JPH08118654A - 荷電偏向型液体噴射記録方法および装置 - Google Patents

荷電偏向型液体噴射記録方法および装置

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JPH08118654A
JPH08118654A JP26345594A JP26345594A JPH08118654A JP H08118654 A JPH08118654 A JP H08118654A JP 26345594 A JP26345594 A JP 26345594A JP 26345594 A JP26345594 A JP 26345594A JP H08118654 A JPH08118654 A JP H08118654A
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ink
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智博 井上
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順一 松野
Kiyoshi Sano
佐野  清
Nobuhiro Harada
信浩 原田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 インク粒子5を噴射するノズル1と、噴射さ
れたインク粒子5を帯電させる帯電電極7と、帯電した
インク粒子5が静電界中を飛翔する際にインク粒子5の
飛翔方向を偏向させる偏向電極9とを備え、偏向された
インク粒子5を記録媒体10上に付着させ情報を記録す
る際に、偏向方向一ライン内で連続して記録する粒子列
の先頭粒子への粒子進行方向の静電反発力に比べ、最後
尾粒子への静電反発力が小さくなるように、帯電電極7
に印加する帯電電圧を制御する。 【効果】 空気抵抗の大きな先頭粒子の速度低下および
静電反発力による抵抗の大きな最後尾粒子の速度低下を
抑え、記録媒体10が高速に搬送されても印字歪を低減
できる。一ラインを構成する粒子の付着順序が粒子の偏
向方向に対して連続になるため、一ラインが直線にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷電偏向型液体噴射記
録方法および装置に係り、特に、記録媒体を高速に搬送
しながら情報を記録する場合の印字歪を低減する荷電偏
向型液体噴射記録方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】荷電偏向型液体噴射記録装置とは、液体
噴射ノズルから噴射されるインク粒子を帯電させ、帯電
したインク粒子を偏向電極により偏向させ、記録媒体に
付着させることにより、記録媒体上に情報を記録する装
置である。この種の記録装置の印字品質を向上させるた
めの技術としては、例えば、特開平3−114840号
公報に記載のように、隣接するドット位置の走査タイミ
ングまでの間に、走査方向がその一定範囲内において複
数回折り返すように走査する技術などが知られている。
このようにせざるを得ないのは、隣接するドットを形成
する帯電したインク粒子が互いに干渉するからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにせざるを得
ないのは、隣接するドットを形成する帯電したインク粒
子が互いに干渉するからである。また、上記従来技術で
は、記録媒体が近年ますます高速に搬送される傾向にあ
ることへの対応が不十分であり、一ラインを構成するイ
ンク粒子の付着順序が、粒子の偏向方向に対して不連続
であるため、一ラインが直線にならないという問題があ
った。
【0004】本発明の目的は、記録媒体の高速搬送時に
おいても印字歪を低減できる荷電偏向型液体噴射記録方
法および装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、インク粒子を噴射し、噴射されたインク
粒子を帯電させ、帯電したインク粒子が静電界中を飛翔
する際にインク粒子の飛翔方向を偏向させ、飛翔方向が
偏向されたインク粒子を記録媒体上に付着させ、情報を
記録する荷電偏向型液体噴射記録方法において、偏向方
