JP2018505000A - オーラルケア器具用のヘッド及びオーラルケア器具 - Google Patents

オーラルケア器具用のヘッド及びオーラルケア器具 Download PDF

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Abstract

オーラルケア器具用のヘッドは、少なくとも1個の毛束穴と、アンカーによって該毛束穴内に固定された少なくとも1本の毛束とを有する刷毛支持部を備える。該少なくとも1本の毛束は、長手方向軸と、該長手方向軸に対してほぼ垂直な平面内に延びる非円形の断面とを有する少なくとも1本の繊維を含む。該少なくとも1本の繊維は、第1の脚及び第2の脚が該刷毛支持部から延びるように該アンカーの周囲に折り曲げられる。該第1の脚は第1の自由端を含み、該第2の脚は第2の自由端を含む。各自由端は、該長手方向軸を中心として約80°〜約100°、好ましくは約90°の捻れ角αだけ捻れている。

Description

本開示はオーラルケア器具用のヘッドに関し、詳細には非円形の断面を有する繊維からなる少なくとも1本の毛束を含むこうしたヘッドに関する。
手動式又は電動式歯ブラシのようなオーラルケア器具用の複数の繊維で構成される毛束は、当該技術分野では周知のものである。一般的に、こうした毛束は、使用者の口腔内に挿入されることを意図したヘッドの刷毛支持部に取り付けられている。通常はヘッドにグリップハンドルが取り付けられ、歯磨きの際にはこのハンドルが使用者によって握られる。ヘッドはハンドルに永久的に連結されているか、又はハンドルに繰り返し着脱することが可能なものとなっている。
毛束は通常は、ほぼ円形の断面を有する、ほぼ同じ方向にほぼ真っ直ぐな態様で延びる繊維で構成されることが知られている。このタイプの繊維は、ほぼ等方性の曲げ剛性を示す。しかしながら、一方において、曲げ剛性が比較的低い場合、歯の表面の歯垢除去効率が低くなるばかりでなく、歯間挿入性及び清掃性能が低くなる。他方で、曲げ剛性が比較的高い場合には、使用者の歯茎を傷つける恐れがある。
更に、繊維の長さ方向の延在範囲に沿って非円形の断面、例えば多角形の断面を与える外形を有する繊維も当該技術分野において知られている。こうした繊維は、通常の使用時のオーラルケア器具の清掃特性を向上させるはずである。詳細には、このような外形が形成された縁部は、歯磨き過程の間により強い擦り落とし作用を与えることによって歯の表面の歯垢及び他の残留物の除去性を高めるはずである。
これらのタイプの繊維を含む歯ブラシは、歯の外側の頬側面は適切に清掃することができるが、歯肉縁、歯間領域、舌側面、及び口腔の他の届きにくい領域から歯垢及び食べかすを適切に取り除くのには一般的にそれほど適していない。
例えば歯の歯間及び歯肉縁領域に対して、高い清掃特性を与えるオーラルケア器具用のヘッドを提供することが、本開示の目的である。このようなヘッドを有するオーラルケア器具を提供することも本開示の目的である。
一態様によれば、
−少なくとも1個の毛束穴と、アンカーによって該毛束穴内に固定された少なくとも1本の毛束とを有する刷毛支持部を備え、
−該少なくとも1本の毛束が、長手方向軸と、該長手方向軸に対してほぼ垂直な平面内に延びる非円形の断面とを有する少なくとも1本の繊維を含み、
−該少なくとも1本の繊維は、第1の脚及び第2の脚が該刷毛支持部から延びるように該アンカーの周囲に折り曲げられ、
−該第1の脚が第1の自由端を有し、該第2の脚が第2の自由端を有する、オーラルケア器具用のヘッドであって、
−該各自由端が、該長手方向軸を中心として約80°〜約100°、好ましくは約90°の捻れ角αだけ捻れている、オーラルケア器具用のヘッドが提供される。
一態様によれば、そのようなヘッドを備えたオーラルケア器具が提供される。
