JP2019001129A - 化粧シート及び該化粧シートを備える化粧部材 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]第1主面と、前記第1主面の反対側に位置する第2主面と、前記第1主面と前記第2主面との間に位置する暗色基材層とを備える化粧シートであって、
前記暗色基材層が、基材シートと、前記基材シートの前記第1主面側に設けられた暗色層とを備え、
前記暗色基材層の前記第1主面側の表面へ光を照射し、反射光に基づいて測定される前記暗色基材層のL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:50以下、かつ、C*:18以下であり、
前記化粧シートの前記第1主面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記化粧シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光吸収率が50%以下である、前記化粧シート。
[2]前記化粧シートの前記第1主面へ光を照射し、反射光に基づいて測定される前記化粧シートのL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:30以下、かつ、C*:2.4以下である、[1]に記載の化粧シート。
[3]前記暗色基材層の前記第1主面側の表面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記暗色基材層の波長域781nm以上2500nm以下の平均分光吸収率が50%以下である、[1]又は[2]に記載の化粧シート。
[4]前記化粧シートの前記第1主面へ波長域300nm以上780nm以下の光を照射して測定される前記化粧シートの波長域300nm以上780nm以下の平均分光吸収率が70%以上である、[1]〜[3]のいずれかに記載の化粧シート。
[5]前記暗色基材層の前記第1主面側の表面へ波長域300nm以上780nm以下の光を照射して測定される前記暗色基材層の波長域300nm以上780nm以下の平均分光吸収率が50%以上である、[4]に記載の化粧シート。
[6]前記化粧シートの前記第1主面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記化粧シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光反射率が40%以上である、[1]〜[5]のいずれかに記載の化粧シート。
[7]前記暗色基材層の前記第1主面側の表面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記暗色基材層の波長域781nm以上2500nm以下の平均分光反射率が40%以上である、[6]に記載の化粧シート。
[8]前記基材シートの前記第1主面側の表面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記基材シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光反射率が40%以上である、[7]に記載の化粧シート。
[9]前記化粧シートの前記第2主面へ光を照射し、透過光に基づいて測定される前記化粧シートのL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:10以下、かつ、C*:4.5以下である、[6]〜[8]のいずれかに記載の化粧シート。
[10]前記暗色基材層の前記第2主面側の表面へ光を照射し、透過光に基づいて測定される前記暗色基材層のL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:20以下、かつ、C*:20以下である、[9]に記載の化粧シート。
[11]前記化粧シートの前記第1主面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記化粧シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光透過率が75%以上である、[1]〜[5]のいずれかに記載の化粧シート。
[12]前記暗色基材層の前記第1主面側の表面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記暗色基材層の波長域781nm以上2500nm以下の平均分光透過率が75%以上である、[11]に記載の化粧シート。
[13]前記基材シートの前記第1主面側の表面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記基材シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光透過率が75%以上である、[12]に記載の化粧シート。
[14]前記化粧シートの前記第2主面へ光を照射し、透過光に基づいて測定される前記化粧シートのL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:35以下、かつ、C*:30以下である、[11]〜[13]のいずれかに記載の化粧シート。
[15]前記暗色基材層の前記第2主面側の表面へ光を照射し、透過光に基づいて測定される前記暗色基材層のL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:68以下、かつ、C*:30以下である、[14]に記載の化粧シート。
