JP2018520891A - 表面の外観を改変する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、表面の外観を改変する方法に関し、上記方法は、500μm以下の最大サイズを示す粒子を噴霧する段階を含み、上記粒子が90%超の相対密度を示し、上記噴霧される粒子の5体積%超かつ80体積%未満が切断粒子である方法。
【選択図】図2

Description

本発明は、表面の外観を改変する方法、特に、当該表面の光沢を、特に審美的または装飾的目的のために、低下させる方法に関する。
噴霧による金属表面の処理は、上記表面上に粒子、例えば金属、セラミックまたはポリマー性のビーズまたは粒子を噴霧することから成る。
噴霧による処理の一例は、「ショットピーニング(shot peening)」と呼ばれ、処理された部品の機械的特性を改善するおよび/または寿命を延ばすために、表面にプレストレスを付与する役目をする。上記粒子は、一般に200μm超、好ましくは300μm超のサイズを有するものであり、硬質かつ耐性でなければならず、また、高速で、好ましくは遠心ブラストホイール(centrifugal blast wheel)によって噴霧されなければならない。
噴霧による処理の別の例は、「クリーニング」処理と呼ばれ、表面をストリップするおよび/またはきれいにする役目をする。上記粒子は好ましくは研磨材粒子(すなわち鋭い端部を示す粒子)であり、一般に100〜500μmのサイズを有するものであり、低下された速度で噴霧されなければならない。
噴霧による処理の別の例は、「化粧仕上げ(cosmetic finishing)」処理と呼ばれ、表面の外観、特に色、テクスチャー、特に外形(form)およびトポグラフィー(粗さを含む)、光沢または輝きを改変する役目をする。上記粒子は、一般に500μm未満、好ましくは300μm未満、好ましくは150μm未満、好ましくは100μm未満のサイズを有するものであり、一般に研磨材粒子または溶融されたビーズである。上記粒子は、表面にプレストレスを付与するために使用される速度よりも小さい速度で噴霧されなければならない。好ましくは、吸引ブラスト機(suction blast machine)が、4バール未満、好ましくは3バール未満の圧力を伴って使用される。
すなわち、使用される粒子および噴霧条件は、上述した処理の各々に特異的である。したがって、特定の処理、例えばショットピーニングについて出される問題点およびそれを解決するために提供される解決法は、先験的に、別の処理、例えば化粧仕上げ処理には外挿され得ない。
一般に、セラミックビーズを使用する化粧仕上げ処理は、光沢のあるものを結果し、また上記表面の変形を生じ得る。
すなわち、噴霧のパラメーター(特に、圧力、噴霧距離および噴霧角度)を必ずしも変えることなく、表面の光沢を改変し、それどころか調整すらすることを可能にする方法の要求が存在する。特に、表面の変形の危険なしに、また噴霧デバイスの磨滅を促進することなしに、光沢を低下させることを可能にする方法の要求が存在する。
本発明の目的は、この要求に少なくとも部分的に応じることである。
本発明によれば、この目的は、表面の外観を改変する方法によって達成され、上記方法は、500μm以下の最大サイズを示す粒子を噴霧する段階を含み、上記粒子が90%超の相対密度を示し、上記粒子(「噴霧される粒子」と言う)の5体積%超かつ80体積%未満がノッチング(notching)粒子であり、残りの噴霧される粒子が「非ノッチング(non−notching)粒子」として知られる。
本発明者らは、そのような方法が有利に、上記要求に応じることを可能にすることを見出した。特に、理論的に説明することができることなしに、本発明者らは、上記方法が、処理された表面の光沢を表面の追加の変形なしに低下させることを可能にすることを見出した。
好ましくは、本発明に従う方法はまた、下記の任意的な特徴の1以上を示す。
噴霧される粒子の群が、400μm未満、好ましくは300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満、さらには120μm未満の最大サイズを示す;
噴霧される粒子の群が、5μm超、好ましくは10μm超、好ましくは15μm超、好ましくは20μm超、さらには30μm超、さらには40μm超の最小サイズを示す;
噴霧される粒子の群が15μm超の最小サイズおよび60μm未満の最大サイズを示し、または噴霧される粒子の群が40μm超の最小サイズおよび90μm未満の最大サイズを示す、または噴霧される粒子の群が55μm超の最小サイズおよび120μm未満の最大サイズを示す;
噴霧される粒子の群が、100μm未満、好ましくは90μm未満、好ましくは80μm未満の、および/または30μm超のメジアンサイズを示す;
噴霧される粒子の群が、体積で10%超、好ましくは20%超、好ましくは30%超の、および/または好ましくは70%未満、好ましくは60%未満のノッチング粒子を含む;
ノッチング粒子の平均寸法が、15μm超、好ましくは20μm超、好ましくは30μm超、好ましくは40μm超であり、および/または好ましくは300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満、好ましくは120μm未満である;
非ノッチング粒子の平均寸法が、15μm超、好ましくは20μm超、好ましくは30μm超、好ましくは40μm超であり、および/または好ましくは300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満、好ましくは120μm未満である;
非ノッチング粒子の平均寸法に対するノッチング粒子の平均寸法の比が、1/20超、好ましくは1/15超、好ましくは1/10超、好ましくは1/5超、好ましくは1/3超であり、および/または20未満、好ましくは15未満、好ましくは10未満、好ましくは5未満、好ましくは3未満、好ましくは2.5未満、好ましくは2未満、好ましくは1.5未満である;
非ノッチング粒子の群のメジアンサイズに対するノッチング粒子の群のメジアンサイズの比が、1/20超、好ましくは1/15超、好ましくは1/10超、好ましくは1/5超、好ましくは1/3超であり、および/または20未満、好ましくは15未満、好ましくは10未満、好ましくは5未満、好ましくは3未満、好ましくは2.5未満、好ましくは2未満、好ましくは1.5未満である;