本発明を、種々の実施形態及び図面を参照しながら以下により詳細に説明する。
複数の繊維を有する毛束の第1の例示的実施形態を備えたオーラルケア器具の例示的な一実施形態の概略斜視図を示す。 図1に示される繊維の概略斜視図を示す。 図2に示される繊維の自由端の1つの概略俯瞰図を示す。 図1に示される毛束の概略俯瞰図を示す。 毛束の第2の例示的実施形態の概略俯瞰図を示す。 毛束の第3の例示的実施形態の概略俯瞰図を示す。
本開示に基づくオーラルケア器具用のヘッドは、少なくとも1個の毛束穴、例えば盲端ボアが設けられた刷毛支持部を有している。複数の繊維からなる毛束がステープリングプロセス又は固着タフティング法によって該毛束穴内に固定/固着される。これは、毛束の繊維が、例えば金属で形成された、例えばアンカーワイヤ又はアンカープレートのようなアンカーの周囲にほぼU字状の態様で折り曲げられる/折り畳まれることを意味する。繊維をアンカーとともに毛束穴の中に押し込むと、アンカーが毛束穴の対向側壁に貫通することで繊維が刷毛支持部に固着/固定/定着されるようになっている。アンカーは、正の摩擦嵌めによって対向側壁に固定することができる。毛束穴が盲端ボアである場合にはアンカーはボアの底に繊維を押さえつける。換言すれば、アンカーはU字状の折れ曲がりの上にほぼ垂直な態様で置くことができる。毛束の繊維はほぼU字状の構成でアンカーの周囲に折り曲げられることから、各繊維の第1の脚及び第2の脚が、刷毛支持部から繊維の方向に延びることになる。ステープリングプロセスでの使用に使用可能な/適したタイプの繊維は、「両端繊維」とも呼ばれる。ステープリングによって製造されるオーラルケア器具用のヘッドは、比較的低コストで時間的に効率のよい態様で提供することができる。
毛束穴内に固定される毛束は、長手方向軸と、該長手方向軸に対してほぼ垂直な平面内に延びる非円形の断面とを有する少なくとも1本の繊維からなる。この断面の形状及びサイズは、繊維の長手方向軸に沿ってほぼ一定とすることができる。第1の脚及び第2の脚は、それぞれ第1の自由端及び第2の自由端を有する。歯磨き動作の際に、各自由端は通常、歯の表面及び/又は歯茎と直接接触する。口腔が傷つくことを防止し、優しい清掃特性を与えるには、繊維の各自由端の先端に丸みをつけることができる。丸みがつけられた端部は、歯磨きの際に歯茎が傷つくことを防止することができる。
歯を効果的に清掃するためには、繊維の自由端と歯との間に適切な接触圧が与えられなければならない。一般的に、接触圧が繊維の曲げ剛性と変位量に依存するのに対して、1本の繊維の曲げ剛性はその長さと断面に依存する。通常、長い繊維は短い繊維と比較して低い曲げ剛性を示す。長い繊維の曲げ剛性の該低下を補償するには、繊維の断面のサイズを大きくすることができる。しかしながら、相対的に太い繊維は不快な歯磨き感覚を生じさせる可能性があり、口腔内の歯茎を傷つけやすい。更に、太い繊維は低い曲げ回復性を示す可能性があり、該繊維の使用は、比較的短時間の使用の後に毛束パターンが使い古された印象を生じ得る。
この難点を解消するために、非円形の断面を有する繊維が提供される。繊維の第1の自由端及び第2の自由端は、約80°〜約100°、場合により約90°の捻れ角だけ繊維の長手方向軸を中心としてそれぞれ捻れている。換言すれば、繊維の各自由端は、毛束穴内の繊維の固定された部分に対して長手方向軸に沿って捻れている。各自由端は繊維の長手方向軸を中心として捻れ/回転され/巻かれている。第1の自由端と第2の自由端とは、同じ方向又は反対方向に捻れていてよい。
