JP2018504288A - 切削工具ホルダーおよびそのための切削インサートを備えた切削工具 - Google Patents

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Abstract

切削インサート(140´)をそこに取付けるように構成される切削工具ホルダー(110)。切削工具ホルダーは、切削インサートをそこに受け入れるように構成されるインサートシート(120)を備えて形成される本体(112)と、固定部材(150´)をそこに収めるように構成されるシート孔(135)とを備える。切削工具ホルダーは、ホルダーの本体の中に受け入れられるアンカー要素(170)も備え、固定要素は、アンカー要素としっかりと係合するように構成されて、シート孔とのこの種の係合がない。【選択図】図6B

Description

本出願の内容は、切削工具の分野、詳細には、切削インサートを切削工具ホルダーに取付けて固定する機構の分野にある。
切削工具は、通常、少なくとも一つの切れ刃を備えて形成され、そして切れ刃をワークピースと接触させて、ワークピースに対して切削工具を動かすか、またはその逆によってワークピースに関して切れ刃を動かすことによってワークピースから材料を除去するように構成される。
切削工具の切れ刃は、切削作業に供するときに、特に、金属のような硬い材料を切削するときに急速に摩耗する。したがって、それらは頻繁に交換するかまたは研ぎ直さなければならない。フライス削り/穴あけ/旋削機械に適している工具のような、多くの種類の切削工具において、切削工具は、複数の切削インサートを備えることができて、各々は少なくとも一つの切れ刃を備えて形成されて、インサートは、切削工具を形成するために切削工具ホルダーのシートの中に固定される。
従来の切削工具において、切削インサートは、切削工具のシートの下部まで切削インサートの孔を貫通する締着具によって切削工具のシートの中に取り付けられる。別の切れ刃(または別のインサート全体)の使用を可能にするために切削インサートを割り出しする(または完全に交換する)ことは、締着具の除去、切削インサートの再配向または除去、および締着具による切削工具のシートの中の切削インサートの再取り付けを必要とする。これらの動作の各々は時間および労力を必要として、切削工具が通常は複数のこの種の切削インサートを含むので、切削工具に切削インサートを割り出しすることに関わる時間および人件費は無視できない。
上に提示されたものがその一つである技術的問題を解決するために、切削インサートを切断工具ホルダーに取り付ける代替方法は、出願人に対して国際公開第2008/149371号パンフレットで開示されたように考案された。
切削インサートを切削工具ホルダーに固定する他の方法は、切削インサートの指定された面と接触するように移動して、それを固定するために圧力をそれに印加するように構成される少なくとも一つの可動部分を備える機械的アセンブリの形を通常しているクランプおよびレバー機構の使用を含む。この種の装値の実施例は、米国特許第3027623号明細書、米国特許第3138846号明細書などに開示されている。
更なる実施例は、欧州特許第0037554号明細書、米国特許第3341919号明細書、米国特許第3805351号明細書、米国特許第3913197号明細書、米国特許第3946473号明細書、および米国特許第5199828号明細書を含み、そこでは、固締ねじが切削インサートの取付け/取外しの間工具ホルダーに係合したままである装置を開示している。
本願明細書における上記の引用文献の承認は、これらが本開示の内容の特許性にいかなる形であれ関連することを意味すると推測するべきではない。
本出願の内容は、切削インサートをそこに取付けるように構成される切削工具ホルダーを必要とし、前記切削工具ホルダーは、シートおよびそこに固定部材に適合するように構成されるシート孔を備えて形成される本体を備え、そしてそこにおいて、前記ホルダーは、ホルダーの本体の中に受け入れられるアンカー要素も備え、前記固定要素は、前記アンカー要素としっかりと係合するように構成されて、シート孔とのこの種の係合がない。
本出願の内容の一態様によれば、切削インサートをそこに取付けるように構成される切削工具ホルダーが提供される。前記切削工具ホルダーは、
切削インサートをそこに受け入れるように構成されるシートを備えて形成されて、ベース面を有する本体と、
孔軸に沿って本体の中を伸びて、前記ベース面に開放端を有するシート孔と、
前記孔軸に対して直角に向けられたアンカー軸に沿って本体の中を伸びて、相互交差ゾーンを有するために前記シート孔と交差するアンカー孔と、
近位端および遠位端を有して、シート孔の中に受け入れられるが、そこから分離されるように構成される固定部材であって、前記遠位端は切削インサートを前記インサートシートの中に固定するように構成される固定部材と、
後者が前記シート孔の中に受け入れられるときに、前記アンカー孔の中に受け入れられて、相互交差ゾーンで前記固定部材の近位端に関着するように構成されるアンカー要素と、
を備える固定配置と、
を備える。
そこにおいて、固定部材とアンカー要素間の関着は、固定部材が、遠位端が前記切削インサートをインサートシートの中に固定する固定状態まで、前記シート孔の中を自由に移動することを可能にする。
アンカー要素は、ホルダーの本体と別であって着脱可能でありえる。具体的には、アンカー要素は、例えば、それが摩耗したかまたは損傷を受けた場合に備えて交換可能でありえる。加えて、アンカー孔は少なくとも一つの開放端を有することができて、アンカー孔に対するアンカー要素の位置および/または向きは、指定された工具を使用して前記開放端を通じて調整できる。
本出願の実施形態の全てにおいて、固定部材の本体(本願明細書において、「シャフト」、「シャンク」、「スタッド」などとも呼ばれる)は、それに係合することなしに前記シート孔の中を自由に移動するように構成される。「係合」という用語が、構成要素間の機械的結合と解釈しなければならないと認められる。その意味で、シート孔にぴったりと嵌め込まれるがその中を自由に摺動/移動する固定部材は、本出願の下ではシート孔に「係合する」とみなされない。
加えて、固定部材は、ゆるやかに移動可能な方法でシート孔の中に受け入れられて、孔軸に対して直角な方向においてシート孔に対してその横方向移動を可能にするある程度の自由度を固定部材に提供することもできる。
具体的には、前記固定部材およびシート孔の両方とも含み、そして固定部材(その遠位端と近位端の間に伸びる)の長手方向軸に対して垂直な平面に沿ったいかなる断面でも、固定部材の断面積はシート孔の断面積より小さい。特に、この種の断面では、固定部材の断面輪郭とシート孔の断面輪郭の間に隙間が存在する。この構成の下で、固定部材の断面輪郭の部分がシート孔の断面輪郭の部分と一致するときに、固定部材の断面形状は、シート孔の断面積に関して非対称的に必然的に配置される。
特定の実施例によれば、固定部材は、直径dの円形断面を有することができて、シート孔は、そこに固定部材の断面を完全に含むのに少なくとも充分である断面サイズおよび形状を有することができる。円形対称形であるシート孔の断面積の場合は、その内接円の公称寸法Dは、D>dでありえる。円形対称形でないシート孔の断面積の場合は、その最も広い拡張部分の公称寸法D´は、D´>dでありえる。
固定部材は、切削インサートをインサートシートに配置することができる前記シート孔内の取付け状態および切削インサートをシートの中に固定する固定状態をとるように構成できる。
取付け状態と固定状態間の移動は、軸方向移動、横方向移動、回転、またはその3つのあらゆる組合せによってありえる。さらにまた、これらの移動の各々のために、固定部材の遠位端は、切削インサート上に、それをベース面に対して押圧する軸方向の圧力、それをベース面に対して直角なシートの側壁に対して押圧する横方向の圧力、またはその2つの組合せを加えるように構成できる。
固定部材の遠位端は、固定状態のにおいて切削インサートをインサートシートの中に適切に固定するために、切削インサートの指定された部分、切削工具ホルダーの指定された部分、または両方に係合するように構成されるヘッド部分を備えることができる。
いろいろな実施例によれば、固定部材は、次に詳述するように、シート孔の中へ/に沿って/内のいろいろなタイプの移動を実行するように構成できる。
軸方向移動
この設計実施形態の下で、固定部材の移動は軸方向であり、そしてアンカー要素は、固定部材の移動中アンカー孔の中で実質的に一定の方向を維持するように構成できる。したがって、標準切削工具ホルダーと比較すると、アンカー要素は、あらかじめ工具ホルダーの本体と一体形成された機能を備えることによって、固定部材の近位端が必然的に係合するシート孔のその一体部分を機能的に置き換える。
具体的には、アンカー要素は、シート孔を置き換えて固定部材のねじ付き近位端をそこにねじ的に受け入れるように構成されるねじ付き孔を備えることができる。
この設計実施形態によれば、固定部材は、軸方向移動のためにだけ構成されて、そのヘッド部分は、それを下にベース面の方へ押圧するために切削インサートに係合するように構成される。
