JP2018204708A - 断熱材とそれを用いた発熱ユニット、および、電池ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】電池セルの膨張、圧縮応力に対し、シリカエアロゲルの構造を保持して熱伝導率の悪化を抑制する断熱材とそれを用いた発熱ユニット、および、電池ユニットを提供すること。【解決手段】繊維シートとシリカエアロゲルを含む複合層を有し、上記繊維シートは、折り返しされ、積層されている断熱材を用いる。また、発熱体間に上記断熱材が配置された発熱ユニットを用いる。さらに、上記断熱材を電池セル間に配置した電池ユニットを用いる。【選択図】 図1

Description

本発明は、疎水性エアロゲルを用いた断熱材とそれを用いた発熱ユニット、および、電池ユニットに関するものである。
近年、地球環境意識の高まりから電気自動車やハイブリッド自動車など二次電池を搭載した自動車が増加している。車載用の電池は、複数のリチウムイオン電池(電池セル)から構成されている。製造時の不具合や衝突、誤った取り扱いにより電池セルが熱暴走を起こすことが想定される。1つの電池セルが熱暴走し、大量の熱を隣接する電池セルの伝達することで類焼が発生し、大事故に至る。
そこで現在、電池セル間の類焼防止として、電池セル間に熱絶縁体として変性PPE樹脂やアラミド樹脂が用いられている。
しかしながら、車載電池の小型により電池セル間の空隙が狭くなるため、電池セル間の類焼の危険性が増加している。現在、熱絶縁体としてセル間に使用されている変性PPE樹脂やアラミド樹脂の熱伝導率は、0.17W/mk、0.04W/mkと熱伝導率が高いため、電池セル間の縮小により類焼が発生する。そこで、電池セル間に熱絶縁体として、変性PPE樹脂やアラミド樹脂よりも熱伝導率が低いシリカエアロゲルを用いて電池セル間の断熱が考えられている(特許文献1)。
特許第5624254号公報
シリカエアロゲルは、低い熱伝導率(0.02W/mk)を特徴とするが、シリカエアロゲルのシリカ2次粒子同士の結合力が小さく極めて脆弱であるため、外部から応力が加わると、シリカエアロゲルが破壊され、特性が劣化する欠点がある。
電池セルの劣化により電池セルが膨張することで、セル間の隙間が少なくなり、脆弱なシリカエアロゲルに圧縮応力が発生し、シリカエアロゲルが破壊される。また、電池セルの膨張、収縮を繰り返すことでシリカエアロゲルの弾性力が低下し、電池セルと断熱材間に隙間が生じることで熱伝導率が増加し、電池セルの断熱特性が劣化することで電池セルの類焼防止が出来ない。
そこで、本発明では、上記課題に鑑み、電池セルの膨張、圧縮応力に対し、シリカエアロゲルの構造を保持して熱伝導率の悪化を抑制する断熱材とそれを用いた発熱ユニット、および、電池ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、繊維シートとシリカエアロゲルを含む複合層を有し、前記繊維シートは、折り返しされ、積層されている断熱材を用いる。
また、発熱体間に上記断熱材が配置された発熱ユニットを用いる。さらに、上記断熱材を電池セル間に配置した電池ユニットを用いる。
以上のように、本願発明の断熱材およびその製造方法によれば、電池セル間においてシリカエアロゲルに掛かる圧縮応力を厚み方向に繊維を積層することで、圧縮応力を吸収すると共に、積層した繊維の復元力により電池セルとの密着性が向上し、電池セルからの熱伝導率を抑制することができる。結果、電池のセル間の熱暴走による類焼を抑制でき、安全な車載用電池を提供できる
(a)実施の形態1の断熱材の断面図、(b)実施の形態1の断熱材に使用される繊維シートの斜視図、(c)実施の形態1の断熱材の繊維の側面図 実施の形態1の断熱材の応用例を示す断面図 実施の形態1のシリカエアロゲルの模式図 (a)従来の繊維構造の斜視図、(b)従来の繊維を示す図、(c)実施の形態1の繊維構造の斜視図、(d)実施の形態1の繊維を示す図 実施の形態2の断熱材の応用例の断面図 (a)〜(b)実施の形態2の繊維積層構造の断面図 実施の形態3の断熱材の応用例の断面図 実施の形態4の断熱材の応用例の断面図 実施の形態1〜4の断熱材の製造フローチャート図
以下に、実施の形態について、図を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の実施の形態における断熱材100aの断面図である。図1(b)は、実施の形態における断熱材100aに用いる繊維シート111の斜視図である。図1(c)は、実施の形態における繊維シート111中の繊維102を示す。
