JP2018509530A - 紡績編み機用の装填機構、装填装置の使用法、この装填装置を備えた紡績編み機ならびに紡績編み機を装填するための方法 - Google Patents

紡績編み機用の装填機構、装填装置の使用法、この装填装置を備えた紡績編み機ならびに紡績編み機を装填するための方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、一つの装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)を備えた、紡績編み機のための装填機構(100)であって、装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)が、少なくとも一つの部材でもって、予め設定されたあるいは予め設定可能な少なくとも一つの軌道に沿って運動可能であり、かつ紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)に詰まったロービングボビン(7)を装填するのに適していることを特徴とする装填機構に関する。

Description

発明の分野
本発明は、紡績編み機用の装填機構、本発明による装填装置を備えた紡績編み機ならびに紡績編み機に装填するための方法に関する。
紡績編み機と呼ばれる丸編み機は、編み物類が、通常の撚糸からではなく、スライバ、フライヤフレームスライバ或いはそのような物として存在する繊維材料から製造され、この材料は、編み物形成の前に、紡績技術から知られた延伸機を使って予め選ばれた繊細さで引っ張られかつ延伸機から出た後、紡績機を使って、通常の編みシステム或いはそのような物へ搬送するのに適した状態にもたらされることを特徴とする。その際に、スライバ、フライヤフレームスライバ或いはそのような物は、ロービングボビンに配置されている。ロービングボビンは、紡績編み機では、紡績編み機の周囲に延伸機の高さで取付けられている吊下げ部に固定されている。各ロービングボビンは、紡績編み機において編み動作のための約2〜3kgの繊維材料を各々用意している。粗糸はボビンにより巻き取られかつ約1mの長さを超えて機械に供給される。
これまでは、新しいロービングボビンをカートンで機械の横にあるいは貯蔵場所に保管することが一般的である。ロービングボビンは、ボビンが空になっているか或いは機械が新たに装填される必要がある場合に、カートンから手作業で取り出されかつ吊下部に差し込まれる必要がある。
空のロービングボビンは、手作業で吊下部から取り出され、詰まったロービングボビンと交換される。さらに、次いで繊維材料(粗糸)の発端部は手作業で案内部を通ってスライバセンサに案内され、次いで延伸機内へ通される。
ボビンの交換の際の操作者がどれほど迅速か及びどれくらい多くのロービングボビンが差し込まれるか或いは交換される必要があるかに応じて、このことは時間的に費用がかかり、個々の編みシステムあるいは全部の紡績編み機の耐用年数に影響を与える。これにより、紡績編み機の生産性は減少する。
カートンで保管されるロービングボビンは、操作者により個々の紡績編み機に提供される必要がある。カートンから取出した後、ボビンは頭上で紡績編み機の吊下部に挿入される。
スライバセンサ内へ粗糸を通すことも操作者にとって頭上で行われる。それにより両方とも操作者には快適ではない。
従来技術
独国特許出願公開第102008008210号明細書
従って、本発明の課題は、紡績編み機をより効果的にかつより使い易く運転することの可能性を提供することである。
この課題は、本発明によれば、少なくとも一つの装填装置を備えた、紡績編み機のための装填機構により解決され、装填装置は、少なくとも一つの部材でもって、予め所定された或いは予め設定可能な少なくとも一つの軌道に沿って運動可能であり、かつ紡績編み機に詰まったロービングボビンを装填するのに適している。その際に、所定の軌道は、案内部であるか或いは仮想の軌道であってもよく、それに沿って例えばロボットアームの一方の端部が運動可能である。さらにこのような軌道は例えば制御部により設定可能でもある。装填機構は、特に紡績編み機の中にあるいは紡績編み機に配置されているロボットアームとして構成されている。
このような装填機構により、操作者は粗糸の交換の際にそして欠陥を除去する際に補助されることができる。案内装置が設けられていてもよく、装填装置は、紡績編み機の延伸機の高さで少なくとも案内装置の領域に沿って運動可能であってもよい。その際に、案内装置は例えば底部近くにあってもよく、装填装置は、延伸機の領域内で、例えばグリッパによりロービングボビンを把持できるように、アームを介して正しい高さに動かすことができる。その際に、装填装置は、巻上装置を介して垂直方向に調節可能であることが考えられる。
代替えとして、案内装置はすでに延伸機の高さにあり、装填装置は延伸機の高さで案内装置に沿って運動可能である。装填装置はグリッパを備えていてもよい。例えばグリッパはロボットアームの端部に配置されていてもよい。グリッパは、紡績編み機のロービングボビンを交換するのに適していることがわかるのが長所である。従って、粗糸の交換あるいはボビンの交換も自動化されて装填装置を介して実施できる。
