JP2002360342A - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

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JP2002360342A
JP2002360342A JP2001171575A JP2001171575A JP2002360342A JP 2002360342 A JP2002360342 A JP 2002360342A JP 2001171575 A JP2001171575 A JP 2001171575A JP 2001171575 A JP2001171575 A JP 2001171575A JP 2002360342 A JP2002360342 A JP 2002360342A
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    • A46DMANUFACTURE OF BRUSHES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断面が略多角形状で長さ方向にねじれを有す
るフィラメント毛から植毛部を構成して歯の汚れ除去効
果を向上させてなる歯ブラシにおける歯間部に対する汚
れ除去効果を改善する。 【解決手段】 横断面が略多角形状で長さ方向にねじれ
を有するフィラメント毛を集束した毛束5aとそれより
横断面積が小さいフィラメント毛を集束した毛束5bと
を混在させて植毛部4を構成することで、植毛部の座屈
強度が全体にほぼ均一に小さくなり歯間部へのフィラメ
ント毛の挿入性が向上し、フィラメント毛の先端部によ
る汚れ除去効果に加えて歯間部へフィラメント毛周面の
凹凸部が歯の表面へ接触して汚れを効果的に除去でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯ブラシに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】通常の歯ブラシは、断面円形でストレー
トなフィラメント毛から植毛部が構成されているが、歯
表面の汚れ除去効果を向上させるために、ねじれを有す
るフィラメント毛を用いた歯ブラシが従来から知られて
いる。例えば、特開平3−289906号公報には、断
面が多角形の歯ブラシ毛の胴部をねじる、又は歯ブラシ
毛複数本を縄状にねじり合わせることにより、歯ブラシ
毛の胴部に螺旋状の凸部を形成した歯ブラシが開示され
ている。また、特表平11−513269号には、剛毛
(フィラメント毛)の周面に螺旋を有している歯ブラシ
が開示されている。前記のような断面多角形のフィラメ
ント毛をねじったものや周面に螺旋を有するフィラメン
ト毛を用いた歯ブラシは、前記フィラメント毛のねじれ
や螺旋によりその周面に凹凸部が形成されていて、この
凹凸部による汚れの掻き取り効果により、断面円形の通
常のフィラメント毛を用いた歯ブラシに比べて汚れ除去
効果が高く、フィラメント毛の周面が歯の表面に当たり
やすい方法で歯を磨く場合に前記凹凸部の接触による汚
れ除去効果が高い。また、歯間部の清掃時にも、歯間部
に挿入されたフィラメント毛先端部による汚れ除去効果
に加えて、歯の表面に対するフィラメント毛周面の凹凸
部の接触による汚れ除去効果が期待される。
【0003】前記歯間部の清掃時には、図6(a)に示
すように歯ブラシ1の植毛部4を歯Tの表面に押し当て
た状態から歯ブラシ1を左右又は上下に振動させること
で図6(b)のように植毛部4を構成するフィラメント
毛fが座屈して狭い歯間部Zへ周辺のフィラメント毛f
が収束した状態で挿入され、挿入されたフィラメント毛
fの先端部により歯間部Zの汚れが掻き出されるととも
にフィラメント毛fの周面が歯間部Zに臨む歯Tの表面
に接触して汚れが除去される。ところが、植毛部4全体
の座屈強度が大きいと、図6(a)の状態から歯ブラシ
1を振動させた時の歯間部Zへのフィラメント毛fの挿
入性が悪く、歯間部Zに対する汚れ除去効果が期待でき
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、断面が略多
角形状で長さ方向にねじれを有するフィラメント毛から