[16]前記暗色層が、茶褐色顔料及び青色顔料を含有する、[1]〜[15]のいずれかに記載の化粧シート。
[17]前記茶褐色顔料のL*a*b*表色系の色度a*及びb*が、a*:25以上50以下、かつ、b*:15以上45以下であり、前記青色顔料のL*a*b*表色系の色度a*及びb*が、a*:−25以上−5以下、かつ、b*:−55以上−30以下である、[16]に記載の化粧シート。
[18]前記茶褐色顔料が、酸化鉄系顔料、ベンズイミダゾロン系顔料及び縮合アゾ系顔料から選択され、前記青色顔料が、フタロシアニン系顔料から選択される、[16]又は[17]に記載の化粧シート。
[19]前記暗色層に含有される顔料が、前記茶褐色顔料及び前記青色顔料の2種のみである、[16]〜[18]のいずれかに記載の化粧シート。
[20]前記暗色基材層の前記第1主面側に設けられた黒色層をさらに備える、[1]〜[19]のいずれかに記載の化粧シート。
[21]前記黒色層が、赤外線透過性黒色顔料を含有する、[20]に記載の化粧シート。
[22]前記赤外線透過性黒色顔料が、アゾメチンアゾ系黒色顔料及びペリレン系黒色顔料から選択される、[21]に記載の化粧シート。
[23]前記黒色層の前記第1主面側に設けられた透明樹脂層と、前記透明樹脂層の前記第1主面側に設けられた表面保護層とをさらに備える、[20]〜[22]のいずれかに記載の化粧シート。
[24]被着材と[1]〜[23]のいずれかに記載の化粧シートとを、前記被着材と前記化粧シートの前記基材シートとが対向するように備える、化粧部材。
本発明において使用されるパラメータは以下の通り定義される。
波長域781nm以上2500nm以下の平均分光吸収率(%)=100(%)−波長域781nm以上2500nm以下の平均分光反射率(%)−波長域781nm以上2500nm以下の平均分光透過率(%)
波長域300nm以上780nm以下の平均分光吸収率(%)=100(%)−波長域300nm以上780nm以下の平均分光反射率(%)−波長域300nm以上780nm以下の平均分光透過率(%)
以下、図面に基づいて、本発明の化粧シートの実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る化粧シート1Aの構成を模式的に示す側面図であり、図2は、本発明の第2実施形態に係る化粧シート1Bの構成を模式的に示す側面図である。なお、図1及び図2において、同一の部分又は部材には同一符号が付されている。
以下、化粧シート1Aに関する説明と、化粧シート1Bに関する説明とを合わせて行う際、「化粧シート1A,1B」、「暗色基材層10A,10B」及び「基材シート11A,11B」という表現を使用する。「化粧シート1A,1B」、「暗色基材層10A,10B」及び「基材シート11A,11B」は、化粧シート1Aに関しては「化粧シート1A」、「暗色基材層10A」及び「基材シート11A」を、化粧シート1Bに関しては「化粧シート1B」、「暗色基材層10B」及び「基材シート11B」を意味する。
基材シート11Aの近赤外線反射性及び基材シート11Bの近赤外線透過性は、基材シート11A,11Bに含有される樹脂の種類、基材シート11A,11Bの厚み、基材シート11A,11Bが着色剤を含有する場合には着色剤の種類及び量等を調整することにより調整することができる。
暗色層12は、基材シート11A,11Bの第1主面S1側に設けられており、基材シート11A,11Bとともに暗色基材層10A,10Bを構成している。
黒色層13は、暗色層12の第1主面S1側に設けられている。なお、暗色層12と黒色層13との境界は必ずしも明確であるとは限らない。例えば、暗色層12と黒色層13との境界には、暗色層12を構成する成分と黒色層13を構成する成分とが混在した領域が形成される場合がある。
Xは、水素原子又はハロゲン原子を表し、
mは1〜4の整数を表し、
R1は、ハロゲン原子、メチル基、メトキシ基及びニトロ基からなる群より選択される1又は2以上の置換基を有していてもよいフェニレン基、ナフチレン基又はビフェニレン基を表し、
nは1又は2を表し、
nが1を表す場合、R2は、メチル基、エチル基、メトキシ基及びアニリノカルボニル基からなる群より選択される1又は2以上の置換基を有していてもよいフェニル基、
nが2を表す場合、メチル基、エチル基、メトキシ基及びアニリノカルボニル基からなる群より選択される1又は2以上の置換基を有していてもよいフェニレン基、ナフチレン基又はビフェニレン基を表す。
Rは、炭素数1〜3の低級アルキル基及び炭素数1〜3の低級アルコキシ基からなる群より選択される基を表し、
nは1〜5の整数を表し、
nが2以上の整数を表す場合、Rは同一であってもよいし異なっていてもよい。
透明樹脂層14は、黒色層13の第1主面S1側に設けられている。透明樹脂層14は、暗色層12及び黒色層13を保護して、耐傷性を向上させる効果を有する。透明樹脂層14は、必要に応じて設けられる層であり、省略可能である。
表面保護層15は、透明樹脂層14の第1主面S1側に設けられている。表面保護層15は、化粧シート1A,1Bの最表面に位置し、化粧シート1A,1Bの第1主面を形成している。表面保護層15は、必要に応じて設けられる層であり、省略可能である。
電離放射線硬化性樹脂とは、電磁波又は荷電粒子線の中で分子を架橋、重合させ得るエネルギー量子を有するもの、すなわち、紫外線又は電子線等を照射することにより、架橋、硬化する樹脂のことである。具体的には、従来電離放射線硬化性樹脂として慣用されている重合性モノマー及び重合性オリゴマーないしはプレポリマーの中から適宜選択して使用することができる。