グリッパは、粗糸紡績編み機のスライバセンサおよび/または延伸機に粗糸を供給するのに適しているのが有利である。従って、グリッパがロービングボビンの交換後に粗糸の端部を把持し、かつ粗糸を紡績編み機のスライバセンサおよび/または延伸機に供給することができる。それによりロービングボビンの交換は自動化できる。
さらに、グリッパは、認識された欠陥を粗糸から除去するのに適していてもよい。特許文献1に関連した手作業で行われる操作およびこの出願の内容になるその開示は、本発明によれば、グリッパにより行うことができる。それにより、これらの方法工程は、一方では迅速に、他方では操作者に依存されずに行うことができる。
装填装置が詰まったおよび/または空のロービングボビンのための貯蔵部を備えているのが特別な長所であることがわかる。従って、装填装置は少なくとも一つの、好ましくは複数の詰まったロービングボビンを準備し、かつロービングボビンを交換するために、案内装置に沿って、紡績編み機の周囲の位置まで案内することができる。例えば後になってから操作者により取り出すことができるように、空のロービングボビンも搬送することができる。
本発明の形態によれば、駆動装置が、装填装置あるいはその一部を運動させるために、設定されたあるいは設定可能な軌道、例えば案内装置に沿って設けられていてもよい。従って、装填装置は自動化されて紡績編み機に沿って、装填装置による係合が必要とされる位置まで運動することが可能である。
さらに、装填装置を制御するための制御部が設けられていてもよい。その際に、制御部は、装填装置の駆動装置もグリッパも作動させるために構成されていてもよい。制御は、複数の装填装置を制御するためにも設計されていてもよい。制御部は紡績編み機の制御部と結合されておりかつこれの中で一体化されていてもよい。
本発明の特に好ましい形態によれば、ロービングボビンを貯蔵するための貯蔵所が設けられていてもよく、この貯蔵所に、装填装置あるいはその一部が、予め設定されたあるいは予め設定可能な軌道、特に案内装置に沿って到達可能である。従って、自動化されて空のロービングボビンは貯蔵所に置かれ、装填装置は供給されたロービングボビンにより充填されることができる。代替え的に、装填装置が手作業で操作者により装填され、空のロービングボビンが取り出されることが可能である。しかし、対応する貯蔵所が設けられていると、自動化の程度は上げることができる。貯蔵所とはボビンクリールであり、このボビンクリールは、少なくとも一つの、好ましくは複数の詰まったロービングボビンである。貯蔵所は、紡績編み機の真横にあるか或いは隣接した空間の中にあってもよい。
さらに、詰まったロービングボビンを貯蔵所に装填するための搬送装置が設けられていてもよい。特に、搬送装置は貯蔵所に詰まったロービングボビンを装填しかつ空のロービングボビンを貯蔵所から取り出すことができる。搬送装置として、コンベアベルトあるいは搬送ベルトが設けられていてもよく、このベルトにはロービングボビンが例えば吊下しながら搬送される。搬送ベルトは例えばサークル内の貯蔵所を走り抜ける。
案内装置は、少なくとも一つの紡績編み機の周囲を少なくとも部分毎に取囲むことができる。
それにより、装填装置は紡績編み機に沿って延伸機まで運動されることが可能である。しかし、案内装置は紡績編み機を完全に取囲み、従って一つの装填装置あるいは複数の装填装置は、紡績編み機の周囲を回る。
特に、複数の装填装置が設けられていてもよく、これらの装填装置は各々少なくとも一つの、紡績編み機の延伸機に割当てられている。特に、装填装置は、紡績編み機の延伸機の一部にだけ割当てられていてもよい。それにより、個々の延伸機は、装填装置によりより迅速に到達可能である。各装填装置にはそれ自体の貯蔵所に割当てられている。それにより、より迅速なボビンの交換が実施できる。例えば、装填装置は、ボビン吊下の半分或いは1/4もしくは紡績編み機の周囲の延伸機に所属する。
さらに、複数の紡績編み機の少なくとも一部が、案内装置により周囲を取囲まれていることが可能である。従って複数の紡績編み機は、自動で装填できる。
少なくとも二つの装填装置が設けられていてもよく、一つの装填装置は、一つのロービングボビンを別の装填装置に渡すように構成されていてもよい。従って、ロービングボビンはそれが必要とされる場所に迅速に達することができる。さらに、よりわずかな貯蔵場所が使用できる。
複数の紡績編み機に、各々少なくとも一つの案内装置が割当てられており、装填装置は、第一の案内装置の装填装置から、第二の案内装置の装填装置に、ロービングボビンを搬送するように構成されていてもよい。従って、各紡績編み機をそれ自体の貯蔵所に割当てることは必要ではない。ロービングボビンは、装填装置から、延伸機にも、続いて再度別の紡績編み機に装填できる装填装置にも搬送できる。同様に、いうまでもなく、貯蔵所に搬送され得るように、空のロービングボビンは搬送できる。
紡績編み機のスライバセンサが、装填装置の制御部と信号技術的に接続されているのは、特別な長所であることがわかる。従って、ロービングボビンが空になっている場合に、一方では信号を制御部に送ることができる。さらに、欠陥個所が検出され、アクションが装填装置によりとられる必要がある場合、信号は制御部に送ることができる。さらに、粗糸の端部が通され、編み工程が継続できる場合、スライバセンサを介して検出することができる。この場合、イネーブル信号が制御部に送れる。