植毛部を構成して歯の汚れ除去効果を向上させてなる歯
ブラシにおいて、歯間部における汚れ除去効果を改善す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
重ねた結果、断面が略多角形状で長さ方向にねじれを有
するフィラメント毛から植毛部を構成することで歯の汚
れ除去効果を向上させてなる歯ブラシにおいて、前記ね
じれを有するフィラメント毛より柔らかいフィラメント
毛を植毛部に混在させることにより、植毛部全体の座屈
強度を小さくして歯間部へのフィラメント毛の挿入性を
向上させ、長さ方向のねじれによりフィラメント毛周面
に形成された凹凸部により歯間部の歯の表面の汚れを効
果的に除去することができるとの着想に基づき、本発明
を完成させるに至った。
【0006】即ち、本発明に係る歯ブラシは、植毛台
に、横断面が略多角形状で長さ方向にねじれを有するフ
ィラメント毛を集束した毛束を植設して植毛部を構成し
てなる歯ブラシであって、前記植毛部に前記ねじれを有
するフィラメント毛より横断面積が小さいフィラメント
毛を集束した毛束を混在させてなるものである。このよ
うに、横断面が略多角形状で長さ方向にねじれを有する
フィラメント毛(以下、この横断面が略多角形状で長さ
方向にねじれを有するフィラメント毛を「ねじれたフィ
ラメント毛」とも称する。)を集束した毛束とそれより
横断面積が小さいフィラメント毛(以下、このような横
断面積が小さいフィラメント毛を「柔らかいフィラメン
ト毛」とも称する。)を集束した毛束とを混在させて植
毛部を構成することで、柔らかいフィラメント毛の座屈
強度はねじれたフィラメント毛の座屈強度より小さいこ
とから、植毛部をねじれたフィラメント毛のみから構成
した場合に比べて植毛部の座屈強度が全体にほぼ均一に
小さくなるため、歯間部へのフィラメント毛の挿入性が
向上する。また、ねじれたフィラメント毛は、断面が略
多角形、例えば図4に示すように略正方形で長さ方向に
ねじれを有することから、断面形状の外接円となる見掛
けの断面円Rとフィラメント毛周面の各面7a〜7dそ
れぞれとのギャップGによりフィラメント周面長さ方向
に凹凸部が形成されており、この凹凸部が歯の表面に接
触することで優れた汚れ除去効果を発揮する。従って、
歯間部に挿入されたフィラメント毛の先端部による汚れ
の掻き取り効果に加えて、ねじれたフィラメント毛の周
面に形成された凹凸部が歯間部の歯の表面に接触するこ
とによる汚れ掻き取り効果により、歯間部の汚れを効果
的に除去することができる。
【0007】本発明において、前記歯ブラシの植毛部
に、ねじれたフィラメント毛を集束した毛束とそれより
柔らかいフィラメント毛を集束した毛束とを混在させる
とは、例えば、図5(a)〜(d)に示すように、複数
の毛束列から植毛部4が構成されている場合に、ねじれ
たフィラメント毛からなる毛束5a(図中、黒丸で示
す)から構成される毛束列と、柔らかいフィラメント毛
からなる毛束5b(図中、白丸で示す)から構成される
毛束列とから植毛部を構成したり、図5(d)に示すよ
うに、ねじれたフィラメント毛からなる毛束5aと、柔
らかいフィラメント毛からなる毛束5bとを千鳥状に交
互に、あるいは植毛部4全体にランダムに植設したりす
ることで、植毛部4をねじれたフィラメント毛からなる
毛束5aのみで構成した場合に比べて、植毛部4全体を
ねじれたフィラメントから構成した場合に較べて植毛部
4が全体にほぼ均一に座屈強度が小さくなるように構成
することを意味するものである。従って、図7(a)〜
(d)に示すように、ねじれたフィラメント毛からなる
毛束5aと柔らかいフィラメント毛からなる毛束5bと
が植毛部4内で偏在していて植毛部4内の場所により座
屈強度が異なり全体に不均一になるようなものは、本発
明における混在からは除外される。
【0008】前記のようにねじれたフィラメント毛から
なる毛束と柔らかいフィラメント毛からなる毛束とを混
在させる場合においては、ねじれたフィラメント毛から
なる毛束を植毛部の外側に植設し、柔らかいフィラメン
ト毛からなる毛束を植毛部の内側に植設して植毛部を構
成すれば、全体をねじれたフィラメント毛からなる毛束
から構成した場合に比べて植毛部の座屈強度が全体にほ
