JP6552430B2 - プラント監視制御システム - Google Patents

プラント監視制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP6552430B2
JP6552430B2 JP2016029494A JP2016029494A JP6552430B2 JP 6552430 B2 JP6552430 B2 JP 6552430B2 JP 2016029494 A JP2016029494 A JP 2016029494A JP 2016029494 A JP2016029494 A JP 2016029494A JP 6552430 B2 JP6552430 B2 JP 6552430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
display
unit
information
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016029494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017146868A (ja
Inventor
新吾 袖長
新吾 袖長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016029494A priority Critical patent/JP6552430B2/ja
Publication of JP2017146868A publication Critical patent/JP2017146868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6552430B2 publication Critical patent/JP6552430B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

本発明は、プラントの制御対象機器を監視及び制御するプラント監視制御装置と表示装置を備えたプラント監視制御システムに関する。
表示装置の操作画面上でプラントを監視及び制御するプラント監視制御装置として、プラント運転に不具合が発生した場合、その不具合箇所を特定し、対応するエラー処理情報を操作画面上にポップアップ表示する機能を備えたものがある。
例えば特許文献1に開示されたプラント運転支援装置では、エラーコード毎にエラー内容、対処方法、不具合解除処理用スイッチ等のエラー処理情報がデータベース化されており、不具合発生時にエラー処理画面上にエラーメッセージを表示すると共に、不具合を解除する具体的なスイッチが表示される。オペレータは、不具合解除スイッチを操作するだけで、不具合を解除することができる。
特開2002−73164号公報
しかしながら、従来のプラント監視制御装置には、平常時において、その時々に有効なメッセージ、例えばその日の作業予定を通知するメッセージ、作業漏れ防止に効果のあるメッセージ、プラントの不具合発生の予測に効果のあるメッセージ、あるいはエラー以外の条件(日付、曜日、特殊日、気象等)に対応したメッセージを、操作画面上に適宜表示する機能を有するものはなかった。
また、従来のプラント監視制御装置において、操作画面上にエラーメッセージ以外のメッセージを表示するものはあったが、常時表示されているため、必要時に見落とされるという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エラー発生時のみならず、平常時においても有効なメッセージを適宜表示することができ、オペレータによるメッセージの見落としを防止することが可能な、監視効率及び操作性の高いプラント監視制御システムを得ることを目的とする。
本発明に係るプラント監視制御システムは、プラントの制御対象機器を監視及び制御するプラント監視制御装置と、プラント監視制御装置の操作画面を有する表示装置と、プラント監視制御装置への入力操作を受け付ける入力装置と、プラント監視制御装置にプラント制御バスを介して制御対象機器の監視情報を送信するプラント情報処理装置とを備えたプラント監視制御システムであって、プラント監視制御装置は、操作画面上に表示されるメッセージの内容及び表示条件を格納するメッセージ表示条件格納部と、監視情報以外のメッセージ関連情報、及びプラント情報処理装置から取得した監視情報をメッセージ表示条件格納部に照会し、該メッセージ関連情報または該監視情報がメッセージの表示条件を満たすか否かを判定するメッセージ表示条件判定部と、メッセージ表示条件判定部により該メッセージ関連情報または該監視情報がメッセージの表示条件を満たすと判定された場合、該表示条件に対応するメッセージの内容をメッセージ表示条件格納部から検索し、該内容に基づいてメッセージを作成するメッセージ作成部と、作業予定及び行事予定の情報を含む日付情報及び曜日情報、時刻情報、気象情報、及びアラーム情報を含むメッセージ関連情報を収集すると共に、収集したメッセージ関連情報を、該メッセージ関連情報に含まれる情報の種類によって設定された周期でメッセージ表示条件判定部に送信するメッセージ関連情報発生部と、メッセージ作成部が作成したメッセージを表示装置に出力する表示管理部と、を備え、表示装置は、表示管理部からの出力を受けて操作画面上にメッセージウィンドウをポップアップ表示するものである。
本発明に係るプラント監視制御システムによれば、制御対象機器の監視情報と、現在の日付情報、時刻情報、曜日情報、気象情報、及びアラーム情報を含むメッセージ関連情報とを収集し、取得した情報がメッセージの表示条件を満たす場合に、該情報に対応したメッセージを操作画面上にポップアップ表示するようにしたので、エラー発生時のみならず平常時においても有効なメッセージを適宜表示することができると共に、オペレータによるメッセージの見落としを防止することができ、監視効率及び操作性の向上が図られる。