化粧シート1A,1Bは、必要に応じて接着層を有することができる。例えば、黒色層13と透明樹脂層14との間の接着性を向上させるために、黒色層13と透明樹脂層14との間に接着層を設けることができる。接着層を構成する接着剤としては、化粧シートにおいて一般的に使用されている接着剤を適宜選択して使用することができ、その厚さは0.1μm以上50μm以下であり、十分な接着性が得られる観点から1μm以上30μm以下が好ましい。
化粧シート1A,1Bは、必要に応じて、各層間密着性を向上させるために、各層間のいずれかにプライマー層、裏面プライマー層を有することができる。例えば、被着材と基材シート11A,11Bとの密着性を向上させるために、基材シート11A,11B側に裏面プライマー層を設けることができる。また、透明樹脂層14と表面保護層15との密着性を向上させるために、透明樹脂層14と表面保護層15との間にプライマー層を設けることができる。
化粧シート1A,1Bは、少なくとも表面保護層15に凹形状を有することが好ましい。化粧シート1A,1Bが凹形状を有することで、特に質感(触感)に優れたものとなる。この凹形状は、少なくとも表面保護層15に存在していればよく、また基材シート11A,11Bに至るものがあってもよい。優れた質感(触感)を得る観点から、表面保護層15内に留まるものだけでなく、透明樹脂層14まで至るもの、暗色層12及び黒色層13まで至るもの、基材シート11A,11Bまで至るものが組み合わされていることが好ましい。なお、本明細書において、表面保護層15等が上記凹形状を有する場合、表面保護層15等の厚みは、上記凹形状を有さない箇所で測定した厚みを意味する。
本発明の化粧シートの製造方法について、本発明の一実施形態に係る化粧シート1Aを例にとって、その製造方法を説明する。化粧シート1A,1Bは、例えば、(a)基材シート11A,11B上に暗色層12を形成する工程、(b)暗色層12上に黒色層13を形成する工程、(c)黒色層13上に透明樹脂層14を形成する工程、(d)透明樹脂層14上に硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させて表面保護層15を形成する工程、を順に経ることにより製造することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の化粧部材の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第1実施形態に係る化粧部材2Aの構成を模式的に示す側面図であり、図4は、本発明の第2実施形態に係る化粧部材2Bの構成を模式的に示す側面図である。なお、図3及び図4において、同一の部分又は部材には同一符号が付されている。
以下、化粧部材2Aに関する説明と、化粧部材2Bに関する説明とを合わせて行う際、「化粧部材2A,2B」、「化粧シート1A,1B」、「基材シート11A,11B」及び「被着材21A,21B」という表現を使用する。「化粧部材2A,2B」、「化粧シート1A,1B」、「基材シート11A,11B」及び「被着材21A,21B」は、化粧部材2Aに関しては「化粧部材2A」、「化粧シート1A」、「基材シート11A」及び「被着材21A」を、化粧部材2Bに関しては「化粧部材2B」、「化粧シート1B」、「基材シート11B」及び「被着材21B」を意味する。
被着材21Aとしては、例えば、各種素材の平板、曲面板等の板材、立体形状物品、シート(或いはフィルム)等が挙げられる。具体的には、木材単板、木材合板、パーティクルボード、MDF(中密度繊維板)等の木質繊維板等の板材や立体形状物品等として使用される木質部材;鉄、アルミニウム等の板材や鋼板、立体形状物品、あるいはシート等として使用される金属部材;ガラス、陶磁器等のセラミックス、石膏等の非セメント窯業系材料、ALC(軽量気泡コンクリート)板等の非陶磁器窯業系材料等の板材や立体形状物品等として使用される窯業部材;アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)樹脂、フェノール樹脂、塩化ビニル樹脂、セルロース系樹脂、ゴム等の板材、立体形状物品、あるいはシート等として使用される樹脂部材等が挙げられる。また、これらの部材は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
化粧部材2A,2Bは、被着材21A,21Bと化粧シート1A,1Bとの間に、接着剤層22を有する。接着剤層22は省略可能であるが、優れた接着性を得るため、被着材21A,21Bと化粧シート1A,1Bとを接着剤層22を介して貼り合わせることが好ましい。
本発明の化粧部材の製造方法について、化粧部材2A,2Bを例にとって、その製造方法を説明する。化粧部材2A,2Bは、化粧シート1A,1Bと被着材21A,21Bとを、(d)化粧シート1A,1Bの基材シート11A,11Bと被着材21A,21Bとを対向させて積層する工程を経て製造することができる。
1.基材シートの準備
基材シートAとして、両面にコロナ放電処理を施したポリプロピレン(PP)樹脂シートを準備した。このPP樹脂シートは、PP樹脂100質量部に対し、顔料として酸化チタン10質量部のみを含む、白色に着色された着色樹脂シート(厚さ:60μm)である。