図2に、実施の形態として車載用電池の電池セル108間に実施の形態の断熱材100aを装着した構造の断面図を示す。電池セル108間に断熱材100aを挟み込んだ構造である。
電池セル108の劣化により電池セル108が膨張、収縮することで、電池セル108間の隙間が変化し、断熱材100aが変形を受ける。この実施の形態では、上記変形により断熱材100aが劣化することを防止する断熱材の構造である。断熱材100a中の脆弱なシリカエアロゲルに膨張、収縮による応力が発生すると、シリカエアロゲルが破壊され、断熱材100aが劣化する。実施の形態の断熱材100aの構造は、これを防止し、電池セル108間の類焼防止を抑制する。
<断熱材100a>
図1(a)で、断熱材100aは、繊維シート111と、ナノサイズの多孔質構造を有するシリカエアロゲル106との複合層101を有している。繊維シート111は、図1(b)に示すように、直線状の繊維102を複数回の折り曲げにより積層されたものである。折り曲げ回数、折り曲げ幅などは、必要に応じて決定される。
複合層101は、さらに必要に応じて、上下をラミネートフィルム107で覆われるが好ましい。
<複合層101の製法>
断熱材100aの主体となる複合層101は、シリカエアロゲル106のゲル原料を、繊維102に含浸させる。含浸後、繊維102を所望の厚みに対し積層する。その後、ゲル原料を反応させて湿潤ゲルを形成する。最後に湿潤ゲル表面を疎水化、熱風乾燥することにより、複合層101が得られる。
繊維シート111を構成している直線状の繊維102は、PET(ポリエチレンテレフタレート)や安全性の観点から繊維に難燃処理を施した酸化アクリル、グラスウールなどを用いる。
繊維102の径は、0.1〜30umが望ましい。繊維102の径が30umより大きくなると繊維102を通じて熱が伝達しやすくなるため、熱伝導率が上昇し、断熱性が悪化することで電池セル108から発生した熱を隣の電池セルに伝えることで電池セルの温度上昇により類焼が発生させる。
<シリカエアロゲル106>
図3にシリカエアロゲル106の構造について説明する。シリカエアロゲル106は、1nm程度の径をもつシリカ1次粒子201が集合して形成された10nm前後の径を持つシリカ2次粒子202が、10〜60nm程度の粒子間距離の空隙203をもつ網目構造の集合体である。
シリカエアロゲル106は、水ガラスやテトラメトキシシランのような金属アルコキシドをゲル原料として、水やアルコールなどの溶媒と必要に応じて触媒を混合することで、溶媒中でゲル原料と反応させ湿潤ゲルを形成し、内部の溶媒を乾燥させたものである。
しかしながら、湿潤ゲルを普通に熱風乾燥させたものは、溶媒が乾燥するときの表面張力により、収縮してしまい空隙を潰してしまい、断熱材として機能しない。従って、溶媒が乾燥するときに表面張力がほとんど働かないように、超臨界乾燥、あるいは湿潤ゲルの表面のシラノール基、シリル化剤を用いてシリル化することにより疎水化した後に熱風乾燥することが必要になる。
<繊維シート111>
従来の繊維シート112の構造を、図4(a)に示す。図4(b)は、図4(a)の丸の部分の拡大図である。直線状の繊維102が絡みあって構成されている。この繊維102を単純に積層し、鉛直方向から加重Aにて圧縮しても復元力はあまり期待出来ない。
一方、実施の形態の繊維シート111を、図4(c)に示す。図4(d)は、図4(c)の丸の部分の拡大図である。繊維102を複数回の折り曲げにより積層した繊維シート111となっている。折り曲げにより発生した屈曲部105の繊維104は、断熱材100aの上下面に対して、垂直方向に並ぶ。複数の屈曲部105は、1つの断熱材100a中で、厚み方向で重ならないのが好ましい。その部分は、他の部分より強度的に強く、他の部分にめり込むためである。
この垂直方向の繊維104は、加重Aに対し、平行に存在するため、水平方向の繊維102と比較し反発応力は高い。この結果、電池セル108の膨張、収縮による電池セル108間の隙間変化に追従した断熱材100aを提供できる。ここで垂直方向とは、断熱材100aの厚み方向に平行方向である。
屈曲部105の繊維104を確実に屈曲させるには、低融点繊維を繊維102中に含有させることが有効である。低融点の繊維より高い熱を加え、屈曲させることで、他の繊維と溶着し、しっかりと屈曲できる。その結果、繊維強度が増し曲げ形状が保持できる。また、屈曲部105を、同一平面内に複数個存在させることが、弾性力の点から好ましい。