本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御システムの構成を示す全体図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御システムのハードウェア構成図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御装置による処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御装置の操作画面を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るプラント監視制御システムの構成を示す全体図である。 本発明の実施の形態2に係るプラント監視制御装置の操作画面を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るプラント監視制御システムの構成を示す全体図である。 本発明の実施の形態3に係るプラント監視制御装置の操作画面を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るプラント監視制御システムの構成を示す全体図である。 本発明の実施の形態4に係るプラント監視制御装置の発生メッセージ格納部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るプラント監視制御装置の操作画面におけるメッセージ表示方法を説明する図である。 本発明の実施の形態5に係るプラント監視制御システムの構成の一部を示す図である。 本発明の実施の形態5に係るプラント監視制御装置の操作画面に表示されるメッセージリストウィンドウを示す図である。 本発明の実施の形態5におけるメッセージ検索の手順を説明する図である。 本発明の実施の形態6に係るプラント監視制御システムの構成の一部を示す図である。 本発明の実施の形態6に係るプラント監視制御装置の操作画面に表示されるメッセージリストウィンドウを示す図である。 本発明の実施の形態6におけるメッセージ表示条件の追加の手順を説明する図である。 本発明の実施の形態6におけるメッセージ表示条件の削除の手順を説明する図である。 本発明の実施の形態7に係るプラント監視制御システムの構成を示す全体図である。 本発明の実施の形態7に係るプラント監視制御装置の操作画面においてメッセージ表示形式の変更が適用された例を示す図である。 本発明の実施の形態8に係るプラント監視制御システムの構成を示す全体図である。 本発明の実施の形態9に係るプラント監視制御システムの構成を示す全体図である。
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御システムについて、図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態1に係る水処理施設用プラント監視制御システムの構成を示す全体図、図2は同システムのハードウェア構成図である。なお、各図において、図中、同一、相当部分には同一符号を付している。
本実施の形態1に係るプラント監視制御システムは、図1に示すように、プラント監視制御装置1、入力装置20、表示装置30、プラント情報処理装置40、プラント制御バス50を含んで構成される。また、本実施の形態1において、プラントの制御対象機器(以下、プラント機器と称す)とは、水処理のための各種設備を構成するポンプ、バルブ等の機器である。
プラント機器を監視及び制御するプラント監視制御装置1は、図2に示すように、CPU1A及びメモリ1Bを有している。プラント監視制御装置1の各機能は、メモリ1Bに記憶されたプログラムを実行するCPU1Aにより実現される。プラント監視制御装置1は、プラント制御バス50を介してプラント情報処理装置40と通信可能に接続されている。
プラント情報処理装置40は、プラント機器から水位、水温、流量等の計測データを収集し、それらのデータを監視情報としてプラント監視制御装置1に送信する。また、プラント監視制御装置1は、プラント機器に対する制御情報をプラント情報処理装置40に送信し、プラント情報処理装置40は制御情報に基づいてプラント機器を制御する。
入力装置20は、プラント監視制御装置1への入力操作を受け付ける受信装置20Aであり、キーボード、マウス、タッチパネル等である。表示装置30は、プラント監視制御装置1の操作画面を有する液晶ディスプレイ等である。
本実施の形態1に係るプラント監視制御装置1の機能について、図1を用いて説明する。メッセージ表示条件格納部2は、操作画面上に表示されるメッセージの内容及び該メッセージの表示条件を格納している。メッセージ表示条件格納部2に格納されるメッセージの内容及び表示条件は、オペレータが事前に入力装置20により入力する。
メッセージ関連情報発生部3は、現在の日付情報、時刻情報、曜日情報、気象情報、及びアラーム情報等を含むメッセージ関連情報を収集し、メッセージ表示条件判定部4に送信する。日付情報や曜日情報の中には、作業、行事等が予定された特別日や特別曜日の情報が含まれる。また、天候、降水量、気温等の気象情報及び地震情報は、インターネット等の通信手段を介して外部システムから取得される。
メッセージ関連情報発生部3がメッセージ表示条件判定部4に対してメッセージ関連情報を送信する周期は、情報の種類によって設定されている。ただし、アラーム情報や気象特別警報等、緊急を要する情報やプラントに与える影響が大きい情報は、取得後すぐに送信される。
メッセージ表示条件判定部4は、メッセージ関連情報発生部3から取得したメッセージ関連情報、及びプラント情報処理装置40から取得したプラント機器の監視情報を、メッセージ表示条件格納部2に照会し、該メッセージ関連情報または該監視情報がメッセージの表示条件を満たすか否かを判定する。さらに、該メッセージ関連情報または該監視情報がメッセージの表示条件を満たすと判定した場合、該情報と表示条件をメッセージ作成部5に出力する。
メッセージ作成部5は、メッセージ表示条件判定部4によりメッセージの表示条件を満たすと判定されたメッセージ関連情報または監視情報とその表示条件を、メッセージ表示条件判定部4から取得する。さらに、該表示条件に対応するメッセージの内容をメッセージ表示条件格納部2から検索し、該内容に基づいてメッセージを作成する。
