JP2018510741A5

JP2018510741A5 -

Info

Publication number: JP2018510741A5
Application number: JP2017562570A
Authority: JP
Filing date: 2016-02-19
Publication date: 2018-12-20
Anticipated expiration: 2036-02-19

Claims

第１表面および第２表面を有する基板、ならびに
前記基板と接触状態にあるアルカリ金属
を含むデバイスであって、
前記アルカリ金属はナトリウムおよびカリウムから選択されており、
前記アルカリ金属は、前記基板が表面の接触で前記アルカリ金属を前記アルカリ金属と前記表面との接触点で水と接触させたときに、インシチュで熱量を発生させるのに十分な量で存在している、デバイス。
前記基板の前記第１表面は第１平面であり、
前記基板の前記第２表面は反対の平面である、請求項１に記載のデバイス。
前記第１平面は、熱を受け取る表面と接触する接触表面または遠位表面である、請求項２に記載のデバイス。
前記反対の平面は、前記アルカリ金属が接触状態にある近位表面である、請求項２に記載のデバイス。
前記アルカリ金属は、前記基板に埋め込まれているか、または前記基板と一体となっている、請求項１〜４のいずれかに記載のデバイス。
前記アルカリ金属は、前記基板上、層を形成している、請求項１〜５のいずれかに記載のデバイス。
前記アルカリ金属は、前記基板上、不連続層を形成している、請求項６に記載のデバイス。
前記アルカリ金属は、前記基板の前記第２表面上、前記層または前記不連続層を形成している、請求項６または７に記載のデバイス。
前記アルカリ金属は、前記基板の一部と接触状態にある、請求項１〜８のいずれかに記載のデバイス。
前記基板は開口領域を有するメッシュであり、
前記アルカリ金属は前記開口領域の一部に埋め込まれている、請求項１〜９のいずれかに記載のデバイス。
前記発生する熱量は前記アルカリ金属の量またはモル数により制限されている、請求項１〜９のいずれかに記載のデバイス。
前記発生する熱量は前記接触部位での水の量またはモル数により制限されている、請求項１〜１１のいずれかに記載のデバイス。
前記発生する熱量は前記接触部位に存在する水のモル数に比例する、請求項１〜１２のいずれかに記載のデバイス。
前記発生する熱は前記接触部位での水の量またはモル数により制限されている、請求項１〜１２のいずれかに記載のデバイス。
前記発生する熱は前記接触部位での水の量またはモル数に比例する、請求項１〜１２のいずれかに記載のデバイス。
前記熱量は前記接触部位においてインシチュで発生し、かつ接触部位に存在する水のモル数に比例する、請求項１〜１５のいずれかに記載のデバイス。
前記アルカリ金属は純粋ナトリウムである、請求項１〜１６のいずれかに記載のデバイス。
前記アルカリ金属は、ナトリウム合金またはカリウム合金である、請求項１〜１６のいずれかに記載のデバイス。
前記アルカリ金属はナトリウム／カリウム合金である、請求項１８に記載のデバイス。
前記アルカリ金属はカリウムの酸化物またはナトリウムの酸化物である、請求項１〜１６のいずれかに記載のデバイス。
前記基板はペーストである、請求項１〜２０のいずれかに記載のデバイス。
前記基板は無水アルミニウム含有ペーストである、請求項２１に記載のデバイス。
前記基板は金属基板または金属合金基板である、請求項１〜２２のいずれかに記載のデバイス。
前記金属基板はステンレス鋼メッシュである、請求項２３に記載のデバイス。
前記基板は織物基板である、請求項１〜２４のいずれかに記載のデバイス。
前記基板は不透水性層を有している、請求項１〜２５のいずれかに記載のデバイス。
請求項１〜２６のいずれかに記載のデバイス；
溶剤を含むワイプ；および
使用説明書
を含むキット。
前記溶剤がイソプロピルアルコールである、請求項２７に記載のキット。
ガーゼをさらに含む、請求項２７または２８に記載のキット。
基板ならびにナトリウムおよびカリウムから選択されるある量のアルカリ金属を含む、疾患の治療のためのデバイスであって、
該デバイスは、接触部位で適用され、疾患の治療に十分な量の熱をインシチュで発生させる、デバイス。
前記疾患は多汗症である、請求項３０に記載のデバイス。
前記疾患は感覚的発汗過多症である、請求項３０に記載のデバイス。
前記疾患は創傷である、請求項３０に記載のデバイス。
前記疾患は季節性アレルギーまたは感覚的季節性アレルギー、季節性アレルギーに関連する症状である、請求項３０に記載のデバイス。
前記症状は鼻水である、請求項３４に記載のデバイス。
基板ならびにナトリウムおよびカリウムから選択されるある量のアルカリ金属を含む、発汗過多症の治療のためのデバイスであって、
該デバイスは、対象者の皮膚の接触部位と接触し、疾患の治療に十分な量の熱をインシチュで発生させる、デバイス。
前記発汗過多症は多汗症に関連する、請求項３６に記載のデバイス。
前記疾患は中等度から重度の多汗症である、請求項３６に記載のデバイス。
前記発汗過多症は感覚的発汗過多症である、請求項３６に記載のデバイス。
前記対象者は男性対象者である、請求項３６〜３９のいずれかに記載のデバイス。
前記接触部位は脇の下である、請求項３６〜４０のいずれかに記載のデバイス。
前記接触部位は、手の平、足の裏、顔、背中、胸部または腹部から選択される対象者の部位である、請求項３６〜４０のいずれかに記載のデバイス。
約１ヶ月の期間のあいだ、１週間に１回の前記接触を行う、請求項３６〜４２のいずれかに記載のデバイス。
約１ヶ月〜約１２ヶ月の期間のあいだ、１週間に１回の前記接触を行う、請求項３６〜４２のいずれかに記載のデバイス。
前記接触は、患者の主観的な評価によれば、汗の生成の一時的な低減をもたらす、請求項３６〜４４のいずれかに記載のデバイス。
基板ならびにナトリウムおよびカリウムから選択されるある量のアルカリ金属を含む、創傷の治療のためのデバイスであって、
該デバイスは、対象者の皮膚の接触部位と接触し、創傷の治療に十分な量の熱をインシチュで発生させる、デバイス。
前記創傷は外科的処置に関連する皮下創である、請求項４６に記載のデバイス。
前記接触により接触点で皮膚を焼灼し、前記創傷をシールする、請求項４６または４７に記載のデバイス。
前記接触により接触点を滅菌する、請求項４６〜４８のいずれかに記載のデバイス。
前記デバイスにさらされた傷付いた皮膚／損傷した皮膚に隣接する無傷の皮膚は前記治療により視覚的に変化しない、請求項４６〜４９のいずれかに記載のデバイス。
基板ならびにナトリウムおよびカリウムから選択されるある量のアルカリ金属を含む、季節性アレルギーまたは感覚的季節性アレルギーに関連する症状の減衰または治療のためのデバイスであって、
該デバイスは、対象者の鼻腔組織の接触部位と接触し、鼻腔組織の治療および症状の減衰に十分な量の熱をインシチュで発生させる、デバイス。
前記症状が鼻水である、請求項５１に記載のデバイス。