JP2019001457A - 車両のリアバンパーおよびリアバンパーを備えた排ガス誘導構造 - Google Patents

車両のリアバンパーおよびリアバンパーを備えた排ガス誘導構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車両のリアバンパーおよびリアバンパーを備えた排ガス誘導構造を提供すること。
【解決手段】リアバンパー100は底側水平部110と排ガスガイド部120とを備え、底側水平部には、底側水平部の前縁111から後縁側へ延在する切欠きが設けられており、排ガスガイド部120は、切欠きの上方に設けられており、排ガスガイド部120は、リアバンパーの上方へ向けて突起した突起部121を有し、かつ、底側水平部110の前縁側における突起部121の高さは、底側水平部110の後縁側における突起部121の高さよりも大きい。排気管から排出された排ガスを車両外部に導くことができ、排ガスの車両内部への還流を効果的に低減すると同時に、車両の美観を保つことができ、また、該リアバンパー100の見えるところが排ガスに汚染されにくく、耐久性に優れ、製造と組立がしやすく、製造コストも低くなる。
【選択図】図3

Description

本発明は車両に関し、さらに詳しくは、車両のリアバンパーおよび該リアバンパーを備えた排ガス誘導構造に関する。
一般的に、車両の後部には排ガスを排出するための排気管が設けられており、排ガスが車両の外部に排出されることを確保するために、排気管の末端部が車両のリアバンパーまで伸びるように設計する必要がある。
図1は、従来技術の排ガス誘導構造の概略図である。図1に示すように、排気管206は、大きく曲げられており、車両のリアバンパー202−1の底側水平部204−1の下方に延びて、車両の排出する排ガスが車両の外部に排出されることを確保するために、排気管の後端の高さは底側水平部204−1の後縁の高さとほぼ同じである。
図2は、従来技術の排ガス誘導構造の他の概略図である。図2に示すように、車両のリアバンパー1の後側の底部に左右の開口が設けられ、排気管2が一方の開口内に延在し、排気管2の周囲に装飾部材3が設けられている。リアバンパー1の開口には、該装飾部材3を固定するためのブラケット(図示せず)が設けられている。
本発明の技術的解決手段を明確かつ完全に説明して、本分野の当業者が理解しやすくするために、背景技術について上記のように説明した。上記の技術的解決手段は、背景技術に記載されているというだけでそれを周知と認めることはできない。
図1に示す従来技術では、排気管は大きく曲げられておりリアバンパーの下方に回され、排気管の末端部の開口が車両外部に向かっており、車両の後部から該排気管の開口が直接見えるため、車両後部の外観が損なわれる恐れがある。図2に示す従来技術では、開口がリアバンパーの後端部に設けられているため、装飾部材を設置しても、該開口は依然として車両のリアバンパーの外観に影響を及ぼす。排気管の末端部の開口はリアバンパーに近いので、該開口から排出される高温の排ガスがリアバンパーの後表面(可視面)を容易に汚染する恐れがある。かつ、装飾部材と該装飾部材を固定するためのブラケットを追加設置する必要があるため、製造コストが上昇し、組立しにくくなる問題が生じてしまう。
上記の課題を解決するために、本発明は、車両のリアバンパーおよび該リアバンパーを備えた排ガス誘導構造を提供し、排気管からの排ガスを車両外部に導くことができ、排ガスの車両内部への還流を効果的に低減すると同時に、車両の美観を保つことができ、また、該リアバンパーが見えるところが排ガスに汚染されにくく、耐久性にも優れ、製造および組立が容易で、コストも低い。
本発明の第一の態様によれば、本発明は底側水平部と排ガスガイド部とを備え、前記底側水平部には、前記底側水平部の前縁から後縁側へ延在する切欠きが設けられており、前記排ガスガイド部は、前記切欠きの上方に設けられており、前記排ガスガイド部は、前記リアバンパーの上方へ向けて突起した突起部を有し、かつ、前記底側水平部の前縁側における前記突起部の高さは、前記底側水平部の後縁側における前記突起部の高さよりも大きいことを特徴とする車両のリアバンパーを提供する。
本発明の第二の態様によれば、上記第一の態様において、前記排ガスガイド部は、車両の前後方向において前記底側水平部の前縁から突出しないように設けられてもよい。
本発明の第三の態様によれば、上記第一の態様において、前記切欠きの後縁は、前記底側水平部の後縁から突出しないように設けられてもよい。
