JP2019001174A - カット紙帳票 - Google Patents

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Abstract

【課題】カット紙帳票のプリンター印字の際に、帳票の重送や不送りという搬送トラブルを少なくすることを課題とする。【解決手段】本発明のカット紙帳票10は、プリンターで印字される表面側の印字用基材110と該印字用基材背面の全面または一部に、粘着剤層122を介して剥離可能に接着された剥離紙123を有するカット紙帳票において、前記剥離紙123の外面全面に、塗布部分の単位面積当たりの面積比率、静摩擦係数、動摩擦係数が所定の範囲となるように、滑り性を改善する塗布剤が微小な孤立パターン状に、一様に塗布されていることを特徴とする。 なお、滑り性を改善する塗布剤には、紫外線硬化型オフセットインキや同インキに滑剤を添加したインキ、を使用できる。【選択図】 図1

Description

本発明は、カット紙帳票に関する。詳しくは、配送伝票等に使用するカット紙帳票において、プリンター印字時の重送や不送りを生じ難くした、印字搬送適性の優れたカット紙帳票に関する。
近年、カット紙帳票のプリンター印字は高速化しており、処理量40〜50PPMで処理することも多くなってきている。このような高速印字条件では、斤量の大きい用紙を用いた帳票、特に積層した構成の用紙を使用する1パーツ(pt)配送伝票においては、重送や不送りが生じ易い傾向が顕著になっている。
カット紙帳票とは、配達票や貼付票、控え票等の複数種の帳票が一表面に多面付けされている帳票であって、各帳票に関連する事項をカット紙プリンターにより同時に印字できる形態の帳票をいう。配達票や貼付票、控え票等の部分が多層に積層されていて、インパクトプリンタや手書きの筆圧で複写を行う従来形態の帳票と異なり、データ入力により全面を同時に印字でき、一覧性に優れ、誤りの少ない帳票を作成できる利点がある。
このようなカット紙帳票の印字は、従来の複写式の伝票に使用されていたドット方式だけでなく、IJ(インクジェット)方式、レーザ方式等のNIP(ノンインパクトプリンタ)方式、サーマル方式、感熱転写方式等と、およそあらゆるプリンターでの印字が可能であるため、従来システムからの乗り換えも可能である。
しかし、カット紙帳票は、1パーツ(pt)伝票と言われるものの、表面の印字用基材に剥離紙(セパレート紙、セパ紙とも呼ばれる)と粘着剤層、タック基材からなるタックシートを疑似接着層や接着層を介して積層した形態のものが多い。従って、単票であっても用紙の斤量は、160〜200g/m2と大きくなってしまい易い。なお、通常のコピー用紙は、64g/m2程度、払込用紙は、81.4g/m2程度である。
このように用紙の斤量が大きいと、用紙間の摩擦力は紙間の接触圧に比例するので、摩擦力が大きくなり易く、通常のプリンタローラの表面紙の送り圧力では、その下面の用紙との剥離が困難になり、重ね送りや不送りが頻発する問題が生じる。
他の問題として、プリンターの低価格化に伴い、搬送ローラの品質低下という側面があるようにも思われる。
この重送や不送りを解決する先行特許文献として特許文献1がある。この特許文献1では、搬送ローラ(特に、給紙ローラ)の空回りを考慮して、用紙の搬送ローラが通る部分には滑り剤を塗布しないで、それ以外の部分に滑り剤を塗布して、全体として滑り性を高めたとするプリンター用紙を提案している。滑り剤によりプリンター用紙相互間の摩擦力を低減させる一方、搬送ローラとプリンター用紙間の摩擦力は滑り剤を塗布しないで、従来の状態に維持しようとするものである。しかし、このプリンター用紙では、搬送ローラが接触する箇所での用紙の滑り性には変化がない(従来どおり)ため、重送や不送りが皆無(ゼロ)にはならない問題がある。
そこで、本発明は搬送ローラが接触する面部分にも塗布剤を微小な孤立パターン状に塗布して一層の搬送適性向上を図ろうとするものである。微小な孤立パターン状とは、微小な点状等に塗布することで、面が塗布部と非塗布部で構成された状態にすることを言う。
なお、1パーツ(pt)伝票に関する先行特許文献に特許文献2や特許文献3がある。
特許第5214342号公報 特開2013−091232号公報 特開2013−063607号公報
