JP2018536074A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 少なくとも、
   ・予備形成共役ジエンモノマー、
   ・式（Ｉ）のメタロセン、
   ・助触媒としての有機金属化合物、に基づく触媒系。
   ｛Ｐ（Ｃｐ¹）（Ｃｐ²）Ｙ｝ （Ｉ）
   ［式中、
   − Ｙは、希土類金属である金属原子を含む基を示し、
   − Ｃｐ¹およびＣｐ²は、同一または異なり、フルオレニル基、シクロペンタジエニル基、およびインデニル基からなる群から選択され、前記基は、置換または非置換であり、
   − Ｐは、前記２つのＣｐ¹およびＣｐ²基を架橋する、ケイ素又は炭素原子を含む基である］
2. 前記助触媒が、オルガノマグネシウム化合物、好ましくはジオルガノマグネシウムである、請求項１に記載の触媒系。
3. Ｃｐ¹およびＣｐ²が、同一であり、置換フルオレニル基、および式Ｃ₁₃Ｈ₈の前記非置換フルオレニル基からなる群から選択される、請求項１又は２に記載の触媒系。
4. 前記記号Ｙが、Ｍｅｔ−Ｇ基を表し、Ｍｅｔが、希土類金属である金属原子を示し、Ｇが、ホウ素化水素ＢＨ₄単位を含む基を示すか、または塩素、フッ素、臭素、およびヨウ素からなる群から選択されるハロゲン原子Ｘを示す、請求項１から３までのいずれか１項に記載の触媒系。
5. 前記希土類金属が、ランタニドであり、その原子番号が、５７から７１まで変化する、請求項１から４までのいずれか１項に記載の触媒系。
6. 前記希土類金属が、ネオジム、Ｎｄである、請求項１から５までのいずれか１項に記載の触媒系。
7. 前記予備形成共役ジエンモノマーが、１，３−ジエンである、請求項１から６までのいずれか１項に記載の触媒系。
8. 前記予備形成共役ジエンモノマーが、１，３−ブタジエンである、請求項７に記載の触媒系。
9. 請求項１から８までのいずれか１項に記載の触媒系の調製の方法であって、以下の工程ａ）およびｂ）：
   − ａ）炭化水素溶媒中で、前記助触媒と前記メタロセンを反応させることと、
   − ｂ）前記予備形成共役ジエンモノマーと、工程ａ）からの前記反応生成物を反応させることと、を含む、方法。
10. 請求項１から８までのいずれか１項に記載の触媒系の存在下でのモノマーＭの重合を含む、ポリマーの調製の方法であって、前記モノマーＭが、共役ジエン、エチレン、α−モノオレフィン、およびこれらの混合物からなる前記モノマーの群から選択される、前記方法。