本発明の第四の態様によれば、上記第一の態様において、前記排ガスガイド部は、前記リアバンパーの前記底側水平部と一体成形されていてもよい。
本発明の第五の態様によれば、上記第四の態様において、前記排ガスガイド部は、結合部をさらに備えてもよく、前記結合部は、前記切欠きの後縁と結合されてヒンジ構造を形成していてもよい。
本発明の第六の態様によれば、上記第一の態様から第五の態様のいずれか一項の態様において、前記排ガスガイド部は、接続部をさらに備えてもよく、前記接続部は、車両の左右方向における一側に前記底側水平部と可動接続または固定接続されていてもよい。
本発明の第七の態様によれば、上記第一の態様から第五の態様のいずれか一項の態様において、前記突起部の高さは、車両の前後方向に沿って、前から後ろへ徐々に減少していてもよい。
本発明の第八の態様によれば、上記第七の態様において、前記突起部は、断面が円弧形状の曲面であってもよい。
本発明の第九の態様によれば、上記第一の態様から第八の態様のいずれか一項に記載のリアバンパーと、後端が前記リアバンパーの前記排ガスガイド部に対応する位置に設けられている排気管であって、前記排気管の後端は、車両の前後方向において前記リアバンパーの前記切欠きの後縁から突出しないように設けられている排気管とを含む排ガス誘導構造を提供する。
本発明の第十の態様によれば、上記第九の態様において、前記排気管の後端は、前記排ガスガイド部の前記突起部の形状に沿って設けられていてもよい。
本発明の第十一の態様によれば、上記第九の態様において、前記排気管の後端の開口は、水平面と成す角度が予め設定された角度よりも小さいように設けられていてもよい。
本発明の態様は、リアバンパーの底側水平部に切欠きを設け、該切欠きの上方に排ガスガイド部を設けることで、該排ガスガイド部と底側水平部と共同で排ガスの還流を防止する遮蔽面が形成され、排気管から排出された排ガスは車外に導くことができ、排ガスの車内への還流を効果的に低減できると同時に、該排ガスガイド部の突起部の前側の高さは、後側の高さより大きく、かつ排気管の後端が該排ガスガイド部に対応する位置に設けられていることで、車両の後部から排気管が見えない、もしくは見えにくいために、車両の美観を保つことができる。また、排気管の後部の開口は、リアバンパーの見えるところから遠いため、該リアバンパーの見えるところが排ガスに汚染されにくく、耐久性にも優れている。また、切欠きの設置および切欠きの上方に排ガスガイド部を設けるという簡単な構造で、製造と組立がしやすく、製造コストも安くなる。
また、前記排ガスガイド部は、車両の前後方向において前記底側水平部の前縁から突出しないように設けられているため、車両後部から排気管が容易に見えない、もしくは見えにくくなり、さらに車両の美観を保つことができる。
また、前記切欠きの後縁は、前記底側水平部の後縁から突出しないように設けられているため、車両後部から排気管が見えない、もしくは見えにくくなり、さらに車両の美観を保つことができる。
また、前記排ガスガイド部は、前記リアバンパーの前記底側水平部と一体成形されているため、工程と部品数を減らすことができ、さらに組立が簡単で精度も高くなり、コストも削減できる。
前記排ガスガイド部は、結合部をさらに備えており、前記結合部が前記切欠きの後縁と結合しヒンジ構造を形成する。ヒンジ構造の結合を通して、さらに取り付けとメンテナンスが便利になる。
前記排ガスガイド部は、接続部をさらに備えており、前記接続部は、車両の左右方向における一側に前記底側水平部と可動接続または固定接続される。可動接続により固定することで、取り付けとメンテナンスがさらに便利になる。固定接続により、排ガスガイド部を底側水平部にしっかり取り付けることができる。
前記突起部の高さは、車両の前後方向に沿って、前から後ろへ徐々に減少することにより、排気管の取り付けが便利になり、さらに車両の後部から排気管が見えない、もしくは見えにくくなり、車両の美観を保つことが可能である。
前記突起部は、断面が円弧形状の曲面であり、排気管自体の曲げ具合を減らし、排ガスを排出しやすくすることができる。
前記排気管の後端は、車両の前後方向において前記リアバンパーの前記切欠きの後縁から突出しないように設けられているため、車両の後部から排気管が見えない、もしくは見えにくくなり、車両の美観を保つことができる。
