JP2018203163A - アクセルペダル、ペダル構造、及び車両 - Google Patents

アクセルペダル、ペダル構造、及び車両 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な機械的構成で車両の急発進を防止する。【解決手段】ペダル構造100は、アクセルペダルPAと、ブレーキペダル4とを備える。アクセルペダルPAは、踏込部材11、第1アームAM、規制部材14、押圧部材221、及び付勢部材17を備える。踏込部材11は、ユーザーによって踏み込まれる。第1アームAMは、踏込部材11を支持する第1部分12と、第1部分12に回動可能に連結される第2部分13と、支軸16とを含む。規制部材14は、第2部分13と第1部分12との間の回動を規制する。押圧部材221は、規制部材14を押圧し、第2部分13と第1部分12との間の回動を可能にする。付勢部材17は、踏込部材11の踏込によって第2部分13が支軸16を中心として回動する方向に対して逆方向に第2部分13を付勢する。【選択図】図2

Description

本発明は、アクセルペダル、ペダル構造、及び車両に関する。
近年、ドライバーがブレーキペダルとアクセルペダルとを踏み間違えて、車両を急発進又は急加速することに起因した事故が多発している。また、車両の急発進及び急加速を防止する種々の技術が知られている。
例えば、特許文献1に記載の誤操作防止装置は、センサーとスイッチとを備える。センサーは、車両のフロアに配置され、ドライバーの着座姿勢でアクセルペダルに対する踏み足の基準位置における踵からの圧力を検出する。また、センサーが圧力を検出している時は、スイッチがアクセルペダルの踏み込み量に従う燃料のエンジンへの供給を可能とする。一方、センサーが圧力を検出していない時は、スイッチがアクセルペダルの踏み込み量に従う燃料のエンジンへの供給を制限する。
特開2015−160455号公報
特許文献1に記載の誤操作防止装置は、センサーとスイッチとを設置する必要があり、且つ燃料のエンジンへの供給の制御を変更するため、既存の車両に搭載することは困難である。また、センサーが圧力を検出している場合には、スイッチが燃料のエンジンへの供給を可能とするため、ブレーキペダルとアクセルベダルとの踏み間違いに伴う事故を防止できない可能性がある。
例えば、ドライバーがブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏む際に、センサーが踵からの圧力を検出している場合には、スイッチは燃料のエンジンへの供給を可能とする。その結果、ブレーキペダルとアクセルベダルとの踏み間違いに伴う事故を防止できない可能性がある。また、例えば、踵からの圧力がセンサーには加わっていない時であっても、センサーの故障等に起因して、センサーが圧力を検出している場合と同じ検出信号をセンサーが出力する可能性がある。このような場合にも、スイッチは燃料のエンジンへの供給を可能とする。その結果、ブレーキペダルとアクセルベダルとの踏み間違いに伴う事故を防止できない可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、簡素な機械的構成で車両の急発進を防止可能なアクセルペダル、ペダル構造、及び車両を提供することを目的としている。
本願に開示するアクセルペダルは、踏込部材、アーム、規制部材、第1押圧部材、及び第1付勢部材を備える。前記踏込部材は、ユーザーによって踏み込まれる。前記アームは、前記踏込部材を支持する第1部分と、前記第1部分に回動可能に連結される第2部分と、前記第2部分を回動自在に支持する支軸とを含む。前記規制部材は、前記第2部分と前記第1部分との間の回動を規制する。前記第1押圧部材は、前記規制部材を押圧し、前記第2部分と前記第1部分との間の回動を可能にする。前記第1付勢部材は、前記踏込部材の踏込によって前記第2部分が前記支軸を中心として回動する方向に対して逆方向に前記第2部分を付勢する。
本願に開示するアクセルペダルにおいて、前記アームは、連結部材を更に含むことが好ましい。前記連結部材は、前記第1部分と前記第2部分とを回動自在に連結することが好ましい。前記第1部分の一方の端部は、前記踏込部材を支持することが好ましい。前記第1部分の他方の端部は、前記連結部材に連結されることが好ましい。前記第2部分の一方の端部は、前記連結部材に連結されることが好ましい。前記第2部分の他方側は、前記第1付勢部材と係合されることが好ましい。