向一ライン内で連続して情報を記録する粒子列の先頭イ
ンク粒子に加わる粒子進行方向の静電反発力に比べて最
後尾インク粒子に加わる静電反発力が小さくなるように
帯電電圧を制御する荷電偏向型液体噴射記録方法を提案
する。
【0006】本発明の荷電偏向型液体噴射記録方法は、
見方を変えれば、偏向量の大きいインク粒子から順に走
査することを特徴としている。
【0007】本発明は、また、上記目的を達成するため
に、インク粒子を噴射し、噴射されたインク粒子を帯電
させ、帯電したインク粒子が静電界中を飛翔する際にイ
ンク粒子の飛翔方向を偏向させ、飛翔方向が偏向された
インク粒子を記録媒体上に付着させ、情報を記録する荷
電偏向型液体噴射記録方法において、印字に用いられる
インク粒子と記録に用いられずに記録外インク粒子捕獲
器に回収され印字に再利用される記録外インク粒子とを
所定間隔で飛翔させる印字モ−ドを有し、前記印字モー
ドでは、印字に用いられるインク粒子の直後に飛翔する
記録外インク粒子に印字に用いられるインク粒子と同符
号の電荷を帯電させる荷電偏向型液体噴射記録方法を提
案する。
【0008】この場合は、印字に用いられるインク粒子
間の記録外インク粒子が、複数個であってもよい。
【0009】また、偏向方向一ライン内で連続して情報
を記録するインク粒子列の最後尾インク粒子に加わる粒
子進行方向の静電反発力が、最後尾インク粒子の進行方
向と同方向になるように、記録外インク粒子の帯電量を
制御することもできる。
【0010】本発明は、さらに、上記目的を達成するた
めに、インク粒子を噴射し、噴射されたインク粒子を帯
電させ、帯電したインク粒子が静電界中を飛翔する際に
インク粒子の飛翔方向を偏向させ、飛翔方向が偏向され
たインク粒子を記録媒体上に付着させ、情報を記録する
荷電偏向型液体噴射記録方法において、偏向方向一ライ
ン内で連続して記録する粒子列の先頭インク粒子に加わ
る粒子進行方向の静電反発力に比べ、最後尾粒子に加わ
る静電反発力が小さく、かつ、偏向方向一ライン内で連
続して記録する粒子列の最後尾インク粒子に加わる粒子
進行方向の静電反発力が、粒子の進行方向と同方向とな
るように、記録外インク粒子の帯電量を制御する荷電偏
向型液体噴射記録方法を提案する。
【0011】本発明は、上記目的を達成するために、イ
ンク粒子を噴射し、噴射されたインク粒子を帯電させ、
帯電したインク粒子が静電界中を飛翔する際にインク粒
子の飛翔方向を偏向させ、飛翔方向が偏向されたインク
粒子を記録媒体上に付着させ、情報を記録する荷電偏向
型液体噴射記録方法において、偏向方向一ライン内で連
続して記録する粒子列の先頭インク粒子に加わる粒子進
行方向の静電反発力に比べ、最後尾粒子に加わる静電反
発力が小さく、かつ、偏向方向一ライン内で連続して記
録するインク粒子列の最後尾粒子に加わる粒子進行方向
の静電反発力が、粒子の進行方向と同方向となるよう
に、最後尾粒子の直後の記録外インク粒子の帯電量を制
御する荷電偏向型液体噴射記録方法を提案する。
【0012】本発明は、上記目的を達成するために、イ
ンク粒子を噴射し、噴射されたインク粒子を帯電させ、
帯電したインク粒子が静電界中を飛翔する際にインク粒
子の飛翔方向を偏向させ、飛翔方向が偏向されたインク
粒子を記録媒体上に付着させ、情報を記録する荷電偏向
型液体噴射記録方法において、一ライン内で連続して記
録するインク粒子列の最後尾粒子の直後に、最後尾粒子
と同符号の電荷を帯電させた記録外インク粒子を飛翔さ
せる荷電偏向型液体噴射記録方法を提案する。
【0013】上記いずれの荷電偏向型液体噴射記録方法
においても、記録外インク粒子が、印字に用いられるイ
ンク粒子よりも大きな帯電電荷の記録外インク粒子を少
なくとも含むことができる。
【0014】本発明は、上記目的を達成するために、イ
ンク粒子を噴射する噴射ノズルと、噴射されたインク粒
子を帯電させる帯電電極と、帯電したインク粒子が静電
界中を飛翔する際にインク粒子の飛翔方向を偏向させる
偏向電極とを備え、飛翔方向が偏向されたインク粒子を
記録媒体上に付着させ、情報を記録する荷電偏向型液体
噴射記録装置において、印字に用いられるインク粒子と
記録に用いられずに記録外インク粒子捕獲器に回収され