前記排気管の後端は、前記排ガスガイド部の前記突起部の形状に沿って設けられて、排ガスの誘導効果をさらに向上させることができ、車両の後部から排気管が容易に見えなくなり、車両の美観を保つことができる。
前記排気管の後端の開口は、水平面と成す角度が予め設定された角度よりも小さく設定されているから、該開口にある平面をできるだけ水平面に近づけ、排ガスを排出しやすくすることができ、また、最大限に車両後部から排気管が見えることが防げると同時に、排ガスの排出方向を変えることにより、さらに排ガスの還流防止効果が高くなる。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではないことに注意してほしい。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で本発明の実施形態に種々の変更、改変および均等物がすべて含まれる。
一つの実施形態に関する記載および/または開示された特徴は、同じまたは類似の方式で、一つまたは複数の他の実施形態においても適用し、他の実施形態における特徴と組み合わせて、または他の実施形態における特徴の代わりに使用することができる。
特に本明細書で使用される「含む/備える」という用語は、特徴、製品、組み立て部品の存在を指すが、一つまたは複数の他の特徴、製品、組み立て部品の存在や追加を排除しない。
本発明の実施形態の上記および他の目的、特徴および利点は、添付の図面と関連させた以下の説明からさらに明らかになる。
従来技術の排ガス誘導構造の概略図。 従来技術の排ガス誘導構造の他例の概略図。 本発明の実施例1に係るリアバンパーの上面図。 図3のA部分の拡大図。 本発明の実施例1に係るリアバンパーの正面図。 本発明の実施例1に係る排ガスガイド部が省略されたリアバンパーの上面図。 本発明の実施例1に係る排ガスガイド部が省略されたリアバンパーの下面図。 本発明の実施例1に係る排ガスガイド部がリアバンパーの底側水平部と一体成形された上面図。 本発明の実施例1に係る排ガスガイド部がリアバンパーの底側水平部と一体成形された下面図。 本発明の実施例1に係る排ガスガイド部がリアバンパーの底側水平部と一体成形された背面図。 本発明の実施例2に係る排ガス誘導構造の下面図。 本発明の実施例2に係る排ガス誘導構造の側断面の概略図。
本発明の前述および他の特徴は添付の図面と関連させた以下の説明からさらに明らかになるであろう。明細書および図面において、本発明の特定の実施形態を具体的に説明し、本発明の原則を採用できる一部の実施形態を示す。本発明は述べられた実施形態に限定せずに、本発明の範囲内のすべての変更、改変および均等物を含む。
本発明の実施形態において、車両は、リアバンパーと排気管とを備えた種々のものである。例えば、自動車、自動二輪車、農業用車両等が挙げられる。
本発明の実施形態において、車両の前後位置および上下位置に基づいて、各部品および部品の各部分の前後位置関係および上下位置関係が決定される。
例えば、車両前方に近い側を前側、車両前方から遠い側を後側、車両前方に近い縁を前縁、車両前方から遠い他端を後縁、車両前方から車両後方へ見たのは正面図で、車両の後面から車両の前方へ見たのは背面図で、車両の上方から車両の下方へ見たのは上面図で、車両の下方から車両の上方へ見たのは下面図である。
本発明の実施形態に係るリアバンパーおよび該リアバンパーを有する排ガス誘導構造を、以下の図面で説明する。
本発明の実施例1は車両のリアバンパーを提供する。図3は本発明の実施例1に係るリアバンパーの上面図で、図4は図3のA部分の拡大図で、図5は本発明の実施例1に係るリアバンパーの正面図で、図6は本発明の実施例1に係る排ガスガイド部が省略されたリアバンパーの上面図で、図7は本発明の実施例1に係る排ガスガイド部が省略されたリアバンパーの下面図である。
リアバンパー100は、図3〜図7に示すように、底側水平部110と排ガスガイド部120とを備え、底側水平部110には、底側水平部の前縁111から後縁側112へ延在する切欠き113が設けられており、排ガスガイド部120は、切欠き113の上方に設けられており、排ガスガイド部120は、リアバンパーの上方へ向けて突起する突起部121を有し、かつ、底側水平部110の前縁側における突起部121の高さは、底側水平部110の後縁側における突起部121の高さよりも大きい。
X方向は車両の左右方向を示し、Y方向は車両の前後方向を示し、その中、Y方向の正方向(矢印で示す方向)は車両の前方を示し、Y方向のマイナス方向は車両の後方を示す。すなわち、突起部121の前方の高さは、後方の高さよりも大きい。