固定部材が軸方向移動だけを実行して、それを下方へ押圧する(それをベース面に対して押し付ける)ために切削インサートと接触するだけなので、アンカー孔に沿ったその軸方向移動またはアンカー軸のまわりの回転運動を生じるアンカー要素に伝えられる力が実質的にはないと認められる。
したがって、固定部材の移動がシート孔の軸に沿ったアンカー要素の移動を伴わない場合には、アンカー孔は、シート孔に関していかなる向きも基本的にとることができる。換言すれば、アンカー要素は、固定部材の移動を生ずるために、動作中に少なくともいつか抑えられることが必要である。要するに、下向き軸方向移動設計実施形態において、固定要素は、固定部材の近位端のためのナットとして役立つ。
この構成は、ボルトとナットによる取付けと類似しているとみなすことができて、そこでは、固定部材はボルトの役割を引き受けて、アンカー部材はナットの役割を引き受ける。しかしながら、固定部材の近位端とアンカー要素間の関着は、(ボルトおよびナットのような)ねじものに制限されなくて、様々な関着方法によって構成できると認められる。
横方向移動
この設計実施形態の下で、固定部材は、シート孔の中を軸方向に移動しないが、横に移動し、そして/またはそこにおいて枢動する。より具体的には、固定部材の軸方向位置(しかし必ずしも向きではない)は、アンカー要素に関して変化せず、そして、さらにより具体的には、固定部材の近位端は、アンカー要素に関して、少なくとも軸方向に移動しない。
この設計実施形態によれば、固定部材のヘッド部分は、以下の2つの動作のいずれか一つおよび/またはそれらの組み合わせのために構成される。すなわち、
インサートシートの側壁の方への切削インサートの移動および/またはそれに対するその固定を伴う横方向の圧力をそれに印加するために切削インサートの内面または側面に当接すること、および
それを下方へ押圧して、それをベース面に押しつけるために、切削インサートの面に当接すること。
一つの実施例によれば、固定部材のヘッド部分は、固定部材の軸のまわりで非対称的に形づくられ、そしてシート孔は、側壁の反対側に前記ヘッド部分に隣接して支持部分を備えて形成される。その場合には、その軸のまわりの固定部材の回転によって、支持部分とのその係合の結果として側壁の方への固定部材のヘッド部分の横方向移動が生じる。
アンカー孔は、シート孔および固定部材のヘッド部分の移動方向の両方に対して直角に向けられることができて、それによって側壁の方へのヘッド部分の移動は、アンカー孔の軸のまわりのアンカー孔の中のアンカー要素の回転/回旋を伴う。
この実施例の下で、固定部材がシート孔の中で回転したとき、それは固定部材の近位端とアンカー要素の間の係合位置にある枢着点のまわりの枢動も実行する。この場合、固定部材の向きは取付け状態と固定状態の間で変化する。
あるいは、アンカー孔は、シート孔に対して直角に且つ固定部材のヘッド部分の移動方向に沿って向けられることができて、それによって側壁の方へのヘッド部分の移動は、アンカー孔の軸に沿ったアンカー孔の中のアンカー要素の軸方向移動を伴う。
この実施例の下で、固定部材がシート孔の中で回転するとき、それはアンカー孔の軸に沿って横方向移動を実行する。この場合、前の例に反して、固定部材は取付け状態および固定状態の両方で類似の向きとして維持する。
具体的には、固定部材の近位端は、純回転でアンカー要素の中に受け入れることができて、それはアンカー要素に関して固定部材の軸方向移動を必ずしも伴わない。
軸方向と横方向の組み合わせた移動
この設計実施形態の下で、固定部材は、シート孔に沿った且つアンカー要素に関する軸方向移動のために構成することができて、側壁の反対側に位置する、シート孔の対応する支持部分に当接するように構成されるヘッド部分を備えることができる。
構成は、ヘッド部分および支持部分の向きが、ヘッド部分と支持面の当接の間に、シート孔に沿った固定部材の軸方向移動が前記当接によりそのヘッド部分の横方向移動を生ずるような具合でありえる。
以下の組合せのいずれかを適用することができる。
ヘッド部分は固定部材の軸に関して傾いた面を有し、そして支持部分は孔軸と平行である面を有する。
ヘッド部分は固定部材の軸と平行である面を有し、そして支持部分は孔軸に関して傾いた面を有する。そして
ヘッド部分は固定部材の軸に関して傾いた面を有し、そして支持部分は孔軸に関しても傾いた面を有する。
両方の前の実施例、すなわち横方向移動および組み合わせた移動において、固定部材が、例えば、シート孔の中に下方に移動するとき、ヘッド部分と支持部分間の係合は前者を側壁の方へ押す。もしアンカー要素の有用な運動/回転がなければ、固定部材は、上記の当接によりシート孔の中で簡単に抑えられると認められる。しかしながら、固定部材の近位端が、アンカー固定要素に関着されて、後者が移動/回転できるので、固定部材は、その軸方向/横方向/配向位置の変化の下であるが、シート孔の中へのその移動を自由に続けることができる。
固定部材に上述の移動を実行するのに必要な空間を与えるために、シート孔は、固定部材のそれより一般に大きい直径および/または名目寸法(それが円形断面でない場合に)を有するように設計できる。換言すれば、切削工具ホルダーの断面で、そのいかなる位置でも、固定部材の断面とシート孔の境界の間に隙間が存在する。
アンカー要素に対する固定部材の軸方向移動が前者のいかなる移動も伴わないのに対して、側壁に向かう/から離れるヘッド部分の横方向運動は、アンカー要素のこの種の移動/回転を伴うと認められる。
一実施例によれば、アンカー孔は、シート孔および固定部材のヘッド部分の移動方向の両方に対して直角に向けられ、それによって側壁の方へのヘッド部分の移動は、アンカー孔の軸のまわりのアンカー孔の中のアンカー要素の回転/回旋を伴う。
この実施例の下で、固定部材がシート孔の中に軸方向に移動するとき、それは組み合わされた移動を実行し、そこでは、そのヘッド部分は、孔軸に沿って下に軸方向に移動して、それとアンカー要素の間の係合位置の枢着点で回転する。この場合、固定部材の向きは、取付け状態と固定状態の間で変化する。
別の実施例によれば、アンカー孔は、シート孔に対して直角に、そして固定部材のヘッド部分の移動方向に沿って向けられ、それによって側壁の方へのヘッド部分の移動は、アンカー孔の軸に沿ったアンカー孔の中のアンカー要素の軸方向移動を伴う。
この実施例の下で、固定部材がシート孔の中に移動するとき、それは組み合わされた移動を実行し、そこでは、そのヘッド部分は、シート孔に沿って下に軸方向に、そしてアンカー孔の軸に沿って横にも移動する。この場合、前の実施例に反して、固定部材は、取付け状態および固定状態の両方で類似の向きを維持する。
上記に関連して、切削工具ホルダーは、固定部材が前記インサート孔の内面に係合し、それによってヘッド部分と少なくとも一つの側壁の間に前記インサートを固定するように、固定部材の遠位端がベース面から第1の軸方向範囲まで突出して側壁から第1の隙間間隔で配置される取付け状態と、前記遠位端が前記ベース面から、第1の軸方向範囲と異なる、第2の軸方向範囲まで突出して第1の隙間間隔より小さい、側壁から第2の隙間間隔で配置される固定状態の間でシート孔に対して移動するように構成されるような具合でありえる。
上記の取付けおよび固定状態に関してそれぞれ、固定部材のヘッド部分とインサートシートの支持部分の係合により、取付状態と固定状態の間の固定部材の軸方向移動は、アンカー要素のそれぞれの移動伴い、その結果、取付け状態で、前記アンカー要素は前記アンカー孔に関して第1のアンカー位置にあり、そして前記固定状態で、前記アンカー要素は、前記第1のアンカー位置と異なる、前記アンカー孔に関して第2のアンカー位置にある。
特定の実施例によれば、取付け状態で、第1の隙間間隔は、前記切削インサートがシート上に配置され、そして/または固定部材のヘッド部分の上のシートから完全に除去されることを可能にするような具合である。
本出願の内容の別の態様によれば、本出願の内容の以前の態様による切削工具ホルダーに取り付けた切削インサートを備える切削工具が提供される。
本出願の内容のさらに別の態様によれば、切削工具を形成するために切削工具ホルダーに取付けるように構成される切削インサートが提供され、前記切削インサートは、インサート軸を定めるインサート孔を備えて、切削工具ホルダーの固定部材と接触するように構成される二つ以上の当接面を有し、そこにおいて、インサート軸と直角をなす面に沿った、そして二つ以上の当接面を通るいかなる断面でも、それらはインサート孔の閉輪郭の大部分を一緒に定め、二つ以上の当接面の各々は、第1の湾曲半径を有する狭い縁と第1の湾曲半径より大きい第2の湾曲半径を有する広い端の間に伸びて、そこにおいて、少なくとも、二つ以上の当接面の少なくとも一つの広い縁は、広い縁とインサート軸の間に配置されるその湾曲センターを有する。
具体的には、インサート軸と直角をなす面に沿った、そして前記二つ以上の当接面を通過するいかなる断面でも、当接面の各々は輪郭縁を有することができる。構成は、各この種の断面(狭い縁の面を通過する断面を除外する)において、二つ以上の当接面の少なくとも一つの輪郭縁の曲率中心が、インサート軸と輪郭縁の間にあるような具合でありえる。