ノッチング粒子の群が、0.9未満、好ましくは0.85未満の、および/または0.5超、好ましくは0.6超、好ましくは0.65超、好ましくは0.7超、好ましくは0.75超の真円度二乗の平均を示す;
非ノッチング粒子の群が、0.7超、好ましくは0.8超、好ましくは0.85超、さらには0.90超、さらには0.92超、さらには0.94超、さらには0.95超、さらには0.96超の真円度二乗の平均を示す;
ノッチング粒子の80%超、90%超、95%超、さらには実質的に100%が、ファセット(faceted)粒子である;
ファセット粒子の小面(facet)の平均数が3超、好ましくは4超、かつ30未満、好ましくは25未満、好ましくは20未満、好ましくは15未満、好ましくは10未満である:
噴霧される粒子が、92%超、好ましくは94%超、好ましくは95%超、好ましくは96%超、さらには97%超、さらには98%超の相対密度を示す;
噴霧される粒子の嵩密度が、好ましくは2.5g/cm超、好ましくは3.0g/cm超、好ましくは3.3g/cm超、好ましくは3.6g/cm超である;
1実施形態において、非ノッチングの噴霧される粒子の群の密度に対するノッチング粒子の群の密度の比が、0.8〜1.2、好ましくは0.9〜1.1である;
1実施形態において、非ノッチング粒子の群の密度に対するノッチング粒子の群の密度の比が、0.8未満、好ましくは0.6未満、または1.2超、好ましくは1.4超である;
ノッチング粒子の総面積が、写真上で測定され、かつ噴霧される粒子の群の総面積のパーセントとして表わされるとき、5%超、好ましくは10%超、好ましくは20%超、好ましくは25%超、好ましくは30%超であり、および/または90%未満、好ましくは80%未満、好ましくは75%未満、好ましくは70%未満、好ましくは60%未満である;
噴霧される粒子が好ましくは、セラミック物質、好ましくは酸化物、窒化物、炭化物、ホウ化物、オキシ炭化物、オキシ窒化物およびそれらの混合物から選択されるセラミック物質で作られている;
好ましくは、噴霧される粒子の重量の50%超、好ましくは70%超、好ましくは90%超、好ましくは95%超、さらには99%超が、酸化物で構成されている;
1実施形態において、ノッチング粒子の群と非ノッチング粒子の群とが実質的に同じ化学分析を示す;
1実施形態において、ノッチング粒子の群と非ノッチング粒子の群とが異なる化学分析を示す;
1実施形態において、噴霧される粒子の群および/またはノッチング粒子の群および/または非ノッチング粒子の群が、酸化物に基づく重量%として、Al+ZrO+SiOの含量>80%、好ましくは>85%、好ましくは>90%を示し、好ましくはSiO <20%、さらにはSiO<10%を伴う;
1実施形態において、噴霧される粒子の群および/またはノッチング粒子の群および/または非ノッチング粒子の群が、酸化物に基づく重量%として、下記の化学組成:
70%≦Al、ここでAlは100%への残部を構成する、
3%≦ZrO+HfO≦20%、ここでHfO≦1%、
1%≦SiO≦10%、
0.3%≦CaO+MgO≦5%、
他の構成成分<5%
を示す;
1実施形態において、噴霧される粒子の群および/またはノッチング粒子の群および/または非ノッチング粒子の群が、酸化物に基づく重量%として、下記の化学組成:
Al≦10%、
60%≦ZrO+HfO≦70%、ここでHfO≦1%、
25%≦SiO≦35%、
他の構成成分<5%
を示す;
1実施形態において、噴霧される粒子の群および/またはノッチング粒子の群および/または非ノッチング粒子の群が、酸化物に基づく重量%として、下記の化学組成:
Al≦10%、
65%≦ZrO+HfO≦80%、ここでHfO≦1.5%、
10%≦SiO≦20%、
4% Y≦8%、
他の構成成分<3%
を示す;
1実施形態において、噴霧される粒子の群および/またはノッチング粒子の群および/または非ノッチング粒子の群が、酸化物に基づく重量%として、下記の化学組成:
90%≦Al、好ましくは95%≦Al
他の構成成分<10%
を示す;
1実施形態において、噴霧される粒子の群および/またはノッチング粒子の群および/または非ノッチング粒子の群の重量の80%超、好ましくは90%超が、少なくとも部分的に安定化された、好ましくは少なくとも部分的に酸化イットリウムで安定化されたジルコニアで構成されている;
1実施形態において、噴霧される粒子の群および/またはノッチング粒子の群および/または非ノッチング粒子の群の重量の80%超、好ましくは90%超、好ましくは95%超が、炭化ケイ素で構成されている;
1実施形態において、噴霧される粒子の群および/またはノッチング粒子の群および/または非ノッチング粒子の群が、酸化物に基づく重量%として、下記の化学組成:
70%≦Al≦80%、
20%≦ZrO+HfO≦30%、ここでHfO≦1%、
他の構成成分≦3%、好ましくは≦1%
を示す;
1実施形態において、噴霧される粒子が、焼結された粒子である;
1実施形態において、噴霧される粒子が、溶融された粒子である、すなわち溶融固化によって得られたものである;
1実施形態において、噴霧される粒子の群が、焼結された粒子と溶融された粒子との混合物である;
1実施形態において、
噴霧される粒子の群が、300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満の最大サイズを示し、かつ体積で10%超、好ましくは20%超、好ましくは30%超の、および/または好ましくは70%未満、好ましくは60%未満のノッチング粒子を含む、および
ノッチング粒子の平均寸法が、15μm超、好ましくは20μm超、好ましくは30μm超、好ましくは40μm超、かつ300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満、好ましくは120μm未満である、および
非ノッチング粒子の平均寸法が、15μm超、好ましくは20μm超、好ましくは30μm超、好ましくは40μm超、かつ300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満、好ましくは120μm未満である、および