表示管理部6は、メッセージ作成部5が作成したメッセージを表示装置30に出力する。本実施の形態1では、各メッセージの表示形式は一様であるが、メッセージの内容に応じたメッセージデザインや発生音を設定したり、プラントの状況に応じてメッセージの表示形式を変更したりする機能を付加することもできる。これについては後述の実施の形態3及び実施の形態7で説明する。
本実施の形態1に係るプラント監視制御システムにおいて、操作画面にメッセージウィンドウをポップアップ表示する処理の流れについて、図3のフローチャートを用いて説明する。まず、準備段階として、ステップS1において、オペレータは、入力装置20を介してメッセージの内容と表示条件を入力し、メッセージ表示条件格納部2に格納する。
続いて、ステップS2において、メッセージ表示条件判定部4は、プラント制御バス50を介してプラント機器の計測データを含む監視情報を収集すると共に、メッセージ関連情報発生部3からメッセージ関連情報を収集する。続いてステップS3において、収集した監視情報またはメッセージ関連情報をメッセージ表示条件格納部2に照会する。
ステップS3における処理について、具体例を挙げて詳細に説明する。まず、ステップS31において、メッセージ表示条件判定部4は、取得した監視情報またはメッセージ関連情報に対応する表示条件の項目が、メッセージ表示条件格納部2に格納されているか検索する。
例えば、取得した監視情報が「A処理場のA池設備の水位がAメートル」であった場合、「A処理場のA池設備の水位」が表示条件の項目としてメッセージ表示条件格納部2に格納されているか検索する。ステップS31において、「A処理場のA池設備の水位」がメッセージの表示条件の項目として格納されていた場合(YES)、ステップS32に進み、取得した監視情報の「Aメートル」と、メッセージ表示条件の例えば「Bメートル以下」を比較する。
続いてステップS4において、該メッセージ関連情報または該監視情報がメッセージの表示条件を満たすか否かを判定する。ここでは、Aメートル≦Bメートルであった場合、該監視情報はメッセージの表示条件を満たすと判定される。取得した情報がメッセージの表示条件を満たすと判定した場合(YES)、メッセージ表示条件判定部4は、該メッセージ関連情報または該監視情報をメッセージ表示条件と共にメッセージ作成部5に出力する。
すなわち、上記具体例では、監視情報「A処理場のA池設備の水位がAメートル」と表示条件「Bメートル以下」がメッセージ作成部5に出力される。続いてステップS5において、メッセージ作成部5は、取得したメッセージ関連情報または監視情報の表示条件に対応するメッセージの内容を、メッセージ表示条件格納部2から検索する。
次に、ステップS6において、メッセージ作成部5は、検索した内容に基づいてメッセージを作成する。上記具体例では、取得した監視情報「A処理場のA池設備の水位がAメートル」が表示条件「Bメートル以下」を満たしているため、この表示条件に対応する「ポンプAを停止させてください」というメッセージを作成する。
続いてステップS7において、表示管理部6は、メッセージ作成部5が作成したメッセージを表示装置30に出力し、これを受けた表示装置30は操作画面31上にメッセージウィンドウをポップアップ表示し、処理を終了する。なお、ステップS31において取得した情報が表示条件の項目になかった場合(NO)と、ステップS4において取得した情報がメッセージの表示条件を満たさないと判定した場合(NO)にも、処理を終了する。
図4は、本実施の形態1におけるプラント監視制御装置の操作画面を示している。図4の上段に示すように、平常時の操作画面31には、監視中のシステム構成を示すグラフィック画面が表示されている。そこに、メッセージ表示条件(例えば1時間当たりの降雨量がXmm以上)を満たすメッセージ関連情報が取得されると、その表示条件に対応するメッセージ(例えば「ポンプBを運転させて下さい」)が作成され、図4の下段に示すようなメッセージウィンドウ32が操作画面31上にポップアップ表示される。
ポップアップ表示されたメッセージウィンドウ32は、操作画面31において最前面に飛び出すように現れる。オペレータは、メッセージウィンドウ32の「閉じる」ボタンをクリックすることにより、メッセージウィンドウ32を閉じることができる。「閉じる」ボタンをクリックしない限り、メッセージウィンドウ32は表示されている。
以上のように、本実施の形態1に係るプラント監視制御システムでは、プラント機器の監視情報と、現在の日付情報、時刻情報、曜日情報、気象情報、及びアラーム情報を含むメッセージ関連情報とを収集し、取得した情報がメッセージの表示条件を満たす場合に、該情報に対応したメッセージを操作画面31上にポップアップ表示するようにした。
これにより、エラー発生時のみならず、平常時においても有効なメッセージ、例えばその日の作業または行事の予定を通知するメッセージ、作業漏れ防止に効果のあるメッセージ、プラントの不具合発生の予測に効果のあるメッセージ、あるいはその日の気象に対応したメッセージ等を、適宜表示することが可能である。
また、メッセージがポップアップ表示されるため、オペレータによるメッセージの見落としを防止することができ、その結果、作業漏れ等のミスを低減することが可能である。これらのことから、本実施の形態1によれば、監視効率及び操作性の高いプラント監視制御システムが得られる。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る水処理施設用プラント監視制御システムの構成を示す全体図である。なお、図5中、図1と同一部分については、上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態2に係るプラント監視制御装置1は、上記実施の形態1と同様の構成に加え、メッセージの表示条件に関連するリンク情報を格納するリンク情報格納部7を備えている。メッセージ作成部5は、作成するメッセージの表示条件に関連するリンク情報をリンク情報格納部7から検索し、該リンク情報をメッセージと共に表示管理部6に出力する。これを受けた表示管理部6は、リンクボタンにリンクを割付し、メッセージウィンドウ上にリンクボタンとメッセージを併せて操作画面31に表示する。
図6は、本実施の形態2におけるプラント監視制御装置の操作画面を示している。図6の上段では、リンクボタン321を設けたメッセージウィンドウ32が操作画面31に表示されている。ここでは、リンクボタン321には「対応マニュアル」と表示されている。このリンクボタン321をクリックすると、図6の下段のようにリンクウィンドウ33が開き、「対応マニュアル」が表示される。