印字に再利用される記録外インク粒子とを所定間隔で飛
翔させる印字モ−ドを有し、記録外インク粒子が、印字
に用いられるインク粒子よりも大きな帯電電荷の記録外
インク粒子を少なくとも含み、記録外インク粒子捕獲器
を、小偏向量側と大偏向量側との二個所に設置した荷電
偏向型液体噴射記録装置を提案するものである。
【0015】
【作用】本発明においては、印字に用いられるインク粒
子の間に噴射され帯電する記録外インク粒子による相互
干渉低減効果と、印字に用いられるインク粒子に対する
後押し効果とにより、空気抵抗の大きな先頭インク粒子
の速度低下と、静電反発力による抵抗の大きな最後尾イ
ンク粒子の速度低下とを抑制できるので、記録媒体が高
速に搬送されても、印字歪を低減できる。
【0016】さらに、偏向方向一ラインを構成する粒子
の付着順序が、粒子の偏向方向に対して連続になるた
め、一ラインが本来の直線になる。
【0017】
【実施例】次に、図1ないし図13を参照して、本発明
による荷電偏向型液体噴射記録方法および装置の実施例
を説明する。
【0018】《荷電偏向型液体噴射記録装置の概略構
造》図1は、本発明による荷電偏向型液体噴射記録方法
を適用すべき記録装置の概略構造を示す斜視図である。
図1において、噴射ノズル1は、加圧源12で所定圧力
に加圧されたインク2を噴射する。この時、噴射ノズル
1内の加圧されたインク2は、励振アンプ3により制御
された電歪素子4の振動に応じて、噴射ノズル1から噴
射後に規則正しく粒子化される。
【0019】粒子化されたインク粒子5は、描画信号発
生回路6により印加電圧が制御された帯電電極7内で所
定電荷を帯電され、高圧電源8により所定電圧が印加さ
れた偏向電極9内の静電界中を飛翔する間に、帯電電荷
に応じた偏向力を受け、図1の場合は上方に偏向され
る。偏向されたインク粒子5は、矢印B方向に搬送され
る記録媒体10に付着し、画像を形成する。
【0020】一方、帯電電荷を与えられないインク粒子
5は、偏向電極9によって偏向されないので直進し、記
録外インク粒子捕獲器11で捕捉され、インクボトル1
3に回収して再利用される。
【0021】図1の実施例においては、描画信号発生回
路6が、偏向量の大きいインク粒子から順に飛翔させる
ように、帯電電極7に印加する帯電電圧を制御している
点が特徴である。
【0022】図2は、本発明と比較するために、従来の
荷電偏向型液体噴射記録装置においてインク粒子a,
b,c,dに付与する帯電電荷の一例を示す図である。
図2の例から明らかなように、従来は帯電電荷の小さい
粒子から順に飛翔させていた。先頭を飛翔する粒子a
は、後続粒子との間の静電反発力が小さい上に、空気抵
抗を受けるので、速度が大幅に低下してしまう。後続粒
子b,c,dは、先頭粒子aの後流内を飛翔するから、
先頭粒子aに比べて空気抵抗が小さく、速度の低下も少
ない。一方、最後尾の粒子dは、帯電電荷量が大きく、
先行粒子cとの間の静電反発力が大きいために、中間を
飛翔する粒子b,cよりも速度が低下してしまう。
【0023】図3は、図2のような帯電電荷のインク粒
子a,b,c,dを飛翔させた場合のインク粒子の実際
位置と理想位置とのずれを示す図である。図3に示した
ように、インク粒子の飛翔中の配列は、直線状のインク
粒子の理想位置からずれて、弓なりの形状となる。
【0024】図4は、図3のようなインク粒子の飛翔状
態で搬送速度の大きな記録媒体に印字した場合の印字例
を示す図である。既に述べた通り、先頭粒子aおよび最
後尾粒子dの飛翔速度が低下しているので、直線状の理
想印字位置からずれて、弓なりの印字結果となる。この
現象は、矢印Bで示した記録媒体の搬送方向への搬送速
度が大きくなるほど顕著になる。
【0025】《荷電偏向型液体噴射記録方法の実施例
1》図5は、図1の記録装置に適用すべき本発明による
荷電偏向型液体噴射記録方法の実施例1において、イン
ク粒子a,b,c,dに付与する帯電電荷の一例を示す
図である。図1の実施例においては、描画信号発生回路
6が、偏向量の大きいインク粒子から順に飛翔させるよ
うに、帯電電極7に印加する帯電電圧を制御している。
【0026】すなわち、入力情報を描画信号に展開する
に際し、描画信号発生回路6は、縦方向の各ラインにつ
