JP2019000999A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

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【課題】印字に使用する記録インク粒子に作用する空気抵抗を印字に使用しないダミーインク粒子で低減する場合、記録インク粒子の印字位置や前方を飛翔する記録インク粒子の飛翔パターンにより空気抵抗は変化するため、印字パターン毎にダミーインク粒子の帯電量や配置の決定に時間を要する問題があった。【解決手段】印字領域の最上位に付着する記録インク粒子よりも偏向量が大きく、かつ印字領域外を飛翔するダミーインク粒子を記録インク粒子よりも早いタイミングで生成させ、記録インク粒子がダミーインク粒子の後流内を飛翔するようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、ノズルよりインクを噴出することでインク粒子を形成し印字を行うインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法に関する。
ノズルよりインクを噴出してインク粒子を形成後、インク粒子を帯電・偏向させて、インク粒子の偏向方向に対して、およそ直角方向に移動する被印字物に二次元マトリクスの文字等を記録するインクジェット記録装置において、記録に使用するインク粒子が近接して飛翔する場合、クーロン力や空気抵抗による相互干渉が生じる。これらの相互干渉により、インク粒子の飛翔軌跡がズレることによる印字品質の劣化(印字歪)を抑制する技術として、特許文献1がある。特許文献1には、印字に使用しないインク粒子を、印字に使用するインク粒子間に飛翔させることで、印字に使用するインク粒子に作用する空気抵抗により生ずる速度低下を低減し、印字に使用するインク粒子が所定の印字位置からずれる印字歪を低減する点が開示されている。
特開平08−118654号公報
特許文献1では、印字に使用するインク粒子(以後、記録インク粒子)に作用する空気抵抗は、記録インク粒子の前方を飛翔する記録インク粒子の飛翔パターンにより変化するため、印字パターン毎に印字に使用しないインク粒子(以後、ダミー粒子)の帯電量や配置を決定する必要があり、その決定に時間を要する問題があった。
本発明は、上記背景技術に鑑み、その一例を挙げるならば、インク粒子を吐出するノズルと、吐出したインク粒子を帯電させる帯電電極と、帯電したインク粒子が電界中を飛翔する際にインク粒子の飛翔方向を偏向させる偏向電極とを備え、インク粒子は、印字に用いられる記録インク粒子と、印字に用いられないダミーインク粒子からなり、飛翔方向が偏向された記録インク粒子を被印字物の印字領域内に付着させて印字を行うインクジェット記録装置であって、帯電電極および偏向電極によって、被印字物の印字領域の最上位に付着する記録インク粒子よりも偏向量が大きく、かつ印字領域外を飛翔する第1のダミーインク粒子を、記録インク粒子よりも早いタイミングで複数生成する構成とする。
本発明によれば、記録インク粒子より先行して飛翔するダミーインク粒子の後流が形成した伴流層内を記録インク粒子が飛翔するため、記録インク粒子の飛翔パターンに依存せずに、記録インク粒子に作用する空気抵抗や、記録インク粒子間の空気抵抗の差を低減できるので、記録インク粒子の偏向方向および印字対象の搬送方向の印字歪を低減できる。
実施例におけるインクジェット記録装置のインク循環系およびインク粒子の飛翔形態を示す図である。 実施例におけるインクジェット記録装置で被印字物に5行5列の2次元マトリクスの文字を印字する場合の被印字物上でのドット配列を示す図である。 実施例におけるインクジェット記録装置のインク粒子への帯電電圧パターンの第1の例を示す図である。 実施例におけるインクジェット記録装置のインク粒子の飛翔状態の説明図である。 実施例におけるインクジェット記録装置のインク粒子への帯電電圧パターンの第2の例を示す図である。 実施例におけるインクジェット記録装置の装置外観の概略図である。 実施例におけるインクジェット記録装置の装置内部の概略図である。 実施例におけるインクジェット記録装置の回路構成図である。
以下、本発明の実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