本発明の範囲において、さらに、本発明による装填機構を備えた紡績編み機が含まれる。
このような紡績編み機は効果的に駆動できる。
さらに、本発明の範囲は、粗糸を紡績編み機に装填するための方法を含んでおり、この方法において、粗糸の端部は、紡績編み機のスライバセンサおよび/または延伸機に供給される。粗糸の端部に供給した後、紡績編み機は編み工程のために解放され得る。
粗糸の端部は、装填装置のグリッパにより持され、紡績編み機のスライバセンサおよび/または延伸機に供給されることができるのが好ましい。
方法の変形によれば、スライバセンサは粗糸の端部を検出しかつ対応する信号を送信し、その後で、装填装置あるいはその一部は、自動でスライバセンサに割当てられた延伸機まで運動されかつ空のロービングボビンを詰まったロービングボビンと交換する。この方法の変形により、さらに、ロービングボビンの交換を自動で実施することが可能である。
方法の他の形態によれば、その時点でそのほかでも使用されていないか或いは最短経路でスライバセンサに割当てられた延伸機に達することができる、その装填装置あるいはその一部は、延伸機まで運動される装填装置あるいはその一部であることが考慮されていてもよい。
それにより、粗糸の交換がかなり迅速に実施されることが保証できる。さらに、ロービングボビンを交換した後、粗糸の端部は装填装置のグリッパにより把持されかつ紡績編み機のスライバセンサおよび/または延伸機に供給されることが考慮されていてもよい。この処理により、編み工程は自動で再開できる。操作者の必要とされる介入はさらに低減される。
さらに、ロービングボビンが交換された延伸機は、装填装置によるボビンの交換後に、編みのために解放される場合に、解放は自動で行われる。
他の方法の変形によれば、装填装置は貯蔵所に到着し、空のロービングボビンを降ろし、かつ詰まったロービングボビンを取上げることが考慮されていてもよい。
本発明の他の特徴と長所は、本発明の詳細を示す図面の図に基づいた、本発明の実施例の以下に詳述された明細書から、ならびに請求項から明らかになる。そこに示された特徴は、必ずしも基準に従って理解する必要はないが、本発明による独自性が明白に顕著にされるように示されている。異なる特徴は、単独であるいは本発明の変形における任意の複数の組合せにおいて実現されていてもよい。
概略図では、本発明の実施例が使用の異なる段階で図示されておりかつ後に続く明細書に詳しく説明されている。
紡績編み機の一部の概略図を示す。 二つの貯蔵所が割当てられている紡績編み機の平面図を示す。 四つの装填ユニットが割当てられている紡績編み機を示す。 一つの貯蔵所が割当てられている紡績編み機を示す。 二つの紡績編み機であって、これらに共通の貯蔵所が割当てられている紡績編み機を示す。 複数の紡績編み機と貯蔵所を備えた装置を示す。
発明を実施ボビンの交換後に、するための形態
図1は編みツールホールド、特に針シリンダ2を備えた紡績編み機1の部分図を示しており、この針シリンダ内には、普通の編みツールが、例えばラッチニードルとして構成された編み針3が移動可能に支承されている。編み針3は、フック3a、旋回可能なラッチ3bおよびシャフト3cを備えている。これらは、後で編みシステム4と呼ばれる編み位置において、詳しくは図示されていない複数のカム部品5を使って、繊維材料6或いは粗糸を収容するために適しているロービングボビン内で移動されることができる。繊維材料6は紡績編み機1にロービングボビン7から供給される。
ロービングボビン7上に、繊維材料6は、例えばフライヤフレームスライバの形態で巻き付けることができる。繊維材料6は、図示されていない搬送手段と方向転換ローラ8を介して延伸機8に供給される。各編みシステム4には固有の延伸機9が割当てられており、この延伸機は、それ自体公知の方法で、例えば一対の延伸ローラを備えている。実施例においては3ローラ式延伸機であり、二重エプロンローラ対として構成された中央のローラ対IIを備えた入口側ローラ対Iは、予備延伸領域を形成し、出口側ローラ対IIIは主延伸領域を形成している。
実質的に平行に向いあって配置されて捩れていない短繊維から成る、延伸システム9から到来する繊維材料6は、好ましくは紡績兼搬送装置10を使って割当てられた編みシステムに供給される。搬送装置10は、回転機構11とこの回転機構に接続された紡績あるいは搬送導管12を備えており、この紡績あるいは搬送導管は糸案内部14で終わっており、糸案内孔14aから出る繊維材料6が、カム部品5により繊維収容地点で繊維収容位置内に移動されるか或いは持上げられる、編み針3のフック3a内に装入されるように、糸案内部は編み針3のすぐ前に配置されている。繊維材料6はスライバセンサ15を使って監視される。欠陥が認識されるとステッチ形成工程は中断される。欠陥は繊維材料6から除去され、次いでステッチ形成工程は続行することができる。
図2は、かなり概略的な図で、紡績編み機1とその周囲に配置された装填装置100を示している。装填装置100は、点線で記入された案内装置101を備えており、この案内装置は示された実施例では、とりわけ紡績編み機1の周囲に配置されている。案内装置101に沿って、装填装置102〜104は可動である。装填装置102〜104は、ここでは図示されていないグリッパを備えており、これらのグリッパは、(空の)紡績編み機1のロービングボビンを収容するのにも、この紡績編み機に新しい(詰まった)ロービングボビン7を装填するのにも適している。さらに、装填装置102〜104のグリッパは粗糸の端部を把持しかつスライバセンサ15にも延伸機9にも供給することにも適している。