本願に開示するアクセルペダルにおいて、前記規制部材は、前記第2部分に配置された支持部材と、前記支持部材を支点として揺動可能に構成された揺動部材とを含むことが好ましい。前記揺動部材は、前記第2部分の軸方向に沿って配置されることが好ましい。前記第1部分は、前記第2部分に近接する側の端部に第1係合部材を備えることが好ましい。前記揺動部材は、前記第1部分と近接する側の端部に、前記第1係合部材と係合する第2係合部材を備えることが好ましい。前記第1押圧部材が前記揺動部材の前記第1部分と離間する側を押圧した場合には、前記第1係合部材と前記第2係合部材との係合が外れることが好ましい。
本願に開示するアクセルペダルにおいて、前記規制部材は、第2付勢部材を更に含むことが好ましい。前記第2付勢部材は、前記第2係合部材が前記第1係合部材と近接する方向に前記揺動部材を付勢することが好ましい。
本願に開示するアクセルペダルにおいて、前記第1押圧部材は、前記アクセルペダルが搭載される車両の車体に固定されることが好ましい。前記第1押圧部材は、前記第2部分が前記支点を中心として所定位置まで回動したときに、前記規制部材を押圧することが好ましい。
本願に開示するアクセルペダルにおいて、前記所定位置は、前記車両を通常走行する場合にユーザーが前記アクセルペダルを最大限に踏み込む位置を超えて、ユーザーが前記アクセルペダルを更に踏み込むときの前記第2部分の位置に対応することが好ましい。
本願に開示するペダル構造は、アクセルペダルと、ブレーキペダルとを備える。前記アクセルペダルは、踏込部材、第1アーム、規制部材、第1押圧部材、及び第1付勢部材を備える。前記踏込部材は、ユーザーによって踏み込まれる。前記第1アームは、前記踏込部材を支持する第1部分と、前記第1部分に回動可能に連結される第2部分と、前記第2部分を回動自在に支持する支軸とを含む。前記規制部材は、前記第2部分と前記第1部分との間の回動を規制する。前記第1押圧部材は、前記規制部材を押圧し、前記第2部分と前記第1部分との間の回動を可能にする。前記第1付勢部材は、前記踏込部材の踏込によって前記第2部分が前記支軸を中心として回動する方向に対して逆方向に前記第2部分を付勢する。
本願に開示するペダル構造において、第2押圧部材を更に備えることが好ましい。前記第2押圧部材は、前記第1部分の回動に応じて、前記ブレーキペダルを押圧することが好ましい。
本願に開示するペダル構造において、前記第2押圧部材は、第2アームと連結部材とを備えることが好ましい。前記第2アームは、前記ペダル構造が搭載される車両の車体に一方の端部が回動自在に支持され、他方の端部が前記ブレーキペダルを押圧することが好ましい。前記連結部材は、前記第1部分と前記第2アームとを連結し、前記第1部分の回動に応じて前記ブレーキペダルを押圧する方向に前記第2アームを回動することが好ましい。
本願に開示するペダル構造において、前記連結部材は、ボールジョイントを含むことが好ましい。
本願に開示する車両は、アクセルペダルが搭載された車両である。前記アクセルペダルは、踏込部材、アーム、規制部材、第1押圧部材、及び、第1付勢部材を備える。前記踏込部材は、ユーザーによって踏み込まれる。前記アームは、前記踏込部材を支持する第1部分と、前記第1部分に回動可能に連結される第2部分と、前記第2部分を回動自在に支持する支軸とを含む。前記規制部材は、前記第2部分と前記第1部分との間の回動を規制する。前記第1押圧部材は、前記規制部材を押圧し、前記第2部分と前記第1部分との間の回動を可能にする。前記第1付勢部材は、前記踏込部材の踏込によって前記第2部分が前記支軸を中心として回動する方向に対して逆方向に前記第2部分を付勢する。
本発明に係るアクセルペダル、ペダル構造、及び車両によれば、簡素な機械的構成で車両の急発進を防止できる。
本発明の実施形態に係る車両の構成を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るペダル構造の構成を示す側面図である。 本発明の実施形態に係るペダル構造の構成を示す平面図である。 第1構造の構成を示す側面図である。 第1構造の構成を示す平面図である。 第2構造の構成を示す側面図である。 第2構造の構成を示す平面図である。 第3構造の構成を示す側面図である。 第3構造の構成を示す平面図である。 第2部分と第1部分との間の回動が規制された状態を示す拡大側面図である。 第2部分と第1部分との間の回動が可能にされた状態を示す拡大側面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面(図1〜図11)を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