非ノッチング粒子の平均寸法に対するノッチング粒子の平均寸法の比が、1/20超、好ましくは1/15超、好ましくは1/10超、好ましくは1/5超、好ましくは1/3超であり、および/または20未満、好ましくは15未満、好ましくは10未満、好ましくは5未満、好ましくは3未満、好ましくは2.5未満、好ましくは2未満、好ましくは1.5未満である;
1実施形態において、
噴霧される粒子の群が、300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満の最大サイズを示し、かつ体積で10%超、好ましくは20%超、好ましくは30%超の、および/または好ましくは70%未満、好ましくは60%未満のノッチング粒子を含む、および
ノッチング粒子の平均寸法が15μm超、好ましくは20μm超、好ましくは30μm超、好ましくは40μm超、かつ300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満、好ましくは120μm未満である、および非ノッチング粒子の平均寸法が15μm超、好ましくは20μm超、好ましくは30μm超、好ましくは40μm超、かつ300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満、好ましくは120μm未満である、および
非ノッチング粒子の平均寸法に対するノッチング粒子の平均寸法の比が、1/20超、好ましくは1/15超、好ましくは1/10超、好ましくは1/5超、好ましくは1/3超であり、および/または20未満、好ましくは15未満、好ましくは10未満、好ましくは5未満、好ましくは3未満、好ましくは2.5未満、好ましくは2未満、好ましくは1.5未満である、および
ノッチング粒子の群が、0.9未満、好ましくは0.85未満、好ましくは0.8未満の、および/または0.5超、好ましくは0.6超、好ましくは0.65超、好ましくは0.7超の真円度二乗の平均を示す、および
非ノッチング粒子の群が、0.7超、好ましくは0.8超、好ましくは0.85超、さらには0.90超、さらには0.92超、さらには0.94超、さらには0.95超、さらには0.96超、さらには0.97超の真円度二乗の平均を示す;
1実施形態において、
噴霧される粒子の群が、300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満の最大サイズを示し、かつ体積で10%超、好ましくは20%超、好ましくは30%超の、および/または好ましくは70%未満、好ましくは60%未満のノッチング粒子を含む、および
ノッチング粒子の平均寸法が、15μm超、好ましくは20μm超、好ましくは30μm超、好ましくは40μm超、かつ300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満、好ましくは120μm未満であり、非ノッチング粒子の平均寸法が、15μm超、好ましくは20μm、好ましくは30μm超、好ましくは40μm超、かつ300μm未満、好ましくは200μm未満、好ましくは150μm未満、好ましくは120μm未満である、および
非ノッチング粒子の平均寸法に対するノッチング粒子の平均寸法の比が、1/20超、好ましくは1/15超、好ましくは1/10超、好ましくは1/5超、好ましくは1/3超であり、および/または20未満、好ましくは15未満、好ましくは10未満、好ましくは5未満、好ましくは3未満、好ましくは2.5未満、好ましくは2未満、好ましくは1.5未満である、および
ノッチング粒子の群が、0.9未満、好ましくは0.85未満、好ましくは0.8未満の、および/または0.5超、好ましくは0.6超、好ましくは0.65超、好ましくは0.7超の真円度二乗の平均を示す、および
非ノッチング粒子の群が、0.7超、好ましくは0.8超、好ましくは0.85超、さらには0.90超、さらには0.92超、さらには0.94超、さらには0.95超、さらには0.96超、さらには0.97超の真円度二乗の平均を示す、および
噴霧される粒子の群および/またはノッチング粒子の群および/または非ノッチング粒子の群が、酸化物に基づく重量%として、Al+ZrO+SiOの含量>80%、好ましくは>85%、好ましくは90%を示し、好ましくはSiO<20%、さらにはSiO<10%を伴う;
上記方法が、処理されるべき表面上に噴霧される粒子を噴霧する前に、下記の段階:
a)ノッチング粒子で形成された粉末および非ノッチング粒子で形成された粉末を調製すること、
b)任意的に、上記ノッチング粒子で形成された粉末と上記非ノッチング粒子で形成された粉末とを混合すること
を含む;
上記粒子が、上記表面と噴霧角度を形成する方向に沿って噴霧され、上記噴霧角度、すなわち処理されるべき表面と上記方向(噴霧される粒子の噴出の軸)との間の角度が、好ましくは45°超、好ましくは50°超である;
粒子が、処理表面から距離(「噴霧距離」と呼ばれる)を置いて位置されるノズルを通して噴霧され、上記噴霧距離が、好ましくは5cm超、好ましくは10cm超であり、および/または好ましくは30cm未満、好ましくは25cm未満である;
粒子が、流体、好ましくは空気によって運ばれることによって上記表面上に噴霧され、上記流体の圧力が、好ましくは0.5バール超、好ましくは1バール超であり、および/または好ましくは4バール未満、好ましくは3バール未満である;
粒子が、好ましくは100%超、好ましくは120%超、さらには150%超の、および/または好ましくは300%未満、好ましくは250%未満、好ましくは200%未満の被覆度で噴霧される;
処理表面が、金属物質で、好ましくは金属または金属合金の形態の金属物質で作られており、好ましくはステンレス鋼、アルミニウムまたはチタンで作られており、好ましくはコーティングおよび特に塗料がない;
ノッチング粒子が、噴霧される前に他の粒子と混合される;
上記表面が、宝石、時計、ブレスレット、ネックレス、指輪、ブローチ、タイピン、ハンドバッグ、家具、家庭用品、ハンドル、ボタン、化粧板、消費財デバイスの見える部分、眼鏡フレームの部分、陶器または枠によって形成される組から選択される製品の表面である。