断面の非円形の形状は、繊維に非等方性の曲げ剛性を与える。該繊維の剛性は、歯磨き方向に対して変化し得る。断面は非円形であるため、該断面の平面内にある短径と長径とを含む。長径の方向の曲げ剛性は、短径の方向の曲げ剛性と比較してより高くなっている。長径の方向に力が加えられる場合、繊維の自由端と歯の表面との接触圧が大きくなり、これにより歯の表面の歯垢の除去が促進され得る。更に、繊維の自由端を歯間隙により容易に挿入することができる。繊維の自由端は、そのより短い辺、すなわち、その短径によってより容易に歯間隙に入り込むことができる。したがって、不快な歯磨き感覚を引き起こしたり歯茎を傷つけたりすることなく、歯垢及び他の残留物をより効果的に除去することができる。
本開示に基づく繊維の捻れた構成は、このような捻れが歯の輪郭に対する繊維のより容易な/より良い態様での適合を促進することから、例えば歯の歯間領域及び歯肉縁領域に対するヘッドの清掃特性を更に向上させることができる。このような繊維は、特定の捻れた構成のために剛性が高められることから狭い空間に確実に届くことができる。例えば歯磨き動作の間に、捻れていない繊維に圧力が加えられる場合、これらの繊維は容易に折れ曲がる可能性がある。これに対して、本開示に基づく繊維に圧力が加えられる場合、繊維は捻れが解けるか又は捻れの方向に更に捻れることができる(圧力の方向に応じて)。このような繊維の捻れの解除は、捻れ角αの少なくとも一部を介して起こり得、繊維の伸長をもたらすことができる。この伸長によって、繊維を歯間領域及び他のより届きにくい領域のより深くにまで挿入することができる。このような繊維は捻れが解けて伸長することができ、長さが大きくなるために該繊維は狭い空間に確実に届くことができ、歯間領域の更により深くにまで効率的に挿入することができる。繊維が捻れ方向に更に捻れる場合、これにより剛性の増大がもたらされ、繊維の自由端と歯の表面との接触圧が高められることで、例えば歯の咬合面、唇側面、及び頬側面に沿ってヘッドが動かされる際にほぼ平坦又は平面的な表面の歯垢を更により効果的に除去することができる。本開示に基づく捻れた繊維は、歯磨き動作の間により高い接触圧/押圧力を与えることができる。試験結果によって、本開示に基づく捻れた構成を有する繊維は、ヘッドの刷毛支持部からほぼ真っ直ぐな態様で延びる通常の繊維と比較して、歯間領域のより深くに届き、歯の歯肉縁領域により適合することが示されている。
少なくとも1本の繊維又は複数の該繊維をアンカーによって刷毛支持部の毛束穴内に固定する際、繊維の大部分のものを同じ態様で方向付ける/整列させることができる(すなわち、各繊維の平坦面を刷毛支持部の上側の上面とほぼ方向に整列させることができる)。換言すれば、アンカーは、繊維の断面の長径をアンカーが横断するような態様でU字状の折れ曲がりの上に置くことができる。換言すれば、アンカーの長手方向軸は、繊維の非円形の断面の長径とほぼ平行である。したがって、非等方性の曲げ特性は、毛束穴内のアンカーの位置によって決定され得る。繊維の各自由端は、長手方向軸を中心として約80°〜約100°、場合により約90°だけ捻られているため、繊維の各自由端における非円形の断面の長径はアンカーの長手方向軸に対してほぼ垂直となっている。換言すれば、アンカーの位置によって繊維の各自由端の向きを整列させることができる。約80°〜約100°、場合により約90°の捻れ角αのため、繊維の第1の自由端の断面の長径と、繊維の第2の自由端の断面の長径とは互いにほぼ平行となっている。このような捻れは繊維に高い安定性を与えることができるため、歯磨き動作の間に繊維が折れ曲がる傾向が低減され得る。更に、本開示に基づく繊維は、最適ではない歯磨き技法が適用された場合であっても、歯磨き動作の間により適正な繊維の運動を与えることができる。
長径の長さに対する短径の長さの比は、約0.6〜約0.8とすることができる。驚くべきことに、このような比は、アンカーに対する繊維の適正な整列を促し得ることが見出された。繊維は、断面の長径が刷毛支持部の上側の上面に対してほぼ平行に毛束穴内で整列されるような態様で毛束穴内に固定することができる。換言すれば、このような比は、アンカーが、繊維の長径に沿って繊維を横断することを促すことができる。