本実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、メッセージと同時に詳しい対処方法や操作方法等をリンク先として設定したリンクボタン321をメッセージウィンドウ32内に表示することにより、オペレータはより多くの情報を容易に取得することが可能となり、監視効率がさらに向上する。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る水処理施設用プラント監視制御システムの構成を示す全体図である。なお、図7中、図1と同一部分については、上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態3に係るプラント監視制御装置1は、上記実施の形態1と同様の構成に加え、メッセージデザインと効果をメッセージ毎に設定し格納するデザイン効果格納部8を備えている。メッセージデザインとは、操作画面31に表示されるメッセージウィンドウ32の背景色、文字のフォント(サイズ、色を含む)及びアイコン表示等の設定を含んでいる。また、効果とは、メッセージウィンドウ32の点滅表示、ポップアップ表示時の発生音等を含んでいる。
表示管理部6は、メッセージ作成部5が作成したメッセージに対応するメッセージデザイン及び効果を、デザイン効果格納部8から検索し、該メッセージデザイン及び効果を適用したメッセージを表示装置30に出力する。
図8は、本実施の形態3におけるプラント監視制御装置の操作画面を示している。図8の上段は、標準仕様のメッセージウィンドウ32が表示された操作画面31を示している。これに対し、図8の左下段では、標準仕様からフォントと背景色を変更したメッセージウィンドウ32Aが表示されている。また、図8の右下段では、標準仕様にアイコン322を追加したメッセージウィンドウ32Bが表示されている。
本実施の形態3によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、メッセージデザインや効果をユーザが設定することにより、メッセージの見落としをさらに低減することができる。また、メッセージの種類毎、例えば定期点検時に表示されるメッセージや、水位上昇時に表示されるメッセージ等に、異なったデザイン及び効果を設定することにより、メッセージの内容が一目で分かるようになり、監視効率がさらに向上する。
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4に係る水処理施設用プラント監視制御システムの構成を示す全体図、図10は、本実施の形態4における発生メッセージ格納部の構成例を示す図である。なお、図9中、図1と同一部分については、上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態4に係るプラント監視制御装置1は、上記実施の形態1と同様の構成に加え、表示装置30に出力されたメッセージの内容、表示条件、優先度、及び該メッセージが表示中か否かを示すメッセージ表示状態情報を格納する発生メッセージ格納部9を備えている。また、メッセージ表示条件格納部2は、メッセージの内容及び表示条件に加え、メッセージ毎に設定された優先度を格納している。
メッセージ作成部5は、新規に作成したメッセージの内容、表示条件、及び優先度を発生メッセージ格納部9に格納する。また、表示管理部6は、メッセージ作成部5から取得した新規のメッセージに対し、該メッセージの発生時刻と共に表示中であるという表示状態情報を発生メッセージ格納部9に格納する。これにより、発生メッセージ格納部9には、図10に示すように、メッセージの発生時刻、メッセージ、優先度、表示中か否かの表示状態情報が格納される。なお、図10では、優先度を1、2、3・・・と3段階に分けているが、2段階であっても良いし、さらに細かく分けても良い。
表示管理部6は、メッセージ作成部5から新規のメッセージを取得した場合、該メッセージを表示装置30に出力する前に、発生メッセージ格納部9から現在表示中のメッセージを検索する。さらに、発生メッセージ格納部9に格納された各メッセージの優先度を参照して新規のメッセージと表示中のメッセージの優先度を比較し、優先度の高いメッセージを優先度の低いメッセージの前面に表示する。
また、入力装置20から表示中のメッセージウィンドウを閉じる入力を受けた場合、表示管理部6は、該メッセージが非表示であるという表示状態情報を発生メッセージ格納部9に格納した後、表示中のメッセージウィンドウを閉じる。
本実施の形態4に係るプラント監視制御装置1の操作画面31におけるメッセージの表示方法について、図11を用いて説明する。図11の上段では、操作画面31上に「ポンプBを運転させてください」というメッセージウィンドウ32が表示中であり、図11の下段では、表示中のメッセージよりも優先度の低い「現場運転に切り替えてください」という新規のメッセージウィンドウ32Bを表示する際の表示方法を示している。
上記実施の形態1〜3の場合、メッセージの優先度に関らず、新規メッセージが最前面にポップアップ表示される。このため、図11の左下段のように、「現場運転に切り替えてください」という新規のメッセージウィンドウ32Bが、「ポンプBを運転させて下さい」というメッセージウィンドウ32Aよりも前面に表示される。
これに対し、本実施の形態4の場合、新規のメッセージが前面に表示されるとは限らず、表示中のメッセージと優先度を比較した上で、優先度の高い方が前面に表示される。従って、図11の右下段のように、新規のメッセージウィンドウ32Bよりも優先度の高い表示中のメッセージウィンドウ32Aが前面に表示される。
本実施の形態4によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、メッセージの重要性に応じた優先度をユーザが設定し、複数のメッセージウィンドウ32A、32Bを操作画面31上に表示する際に、より重要なメッセージが前面に表示されるようにしたので、重要なメッセージの見落としを防止することができる。
実施の形態5.