ぼ均一に小さくなることによる歯間部へのフィラメント
毛の挿入性の向上により汚れ除去効果が改善されること
に加えて、バス法やローリング法など、フィラメント側
面が積極的に作用する方法で歯磨きを行う場合に、ねじ
れたフィラメント毛の周面に形成されている凹凸部によ
る効果的な汚れ除去効果が期待できる。例えば、図5
(a)に示すように、植毛部4に、植毛台3の長さ方向
にのびる毛束列を植毛台3の幅方向に3列以上配設した
部分がある場合、これら植毛台3の長さ方向にのびる毛
束列のうちの外側に位置する毛束列をねじれたフィラメ
ント毛からなる毛束5aで構成し、内側に位置する毛束
列を前記ねじれたフィラメント毛より柔らかいフィラメ
ント毛からなる毛束5bで構成することで、植毛部4側
面に位置するねじれたフィラメント毛による汚れ除去効
果の向上と歯間部へのフィラメント毛の挿入性の向上に
よる歯間部の汚れ除去効果の改善とを達成することがで
きる。
【0009】また、前記植毛部を構成するフィラメント
毛は、植毛部全体を構成する毛束数に対して40〜80
%の毛束をねじれたフィラメント毛からなる毛束で構成
することが好ましい。ねじれたフィラメント毛からなる
毛束の割合が40%未満では、汚れ除去効果の点で、ね
じれを有さない通常のフィラメント毛のみから植毛部を
構成した歯ブラシとの差がでない。一方、ねじれたフィ
ラメント毛からなる毛束の割合があまり高いと植毛部全
体をねじれたフィラメント毛で構成した場合と座屈強度
及び歯間部の汚れ除去効果に差がでないことから、ねじ
れたフィラメント毛からなる毛束の割合は植毛部全体の
毛束数の80%以下とすることが好ましい。
【0010】前記ねじれたフィラメント毛より柔らかい
フィラメント毛としては、横断面が前記ねじれたフィラ
メント毛より小さく座屈強度が小さいものであれば、そ
の断面形状などは特に限定されるものではなく、断面形
状が円形、略多角形のいずれであってもよく、更には柔
らかいフィラメント毛の断面形状が略多角形状で長さ方
向にねじれを有するものであってもよい。この柔らかい
フィラメント毛としては、横断面円形で周面にねじれを
有しないフィラメント毛(以下、この横断面円形でねじ
れを有しないフィラメント毛を「円形フィラメント毛」
と称する。)を好適に用いることができる。このような
円形フィラメント毛は、通常、歯ブラシの植毛部に用い
られている汎用品であり、フィラメントの製造が容易で
製造コストも安くつくことから、断面略多角形フィラメ
ントやねじれたフィラメントを用いる場合に較べて歯ブ
ラシの製造コストの面で有利である。従って、本発明の
歯ブラシにおいては、ねじれたフィラメント毛とそれよ
り柔らかい円形フィラメント毛との組み合わせは好まし
い態様である。
【0011】前記ねじれたフィラメント毛は、その横断
面形状の多角形の角数が多くなるに従って円形に近づ
き、例えば図4(b)に示す見かけの断面円Rと周面7
a〜7dのそれぞれとの間のギャップGが小さくなり、
このギャップGによりフィラメント周面の長さ方向に形
成される凹凸が小さくなり、円形フィラメント毛の場合
と汚れ除去効果に差がなくなる。ねじれの数を増やすこ
とで長さ方向に形成される凹凸の数が増えて汚れ除去効
果は向上するが、ねじれの数が増えるに従ってフィラメ
ント製造時のストレスによりねじれたフィラメント毛の
強度は低下し、また横断面の多角形の角数が多くなるに
従ってフィラメント製造時のストレスは大きくなる傾向
にある。このような点から、ねじれたフィラメント毛の
横断面形状としては、略正三角形、略正方形及び略正五
角形のうちから選択される少なくとも1種の多角形であ
ることが好ましく、またこれらねじれたフィラメント毛
のねじれの数としては、横断面が略正三角形のスパイラ
ル毛の場合には、その長さ方向1cm当たり1.5〜4
回のねじれを有し、横断面が略正方形のスパイラル毛の
場合には、その長さ方向1cm当たり2〜4回のねじれ
を有し、横断面が略正五角形のスパイラル毛の場合に
は、その長さ方向1cm当たり2.5〜3.5回のねじ
れを有することが好ましい。これらの中でも、横断面形
状が略正方形であり、その周面の長さ方向1cm当たり
3回程度のねじれを有するフィラメント毛がより好まし
い。前記横断面が略正三角形のスパイラル毛の場合に