カット紙帳票には、各種の形態があるため、その用いられ方に応じて、帳票裏面への滑り性を改善する塗布剤の塗布域を検討する必要がある。そこで、剥離紙のみならず、実施形態に応じて印字用基材や厚み調整シートの裏面へ塗布することも必要になる。
また、全面ベタ状に塗布剤を塗布するのではなく、微小な孤立パターン状に塗布することで、斤量の増加を抑えると共に、搬送適性の一層の向上を図ることを課題とする。
本発明の要旨の第1は、プリンターで印字される表面側の印字用基材と該印字用基材背面の全面または一部に、粘着剤層を介して剥離可能に接着された剥離紙を有するカット紙帳票において、前記剥離紙の外面全面に、塗布部分の単位面積当たりの面積比率が6〜60%の範囲となるようにし、かつ静摩擦係数が0.297以下であって、動摩擦係数が0.156以下とする滑り性を改善する塗布剤が微小な孤立パターン状に、一様に塗布されていることを特徴とするカット紙帳票、にある。
本発明の要旨の第2は、プリンターで印字される表面側の印字用基材と該印字用基材背面の一部に、粘着剤層を介して剥離可能に接着された剥離紙を有するカット紙帳票において、前記剥離紙と剥離紙がない部分の前記表面側印字用基材の印字されない面側の外面全面に、塗布部分の単位面積当たりの面積比率が6〜60%の範囲となるようにし、かつ静摩擦係数が0.297以下であって、動摩擦係数が0.156以下とする滑り性を改善する塗布剤が微小な孤立パターン状に、一様に塗布されていることを特徴とするカット紙帳票、にある。
本発明の要旨の第3は、プリンターで印字される表面側の印字用基材と該印字用基材背面の一部に、粘着剤層を介して剥離可能に接着された剥離紙と該表面側印字用基材背面の剥離紙が接着されない部分に接着された厚み調整シートを有するカット紙帳票において、前記剥離紙と厚み調整シートの外面全面に、塗布部分の単位面積当たりの面積比率が6〜60%の範囲となるようにし、かつ静摩擦係数が0.297以下であって、動摩擦係数が0.156以下とする滑り性を改善する塗布剤が微小な孤立パターン状に、一様に塗布されていることを特徴とするカット紙帳票、にある。
上記において、前記微小な孤立パターンが規則的な配列の円形ドットパターンであっても良く、滑り性を改善する塗布剤が、紫外線硬化型オフセットインキであるか、当該インキに滑剤を添加したものであってもよい。
本発明のカット紙帳票は、滑り性を改善する塗布剤が微小な孤立パターン状に塗布されているため、カット紙帳票間の接触が点接触に近くなることと、帳票間に空気の層が入ることにより帳票間に吸着が生じ難くなる。そのため、帳票の重送や不送りという搬送トラブルを少なくすることができる。
また、塗工面において、パターンのある部分と無い部分が混在するため、全ベタ塗布の場合と比較して搬送ローラの空転も生じ難くなっている。
全ベタ塗布の場合に比較して、塗布量を少なくできるため帳票の斤量増加を抑制でき、インキ使用量も少なくできる。
第1実施形態Aのカット紙帳票を示す図である。 第1実施形態Bのカット紙帳票を示す図である。 第2実施形態のカット紙帳票を示す図である。 第3実施形態のカット紙帳票を示す図である。 塗布剤を円形ドットパターン状に塗布した場合の例を示す図である。 カット紙帳票がプリンターに給紙される状況を示す側面図である。 カット紙帳票の一般的形態を示す図である。 カット紙帳票の一般的形態を示す図である。 カット紙帳票の一般的形態を示す図である。
はじめに、カット紙帳票の一般的形態について、図7、図8、図9を参照して説明する。カット紙帳票は配送伝票に用いられる場合が多いので、以下、その例で説明する。
図7は、カット紙帳票である1pt型配送伝票の例であり、図7(A)は平面図、図7(B)は、(A)のM−M線での断面図である。
図7(A)のように、カット紙帳票である配送伝票100は、配達票、貼付票、ご依頼主控、お届け先控、の各票部分101を備えている。各票間は縦、横のハーフカット線105により分離可能にされている。左辺の帯状部分102は切取り線103から切除し、4枚の各票部分101のみを配送荷物に貼付するものである。
図7(B)の断面図のように、配送伝票100は、最表面に印字用基材110を有し、接着層131または疑似接着層132を介してタックシート120に接着されている。タックシート120は、タック基材121と粘着剤層122、剥離紙123からなるものである。剥離紙123を剥離し、粘着剤層122により配送荷物に貼付される。タック基材121の表面(接着層131または疑似接着層132側面)には必要により目止め層が設けられるが、図7(B)では図示を省略している。