図12は、本発明の実施の形態5に係る水処理施設用プラント監視制御システムの構成の一部を示す図である。なお、図12中、図1と同一部分については、上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態5に係るプラント監視制御装置1は、上記実施の形態1と同様の構成に加え、メッセージ検索部10、リスト作成部11、及びリスト表示管理部12を備えている。メッセージ検索部10は、メッセージ表示条件格納部2に格納されたメッセージの内容及び表示条件を、入力装置20から入力されたキーワードに基づいて検索する。
リスト作成部11は、オペレータにより入力装置20から入力されたリスト作成指示を受け、メッセージ表示条件格納部2に格納されたメッセージの内容及び表示条件を全て含むリスト(図13参照)を作成する。また、リスト作成部11は、メッセージ検索部10の検索結果に基づいて、該当するメッセージのみを抽出したリストを作成する機能も有する。
リスト表示管理部12は、リスト作成部11が作成したリストを表示装置30に出力する。表示装置30は、リスト表示管理部12からの出力を受けて操作画面31にメッセージリストウィンドウ34を表示する。
本実施の形態5におけるメッセージ検索の手順について、図14を用いて説明する。操作画面31上には、「リスト表示」ボタンが表示されており、これをユーザがクリックすると、図14の上段に示すような全てのメッセージを含むメッセージリストウィンドウ34が表示される。
次に、メッセージリストウィンドウ34の右下の「検索」ボタンをクリックすると、図14の中段に示すようなメッセージ検索ウィンドウ35が表示される。このメッセージ検索ウィンドウ35に入力装置20からキーワード、例えば「汚泥棟」を入力し、「検索」ボタンをクリックすると、メッセージ検索部10はメッセージ表示条件格納部2からキーワードに該当するメッセージと表示条件を抽出する。
ここでは、メッセージの内容及び表示条件に「汚泥棟」を含むメッセージが抽出され、リスト作成部11に出力される。リスト作成部11は、抽出されたメッセージのみを含むリストを作成し、リスト表示管理部12に出力する。リスト表示管理部12は、図14の下段に示すように、抽出されたメッセージのみを含むメッセージリストウィンドウ34Aを操作画面31に表示する。
本実施の形態5によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、メッセージの内容と表示条件をリスト表示することができ、さらに、キーワードに該当するメッセージのみを含むリストを作成することができるため、登録されているメッセージの内容及び表示条件の確認が容易になり、作業効率がさらに向上する。
実施の形態6.
図15は、本発明の実施の形態6に係る水処理施設用プラント監視制御システムの構成の一部を示す図である。なお、図15中、図1及び図12と同一部分については、上記実施の形態1及び実施の形態5と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態6に係るプラント監視制御装置1は、上記実施の形態5と同様の構成に加え、メッセージ管理部13を備えている。メッセージ管理部13は、操作画面31に表示されたメッセージのリストに対し、メッセージの内容及び表示条件を追加または削除する機能を有する。さらに、変更されたメッセージの内容及び表示条件をメッセージ表示条件格納部2に格納し、メッセージ表示条件格納部2を更新する。
図16は、入力装置20から入力されたリスト作成指示を受けて操作画面31に表示されたメッセージリストウィンドウ34を示している。ここでは、すべてのメッセージを含むリストが表示されている。メッセージリストウィンドウ34の右下には、「追加」ボタン342、「削除」ボタン、及び「閉じる」ボタンが表示されている。
本実施の形態6におけるメッセージ表示条件の追加及び削除の手順について、図17及び図18を用いて説明する。オペレータが、図16に示すメッセージリストウィンドウ34において、マウス等の入力手段により該当するメッセージ欄を選択した後、右下に表示された「追加」ボタン342をクリックすると、図17に示すメッセージ表示条件追加ウィンドウ36が表示される。
メッセージ表示条件に「雨量」を追加したい場合、図17の上段の「雨量」をクリックすると、図17の左下段に示すように、雨量の条件を追加するメッセージ表示条件追加ウィンドウ36Aが表示される。また、メッセージ表示条件に「日時」を追加したい場合、図17の上段の「日時」をクリックすると、図17の右下段に示すように、日時の条件を追加するメッセージ表示条件追加ウィンドウ36Bが表示される。オペレータは、追加したい表示条件に対応したウィンドウにおいて、追加の操作を行う。これらのウィンドウにおいて、メッセージの内容を変更することも可能である。
メッセージ削除の場合は、図18の上段に示すように、メッセージリストウィンドウ34のリストの中から、削除したいメッセージの内容及び表示条件をクリックで選択する。続いて、図18の中段に示すように、メッセージリストウィンドウ34の右下に表示された「削除」ボタンをクリックすると、図18の下段に示すように、選択したメッセージがリストから削除されたメッセージリストウィンドウ34Bが表示される。リストから削除されたメッセージは、メッセージ表示条件格納部2からも削除される。
本実施の形態6によれば、上記実施の形態5と同様の効果に加え、メッセージをリスト表示し、そのリストからメッセージの内容及び表示条件を追加または削除することができるため、点検日時の変更や作業手順の変更等の状況の変化に対応した柔軟なシステムの運用が可能となる。
実施の形態7.