当接面の広い縁は、切削インサートの上面/底面から間隔を置いて配置することができて、広い縁とそれぞれの上面/底面の間に伸びる第1の架橋面を生じさせる。したがって、第1の架橋面のインサート孔の直径は、常に、広い縁のインサート孔の直径以上である。
特定の設計によれば、二つ以上の当接面は、インサート孔の閉面を一緒に形成する。換言すれば、二つ以上の当接面は互いに直接連続している。したがって、各この種の断面で、二つ以上の当接面のエッジ輪郭は閉輪郭を一緒に形成する。
一つの実施例によれば、当接面の各々は、当接面の広い縁を構成する広い弧と当接面の狭い縁を構成する狭い弧の間に伸びる円錐面によって構成できる。広い弧は湾曲半径Rを有することができて、狭い弧は湾曲半径r<Rを有することができる。
インサート軸と直角をなす平面に沿って広い弧に位置する切削インサートの断面において、湾曲半径Rは、前記閉輪郭を内接させる円の湾曲半径より小さいことがありえる。それによって広い弧の曲率中心はインサート軸と一致しない。このように、広い弧により形成される閉輪郭は、円形ではなくてむしろ花様のタイプである。それとは反対に、狭い弧により形成される閉輪郭は円形でありえる。
特定の実施形態によれば、切削インサートは、インサート軸のまわりに対称的に伸びる4つの当接面を備えることができる。この種の多くの当接面は、4つの切削コーナーを有する切削インサートに適合することができて、そこにおいて、各当接面は切削コーナーの反対側に配置されて、インサート軸に関してそれとは正反対の切削コーナーと関連づけられる。「正反対である」という用語は、切削インサートが当接面を介して切断工具ホルダーに固定されるときに、使用可能な切れ刃が当接面に正反対に位置する切削コーナーのそれであることを意味することを本願明細書において理解しなければならない。
当接面は切削インサートの切削コーナー/縁のいずれかのために設けることができて、そこにおいて、3つの切れ刃を有する三角形の切削インサートは3つの当接面などを備えることができて、その結果、任意の数であるn個の切削コーナーについて、切削インサートはn個の当接面を有すると認められる。
切削インサートは、その底面/上面の少なくとも一つから伸びる面取り面を備えることもできて、前記面取り面は、前記それぞれの底面/上面に位置するその円錐ベースおよびインサート孔の中で底面/上面から離れて配置されるその狭い円錐縁を有する円錐である。面取り面の狭い縁の直径は、当接面の狭い縁の直径より大きいことがありえる。
切削インサートは、面取り面の狭い縁と当接面の広い縁の間に伸びる一つ以上の中間面も備えることもできる。加えて、当接面の狭い縁は、切削インサートの上面/底面から間隔を置いて配置することができて、狭い縁と底面/上面の間に画成される第2の架橋面を生じる。
切削インサートはリバーシブルでありえて、そこにおいて、上面および底面は、両方と平行であってその間に等間隔に配置される対称面に関して対称的に伸びる。この構成の下で、切削インサートは、それぞれの上面/底面に各々関連した、2セットの当接面を備えることができて、そこにおいて、第2の架橋面は、第1のセットの当接面の狭い縁と第2のセットの当接面の狭い縁の間に対称面全体に伸びる中心面になる。
当接面がインサート孔内に位置する上記の構成により、切削インサートは、その直径が第1の架橋面で少なくともインサート孔の内接円の直径より小さいヘッド部分を有する固定部材により固定されるように構成される。
当接面は、固定部材のそれに対する補完的形状を有し、それらが対応するより小さい直径を有することを必要とし、その減少した湾曲半径を生ずるように設計される。
したがって、面対面接触は、固定部材と切削インサートのそれぞれの当接面の間で確実にされて、切削工具ホルダーの中へ切削インサートをより強く固定する。
加えて、上記の設計はまた、インサート孔の開口部が当接面により形成される開口部より非常に広いことをもたらし、そこにおいて、開口部は、切削工具ホルダーの支持構造をそこに収めることができる。その一方で、固定部材と当接面により形成される非常に狭い開口部の間の堅い係合をさら提供する。
切削インサートの孔は、アンダーカット無しで設計することができて、切削インサートを簡単なプレス加工で製造することがでる。
本出願の内容のさらに別の態様によれば、切削工具を形成するために切削工具ホルダーに取り付けるように構成される切削インサートが提供される。前記切削インサートは、上面、底面、および上面と底面の間に伸びてインサート軸を有するインサート孔を備え、前記インサート孔は、ホルダーに固定するために切削工具ホルダーの固定部材と接触するように構成される少なくとも一つの当接面を有し、前記当接面は、上面の方へ外側にテーパをつけられて、インサート軸から半径方向間隔rの間隔を置いて配置した狭い縁とインサート軸から半径方向間隔R>rの間隔を置いて配置した広い縁の間に伸び、そこにおいて、広い縁は狭い縁と上面の間に配置されて、上面より底面部により近く位置する。
広い縁は狭い縁に近接近して配置することができて、切削インサートの上面より狭い縁により近く配置することさえできる。加えて、狭い縁を底面に設置できる。
切削インサートの底面が切削工具ホルダーのインサートシートのベース面に配置されるときに、当接面は固定部材と接触するように構成できる。換言すれば、当接面は切削インサートの底面と結合する。
特定の実施例によれば、切削インサートは、切削インサートの上面に形成される少なくとも一つの切れ刃を備えることができる。
組立ての際に、切削インサートは、その底面がホルダーのインサートシートのベース面に対して嵌合されるように切削工具ホルダーに取り付けられる。この位置では、少なくとも一つの当接面は、上面よりベース面により近く設置され、そこにおいて、固定部材と当接面との接触によって切削インサートをきちんと固定することも、ベース面により近くで行われる。
この種の構成の利点の一つは、固定部材が切削工具ホルダーのインサート孔からあまり突出しないことが可能であるだけでなく、固定の頑丈さを増すことにあり、それによってそれは曲げにくくなることにある。
切削インサートは、二つ以上の切れ刃、およびそれぞれの切れ刃がその作動状態にあるときに切削工具ホルダーの固定部材に係合するように構成される二つ以上の対応する当接面を備えることができる。
本願明細書に開示される内容をよりよく理解するために、そしてそれが実際にどのように実行できるかを例証するために、実施形態は、添付図面を参照して、非限定的な実施例としてだけ、次に説明される。
本出願の一実施例による切削工具の略断面図であり、その取付け状態で示す。 本出願の一実施例による切削工具の略断面図であり、その固定状態で示す。 本出願の別の実施例による切削工具の略等角図である。 図2Aに示される切削工具の略組立分解等角図である。 図2Bに示される切削工具ホルダーの組立分解等角図である。 A−C。取付け状態と固定状態の間の連続的な段階の間に示される、図2Aおよび2Bに示される切削工具の略断面図である。 D−F。図3A〜3Cに示される切削工具の一部のそれぞれの略拡大図である。 A−C。取付け状態と固定状態の間の連続的な段階の間に示される、またその切削インサートの移動を示す、図2Aおよび2Bに示される切削工具の略断面図である。 A−C。図4A〜4Cに示される連続的な段階の略部分平面図である。 本出願の別の実施例による切削工具の略等角図である。 図6Aに示される切削工具の略組立分解等角図である。 A−D。図6Aおよび6Bに示される切削工具で使用される切削インサートのそれぞれ略等角図、平面図、断面図、および拡大図である。 A−B。それぞれ取付け状態と固定状態の間に示される、図7A〜7Dに示される切削インサートを組み込んでいる本出願の切削工具の別の実施例の略断面図である。 C−D。図8Aおよび8Bに示される切削工具の略部分平面図である。 本出願の別の実施例による切削工具の略等角図である。 図9Aに示される切削工具の略組立分解等角図である。 A−B。それぞれ取付け状態と固定状態の間に示される、本出願の切削工具の別の実施例の略断面図である。 C−D。図10Aおよび10Bに示される切削工具の一部のそれぞれの略拡大図である。そして A−B。図9A〜10Dに示される切削工具で使用する切削インサートの略等角および正面断面図である。
最初に図1Aおよび1Bに注目すると、全体を符号1で示す、そして切削工具ホルダー10と、固定部材50とアンカー要素70から成る固定装置を使用してそれに取付けた切削インサート40とを備える切削工具が示される。断面で示されるすべての以下の図において、切削工具ホルダー10はハッチングされずに示される。
切削工具ホルダー10は、レリーフ孔16を備えたコーナーを形成する、ベース面22および2つの側面24(図示せず)によって画成されるインサートシート20を備えて形成された本体12を備える。インサートシート20は、ベース面22に開放端を有して、固定部材50をそこに収めるように構成されるシート孔25をさらに備える。
切削インサート40は、それを貫いて固定部材50を受け入れるように構成されるインサート孔45を備えてそれぞれ形成される。