例えば、繊維の非円形の断面は、楕円形/長円形、正方形、長方形、三角形の断面形状を有するか、又は平らに潰れた長辺を有する長楕円体であってもよいが、他の形状も考えられる。非円形の断面が楕円形状を有する場合、断面の最長径がアンカーの長手方向軸にほぼ平行であってよい。繊維の曲げ剛性が長径の方向に増大するため、繊維の各自由端はそのより短い辺によって歯間空間により容易に入り込むことができる。
オーラルケア器具用のヘッドは、ヘッドの近位端と遠位端との間の軸/延在範囲として定義される長手方向軸/延在範囲を有することができる。本開示との関連において「近位端」という用語は、オーラルケア器具のハンドルに取り付けられているか又は取り付け可能なヘッドの端部を意味し、「遠位端」という用語は、近位端の反対側の(すなわち、ハンドルから最も遠い/ヘッドの非固定/自由端の)ヘッドの端部を意味する。長手方向の歯磨き方向は、ヘッドの遠位端に向かう、又は近位端に向かう方向の(すなわちヘッドの長手方向の延在範囲に沿った)歯磨き運動によって定義される。
少なくとも1本の繊維の第1の自由端と第2の自由端とは、第1の自由端における断面の長径及び第2の自由端における断面の長径がヘッドの長手方向軸にほぼ平行となるような態様で配置することができる。換言すれば、歯茎を傷つけるリスクが比較的低い歯磨き方法(例えば、ヘッドの長手方向の延在範囲に平行な方向)により大きな曲げ剛性が与えられるような態様で繊維を刷毛支持部に固定することによって、長手方向の歯磨き方向により大きな歯磨き力で歯の咬合面、頬側面及び舌側面を清掃することができる。この繊維の構成は、オーラルケア器具用のヘッドがヘッドの長手方向の延在範囲に沿って前後両方の歯磨き方向に動かされる際の繊維の自由端の歯間領域への挿入を更に促すことができる。長径に沿った曲げ剛性の増大によって、ヘッドがこれら2つの反対の方向に動かされる際に繊維の自由端を歯間領域により容易に滑り込ませることができる。
これに加えて、又はこれに代えて、少なくとも1本の繊維の第1の自由端と第2の自由端とは、第1の自由端における断面の短径及び第2の自由端における断面の短径がヘッドの長手方向軸に対してほぼ直交するような態様で配置することもできる。したがって、ヘッドの長手方向の延在範囲に対して直交する歯磨き方向により低い曲げ剛性が与えられることにより、ヘッドが歯から歯茎に、又はその逆方向に動かされる際により優しい歯磨きをもたらすことができる。換言すれば、歯の咬合面、頬側面、及び舌側面に沿った方向の曲げ剛性をより高くすることができる一方で、繊維が横方向、すなわち歯と歯茎との間(及びその逆)で動かされる際の曲げ剛性はより低くなる。横方向の曲げ剛性がより低いことで、口腔の歯茎及び/又は他の軟組織が傷つくリスクを低減することができる。換言すれば、このようなオーラルケア器具用のヘッドによって前後の運動における高い清掃性能が確実に与えられる一方で、横方向のより低い曲げ剛性が歯茎を保護することができる。
繊維の各自由端は、長手方向軸を中心として不連続的又は連続的な態様で捻ることができる。本開示に基づく繊維は、非円形の断面を有する単繊維を押出成形することにより製造することができる。押出成形後、単繊維をその断面を細径化しながら予備延伸することができ、続いて更に延伸してもよい。延伸後、繊維の両端が約80°〜約100°、場合により約90°の捻れ角だけ繊維の長手方向軸を中心として捻れるような態様で繊維を捻ることができる。繊維は、例えば熱を加えることなどにより収縮させて安定化することができる。