図19は、本発明の実施の形態7に係る水処理施設用プラント監視制御システムの構成を示す全体図である。なお、図19中、図1と同一部分については、上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態7に係るプラント監視制御装置1は、上記実施の形態1と同様の構成に加え、メッセージ表示形式格納部14と、表示形式変更条件格納部15とを備えている。メッセージ表示形式格納部14は、所定の条件を満たした場合に表示形式が変更されるメッセージに対し、変更後の表示形式を格納している。また、表示形式変更条件格納部15は、表示形式が変更されるメッセージに対し、表示形式が変更される条件、例えば1時間当たりの降水量Bmm以上、重故障アラーム発生中等を格納している。
メッセージの表示形式とは、メッセージウィンドウの形状及び表示方法である。例えば、ウィンドウ形状をメッセージが表示できないサイズまで縮小しアイコンを表示し、アイコンをクリックすることで通常のメッセージウィンドウを表示させる方法や、ウィンドウをメッセージが表示できるサイズで縮小する等の方法がある。
本実施の形態7では、メッセージ表示条件判定部4は、メッセージの表示条件を満たすと判定したメッセージ関連情報または監視情報を表示形式変更条件格納部15に照会し、メッセージの表示形式の変更の要否を判定する。表示形式の変更が必要であると判定された場合、表示管理部6は、メッセージ表示形式格納部14から該メッセージの変更後の表示形式を取得し、該表示形式に基づいたメッセージを表示装置30に出力する。
具体例として、メッセージ表示条件判定部4が、メッセージ関連情報「1時間当たりの降雨量Amm以上」を取得し、メッセージの表示条件を満たすと判定したとする。この時、メッセージ表示条件判定部4は、「1時間当たりの降雨量」という項目が表示形式変更条件格納部15に格納されているか検索する。「1時間当たりの降雨量」がメッセージの表示形式変更条件の項目として格納されていた場合、取得したメッセージ関連情報の「Amm」と、表示形式変更条件の「Bmm以上」を比較し、該情報が表示形式変更条件を満たすか否かを判定する。
ここでは、Amm≧Bmmであった場合、該情報は表示形式変更条件を満たすと判定され、メッセージ表示条件判定部4は、該情報に「表示形式変更要」の情報を付与してメッセージ作成部5に出力する。
メッセージ作成部5は、取得したメッセージ関連情報の表示条件に対応するメッセージの内容をメッセージ表示条件格納部2から検索し、「表示形式変更要」の情報と共に表示管理部6に出力する。「表示形式変更要」の情報を受け取った表示管理部6は、メッセージ表示形式格納部14から変更後の表示形式を取得し、該表示形式を適用したメッセージを表示装置30に表示する。
図20は、本実施の形態7において表示形式の変更が適用された操作画面の例を示している。図20の上段には、操作画面31に監視中のシステム構成を示すグラフィック画面が表示されている。ここで、メッセージの表示形式変更条件を満たすメッセージ関連情報が取得されると、この変更条件に対応する表示形式が適用され、図20の中段に示すようなアイコン311がフリッカ表示される。オペレータがアイコン311をクリックすると、アイコン311が消え、図20の下段に示すような通常のメッセージウィンドウ32が表示される。
本実施の形態7によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、メッセージウィンドウ32の形状及び表示方法をプラントの状況に応じて変更することができるため、より重要度の高い作業を阻害せず、作業性の向上や効率的なプラント管理が可能となる。
実施の形態8.
図21は、本発明の実施の形態8に係る水処理施設用プラント監視制御システムの構成を示す全体図である。なお、図21中、図1と同一部分については、上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態8に係るプラント監視制御装置1は、上記実施の形態1と同様の構成に加え、ユーザ認証部16、マスク管理部17及びマスク処理部18を備えている。また、本実施の形態8に係るプラント監視制御システムは、プラント制御バス50に接続されたWebサーバ60を構成するユーザマスク設定格納部61を備えている。ユーザマスク設定格納部61は、メッセージ表示条件格納部2に格納されたメッセージに対し、操作画面31に表示しないようにするマスク設定をユーザ毎に登録したものである。
本実施の形態8に係るプラント監視制御装置1を操作するオペレータ、すなわちユーザは、入力装置20でユーザ認証操作を行い、入力した情報はユーザ認証部16に送られる。ユーザ認証部16は、ユーザによる入力装置20への入力によりユーザ認証を行う。マスク管理部17は、ユーザ認証部16により認証されたユーザのマスク設定をユーザマスク設定格納部61から取得し、マスク処理部18へ出力する。メッセージ作成部5は、上記実施の形態1と同様にメッセージを作成し、作成したメッセージをマスク処理部18に出力する。
マスク処理部18は、メッセージ作成部5が作成したメッセージを取得し、該メッセージが該ユーザによりマスク設定されているか判定し、マスク設定されていない場合のみ該メッセージを表示管理部6に出力する。
本実施の形態8によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、メッセージの表示有無をユーザ毎に設定するようにしたので、該ユーザにとって不必要なメッセージを非表示にすることが可能となり、作業を阻害されることがなくなり監視効率が向上する。また、複数のプラント監視制御装置1がある場合も、ユーザ認証部16でユーザ認証を行い、ユーザ毎に設定したマスク設定に切り替えることができるため、どのプラント監視制御装置1を使用した場合も同じ作業効率で作業することが可能である。
実施の形態9.