本発明に従う別の主題は、本発明に従う方法によって得られた表面を有する製品から成る。好ましくは、上記表面が、外部に暴露されるものである。
好ましくは、本発明に従う製品が、宝石、時計、ブレスレット、ネックレス、指輪、ブローチ、タイピン、ハンドバッグ、家具、家庭用品、ハンドル、ボタン、化粧板、消費財デバイスの見える部分、眼鏡フレームの部分、陶器または枠によって形成される組から選択される。
定義
「ノッチング」粒子は、突出した鋭い端部を示す粒子であり、その結果、それが本発明に従う方法に従って噴霧されるとき、上記鋭い端部がノッチ、すなわち内にへこんだ端部を示すくぼみを例えばスリットまたは「かど(corner)」の形態で作り出す。定義上、突出した端部は、粒子の凸部に属する。他方、対応する、内にへこんだ端部は、処理された表面の凹部に属する。
「ファセット粒子」、例えば図2に表わされた粒子20’は、ノッチング粒子の好ましい例である。ファッセト粒子は、少なくとも2の小面を示し、上記粒子の表面の90%超が、好ましくは実質的に平らである小面で被覆されており、好ましくは35未満の小面(これらの小面は好ましくは実質的に平らである)で被覆されている。小面は、平らであってもなくてもよい。「ナット(nut)」形状は、2の小面を有する形状の例である。
ファセット粒子は特に「多面体」であり得る。すなわち、全ての面が平らな多角形によって制限され得る。ファセット粒子は、その小面の全てが同じ種類の正多角形であり、かつその頂角の全てが同じ角度であるならば、特に「正」多面体であり得る。正多角形は、その中心で各面に接する球を有する。「立方体」は、6の正方形の面を有する正多角形の例である。
「ファセット粒子の小面の平均数」は、ファセット粒子の小面の平均数の算術平均であり、カウントされる小面は、ファセット粒子を示す写真、例えば図2のように走査電子顕微鏡によって撮影された写真上で観察され得る小面である。
「非ノッチング」粒子、例えば図2において表わされた粒子10’は、「ノッチング」でない粒子、すなわちビーズのようになめらかな表面のみを示す粒子である。
ノッチング粒子の体積は、当該ノッチング粒子の嵩密度に対する当該ノッチング粒子の重量の比に等しい。この体積のパーセントは、噴霧される粒子の群の体積に関して測定される。
「被覆(coverage)」は、上記粒子が噴霧された総表面積に対する衝撃を受けた表面積、すなわち噴霧される粒子の衝撃によって改変された表面積の比である。それはパーセントとして表わされる。
被覆度(パーセントとして表わされる)は、98%に等しい被覆を得ることを可能にする処理時間に対する処理時間の比である。すなわち、200%に等しい被覆度は、処理時間が、98%以上の被覆を達成するために必要な処理時間の2倍に等しいことを表わす。
粒子Pの「真円度二乗」「Ci」を評価するために、粒子Pの面積Aに等しい面積を示すディスクDの周囲Pが、この粒子の写真上で決定される。さらに、この粒子の周囲Pが決定される。真円度は、P/P比に等しい。したがって、真円度二乗は(P/Pに等しい。すなわち、
Figure 2018520891
である。粒子の形状が細長いほど、真円度二乗は小さい。真円度二乗を評価するために知られている測定法の全てが想定され得、特に、走査電子顕微鏡を使用して得られた写真から出発し、次いで上記真円度二乗が画像処理ソフトウエアを使用して決定され得る。
明るさ「L」は、表面の色の強度を表わす。粗い金属表面に関して、上記表面がアルミニウム金属に基づく物質からなるときには特に、Lが灰色のレベルに対応する。表面の明るさLは、標準ASTM E308−01、「CIE系を使用して物体の色をコンピューターで計算するための標準プラクティス」に従って測定され得る。特徴的Lは、周知のLab系の特徴である。色値、特に明るさ(L)の値は、MiniScan XE Plus(商品名、HunterLab製)によって測定され得る。
表面の「暗化」は、当該表面の明るさLの値の少なくとも5%の低下を意味する。明るさの低下は、(初期の明るさ−最終の明るさ)/初期の明るさに等しく、パーセントとして表わされる。
光沢Gは、光の拡散または正反射を表わす。特に断らない限り、光沢は、60°に等しい角度で測定される。
表面の光沢の「低下」は、当該表面の光沢Gの値の少なくとも5%の低下を示す。光沢の低下は、(初期の光沢−最終の光沢)/初期の光沢に等しく、パーセントとして表わされる。
「アルメン(Almen)強度」は、標準NF L06−832にしたがって、飽和曲線上の時間tで得られたそり(すなわちアーク高さ)の値を意味すると理解される。上記飽和曲線は、不変のピーニングパラメータおよび条件への暴露時間の関数としてのアルメンのそりの変化を測定することによって得られ、上記飽和時間tは、被覆がアルメン試験片の表面全体にわたって完全かつ均一であることを確実にしながら、時間2tでのそりの変化が、時間tでのそりの10%以下であるような第一の時間tである。上記強度は、百分の1ミリメートルで表わされる。
「粒子のサイズ」は、レーザー粒子サイザーを用いて行われた粒子サイズ分布解析によって慣用的に与えられる粒子のサイズを意味すると理解される。使用される上記レーザー粒子サイザーは、Partica LA−950(Horiba製)であり得る。
粒子群の「メジアンサイズ」(D50で示される)は、この群の粒子を体積の等しい第一の集団と第二の集団とに分けるサイズを示す。ここで、第一の集団と第二の集団は、上記メジアンサイズ以上のサイズまたは上記メジアンサイズ未満のサイズをそれぞれ示す粒子のみを含む。
粒子群の「最大サイズ」(D99.5で示される)は、粒子サイズが増加する順で分類されている、粒子の群の累積粒子サイズ分布曲線上で99.5体積%に等しいパーセントに対応する粒子サイズを示す。すなわち、この定義にしたがうと、粒子の99.5体積%がD99.5未満のサイズを有し、粒子の0.5体積%がD99.5以上のサイズを有する。
粒子群の「最小サイズ」(D0.5で示される)は、粒子サイズが増加する順で分類されている、粒子の群の累積粒子サイズ分布曲線上で0.5体積%に等しいパーセントに対応する粒子サイズを示す。
上記メジアンサイズ、最小サイズおよび最大サイズは、レーザー粒子サイジングによって測定され得る。
「セラミック物質」は慣用的に、金属でも有機物でもない物質を示す。