自由端が繊維の長手方向軸を中心として連続的な態様で捻られる場合には、少なくとも1本の繊維を、他の繊維のタイプ(例えば本開示に基づく繊維の断面と異なる断面を有するもの)と容易に混合することができる。該少なくとも1本の更なる繊維の各自由端は、繊維の長手方向軸を中心として、約90°〜約100°、場合により約90°の捻れ角αだけ捻られてもよく、又はそれに代えて、該繊維は捻れていない構成を有してもよい。不連続的な捻り方法と比較して捻れが生じる距離を相対的に長くすることができるため、異なる繊維のタイプの混合が促進され得る。更に、異なる形状の断面を有する繊維を使用することでタフティング装置への供給を促進することができる。
例えば、少なくとも1本の更なる繊維がほぼ円形の断面を有してよい。ほぼ円形の断面を有する繊維の数に対する本開示に基づく繊維の数の比は、約1:1とすることができる。このような比は比較的密な毛束構造を与えることができる。換言すれば、このような比は、隣り合う繊維間の隙間/空間を最小とすることができるため、毛束内の繊維の比較的高い充填率を与えることができる。繊維は近接させて配置することができる。本開示との関連において、「充填率」という用語は、すべての繊維の断面の合計を毛束全体の断面で割ったものを意味する。繊維の高い充填率は、向上した歯磨き効果(すなわち、歯の表面及び歯茎からの歯垢及び食べかすのより効果的な除去)を与えることができる。換言すれば、所定の面積内の繊維の数を最大とすることで清掃特性を向上させることができる。更に、比較的密な繊維のパターン(すなわち、近接して配置された繊維)は毛管作用を与えることができ、この毛管作用によって歯磨き剤が繊維の先端/自由端へと流れるために、歯磨きの間により多くの歯磨き剤を歯及び歯茎に与えることができる。
繊維は、毛束内にランダム化された又は整列された態様で配列することができる。繊維がランダム化された態様で配列される場合、毛束内の繊維の充填率を更に高くすることができる。更に、本開示に基づく非円形の断面を有する繊維のランダム化された整列状態は、異なる方向に非等方性の曲げ剛性を有する複数の繊維からなる毛束を与えることができる。このような配列は、種々の方向の清掃特性を向上させることができる。例えば、異なる種類の歯、例えば大臼歯、小臼歯、切歯を、異なる種類の歯の表面、例えば頬側面、舌側面、上顎側面、下顎側面に沿って更により効率的な態様で清掃することができる。
少なくとも1本の毛束は、長手方向軸と、長手方向軸に対して垂直な平面内に延びる非円形の断面とを有し得る。換言すれば、毛束の断面は、該平面内にある長径及び短径を有し得る。例えば、長径の長さに対する短径の長さの比は、約0.6〜約0.8とすることができる。非円形の断面は毛束に非等方性の曲げ剛性を与えることができる。例えば、毛束の非円形の断面は、楕円形/長円形、正方形、長方形、三角形の断面形状を有するか、又は平らに潰れた長辺を有する長楕円体であってもよいが、他の形状も考えられ得る。楕円形状は、アンカーに対する本開示に基づく少なくとも1本の繊維の適正な整列を更に促進することができる。繊維は、繊維の断面(毛束穴内における)の長径が刷毛支持部の上側の上面に対してほぼ平行となるような態様で毛束穴内に固定することができる。アンカーは、毛束の断面の長径とほぼ平行に整列させることができる。
毛束は、より高い清掃力が必要とされ得る方向により高い曲げ剛性が与えられるような態様でヘッドの刷毛支持部上に配列することができる。優しい清掃力又はマッサージ効果が必要とされ得る方向にはより低い曲げ剛性を与えることができる。例えば、毛束の断面は楕円形であってよく、その最長径をヘッドの長手方向の延在範囲に対してほぼ平行な態様で整列させることができる。このため、ヘッドの長手方向の延在範囲に平行な方向により高い曲げ剛性を与え、これに直交する方向により低い曲げ剛性を与えることができる。これにより、ヘッドが歯から歯茎に、又はその逆方向に動かされる場合に優しい清掃特性及びマッサージ効果を与えることができるのに対して、長手方向の歯磨き方向には歯の咬合面、頬側面、及び舌側面に沿って清掃するためのより高い曲げ剛性を与えることができる。更に、繊維の曲げ剛性が該長手方向軸の歯磨き方向に増大するため、繊維の各自由端はそのより短い辺によって歯間空間により容易に入り込むことができる。