は、その長さ方向のねじれが1cm当たり1.5未満で
は、ねじれのない通常のフィラメント毛と汚れ除去効果
に明確な差がなく、長さ方向のねじれの数が4回より多
くなるとフィラメント製造時のストレスなどにより引っ
張り強度などフィラメント強度が低下する。前記横断面
が略正方形のスパイラル毛の場合には、その長さ方向の
ねじれが1cm当たり2回未満では、ねじれのない通常
のフィラメント毛と汚れ除去効果に明確な差がなく、長
さ方向のねじれの数が4回より多くなるとフィラメント
製造時のストレスなどにより引っ張り強度などフィラメ
ント強度が低下する。更に、前記横断面が略正五角形の
スパイラル毛の場合には、その長さ方向のねじれが1c
m当たり2.5未満では、ねじれのない通常のフィラメ
ント毛と汚れ除去効果に明確な差がなく、長さ方向のね
じれの数が3.5回より多くなるとフィラメント製造時
のストレスなどにより引っ張り強度などフィラメント強
度が低下する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る歯ブラシの
1実施例を示しており、歯ブラシ1はハンドル部2と植
毛台3とからなり、植毛台3にはフィラメント毛を集束
した多数の毛束5を植設して植毛部4を設けてある。前
記フィラメント毛は、ナイロン、ポリエステルなど歯ブ
ラシの植毛部のフィラメント毛に通常用いられている樹
脂材料を押出し成形したモノフィラメントからなり、こ
のモノフィラメントからなる多数のフィラメント毛を集
束した毛束5を植毛台3に形成された植毛穴6(図3参
照。)に植設してなる。
【0013】図例の歯ブラシ1の植毛部4は、図2に示
すように、植毛台3の幅方向及び長さ方向に複数列の毛
束列を配置してなり、植毛台3の長さ方向の中央部に
は、植毛台3の幅方向に、植毛台3の長さ方向にのびる
4列の毛束列5A、5B、5B、5Aを配置し、植毛台
3の長さ方向の両端部においては、植毛台3の幅方向の
毛束5の数を3、2と減少させて、植毛部4の長さ方向
の両端部において、その幅が狭くなるように構成してあ
る。そして、前記植毛台3の長さ方向中央部に配置され
た4列の毛束列のうち両外側の毛束列5A、5Aおよび
植毛部4の両端部における外側に位置する毛束を横断面
が略多角形状で長さ方向にねじれを有するねじれたフィ
ラメントからなる毛束5a(図中、黒丸で示す)から構
成するとともに、内側に位置する毛束列5B、5Bは、
横断面が円形で前記ねじれたフィラメント毛より小さな
横断面積を有し、ねじれていない円形フィラメント毛か
らなる毛束5b(図中、白丸で示す)から構成してあ
る。
【0014】前記植毛部4の外側に位置する毛束を構成
するねじれたフィラメント毛7は、例えば図4に示すよ
うに、横断面が0.203mm×0.203mmの略正
方形(横断面積=0.0412mm2)で、長さ方向1
cm当たり3回のねじれを有するものである。なお、本
発明で、ねじれたフィラメント毛7における長さ方向の
ねじれの数とは、例えば、図4(a)に示す断面略正方
形のねじれたフィラメント毛7の周面に螺旋状に形成さ
れる4つの面7a〜7dがフィラメントの周囲を360
°回る毎に1回と数えるもので、図4(a)に示す寸法
Lがねじれ1回分のフィラメントの長さである。このね
じれたフィラメント毛7は、ナイロン、ポリエステルな
ど、歯ブラシの植毛部のフィラメントとして通常用いら
れている樹脂材料を、所定の断面形状に応じた形状のノ
ズル孔、例えば図4に示すような断面略正方形のねじれ
たフィラメント毛7の場合には、正方形のノズル孔から
押出し成形したフィラメントにねじりを加え、ねじりを
固定することにより製造されるモノフィラメントを使用
できる。このねじれたフィラメント毛7は、正方形断面
の外接円である見掛けの円断面Rとフィラメント周面の
各面7a〜7dとのそれぞれの間に生ずるギャップGに
より、フィラメント7の長さ方向に凹凸部が形成されて
いる。従って、このフィラメント7の周面が歯の表面に
接触することで、前記凹凸部により汚れが効果的に除去
されるものである。このねじれたフィラメント7の太さ
(断面の大きさ)としては、断面の多角形の一辺の長さ
がほぼ0.15mm〜0.30mmの範囲内であるもの
が好ましい。また、この断面略多角形でねじれたフィラ