上記において、貼付票部分は、最後まで配送荷物に貼付され、剥離することを前提としないので、その下面には接着層131が使用されるが、配達票とご依頼主控え、お届け先控えは剥離することを前提とするので、その下面には疑似接着層132が使用される。
このように、各票が平面的に配置されているので、1回のプリンター印字で送り先や依頼主名、配達品名等を印字できるので、一覧性に優れ、印字ミスも生じない利点がある。
このような、カット紙帳票の例は、前記特許文献2にも記載されている。
図8は、1pt型配送伝票の他の例であり、図8(A)は平面図、図8(B)は、(A)のM−M線での断面図である。
この例の場合、図8(A)のように、カット紙帳票である配送伝票100は、切取り線103または折り線104の右側域に配達票、貼付票、ご依頼主控、お届け先控、の各票部分101を備え、切取り線103または折り線104の左側域は、配達品の明細内容を記載する明細書欄106となっている。
この例の場合は、図8(B)の断面図のように、各票部分101の下面は、図7の場合と同様に構成され、接着層131または疑似接着層132を介してタックシート120に接着されているが、明細書欄106の下面は、タックシートが無く、印字用基材110のみの構成となっている。なお、明細内容記載に換えて他の用途に使用する場合もある。
図7の場合が全面タック伝票であるのに対し、図8の場合は部分タック伝票に該当する。
図9は、1pt型配送伝票のさらに他の例であり、図9(A)は平面図、図9(B)は、(A)のM−M線での断面図である。
この例の場合、図9(A)のように、カット紙帳票である配送伝票100は、切取り線103の右側域に配達票、貼付票、ご依頼主控、お届け先控、の各票部分101を備え、切取り線103の左側域は、配達品の明細内容を記載する明細書欄106としている。各票部分101と明細書欄106を切取り線103により分離して使用するものである。
この例の場合は、図9(B)の断面図のように、各票部分101の下面は、図7の場合と同様に構成され、接着層131または疑似接着層132を介してタックシート120に接着されているが、明細書欄106の下面には、タックシートに換えて粘着剤のない厚み調整シート(スペーサーシート)107が接着されている。厚み調整シート107を使用するのは、図7のように明細書欄106と各票部分101とで紙厚の段差があるとプリンター印字適性が低下するため、段差を解消し印字適性を改善する目的である。
このような、カット紙帳票の例は、前記特許文献3にも記載されている。
次に、本発明のカット紙帳票について説明する。
図1は、本発明のカット紙帳票の第1実施形態Aを示す概略図である。図1(A)は、カット紙帳票10の裏面図、すなわち、タックシート120の剥離紙123面側を示している。図1(B)は、(A)のX−Y線断面であって、印字用基材110を図上、上側にして図示している。
図示の簡易化のため、印字用基材110と剥離紙123面のみを図示し、中間の構成は省略して図示している。以下の図2、図3、図4も同様である。
第1実施形態Aのカット紙帳票10は、剥離紙123の外面に滑り性を改善する塗布剤が、微小な孤立パターン状に全面に塗布されている特徴がある。すなわち、前記図7に図示した実施形態のカット紙帳票の裏面である剥離紙123の粘着層側ではない外面全面に塗布剤を塗布した形態である。微小な孤立パターン状とは、塗布部と非塗布部で構成され、各パターンが連結しない孤立した島状の状態にあることをいう。
この場合、印字方向は、カット紙帳票10の長辺に平行な方向(矢印y1)または短辺に平行な方向(矢印y2)の何れの方向でも構わない。矢印y1と矢印y2の反対方向にも印字可能であるが、帳票の印字方向は、通常一方向が指定されている。
なお、印字用基材110の表面には塗布剤が塗布されない。印字性能が低下するからである。
図2は、本発明のカット紙帳票の第1実施形態Bを示す概略図である。図2(A)は、カット紙帳票の裏面図、すなわち、剥離紙123がある面を示している。図2(B)は、(A)のX−Y線断面であって、印字用基材110を図上、上側にして図示している。
第1実施形態Bのカット紙帳票20は、剥離紙123が配送伝票部分のみにあって、明細書欄は印字用基材110のみとなっている。この場合、タックシート120の剥離紙123の外面にのみ滑り性を改善する塗布剤が、微小な孤立パターン状に全面に塗布され、印字用基材110の外面には塗布されていない特徴がある。