「粒子の寸法」は、走査電子顕微鏡を使用して得られた写真上で測定された、上記粒子と同じ面積を示す円に対応する直径を示す。この寸法は、画像処理ソフトウエアを使用して決定され得る。粒子群の「平均寸法」は、上記粒子の寸法の算術平均である。
「粒子の嵩密度」は慣用的に、粒子の重量を、粒子が占める見かけ体積によって割ったものに等しい比を意味すると理解される。便宜上、上記嵩密度は、粒子の群に関して測定される。それは、浮力の原理にしたがって、含浸により測定され得る。
「粒子の絶対密度」は、閉鎖気孔が実質的に残らないような細かさに破砕した後の粒子の乾物の重量を、破砕後の上記重量の乾物の体積で割ったものに等しい比を意味すると理解される。それは、ヘリウム比重測定によって測定され得る。
「粒子の相対密度」は、上記粒子の嵩密度を上記粒子の絶対密度で割ったものに等しい比に相当し、パーセントとして表わされる。
特に断らない限り、「1を含む」または「1を示す」は、「少なくとも1を含む」を意味すると理解される。
本発明の他の特徴および利点は、下記の詳細な説明を読み、そして添付の図面を見ることによってより明らかになるだろう。図面において、同一のまたは類似の要素を示すために同一の参照符号が使用される。
図1は、比較例1の方法において使用された噴霧される粒子(a)の写真を表わす。 図2は、本発明に従う実施例3の方法において使用された噴霧される粒子(c)の写真を表わす。 図3は、比較例1にしたがって慣用的に球状ビーズを使用する方法で処理された表面の写真を表わす。 図4は、本発明に従う実施例3の方法に従って処理された表面の写真を表わす。
噴霧による化粧仕上げ処理のための公知の技術が、上述した粒子を使用して用いられ得る。
処理されるべき表面が、噴霧による処理の前に、1μm以下、好ましくは0.8μm以下、好ましくは0.5μm以下、好ましくは0.3μm以下、好ましくは0.2μm以下の粗さRaを示すように、前処理、例えば研磨に付され得る。研磨は、例えば鏡面型であり得る。
1実施形態では、粒子が噴霧される表面がコーティングを有しない。1実施形態では、500μm以下の最大サイズおよび90%超の相対密度を示す粒子のみが、処理されるべき表面の外観を改変するために噴霧され、上記噴霧される粒子の5体積%超かつ80体積%未満がノッチング粒子である。
また好ましくは、処理されるべき表面の処理の間にわたって、噴霧される粒子の群におけるノッチング粒子の体積による量が、考慮される瞬間が何であっても、実質的に一定である。好ましくは、噴霧される粒子の群におけるノッチング粒子の体積による量における変化が、処理の開始と終わりとの間で測定されるとき、処理の開始時の量に基づいて、20%未満、好ましくは10%未満、好ましくは5%未満である。
好ましくは、本発明に従う方法において使用されるノッチング粒子の鋭い端部が、より大きい起源の粒子の破損から結果し得る。1実施形態では、そのような破損から結果する。特に、ノッチング粒子が、より大きい粒子、例えばビーズを破砕することによって、例えばロールミルを使用して破砕することによって得られ得る。
好ましくは、ノッチング粒子が、少なくとも1の実質的に平らな面を示す。
好ましくは、実質的に平らな表面が、ノッチング粒子の表面の70%超、80%超、90%超、さらには実質的に100%を覆う。
非ノッチング粒子は、非ノッチング粒子、特にビーズを得ることを可能にする、当業者に公知の任意の技術によって、例えばアトマイゼーションによって、ラッピング(lapping)によって、顆粒化によってまたは懸濁物の滴をゲル化する方法によって調製され得る。
1実施形態では、ノッチング粒子の群および非ノッチング粒子の群が、実質的に同じ化学分析を示す。好ましくは、第一の群におけるある構成成分の含量が10%超であるならば、それは好ましくは、第二の群における対応する含量と、絶対パーセントとして、6%未満だけ、好ましくは5%未満だけ、好ましくは3%未満だけ異なる。好ましくは、第一の群における構成成分の含量が0.5%超かつ10%以下であるならば、それは好ましくは、第二の群における対応する含量と、40%未満だけ、好ましくは30%未満だけ、好ましくは20%未満だけ異なる。
好ましい実施形態では、上記方法が、処理されるべき表面に粒子を噴霧する前に、下記段階:
a)ノッチング粒子で形成された粉末および非ノッチング粒子で形成された粉末を調製すること、
b)上記ノッチング粒子で形成された粉末と上記非ノッチング粒子で形成された粉末を混合すること
を含む。
段階a)では、ノッチング粒子で形成された粉末が、ノッチング粒子を得ることを可能にする、当業者に公知の任意の技術によって、例えば破砕によって、好ましくはロールミルを使用する破砕によって調製され得る。段階b)では、ノッチング粒子で形成された粉末と非ノッチング粒子で形成された粉末との混合が、当業者に公知の任意の技術にしたがって、例えばミキサーを使用して行われ得る。
ノッチング粒子と非ノッチング粒子とは、好ましくは。ノッチング粒子の体積が混合物の体積の5%超、好ましくは10%超、好ましくは20%超、好ましくは30%超、かつ80%未満、好ましくは70%未満、より好ましくは60%未満を占めるような量で混合される。
本発明の実施に関して、圧縮空気ブラスト機、好ましくは加圧ブラスト機および好ましくはベンチュリ効果ブラスト機が好ましく使用される。
ブラスト機の噴霧ノズルは好ましくは、6mm超、好ましくは7mm超、および/または10mm未満、好ましくは9mm未満、好ましくは約8mmの直径を示す。
本発明に従う方法は、アルメン強度、すなわち処理された表面上に置かれたエネルギーを維持し、それどころか低下することすら可能にする。有利なことに、この結果が、表面の変形の危険を制限することを可能にする。
本発明に従う方法は、特に、表面の光沢を減少させるために行われ得る。このために、最初の試験から、
ノッチング粒子の体積を増加させること、および/または
ノッチング粒子の鋭い端部、特に小面の数を増加させること、および/または
噴霧される粒子のサイズを減少させること、および/または
ノッチング粒子の寸法を減少させること
が可能である。
金属表面、特にアルミニウムから成る金属表面の光沢は、したがって、上記表面のアルメン強度を増加させることなく、それどころかそれを低下させながら、10%超だけ、さらには30%超だけ、さらには70%超だけ減少され得る。