さらに、図5に示すように、Z方向は車両の上下方向を示し、Z方向の正方向(矢印で示す方向)は車両の上方を示し、Z方向のマイナス方向は車両の下方を示している。
本実施例では、突起部121の高さは、車両の前後方向に沿って、前から後ろへ徐々に減少している。このようにして、排気管の取り付けが便利になり、さらに車両の後部から排気管が見えない、もしくは見えにくくなり、車両の美観を保つことができる。
本実施例では、突起部121の形状は実際の必要によって設定することができる。例えば、該突起部121は、図3に示すように、断面が円弧形状の曲面である。排気管自体の曲げ具合を減らし、排ガスを排出しやすくすることができる。
本実施例では、該突起部は、他の形状、例えば、複数の斜面によって形成された突起部でもよい。本実施例では、突起部121の形状を限定しない。
本実施例では、切欠き113全体をカバーするように、排ガスガイド部120の突起部121は前後方向における寸法が切欠き113の寸法とほぼ同じで、または切欠き113の寸法よりわずか大きい。しかし、突起部121は切欠き113の一部をカバーしてもよい。本実施例では、突起部121と切欠き113の大小関係を限定しない。
本実施例では、例えば、図3に示すように、排気ガイド部120は、車両の前後方向(Y方向)において底側水平部110の前縁111から突出しないように設けられている。このようにして、対応する位置に設けられた排気管をできるだけ車両の後方に延ばし、排ガスの車両内への還流をより効果的に低減することができる。
本実施例では、例えば、図6、図7に示すように、切欠き113の後縁は、底側水平部110の後縁112から突出しないように設けられている。このようにして、車両の後部から排気管が容易に見えない、もしくは見えにくくなり、車両の美観を保つことができる。
本実施例では、排ガスガイド部120は、リアバンパー100の底側水平部110と一体成形されている。このようにして、工程と部品数を減らすことができ、さらに組立がしやすくなり、かつ精度が高くなり、コストの削減もできる。
例えば、排ガスガイド部120は、リアバンパー100の底側水平部110と一体成形されている場合には、該排ガスガイド部120は、結合部122をさらに備え、一体成形時に、該結合部122は、切欠き113の後縁と結合されヒンジ構造を形成している。このようにして、ヒンジ構造の結合を通して、さらに取り付けとメンテナンスが便利になる。
図8は本発明の実施例1に係る排ガスガイド部がリアバンパーの底側水平部と一体成形された上面図で、図9は本発明の実施例1に係る排ガスガイド部がリアバンパーの底側水平部と一体成形された下面図で、図10は本発明の実施例1に係る排ガスガイド部がリアバンパーの底側水平部と一体成形された背面図である。
図8〜図10に示すように、一体成形工程が完了した後、排ガスガイド部120は、底側水平部110と角度をなし(例えば約90度)、排ガスガイド部120の結合部122は切欠き113の後縁と結合されてヒンジ構造を形成している。一体成形された後、形成された排ガスガイド部120を該ヒンジ構造を介して上方に反転させて、突起部121を下から上へ切欠き113に嵌め込ませ、図3〜図5に示す構造を形成することができる。
なお、本実施例では、成形後の排ガスガイド部120成形後の上方への反転を例に挙げて説明したが、排ガスガイド部120の下方への反転を設置してもよい。その構造も同様なので、ここでは説明を省略する。
本実施例では、図4に示すように、該排ガスガイド部120は、接続部123をさらに備える。該接続部123は底側水平部110に接続され、排ガスガイド部120を底側水平部110に固定させる。
例えば、接続部123は、車両の左右方向における一側に底側水平部110と可動接続または固定接続されている。このようにして、可動接続により固定することで、取り付けとメンテナンスがさらに便利になる。また固定接続により、排ガスガイド部を底側水平部にしっかり取り付けることができる。
本実施例では、接続部123は、車両の左右方向における一側に底側水平部110と可動接続され、他方側に底側水平部110と固定接続してもよい。また、接続部123は、車両の左右方向における両側に底側水平部110と可動接続され、あるいは両側に底側水平部110と固定接続してもよい。また、接続部123は、底側水平部110に片側のみ固定接続してもよい。