まず、図1を参照して本発明の実施形態に係る車両VEの構成について説明する。図1は、車両VEの構成を示す平面図である。図1に示すように、車両VEは、ペダル構造100、エンジン5、ブレーキ6、車輪7、車体8及びECU(Electronic Control Unit)9を備える。
ペダル構造100は、アクセルペダルPA及びブレーキペダル4を有する。アクセルペダルPAは、車両VEを発進又は加速する場合に、運転者によって踏み込まれる。ブレーキペダル4は、車両VEを減速又は停止する場合に、運転者によって踏み込まれる。
エンジン5は、駆動力伝達構造を介して車輪7を駆動する。アクセルペダルPAが踏み込まれる程、エンジン5のスロットル開度が増大する。また、エンジン5のスロットル開度が増大する程、エンジン5に多量の燃料が供給される。燃料は、例えば、ガソリンを示す。スロットル開度が増大する程、エンジン5の発生するトルク及びエンジン5の回転速度の少なくとも一方が増大する。その結果、車両VEが発進又は加速する。
ブレーキ6は、車輪7の回転速度を減速又は停止する。具体的には、ブレーキ6は、ディスク61と押圧部62とを備える。ディスクは、略円板状に形成され、車輪7と一体に回転する。押圧部62は、ディスク61の2つの主面を押圧する。ブレーキペダル4が踏み込まれる程、押圧部62によるディスク61への押圧力が増大する。その結果、車両VEが減速又は停止する。
車輪7は、車体8を支持する。車輪7は、回転自在に車体8に配置される。本発明の実施形態では、4つの車輪7が車体8に配置されている。車輪7の回転速度を増減することによって、車両VEを加減速する。具体的には、運転者はアクセルペダルPAを踏み込むことによって、エンジン5のスロットル開度を増大し、車輪7の回転速度を増大する。また、運転者はブレーキペダル4を踏み込むことによって、車輪7の回転速度を減少する。
車体8は、ペダル構造100、エンジン5、ブレーキ6及びECU9を収容する。また、運転者は、車体8の内部に搭乗する。
ECU9は、アクセルペダルPAからの信号に基づき、エンジン5のスロットル開度を制御する。具体的には、ECU9は、アクセルペダルPAに踏込量に応じてエンジン5のスロットル開度を制御する。また、ECU9は、ブレーキペダル4からの信号に基づき、ブレーキ6を制御する。具体的には、ECU9は、ブレーキペダル4の踏込量に応じて押圧部62によるディスク61の押圧力を増大する。
次に、図1〜図3を参照して本発明の実施形態に係るペダル構造100の構成について説明する。図2は、ペダル構造100の構成を示す側面図である。図3は、ペダル構造100の構成を示す平面図である。図2及び図3に示すように、ペダル構造100は、アクセルペダルPA及びブレーキペダル4に加えて、第3構造3を更に備える。アクセルペダルPAは、第1構造1と第2構造2とを含む。図2では、図面の簡略化のため、ブレーキペダル4の記載を省略している。
第1構造1は、第2構造2によって回動自在に支持される。第1構造1は、踏込部材11、第1アームAM、連結部材10、規制部材14及び第1付勢部材17を備える。
踏込部材11は、第1アームAM(第1部分12)によって支持される。踏込部材11は、略平板状に形成され、ユーザーによって踏み込まれる。具体的には、ユーザーは、エンジン5のスロットル開度を増大する場合に、踏込部材11を右足で踏み込む。例えば、ユーザーは、車両VEを発進する場合、又は車両VEを加速する場合に、踏込部材11を踏み込む。
第1アームAMは、第2構造2によって回動自在に支持される。第1アームAMは、第1部分12、第2部分13及び支軸16を有する。第1アームAMは、「アーム」の一例に相当する。
第1部分12は、踏込部材11を支持する。第1部分12は、略円柱状の部材で形成される。第2部分13は、第1部分12に回動可能に連結される。第2部分13は、略円柱状の部材で形成される。第2部分13は、端部132を有する。
端部132には、ワイヤーの一方の端部が固定されている。第2部分13が支軸16を中心として、図2に方向D2で示すように反時計回りに回動することによって、ワイヤーが、車体8に固定されたワイヤードラムから引き出される。その結果、エンジン5のスロットルの開度が増大する。