いて、偏向量が大きく図1の上方に付着すべきインク粒
子から飛翔させるように、描画パターンを展開する。描
画信号発生回路6は、展開した描画パターンに基づい
て、図5に示すように、帯電電極7に印加する帯電電圧
を階段状に低下させていく。
【0027】なお、記録媒体10の速度が上がると、上
下に垂直に印字されるべき線が斜めに印字される傾向が
生ずる。煩雑さを避けるためにここでは図示していない
が、この斜め印字の傾向を回避するため、記録媒体10
の速度に応じて、インク粒子の付着位置を調節できるよ
うにヘッド全体を回転させて固定する機構、または、記
録媒体10の速度に応じて、インク粒子の付着位置を上
下位置に基づいて調節する左右方向の偏向電極を備えて
もよい。
【0028】図6は、図5のような帯電電荷のインク粒
子a,b,c,dを飛翔させた場合のインク粒子の飛翔
形態を示す図である。図1の実施例においても、従来と
同様に、先頭粒子aが最も大きな空気抵抗を受ける。し
かし、本実施例においては、先頭粒子aおよび後続粒子
bの帯電電荷が大きいため、これらの粒子間の静電反発
力が大きく、先頭粒子aに推力を与える。その結果、先
頭粒子aの速度の低下は、従来よりも少なくなる。
【0029】さらに、図1の実施例においては、最後尾
の粒子の帯電電荷が小さく、最後尾粒子dに働く静電反
発力が従来よりも小さくなり、最後尾粒子dの速度の低
下も従来より小さく抑えられる。
【0030】これらの対策の結果、連続して飛翔するa
からdの粒子の飛翔速度の差が小さくなり、搬送速度の
大きい記録媒体に印字した場合でも、理想印字位置に近
くなり、直線状の印字が得られる。
【0031】《荷電偏向型液体噴射記録方法の実施例
2》図7は、図1の記録装置に適用すべき本発明による
荷電偏向型液体噴射記録方法の実施例2において、イン
ク粒子a1〜d2に付与する帯電電荷の一例を示す図であ
る。荷電偏向型液体噴射記録装置では、帯電したインク
粒子5を連続して飛翔させるので、粒子間の相互干渉に
より、記録媒体10の所定の位置からはずれたインク粒
子5が付着してしまう印字歪を生ずる。
【0032】従来は、この問題を解決するため、印字に
用いられるインク粒子の間に、印字に用いられず帯電電
荷の無い粒子を飛翔させて、印字に用いられるインク粒
子間の相互干渉を低減していたが、インク粒子a1は後
押しする粒子がなく、速度が低下してしまう欠点を解消
できなかった。
【0033】これに対して、本実施例においては、印字
に用いられるインク粒子a1,b1,c1,d1のあとに、
記録外インク粒子捕獲器11からはずれない程度の帯電
電荷を積極的に与えた記録外インク粒子a2,b2
2,d2を飛翔させ、印字に用いられるインク粒子間の
飛翔速度の差を低減する。
【0034】図8は、図7のような帯電電荷のインク粒
子a1,a2,b1,b2,c1,c2,d1,d2を飛翔させ
た場合のインク粒子の飛翔形態を示す図である。本実施
例において、記録外インク粒子a2,b2,c2,d2は、
印字に用いられるインク粒子a1,b1,c1,d1間の相
互干渉を低減するのはもちろんであるが、これら印字に
用いられるインク粒子を各自の静電反発力で積極的に後
押しする。
【0035】なお、印字に用いられるインク粒子a1
1,c1,d1を静電反発力で後押しした記録外インク
粒子a2,b2,c2,d2は、記録外インク粒子捕獲器1
1に捕捉され、インクボトル13に回収して再利用され
る。
【0036】《荷電偏向型液体噴射記録方法の実施例
3》図9は、図1の記録装置に適用すべき本発明による
荷電偏向型液体噴射記録方法の実施例3において、イン
ク粒子a1〜b3に付与する帯電電荷の一例を示す図であ
る。本実施例は、印字粒子a1,b1のあとに、記録外イ
ンク粒子捕獲器11からはずれない程度の帯電電荷を与
えた記録外インク粒子a2,a3と無電荷の記録外インク
粒子a4,a5と記録外インク粒子捕獲器11からはずれ
ない程度の帯電電荷を与えた記録外インク粒子b2,b3
とを飛翔させ、印字に用いられるインク粒子間の飛翔速
度の差を低減する。
【0037】このように記録外インク粒子の数を増やす
と、印字に用いられるインク粒子の速度低下をより効率
的に防止できる。
【0038】図10は、図9のような帯電電荷のインク