図22は、本発明の実施の形態9に係る水処理施設用プラント監視制御システムの構成を示す全体図である。なお、図22中、図1と同一部分については、上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態9に係るプラント監視制御システムは、複数台のプラント監視制御装置1(図示は1台のみ)と、プラント制御バス50に接続されたWebサーバ60を構成する装置マスク設定格納部62を備えており、各々のプラント監視制御装置1は、上記実施の形態1と同様の構成加え、マスク管理部17及びマスク処理部18を備えている。
装置マスク設定格納部62は、メッセージ表示条件格納部2に格納されたメッセージに対し、操作画面31に表示しないようにするマスク設定を、プラント監視制御装置1毎に登録したものである。マスク管理部17は、装置マスク設定格納部62に格納されたマスク設定を取得し、マスク処理部18へ出力する。メッセージ作成部5は、上記実施の形態1と同様にメッセージを作成し、作成したメッセージをマスク処理部18に出力する。
マスク処理部18は、メッセージ作成部5が作成したメッセージを取得し、該メッセージが該プラント監視制御装置1においてマスク設定されているか判定し、マスク設定されていない場合のみ該メッセージを表示管理部6に出力する。
本実施の形態8によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、メッセージの表示有無をプラント監視制御装置1毎に設定するようにしたので、ユーザが複数のプラント監視制御装置1を使用する際、それぞれの装置において異なるマスク設定で作業することができる。これにより、装置毎に作業内容が決まっている場合に、その作業と無関係なメッセージを非表示にすることが可能となり、作業を阻害されることがなくなり監視効率が向上する。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本発明は、操作画面を有する表示装置及びプラント監視制御装置を備えたプラント監視制御システムに利用することができる。
1 プラント監視制御装置、1A CPU、1B メモリ、
2 メッセージ表示条件格納部、3 メッセージ関連情報発生部、
4 メッセージ表示条件判定部、5 メッセージ作成部、6 表示管理部、
7 リンク情報格納部、8 デザイン効果格納部、9 発生メッセージ格納部、
10 メッセージ検索部、11 リスト作成部、12 リスト表示管理部、
13 メッセージ管理部、14 メッセージ表示形式格納部、
15 表示形式変更条件格納部、16 ユーザ認証部、17 マスク管理部、
18 マスク処理部、20 入力装置、20A 受信装置、30 表示装置、
31 操作画面、40 プラント情報処理装置、50 プラント制御バス、
60 Webサーバ、61 ユーザマスク設定格納部、62 装置マスク設定格納部

Claims (11)

  1. プラントの制御対象機器を監視及び制御するプラント監視制御装置と、前記プラント監視制御装置の操作画面を有する表示装置と、前記プラント監視制御装置への入力操作を受け付ける入力装置と、前記プラント監視制御装置にプラント制御バスを介して前記制御対象機器の監視情報を送信するプラント情報処理装置とを備えたプラント監視制御システムであって
    前記プラント監視制御装置は、
    前記操作画面上に表示されるメッセージの内容及び表示条件を格納するメッセージ表示条件格納部と、
    監視情報以外のメッセージ関連情報、及び前記プラント情報処理装置から取得した監視情報を前記メッセージ表示条件格納部に照会し、該メッセージ関連情報または該監視情報がメッセージの表示条件を満たすか否かを判定するメッセージ表示条件判定部と、
    前記メッセージ表示条件判定部により該メッセージ関連情報または該監視情報がメッセージの表示条件を満たすと判定された場合、該表示条件に対応するメッセージの内容を前記メッセージ表示条件格納部から検索し、該内容に基づいてメッセージを作成するメッセージ作成部と、
    作業予定及び行事予定の情報を含む日付情報及び曜日情報、時刻情報、気象情報、及びアラーム情報を含むメッセージ関連情報を収集すると共に、収集したメッセージ関連情報を、該メッセージ関連情報に含まれる情報の種類によって設定された周期で前記メッセージ表示条件判定部に送信するメッセージ関連情報発生部と、
    前記メッセージ作成部が作成したメッセージを前記表示装置に出力する表示管理部と、を備え、
    前記表示装置は、前記表示管理部からの出力を受けて前記操作画面上にメッセージウィンドウをポップアップ表示することを特徴とするプラント監視制御システム。
  2. 前記プラント監視制御装置は、メッセージの表示条件に関連するリンク情報を格納するリンク情報格納部を備え、前記メッセージ作成部は、作成するメッセージの表示条件に関連するリンク情報を前記リンク情報格納部から検索し、該リンク情報をメッセージと共に前記表示管理部に出力することを特徴とする請求項1記載のプラント監視制御システム。
  3. 前記プラント監視制御装置は、前記操作画面に表示されるメッセージウィンドウの背景色、文字のフォント及びアイコン表示の設定を含むメッセージデザインと、メッセージウィンドウの点滅表示、ポップアップ表示時の発生音を含む効果を、メッセージ毎に設定し格納したデザイン効果格納部を備え、前記表示管理部は、前記メッセージ作成部が作成したメッセージに対応するメッセージデザイン及び効果を前記デザイン効果格納部から検索し、該メッセージデザイン及び効果を適用したメッセージを前記表示装置に出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプラント監視制御システム。
  4. 前記メッセージ表示条件格納部は、メッセージ毎に設定された優先度を格納することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプラント監視制御システム。
  5. 前記プラント監視制御装置は、前記表示装置に出力されたメッセージの内容、表示条件、優先度、及び該メッセージが表示中か否かを示す表示状態情報を格納する発生メッセージ格納部を備えことを特徴とする請求項4記載のプラント監視制御システム。
  6. 前記表示管理部は、前記メッセージ作成部から新規のメッセージを取得した場合、前記発生メッセージ格納部を参照して新規のメッセージと表示中のメッセージの優先度を比較し、優先度の高いメッセージを優先度の低いメッセージの前面に表示することを特徴とする請求項5に記載のプラント監視制御システム。
  7. 前記プラント監視制御装置は、前記メッセージ表示条件格納部に格納されたメッセージの内容及び表示条件をキーワードに基づいて検索するメッセージ検索部と、前記入力装置から入力されたリスト作成指示または前記メッセージ検索部の検索結果に基づいてメッセージのリストを作成するリスト作成部と、前記リスト作成部が作成したリストを前記表示装置に出力するリスト表示管理部とを備え、前記表示装置は、前記リスト表示管理部からの出力を受けて前記操作画面にメッセージリストウィンドウを表示することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のプラント監視制御システム。
  8. 前記プラント監視制御装置は、前記操作画面に表示されたメッセージのリストに対し、メッセージの内容及び表示条件を追加または削除すると共に、変更されたメッセージの内容及び表示条件を前記メッセージ表示条件格納部に格納し前記メッセージ表示条件格納部を更新するメッセージ管理部を備えたことを特徴とする請求項7記載のプラント監視制御システム。
  9. 前記プラント監視制御装置は、所定の条件を満たした場合に表示形式が変更されるメッセージに対し変更後の表示形式を格納するメッセージ表示形式格納部と、該メッセージの表示形式が変更される条件を格納する表示形式変更条件格納部とを備え、前記メッセージ表示条件判定部は、メッセージの表示条件を満たすと判定したメッセージ関連情報または監視情報を前記表示形式変更条件格納部に照会してメッセージの表示形式の変更の要否を判定し、前記表示管理部は、表示形式の変更が必要であると判定されたメッセージを取得した場合、前記メッセージ表示形式格納部から該メッセージの表示形式を取得し、該表示形式に基づいたメッセージを前記表示装置に出力することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のプラント監視制御システム。