固定部材50はネジの形であり、そしてシート孔25の中に受け入れられる近位端P.E.とシート孔25から突出する遠位端D.E.の間に伸びてヘッド部分を備えて形成されるシャンク52を備える。ヘッド部分は、固定部材の軸に関して傾斜して、少なくとも固定状態で、切削インサートの各部と接触するように構成される固定面54を備える。
固定部材50はまた、その近位端P.E.から始まってアンカー要素70に係合して関着するように構成されるねじ部56を有する。
切削工具ホルダーはまた、アンカー要素70をそこに収めるように構成される、シート孔20(ここではその丸い断面で示される)に対して直角に向けられるアンカー孔を備える。アンカー要素は、固定部材の近位端に係合して関着するように構成される、本体72およびねじ孔76を備える。
図1Aに示すように、固定部材50の近位端P.E.は、第1の範囲までアンカー要素にねじ込まれる。そうすると、ねじ穴76の大半δは固定部材50を含まない。この位置では、固定部材50のヘッド部分は、切削インサート40に接触せず、それで後者はシート20内にちょっとゆるく配置される。
ここで図1Bを参照すると、固定部材がねじ込まれると、それは図1Bに示される位置に下に移動する。この位置では、固定部材50の近位端P.E.の大部分は、アンカー要素に(第1の範囲より大きい、第2の範囲まで)ねじ込まれ、そうすると、ねじ穴76の小さい部分δだけは固定部材50を含まない。この位置では、固定部材50のヘッド部分は切削インサート40に当接して、それをベース面22の方へ下に押圧して、それを固定状態で定位置に保持する。
本実施例では、アンカー要素70の目的は、切削工具ホルダーにおいて一般的な様にインサート孔25のねじ山を置き換えることであると認められる。加えて、固定部材が取付け状態と固定状態の間のその移動の間に軸方向移動を実行するだけであるので、そしてヘッド部分が横方向移動を実行しないので、いかなる力もアンカー要素70へ伝えられず、それは両状態の間は基本的に同じ位置および向きのままである。
ここで図2A〜2Cを参照すると、全体を符号101で示す、そしてその上にベースプレート190を備えたインサートシート120を有する切断工具ホルダー110と、固定部材150およびアンカー要素170から成る固定装置(150、170)を使用してシート120のベースプレートに取付けられる切削インサート140とを備える切削工具の別の実施例が示される。
観察されるように、インサートシート120は、ベース面122より上に突設する支持構造130およびシート120に形成された(そしてベース面122に開放端を有する)対応するシート孔125を備えて形成される。支持構造130は、ベース面122から伸びて内部空洞135を有する中空本体132を備え、そしてそれは、空洞135の内側に傾斜支持面136を有する拡張部分134を備えて形成される。
加えて、アンカー要素170は、シート孔125に対して直角に伸びて2つの開放端115a、115bを有するアンカー孔114に収められる。アンカー要素170はまた、ねじ付きアンカー孔176およびその一端でアクセスポート178を備えて形成される本体172を備え、それは開口部115bの一つを通してアクセス可能である(示された実施例で)。
ここで図3Aおよび3Dを参照すると、固定部材150は、固定部材150を操作するために指定された工具をそこに受け入れるように構成されるアクセスポート159を備えて形成されるヘッド部分152を備える。ヘッド部分152は、固定部材150の軸Xに関して傾斜して少なくとも固定位置で切削インサート140の指定された部分に当接するように構成される固定面154、および同じく固定部材150の軸Xに関して傾斜して支持構造130の対応する支持面136に当接するように構成される当接面155を備える。
組立ての際に、固定部材150はシート孔125の中に受け入れられて、その近位端のねじ部分158は、アンカー要素170の対応するねじ孔176にねじ的に係合する。近位端はアンカー要素170の断面の中心をこえて範囲δにねじ込まれる。
この位置において、固定部材の直径dがシート孔125の直径Dより小さいと観察される。具体的には、シャンク152の側面は、シート孔125の内面の左部分にぴったりくっついて(最小間隔e)、シート孔125の内面と固定部材150のシャンク152の間に隙間を残す(固定部材の右側に対して)。この隙間は、図3B〜3Fに関して詳細に後述するように、中で移動させるために固定部材150に隙間を提供するのに重要である。
さらに組立ての際に、ベースプレート190は、インサートシート120のベース面122に載置されるように支持構造の部分132の上に取り付けられる。ベースプレート190の穴が、部分132のそれらにサイズおよび寸法が適合することに留意されたい。
ベースプレート190の上に、切削インサート140は配置される。この点について、固定部材150のヘッド部分152は、その最大の断面の呼び寸法がインサート孔145のそれよりさらに小さいように設計されて、固定部材150がシート孔125内にすでに配置されているときでも、切削インサート140のベースプレート190上への配置を可能にする。具体的には、図3Aに示される位置で、切削インサート140は、ベースプレート190上に配置されるだけでなく、固定位置におけるインサート140の位置と基本的に類似している位置をとるためにすでに配置されもする(但し、図3Aに示すように、切削インサート140はまだ固定されない)。
図3Aおよび3Dに示される位置において、切削インサートのインサート孔145は、それを通して固定部材150の一部を収めるだけでなく、支持構造130の拡張部分134をそこに収めるようにも構成される。支持構造130の拡張部分134に取付けられるときに、インサート孔145の内面が、拡張部分134の外面に当接せずに、わずかな隙間gを残すことが観察される。隙間の重要性は図3B〜3Fに関して詳述する。
図3Aおよび3D(または図4A−取付け状態は切削インサート140の位置にでなく、固定部材150の位置に基づく定義である)に示される取付け状態から始まる作動中、
固定部材150は、シート孔125の中で(指定された工具、例えばねじ回しを使用して)回転できる。固定部材150とアンカー部材170間のねじ係合による、この種の回転は、固定部材150の下方への軸方向移動を伴う。
当接面155と支持面136間の当接により、この種の下方への軸方向移動は、固定部材150のヘッド部分152を右に、すなわちインサートシート120の側壁の方へ動かす。しかしながら、アンカー孔114が、シート孔125およびヘッド部分152のこの右への動きの方向の両方に対して直角に向けられるので、アンカー要素170は、それ自体の軸のまわりの回転運動を実行するように駆り立てられる。その結果、固定部材150は、その軸方向下方への運動に加えて、アンカー要素170の断面の中心に枢着点を有する枢動を実行して、ヘッド部分152をインサートシート120の側壁124に近づける。
このように、この種の移動の後に、図3Bおよび3Eに示される位置に達する。この位置では、近位端がアンカー要素170の断面の中心をこえて範囲δ>δにねじ込まれるように、固定部材150は下降したと観察される。加えて、固定部材150の軸Xは、ここでシート孔125の軸Xに関して角度θで傾けられて(それらが平行であった前に示された位置 ― θ に反して)、シート孔125の内面の左部分の間に間隔e>eを残す。さらにまた、固定部材150により実行される下方運動と枢動の組み合わせにより、固定面154は、切削インサート140の対応する面取り部分148の近くに移動する。
その中心軸Xのまわりの固定部材150の更なる回転に応じて、それは図3Cおよび3Fに示される位置に達するまでその枢動を実行すると同時に、更に下に移動する。
この位置では、近位端が固定要素170の断面の中心をこえて範囲δ>δにねじ込まれるように、固定部材150は下降したと観察される。加えて、固定部材150の軸Xは、ここでシート孔125の軸Xに関して角度θ>θで傾けられて、シート孔125の内面の左部分の間に間隔e>eを残す。さらにまた、固定部材150により実行される下方運動と枢動の組み合わせにより、固定面154は、切削インサート140を適所に確実に保持するために、ここで切削インサート140の対応する面取り部分148に当接する。
図3Cおよび3Fに示されるこの固定状態において、ヘッド部分152は、面取り面148とのその当接によって切削インサート140を押し下げて、更に切削インサート140を側壁124の方へ横に押圧する。この位置では、ヘッド部分152と側壁124の間の間隔は、その間に保持される切削インサート140の部分の寸法より小さく、したがって切削インサート140の切削工具ホルダー110からの除去を防止する。
固定状態で、切削インサート140の壁が、インサートシート120の側壁124に当接して押圧されて(図5C参照)、切削インサート140の穴145の内面と拡張部分134間の隙間gをなお維持することが留意される。
ここで図4A〜5Cを参照すると、切削インサート140を取付けて固定する別のシーケンスが示されて、そこでは、図3A〜3Fに示されるシーケンスに反して、切削インサート140は、固定部材150によってきちんと段階的に押される。