粒子a1,a2,a3,a4,a5,b1,b2,b3を飛翔さ
せた場合のインク粒子の飛翔形態を示す図である。本実
施例において、記録外インク粒子a2,a3,a4,a5
2,b3は、印字に用いられるインク粒子a1,b1間の
相互干渉を低減する。また、記録外インク粒子a2
3,b2,b3は、印字に用いられるインク粒子を図7
の実施例よりも強い静電反発力で積極的に後押しする。
【0039】なお、無電荷の記録外インク粒子a4,a5
および印字に用いられるインク粒子a1,b1を静電反発
力で後押しした記録外インク粒子a2,a3,b2,b
3は、記録外インク粒子捕獲器11に捕捉され、インク
ボトル13に回収して再利用される。
【0040】以上の実施例において、記録外インク粒子
捕捉器からはずれない程度の帯電電荷を与えた記録外イ
ンク粒子は、すべての印字に用いられるインク粒子の直
後に飛翔させる必要は無く、例えば、最も速度低下の大
きい先頭粒子よび最後尾粒子の直後だけに配置しただけ
でも、印字速度の低下を招くこと無く、印字品質を向上
させることができる。
【0041】《荷電偏向型液体噴射記録方法の実施例
4》図11は、図1の記録装置に適用すべき本発明によ
る荷電偏向型液体噴射記録方法の実施例4において、イ
ンク粒子a1〜c2に付与する帯電電荷の一例を示す図で
ある。上記各実施例の荷電偏向型液体噴射記録方法にお
いては、所定の帯電電荷以下の粒子のみを記録外インク
粒子捕獲器11により捕捉し、再利用していた。これに
対して、本実施例は、所定の帯電電荷以上の粒子につい
ても捕捉する上側記録外インク粒子捕捉器を設け、印字
粒子a1,c1の直後に上側記録外インク粒子捕捉器11
からはずれない程度の帯電電荷を与えた記録外インク粒
子a2,c2を飛翔させ、印字に用いられるインク粒子間
の飛翔速度の差を低減する。
【0042】図12は、図11のような帯電電荷のイン
ク粒子a1,a2,b1,c1,c2と無電荷の記録外イン
ク粒子b2とを飛翔させた場合のインク粒子の飛翔形態
を示す図である。本実施例において、記録外インク粒子
2,b2,c2は、印字に用いられるインク粒子a1,b
1等の間の相互干渉を低減する。また、記録外インク粒
子a2,c2は、印字に用いられるインク粒子を図7の実
施例よりも強い静電反発力で積極的に後押しする。すな
わち、記録外インク粒子a2,c2の帯電電荷が大きいた
め、印字粒子a1,c1を後押しする静電反発力が大き
く、印字粒子の飛翔速度の低下を防止する効果が大き
い。
【0043】なお、無電荷の記録外インク粒子b2およ
び印字に用いられるインク粒子a1,c1を静電反発力で
後押しした記録外インク粒子a2,c2は、記録外インク
粒子捕獲器11に捕捉され、インクボトル13に回収し
て再利用される。
【0044】《荷電偏向型液体噴射記録装置の実施例》
図13は、図11,図12に示した荷電偏向型液体噴射
記録方法を実現するための荷電偏向型液体噴射記録装置
の実施例の要部の概略構造を示す図である。
【0045】本実施例のおいては、従来例および上記各
実施例に設置されていた下側記録外インク粒子捕獲器1
1aに加えて、上側記録外インク粒子捕獲器11bを設
置する。下側記録外インク粒子捕獲器11aは、下側偏
向電極9aの出口近傍に設置されて、所定荷電電荷以上
の記録外インク粒子を捕獲する。上側記録外インク粒子
捕獲器11bは、上側偏向電極9bの出口近傍に設置さ
れて、所定荷電電荷以下の記録外インク粒子を捕獲す
る。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも、空気抵抗
の大きな先頭粒子および静電反発力による抵抗の大きな
最後尾粒子の速度の低下を抑制できるので、記録媒体が
高速に搬送されても、印字歪を低減できる。さらに、一
ラインを構成する粒子の付着順序が粒子の偏向方向に対
して連続になるため、一ラインが直線になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による荷電偏向型液体噴射記録方法を適
用すべき記録装置の概略構造を示す斜視図である。
【図2】本発明と比較するために、従来の荷電偏向型液
体噴射記録装置においてインク粒子に付与する帯電電荷
の一例を示す図である。