規制部材14は、第2部分13と第1部分12との間の回動を規制する。具体的には、規制部材14は、第2部分13と第1部分12との間の回動を禁止する。第2部分13と第1部分12との間の回動を規制部材14が禁止する場合には、第1部分12と第2部分13とは一体として支軸16を中心に回動する。図2及び図3では、規制部材14が第2部分13と第1部分12との間の回動を規制している状態を示す。
更に具体的には、踏込部材11が方向F1に踏み込まれると、第1部分12は、支軸16を中心として方向D1で示す反時計回りに回動する。そして、第2部分13は、支軸16を中心として方向D2で示す反時計回りに回動する。
連結部材10は、第1部分12と第2部分13とを回動可能に連結する。具体的には、第2部分13と第1部分12との間の回動を規制部材14が禁止しない場合には、第1部分12は、連結部材10を介して第2部分13に対して回動する。
第1付勢部材17は、踏込部材11の踏込によって第2部分13が支軸16を中心として回動する方向D2に対して逆方向に第2部分13を付勢する。具体的には、第1付勢部材17は、方向F2で示すように第2部分13を壁板W1に近接する方向に付勢する。壁板W1は、車体8の一部であり、運転者の足元の前方(車両VEの進行方向)に配置される。
第1構造1の詳細な構成については、図4及び図5を参照して説明する。
次に、第2構造2について説明する。第2構造2は、壁板W1に固定され、第1構造1を支持する。第2構造2は、固定部材21、第1支持部材22、第2支持部材23及びアーム25を備える。
固定部材21は、略平板状の部材であり、壁板W1に固定される。具体的には、固定部材21は、ボルトによって壁板W1に固定される。また、固定部材21は、第1支持部材22及び第2支持部材23を支持する。
第1支持部材22は、略平板状の部材であり、固定部材21に立設される。第1支持部材22は、壁板W1から離間する方向に延びる。第1支持部材22は、第1押圧部材221を有する。第1押圧部材221は、規制部材14を押圧し、第2部分13と第1部分12との間の回動を可能にする。第1押圧部材221の詳細な構成については、図7及び図8を参照して後述し、第1押圧部材221の動作については、図10及び図11を参照して後述する。
第2支持部材23は、略平板状の部材であり、固定部材21に壁板W1から離間する方向に立設される。第2支持部材23は、壁板W1に沿って延びる。第2支持部材23は、支軸16を回動自在に支持する。
アーム25は、略棒状の部材であり、第1部分12を支持する。具体的には、第2部分13と第1部分12との間の回動を規制部材14が禁止しない場合には、第1部分12は、連結部材10を介して第2部分13に対して回動する。この場合に、アーム25の上面が第1部分12の下面に当接して、アーム25が第1部分12を支持する。
次に、第3構造3について説明する。第3構造3は、第1部分12の回動に連動してブレーキペダル4を押圧する。第3構造3は、固定部材31、第2アーム32及び連結部材33を備える。第3構造3は、「第2押圧部材」に相当する。
固定部材31は、略板状の部材であり、図3に示すように、車両VEの壁板W2に固定される。壁板W2は、車体8の一部であり、運転者の足元の右方(車両VEの進行方向に直交する方向)に配置される。
第2アーム32は、略棒状の部材であり、一方の端部が固定部材31に回動自在に係合される。第2アーム32の他方の端部は、図3に示すようにブレーキペダル4を押圧する。
連結部材33は、アーム25と第2アーム32とを連結し、第1部分12の回動に応じて、ブレーキペダル4を押圧する方向に第2アーム32を回動する。具体的には、第2部分13と第1部分12との間の回動が可能である状態では、アーム25は第1部分12を支持する。よって、第1部分12に回動に応じて、アーム25が回動する。そして、アーム25の回動に応じて、連結部材33を介して第2アーム32が回動する。
第3構造3の詳細な構成については、図8及び図9を参照して説明する。
次に、ブレーキペダル4について説明する。ブレーキペダル4は、踏込部材41及びアーム42を有する。踏込部材41は、ユーザーによって踏み込まれる。具体的には、ユーザーは、車両VEを減速する場合、又は停止する場合に、踏込部材41を右足で踏み込む。