すなわち、前記図8に図示した実施形態のカット紙帳票の裏面である剥離紙123の全面に滑り性を改善する塗布剤を塗布した形態である。ただし、印字用基材110の表裏面には、塗布剤が塗布されていない。この場合の印字方向は矢印y3方向のみとなる。カット紙帳票が引き出される側の下面に塗布剤が塗布されている必要があるからである。
以上の説明で理解されるように、請求項1で、「該印字用基材背面の全面または一部に、粘着剤層を介して剥離可能に接着された剥離紙を有するカット紙帳票において、」とある内、全面に剥離紙が接着されている場合が、第1実施形態Aに該当し、一部に剥離紙が接着されている場合が、第1実施形態Bに該当する。
図3は、本発明のカット紙帳票の第2実施形態を示す概略図である。図3(A)は、カット紙帳票の裏面図、すなわち、剥離紙123がある面を示している。図3(B)は、(A)のX−Y線断面であって、印字用基材110を図上、上側にして図示している。
第2実施形態のカット紙帳票30は、剥離紙123が配送伝票部分のみにあって、明細書欄106は印字用基材110のみとなっている。第2実施形態では、タックシート120の剥離紙123と印字用基材110の外面の全面に滑り性を改善する塗布剤が、微小な孤立パターン状に塗布されている特徴がある。すなわち、前記図8に図示した実施形態のカット紙帳票の裏面である剥離紙123の外面全面に加えて、印字用基材110の外面全面にも滑り性を改善する塗布剤を塗布した形態である。
この場合、印字方向は、カット紙帳票30の長辺に平行な右方向(矢印y4)または長辺に平行な左方向(矢印y5)の何れの方向でも構わない。
図4は、本発明のカット紙帳票の第3実施形態を示す図である。図4(A)は、カット紙帳票の裏面図、すなわち、剥離紙123と厚み調整シート107がある面を示している。図4(B)は、(A)のX−Y線断面であって、印字用基材110を上側にして図示している。
第3実施形態のカット紙帳票40は、剥離紙123が配送伝票部分にのみあって、明細書欄106には、厚み調整シート107が積層されている。第3実施形態では、剥離紙123と厚み調整シート107の裏面に滑り性を改善する塗布剤が、微小な孤立パターン状に全面に塗布されている特徴がある。すなわち、前記図9に図示した実施形態のカット紙帳票の外面であるタックシート120の剥離紙123の全面に加えて、厚み調整シート107の外面全面にも塗布剤を塗布した形態である。
この場合、印字方向は、カット紙帳票40の長辺に平行な右方向(矢印y6)となる。
次に、滑り性を改善する塗布剤が塗布される微小な孤立パターンについて説明する。
微小な孤立パターンは、塗布部分の合計面積が、単位面積当たりの面積比率で6〜60%の範囲となるように塗布する必要がある。この範囲で重送や不送り回数が減少するからである。面積比率は、カット紙帳票の全体の坪量や、プリンター性能、あるいは塗布材料により調整の必要があると考えられる。
塗布パターンは、規則的な配列の円形や方形のドットパターンに限定されず、微小な不規則な砂目状や短糸状、あるいは多角形状等のランダム配列であっても構わない。
円形状のドットパターンとし、パターン相互間が接触しない孤立したパターンにする場合には、計算上は78%程度が限界になるが、実際の工程では面積比率60%以上の孤立パターンとするのは困難である。これから換算すると微小とは、円形パターンであれば、一つのパターンが直径1.0〜3.0mm程度、面積では、0.8〜7.0mm2程度となる。
「一様に塗布する」とは、一のカット紙帳票の同一基材であるいずれの箇所をサンプル採取した場合にも、前記一定の数値範囲である、という意味である。
例えば、一の単位面積(1cm2)箇所で30(基準値)±2%であれば、他の何れの箇所をサンプル採取した場合も、30(基準値)±2%の範囲に入ることが好ましい。
ただし、一のカット紙帳票であっても、剥離紙123に塗布する場合と、印字用基材110、あるいは厚み調整シート107に塗布する場合とでは、異なる面積比率で塗布することが好ましい場合もあり得る。
図5は、滑り性を改善する塗布剤を、円形ドットパターン状に塗布した場合の例を示す図である。
直径2rの円形ドットパターンpを、中心間距離5mmとして、縦横に配列し、縦横の円形ドットパターンの中心に直径2rの円形ドットパターンを置いた規則的な配列パターンとした例である。この場合、単位面積(1cm2)には、8個の円形ドットパターンが含まれることになる。