少なくとも1本の繊維は、カオリン粘土などの研磨剤を含むか若しくは含まないナイロン、カオリン粘土などの研磨剤を含むか若しくは含まないポリブチレンテレフタレート(PBT)、及び/又は外側表面が着色されたナイロン指示材料で形成することができる。ナイロン指示材料の着色は、繊維が長時間にわたって使用されると徐々に摩滅することで繊維が摩耗した程度を示すことができる。
オーラルケア器具は、上記に述べた実施形態のいずれかに基づく、ハンドル及びヘッドからなる歯ブラシであってよい。ヘッドはハンドルから延び、ハンドルに繰り返し着脱することが可能なものであってよく、又はヘッドは取り外しできないようにハンドルに連結されてもよい。歯ブラシは、電動式歯ブラシ又は手動式歯ブラシであってよい。
刷毛支持部は、ほぼ円形又は楕円形の形状を有することができる。そのような刷毛支持部は、回転振動運動を行うことができる電動式歯ブラシ用に提供することができる。電動式歯ブラシの刷毛支持部は、運動軸を中心として回転し、かつ運動軸に沿って振動する態様で軸方向に運動するように駆動することができ、そのような運動軸は、刷毛支持部の上側の上面によって画定される平面に対してほぼ垂直に延びてよい。本開示に基づく複数の繊維からなる1本以上の毛束を刷毛支持部に取り付けることができる。該毛束は、繊維の自由端が、更に向上したヘッドの清掃特性を与えることができるヘッドの回転振動運動の際に歯間領域及び届きにくい領域により容易に挿入されることを可能とするものである。歯垢及び他の残留物が歯の表面に対してほぼ垂直な繊維の振動運動によって緩められる一方で、回転運動によって歯垢及び更なる残留物を押し流すことができる。本開示に基づく繊維のランダム化された整列状態は、回転振動歯磨き運動の際の更により効率的な歯垢除去効果及び歯間挿入性を与えることができる。種々の清掃位置(例えば、大臼歯、小臼歯、切歯、上顎歯、及び下顎歯の頬側面、舌側面、及び咬合面)に対して、向上した歯間及び外表面の清掃特性を促進するために適切な量の繊維を与えることができる。
以下は、図面を参照した、本開示に基づくオーラルケア器具及びその部品の例示的な実施形態の非限定的な考察である。
図1は、ハンドル12とハンドル12から長手方向に延びるヘッド14とからなる手動式又は電動式歯ブラシ10であってよい、オーラルケア器具10の一実施形態の斜視図を示したものである。ヘッド14は、ハンドル12に近い近位端41と、ハンドル12から最も遠い、すなわち近位端41の反対側の遠位端40とを有している。ヘッド14は、長さ方向の延在範囲52と、長さ方向の延在範囲52にほぼ垂直な幅方向の延在範囲51とを有する、ほぼ楕円形の形状を有している。複数の繊維24からなる複数の毛束16を、ヘッド14の刷毛支持部22に設けられたそれぞれの毛束穴20の中に押し込むことができるアンカー18を用いたステープリングプロセスによって、ヘッド14に固定することができる。簡略化のために、図1には1本のみの毛束16が示されている。
刷毛支持部22に固定された繊維24の1本が、図2及び3にそれぞれ斜視図及び概略上面俯瞰図で示されており、毛束16が図4に示されている。繊維24は、長手方向軸26及び該長手方向軸26に対してほぼ垂直な平面内に延びる非円形の断面28を有している。図2に示されるように、繊維24は、第1の脚30及び第2の脚32が刷毛支持部22から延びるように(図1を参照)その長手方向軸26に対して折り畳まれ、アンカー18の周りに折り曲げられる。第1の脚30及び第2の脚32はそれぞれ、歯磨き動作の際に歯の表面及び/又は歯茎と通常直接接触する第1の自由端34と第2の自由端36を有している。各自由端34,36は、不連続的又は連続的な態様で、繊維の長手方向軸26を中心として約80°〜約100°、場合により約90°の捻れ角だけ捻れている。