まず、図6を用いて本実施例におけるインクジェット記録装置の外観構成について説明する。図6において、インクジェット記録装置は、制御系や循環系を収納した本体600とインク粒子を噴出する印字ヘッド610と、本体600と印字ヘッド610を結ぶケーブル620で構成されている。ケーブル620の長さは一般的に2〜6mである。本体600には、ユーザが印字内容や印字仕様等の入力及び制御内容や装置運転状況等の表示が可能なタッチパネル式液晶パネル630が備えられている。印字ヘッド610の内部には、インク粒子を形成するノズルやインク粒子を帯電・偏向するための電極類が納められており、ステンレスのカバーで覆われている。印字ヘッド610の先端にはインク粒子が通過可能な開口部640が形成されている。また、本体600の下部には開閉可能な扉670が設けられており、ここから内部メンテナンスを行うことができるようになっている。
つぎに、本体600の内部構成について図7を用いて説明する。図7において、本体600の上部には制御回路645等の電気系部品が配置されている。本体下部680には、電磁弁ユニット650、ポンプユニット655等の循環系制御部品が配置されており、本体下部660にはノズルに供給するインクを貯めたインク容器1が納められている。扉670を開くことで、インク容器1を本体600から引き出せるようになっており、インクの補給、廃棄等のメンテナンスが容易にできるように構成されている。
つぎに、インクジェット記録装置の制御回路645について図8を用いて説明する。図8において、CPU300は、本実施例におけるインクジェット記録装置の制御を司る中央演算処理装置である。ROM310は、CPU300が動作するのに必要なプログラムや制御データを記憶する読み出し専用のメモリである。RAM305は、プログラム実行途上でCPU300が扱うデータ等を一時的に記憶する書き換え可能なメモリである。バスライン380はCPU300からのデータ、アドレス信号、コントロール信号全てを含む信号ラインである。インターフェース回路315は、データ、アドレス信号、コントロール信号等の入出力を仲介する。
ポンプ制御回路320は、CPU300からの命令に基づいて後述する供給ポンプ2、回収ポンプ14の動作制御を行う。電磁弁制御回路340は、CPU300からの命令に基づいて後述する供給弁33、回収弁25、34等のすべての電磁弁の動作制御を行う。
励振源370はノズル動作条件に基づいた励振信号を作成し、後述するノズル6にある圧電アクチュエータ(図示せず)を駆動する。記録信号源360は入力された印字データに基づいて各インク粒子の記録信号及び印字有無情報を作成後、RAM305に保存し、CPU300からの命令に基づいて後述する帯電電極7に記録信号を印加する。
つぎに、本実施例におけるインクジェット記録装置の動作について図1から図5を用いて説明する。
図1は、本実施例におけるインクジェット記録装置のインク循環系およびインク粒子の飛翔形態を示す図である。図1において、インクのインク容器1への流入やインク容器1からの流出は、インク容器1に接続されたインク供給流路21、インク回収流路22、23を通して行われる。
インク供給流路21には、インク容器1、インクを圧送する供給ポンプ2、流路の開閉を行う供給弁33、インク圧力を調節する調圧弁3、供給インクの圧力を計測する圧力計4、異物を除去するフィルタ5があり、インク容器1のインクを所定の圧力にてノズル6に供給するようになっている。なお、供給弁33は、二方型電磁弁である。ノズル6から吐出したインクは、励振信号に同期して連続的に分断し、インク粒子8を形成する。
インク粒子8のうち印字に使用される記録インク粒子8Bは、帯電電極7に記録信号を付与することで帯電された後、偏向電界中を飛翔する。偏向電界は、一対の偏向電極である、5〜6kVの高電圧が印加された高圧電極9と接地されたグランド電極10との間に形成されており、インク粒子8は、その帯電量に応じた経路を飛翔する。印字に使用する記録インク粒子8Bは、ガター11Aを越え、被印字物12に付着する飛翔経路210と飛翔経路220で挟まれた領域を飛翔する。そして記録インク粒子8Bの偏向方向に概ね直角方向に搬送される被印字物12上に付着し、二次元マトリクスで構成される文字等の印字が行われる。
ダミーインク粒子8Aは、飛翔経路200を飛翔し、ガター11Aに取り込まれる。またダミーインク粒子8Cは、飛翔経路230を飛翔し、ガター11Bに取り込まれる。ガター11A、11Bは、図1に示すようにインク回収流路22,23が接続されている。インク回収流路22,23は、インクの回収中に混入した異物を取り除くフィルタ13、ガター11A、11Bに負圧を発生させる回収ポンプ14、インク回収流路の開閉を行う回収弁25、34が備えられており、ガター11A、11Bで取り込まれたインクをインク容器1に送って回収するようになっている。回収弁25、34は電磁式二方弁であり、インク回収時は開放され、インク回収流路22、23と連通している。
ここで、図2に示す、偏向方向に5ドット、搬送方向に5ドットで構成される5行5列の二次元マトリクスで構成される文字を、被印字物12上に印字する場合の記録信号(帯電電圧)について図3を用いて説明する。