従って、直径2r=1.0mmなら、面積比率は6.3%、直径2r=2.0mmなら、面積比率は25.1%、直径2r=3.0mmなら、面積比率は56.5%、直径2r=3.2mmなら、面積比率は64.3%、直径2r=3.5mmなら、面積比率は77.0%となる。直径2r=3.5mmを超えては孤立したパターンにはならない。
実際の印刷工程では面積比率60%以上の美麗な孤立パターンとするのは困難であり、直径3.0〜3.1mm程度が限界となる。
ただし、ドットは円形に限らず四角形状等であっても良く、その配列も図5のものに限定されない。不規則パターンの配列であってもよいことは、前記のとおりである。
図6は、カット紙帳票がプリンターに給紙される状況を示す側面図である。
図上、カット紙帳票10の上面uが印字面であるとした場合、まず、給紙ローラR1が最上面のカット紙帳票10の表面を擦って送り出しし、帳票10の先端を搬送ローラR2とR3がカット紙帳票10の表裏を挟んでさらに先方に送り出すことになる。なお、最初に帳票に接触するローラを給紙ローラとする。
給紙ローラR1が最上面のカット紙帳票10の表面を擦った際に、最上面とその下面のカット紙帳票間の滑り性が悪い場合、逆の表現をすると密着性が高い場合は、最上面とその下面のカット紙帳票が分離しないで、ローラR1が空回り(不送り)するか、上下2枚のカット紙帳票が分離しないで一緒に送り出す(重送)ことになる。帳票が送り出された後は、C字やS字状の搬送経路に沿って印字部に送られる。
なお、カット紙帳票10の下面dが印字面であるとした場合も同様である。
給紙ローラR1と搬送ローラR2,R3は、幅10〜20mmのゴム製等の材質からなるものである。
特許文献1の場合、この給紙または搬送ローラが接触するカット紙帳票の領域は、ローラの空回りを防止する観点からスリップ剤を塗布しないようにされている。
しかし、出願人の試験結果では、このように帳票面に塗布剤を塗布した部分と塗布しない部分が混在すると、却ってその効果が不十分であって、重送や不送りを完全には無くすことができないことが認められた。
本願の場合、微小な孤立パターン状に滑り性を改善する塗布剤を塗布しているので、滑り剤の効果のみによって滑り性が高くなるのとは異なり、微小なパターンによって、帳票間の接触面積が小さくなることが効果していることが推察される。微小な孤立パターン状の塗布によって、ローラ表面との摩擦も、摩擦係数低減剤を平面的に塗布した場合と比較して、ローラのスリップが助長されることはなく、却って摩擦抵抗が増大することが認められる。
メジウムインキまたは滑剤を含むメジウムインキを、滑り性を改善する塗布剤として印字用基材110の印字面と反対側面、すなわち剥離紙、厚み調整シート等の裏面に塗布することで、予め使用するプリンターを想定しないで塗布剤を塗布できる利点がある。プリンターの給紙や搬送ローラの位置は、製造メーカや印字方式によって様々であり、全てを想定してカット紙帳票を製造することは、実際上不可能である。
[材質に関する実施形態]
(1)印字用基材
印字用基材には、十分な強度とインクジェットプリンター等による印字適性および搬送適性を有するものであれば使用でき、例えば、上質紙、インクジェット用紙、クラフト紙、複写用紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルム、樹脂フィルムによりラミネートされた紙等の紙が好適に使用できるが、樹脂フィルムの場合は、インクジェット受容層を設けることはできない。
LBPを使用する場合、NIP上質紙を使用するのが好ましい。上質系インクジェット用紙を使用する場合には、IJP(インクジェットプリンター)、LBP(レーザビームプリンター)の両方に対応できる伝票にすることができる。
印字用基材の厚みは、印字適性および取扱性から、20〜200μm、好ましくは50〜150μm(坪量40〜105g/m2)程度である。
(2)タック基材)
タック基材には、印字用基材と同様の紙類や樹脂フィルムが使用できる。
(3)剥離紙)
剥離紙としては、上質紙、コート紙、グラシン紙新紙、クラフト紙、含浸紙、プラスチックフィルムなどを使用できる。基材の粘着剤層と接する面に離型層を有している。厚みも印字用基材と同程度にできる。
(4)厚み調整シート