本実施例では、該可動接続は多様な従来の接続方式を採用しても良い。例えば、図4に示すように、接続部123の一側にフック構造が形成され、底側水平部110には該吊り穴に該フックが掛けられるように、相応形状の吊り穴が形成される。フックと吊り穴の構造は簡単で、金型を通じて、排ガスガイド部と一度に成形することができ、生産が便利になる。しかし、本実施例では、この接続方式に限定しない。
例えば、接続部123は、車両の左右方向における他方側に底側水平部110と固定接続され、排ガスガイド部120を底側水平部110にしっかり取り付けることができる。
本実施例では、該固定接続は多様な従来の固定方式を採用しても良い。例えば、図4に示すように、接続部123の他方側および底側水平部110の対応する位置に貫通穴が形成され、該貫通穴を通るバックルによって固定される。貫通穴とバックルの固定方式は生産が便利で、壊れにくくて、バックルの固定が比較的安定し、操作と交換も簡単である。また、ボルト、ナット、膨張ボルトによって固定してもよい。本実施例では、これらの接続方式に限定しない。
本実施例では、リアバンパーの一側に切欠きおよび排ガスガイド部を形成したと説明したが、これは車両の排気管を1つとする状況に設定した場合である。車両の左右両側に排気管を備えている場合には、リアバンパーの両側に切欠きおよび排ガスガイド部をそれぞれ設定してもよい。両側の切欠きおよび排ガスガイド部の構造は同様なので、説明を省略する。
上記の実施例によって、リアバンパーの底側水平部に切欠きを設け、該切欠きの上方に排ガスガイド部を設けることで、該排ガスガイド部と底側水平部と共同で排ガスの還流を防止する遮蔽面が形成され、排気管から排出された排ガスは車外に導くことができ、排ガスの車内への還流を効果的に低減できる。その上、該排ガスガイド部の突起部の前側の高さは、後側の高さより大きく、かつ排気管の後端が該排ガスガイド部に対応する位置に設けられているため、車両の後部から排気管が容易に見えない、もしくは見えにくくなり、車両の美観を保つことができる。また、排気管の後部の開口は、リアバンパーの可視面から遠いため、該リアバンパーの見えるところは排出された排ガスに汚染されにくく、かつ耐久性に優れている。また、切欠きの設置および切欠きの上方に排ガスガイド部を設けるという構造は簡単で、製造と組立がしやすく、製造コストも安くなる。
本発明の実施例2は排ガス誘導構造を提供する。該排ガス誘導構造は、実施例1で説明したリアバンパーを有している。該リアバンパーの構造については説明を省略する。
図11は本発明の実施例2に係る排ガス誘導構造の下面図であり、図12は本発明の実施例2に係る排ガス誘導構造の側断面の概略図である。図11、図12に示すように、排ガス誘導構造200はリアバンパー100および排気管210を備えている。該リアバンパー100の構造は実施例1で説明したものと同様で、該排気管210の後端がリアバンパー100の排ガスガイド部120に対応する位置に設けられている。
図12に示すように、排気管210を介して排出された排ガスは、排ガスガイド部120およびリアバンパーの共同誘導で、矢印の方向によって車両の外部に排出される。
本実施例では、図11に示すように、排気管210の後端は、車両の前後方向においてリアバンパー100の切欠き113の後縁から突出しないように設けられているため、排管が車両の後部から見えないか、または見えにくくなることにより、車両の美観を保つことができる。
本実施例では、図11、12に示すように、排気管210の後端は、排ガスガイド部120の突起部121の形状に沿って設けられている。このようにして、排ガス誘導の効果をさらに向上させ、排気管が車両の後部から見えない、もしくは見えにくくなることにより、車両の美観を保つことができる。
本実施例では、排気管210の後端の開口は、水平面と成す角度が予め設定された角度よりも小さく設定されており、該開口にある平面をなるべく水平面に近づけ、排ガスを排出しやすくすると同時に、最大限に車両の後部から排気管が見えることを防ぐことができる。また、排ガスの排出方向を変えることにより、さらに排ガスの還流防止効果が高くなる。
本実施例では、該予め設定された角度は実際の必要によって設定することができる。例えば、予め45度と設定しても良い。
本実施例では、車両の排気管が一つある場合には、それに対応する位置に排ガスガイド部が設置される。車両の左右両側に排気管を備えている場合には、リアバンパーの両側に排ガスガイド部をそれぞれ設定してもよい。両側の排ガスガイド部の構造は同様なので、説明を省略する。