非円形の断面28は、短径38と長径39とを有するほぼ楕円形状を有している。長径39に対する短径38の長さの比は、約0.6〜約0.8とすることができる。各繊維24は、第1の自由端34と第2の自由端36の長径39がそれぞれヘッド14の長手方向軸42とほぼ平行となるような態様で配置されているため、ヘッド14が長手方向の歯磨き方向にその長手方向軸42に沿って動かされる際により高い歯磨き力を与えるようになっている。歯の咬合面、頬側面、及び舌側面をより大きな力で清掃することができ、繊維を歯間領域により容易に挿入することができる。第1の自由端34及び第2の自由端36の短径38はそれぞれ、ヘッド14の長手方向軸42にほぼ直交しているため、ヘッド14が歯から歯茎に、又はその逆方向に動かされる際により優しい歯磨き特性及びマッサージ効果がもたらされる。繊維24の自由端34、36は、ほぼ同じ方向に配向されている。
図1及び4に示されるように、毛束16は、長手方向軸43及び該長手方向軸43に対してほぼ垂直な平面内に延びる非円形の断面44を有している。非円形の断面43の形状はほぼ楕円形であり、短径45及び長径46を含む。長径46に対する短径45の長さの比は、約0.6〜約0.8とすることができる。毛束16は、長径46がヘッド14の長手方向軸42とほぼ平行になるような態様で配置されている。短径45は、これとほぼ直交する。
毛束56の第2の実施形態が図5に示されている。毛束56は、図2及び3に示されるような複数の繊維24からなり、繊維24はランダム化された態様で配向されている。換言すれば、毛束56内の自由端34、36の向きはランダム化されている。毛束56は、ほぼ円形の断面57を有している。
図6に示されるような毛束53の第3の実施形態は、図1及び2に示される繊維24と、ほぼ円形の断面55を有する繊維54との両方で構成されている。ほぼ円形の断面55を有する繊維54の数に対する図1及び2に示される繊維24の数の比は、約1:1とすることができる。ほぼ円形の断面を有する繊維54の自由端は、繊維の長手方向軸を中心として約90°〜約100°、場合により約90°の捻れ角αだけ捻れていてよく、又はそれに代えて該繊維54は捻れていない構成で与えられてもよい。毛束53内の繊維24、54の自由端34、36の向きは、毛束53内の繊維24、54の比較的高い充填率を与えるようにランダム化されている。
本開示との関連では、「ほぼ」という用語は、理論上は正確な一致又は挙動を示すことが期待されるが、実際にはわずかに正確ではないものとして具体化され得る要素又は機構の構成のことを指す。したがって、この用語は、定量的な値、測定値、又は他の関連する表現が、問題とされる対象物の基本的機能に変化をもたらすことなく、記載される基準から変動し得る程度を示すものである。
本明細書に開示される寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきではない。むしろ、別途記載のない限り、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。

Claims (15)

  1. 少なくとも1個の毛束穴(20)と、アンカー(18)によって前記毛束穴(20)内に固定された少なくとも1本の毛束(16、53、56)とを有する刷毛支持部(22)を備え、
    前記少なくとも1本の毛束(16、53、56)が、長手方向軸(26)と、前記長手方向軸(26)に対してほぼ垂直な平面内に延びる非円形の断面(28)とを有する少なくとも1本の繊維(24)を含み、