厚み調整シートにも、印字用基材と同質の材料を使用できるが、印字することはないので、上質紙の他、セミ上質紙なども使用できる。
(5)粘着剤
粘着剤層122は、荷物に配送伝票を貼付可能にする層であり、アクリル系粘着剤が好ましいが、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコンゴム系粘着剤等であってもよい。塗布量は好ましくは3〜30g/m2程度である。
(6)塗布剤
滑り性を改善する塗布剤は、濃色の着色剤や体質顔料を含まないメジウムインキ単体であってよい。ただし、淡い色調の着色剤を含んでも良い。メジウムインキの樹脂成分としては、熱硬化性、紫外線硬化性、電離放射線硬化性の樹脂成分を用いるのが好ましい。熱硬化、紫外線硬化等することにより硬質の塗布面を形成し、紙表面自体よりも滑り性が向上するからである。活性エネルギー線硬化性印刷インキとしては、ラジカル重合性オリゴマー、ラジカル重合性モノマーに、必要によりラジカル重合開始剤や光増感剤、諸種の添加剤を加えたものが使用される。
ラジカル重合開始剤や光増感剤としてはベンゾイン系、(ジアルキルジアミノ)アリールケトン系、キサントン系のものが使用される。
ラジカル重合性オリゴマーとしては、アルキッドアクリレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタン変性アクリレート等が使用され、ラジカル重合性モノマーとしては、ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加体ジアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート等が使用される。
これらの樹脂組成と添加剤、および溶剤とにより、オフセット印刷用、ゴム凸版印刷用、グラビア印刷用のメジウムインキとしてインキ化した材料を好ましく使用できる。
(7)滑剤を含む塗布剤
滑剤を含む塗布剤とは、上記メジウムインキ中に滑剤が添加された組成であり、滑剤としては、例えば、流動パラフィン、白色ワセリン、石油系ワックス、マイクロクリスタリンワックス、モンタンワックス、ポリエチレンワックス等のワックス類、シリコン樹脂、炭素数が8〜22の高級脂肪酸、または、高級脂肪酸アルミニウム、高級脂肪酸カルシウム、高級脂肪酸マグネシウム高級脂肪酸亜鉛、高級脂肪酸リチウム等の高級脂肪酸またはその金属塩、炭素数が8〜18の直鎖脂肪族1価アルコ−ル、グリセリン、ソルビト−ル、プロピレングリコ−ル、ペンタエリスリト−ル、トリエチレングリコ−ル等の脂肪族アルコ−ル類、炭素数が4〜22の高級脂肪酸と炭素数が8〜18の直鎖脂肪族1価アルコ−ルとのエステル類、アセチルクエン酸ドリブチル、アジピン酸ジ−2エチル−ヘキシル、アゼライン酸−n−ヘキシル、エタンジオ−ルモンタン酸エステル、ポリ(1.3−ブタンジオ−ルアジピン酸)エステル、アセチルリシノ−ル酸メチル、ポリ(1.3−ブチレングリコ−ル、1.4−ブチレングリコ−ル、アジピン酸オクチルアルコ−ル)エステル、糖蝋等のアルコ−ルと脂肪酸とのエステル類、水添食用油脂、ひまし油、スパームアセチルワックス、アセチル化モノグリセライド糖のグリセライド類、炭素数が16〜18の例えばエチレンビスオレイルアミドに代表されるエチレンビス脂肪酸アミド、炭素数が8〜22の高級脂肪酸アミド、ステアリルエルカアミド、エルカ酸アミド、オレイルパルミアミド等の高級脂肪酸アミド類、その他、メチルヒドロジエンポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・ジメチルポリシロキサン等のシリコン油やロジンやマレイン酸変性ロジンのグリセリンエステル等の1種ないし2種以上を使用することができる。
[微小な孤立パターンの大きさに関する試験]
搬送トラブル回数とドットパターン面積比率の関連を調べるため、以下の試験を行った。
塗布剤として、(1)紫外線硬化型オフセットメジウムインキ、(2)同インキに滑剤を添加したメジウムインキと2種類のインキを使用した。
図1の実施形態Aのカット紙帳票10について、その剥離紙面に、円形ドットの面積比率が1.6〜77.0%と100%のベタ塗布を行った。ドットパターンは、円形パターンを図5図示のように規則的に配列したもので、円形ドットの直径を0.5mmから3.5mmの範囲で試験した。試験用のカット紙帳票は、上質紙を印字用基材110および剥離紙123として使用し、剥離紙の裏面全面にドットパターンを塗布したものである。なお、カット紙帳票10の全体の坪量は170g/m2、厚みは174μmのものである。