さらに図2には、二つの貯蔵所105,106が図示されており、これらの貯蔵所内にはロービングボビン7を一時的に貯蔵できる。空のロービングボビン7もここでは装填装置102〜104により取り去ることができる。詰まったロービングボビン7は、搬送装置107,108を介して貯蔵所105,106に供給できる。そこで、装填装置102〜104は詰まったロービングボビン7を装填装置102〜104の貯蔵庫に収容し、同様に貯蔵庫内にロービングボビン7の交換の際に収容される、空のロービングボビン7が降ろされる。
装填装置102〜104は、紡績編み機1を案内装置101沿いに完全に回ることができる。しかし、個々の装填装置102〜104は、紡績編み機1の特定の部分に、従って案内装置101の対応する部分にも割当てられていることもあり得る。
図3の実施例において、紡績編み機1は四つの領域に分割されている。従って、案内装置201〜204は、各々紡績編み機1の周囲に沿った一つの部分に沿ってだけ延在する。他方、紡績編み機1の周囲は、案内装置201〜204により完全に覆われるので、各延伸機は装填装置209〜212により到達可能である。各案内装置201〜204には、これまた同様に、独自の貯蔵所205〜208ならびに装填装置209〜212が割当てられている。
各案内装置201〜204に、二つ以上の装填装置209〜212を割り当てることもあり得る。特に、複数の装填装置209〜212は、同時に紡績編み機1を少なくとも、一つの部分に沿って回る。
図4による実施例の場合、二つの装填装置301,302が設けられており、これらの装填装置は案内装置303に沿って可動である。さらに紡績編み機1には貯蔵所304が割当てられている。この場合には、搬送装置305も完全に貯蔵所304の内部に配置されている。空のロービングボビンは、ここでは手作業で貯蔵所304から取出すことができる。
図5は、どのようにして、割当てられた一つの貯蔵所401だけを備えた二つの紡績編み機1,1’が運転できるかを示している。貯蔵所401は紡績編み機1,1’の間にある。そこで空のロービングボビンを詰まったロービングボビンと交換するために、案内装置402を介して、装填装置403,404は、一方では紡績編み機1,1’の周囲で、他方では貯蔵所401に対してほぼ周囲で移動できる。装填装置403,404は、先の実施例にもおよび後に続く実施例にあるように、駆動装置を備えており、この駆動装置は、制御部20により、例えば図1に示されているように制御できる。制御部20により、さらに装填装置403,404のグリッパも制御できる。制御部20は上位の制御部であり、この制御部はもっぱら装填装置100の運転のために設けられている。装填装置100を制御するために、紡績編み機1,1’の制御部を使用することもあり得る。スライバセンサ15の信号に依存して、装填装置100を運転するために、特に、制御部20は、スライバセンサ15からの或いは各延伸機の各スライバセンサ15からの信号を受信する。装填装置403,404の運動シーケンスと個々の作動は、この場合、制御部20において走るソフトウェアを介して制御できる。装填装置100のソフトウェアは、紡績編み機1,1’のソフトウェアと直接結合されていてもよい。従って、ロービングボビン7を交換するか或いは大きな欠陥を除去するかどちらか一方を行うために、いつどの装填装置103,404がどの編み位置に走行する必要があるかが調節できる。
図6には、四つの紡績編み機1,1’,1’’,1’’’から成る装置が示されている。紡績編み機1,1’,1’’,1’’’の周囲には、案内装置500が図示されている。この装置はさらに二つの貯蔵所501,502を備えている。装填装置503〜506は、案内装置500に沿って運動し、紡績編み機1,1’,1’’,1’’’の延伸装置に向かって進む。その際に、装填装置は、その装填装置503〜506が延伸装置に向かって進み、この装填装置がその時に他の場所で占められておらず、延伸機に対して最短距離を有するように制御される。装填装置503〜506は、詰まったロービングボビンを貯蔵所501,502から取出すだけでなく、詰まったロービングボビンを各々別の装填装置503〜506に手渡す。全く同様に、空のロービングボビンを受取ることができる。

Claims (26)

  1. 一つの装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)を備えた、紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)のための装填機構(100)であって、
    装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)が、少なくとも一つの部材でもって、予め設定されたあるいは予め設定可能な少なくとも一つの軌道に沿って運動可能であり、かつ紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)に詰まったロービングボビン(7)を装填するのに適していることを特徴とする装填機構。
