回数に基づいて、次画面候補表示制御部5は、ステップST7において、次画面候補リスト用情報を作成する。
具体的には、まず、次画面候補表示制御部5は、「高速トレンド」である「画面2」に対する遷移回数が多い順に、予め設定された画面数である3つ、遷移後の画面を、次に表示させる候補画面として抽出する。
ここでは、次画面候補表示制御部5は、「画面1」、「画面5」、「画面6」の順で次に表示させる候補画面を抽出する。
また、次画面候補表示制御部5は、「画面2⇒画面1」、「画面2⇒画面5」、「画面2⇒画面6」それぞれの、「画面2」からの遷移回数合計に対する、遷移回数の割合、「12/32」、「9/32」、「6/32」を算出する。
この遷移回数に基づいて、次画面候補表示制御部5は、ステップST7において、次画面候補リスト用情報を作成する。
具体的には、まず、次画面候補表示制御部5は、「高速トレンド」である「画面2」に対する遷移回数が多い順に、予め設定された画面数である3つ、遷移後の画面を、次に表示させる候補画面として抽出する。
ここでは、次画面候補表示制御部5は、「画面1」、「画面5」、「画面6」の順で次に表示させる候補画面を抽出する。
また、次画面候補表示制御部5は、「画面2⇒画面1」、「画面2⇒画面5」、「画面2⇒画面6」それぞれの、「画面2」からの遷移回数合計に対する、遷移回数の割合、「12/32」、「9/32」、「6/32」を算出する。
次に、次画面候補表示制御部5は、図5の表示画面名称テーブルを参照し、抽出した画面各々について、対応する表示画面名称を取得し、次に表示させる候補画面を当該候補画面の表示画面名称で並べた次画面候補リスト用情報を作成する。
具体的には、ここでは、次画面候補表示制御部5は、図5の表示画面名称テーブルを参照し、「高速トレンド」の「画面2」に対する遷移回数が多い順に従い、「画面1」、「画面5」、「画面6」の順番に、それぞれの画面の識別番号に対応する表示画面名称として、それぞれ、「サマリグラフ」、「日報」、「警報履歴」を取得し、それぞれに算出した画面の遷移回数の割合とともに、表示画面名称を並べた次画面候補情報を作成する。
次画面候補表示制御部5が作成する次画面候補リスト用情報の内容は、図8に示すような内容となる。
次画面候補表示制御部5が作成する次画面候補リスト用情報の内容は、図8に示すような内容となる。
次に、画面操作受付部2は、ユーザから、次画面候補リストを表示する指示を受け付けたかどうかを判定し(ステップST8)、次画面候補リスト表示指示を受け付けた場合(ステップST8の“YES”の場合)、次画面候補表示制御部5はその旨の情報を受け取り、画面表示部7に対して、作成した次画面候補リスト用情報に基づき、次画面候補リストを表示させる(ステップST9)。
図9は、このとき、画面表示部7が、表示画面上に次画面候補リストを表示した画面の一例を説明する図である。
なお、図9では、現在表示されている画面は、「高速トレンド」であり、当該「高速トレンド」を表示していた画面上に、次画面候補表示制御部5が作成した図8に示す次画面候補リスト用情報に基づき、次画面候補リストをさらに表示している。
なお、図9では、現在表示されている画面は、「高速トレンド」であり、当該「高速トレンド」を表示していた画面上に、次画面候補表示制御部5が作成した図8に示す次画面候補リスト用情報に基づき、次画面候補リストをさらに表示している。
図9に示した状態より前の、「高速トレンド」が表示されているがまだ次画面候補リストが表示されていない状態において、ユーザは、画面上に表示されている次画面候補リスト表示ボタン101をクリックして選択することにより、次画面候補リストを表示させる。すなわち、ステップST8において、画面操作受付部2は、当該次画面候補リスト表示ボタン101の選択を受け付けたかどうかにより、次画面候補リスト表示指示を受け付けたかどうかを判断する。
なお、図9においては、次画面候補リスト103が表示される位置は、表示内容に重なっているが、これに限らず、図7同様、表示内容が重ならない位置に次画面候補リスト103が表示されるようにしてもよいし、適宜設定可能とする。
なお、図9においては、次画面候補リスト103が表示される位置は、表示内容に重なっているが、これに限らず、図7同様、表示内容が重ならない位置に次画面候補リスト103が表示されるようにしてもよいし、適宜設定可能とする。
図9では、次画面候補表示制御部5が、遷移回数が多い候補画面の順に、すなわち、画面の遷移回数の割合が大きい順に、対応する表示画面名称が並ぶように作成した次画面候補リスト用情報(図8参照)に基づき、画面表示部7が、次画面候補リスト用情報に格納された順番で表示画面名称を並べた次画面候補リストを表示している。