【図3】図2のような帯電電荷のインク粒子を飛翔させ
た場合のインク粒子の実際位置と理想位置とのずれを示
す図である。
【図4】図3のようなインク粒子の飛翔状態で搬送速度
の大きな記録媒体に印字した場合の印字例を示す図であ
る。
【図5】図1の記録装置に適用すべき本発明による荷電
偏向型液体噴射記録方法の実施例1において、インク粒
子に付与する帯電電荷の一例を示す図である。
【図6】図5のような帯電電荷のインク粒子を飛翔させ
た場合のインク粒子の飛翔形態を示す図である。
【図7】図1の記録装置に適用すべき本発明による荷電
偏向型液体噴射記録方法の実施例2において、インク粒
子に付与する帯電電荷の一例を示す図である。
【図8】図7のような帯電電荷のインク粒子を飛翔させ
た場合のインク粒子の飛翔形態を示す図である。
【図9】図1の記録装置に適用すべき本発明による荷電
偏向型液体噴射記録方法の実施例3において、インク粒
子に付与する帯電電荷の一例を示す図である。
【図10】図9のような帯電電荷のインク粒子を飛翔さ
せた場合のインク粒子の飛翔形態を示す図である。
【図11】図1の記録装置に適用すべき本発明による荷
電偏向型液体噴射記録方法の実施例4において、インク
粒子に付与する帯電電荷の一例を示す図である。
【図12】図11のような帯電電荷のインク粒子を飛翔
させた場合のインク粒子の飛翔形態を示す図である。
【図13】図11,図12に示した荷電偏向型液体噴射
記録方法を実現するための荷電偏向型液体噴射記録装置
の実施例の要部の概略構造を示す図である。
【符号の説明】
1 噴射ノズル 2 加圧されたインク 3 励振アンプ 4 電歪素子 5 インク粒子 6 描画信号発生回路 7 帯電電極 8 高圧電源 9 偏向電極 10 記録媒体 11 記録外インク粒子捕獲器 12 加圧源 13 インクボトル
フロントページの続き (72)発明者 佐野 清 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 原田 信浩 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク粒子を噴射し、噴射されたインク
    粒子を帯電させ、帯電したインク粒子が静電界中を飛翔
    する際にインク粒子の飛翔方向を偏向させ、飛翔方向が
    偏向されたインク粒子を記録媒体上に付着させ、情報を
    記録する荷電偏向型液体噴射記録方法において、 偏向方向一ライン内で連続して情報を記録する粒子列の
    先頭インク粒子に加わる粒子進行方向の静電反発力に比
    べて最後尾インク粒子に加わる静電反発力が小さくなる
    ように前記帯電電圧を制御することを特徴とする荷電偏
    向型液体噴射記録方法。
  2. 【請求項2】 インク粒子を噴射し、噴射されたインク
    粒子を帯電させ、帯電したインク粒子が静電界中を飛翔
    する際にインク粒子の飛翔方向を偏向させ、飛翔方向が
    偏向されたインク粒子を記録媒体上に付着させ、情報を
    記録する荷電偏向型液体噴射記録方法において、 偏向量の大きいインク粒子から順に走査することを特徴
    とする荷電偏向型液体噴射記録方法。
  3. 【請求項3】 インク粒子を噴射し、噴射されたインク
    粒子を帯電させ、帯電したインク粒子が静電界中を飛翔
    する際にインク粒子の飛翔方向を偏向させ、飛翔方向が
    偏向されたインク粒子を記録媒体上に付着させ、情報を
    記録する荷電偏向型液体噴射記録方法において、 印字に用いられるインク粒子と記録に用いられずに記録
    外インク粒子捕獲器に回収され印字に再利用される記録
    外インク粒子とを所定間隔で飛翔させる印字モ−ドを有
    し、 前記印字モードでは、前記印字に用いられるインク粒子
    の直後に飛翔する前記記録外インク粒子に前記印字に用
    いられるインク粒子と同符号の電荷を帯電させることを
    特徴とする荷電偏向型液体噴射記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の荷電偏向型液体噴射記
    録方法において、 前記印字に用いられるインク粒子間の前記記録外インク