  2. 案内装置(101,201〜204,303,402,500)が設けられており、
    装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)が、紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)の延伸機(9)の高さで、少なくとも案内装置(101,201〜204,303,402,500)の一つの領域に沿って運動可能であることを特徴とする請求項1に記載の装填機構。
  3. 装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503,506)が、グリッパを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の装填機構。
  4. グリッパが、紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)のロービングボビン(7)を交換するのに適していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の装填機構。
  5. グリッパが、紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)のスライバセンサ(15)および/または延伸機(9)に粗糸を供給するのに適していることを特徴とする請求項3または4に記載の装填機構。
  6. グリッパが、認識された欠陥を粗糸から除去するのに適していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の装填機構。
  7. 装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)が、詰まったおよび/または空のロービングボビン(7)のための貯蔵部を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の装填機構。
  8. 駆動装置が、装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)あるいはその一部を運動させるために、案内装置(101,201〜204,303,402,500)に沿って設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の装填機構。
  9. 装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)を制御するための制御部(20)が設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の装填機構。
  10. ロービングボビン(7)を貯蔵するための貯蔵所(105,106,205〜208,304,401,501,502)が設けられており、この貯蔵所に、装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)あるいはその一部が、案内装置(101,201〜204,303,402,500)に沿って到達可能であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の装填機構。
  11. 詰まったロービングボビン(7)を貯蔵所(105,106,205〜208,304,401,501,502)に装填するための搬送装置(107,108,305)が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の装填機構。
  12. 案内装置(101,201〜204,303,402,500)が、少なくとも一つの紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)の周囲を少なくとも部分毎に取囲むこと特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の装填機構。
  13. 複数の装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)が設けられており、これらの装填装置は各々少なくとも一つの、紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)の延伸機(9)に割当てられていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の装填機構。
  14. 複数の紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)の少なくとも一部が、案内装置(101,201〜204,303,402,500)により周囲を取囲まれていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の装填機構。