繊維102の積層段数および屈曲部105の個数は、図2の場合、電池セル108の膨張、収縮に合わせ設定する。図2の場合、繊維102の積層段数は、3段〜7段程度が望ましい。段数を増加させると繊維102のコストアップと生産性の低下を招く可能性がある。
特に、発熱に敏感な電池セル108間の断熱材100aとしては、電池セル108の膨張、収縮により電池セル108間の断熱材100aに圧縮応力が加わると、表面のシリカエアロゲルが破壊されることでクラック(空気の隙間)が発生し、熱伝導率を上昇させる。また、電池セル108の収縮に断熱材100aが追従しない場合、電池セル108と断熱材100aの間に隙間が出来るため、熱伝導率を上昇させ、類焼を発生させる。
<断熱材100aの熱伝導率>
この実施の形態では、電池のセル108間の絶縁体として、スペースが限られた空間に用いる断熱材100aを目的としている。図2の場合を考える。電池セル108と電池セル108の間に、断熱材100aが配置されている。
車載用電池の小型化により電池セル108間の隙間は約0.3mm〜1.0mm程度であり、従来の断熱材である変性PPE樹脂の熱伝導率は、0.17W/mkであり1.0mmの隙間に使用した場合、実験結果から類焼が確認されている。この場合、断熱材100aとして0.20W/mk以下の熱伝導率が必要となる。
(実施の形態2)
図5に実施の形態2として、電池セル108に断熱材100bを構成した場合の断面構造を示す。図5は、断熱材100bに繊維シート111を3段に積層した場合である。繊維シート111の折り曲げ幅A寸法および繊維シート111の積層数は、電池セル108の膨張、収縮により任意に設定できる。
図6(a)と図6(b)に繊維シート111を積層した場合の断熱材100bの断面図を示す。図6(a)と図6(b)では、繊維シート111折り曲げ方が異なる例である。
図1(b)は、側面からみるとSの字の形状に折っている。図6(a)では、Sの字が反対方向を向いている折り方である。一方、図6(b)では、Sの字が同じ方向を向いている折り方である。
なお、別の表現を以下で示す。図1(b)の折り方は、外三つ折りである。図6(b)は、複数の外三つ折りが、同じ方向を向いている折り方である。一方、図6(a)は、複数の外三つ折りが、反対方向を向いている折り方である。
両例とも、図2のような電池セル108の膨張に対し、断熱材100bが繊維シート111により柔軟に応力を吸収できる。さらに、電池セル108の収縮に対しては、断熱材100bが電池セル108の面に隙間なく追従できる。
(実施の形態3)
図7に、電池セル108に実施の形態3の断熱材100cを形成した場合の断面図を示す。電池セル108の熱暴走が発生した時に、他の電池セル108への類焼を防止するため、積層された繊維シート111の積層間に放熱材料109を挟み込んだ構成となっている。
放熱材料109は、熱伝導の高いグラファイトシートや銅、アルミなどの熱伝導の高い金属を用いる。熱暴走により電池セル108から出た熱は、断熱材100cにより断熱されることが望ましいが、一時的に熱暴走により電池セル108の高温熱が断熱材100cに加わると断熱性能は低下する。
そこで急激な温度上昇を抑制するため、断熱材100cの繊維シート111の層間に放熱材料109を構成することで、断熱材100c中の熱を熱伝導の高い放熱材料109にて電池フレームなどの他部位に熱を移動させることが出来る。この結果、電池セル108の類焼を効果的に抑制することが出来る。
(実施の形態4)
図8に実施の形態4の断熱材100dの断面図を示す。図8に示すように積層した繊維シート111間に距離間隔Bを設けている。断熱材100dを曲げずに使用する場合においては、B寸法は0.1mm以上、繊維シート111の積層厚み高さまでの範囲が望ましい。
曲面や屈曲部が存在する熱源110に対して、断熱材100dを熱源110と密着させることで断熱特性を向上させることが出来る。そこで、曲面や屈曲部が存在する熱源110に対し、この距離間隔Bを繊維シート111の積層厚み高さ以上に広げることで、B部の繊維密度が低下し、柔軟性が生まれる。この柔軟性により、曲面や屈曲部が存在する熱源110に対し、断熱材100dに曲げ加工を付与することが出来る。
繊維密度が高い積層した繊維シート111の部位にて曲げ加工することによって、シリカエアロゲル106が脱落し熱伝導率が上昇し、断熱性能を劣化させる。また、繊維密度が低いため、シリカエアロゲル106の充填率が向上し、熱伝導率を下げることが可能となり断熱特性を向上することができる。