  10. 前記メッセージ表示条件格納部に格納されたメッセージに対し、前記操作画面に表示しないようにするマスク設定をユーザ毎に登録したユーザマスク設定格納部と、ユーザによる前記入力装置への入力によりユーザ認証を行うユーザ認証部と、前記ユーザ認証部により認証されたユーザのマスク設定を前記ユーザマスク設定格納部から取得しマスク処理部へ出力するマスク管理部とを備え、
    前記マスク処理部は、前記メッセージ作成部が作成したメッセージを取得し、該メッセージが該ユーザによりマスク設定されていない場合のみ、該メッセージを前記表示管理部に出力することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のプラント監視制御システム。
  11. 前記プラント監視制御装置を複数台備え、前記メッセージ表示条件格納部に格納されたメッセージに対し、前記操作画面に表示しないようにするマスク設定を前記プラント監視制御装置毎に登録した装置マスク設定格納部と、前記装置マスク設定格納部に格納されたマスク設定を取得しマスク処理部へ出力するマスク管理部とを備え、
    前記マスク処理部は、前記メッセージ作成部が作成したメッセージを取得し、該メッセージが該プラント監視制御装置においてマスク設定されていない場合のみ、該メッセージを前記表示管理部に出力することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のプラント監視制御システム。
JP2016029494A 2016-02-19 2016-02-19 プラント監視制御システム Active JP6552430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016029494A JP6552430B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 プラント監視制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016029494A JP6552430B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 プラント監視制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017146868A JP2017146868A (ja) 2017-08-24
JP6552430B2 true JP6552430B2 (ja) 2019-07-31

Family

ID=59683191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016029494A Active JP6552430B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 プラント監視制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6552430B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7253456B2 (ja) * 2019-06-25 2023-04-06 日本メックス株式会社 受電設備の異常時対応訓練方法
KR102652289B1 (ko) * 2023-03-27 2024-03-28 주식회사 더블유이엔지 통합 데이터베이스를 활용한 네트워크 방식의 산업 플랜트 제어 시스템

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2907858B2 (ja) * 1989-03-20 1999-06-21 株式会社日立製作所 表示装置および方法
JP3670471B2 (ja) * 1997-12-10 2005-07-13 株式会社東芝 警報装置
JP2005341115A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Shimadzu System Solutions Co Ltd 分散型制御装置
JP2009151398A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Hitachi Ltd 監視制御システム
JP2011065572A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Toshiba Corp プラント監視装置、その制御プログラム及び制御方法
JP5896272B2 (ja) * 2011-10-28 2016-03-30 株式会社日立製作所 プラント監視制御装置及びプラント監視制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017146868A (ja) 2017-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4921338B2 (ja) プラント監視制御システム
EP3227777B1 (en) Application launching and switching interface
CA2844845C (en) Hierarchical navigation with related objects
CN101611375B (zh) 计算机系统事件界面
JP4758950B2 (ja) プラント監視装置およびプラントの運転監視方法
US20110060484A1 (en) Systems and methods for handling the display and receipt of aircraft control information
US10268347B2 (en) Display area wide control area
US20090282366A1 (en) Heuristic and intuitive user interface for access control systems
US20180088789A1 (en) Building automation graphical interface command configuration
CN106164789B (zh) 供在与工业控制系统的连接中使用的方法和系统
EP2947529B1 (en) Information display method, information display apparatus, information display system, and non-transitory computer readable storage medium
JP2016502179A (ja) コンテキストに基づく動的動作のための装置及び方法
US9189250B2 (en) Method and system for re-invoking displays
JP2007226406A (ja) 監視制御システム
JP6552430B2 (ja) プラント監視制御システム
JPWO2019039255A1 (ja) 端末装置、ui拡張方法及びui拡張プログラム
CN104081367A (zh) 设备管理装置、设备管理方法、程序以及设备管理系统
JP2016045689A (ja) 電子マニュアルの配信・進捗管理システム
CN104461258B (zh) 用于操作计算机的方法和系统
JP2010165026A (ja) 状態表示装置
US9854397B1 (en) Systems and user interfaces for dynamic and interactive person and event data access and analysis
JP2017067336A (ja) 機器情報表示システム、機器情報表示方法及びそのプログラム
JP2008282221A (ja) 設備監視装置、情報処理装置及びプログラム
JPH11272382A (ja) コンピュータシステム
WO2013048427A1 (en) Management system with versatile display

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190702

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6552430

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250