第1印刷インキとして、バインダー樹脂(2液硬化型アクリル−ウレタン樹脂)、ヘキサメチレンジイソシアネート系硬化剤、銅フタロシアニンブルー(青色顔料)及び酸化鉄系顔料(Fe2O3,茶色顔料)を含む印刷インキを準備した。第1印刷インキの溶剤としては、酢酸エチル及びメチルエチルケトンの混合溶剤(酢酸エチルの質量:メチルエチルケトンの質量=1:1)を使用した。第1印刷インキにおいて、固形分総濃度は30質量%、銅フタロシアニンブルー及び酸化鉄系顔料の総濃度は12質量%、青色顔料及び茶色顔料の質量比(青色顔料の質量:茶色顔料の質量)は、20:80である。
基材シートAの一方の面に第1印刷インキをグラビア印刷法で塗布(塗布量:固形分基準で約2g/m2)し、硬化させ、暗色層(硬化後の厚さ:2μm)を形成した。こうして、基材シートAと、基材シートA上に形成された暗色層とからなる暗色基材層を形成した。
第2印刷インキとして、バインダー樹脂(1液硬化型アクリル−ウレタン樹脂)及び平均粒径0.2μmのアゾメチンアゾ系黒色顔料(大日精化工業株式会社製クロモファインブラックA−1103)を含む印刷インキ(固形分21.6質量%、P/V比0.3)を準備した。第2印刷インキ中のアゾメチンアゾ系黒色顔料濃度は、5質量%である。
暗色層の上面に第2印刷インキをグラビア印刷法で塗布(塗布量:固形分基準で約2g/m2)し、硬化させ、黒色層(硬化後の厚さ:2μm)を形成した。
基材シートAの他方の面に2液硬化型ウレタン−硝化綿混合樹脂組成物を塗布し、乾燥させ、裏面プライマー層(乾燥後の厚さ:2μm)を形成した。
黒色層の上に透明なポリウレタン樹脂系接着剤を塗布し、乾燥させ、接着層(乾燥後の厚さ:3μm)を形成した。
接着剤層の上に透明なポリプロピレン樹脂をTダイ押出機により加熱溶融押出し、透明樹脂層として透明樹脂層(厚さ:80μm)を形成した。
透明樹脂層の表面にコロナ放電処理を施した後、コロナ放電処理表面に2液硬化型アクリル−ウレタン樹脂組成物をグラビア印刷法で塗布し、乾燥させ、プライマー層(乾燥後の厚さ:1μm)を形成した。
プライマー層の表面に透明な電子線硬化性樹脂組成物(電子線硬化性樹脂:3官能ウレタンアクリレート)をグラビアコート法で塗布(固形分:3g/m2)し、乾燥させ、未硬化樹脂層を形成し、酸素濃度200ppmの環境下で電子線(加圧電圧:125KeV、5Mrad)を照射して該未硬化樹脂層を硬化させて、表面保護層(厚さ:3μm)を形成した。
表面保護層側からエンボス加工を施して、60°光沢度が8となる砂目調凹凸模様を形成し、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表2に示す。
暗色基材層及び化粧シートについて以下の評価を行った。化粧シートに関する評価結果を表3に示す。
分光測色計(日本電色工業株式会社製SE6000)を使用して、暗色基材層の暗色層側表面又は化粧シートの表面保護層側表面へ入射角10度(暗色基材層の暗色層側表面又は化粧シートの表面保護層側表面の法線方向を0度とする)で光(D65光源)を照射し、全光線反射光(鏡面反射光+拡散反射光)に基づいて、暗色基材層又は化粧シートのL*、a*及びb*を測定した。測定されたa*及びb*に基づいて、彩度C*を算出した。なお、彩度はC*=((a*)2+(b*)2)1/2で表される。
分光測色計(日本電色工業株式会社製SE6000)を使用して、暗色基材層の暗色層側表面又は化粧シートの表面保護層側表面へ入射角0度(暗色基材層の暗色層側表面又は化粧シートの表面保護層側表面の法線方向を0度とする)で光(D65光源)を照射し、全光線透過光に基づいて、暗色基材層又は化粧シートのL*、a*及びb*を測定した。測定されたa*及びb*に基づいて、彩度C*を算出した。
JIS K 0115:2004に準拠する分光光度計(日本分光株式会社製V−670)を使用して、暗色基材層の暗色層側表面又は化粧シートの表面保護層側表面に入射角5度(暗色基材層の暗色層側表面又は化粧シートの表面保護層側表面の法線方向を0度とする)で、波長300nmから波長2500nmまで波長を1nmずつ変化させながら各波長(すなわち、波長300nm、301nm、302nm、・・・・2498nm、2499nm、2500nm)の光を照射し、平行入射光束に対する全反射光束の割合(すなわち全光線反射率)として、各波長の分光反射率(%)を測定した。全光線反射率の測定方法は、JIS K 7375:2008に準拠した。なお、各波長の分光反射率(%)は、暗色基材層又は化粧シートの両面に何の層も積層されていない状態で測定した。
JIS K 0115:2004に準拠する分光光度計(日本分光株式会社製V−670)を使用して、暗色基材層の暗色層側表面又は化粧シートの表面保護層側表面に入射角0度(暗色基材層の暗色層側表面又は化粧シートの表面保護層側表面の法線方向を0度とする)で、波長300nmから波長2500nmまで波長を1nmずつ変化させながら各波長(すなわち、波長300nm、301nm、302nm、・・・・2498nm、2499nm、2500nm)の光を照射し、平行入射光束に対する全透過光束の割合(すなわち全光線透過率)として、各波長の分光透過率(%)を測定した。全光線透過率の測定方法は、JIS K 7375:2008に準拠した。なお、各波長の分光反射率(%)は、暗色基材層又は化粧シートの両面に何の層も積層されていない状態で測定した。
波長300nmから波長780nmまで波長を1nmずつ変化させながら各波長(すなわち、波長300nm、301nm、362nm、・・・778nm、779nm、780nm)の分光反射率(%)の和を481で割ることにより、暗色基材層又は化粧シートの波長域300nm以上780nm以下の平均分光反射率(%)を算出した。