すなわち、過去に行われた遷移操作が、「高速トレンド⇒サマリグラフ」、「高速トレンド⇒日報」、「高速トレンド⇒警報履歴」という順番に多いことを示している。
このように、ユーザが画面切り替えを行うことにより、上述した図7における次画面候補リストとは全く異なる次画面候補リストに変化し、現在表示されている「高速トレンド」の画面に応じた次画面候補リストが表示される。
この処理を繰り返すことにより、ユーザは、画面切替操作の都度、新たに現在表示中の画面から過去に遷移操作が行われた回数の多い画面の順に並べた次画面候補リストを、その画面によって表示される内容が判別できる表示によって把握することができ、よりストレスなく、より効率的に作業を行うことができる。
このように、ユーザが画面切り替えを行うことにより、上述した図7における次画面候補リストとは全く異なる次画面候補リストに変化し、現在表示されている「高速トレンド」の画面に応じた次画面候補リストが表示される。
この処理を繰り返すことにより、ユーザは、画面切替操作の都度、新たに現在表示中の画面から過去に遷移操作が行われた回数の多い画面の順に並べた次画面候補リストを、その画面によって表示される内容が判別できる表示によって把握することができ、よりストレスなく、より効率的に作業を行うことができる。
なお、この実施の形態1では、操作履歴学習統計部4は、操作履歴蓄積部8に蓄積された操作履歴情報に基づき、ユーザ毎を単位として、切り替えた画面をカウントし、画面切替回数統計情報を記憶させるようにしたが(図2のステップST6)、これに限らず、操作履歴学習統計部4が画面切替回数の統計をとる単位は、適宜設定可能とする。
例えば、操作履歴学習統計部4は、画面操作が行われた日時をもとに、所定期間に行われた画面操作を対象として、ユーザ毎に画面切替回数統計情報を作成するようにすることもできる。
また、例えば、時間帯毎、季節毎、曜日毎といった単位で分類し、操作履歴学習統計部4は、分類した単位毎に切替回数の統計をとって画面切替回数統計情報を作成するようにすることもできる。また、同一ユーザにおける何曜日のある時間帯毎というように、いくつかの状態を組み合わせた単位毎に、切替回数の統計をとるようにしてもよい。
例えば、操作履歴学習統計部4は、画面操作が行われた日時をもとに、所定期間に行われた画面操作を対象として、ユーザ毎に画面切替回数統計情報を作成するようにすることもできる。
また、例えば、時間帯毎、季節毎、曜日毎といった単位で分類し、操作履歴学習統計部4は、分類した単位毎に切替回数の統計をとって画面切替回数統計情報を作成するようにすることもできる。また、同一ユーザにおける何曜日のある時間帯毎というように、いくつかの状態を組み合わせた単位毎に、切替回数の統計をとるようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、操作履歴学習統計部4は、操作蓄積制御部3が操作履歴情報を操作履歴蓄積部8に蓄積させる度に画面切替回数統計情報の回数を更新するようにしたが(図2のステップST6)、これに限らず、操作履歴学習統計部4は、操作履歴蓄積部8に蓄積された操作履情報に基づき、所定期間経過毎に操作回数の統計をまとめてとるようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、次画面候補表示制御部5は、ログイン中のユーザ毎に、次に呼び出す3つの候補画面に関する次画面候補リスト用情報を作成するものとしたが(図2のステップST7)、これに限らない。
例えば、次画面候補リストに挙げられるようにする候補画面数は3つではなく、4つや5つとしてもよいし、過去に遷移操作が行われた全ての画面について、次画面候補リストに挙げられるようにしてもよく、次画面候補表示制御部5は、遷移回数が多い順に遷移後の画面を抽出し、次画面候補情報を作成するようにするものであればよい。
また、例えば、その画面操作が行われた1〜3月といった季節や曜日に応じて、次に表示させる候補画面に関する次画面候補リスト用情報を作成するようにすることもできる。
ただし、その場合、操作履歴学習統計部4も、その画面操作が行われた1〜3月といった季節や曜日等、次画面候補リスト用情報を作成する単位で、画面切替回数統計情報を蓄積させているものとする。また、操作蓄積制御部3は、例えば、その画面操作が行われた1〜3月といった季節の情報や曜日の情報など、画面切替回数の統計をとるものとして設定した単位の情報が含まれる切替操作履歴情報を作成し、操作履歴蓄積部8に蓄積させておくようにする。