アーム42は、踏込部材41を支持する。また、アーム42は、支軸を中心に回動する。具体的には、踏込部材41がユーザーによって踏み込まれた場合に、アーム42は支軸を中心に回動する。そして、アーム42の回動角に応じた押圧力で、ディスク61を押圧部62が押圧する。その結果、車両VEが減速又は停止する。
以上、図1〜図3を参照して説明したように、本発明の実施形態では、第1アームAMは、踏込部材11を支持する第1部分12と、第1部分12に回動可能に連結される第2部分13とを含む。規制部材14は、第2部分13と第1部分12との間の回動を規制する。規制部材14が第2部分13と第1部分12との間の回動を規制している場合には、踏込部材11のユーザーによる踏み込みに応じて、第1部分12と第2部分13とが一体に支軸16を中心として回動する。また、ユーザーがアクセルペダルPAの踏込部材11をブレーキペダル4と間違って踏み込む場合には、踏込部材11のユーザーによる踏み込み量が車両VEを通常走行する時と比較して大きい。そして、第1押圧部材221が規制部材14を押圧するため、第2部分13が第1部分12に対して回動可能になる。その結果、第1付勢部材17からの付勢力によって第2部分13が第1部分12に対して回動し、エンジン5がアイドリング状態に戻る。したがって、簡素な機械的構成で車両VEの急発進を防止できる。
また、ユーザーが踏込部材11をブレーキペダル4と間違って踏み込む場合には、第2部分13が第1部分12に対して回動可能になる。そして、第1部分12の回動に応じて、第2アーム32がブレーキペダル4(アーム42)を押圧する。したがって、ユーザーが踏込部材11をブレーキペダル4と間違って踏み込む場合に、簡素な機械的構成で車両VEを停止できる。
更に、第1部分12の回動に応じて、連結部材33は、ブレーキペダル4を押圧する方向に第2アーム32を回動する。また、第2アーム32の一方の端部が壁板W2に回動自在に支持され、第2アーム32の他方の端部がブレーキペダル4を押圧する。よって、第1部分12の回動に応じて、第2アーム32がブレーキペダル4(アーム42)を押圧する。したがって、ユーザーが踏込部材11をブレーキペダル4と間違って踏み込む場合に、簡素な機械的構成で確実に車両VEを停止できる。
次に、図1〜図5を参照して、第1構造1の構成について詳細に説明する。図4は、第1構造1の構成を示す側面図である。図5は、第1構造1の構成を示す平面図である。
図4に示すように、第1部分12は、端部121、端部122及び第1係合部材123を有する。端部121は、「一方の端部」に相当し、端部122は、「他方の端部」に相当する。第2部分13は、端部131及び接続部133を更に有する。端部131は、「一方の端部」に相当する。
端部121は、踏込部材11に固定され、踏込部材11を支持する。具体的には、端部121は、踏込部材11に溶接で固定される。端部122は、連結部材10に連結される。第1係合部材123は、端部122に配置される。また、第1係合部材123は、楔型に形成される。
図4及び図5に示すように、第1構造1は、第2付勢部材15を更に備える。また、規制部材14は、支持部材141及び揺動部材142を有する。支持部材141は、第2部分13に固定され、揺動部材142を揺動可能に支持する。具体的には、支持部材141は、第2部分13に溶接で固定される。
揺動部材142は、第2部分13の軸方向に沿って延びる略平板状の部材であり、支持部材141を中心に揺動可能に構成される。揺動部材142は、第2係合部材143と押圧部144とを有する。
第2係合部材143は、揺動部材142の第1部分12と近接する側の端部に配置され、第1係合部材123と係合する。第2係合部材143は、楔型に形成される。第2係合部材143が第1係合部材123と係合することによって、第1部分12と第2部分13とが一体として支軸16を中心に回動する。すなわち、第2係合部材143が第1係合部材123と係合することによって、規制部材14が、第1部分12と第2部分13との間の回動を規制する。
押圧部144は、揺動部材142の第1部分12から離間する側の端部に形成され、第1押圧部材221によって図4の方向F4で示す方向に押圧される。その結果、第2係合部材143と第1係合部材123とが係合が外れ、第1部分12が第2部分13に対して回動可能になる。すなわち、第1押圧部材221が押圧部144を押圧することによって、第2係合部材143と第1係合部材123とが係合が外れ、第1部分12と第2部分13との間の回動が可能になる。