波長300nmから波長780nmまで波長を1nmずつ変化させながら各波長(すなわち、波長300nm、301nm、362nm、・・・778nm、779nm、780nm)の分光透過率(%)の和を481で割ることにより、暗色基材層又は化粧シートの波長域300nm以上780nm以下の平均分光透過率(%)を算出した。
下記式に基づいて、暗色基材層又は化粧シートの波長域300nm以上780nm以下の平均分光吸収率(%)を算出した。
波長域300nm以上780nm以下の平均分光吸収率(%)=100(%)−波長域300nm以上780nm以下の平均分光反射率(%)−波長域300nm以上780nm以下の平均分光透過率(%)
波長781nmから波長2500nmまで波長を1nmずつ変化させながら各波長(すなわち、波長781nm、782nm、783nm、・・・・2498nm、2499nm、2500nm)の分光反射率(%)の和を1720で割ることにより、暗色基材層又は化粧シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光反射率(%)を算出した。
波長781nmから波長2500nmまで波長を1nmずつ変化させながら各波長(すなわち、波長781nm、782nm、783nm、・・・・2498nm、2499nm、2500nm)の分光透過率(%)の和を1720で割ることにより、暗色基材層又は化粧シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均透過反射率(%)を算出した。
下記式に基づいて、暗色基材層又は化粧シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光吸収率(%)を算出した。
波長域781nm以上2500nm以下の平均分光吸収率(%)=100(%)−波長域781nm以上2500nm以下の平均分光反射率(%)−波長域781nm以上2500nm以下の平均分光透過率(%)
第1印刷インキにおける青色顔料及び茶色顔料の質量比(青色顔料の質量:茶色顔料の質量)を33:67に変更した点を除き、実施例A1と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表2に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表3に示す。
第1印刷インキにおける青色顔料及び茶色顔料の質量比(青色顔料の質量:茶色顔料の質量)を15:85に変更した点を除き、実施例A1と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表2に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表3に示す。
第1印刷インキにおける茶色顔料として、酸化鉄系顔料に代えて、ベンズイミダゾロン系顔料を使用した点、及び、第1印刷インキにおける青色顔料及び茶色顔料の質量比(青色顔料の質量:茶色顔料の質量)を30:70に変更した点を除き、実施例A1と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表2に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表3に示す。
第1印刷インキにおける茶色顔料として、酸化鉄系顔料に代えて、縮合アゾ系顔料を使用した点、及び、第1印刷インキにおける青色顔料及び茶色顔料の質量比(青色顔料の質量:茶色顔料の質量)を35:65に変更した点を除き、実施例A1と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表2に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表3に示す。
第1印刷インキにおける茶色顔料として、酸化鉄系顔料に代えて、縮合アゾ系顔料を使用した点、及び、第1印刷インキにおける青色顔料及び茶色顔料の質量比(青色顔料の質量:茶色顔料の質量)を17:83に変更した点を除き、実施例A1と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表2に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表3に示す。
第1印刷インキに茶色顔料を含有させず、青色顔料のみを含有させた点を除き、実施例A1と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表2に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表3に示す。
第1印刷インキに青色顔料を含有させず、茶色顔料のみを含有させた点を除き、実施例A1と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表2に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表3に示す。
第2印刷インキにおける黒色顔料として、アゾメチンアゾ系黒色顔料に代えて、カーボンブラックを使用した点、及び、暗色層を形成することなく、基材シートA上に黒色層を形成した点を除き、実施例A1と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表2に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表3に示す。