    粒子が、複数個あることを特徴とする荷電偏向型液体噴
    射記録方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の荷電偏向型液
    体噴射記録方法において、 偏向方向一ライン内で連続して情報を記録するインク粒
    子列の最後尾インク粒子に加わる粒子進行方向の静電反
    発力が、前記最後尾インク粒子の進行方向と同方向にな
    るように、前記記録外インク粒子の帯電量を制御するこ
    とを特徴とする荷電偏向型液体噴射記録方法。
  6. 【請求項6】 インク粒子を噴射し、噴射されたインク
    粒子を帯電させ、帯電したインク粒子が静電界中を飛翔
    する際にインク粒子の飛翔方向を偏向させ、飛翔方向が
    偏向されたインク粒子を記録媒体上に付着させ、情報を
    記録する荷電偏向型液体噴射記録方法において、 偏向方向一ライン内で連続して記録する粒子列の先頭イ
    ンク粒子に加わる粒子進行方向の静電反発力に比べ、最
    後尾粒子に加わる静電反発力が小さく、かつ、偏向方向
    一ライン内で連続して記録する粒子列の最後尾インク粒
    子に加わる粒子進行方向の静電反発力が、粒子の進行方
    向と同方向となるように、前記記録外インク粒子の帯電
    量を制御することを特徴とする荷電偏向型液体噴射記録
    方法。
  7. 【請求項7】 インク粒子を噴射し、噴射されたインク
    粒子を帯電させ、帯電したインク粒子が静電界中を飛翔
    する際にインク粒子の飛翔方向を偏向させ、飛翔方向が
    偏向されたインク粒子を記録媒体上に付着させ、情報を
    記録する荷電偏向型液体噴射記録方法において、 偏向方向一ライン内で連続して記録する粒子列の先頭イ
    ンク粒子に加わる粒子進行方向の静電反発力に比べ、最
    後尾粒子に加わる静電反発力が小さく、かつ、偏向方向
    一ライン内で連続して記録するインク粒子列の最後尾粒
    子に加わる粒子進行方向の静電反発力が、粒子の進行方
    向と同方向となるように、最後尾粒子の直後の前記記録
    外インク粒子の帯電量を制御することを特徴とする荷電
    偏向型液体噴射記録方法。
  8. 【請求項8】 インク粒子を噴射し、噴射されたインク
    粒子を帯電させ、帯電したインク粒子が静電界中を飛翔
    する際にインク粒子の飛翔方向を偏向させ、飛翔方向が
    偏向されたインク粒子を記録媒体上に付着させ、情報を
    記録する荷電偏向型液体噴射記録方法において、 偏向方向一ライン内で連続して記録するインク粒子列の
    最後尾粒子の直後に、前記最後尾粒子と同符号の電荷を
    帯電させた記録外インク粒子を飛翔させることを特徴と
    する荷電偏向型液体噴射記録方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか一項に記載
    の荷電偏向型液体噴射記録方法において、 前記記録外インク粒子が、前記印字に用いられるインク
    粒子よりも大きな帯電電荷の記録外インク粒子を少なく
    とも含むことを特徴とする荷電偏向型液体噴射記録方
    法。
  10. 【請求項10】 インク粒子を噴射する噴射ノズルと、
    噴射されたインク粒子を帯電させる帯電電極と、帯電し
    たインク粒子が静電界中を飛翔する際にインク粒子の飛
    翔方向を偏向させる偏向電極とを備え、飛翔方向が偏向
    されたインク粒子を記録媒体上に付着させ、情報を記録
    する荷電偏向型液体噴射記録装置において、 印字に用いられるインク粒子と記録に用いられずに記録
    外インク粒子捕獲器に回収され印字に再利用される記録
    外インク粒子とを所定間隔で飛翔させる印字モ−ドを有
    し、 前記記録外インク粒子が、前記印字に用いられるインク
    粒子よりも大きな帯電電荷の記録外インク粒子を少なく
    とも含み、 前記記録外インク粒子捕獲器を、小偏向量側と大偏向量
    側との二個所に設置したことを特徴とする荷電偏向型液
    体噴射記録装置。
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