メント毛として、例えば異なる色に着色した2種類の樹
脂原料から同時押出成形によりフィラメントを成形し、
これにねじりを加え、ねじりを固定することで、周面の
一部、例えば図4(a)に示す面7aを他の面7b〜7
dとは異なる色に着色して、フィラメント毛7の周面に
螺旋状模様を付与したりすることもできる。
【0015】また、前記植毛部4の内側に位置する毛束
を構成する前記ねじれたフィラメント毛7よりも横断面
積の小さな柔らかいフィラメント毛は、例えば直径が
0.203mmの円形断面(横断面積=0.0323m
2)で長さ方向にねじれのない、通常、歯ブラシの植
毛部に使用されるフィラメント毛であり、前記ねじれた
フィラメント毛7と同様のナイロンまたはポリエステル
などの樹脂材料を常法どおり押出し成形することにより
製造されるモノフィラメントからなる。この柔らかいフ
ィラメント毛の太さ(断面の大きさ)は、前記ねじれた
フィラメントより細い(断面積が小さい)ものであれば
よいが、植毛部4全体の座屈強度に均一性をもたせるた
め、ねじれたフィラメント毛の横断面積の60%以上の
横断面積を有するものが好ましい。
【0016】上記のように、植毛部4の外側に位置する
毛束をねじれたフィラメント毛7からなる毛束5aで構
成し、内側に位置する毛束を前記ねじれたフィラメント
毛7よりも横断面積の小さい柔らかいフィラメント毛、
例えば円形フィラメント毛からなる毛束5bで構成し
て、ねじれたフィラメント毛7からなる毛束5aとそれ
より柔らかいフィラメント毛からなる毛束5bとを混在
させた状態で植毛部4を構成することにより、全体を前
記ねじれたフィラメント毛7のみから構成した場合に比
べて植毛部4の座屈強度が全体にほぼ均一に小さくな
り、図6に示すような歯間部Zの清掃時に、植毛部4を
構成するフィラメント毛fの歯間部Zへの挿入性が向上
し、フィラメントf先端部による汚れの掻き出し効果に
加えてねじれたフィラメント毛7周面に形成された凹凸
部が歯間部Zの歯の表面へ接触することにより汚れを効
果的に除去することができる。
【0017】前記植毛部4を構成する毛束は、植毛部4
全体の毛束数に対して40%以上をねじれたフィラメン
ト毛7からなる毛束5aで構成することが好ましい。ね
じれたフィラメント毛7からなる毛束5aの割合が40
%未満では、汚れ除去効果の点で、ねじれを有さない円
形フィラメント毛のみから植毛部を構成した歯ブラシと
明確な差がでない。一方、植毛部におけるねじれたフィ
ラメント毛7からなる毛束5の割合があまり高いと植毛
部4全体をねじれたフィラメント毛7のみで構成した場
合と座屈強度及び歯間部の汚れ除去効果に明確な差がで
ないことから、ねじれたフィラメント毛7からなる毛束
5aの割合は植毛部4を構成する毛束数の80%以下と
することが好ましい。図示した実施例の歯ブラシ1で
は、植毛部4の両外側のそれぞれに、ねじれたフィラメ
ント7からなる8束(合計16束)の毛束5aを植設
し、植毛部4の内側には円形断面でねじりを有さない円
形フィラメント毛からなる合計10束の毛束5aを植設
して植毛部4を構成してあり、植毛部4を構成する毛束
のうちの約62%が、ねじれたフィラメント毛7からな
る毛束5aで構成されている。
【0018】(実験)ねじれたフィラメント毛7とそれ
より柔らかい円形フィラメント毛とを混在させて植毛部
4を構成した上記実施例の歯ブラシと、前記実施例の歯
ブラシにおける植毛部4の内側に植設された円形フィラ
メント毛からなる毛束5bの全てをねじれたフィラメン
ト毛7からなる毛束5aに置き換えた歯ブラシ(比較
例)とについて、汚れ除去効果を評価した。なお、植毛
部4のフィラメント毛の毛丈(図3に示す寸法h)は
9.5mm、ねじれたフィラメント毛は断面が0.20
3mm×0.203mmの略正方形で長さ方向1cm当
たり3回のねじれを有するナイロン製モノフィラメント
で、各植毛穴6に植設された毛束5aのフィラメント数
は16本/穴であり、円形フィラメント毛は断面の直径
が0.203mmのナイロン製モノフィラメントで、各
植毛穴6に植設された毛束5bのフィラメント数は22
本/穴である。また、植毛台3の厚さ(図3に示す寸法
D)は5mm、植毛穴6の深さ(図3に示す寸法d)は
3.8mm、また穴径(図3に示す寸法w)はφ=1.