実施例A1と同様にして、基材シートA上に黒色層を形成し、基材シートAと、基材シートA上に形成された黒色層とからなる黒色基材層を得た。黒色基材層の特徴を表2に示す。黒色基材層について実施例A1と同様の評価を行った。黒色基材層に関する評価結果を表3に示す。
基材シートBとして、両面にコロナ放電処理を施したポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂シートを準備した。このPET樹脂シートは、無色透明な樹脂シート(厚さ:60μm)である。
基材シートAに代えて基材シートBを使用した点を除き、実施例A2と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表4に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表5に示す。
基材シートAに代えて基材シートBを使用した点を除き、実施例A3と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表4に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表5に示す。
基材シートAに代えて基材シートBを使用した点を除き、実施例A4と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表4に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表5に示す。
基材シートAに代えて基材シートBを使用した点を除き、実施例A5と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表4に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表5に示す。
基材シートAに代えて基材シートBを使用した点を除き、実施例A6と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表4に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表5に示す。
基材シートAに代えて基材シートBを使用した点を除き、比較例A1と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表4に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表5に示す。
基材シートAに代えて基材シートBを使用した点を除き、比較例A2と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表4に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表5に示す。
基材シートAに代えて基材シートBを使用した点を除き、比較例A3と同様の操作を行い、化粧シートを得た。化粧シートの特徴を表4に示す。暗色基材層及び化粧シートについて実施例A1と同様の評価を行った。暗色基材層及び化粧シートに関する評価結果を表5に示す。
基材シートAに代えて基材シートBを使用した点を除き、比較例A4と同様の操作を行い、黒色基材層を得た。黒色基材層の特徴を表4に示す。黒色基材層について実施例A1と同様の評価を行った。黒色基材層に関する評価結果を表5に示す。
S1・・・化粧シートの第1主面
S2・・・化粧シートの第2主面
10A,10B・・・暗色基材層
11A,11B・・・基材シート
12・・・暗色層
13・・・黒色層
14・・・透明樹脂層
15・・・表面保護層
2A,2B・・・化粧部材
21A,21B・・・被着材
22・・・接着剤層
Claims (24)
- 第1主面と、前記第1主面の反対側に位置する第2主面と、前記第1主面と前記第2主面との間に位置する暗色基材層とを備える化粧シートであって、
前記暗色基材層が、基材シートと、前記基材シートの前記第1主面側に設けられた暗色層とを備え、
前記暗色基材層の前記第1主面側の表面へ光を照射し、反射光に基づいて測定される前記暗色基材層のL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:50以下、かつ、C*:18以下であり、
前記化粧シートの前記第1主面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記化粧シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光吸収率が50%以下である、前記化粧シート。 - 前記化粧シートの前記第1主面へ光を照射し、反射光に基づいて測定される前記化粧シートのL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:30以下、かつ、C*:2.4以下である、請求項1に記載の化粧シート。
- 前記暗色基材層の前記第1主面側の表面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記暗色基材層の波長域781nm以上2500nm以下の平均分光吸収率が50%以下である、請求項1又は2に記載の化粧シート。