    前記少なくとも1本の繊維(24)は、第1の脚(30)及び第2の脚(32)が前記刷毛支持部(22)から延びるように前記アンカー(18)の周囲に折り曲げられ、
    前記第1の脚(30)が第1の自由端(34)を含み、前記第2の脚(32)が第2の自由端(36)を含み、
    各自由端(34、36)が、前記長手方向軸(26)を中心として約80°〜約100°、好ましくは約90°の捻れ角αだけ捻れている、オーラルケア器具(10)用のヘッド(14)。
  2. 前記非円形の断面(28)が短径(38)及び長径(39)を含み、前記長径(39)の長さに対する前記短径(38)の長さの比が約0.6〜約0.8である、請求項1に記載のヘッド(14)。
  3. 前記非円形の断面(28)がほぼ楕円形の形状を有する、請求項1又は2に記載のヘッド(14)。
  4. 前記非円形の断面(28)が短径(38)及び長径(39)を含み、前記少なくとも1本の繊維(24)の前記第1の自由端(34)と前記第2の自由端(36)とは、前記第1の自由端(34)における前記長径(39)及び前記第2の自由端(36)における前記長径(39)が前記ヘッド(14)の前記長手方向軸(42)とほぼ平行となるような態様で配置されている、請求項1〜3のいずれかに記載のヘッド(14)。
  5. 前記非円形の断面(28)が短径(38)及び長径(39)を含み、前記少なくとも1本の繊維(24)の前記第1の自由端(34)と前記第2の自由端(36)とは、前記第1の自由端(34)における前記短径(38)及び前記第2の自由端(36)における前記短径(38)が前記ヘッド(14)の前記長手方向軸(42)とほぼ直交するような態様で配置されている、請求項1〜4のいずれかに記載のヘッド(14)。
  6. 前記繊維(24)の前記自由端(34、36)が、前記長手方向軸(26)を中心として不連続的に捻れている、請求項1〜5のいずれかに記載のヘッド(14)。
  7. 前記繊維(24)の前記自由端(34、36)が、前記長手方向軸(26)を中心として連続的に捻れている、請求項1〜5のいずれかに記載のヘッド(14)。
  8. 前記少なくとも1本の毛束(16)が、長手方向軸(43)と、前記長手方向軸(43)に対してほぼ垂直な平面内に延びる非円形の断面(44)とを有する、請求項1〜7のいずれかに記載のヘッド(14)。
  9. 前記毛束(16)の前記非円形の断面(44)が、短径(45)及び長径(46)を含み、前記長径(46)の長さに対する前記短径(45)の長さの比が約0.6〜約0.8である、請求項8に記載のヘッド(14)。
  10. 前記毛束(16)の前記非円形の断面(44)が楕円形である、請求項8又は9に記載のヘッド(14)。
  11. 前記毛束(53)が、長手方向軸と、前記長手方向軸に対してほぼ垂直な平面内に延びる断面(55)とを有する少なくとも1本の更なる繊維(54)を含み、前記少なくとも1本の更なる繊維(54)の前記断面(55)が、前記少なくとも1本の繊維(24)の前記非円形の断面(28)と異なっている、請求項1〜10のいずれかに記載のヘッド(14)。
  12. 前記毛束(53)が、非円形の断面(28)を有する複数の繊維(24)と、ほぼ円形の断面(55)を有する複数の繊維(54)とを含む、請求項11に記載のヘッド(14)。
  13. 前記ほぼ円形の断面(55)を有する繊維(54)の数に対する前記非円形の断面(28)を有する繊維(24)の数の比が、約1:1である、請求項12に記載のヘッド(14)。
  14. 1本の毛束内の前記繊維(24)の向きがランダム化されている、請求項1〜13のいずれかに記載のヘッド(14)。
  15. 請求項1〜14のいずれかに記載のヘッド(14)を備えたオーラルケア器具(10)。
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