各試験帳票を1000枚作成し、印字速度(処理量50PPM)で印字し、搬送トラブル回数(重送と不送り回数の合計回数)とドットの面積比率との関係を調査した。
表1は、滑剤を含まない紫外線硬化型オフセットメジウムインキの場合のドットの単位面積当たりの面積比率とプリンタートラブル回数の関係を示す図である。
Figure 2019001174
表2は、上記紫外線硬化型オフセットメジウムインキに滑剤を添加した場合の円形ドットパターンの単位面積当たりの面積比率とプリンタートラブル回数の関係を示す図である。
Figure 2019001174
表1、表2を見ると、ドットパターンの面積比率が、4.0%まではトラブル回数が減少するが、6.3%を超えると、56.5%(直径3.0mm)までトラブル発生が殆ど認められなかった。従って、孤立したドットパターンとすることが困難となる60%を超えて塗布する意義は認められないと考えられる。また、塗布量を多くすることは、斤量やインキ使用量の増加にもつながる。そこで、本発明では、6〜60%をパターン塗布部分の面積比率の適切な範囲としている。
なお、表1、表2を比較すると、滑剤を添加したメジウムインキが多少良い結果を示し、いずれもベタ塗布では、多少トラブルが発生する傾向が認められる。また、塗工面が給紙ローラ側である場合は、77.0%を超えた範囲で多少トラブル回数の増加が認められた。
(実施例1)
印字用基材110に、坪量64g/m2の上質紙を使用し、巻取り状態でオフセット印刷を行い、両サイドにスプロケットホールを形成して印刷紙を巻き取りした。
タックシート120には、タック基材43g/m2、粘着剤19g/m2、剥離紙として上質紙41g/m2、計103g/m2を使用した。剥離紙の裏面(印字用基材110とは反対側面)には、滑剤入りの紫外線硬化型オフセットメジウムインキで、図5図示の円形ドットパターンをドット部分の面積比率が、6.3%(ドットの直径1.0mm)になるように予め印刷しておいたものである。なお、タックシート120の紙幅は、印字用基材110と同幅のものである。
上記、印字用基材110とタックシート120を丁合装置にセットし、スプロケットホールで導きながら、疑似接着(部分的には接着)し、その後単位の帳票に切断して、カット紙帳票10(実施形態1A)を完成した。
(実施例2)
実施例1と同質の材料を使用したが、タックシート120の紙幅は、印字用基材110の各票部分に相当する紙幅のものとした。
実施例1と同様に加工して、カット紙帳票20(実施形態1B)を完成した。
(実施例3)
印字用基材110に、坪量64g/m2の上質紙を使用し、巻取り状態でオフセット印刷を行い、両サイドにスプロケットホールを形成して印刷紙を巻き取りした。
タックシート120には、タック基材43g/m2、粘着剤19g/m2、剥離紙として上質紙41g/m2、計103g/m2を使用した。剥離紙裏面(印字用基材110とは反対側面)には、滑剤の入らない紫外線硬化型オフセットメジウムインキで、図5図示の円形ドットパターンをドット部分の面積比率が、25.1%(ドットの直径2.0mm)になるように予め印刷しておいたものである。なお、タックシート120の紙幅は、印字用基材110の各票部分に相当する紙幅のものとした。
上記、印字用基材110とタックシート120を丁合装置にセットし、スプロケットホールで導きながら、疑似接着(部分的には接着)し、その後単位の帳票に切断して、カット紙帳票30(実施形態2)を完成した。
(実施例4)
印字用基材110に、坪量64g/m2の上質紙を使用し、巻取り状態でロールでオフセット印刷を行い、両サイドにスプロケットホールを形成してロールで巻き取りした。
タックシート120には、タック基材43g/m2、粘着剤19g/m2、剥離紙として上質紙41g/m2、計103g/m2を使用した。剥離紙の裏面(印字用基材110とは反対側面)には、滑剤の入らない紫外線硬化型オフセットメジウムインキで、図5図示の円形ドットパターンをドット部分の面積比率が、25.1%(ドットの直径2.0mm)になるように予め印刷しておいたものである。なお、タックシート120の紙幅は、印字用基材110の各票部分に相当する紙幅のものとした。