具体的には、図4Aおよび5Aに示される位置で、切削インサート140は、ベースプレート190の上に同じ高さに配置するために固定部材150のヘッド部分152上に載置されるが、その横方向位置はその固定状態と同じでない(図4C)。具体的には、切削インサート140の面取り部分148は、固定部材150のヘッド部分152の外面153に当接し、切削インサート140と側壁の間の間隔はε であり、そして切削インサート140とインサートシート120のコーナー116の間の間隔はLである。
固定部材150のシート孔125中への下方移動に応じて、面153との上記の当接によって、ヘッド部分152の枢動は、図4Bに示される位置まで、コーナー116の方へ切削インサート140を押す。この位置では、切削インサート140と側壁の間の間隔は
ε<εであり、そして切削インサート140とインサートシート120のコーナー116の間の間隔はL<Lである。
固定部材150の更なるねじ込みおよび結果として生じるその下方への移動は、図3Cおよび3Fに示される位置と基本的に類似している、図4Cに示される位置まで切削インサート140を更に押すことを伴う。この位置では、固定面154は面取り部分148にしっかりと当接し、切削インサート140と側壁の間の間隔は、ε<εであり、そして切削インサート140とインサートシート120のコーナー116の間の間隔は、L<Lである。
ここで図6Aおよび6Bに注目すると、そこでは、全体を符号101´で示す、そしてその上にベースプレート190を備えたインサートシート120´を有する切削工具ホルダー110´と、固定部材150´とアンカー要素170´から成る固定装置を用いてシート120´のベースプレートに取り付けられる切削インサート140´とを備える更に別の切削工具が示される。
ここで図7A〜7Dを参照すると、切削インサート140´は、上面141T´、底面141B´、およびその間で伸びる側壁141S´により画成される本体を備える。切削インサート140´はリバーシブルであり、したがって上面/底面と平行して伸びてそれらの間に広がる平面(図示せず)に関して対称である。切削インサート140´の半分だけがここで記載されるが、反対側の半分は完全に対称形である点に留意する。
切削インサートは、いくつかの指定された面、すなわち、上面141T´から伸びる面取り面148´、面取り面148´から伸びてインサート孔145´の軸と平行の4つの中間面147´、それぞれの中間面147´から各々伸びてインサート孔145´の軸に対してある角度で向けられる4つの当接面149´、およびインサート孔145´の軸と平行にそれぞれの当接面149´から伸びて対称面を横切る中央面Cにより構成されるインサート孔145´から成る。
4つの当接面149´の各々は、面取り面148´の湾曲半径より小さい湾曲半径を有し、それによって、一緒に、それらは完全に円形のものよりもむしろ花形の開口部を形成する(面取り面148´を基点として)ことが留意される。
具体的には、当接面149´の各々は、第1の曲率半径rを有する狭い縁149 ´と第2の曲率半径R>rを有する広い縁149´の間に伸びる錐面により構成される。構成は、当接面149´の狭い縁149 ´が完全な円形の輪郭を一緒に形成するような具合である。対照的に、第2の曲率半径Rは、当接面149 ´の広い縁149´の内接円(図示せず)の曲率半径R´より小さい。その結果、広い縁149´の曲率中心は、切削インサート140の中心Oと一致しない。その結果、縁149´は、円形のものよりもむしろ花様の輪郭を一緒に形成する(図7B参照)。この構成は、図8A〜8Dに関して詳細に後述するように固定部材150とのより良好な当接を提供する。
類似の構成は、中間面147´に提供されるが、中央面C(少なくともこの特定の実施例で)は、面取り面148´と類似する、完全に円形である。
切削インサート140´の空洞145´は、切削インサート140´がプレス加工で製造するのを困難にするアンダーカットまたは形状を含まないという点で、プレス加工で容易に製造できるような具合である。
更に図8A〜8Dを参照すると、全体を符号101´で示す、そして支持構造130´、ベースプレート190´、および前の実施例で用いた固定部材150´とアンカー要素17から成る固定装置を使用してそれに取付けられる切削インサート140´を備えた切削工具ホルダー110を備える切削工具が示される。
固定部材150´は、インサート孔145´の内面の設計に対してわずかに異なり補完的ではあるが、固定部材150と類似の設計である。固定部材150´は、アクセスポート159´を有するヘッド部分152´を備え、そしてそのヘッド部分152´の下で伸びて切削インサート140´に当接するように構成される固定面154´、および支持構造130´の当接面136´と接触するように構成される当接面155´を備えて形成される。
組立ての際に、ベースプレート190´は、支持構造130´のベース132´の上に取り付けられて、ベースプレート190´から突出する拡張部分134´を残す。固定部材150´は、シート孔125´の中に受け入れられて、アンカー要素170に関着するその近位端を有する(図示せず−関着は図2A〜5Cに関して記載されたそれと類似している)。切削インサート140´は、固定部材150´のヘッド部分152´の上に取り付けられ、それにより、そのインサート孔145´はそこに拡張部分134´を受け入れ、面取り面148´は隙間間隔gでその上にある。
図8Aに示される位置において、切削インサート140´はその固定位置になくて、その中央面Cは固定部材150´のヘッド部分152´に当接する。切削インサート140´は、切削工具ホルダー110´のコーナー116´から間隔lで、そしてインサートシート120´の側壁124´から間隔εで隔離される。
図8Cおよび8Dを更に参照すると、その軸のまわりの固定部材の回転により、図2A〜5Cに関して前述したように、固定部材は下方への移動を実行し、そこにおいて、その面155´と支持面136´の当接によって、アンカー要素の断面の中心のまわりの固定部材150´の枢動が生じる。
十分なこの種の移動により、固定面154´は、図8Bに示すように、側壁124´およびベースプレート190の両方に対してそれを適切に固定するために切削インサート140´の4つの当接面149´のそれぞれの近くに動かされる。この位置において、切削インサート140´とコーナー116´の間隔は、ここでl<lであり、そして切削インサート140´の壁は、インサートシール120´の側壁124´に接触して平坦であり、すなわち、ε=0<εである。
加えて、前の実施例のように、固定部材150´の固定面154´の円錐寸法は、切削インサート140の孔145´のそれより小さい、すなわち、固定部材は、インサート孔145´の軸と直角をなす断面において、その断面のインサート孔145´のそれぞれの内接円のそれより小さい曲率半径r´を有することが留意される。しかしながら、図7A〜7Dへ戻ると、当接面149´も、孔145´の内接円のそれより小さい曲率半径rを有するので、これは固定面154´とそれが接触する切削インサート140´の当接面149´のそれぞれの間に面対面適合を生じる。
固定面154´のそれより大きい曲率半径の切削インサート140´の当接面149´の場合、それは面対面接触よりもむしろ、後者と前者の点対点接触を生じることに留意することが重要である。当接面149´の所与の構成は、切削インサート140´の作動コーナー142´の反対側のインサート孔145´の位置で、面154´、149´のより確実な堅い係合を提供する。
ここで示されるシーケンスは、図4A〜5Cに関して記載されたそれと本質的に類似であり、そこにおいて、固定部材の移動は、切削インサート140´をその適当な固定位置に持ってくる役割を果たすものである。
図8A〜8Dの記載された実施例において、切削インサート140´の空洞145´は、支持構造130´の拡張部分134´をその中に収めるのに十分広いように、その端でより大きく、他方では、空洞145´の内径は、固定部材のヘッド部分152´と適切に相互作用するために、より小さいことも認められる。
ここで図9Aおよび9Bに注目すると、そこでは、全体を符号201で示す、切削工具の更に別の実施例が示される。切削工具201は、支持構造230を備えて形成されたインサートシート220を有する切削工具ホルダー210、ベースプレート290、切削工具ホルダー210に取付けられて固定部材250およびばね付勢式アンカー要素270を備える固定装置によって適所に固定される切削インサート240を備える。
前に述べた実施例に反して、本実施例では、アンカー孔214は、シート孔225の軸に対して直角に、しかし固定部材250の移動の方向に沿って伸びる、すなわち、インサートシート220のコーナー216の方へ伸びる。
図10Aを更に参照すると、組立ての際に、ベースプレート290は、支持構造230のベース232の上に取付けられて、固定部材250は、アンカー要素270にねじ込まれるその近位端、およびベースプレート290から突出するその遠位端290を備えて、インサート孔225の中に受け入れられる。孔225の寸法Dは、固定部材250のシャンク256の直径dより大きくて、充分な移動空間をそれに与える。切削インサート240は、固定部材250のヘッド252の上に取付けられて、コーナー216から間隔L1で隔離する、その取付位置に示される。