7mmである。
【0019】汚れ除去効果の評価は、上顎第1、2大臼
歯(2歯)の表面に汚れを均一に塗布し、頬側歯間部及
び咬合面について、歯に対して植毛部を90°の角度で
あて、歯ブラシ振幅15mmで5秒間ブラッシングした
後、汚れが除去された面積の割合(%)を画像解析して
汚れ除去率とした。結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】表1の結果から明らかなように、植毛部全
体をねじれたフィラメント毛のみから構成した比較例の
歯ブラシに較べて、植毛部の外側に位置する毛束をねじ
れたフィラメント毛から構成し、内側に位置する毛束を
それより柔らかい円形フィラメントから構成した実施例
の歯ブラシは、歯間部の汚れ除去効果に優れ、また咬合
面の汚れ除去効果においても比較例の歯ブラシとほぼ同
等の効果を有する。更に、実施例の歯ブラシ1のよう
に、植毛台3の幅方向に、植毛台3の長さ方向にのびる
3列以上の毛束列を配置し、それらの毛束列5A,5
B,5B,5Aのうち外側に位置する毛束列5A、5A
をねじれたフィラメント毛からなる毛束5aで構成し、
内側に位置する毛束列5B、5Bを柔らかい円形フィラ
メントからなる毛束5bから構成することで、植毛部4
側面による汚れ除去効果も優れたものとなる。
【0022】また、前記ねじれたフィラメント毛より柔
らかいフィラメント毛としては、横断面が前記ねじれた
フィラメント毛より小さく座屈強度が小さいものであれ
ば、その断面形状などは特に限定されるものではなく、
柔らかいフィラメント毛が断面形状が略多角形状で長さ
方向にねじれを有するものであってもよい。この柔らか
いフィラメント毛として、上記実施例の如く円形フィラ
メント毛を用いた場合には、ねじれたフィラメントを用
いた歯ブラシを安価に製造することができる。従って、
ねじれたフィラメント毛とそれより柔らかい円形フィラ
メント毛とを組み合わせて植毛部を構成することは好ま
しい態様である。
【0023】なお、ねじれたフィラメント毛の場合に
は、多数本を集束して毛束として植毛台の植毛穴に植設
したときに、ねじれを有さない通常のフィラメント毛に
比べて毛先が広がりやすい傾向がある。そこで、毛束先
端の広がりを防止するために、植毛穴6の深さ(図3に
示す寸法d)は3.7〜4.2mmの範囲内と深く設定
することが好ましい。植毛穴6の深さが3.7mmより
浅い場合には、毛束5aの先端側が拡がり易くなる。一
方、植毛穴6の深さを必要以上に深くすると植毛台3の
厚さ(図3に示すDの寸法」)が厚くなり、使用感が悪
くなるので好ましくない。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係る発明では、横断面が略多
角形状で長さ方向にねじれを有するフィラメント毛(ね
じれたフィラメント毛)を集束した毛束とそれより横断
面積が小さいフィラメント毛(柔らかいフィラメント
毛)を集束した毛束とを混在させて歯ブラシの植毛部を
構成することで、植毛部の座屈強度が全体にほぼ均一に
小さくなるため、歯間部へのフィラメント毛の挿入性が
向上し、挿入されたフィラメント毛の先端部による汚れ
除去効果に加えて歯間部へ挿入されたねじれたフィラメ
ント毛周面の凹凸部が歯間部の歯の表面へ接触して汚れ
を効果的に除去することができる。
【0025】請求項2に係る発明では、ねじれたフィラ
メント毛からなる毛束を植毛部の外側に植設し、柔らか
いフィラメント毛からなる毛束を植毛部の内側に植設し
て植毛部を構成してなるので、全体をねじれたフィラメ
ント毛のみから構成した場合に比べて植毛部全体の座屈
強度が小さくなり歯間部へのフィラメント毛の挿入性の
向上による汚れ除去効果の改善に加えて、植毛部の側面
に位置するねじれたフィラメント毛周面の凹凸部の作用
による効果的な汚れ除去効果が期待できる。
【0026】請求項3に係る発明では、植毛部の外側に
位置するねじれたフィラメント毛からなる毛束列により
効果的な汚れ除去ができる。
【0027】請求項4に係る発明では、植毛部を構成す
る毛束全体の40%〜80%をねじれたフィラメント毛
からなる毛束で構成することで、植毛部全体の座屈強度
が小さくなるため、歯間部の汚れを効果的に除去でき
る。
【0028】請求項5に係る発明によれば、前記ねじれ