例えば、次画面候補リストに挙げられるようにする候補画面数は3つではなく、4つや5つとしてもよいし、過去に遷移操作が行われた全ての画面について、次画面候補リストに挙げられるようにしてもよく、次画面候補表示制御部5は、遷移回数が多い順に遷移後の画面を抽出し、次画面候補情報を作成するようにするものであればよい。
また、例えば、その画面操作が行われた1〜3月といった季節や曜日に応じて、次に表示させる候補画面に関する次画面候補リスト用情報を作成するようにすることもできる。
ただし、その場合、操作履歴学習統計部4も、その画面操作が行われた1〜3月といった季節や曜日等、次画面候補リスト用情報を作成する単位で、画面切替回数統計情報を蓄積させているものとする。また、操作蓄積制御部3は、例えば、その画面操作が行われた1〜3月といった季節の情報や曜日の情報など、画面切替回数の統計をとるものとして設定した単位の情報が含まれる切替操作履歴情報を作成し、操作履歴蓄積部8に蓄積させておくようにする。
また、この実施の形態1では、ユーザ毎を単位として、次に呼び出す候補画面に関する次画面候補リスト用情報を作成するものとし、遷移回数の多い順に3つの候補画面が次画面候補リストに挙げられるように次画面候補情報を作成するよう予め設定されているものとしたが、これに限らず、例えば、ログインしているユーザによって、作成される次画面候補リスト用情報の作成条件を変更するようにしてもよい。例えば、あるユーザは、遷移回数の多い順に3つの候補画面が次画面候補リストに挙げられるように次画面候補情報を作成し、あるユーザは、遷移回数の多い順に一番遷移回数の多い候補画面のみが次画面候補リストに挙げられるように次画面候補情報を作成するようにすることもできる。
また、この実施の形態1では、図7における次画面候補リスト102や、図9における次画面候補リスト103が表示される位置は、表示内容に被っている位置に限らず、表示内容が被らない位置に表示されるようにしてもよいとしたが、さらに、表示内容が被らない位置に常に表示されるようにしても構わない。
また、以上の説明では、ユーザが操作した全ての画面遷移の履歴に基づき、次画面候補情報を作成するようにしていた。しかしながら、一度でも画面遷移を行うと、次に操作する画面の候補を表示する際の画面遷移の履歴として管理されるため、例えば、操作を誤って遷移した画面であっても次に操作する画面の候補の選択の際に考慮されてしまう。このことは、従来の技術においても課題である。
そこで、ユーザが誤った画面遷移を行ったものとして、画面遷移の取り消し指示を行った場合には、当該画面遷移の履歴については記憶せず、次画面候補情報作成の際には考慮しないものとしてもよい。
そこで、ユーザが誤った画面遷移を行ったものとして、画面遷移の取り消し指示を行った場合には、当該画面遷移の履歴については記憶せず、次画面候補情報作成の際には考慮しないものとしてもよい。
具体的には、例えば、次画面選択指示を受け付け(図2のステップST11)、呼び出された画面を表示させた(図2のステップST3)後、画面操作受付部2が、ユーザから現在表示している画面への遷移操作の取り消し指示を受け付けた場合、当該取り消された、現在表示している画面への遷移操作は、操作履歴蓄積部8には操作履歴情報として記憶せず、また、画面切替回数記憶部9に記憶されている画面切替回数統計情報の画面切替回数にも積算しないようにするようにすることができる。
現在表示している画面への遷移操作の取り消し指示は、例えば、画面上に「前に戻るボタン」を表示させ、ユーザが当該「前に戻るボタン」を押下すると、画面操作受付部2が、取り消し指示を受け付けたと判断するようにしてもよいし、ユーザから、現在表示している画面への遷移前の画面を再び表示させる操作指示を受け付けたことにより、画面操作受付部2が、取り消し指示を受け付けたと判断するようにしてもよい。
現在表示している画面への遷移操作の取り消し指示は、例えば、画面上に「前に戻るボタン」を表示させ、ユーザが当該「前に戻るボタン」を押下すると、画面操作受付部2が、取り消し指示を受け付けたと判断するようにしてもよいし、ユーザから、現在表示している画面への遷移前の画面を再び表示させる操作指示を受け付けたことにより、画面操作受付部2が、取り消し指示を受け付けたと判断するようにしてもよい。