  15. 少なくとも二つの装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)が設けられていて、一つの装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)が、一つのロービングボビン(7)を別の装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)に渡すように構成されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載の装填機構。
  16. 複数の紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)に、各々少なくとも一つの案内装置(101,201〜204,303,402,500)が割当てられており、装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)が、第一の案内装置(101,201〜204,303,402,500)の装填装置装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)から、第二の案内装置(101,201〜204,303,402,500)の装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)に、ロービングボビン(7)を搬送するように構成されていることを特徴とする請求項2〜15のいずれか一つに記載の装填機構。
  17. 紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)のスライバセンサ(15)が、装填機構(100)の制御部(20)と信号技術的に接続されていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一つに記載の装填機構。
  18. 請求項1〜17のいずれか一つに記載の装填機構(100)を備えた紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)。
  19. 紡績編み機における請求項1〜17のいずれか一つに記載の装填機構の使用方法。
  20. 粗糸を紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)に装填するための方法であって、
    この方法において、粗糸の端部が、紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)のスライバセンサ(15)および/または延伸機(9)に機械式に供給される方法。
  21. 粗糸の端部が、装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)のグリッパにより把持され、紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)のスライバセンサ(15)および/または延伸機(9)に供給されることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. スライバセンサ(15)は粗糸の端部を検出しかつ対応する信号を送信し、
    その後で、装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)あるいはその一部は、自動でスライバセンサ(15)に割当てられた延伸機(9)まで運動されかつ空のロービングボビンを詰まったロービングボビンと交換することを特徴とする請求項20または21に記載の方法。
  23. その時点でそのほかでも使用されていないか或いは最短経路でスライバセンサ(15)に割当てられた延伸機(9)に達することができる、その装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)あるいはその一部は、延伸機(9)まで運動されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. ロービングボビン(7)を交換した後、粗糸の端部は装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)のグリッパにより把持されかつ紡績編み機(1,1’,1’’,1’’’)のスライバセンサ(15)および/または延伸機(9)に供給されることを特徴とする請求項20〜23のいずれか一つに記載の方法。
  25. ロービングボビン(7)が交換された延伸機(9)は、装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)によるボビンの交換後に、編みのために解放されることを特徴とする請求項20〜24のいずれか一つに記載の方法。
  26. 装填装置(102〜104,209〜212,301,403,404,503〜506)が、貯蔵所(105,106,205〜208,304,401,501,502)に到着し、空のロービングボビン(7)を降ろし、かつ詰まったロービングボビン(7)を取上げることを特徴とする請求項20〜25のいずれか一つに記載の方法。
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