固定部材250の回転により、それはアンカー要素270とのねじ係合により下方への軸方向移動を実行する。この移動の間、当接面254と支持面236間の当接によって、下方への移動は、ヘッド部分252を動かして、切削工具ホルダー210のコーナー216の方へ右に移動させる。
図2A〜8Dに示される前例に反して、本実施例では、アンカー孔214の向きにより、ヘッド部分252のこの種の右への横方向の移動は、同じ方向のアンカー要素270の軸方向移動を伴う(前の実施例のような回転運動に反して)。
それで、図10B〜10Cを更に参照すると、固定部材250のこの種の下方への移動およびその同時の右への移動により、アンカー要素270も、図10Bおよび10Dに示される位置に移動する。
図10Bおよび10Dに示される位置において、
切削インサート240は、コーナー216から間隔L2< L1を置いて配置される。
固定部材の近位端は、アンカー要素の断面の中心を越えて範囲δ>δまでねじ込まれる。
固定部材250は、シート孔225の内面の左側部分から間隔e>eを置いて配置される。そして
アンカー要素270は、アンカー孔214の閉成端から間隔l<lを置いて配置される。
挙げられた実施例で、切削インサート240のインサート孔245が、そこに支持構造230のいかなる部分も収めないと認められる。固定部材250が、支持構造230の支持面236と嵌合される当接面として、そして切削インサート240に当接する固定面としても用いられる面254を備えるとも認められる。
本実施例では、ばね278は、切削インサート240が切削工具ホルダー210から取り出されるときにアンカー要素270をその最初の位置に戻すように構成される。
最後に、図11Aおよび11Bに注目すると、そこでは、切削インサート240が詳細に示される。切削インサートは上面241Tおよび底面241Bを備えて、インサート孔245は複数の当接面248を備えて形成される。当接面248の各々は、上面241Tの方へ外へ先細になる錐面により構成されて、狭い縁248および広い縁248を有する。
当接面248は、上面241Tより切削インサート240の底面241Bに非常に近く配置されると観察される。より具体的には、当接面248の広い縁248が、狭い縁248Nと上面241Tの間に配置されており、また上面241Tより底面241Bに非常に近いことに留意されたい。これは固締ねじと接触するように構成される錐面が切削インサートの面取り面により構成されて通常切削インサートの上面により近く配置される標準切削インサートとは反対である。
上記の構成によって、固定部材250の固定面254が、切削インサート240を非常に「下の」位置で、すなわち、ベース面222により近い切削インサート240の部分できちんと固定できる。これは、次に、インサートシート220への切削インサート240のより強い固定を提供する。
具体的には、切削インサート240の固定が、切削インサート240の底面241Bと結合する当接面248により実行されるので、これはまた、固定部材250のヘッド部分がインサート孔225からインサートシート220に最小限突出することをもたらす。このようにして、固定部材250のより小さい(より短い)部分は、シート孔225の外側に伸び、それによって固定の間に起こることがありえる曲げ力に対する固定部材250の感受性を低下させる。
本発明が関係する当業者は、多数の変更、変形例、および変更態様が、本発明の範囲から逸脱せずになされることができると直ちに認める。

Claims (89)

  1. 切削インサートをそこに取り付けるように構成される切削工具ホルダーであり、
    前記切削インサートをそこに受け入れるように構成されるインサートシートを備えて形成される本体と、
    固定部材をそこに収めるように構成されるシート孔と、
    を備える切削工具ホルダーであって、
    前記ホルダーは、前記ホルダーの前記本体の中に受け入れられるアンカー要素も備え、
    前記固定要素は、前記アンカー要素としっかりと係合するように構成されて、前記シート孔とのこの種の係合がない切削工具ホルダー。
  2. 前記切削インサートをそこに受け入れるように構成されるシートを備えて形成されて、ベース面を有する本体と、
    孔軸に沿って前記本体の中で伸びて、前記ベース面に開放端を有するシート孔と、
    前記孔軸に対して直角に向けられるアンカー軸に沿って前記本体の中で伸びて、相互交差ゾーンを有するために前記シート孔と交わるアンカー孔と、
    近位端および遠位端を有して、離脱した方法で前記シート孔の中に受け入れられるように構成される固定部材であって、前記遠位端は前記切削インサートを前記インサートシートに固定するように構成される固定部材と、
    前記アンカー孔の中に受け入れられて、前記固定部材が前記シート孔の中に受け入れられるときに、前記相互交差ゾーンで前記固定部材の前記近位端に関着するように構成されるアンカー要素と、
    を備える固定装置と、
    を備える前記切削工具ホルダーであって、
    前記固定部材と前記アンカー要素間の関着によって、前記固定部材が、前記遠位端が前記切削インサートを前記インサートシートに固定する固定状態へと前記シート孔の中を自由に移動できる請求項1に記載の切削工具ホルダー。
  3. 前記アンカー要素は、前記ホルダーの前記本体と別であって着脱可能である請求項1または2に記載の切削工具ホルダー。
  4. 前記アンカー要素は交換可能である請求項1、2、または3に記載の切削工具ホルダー。
  5. 前記アンカー孔は少なくとも一つの開放端を有し、そして前記アンカー孔に対する前記アンカー要素の位置および/または向きは、指定された工具を使用して前記開放端を通して調整できる請求項1〜4のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  6. 前記固定部材の前記本体は、それに係合せずに前記シート孔の中で自由に移動するように構成される請求項1〜5のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  7. 前記固定部材は、ゆるく移動可能な方法で前記シート孔の中に受け入れられて、前記孔軸に対して直角をなす方向に前記シート孔に対するその横方向移動を可能にする請求項1〜6のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  8. 前記固定部材および前記シート孔の両方を含み、そして前記固定部材の長手方向軸に対して垂直な平面に沿ったいかなる断面でも、前記固定部材の断面積は、前記シート孔の断面積より小さい請求項7に記載の切削工具ホルダー。
  9. この種の断面で、前記固定部材の断面輪郭と前記シート孔の断面輪郭の間に隙間が存在する請求項8に記載の切削工具ホルダー。
  10. 前記固定部材の断面形状は、前記シート孔の断面領域に関して非対称に配置されることができる請求項8または9に記載の切削工具ホルダー。
  11. 前記固定部材は直径dの円形断面を有し、そして前記シート孔は、前記固定部材の断面をそこに完全に含むのに少なくとも充分である断面サイズおよび形状を有する請求項8、9、または10に記載の切削工具ホルダー。
  12. 前記シート孔は、円形対称である断面領域を有し、その内接円の名目寸法Dは、D>dであるような具合である請求項11に記載の切削工具ホルダー。
  13. 前記シート孔は、円形対称でない断面領域を有し、その最も広い拡張部分の名目寸法D´は、D´>dであるような具合である請求項11に記載の切削工具ホルダー。
  14. 前記固定部材は、前記インサートシートの中に切削インサートを配置できる前記シート孔内の取付け状態および前記切削インサートを前記シート内に固定する固定状態をとるように構成される請求項1〜13のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  15. 前記取付け状態と固定状態の間の移動は、(i)軸方向移動、(ii)横方向移動、および(iii)回転のいずれかまたはそれらの組み合わせによる請求項14に記載の切削工具ホルダー。
  16. 前記固定部材の前記遠位端は、前記切削インサートに、(a)前記ベース面に対してそれを押圧する軸方向圧力および(b)前記ベース面に対して直角な前記シートの側壁に対してそれを押圧する横方向圧力のいずれか一つまたはそれらの組み合わせを印加するように構成される請求項14または15に記載の切削工具ホルダー。
  17. 前記固定部材の前記遠位端は、前記固定状態の前記インサートシートへの切削インサートの適当な固定を提供するために、前記切削インサートの指定された部分、前記切削工具ホルダーの指定された部分、または両方に係合するように構成されるヘッド部分を備える請求項1〜16のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  18. 前記シート孔内の前記固定部材の移動は軸方向であり、そして前記アンカー要素は、前記固定部材の移動中に前記アンカー孔の中で実質的に一定の向きを維持するように構成される請求項1〜17のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  19. 前記アンカー要素はねじ孔を備えて、そこに前記固定部材のねじ付き近位端をねじ的に受け入れるように構成される請求項18に記載の切削工具ホルダー。
