JP5364360B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
<インクジェット記録装置の内部構成>
図3は、本発明に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す図である。図3に示されるように、本発明のインクジェット記録装置は、インクジェット記録装置全体を制御するMPU(マイクロプロセッシングユニット)1と、インクジェット記録装置内で一時的にデータを記憶しておくRAM(ランダムアクセスメモリー)2と、プログラムなどをあらかじめ記憶するROM(リードオンリーメモリー)3と、印字する内容等を表示する表示装置4と、パネルインターフェース5と、印字する文字情報を入力するパネル6と、被印字物検出回路7と、インクジェット記録装置の印字動作を制御する印字制御回路8と、ノズル14から噴出されるインク粒子に帯電する帯電データを記憶しておく帯電RAM9と、ノズル19から噴出されるインク粒子に帯電する帯電データを記憶しておく帯電RAM10と、帯電データ9を帯電信号にする文字信号発生回路11と、帯電データ10を帯電信号にする文字信号発生回路12と、データ等を送るバスライン13と、インクを噴出する偏向方向に対し上側に位置するノズル14と、ノズル14より噴出したインクが粒子になりそのインク粒子に電荷を加える帯電電極15と、ノズル14のプラス偏向電極16と、ノズル14のマイナス偏向電極17(プラス偏向電極16とマイナス偏向電極17が電界を形成する)と、ノズル14のから噴出されインク粒子のうち印字に使用しないインクを回収するガター18と、を備えている。
第1の実施形態における上下文字間隔の調整動作(印字する前の処理)について、図4及び5を用いて説明する。図4は、上下文字調整動作(1個のノズルが縦1列のドットの印字をする動作)を説明するためのフローチャートであり、2個のノズルを有するインクジェット記録装置において1個分のノズルが縦1列のドットを印字するにあたっての制御フローを示したものである。また、図5は、第1の実施形態による印字例を示したものである。
従来の2個ノズルによる印字では、図1及び2に示すように、インク粒子の偏向方向が同じであり、これが一因となり印字した文字の間隔を狭くできないという問題がある。
図8は、第3の実施形態における印字例の概要を示す図である。第3の実施形態による印字動作を実現するための手段は、基本的に第2の実施形態と同じである。ただし、唯一異なるのは偏向電極の枚数である。第2の実施形態では、図7に示すように4枚の偏向電極を用いてインク粒子を偏向させているが、プラス偏向電極17とプラス偏向電極21は同電位であるため、第3の実施形態ではこのプラス偏向電極17とプラス偏向電極21を1枚のプラス電極に統合する。これにより第2の実施形態と同様な機能を実現し、かつ偏向電極の構造を簡略化することができるようになる。
第2及び第3の実施形態では、ノズル19から噴出されるインク粒子は上側に偏向し、ノズル14から噴出されるインク粒子は下側に偏向することで文字間の間隔が広いという問題を解決することが可能となる。
第5の実施形態では、図10に示されるように、ノズル19から噴出されるインク粒子への帯電順番を最上位ドットから最下位ドットへ、ノズル14から噴出されるインク粒子への帯電順番を最下位ドットから最上位ドットへと順々に帯電することで第4の実施形態と同じ効果が得られる。
本実施形態によれば、2個のノズルが同じ縦ドット数のマトリスク文字を印字する場合、ノズル毎に帯電電圧を変更可能にすることにより、上下文字間の間隔が調整できないという問題を解決することが可能となる。
Claims (3)
- 第1及び第2のノズルを有し、それぞれのノズルから噴出したインク粒子により、被印字物上にドットマトリクス状の文字を並列印字するインクジェット記録装置であって、
前記第1のノズルから噴出されたインク粒子を帯電させるための第1の帯電電極と、
前記第2のノズルから噴出されたインク粒子を帯電させるための第2の帯電電極と、
前記第1の帯電電極により帯電されたインク粒子を第1の偏向方向に偏向する第1の偏向手段と、
前記第2の帯電電極により帯電されたインク粒子を第2の偏向方向に偏向する第2の偏向手段と、
入力された印字する文字データ、ドットマトリクス、及び段数を含む印字制御情報に基づいて、前記第1及び第2の帯電電極が前記インク粒子に印加する帯電電圧を制御する制御手段と、を備え、
前記第1及び第2の偏向手段による前記第1及び第2の偏向方向は同一であり、
前記第1及び第2のノズルがそれぞれ同じ縦ドット数のマトリクス文字を印字する場合、前記制御手段は、前記第1の帯電電極が印加する第1の帯電電圧の幅(最大帯電電圧と最小帯電電圧の差)と、前記第2の帯電電極が印加する第2の帯電電圧の幅を異なるように前記帯電電圧の値を制御し、前記第1のノズルが印字する文字と前記第2のノズルが印字する文字の縦方向の間隔を調整することを特徴とするインクジェット記録装置。 - さらに、前記印字制御情報に対応する、前記第1及び第2の帯電電圧値の組合せ(最大帯電電圧と最小帯電電圧の値を含む)を格納する帯電電圧テーブルを備え、
前記制御手段は、前記印字制御情報に対応する前記第1及び第2の帯電電圧の組合せを前記帯電電圧テーブルから取得することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記制御手段は、前記第2の帯電電極が印加する最小帯電電圧の大きさが、前記第1の帯電電極が印加する最小帯電電圧の大きさよりも大きくなるように前記帯電電圧の値を制御することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
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