- 前記化粧シートの前記第1主面へ波長域300nm以上780nm以下の光を照射して測定される前記化粧シートの波長域300nm以上780nm以下の平均分光吸収率が70%以上である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化粧シート。
- 前記暗色基材層の前記第1主面側の表面へ波長域300nm以上780nm以下の光を照射して測定される前記暗色基材層の波長域300nm以上780nm以下の平均分光吸収率が50%以上である、請求項4に記載の化粧シート。
- 前記化粧シートの前記第1主面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記化粧シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光反射率が40%以上である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化粧シート。
- 前記暗色基材層の前記第1主面側の表面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記暗色基材層の波長域781nm以上2500nm以下の平均分光反射率が40%以上である、請求項6に記載の化粧シート。
- 前記基材シートの前記第1主面側の表面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記基材シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光反射率が40%以上である、請求項7に記載の化粧シート。
- 前記化粧シートの前記第2主面へ光を照射し、透過光に基づいて測定される前記化粧シートのL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:10以下、かつ、C*:4.5以下である、請求項6〜8のいずれか一項に記載の化粧シート。
- 前記暗色基材層の前記第2主面側の表面へ光を照射し、透過光に基づいて測定される前記暗色基材層のL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:20以下、かつ、C*:20以下である、請求項9に記載の化粧シート。
- 前記化粧シートの前記第1主面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記化粧シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光透過率が75%以上である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化粧シート。
- 前記暗色基材層の前記第1主面側の表面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記暗色基材層の波長域781nm以上2500nm以下の平均分光透過率が75%以上である、請求項11に記載の化粧シート。
- 前記基材シートの前記第1主面側の表面へ波長域781nm以上2500nm以下の光を照射して測定される前記基材シートの波長域781nm以上2500nm以下の平均分光透過率が75%以上である、請求項12に記載の化粧シート。
- 前記化粧シートの前記第2主面へ光を照射し、透過光に基づいて測定される前記化粧シートのL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:35以下、かつ、C*:30以下である、請求項11〜13のいずれか一項に記載の化粧シート。
- 前記暗色基材層の前記第2主面側の表面へ光を照射し、透過光に基づいて測定される前記暗色基材層のL*a*b*表色系の明度L*及び彩度C*が、L*:68以下、かつ、C*:30以下である、請求項14に記載の化粧シート。
- 前記暗色層が、茶褐色顔料及び青色顔料を含有する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の化粧シート。
- 前記茶褐色顔料のL*a*b*表色系の色度a*及びb*が、a*:25以上50以下、かつ、b*:15以上45以下であり、前記青色顔料のL*a*b*表色系の色度a*及びb*が、a*:−25以上−5以下、かつ、b*:−55以上−30以下である、請求項16に記載の化粧シート。
- 前記茶褐色顔料が、酸化鉄系顔料、ベンズイミダゾロン系顔料及び縮合アゾ系顔料から選択され、前記青色顔料が、フタロシアニン系顔料から選択される、請求項16又は17に記載の化粧シート。
- 前記暗色層に含有される顔料が、前記茶褐色顔料及び前記青色顔料の2種のみである、請求項16〜18のいずれか一項に記載の化粧シート。
- 前記暗色基材層の前記第1主面側に設けられた黒色層をさらに備える、請求項1〜19のいずれか一項に記載の化粧シート。
- 前記黒色層が、赤外線透過性黒色顔料を含有する、請求項20に記載の化粧シート。
- 前記赤外線透過性黒色顔料が、アゾメチンアゾ系黒色顔料及びペリレン系黒色顔料から選択される、請求項21に記載の化粧シート。
- 前記黒色層の前記第1主面側に設けられた透明樹脂層と、前記透明樹脂層の前記第1主面側に設けられた表面保護層とをさらに備える、請求項20〜22のいずれか一項に記載の化粧シート。
- 被着材と請求項1〜23のいずれか一項に記載の化粧シートとを、前記被着材と前記化粧シートの前記基材シートとが対向するように備える、化粧部材。
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