  20. 前記固定部材は、軸方向移動のためにだけ構成され、そしてそのヘッド部分は、それを下へ前記ベース面の方へ押圧するために前記切削インサートに係合するように構成される請求項18または19に記載の切削工具ホルダー。
  21. 前記固定部材は、前記アンカー孔に沿ったその軸方向移動または前記アンカー軸のまわりのその回転運動を生じることができる前記アンカー要素にいかなる力も実質的には印加しない請求項18、19、または20に記載の切削工具ホルダー。
  22. 前記シート孔内の前記固定部材の移動は、横方向または回動である請求項1〜17のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  23. 前記固定部材の前記軸方向位置は、前記アンカー要素に関して変化しない請求項22に記載の切削工具ホルダー。
  24. 前記固定部材の前記近位端は、前記アンカー要素に関して軸方向に移動しない請求項23に記載の切削工具ホルダー。
  25. 前記固定部材の前記ヘッド部分は、2つの動作、すなわち、(I)横方向圧力をそこに印加するために前記切削インサートの内面または側面に当接すること、および(II)下方へそれを押圧して、前記ベース面に対してそれを固定するために前記切削インサートの表面に当接することのいずれか一つおよび/またはそれらの組み合わせのために構成される請求項22、23、または24に記載の切削工具ホルダー。
  26. 前記固定部材のヘッド部分は、前記固定部材の軸のまわりに非対称に成形され、そして前記シート孔は、前記側壁の反対側に支持部分を備えて且つ前記ヘッド部分に隣接して形成される請求項22〜25のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  27. 前記固定部材のその軸のまわりの回転は、前記支持部分とのその係合の結果として前記固定部材の前記ヘッド部分の前記側壁の方への横方向移動を伴う請求項26に記載の切削工具ホルダー。
  28. 前記アンカー孔は、前記シート孔および前記固定部材の前記ヘッド部分の前記移動方向の両方に対して直角に向けられ、それによって前記ヘッド部分の前記側壁の方への移動は、前記アンカー孔の軸のまわりの前記アンカー孔内の前記アンカー要素の回転を伴う請求項26または27に記載の切削工具ホルダー。
  29. 前記固定部材が前記シート孔内で回転するとき、それは前記固定部材の前記近位端と前記アンカー要素の間の前記係合位置にある枢着点のまわりの枢動を実行する請求項28に記載の切削工具ホルダー。
  30. 前記固定部材の向きは、前記取付け状態と前記固定状態の間で変化する請求項29に記載の切削工具ホルダー。
  31. 前記アンカー孔は、前記シート孔に対して直角に、そして前記固定部材の前記ヘッド部分の前記移動方向に沿って向けられ、それによって前記側壁の方への前記ヘッド部分の移動は、前記アンカー孔の軸に沿った前記アンカー孔内の前記アンカー要素の軸方向移動を伴う請求項26または27に記載の切削工具ホルダー。
  32. 前記固定部材が前記シート孔内で回転するとき、それは前記アンカー孔の前記軸に沿って横方向移動を実行する請求項31に記載の切削工具ホルダー。
  33. 前記固定部材は、前記取付け状態および固定状態の両方で類似の向きを維持する請求項32に記載の切削工具ホルダー。
  34. 前記固定部材の前記近位端は、前記アンカー要素に関する前記固定部材の軸方向移動を伴わない純回転方法で前記アンカー要素内に受け入れられる請求項32または33に記載の切削工具ホルダー。
  35. 前記固定部材は、前記シート孔に沿って前記アンカー要素に関して軸方向に移動するように構成されて、前記側壁の反対側に位置する前記シート孔の対応する支持部分に当接するように構成されるヘッド部分を備える請求項1〜17のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  36. 前記ヘッド部分および前記支持部分の向きは、前記ヘッド部分と前記支持面の当接の間、前記シート孔に沿った前記固定部材の軸方向移動が、前記当接のためにその前記ヘッド部分の横方向移動を生じるような具合である請求項35に記載の切削工具ホルダー。
  37. 前記固定部材と前記切削工具ホルダー間の構成は、以下の組合せ、すなわち、
    前記ヘッド部分は前記固定部材の前記軸に関して傾いた面を有し、そして前記支持部分は前記孔軸と平行である面を有すること、
    前記ヘッド部分は前記固定部材の前記軸と平行な面を有し、そして前記支持部分は前記孔軸に関して傾いた面を有すること、および
    前記ヘッド部分は前記固定部材の前記軸に関して傾いた面を有し、そして前記支持部分は前記孔軸に関しても傾いた面を有すること、
    のいずれか一つによる請求項36に記載の切削工具ホルダー。
  38. 前記固定部材が前記シート孔の中に移動するとき、前記ヘッド部分と前記支持部分の間の前記係合は前者を前記側壁の方へ押す請求項35、36、または37に記載の切削工具ホルダー。
  39. 前記固定部材の前記アンカー要素への関着、および前記アンカー要素の移動/回転する能力によって、前記固定部材が、その軸方向位置、横方向位置、または向きの変化の下でも、前記シート孔の中へのその移動を続けることができる請求項38に記載の切削工具ホルダー。
  40. 前記アンカー孔は、前記シート孔および前記固定部材の前記ヘッド部分の前記移動方向に対して直角に向けられ、それによって前記側壁の方への前記ヘッド部分の移動は、前記アンカー孔の軸のまわりの前記アンカー孔内の前記アンカー要素の回転を伴う請求項35〜39のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  41. 前記固定部材が前記シート孔の中へ軸方向に移動するとき、それは組み合わされた移動を実行し、そこでは、その前記ヘッド部分は、前記孔軸に沿って軸方向に、そして前記固定部材の前記近位端と前記アンカー要素間の係合位置の枢着点のまわりで回転して移動する請求項40に記載の切削工具ホルダー。
  42. 前記固定部材の前記向きは、前記取付け状態と前記固定状態の間に変化する請求項41に記載の切削工具ホルダー。
  43. 前記アンカー孔は、前記シート孔に対して直角に、そして前記固定部材の前記ヘッド部分の前記移動方向に沿って向けられ、それによって前記側壁の方への前記ヘッド部分の移動は、前記アンカー孔の軸に沿った前記アンカー孔内の前記アンカー要素の回転を伴う請求項35〜39のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  44. 前記固定部材が前記シート孔の中に移動するとき、それは組み合わされた移動を実行し、そこでは、その前記ヘッド部分は、前記シート孔に沿って軸方向に、そして前記アンカー孔の前記軸に沿って横に移動する請求項43に記載の切削工具ホルダー。
  45. 前記固定部材は、前記取付け状態および固定状態の両方で類似の向きを維持する請求項44に記載の切削工具ホルダー。
  46. 前記固定部材は、前記切削インサートに係合し、それによって前記ヘッド部分と前記少なくとも一つの側壁の間にその一部を固定するように、前記固定部材の前記遠位端が前記ベース面から第1の軸方向範囲まで突出して前記側壁から第1の隙間間隔で配置される取付け状態と、前記遠位端が前記ベース面から前記第1の隙間間隔と異なる第2の軸方向範囲まで突出して前記側壁から前記第1の隙間間隔より小さい第2の隙間間隔で配置される固定状態の間で前記シート孔に関して移動するように構成される請求項1〜45のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  47. 前記取付け状態と前記固定状態の間の前記固定部材の軸方向移動は、前記アンカー要素のそれぞれの移動を伴い、その結果、取付け状態で、前記アンカー要素は前記アンカー孔に関して第1のアンカー位置にあり、そして前記固定状態で、前記アンカー要素は前記アンカー孔に関して前記第1のアンカー位置とは異なる第2のアンカー位置にある請求項46に記載の切削工具ホルダー。
  48. 前記第1のアンカー位置と前記第2のアンカー位置の差は、(a)前記アンカー要素の向き、および(b)前記アンカー孔に沿った前記アンカー要素の軸方向位置に反映される請求項47に記載の切削工具ホルダー。
  49. 前記取付状態で、前記第1の隙間間隔は、前記切削インサートが前記シート上に配置され、そして/または前記固定部材の前記ヘッド部分の上の前記シートから完全に取り除かれることができるような具合である請求項46、47、または48のいずれか一項に記載の切削工具ホルダー。