最初の試験の後に、得られた光沢が低すぎるならば、同じ初期表面から出発してより高い光沢を示す表面を得るために、
ノッチング粒子の体積を減少させること、および/または
ノッチング粒子の鋭い端部、特に小面の数を減少させること、および/または
噴霧される粒子のサイズを増加させること、および/または
ノッチング粒子の寸法を増加させること
が可能である。
本発明に従う方法は、特に、表面の明るさLを低下させるために行われ得る。このために、最初の試験から出発して、
ノッチング粒子の体積を増加させること、および/または
噴霧される粒子のサイズを減少させること、および/または
ノッチング粒子の寸法を減少させること
が可能である。
金属表面、特にアルミニウムから成る金属表面の明るさLは、したがって、10%超だけ、さらには20%超だけ、さらには30%超だけ減少され得る。
最初の試験の後に、得られた明るさLが低すぎるならば、同じ初期表面から出発してより高い明るさLを示す表面を得るために、
ノッチング粒子の体積を減少させること、および/または
噴霧される粒子のサイズを増加させること、および/または
ノッチング粒子の寸法を増加させること
が可能である。
得られた表面、好ましくは1mm超、1cm超、10cm超の面積を示す表面は、80%超、好ましくは90%超、好ましくは100%が空洞で覆われており、上記空洞の数の90%超が300μm未満のサイズを示し、かつ鱗(scales)の形態で存在する空洞とノッチの形態で存在する空洞との混合物である。ノッチの形態で存在する空洞は主に、表面に噴霧されたノッチング粒子の衝撃によって作られ、鱗の形態で存在する空洞は主に、非ノッチング粒子の衝撃によって作られる。
下記の非制限的実施例は、本発明を説明する目的で示される。
下記の粒子が試験された。
比較例1の粒子(a)の群:Saint−Gobain Zirproによって販売されたMicroblas(商品名)B170ビーズで形成された粉末であり、下記特徴を示す:
化学分析:Al:6%,ZrO:63%,SiO:30%,その他:1%、
溶融固化によって得られた粒子、
90μmに等しい開口を有する方眼篩を通過し、45μmに等しい開口を有する方眼篩を通過しない;
メジアンサイズ:74μm、
当該粒子の群について測定された、粒子の相対密度:98%、
当該粒子の群について測定された、粒子の嵩密度:3.90g/cm
上記粒子の群の真円度二乗の平均:0.97、
ノッチング粒子の量:<1体積%。
実施例2〜4および6のそれぞれの粒子(b)〜(d)および(f)の群で使用されたノッチング粒子で形成された粉末:Saint−Gobain Zirproによって販売されたZirgrit(商品名)F粒子で形成された粉末であり、下記特徴を示す:
化学分析:Al:6%,ZrO:63%,SiO:30%,その他:1%、
溶融固化、次いで破砕によって得られた粒子、
メジアンサイズ:50μm、
当該粒子の群について測定された、粒子の相対密度:98%、
当該粒子の群について測定された、粒子の嵩密度:3.90g/cm
上記粒子の群の真円度二乗の平均:0.83、
ノッチング粒子の量:>99体積%。
実施例5の粒子(e)の群で使用されたノッチング粒子で形成された粉末:Saint−Gobainによって販売されたSika(商品名)ABR F150炭化ケイ素粒子で形成された粉末であり、125μmに等しい開口を有する方眼篩を通過しかつ45μmに等しい開口を有する方眼篩を通過しない部分を回収するように篩にかけられており、篩かけの後に下記特徴を示す:
化学分析:SiC>99重量%、
メジアンサイズ:72μm、
当該粒子の群について測定された、粒子の相対密度:99%、
当該粒子の群について測定された、粒子の嵩密度:3.19g/cm
上記粒子の群の真円度二乗の平均:0.75、
ノッチング粒子の量:>99体積%。
実施例7で使用されたノッチング粒子(g)で形成された粉末:研磨用アルミナ/ジルコニア粒子で形成された粉末であり、下記特徴を示す:
重量による化学分析:Al:57%,ZrO:40%,SiO:0.44%,Y:0.45%,TiO:1.61%,その他:0.5%、
溶融固化、次いで破砕によって得られた粒子、
メジアンサイズ:106μm、
当該粒子の群について測定された、粒子の相対密度:99%、
当該粒子の群について測定された、粒子の嵩密度:4.6g/cm
ノッチング粒子の量:>99体積%。
本発明に従う実施例2〜6のそれぞれの粒子(b)〜(f)の群を得るために、上記ノッチング粒子が次いで、表1に示される体積による割合で比較例1の粒子(a)と混合された。
実施例1〜6のそれぞれの粒子(a)〜(f)の群の特徴を表1に示す。
次いで、粒子(a)〜(f)の群が使用されて、6063アルミニウムで作られたプレートの表面を処理した。上記プレートは、処理前に下記特徴を示す。
70に等しい明るさL
100に等しい光沢G
上記処理は、下記パラメータを用いてDUP吸引ブラスト機を使用して行われた。
ノズルの直径:8mm
圧力:2バール
噴霧距離:15cm
噴霧角度:85°
被覆度:100%
実施例7は、比較例1の粒子(a)で形成された粉末の第一の噴霧、次いでノッチング粒子(g)で形成された粉末の第二の噴霧からなり、それらの特徴を表1に示す。すなわち、上記噴霧は逐次的である。
処理された表面は、上記第一の噴霧の前に、下記特徴を示した。
70に等しい明るさL
100に等しい光沢G
上記第一の噴霧は、比較例1の粒子(a)で形成された粉末を上記表面上にDUP吸引ブラスト機を使用して下記パラメータを用いて噴霧することにより行われた。
ノズルの直径:8mm
圧力:2バール
噴霧距離:15cm
噴霧角度:85°
被覆度:100%
次いで、第二の噴霧が、第一の噴霧後に得られた表面上に、ノッチング粒子(g)で形成された粉末を噴霧することにより行われた。上記第二の噴霧は、DUP吸引ブラスト機を使用して下記条件で行われた。
ノズルの直径:8mm
圧力:2バール
噴霧距離:15cm
噴霧角度:85°
被覆度:100%
光沢Gが、Multi Gloss 268Plusデバイス(Konica Minolta製)を使用して60°に等しい角度で測定される。
明るさLが、Mini Scan XE Plus(HunterLabの商品名)を使用して標準ASTM E308−01「CIE系を使用して物体の色をコンピュータで計算するための標準プラクティス」に従って測定される。