上記の実施例によって、リアバンパーの底側水平部に切欠きを設け、該切欠きの上方に排ガスガイド部を設けることで、該排ガスガイド部と底側水平部と共同で排ガスの還流を防止する遮蔽面が形成され、排気管から排出された排ガスを車外へ導くことができ、排ガスの車内への還流を効果的に低減できる。その上、該排ガスガイド部の突起部の前側の高さは、後側の高さより大きく、排気管の後端が該排ガスガイド部に対応する位置に設けられているため、車両の後部から排気管が見えない、もしくは見えにくくなるために、車両の美観を保つことができる。また、排気管の後部の開口は、リアバンパーの可視面から遠いため、該リアバンパーの見えるところが排ガスに汚染されにくく、耐久性に優れる。また、切欠きの設置および切欠きの上方に排ガスガイド部を設けるという構造は簡単で、製造と組立がしやすく、製造コストも安くなる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細に説明し、本発明の原理を適用できる方法を述べた。ただし、本発明の実施は上記の実施例に限定されず、本発明の範囲から逸脱しないすべての変更、改変、均等物などを含む。

Claims (11)

  1. 車両のリアバンパーであって、
    底側水平部と排ガスガイド部とを備え、
    前記底側水平部には、前記底側水平部の前縁から後縁側へ延在する切欠きが設けられており、前記排ガスガイド部は、前記切欠きの上方に設けられており、
    前記排ガスガイド部は、前記リアバンパーの上方へ向けて突起した突起部を有し、かつ、前記底側水平部の前縁側における前記突起部の高さは、前記底側水平部の後縁側における前記突起部の高さよりも大きい
    ことを特徴とする車両のリアバンパー。
  2. 前記排ガスガイド部は、車両の前後方向において前記底側水平部の前縁から突出しないように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のリアバンパー。
  3. 前記切欠きの後縁は、前記底側水平部の後縁から突出しないように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のリアバンパー。
  4. 前記排ガスガイド部と、前記リアバンパーの前記底側水平部とは一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のリアバンパー。
  5. 前記排ガスガイド部は、結合部をさらに備えており、
    前記結合部は、前記切欠きの後縁と結合されてヒンジ構造が形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両のリアバンパー。
  6. 前記排ガスガイド部は、接続部をさらに備えており、
    前記接続部は、車両の左右方向における一側に前記底側水平部と可動接続または固定接続されている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車両のリアバンパー。
  7. 前記突起部の高さは、車両の前後方向に沿って、前から後ろへ徐々に減少していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車両のリアバンパー。
  8. 前記突起部は、断面が円弧形状である曲面であることを特徴とする請求項7に記載の車両のリアバンパー。
  9. 排ガス誘導構造が、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の車両のリアバンパーと、
    後端が前記リアバンパーの前記排ガスガイド部に対応する位置に設けられている排気管であって、前期排気管の後端は車両の前後方向において前記リアバンパーの前記切欠きの後縁から突出しないように設けられている、排気管
    とを含むことを特徴とする排ガス誘導構造。
  10. 前記排気管の後端は、前記排ガスガイド部の前記突起部の形状に沿って設けられていることを特徴とする請求項9に記載の排ガス誘導構造。
  11. 前記排気管の後端の開口は、水平面と成す角度が、予め設定された角度よりも小さいように設けられていることを特徴とする請求項9に記載の排ガス誘導構造。
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