<断熱材100a〜100dの製造方法>
断熱材100a〜100dの製造方法の一例をフローチャート図9に示す。
はじめに、繊維102(目付け量34g/m、厚み0.6mm、寸法9cm×14cm)に、ゾル液を用いて含浸させる。含浸させた繊維102を積層し、任意の数の積層部位を製作する。
ゾル液は、高モル珪酸ソーダ(珪酸水溶液、Si濃度14%)に触媒として濃塩酸(12N)を1.4wt%添加し攪拌することにより調合する。
次に、室温23℃で約20分間放置し、ゾルをゲル化させる。このとき、ゲル化を促進し、時間短縮を行うため、ヒーター(約50℃〜130℃)で加熱させてもよい。
次に、2軸ロール等を用いて所望の厚みに形成する。
次に、容器に、乾燥防止のために純水を注ぎ、80℃の恒温槽に12時間入れて、シラノールの脱水縮合反応を促進することにより、シリカ粒子を成長させ、多孔質構造を形成する。
次に、ゲルシートを塩酸(6〜12規定)に浸漬後、常温23℃で1時間放置してゲルシートの中に塩酸を取り込む。
次に、ゲルシートを、例えばシリル化剤であるオクタメチルトリシロキサンと2−プロパノール(IPA)の混合液に浸漬させて、55℃の恒温槽に入れて2時間反応さをせる。トリメチルシロキサン結合が形成され始めると、ゲルシートから塩酸が排出され、上層がトリシロキサン、下層が塩酸水に2液分離する。
次に、ゲルシートを150℃の恒温槽に移して2時間乾燥させることにより、繊維にナノサイズの多孔質構造を有する繊維にシリカエアロゲルを坦持させた断熱材100cが出来る。
多孔質樹脂は、樹脂中にガスを分散させるなどして樹脂支柱を製作する。樹脂支柱の組成は、フッ素、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエーテルエーテルケトンなどの樹脂を用いて製作することが出来る。
上記の製造により、電池セルの劣化により電池セルが膨張することで、セル間の隙間が少なくなり、脆弱なシリカエアロゲルにかかる圧縮応力を分散し、熱伝導率を保持することで電池セルの類焼を抑制することができる。
(全体として)
電池セル間に断熱材100a〜100dを用いる例を説明したが、断熱材100a〜100dは、他の熱源間、熱源周辺へも用いることができる。
本発明の製造方法によって製造される断熱材は、圧縮応力を分散することで断熱特性を保持できるものであって、広く車載用機器や電子機器内に利用される。情報機器、携帯電話、ディスプレイなど、熱に関わる製品へ応用される。
100a、100b、100c、100d 断熱材
101 複合層
102 繊維
104 繊維
105 屈曲部
106 シリカエアロゲル
107 ラミネートフィルム
108 電池セル
109 放熱材料
110 熱源
111 繊維シート
112 繊維シート
201 シリカ1次粒子
202 シリカ2次粒子
203 空隙

Claims (12)

  1. 繊維シートとシリカエアロゲルを含む複合層を有し、
    前記繊維シートは、折り返しされ、積層されている断熱材。
  2. 前記繊維シートは、3層に積層されている請求項1記載の断熱材。
  3. 前記繊維シートは、外三つ折りされている請求項1または2記載の断熱材。
  4. 前記繊維シートでは、複数の前記外三つ折りが反対方向を向いている請求項3記載の断熱材。
  5. 前記繊維シートでは、複数の前記外三つ折りが同じ方向を向いている請求項3記載の断熱材。
  6. 積層された前記繊維シート間に放熱材料を配置した請求項1〜5のいずれか1項に記載の断熱材。
  7. 前記折り返し部分が複数ある請求項1〜6のいずれか1項に記載の断熱材。
  8. 複数の前記折り返し部分は、前記断熱材の厚み方向で、重ならない請求項7に記載の断熱材。
  9. 前記繊維シートが3層に積層されている積層部分は複数あり、複数の積層部分間は、前記繊維シートが1層である請求項2〜8のいずれか1項に記載の断熱材。
  10. 前記複合層を覆うフィルムをさらに含む請求項1〜9のいずれか1項に記載の断熱材。
  11. 発熱体間に請求項1〜10のいずれか1項に記載の前記断熱材が配置された発熱ユニット。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の前記断熱材を電池セル間に配置した電池ユニット。
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