  50. 請求項1〜49のいずれか一項に記載の切削工具ホルダーに取付けた切削インサートを備える切削工具。
  51. 切削工具を形成するために切削工具ホルダーに取付けるように構成される切削インサートであって、前記切削インサートは、インサート軸を定めるインサート孔を備えて、前記切削工具ホルダーの固定部材と接触するように構成される二つ以上の当接面を有し、そこにおいて、前記インサート軸と直角をなす面に沿って前記二つ以上の当接面を通るいかなる断面でも、それらは前記インサート孔の閉輪郭の大半を一緒に画成し、前記二つ以上の当接面の各々は、第1の湾曲半径を有する狭い縁と前記第1の湾曲半径より大きい第2の湾曲半径を有する広い端の間に広がり、そして少なくとも、前記二つ以上の当接面の少なくとも一つの前記広い縁は、前記広い縁と前記インサート軸の間に配置されるその湾曲中心を有する切削インサート。
  52. 前記インサート軸と直角をなす面に沿って前記二つ以上の当接面を通過するいかなる断面でも、前記当接面の各々は輪郭縁を有し、そして、前記断面で、前記二つ以上の当接面の少なくとも一つの前記輪郭縁の前記曲率中心は、前記インサート軸と前記輪郭縁の間にある請求項51に記載の切削インサート。
  53. 前記当接面の前記広い縁は、前記切削インサートの上面/底面から間隔を置いて配置されて、前記広い縁と前記それぞれの上面/底面の間に広がる第1の架橋面を生じる請求項51または52に記載の切削インサート。
  54. 前記第1の架橋面における前記インサート孔の直径は、前記広い縁における前記インサート孔の直径以上である請求項53に記載の切削インサート。
  55. 前記二つ以上の当接面は、前記インサート孔の閉曲面を一緒に形成する請求項51〜54のいずれか一項に記載の切削インサート。
  56. 前記二つ以上の当接面は互いに直接連続している請求項55に記載の切削インサート。
  57. 各断面で、前記二つ以上の当接面の前記縁輪郭は閉輪郭を一緒に形成する請求項55または56に記載の切削インサート。
  58. 前記当接面の各々は、前記当接面の前記広い縁を構成する広い弧と前記当接面の前記狭い縁を構成する狭い弧の間に広がる錐面により構成される請求項51〜58のいずれか一項に記載の切削インサート。
  59. 前記広い弧は湾曲半径Rを有し、そして前記狭い弧は湾曲半径r<Rを有することができる請求項58に記載の切削インサート。
  60. 前記インサート軸と直角をなす面に沿って前記広い弧にある前記切削インサートの断面で、前記湾曲半径Rは、前記閉輪郭を内接させる円の湾曲半径より小さい請求項59に記載の切削インサート。
  61. 前記広い弧の前記曲率中心は前記インサート軸と一致しない請求項60に記載の切削インサート。
  62. 前記狭い弧により形成される前記閉輪郭は円形である請求項58〜61のいずれか一項に記載の切削インサート。
  63. 前記切削インサートは、前記切削インサートのn個の切削コーナー/刃に対応するn個の当接面を備える請求項51〜62のいずれか一項に記載の切削インサート。
  64. 前記切削インサートは、前記インサート軸のまわりに対称に広がる4つの当接面を備える請求項63に記載の切削インサート。
  65. 各当接面は切削コーナーの反対側に配置されて、前記インサート軸に関してそれとは全く正反対の切削コーナーと結合する請求項62、63、または64に記載の切削インサート。
  66. 前記切削インサートは、その底面/上面の少なくとも一つから伸びる面取り面を更に備え、前記面取り面は、前記それぞれの底面/上面にあるその円錐ベースおよび前記インサート孔内で前記底面/上面から離れて配置されるその狭い円錐縁を有する円錐である請求項1〜51のいずれか一項に記載の切削インサート。
  67. 前記切削インサートは、前記面取り面の前記狭い縁と前記当接面の前記広い縁の間に広がる一つ以上の中間面を備える請求項66に記載の切削インサート。
  68. 前記当接面の前記狭い縁は、前記切削インサートの前記上面/底面から間隔を置いて配置されて、前記狭い縁と前記底面/上面の間に画成される第2の架橋面を生じる請求項51〜67のいずれか一項に記載の切削インサート。
  69. 前記切削インサートはリバーシブルである請求項1〜68のいずれか一項に記載の切削インサート。
  70. 前記上面および底面は、両方に平行であってその間に等間隔に配置される対称面のまわりに対称に広がる請求項69に記載の切削インサート。
  71. 前記切削インサートは2セットの当接面を備え、各々はそれぞれの上面/底面と結合する請求項70に記載の切削インサート。
  72. 前記第2の架橋面は、前記第1のセットの前記当接面の前記狭い縁と前記第2のセットの前記当接面の前記狭い縁の間に前記対称面全体に伸びる中心面である請求項68に従属する場合の請求項71に記載の切削インサート。
  73. 前記インサート孔にはアンダーカットがなくて、簡単なプレス加工で前記切削インサートの製造を可能にする請求項51〜72のいずれか一項に記載の切削インサート。
  74. 切削工具を形成するために切削工具ホルダーに取付けるように構成される切削インサートであり、
    上面と、
    底面と、
    前記上面と前記底面の間に伸びてインサート軸を有するインサート孔と、
    を備える切削インサートであって、
    前記インサート孔は、前記ホルダーに固定するために前記カット工具ホルダーの固定部材と接触するように構成される少なくとも一つの当接面を有し、前記当接面は、前記上面の方へ外側にテーパー状になり、そして前記インサート軸から半径方向間隔rを置いて配置した狭い縁と前記インサート軸から半径方向間隔R>rを置いて配置した広い縁の間に伸び、そこにおいて、前記広い縁は前記狭い縁と前記上面の間に配置されて、前記上面より前記底面に近く位置する切削インサート。
  75. 前記広い縁は、前記狭い縁に近接近して配置される請求項74に記載の切削インサート。
  76. 前記広い縁は、前記切削インサートの前記上面より前記狭い縁に接近して配置される請求項74または75に記載の切削インサート。
  77. 前記狭い縁は前記底面に位置する請求項74、75、または76に記載の切削インサート。
  78. 前記当接面は、前記切削インサートの前記底面と結合する請求項74〜77のいずれか一項に記載の切削インサート。
  79. 前記切削インサートは、前記切削インサートの前記上面に形成される少なくとも一つの切れ刃を備える請求項74〜78のいずれか一項に記載の切削インサート。
  80. 前記切断工具ホルダーは、前記切削インサートをそこに受け入れるように構成されてベース面を備えて形成されるインサートシートと、前記ベース面に開放端を有して前記インサートシートの中に前記切削インサートを固定するために固定部材をそこに受け入れるように構成されるシート孔とを備える請求項51〜79のいずれか一項に記載の切削工具ホルダーおよび切削インサートを備える切削工具。
  81. 前記切削インサートは、その直径が前記第1の架橋面で少なくとも前記インサート孔の前記内接円の直径より小さいヘッド部分を有する固定部材により固定されるように構成される請求項51〜73のいずれか一項に従属する場合の請求項80に記載の切削工具。
  82. 前記当接面は、前記固定部材の形状に対して相補形の形状を有するように設計され、それによって前記固定部材と前記切削インサートの前記それぞれの当接面の間に面対面接触を生じる請求項81に記載の切削工具。
  83. 前記切削工具ホルダーは、前記ベース面から突出する支持構造を備えて形成され、そして前記インサート孔の開口部は、前記切断工具ホルダーの支持構造をそこに収めるために前記当接面により形成される開口部より十分に広い請求項81または82に記載の切削工具。
  84. 前記切削インサートの固定状態において、前記切削インサートの前記底面が前記切断工具ホルダーのインサートシートの前記ベース面に配置されるときに、前記固定部材は前記当接面と接触するように構成される請求項74〜79のいずれか一項に従属する場合の請求項80に記載の切削工具。
  85. 前記切削インサートは、その底面が前記ホルダーの前記インサートシートのベース面に嵌合されるように前記切断工具ホルダーに取付けられる請求項84に記載の切削工具。
  86. 前記少なくとも一つの当接面は、前記上面より前記ベース面に接近して位置する請求項84または85に記載の切削工具。
  87. 前記固定部材と前記当接面との接触によって前記切削インサートをきちんと固定することは、前記切削インサートの前記上面より前記ベース面に接近して行われる請求項86に記載の切削工具。
  88. 前記切削インサートの固定状態で、前記固定部材のヘッド部分は、前記ベース面から突出して、前記ベース面と前記切削インサートの対称面の間に配置される請求項84〜87のいずれか一項に記載の切削工具。
  89. 前記切削インサートの固定状態で、前記固定部材のヘッド部分は、前記切削インサートの高さの50%を超えて突出しない請求項84〜88のいずれか一項に記載の切削工具。
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