また、現在表示している画面への遷移操作を操作履歴情報として蓄積しない方法は、例えば、画面操作受付部2が、操作蓄積制御部3に対して、ユーザから現在表示している画面への遷移操作の取り消し指示を受け付けた旨の情報を出力し、操作蓄積制御部3では、操作履歴情報として蓄積させた(図2のステップST5)最新の操作履歴を削除するようにすればよい。また、ユーザから現在表示している画面への遷移操作の取り消し指示がなく、次に別の画面への遷移操作が行われた場合にのみ、操作蓄積制御部3が、当該別の画面への遷移操作が行われる前の画面に対する操作履歴情報を蓄積させるようにしてもよい。すなわち、例えば、画面1から画面2が表示され、その後、当該画面2への遷移操作の取り消し指示を受け付けることなく、さらに画面3への遷移操作を受け付けた際に、操作蓄積制御部3は、画面1から画面2への画面の遷移操作の操作履歴情報を記憶させるようにしてもよい。
同様に、現在表示している画面への遷移操作を画面切替回数に積算しない方法は、例えば、画面操作受付部2が、操作履歴学習統計部4に対して、ユーザから現在表示している画面への遷移操作の取り消し指示を受け付けた旨の情報を出力し、操作履歴学習統計部4では、カウントされた画面切替回数(図2のステップST6)を1回減らすようにすればよい。また、ユーザから現在表示している画面への遷移操作の取り消し指示がなく、次に別の画面への遷移操作が行われた場合にのみ、操作蓄積制御部3が、操作履歴情報として、当該別の画面への遷移操作が行われる前の画面に対する操作を画面切替回数に積算するようにしてもよい。すなわち、例えば、画面1から画面2が表示され、その後、当該画面2への遷移操作の取り消し指示を受け付けることなく、さらに画面3への遷移操作を受け付けた際に、操作履歴学習統計部4は、画面1から画面2への画面の遷移操作を画面切替回数に積算するようにしてもよい。
このようにすることで、過去にユーザが誤った画面遷移をさせたとして、画面の遷移操作の取り消しを行った画面については、操作履歴から削除された操作履歴情報および画面切替回数情報に基づき、次画面候補情報が作成されるようになる。
その結果、誤って遷移したと判断された画面については、次に操作する画面の候補の選択の際に考慮されてしまうという従来の課題も解決し、より正確に次に操作する画面の候補を表示するようにすることができる。
その結果、誤って遷移したと判断された画面については、次に操作する画面の候補の選択の際に考慮されてしまうという従来の課題も解決し、より正確に次に操作する画面の候補を表示するようにすることができる。
以上のように、この実施の形態1によると、ユーザによる表示画面の遷移操作に関する画面操作情報を受け付けると、設定単位毎に、遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数を積算した画面切替回数統計情報を作成する操作履歴学習統計部4と、操作履歴学習統計部4が作成した画面切替回数統計情報と、画面毎に、当該画面各々で表示される情報の内容を表わす表示画面名称が定義された表示画面名称テーブルとに基づき、次に表示させる候補画面の表示画面名称を、遷移前の表示画面からの全遷移回数に対する当該候補画面への遷移回数の割合とともに並べた次画面候補リスト用情報を作成する次画面候補表示制御部5とを備えるように構成した。
このため、日常的に行う規則的な施設の監視確認作業に関する画面操作履歴を自動的に蓄積させておき、当該蓄積させた情報から、次の操作画面候補を、その画面で表示される内容がわかるように表示させることができる。また、過去の画面遷移の全回数に対する遷移候補となった画面への遷移回数の割合を表示することで、ユーザは、遷移する可能性の高い画面を容易に把握することができ、ほとんどの場合に遷移が必要な画面と、特定の場合にのみ遷移が必要な画面を識別することができるようになる。これにより、不要な画面遷移を防ぐことができる。
この結果、ユーザが次に確認および監視したい画面を即座に決定することができ、ユーザはよりストレスなく、より効率よく確認作業および監視業務を行うことができる。
このため、日常的に行う規則的な施設の監視確認作業に関する画面操作履歴を自動的に蓄積させておき、当該蓄積させた情報から、次の操作画面候補を、その画面で表示される内容がわかるように表示させることができる。また、過去の画面遷移の全回数に対する遷移候補となった画面への遷移回数の割合を表示することで、ユーザは、遷移する可能性の高い画面を容易に把握することができ、ほとんどの場合に遷移が必要な画面と、特定の場合にのみ遷移が必要な画面を識別することができるようになる。これにより、不要な画面遷移を防ぐことができる。
この結果、ユーザが次に確認および監視したい画面を即座に決定することができ、ユーザはよりストレスなく、より効率よく確認作業および監視業務を行うことができる。