図3は、本実施例におけるインクジェット記録装置のインク粒子への帯電電圧パターンの例を示す図である。図3において、まず印字を行う前に伴流形成モード140を行う。伴流形成モード140では、ダミーインク粒子8Aとダミーインク粒子8Cを交互に形成する。ダミーインク粒子8Aには、飛翔経路200を飛翔する帯電電圧V0:101で帯電する。またダミーインク粒子8Cには、飛翔経路230を飛翔する帯電電圧V6:102で帯電する。なお本実施例の場合、インク粒子は70kHzで発生させているので、帯電電圧V0:101と帯電電圧V6:102を交互に14.3μs間隔で切り替えながら帯電電極に与える。
ダミーインク粒子8A、8Cを所定数飛翔させた後に、記録インク粒子8Bを飛翔させる印字モード150に切り替える。印字モード150では、インク粒子8の発生タイミングに同期させて、5段階に変化させた帯電電圧V1〜V5を帯電電極7に印加することで、記録インク粒子8Bを形成し、図2に示す、5ドット構成の第一列(C1)の印字を行う。
帯電電圧V1で帯電した記録インク粒子は、飛翔経路210を飛翔後、被印字物12に到達し、二次元マトリクス文字のR1行に付着する。また、帯電電圧V5で帯電した記録インク粒子は、飛翔経路220を飛翔後、被印字物12に到達し、二次元マトリクス文字のR5行に付着する。同様に帯電電圧V2,V3,V4で帯電した記録インク粒子8Bは、飛翔経路210と飛翔経路220の間の領域を飛翔後、二次元マトリクス文字のR2,R3,R4行に付着するように設定されている。本実施例では、帯電電圧は、V6>V5>V4>V3>V2>V1>V0のように設定している。
第二列(C2)以降は、第一列目(C1)と同様に5段階に変化させた帯電電圧を帯電電極7に4回繰り返し与えることで、印字を行う。
以上の構成によるインク粒子の飛翔状態の説明図を図4に示す。図4に示すように、記録インク粒子8Bは、ダミーインク粒子8A、8Cの後流により予め形成された伴流層(空気の流れ)内を飛翔することとなり、印字パターンによらず、空気抵抗が小さくなる。そして、第一列目(C1)と第二列目(C2)以降の印字を行う記録インク粒子8Bの受ける空気抵抗との差も低減できる。その結果、静電界中の飛翔時間やノズル6から被印字物12までの飛翔時間がほぼ同じとなり、偏向方向および搬送方向の位置ずれによる印字歪を低減できる。
なお、ダミーインク粒子8A、8Cの発生数は、記録インク粒子8Bの飛翔領域に、空気抵抗を低減するのに十分な伴流層を形成すればよく、1000個程度以上のダミーインク粒子を飛翔させることが望ましいが、その個数を規定するものではない。
また、ダミーインク粒子は、図5のように帯電電圧V0:101を最初に印加した複数のダミーインク粒子の後に、帯電電圧V6:102を印加した複数のダミーインク粒子としてもよく、また、その順番を逆にしてもよいし、ランダムに行ってもよい。また帯電電圧V0、V6においてもガター11で回収できる範囲で変化させてもよい。
また、ダミーインク粒子8A、8Cのうち、ダミーインク粒子8Cのみを用いて伴流層を形成するようにしてもよい。
また、以上の実施例では、被印字物の印字領域において偏向方向の印字領域外(上下方向:V6>V5、V0<V1)にダミーインク粒子を偏向させるようにしたが、偏向方向においては印字領域内(V5〜V1)であって、被印字物の搬送方向において被印字物がない印字領域外にダミーインク粒子を飛翔させるようにしてもよい。また、被印字物上にダミーインク粒子による印字を許容する場合には、偏向方向において印字領域内(V5〜V1)であり被印字物の搬送方向においても被印字物があるタイミングでダミーインク粒子を飛翔させるようにしてもよい。
以上のように、本実施例では、インク粒子を吐出するノズルと、吐出したインク粒子を帯電させる帯電電極と、帯電したインク粒子が電界中を飛翔する際にインク粒子の飛翔方向を偏向させる偏向電極とを備え、インク粒子は、印字に用いられる記録インク粒子と、印字に用いられないダミーインク粒子からなり、飛翔方向が偏向された記録インク粒子を被印字物の印字領域内に付着させて印字を行うインクジェット記録装置であって、帯電電極および偏向電極によって、被印字物の印字領域の最上位に付着する記録インク粒子よりも偏向量が大きく、かつ印字領域外を飛翔する第1のダミーインク粒子を、記録インク粒子よりも早いタイミングで複数生成する構成とする。
また、さらに、帯電電極および偏向電極によって、被印字物の印字領域の最下位に付着する記録インク粒子よりも偏向量が小さく、かつ印字領域外を飛翔する第2のダミーインク粒子を、記録インク粒子よりも早いタイミングで複数生成する構成とする。
また、ノズルからインクを吐出し、連続的に発生するインク粒子を帯電、偏向することにより、被印字物の印字領域内に記録インク粒子を付着させて印字を行うインクジェット記録方法であって、記録インク粒子が飛翔する領域にダミーインク粒子を用いて空気の流れを作り、その流れの中に記録インク粒子を飛翔させる構成とする。