粒子(a)〜(e)の各群の衝撃強度が、下記試験を使用して見積もられる。100gの粒子が、上記ブラスト機によって、ステンレス鋼で作られた表面上に5分間、上記表面に関して90°に等しい噴霧角度、10cmに等しい噴霧距離、2バールに等しい圧力および8mmに等しいノズル直径を用いて噴霧される。
上記試験の前に、45μm篩の網を通過する粒子の重量Wが決定される。45μmの閾値は、試験された粒子の群について微粒子に富むことを示すのに十分適する。
上記試験粒子は次いで、5分間の再循環を受ける。すなわち、上記表面上に数回噴霧される。
上記試験後に、45μm篩の網を通過する粒子の重量Wが決定される。重量WとWとの差が、試験中に作られた微粒子の量に相当する。この生じた微粒子の量、すなわち「拒絶率(reject rate)」は、試験前の粒子の重量のパーセントとして表わされる。拒絶率が高いほど、粒子の衝撃強度が小さい。
25%超の拒絶率は、ブラスト機の促進された磨滅を結果すると考えられる。好ましくは、拒絶率が20%未満、好ましくは15%未満、好ましくは10%未満である。
アルメン強度は、標準NF L06−832(表面圧縮応力下に金属部品を置くために意図された慣用のショットブラスト機)にしたがって、Nタイプの試験片について、DUP吸引ブラスト機上で、100%に等しい被覆度、表面に関して85°に等しい噴霧角度、15cmに等しい噴霧距離、2バールに等しい圧力および8mmに等しいノズル直径を用いて決定される。
簡単のために、粒子の真円度二乗、面積および寸法、ならびに粒子(a)〜(g)の群の真円度二乗の平均、総面積および平均寸法は、上記粒子の源粉末について、言い換えると粒子(a)の群、Zirgrit(商品名)F粒子で形成された粉末、炭化ケイ素粒子で形成された粉末および研磨用アルミナ/ジルコニア粒子で形成された粉末について、下記方法によって評価される。
粒子のサンプルの11mmが、Malvernによって販売されたMorphologi(商品名)G3Sデバイスのこの目的のために提供された分散装置(「サンプル分散装置」)に注がれる。サンプルのガラスプレート上での分散が、10msの間(「設定時間」)かけられる4バールの圧力(「圧力」)を使用して行われ、分散装置は、60秒の間(「設定時間」)ガラスプレート上に残ったままである。選択される倍率は、分散した粒子のディスクの中心に位置する領域において、ガラスプレート上の25〜50の粒子を観察することができるようにされ、その結果、個々の粒子、すなわち、他の粒子とつながっていない粒子の観察が促進される。次いで、得られた写真の中から、250超の粒子の総数をカウントするように十分な数において、画像分析が行われる。
上記デバイスは、カウントされた粒子の真円度二乗(「HS真円度」)、面積(「面積」)および寸法(「CE直径」)の評価を与える。上記粒子は数によってカウントされる。次いで、粒子の群の真円度二乗の平均、総面積および平均寸法が計算され得る。
ノッチング粒子は、ファセット粒子であった。
ノッチング粒子の小面の数は、下記方法によって評価される。粒子の写真が、写真1枚につき15〜30のノッチング粒子が完全に目に見えるように走査電子顕微鏡を使用して撮影される。最小200のノッチング粒子をカウントできるように写真が撮影される。各ノッチング粒子の目に見える小面の数が決定される。ノッチング粒子の小面の平均数は、各ノッチング粒子の小面の数の算術平均である。
化学分析が、含有量が0.5%超である構成成分に関して、蛍光X線によって行われた。0.5%未満の含有量で存在する構成成分の含有量は、AES−ICP(原子発光分析−誘導結合プラズマ)によって決定された。
粒子のサイズおよび粒子の群の平均サイズおよび最大サイズが、Partica LA−950レーザー粒子サイザー(Horiba製)を使用して決定された。
得られた結果を下記表1に示す。
Figure 2018520891
比較例1は、暗化および光沢の低下を結果する。すなわち暗くかつマットなものにする。
実施例1と比較して、本発明に従う実施例2は、光沢の低下および明るさの低下を、低い拒絶率およびアルメン強度の低下とともに結果する。したがって、効率(高い粉末消費)および生産性(粉末を置き換えるためのブラスト機の頻繁なシャットダウン)が低い。
実施例1および2と比較して、本発明に従う実施例3は、光沢の低下ならびに明るさおよびアルメン強度の低下を、中位の拒絶率と共に結果し、ブラスト機の促進された磨滅はない。
実施例1〜3と比較して、本発明に従う実施例4は、光沢の低下、明るさの低下およびアルメン強度の低下を、許容可能な拒絶率とともに結果し、ブラスト機の促進された磨滅はない。
実施例1と比較して、本発明に従う実施例5は、光沢の低下およびアルメン強度の低下を、中位の拒絶率と共に結果し、ブラスト機の促進された磨滅はない。本発明に従う実施例5は、酸化物の形態でないノッチング粒子、例えば炭化ケイ素粒子を使用することの可能性を示す。
本発明の範囲外である実施例6は、85体積%のノッチング粒子を含む混合物では、所望の妥協が達成されず、拒絶率が高すぎてブラスト機の促進された磨滅をもたらすことを示す。
本発明の範囲外である実施例7は、ビーズ(a)で形成された粉末の第一の噴霧、次いでノッチング粒子(g)で形成された粉末の第二の噴霧が、所望の妥協を達成することを可能にせず、光沢は確かに低下されるが、第二の噴霧後に得られたアルメン強度および拒絶率が高すぎる。すなわち、ノッチング粒子と非ノッチング粒子の群を噴霧することが重要である。
図4に示されるように、本発明に従う実施例3の処理後に得られた表面の視覚検査は、ビーズ(非ノッチング粒子)の噴霧から結果する効果に相当する鱗の形態の空洞10と、ノッチング粒子の噴霧から結果する効果に相当するノッチ20とで覆われていることを示す。
図3との比較は、ノッチの存在を明らかに見分けることを可能にする。
もちろん、本発明は、記載された実施形態に限定されない。上記実施形態は、説明の目的で与えられており、限定を意図するものでない。

Claims (20)

  1. 表面の外観を改変する方法であって、上記方法が、500μm以下の最大サイズを示す粒子を噴霧する段階を含み、上記噴霧される粒子が90%超の相対密度を示し、上記噴霧される粒子の5体積%超かつ80体積%未満が、突出した鋭い端部を示す粒子(「ノッチング粒子」と言う)である方法。