また、操作履歴学習統計部4は、現在の表示画面への遷移操作の取り消し指示に関する画面操作情報を受け付けた場合、当該現在の表示画面への遷移操作は、遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数として積算しないように構成したので、誤って遷移したと判断された画面については、次に操作する画面の候補の選択の際に考慮されてしまうという従来の課題も解決し、より正確に次に操作する画面の候補を表示するようにすることができる。
なお、この発明の実施の形態1において、施設管理装置は、図1で示すような構成としたが、施設管理装置は、操作履歴学習統計部4と、次画面候補表示制御部5とを備えることにより、上述したような効果が得られるものである。
また、実施の形態1における施設管理装置の制御に用いられるユーザ認証部1、操作蓄積制御部3、操作履歴学習統計部4、次画面候補表示制御部5、画面呼出部6は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
また、実施の形態1における施設管理装置の制御に用いられるユーザ認証部1、操作蓄積制御部3、操作履歴学習統計部4、次画面候補表示制御部5、画面呼出部6は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
また、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 ユーザ認証部
2 画面操作受付部
3 操作蓄積制御部
4 操作履歴学習統計部
5 次画面候補表示制御部
6 画面呼出部
7 画面表示部
8 操作履歴蓄積部
9 画面切替回数記憶部
10 画面表示内容記憶部
101 次画面候補リスト表示ボタン
102,103 次画面候補リスト
2 画面操作受付部
3 操作蓄積制御部
4 操作履歴学習統計部
5 次画面候補表示制御部
6 画面呼出部
7 画面表示部
8 操作履歴蓄積部
9 画面切替回数記憶部
10 画面表示内容記憶部
101 次画面候補リスト表示ボタン
102,103 次画面候補リスト
Claims (5)
- 表示画面の遷移操作に関する画面操作情報を受け付けると、遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数を積算した画面切替回数統計情報を作成する操作履歴学習統計部と、
前記操作履歴学習統計部が作成した画面切替回数統計情報に基づき、次に表示させる候補画面の表示情報の内容を表わす表示画面名称を、前記遷移前の表示画面からの全遷移回数に対する当該候補画面への遷移回数の割合とともに並べた次画面候補リスト用情報を作成する次画面候補表示制御部とを備えた施設管理装置。 - 前記操作履歴学習統計部は、
現在の表示画面への遷移操作の取り消し指示に関する画面操作情報を受け付けた場合、当該現在の表示画面への遷移操作は、前記遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数として積算しない
ことを特徴とする請求項1記載の施設管理装置。 - ユーザを認証して画面操作を許可するユーザ認証部をさらに備え、
前記操作履歴学習統計部は、
前記ユーザ認証部が識別したユーザ毎に、前記遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数を積算し、
前記次画面候補表示制御部は、
前記ユーザ認証部が識別したユーザに応じた前記次画面候補リスト用情報を作成する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の施設管理装置。 - 前記次画面候補表示制御部は、
前記遷移前の表示画面に対して、当該遷移前の表示画面からの遷移回数が多い遷移後の表示画面順に前記候補画面とし、当該遷移回数が多い前記候補画面から順に、当該候補画面の表示画面名称を並べた前記次画面候補リスト用情報を作成する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の施設管理装置。 - 操作履歴学習統計部が、表示画面の遷移操作に関する画面操作情報を受け付けると、遷移前の表示画面から遷移後の表示画面への遷移回数を積算した画面切替回数統計情報を作成し、
次画面候補表示制御部が、前記操作履歴学習統計部が作成した画面切替回数統計情報に基づき、次に表示させる候補画面の表示情報の内容を表わす表示画面名称を、前記遷移前の表示画面からの全遷移回数に対する当該候補画面への遷移回数の割合とともに並べた次画面候補リスト用情報を作成する施設管理方法。
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