また、空気の流れは、記録インク粒子の前方かつ上下方向にダミーインク粒子を飛翔させることで生成する。
これにより、記録インク粒子より先行して飛翔するダミーインク粒子の後流が形成した伴流層内を記録インク粒子が飛翔するため、記録インク粒子の飛翔パターンに依存せずに、記録インク粒子に作用する空気抵抗や、記録インク粒子間の空気抵抗の差を低減できるので、記録インク粒子の偏向方向および印字対象の搬送方向の印字歪を低減できる。
1:インク容器、2:供給ポンプ、6:ノズル、7…帯電電極、8…インク粒子、8A、8C:ダミーインク粒子、8B:記録インク粒子、9、10:偏向電極、11、11A、11B:ガター、14:回収ポンプ、21:インク供給流路、22、23:インク回収流路

Claims (10)

  1. インク粒子を吐出するノズルと、吐出したインク粒子を帯電させる帯電電極と、帯電したインク粒子が電界中を飛翔する際にインク粒子の飛翔方向を偏向させる偏向電極とを備え、前記インク粒子は、印字に用いられる記録インク粒子と、印字に用いられないダミーインク粒子からなり、飛翔方向が偏向された記録インク粒子を被印字物の印字領域内に付着させて印字を行うインクジェット記録装置であって、
    前記帯電電極および偏向電極によって、前記被印字物の印字領域の最上位に付着する記録インク粒子よりも偏向量が大きく、かつ印字領域外を飛翔する第1のダミーインク粒子を、前記記録インク粒子よりも早いタイミングで複数生成することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項1に記載のインクジェット記録装置であって、
    さらに、前記帯電電極および偏向電極によって、前記被印字物の印字領域の最下位に付着する記録インク粒子よりも偏向量が小さく、かつ印字領域外を飛翔する第2のダミーインク粒子を、前記記録インク粒子よりも早いタイミングで複数生成することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 請求項2に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記第1のダミーインク粒子と前記第2のダミーインク粒子とを交互に生成することを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項2に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記第1のダミーインク粒子と前記第2のダミーインク粒子のうち何れか一方を連続で生成することを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. ノズルからインクを吐出し、連続的に発生するインク粒子を帯電、偏向することにより、被印字物の印字領域内に記録インク粒子を付着させて印字を行うインクジェット記録方法であって、
    前記記録インク粒子が飛翔する領域にダミーインク粒子を用いて空気の流れを作り、その流れの中に前記記録インク粒子を飛翔させることを特徴とするインクジェット記録方法。
  6. 請求項5に記載のインクジェット記録方法であって、
    前記空気の流れは、前記記録インク粒子の前方かつ上下方向に前記ダミーインク粒子を飛翔させることで生成することを特徴とするインクジェット記録方法。
  7. 請求項5に記載のインクジェット記録方法であって、
    前記空気の流れは、前記被印字物の印字領域の最上位に付着する記録インク粒子よりも偏向量が大きく、かつ印字領域外を飛翔する第1のダミーインク粒子を、前記記録インク粒子よりも早いタイミングで複数飛翔させることで生成することを特徴とするインクジェット記録方法。
  8. 請求項7に記載のインクジェット記録方法であって、
    前記空気の流れは、さらに、前記被印字物の印字領域の最下位に付着する記録インク粒子よりも偏向量が小さく、かつ印字領域外を飛翔する第2のダミーインク粒子を、前記記録インク粒子よりも早いタイミングで複数飛翔させることで生成することを特徴とするインクジェット記録方法。
  9. 請求項8に記載のインクジェット記録方法であって、
    前記第1のダミーインク粒子と前記第2のダミーインク粒子とを交互に飛翔させることを特徴とするインクジェット記録方法。
  10. 請求項8に記載のインクジェット記録方法であって、
    前記第1のダミーインク粒子と前記第2のダミーインク粒子のうち何れか一方を連続で飛翔させることを特徴とするインクジェット記録方法。
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