また、厚み調整シート107として、上質紙81g/m2を使用した。この上質紙も、滑剤の入らない紫外線硬化型オフセットメジウムインキで、図5図示の円形ドットパターンをドット部分の面積比率が、25.1%(ドットの直径2.0mm)になるように予め印刷しておいたものである。
上記、印字用基材110とタックシート120、厚み調整シート107を丁合装置にセットし、スプロケットホールで導きながら、疑似接着(部分的には接着)し、その後単位の帳票に切断して、カット紙帳票40(実施形態3)を完成した。
(比較例)
印字用基材110に、坪量64g/m2の上質紙を使用し、ロールでオフセット印刷を行い、両サイドにスプロケットホールを形成してロールで巻き取りした。
タックシート120には、タック基材43g/m2、粘着剤19g/m2、剥離紙として上質紙41g/m2、計103g/m2を使用した。タックシート120の紙幅は、印字用基材110と同幅のものである。なお、剥離紙123に対して、ドットパターンの印刷はしない従来形態のものである。
上記、印字用基材110とタックシート120を丁合装置にセットし、スプロケットホールで導きながら、疑似接着(部分的には接着)し、その後単位の帳票に切断して、カット紙帳票10(比較例)を完成した。
実施例1〜実施例4のカット紙帳票は、各種のIJP、LBPで印字して搬送トラブルは発生しなかった。ただし、比較例の場合は、1000枚に対して、6〜7回の搬送トラブルが見られた。
なお、実施例1と比較例の摩擦係数等の品質データ測定値を、表3に示す。
Figure 2019001174
表3の結果から、実施形態1のカット紙帳票は比較例である従来品よりも、平滑度が低くなり、静摩擦係数、動摩擦係数も低下していることが認められる。
数値は示していないが、実施形態2〜3についても同様な傾向が認められた。
10,20,30,40 カット紙帳票
100 配送伝票
101 各票部分
102 帯状部分
103 切取り線
104 折り線
105 ハーフカット線
106 明細書欄
107 厚み調整シート
110 印字用基材
120 タックシート
121 タック基材
122 粘着剤層
123 剥離紙
131 接着層
132 疑似接着層

Claims (5)

  1. プリンターで印字される表面側の印字用基材と該印字用基材背面の全面または一部に、粘着剤層を介して剥離可能に接着された剥離紙を有するカット紙帳票において、前記剥離紙の外面全面に、塗布部分の単位面積当たりの面積比率が6〜60%の範囲となるようにし、かつ静摩擦係数が0.297以下であって、動摩擦係数が0.156以下とする滑り性を改善する塗布剤が微小な孤立パターン状に、一様に塗布されていることを特徴とするカット紙帳票。
  2. プリンターで印字される表面側の印字用基材と該印字用基材背面の一部に、粘着剤層を介して剥離可能に接着された剥離紙を有するカット紙帳票において、前記剥離紙と剥離紙がない部分の前記表面側印字用基材の印字されない面側の外面全面に、塗布部分の単位面積当たりの面積比率が6〜60%の範囲となるようにし、かつ静摩擦係数が0.297以下であって、動摩擦係数が0.156以下とする滑り性を改善する塗布剤が微小な孤立パターン状に、一様に塗布されていることを特徴とするカット紙帳票。
  3. プリンターで印字される表面側の印字用基材と該印字用基材背面の一部に、粘着剤層を介して剥離可能に接着された剥離紙と該表面側印字用基材背面の剥離紙が接着されない部分に接着された厚み調整シートを有するカット紙帳票において、前記剥離紙と厚み調整シートの外面全面に、塗布部分の単位面積当たりの面積比率が6〜60%の範囲となるようにし、かつ静摩擦係数が0.297以下であって、動摩擦係数が0.156以下とする滑り性を改善する塗布剤が微小な孤立パターン状に、一様に塗布されていることを特徴とするカット紙帳票。
  4. 前記微小な孤立パターンが規則的な配列の円形ドットパターンであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1の請求項記載のカット紙帳票。
  5. 滑り性を改善する塗布剤が、紫外線硬化型オフセットインキであるか、当該インキに滑剤を添加したものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項記載のカット紙帳票。
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