たフィラメント毛より柔らかいフィラメント毛として、
横断面円形で周面にねじれを有しないフィラメント毛
(円形フィラメント毛)を用いることで、植毛部がねじ
れたフィラメント毛から構成され、かつ適度な座屈強度
を有して歯間部の汚れ除去効果に優れた歯ブラシを低コ
ストで製造することができる。
【0029】請求項6に係る発明によれば、横断面が略
正三角形、略正方形及び略正五角形のねじれたフィラメ
ント毛から植毛部が構成された、汚れ除去効果に優れた
歯ブラシを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る歯ブラシの1実施例の斜視図。
【図2】 植毛台部分の平面図。
【図3】 図2におけるIII−III断面図。
【図4】 (a)はねじれを有するフィラメント毛の拡
大図、(b)はその断面形状と見掛けの円断面の説明
図。
【図5】 (a)〜(d)は、ねじれを有するフィラメ
ント毛とそれより柔らかいフィラメント毛とを混在させ
る各種実施態様を示す植毛台部分の平面図。
【図6】 (a)、(b)は歯間部清掃時の植毛部の状
態を示す説明図。
【図7】 (a)〜(d)は、ねじれを有するフィラメ
ント毛とそれより柔らかいフィラメント毛とが偏在した
植毛部の各種態様を示す植毛台部分の平面図。
【符号の説明】
1:歯ブラシ、2:ハンドル部、3:植毛台、4:植毛
部、5:毛束、5A、5B:毛束列、5a:ねじれたフ
ィラメント毛からなる毛束、5b:柔らかいフィラメン
ト毛からなる毛束、6:植毛穴、7:ねじれたフィラメ
ント毛、7a〜7d:周面、D:植毛台の厚さ、d:植
毛穴の深さ、f:フィラメント毛、G:見掛けの断面円
とのギャップ、h:毛丈、L:ねじれ1回のフィラメン
トの長さ、R:見掛けの断面円、T:歯、w:植毛穴
径、Z:歯間部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植毛台に、横断面が略多角形状で長さ方
    向にねじれを有するフィラメント毛を集束した毛束を植
    設して植毛部を構成してなる歯ブラシであって、前記植
    毛部に前記ねじれを有するフィラメント毛より横断面積
    が小さいフィラメント毛を集束した毛束を混在させてな
    る歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 ねじれを有するフィラメント毛からなる
    毛束を植毛部の外側に植設し、前記ねじれを有するフィ
    ラメント毛より横断面積が小さいフィラメント毛からな
    る毛束を植毛部の内側に植設して植毛部を構成してなる
    請求項1記載の歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 植毛部が、植毛台の長さ方向にのびる毛
    束列を植毛台の幅方向に3列以上配設した部分を有し、
    それらの毛束列のうちの外側の毛束列がねじれを有する
    フィラメント毛からなる毛束で構成され、内側の毛束列
    が前記ねじれを有するフィラメント毛より横断面積が小
    さいフィラメント毛からなる毛束で構成されている請求
    項2記載の歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 植毛部を構成する毛束中の40%〜80
    %がねじれを有するフィラメント毛からなる毛束である
    請求項1〜3のいずれかに記載の歯ブラシ。
  5. 【請求項5】 横断面積が小さいフィラメント毛が横断
    面円形でねじれを有しないフィラメント毛である請求項
    1〜4のいずれかに記載の歯ブラシ。
  6. 【請求項6】 ねじれを有するフィラメント毛が、横断
    面が略正三角形で長さ1cm当たり1.5〜4回のねじ
    れを有するフィラメント毛、横断面が略正方形で長さ1
    cm当たり2〜4回のねじれを有するフィラメント毛及
    び横断面が略正五角形で長さ1cm当たり2.5〜3.
    5回のねじれを有するフィラメント毛のうちから選択さ
    れる少なくとも1種である請求項1〜5のいずれかに記
    載の歯ブラシ。
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