  2. 噴霧される粒子の群が、20体積%超かつ60体積%未満のノッチング粒子を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 噴霧される粒子の群が、400μm未満の最大サイズおよび15μm超の最小サイズを示す、請求項1または2に記載の方法。
  4. 噴霧される粒子の群が、200μm未満の最大サイズおよび30μm超の最小サイズを示す、請求項3に記載の方法。
  5. 噴霧される粒子の群が、150μm未満の最大サイズを示す、請求項4に記載の方法。
  6. 非ノッチング粒子の平均寸法に対するノッチング粒子の平均寸法の比が3未満である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 噴霧される粒子が96%超の相対密度を示す、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. ノッチング粒子の群が、0.9未満の真円度二乗の平均を示し、非ノッチング粒子の群が、0.7超の真円度二乗の平均を示す、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. ノッチング粒子の小面の平均数が、3超かつ30未満である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. ノッチング粒子の小面の平均数が15未満である、請求項9に記載の方法。
  11. 噴霧される粒子がセラミック物質で作られている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 噴霧される粒子が、セラミック物質、好ましくは酸化物、窒化物、炭化物、ホウ化物、オキシ炭化物、オキシ窒化物およびそれらの混合物から選択されるセラミック物質で作られている、請求項11に記載の方法。
  13. 噴霧される粒子および/またはノッチング粒子の群および/または非ノッチング粒子の群が、酸化物に基づく重量%として、Al+ZrO+SiO>80%である組成を示し、および/またはそれらの重量の80%超が炭化ケイ素で構成されている、請求項12に記載の方法。
  14. 噴霧される粒子および/またはノッチング粒子の群および/または非ノッチング粒子の群が、
    酸化物に基づく重量%として、下記:
    70%≦Al、ここでAlは100%への残部を構成する、
    3%≦ZrO+HfO≦20%、ここでHfO≦1%、
    1%≦SiO≦10%、
    0.3%≦CaO+MgO≦5%、
    他の構成成分<5%
    の組成を示す、および/または
    酸化物に基づく重量%として、下記:
    Al≦10%、
    60%≦ZrO+HfO≦70%、ここでHfO≦1%、
    25%≦SiO≦35%、
    他の構成成分<5%
    の組成を示す、および/または
    酸化物に基づく重量%として、下記:
    Al≦10%、
    65%≦ZrO+HfO≦80%、ここでHfO≦1.5%、
    10%≦SiO≦20%、
    4%≦Y≦8%、
    他の構成成分<3%
    の組成を示す、および/または
    酸化物に基づく重量%として、下記:
    90%≦Al
    他の構成成分<10%
    の組成を示す、および/または
    少なくとも部分的に安定化された、好ましくは少なくとも部分的に酸化イットリウムで安定化されたジルコニアから80重量%超が構成されている、および/または
    酸化物に基づく重量%として、下記:
    70%≦Al≦80%、
    20%≦ZrO+HfO≦30%、ここでHfO≦1%、
    他の構成成分≦3%
    の組成を示す、
    請求項13に記載の方法。
  15. 上記粒子が、上記表面と45°超の噴霧角度を形成する方向に沿って噴霧される、および/または
    上記粒子が、処理表面から距離(「噴霧距離」と呼ばれる)を置いて位置されるノズルを通して噴霧され、上記噴霧距離が5cm超かつ30cm未満である、および/または
    上記粒子が、流体によって運ばれることにより上記表面上に噴霧され、上記流体の圧力が0.5バール超かつ4バール未満である、および/または
    上記粒子が、100%超かつ300%未満の被覆度で噴霧される、
    請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 上記噴霧角度が50°超である、および/または
    上記噴霧距離が10cm超かつ25cm未満である、および/または
    上記粒子が、流体によって運ばれることにより上記表面上に噴霧され、上記流体の圧力が1バール超かつ3バール未満である、および/または
    上記粒子が、150%超かつ250%未満の被覆度で噴霧される、
    請求項15に記載の方法。
  17. 上記表面が、金属物質で、好ましくは金属または金属合金の形態の金属物質で、好ましくはステンレス鋼、アルミニウムまたはチタンで作られており、上記表面は好ましくはコーティングがない、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
  18. ノッチング粒子が、噴霧される前に他の粒子と混合される、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 粒子を噴霧する段階の前に、上記表面が、その粗さRaが1μm以下であるように研磨される、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 上記表面が、宝石、時計、ブレスレット、ネックレス、指輪、ブローチ、タイピン、ハンドバッグ、家具、家庭用品、ハンドル、ボタン、化粧板、消費財デバイスの見える部分、眼鏡フレームの部分、陶器または枠によって形成される組から選択される製品の表面である、請求項1〜19のいずれか1項に記載の方法。
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