第2付勢部材15は、第2係合部材143が第1係合部材123と近接する方向に揺動部材142を付勢する。第2付勢部材15は、リテーナ151を有する。具体的には、リテーナ151は、揺動部材142の押圧部144と離間する側を、方向F3で示すように第2部分13に向かう方向に付勢する。リテーナ151は、例えば、バネによって第2部分13に向かう方向に付勢される。
第2付勢部材15が揺動部材142を付勢するため、押圧部144が第1押圧部材221によって押圧されていない場合には、第2係合部材143と第1係合部材123との係合が外れない。
以上、図1〜図5を参照して説明したように、本発明の実施形態では、揺動部材142は、支持部材141を支点として揺動する。また、第1係合部材123が、第2係合部材143と係合することによって、第2部分13と第1部分12との間の回動を禁止する。そして、第1押圧部材221が押圧部144を押圧した場合には、第1係合部材123と第2係合部材143との係合が外れ、第2部分13と第1部分12との間の回動が可能になる。したがって、規制部材14及び第1押圧部材221を簡素な構成で実現できる。
また、第2付勢部材15は、揺動部材142の第1部分12と近接する側を第2部分13に向かう方向に付勢する。よって、第1係合部材123と第2係合部材143との係合が外れることを抑制できる。したがって、車両VEを通常走行する場合に、ユーザーがアクセルペダルPAの踏込部材11を踏み込む際に、第1係合部材123と第2係合部材143との係合が外れることを抑制できる。
次に、図1〜図3、図6及び図7を参照して、第2構造2の構成について詳細に説明する。図6は、第2構造2の構成を示す側面図である。図7は、第2構造2の構成を示す平面図である。
図6に示すように、第2構造2は、固定部材21、第1支持部材22、第2支持部材23及びアーム25に加えて、第3支持部材24及びバネ部材26を更に備える。
第2支持部材23は、固定部材21に固定される。具体的には、第2支持部材23は、ボルトで固定部材21に固定される。また、図7に示すように、第2支持部材23は、固定部材21の幅方向の両側に立設される。固定部材21の幅方向は、固定部材21の長手方向と直交する方向を示す。すなわち、一対の第2支持部材23は、固定部材21を挟んで対向して配置されている。一対の第2支持部材23は、それぞれ挿通孔231を有する。一対の挿通孔231には、支軸16が回動自在に挿通される。
第3支持部材24は、矩形状の板状部材であり、固定部材21に立設される。具体的には、第3支持部材24は、ボルトで固定部材21に固定される。固定部材21と第2支持部材23と第3支持部材24とは一体に形成される。第3支持部材24は、壁板W1から離間する方向に延びる。第3支持部材24は、係合孔241及び支軸242を有する。係合孔241には、バネ部材26の一方の端部が係合されている。支軸242は、アーム25を回動自在に支持する。第3支持部材24は、バネ部材26を介してアーム25を支持する。
アーム25は、第1部分12を支持する。アーム25は、係合孔251及び支持部材252を有する。アーム25は、支軸242によって回動自在に支持される。また、アーム25は、バネ部材26を介して第3支持部材24によって支持される。係合孔251には、バネ部材26の他方の端部が係合される。
支持部材252は、略L字状に形成された棒状部材であり、第1部分12を支持する。支持部材252は、アーム25の支軸242から離間する端部に配置される。具体的には、第2部分13と第1部分12との間の回動が可能になった場合に、第1部分12は、連結部材10を中心に回動自在にされ、支持部材252が第1部分12を支持する。
規制部材14が第2部分13と第1部分12との間の回動を禁止している状態では、第1付勢部材17によって踏込部材11の踏込方向(方向F1)と逆方向に踏込部材11が付勢されている。一方、第2部分13と第1部分12との間の回動が可能である状態では、第1付勢部材17の付勢力は踏込部材11に作用しない。第2部分13と第1部分12との間の回動が可能である状態で、アーム25が第1部分12を支持するように構成されている。
以上、図1〜図3、図6及び図7を参照して説明したように、本発明の実施形態では、規制部材14が第2部分13と第1部分12との間の回動を禁止しているときには、第1付勢部材17が踏込部材11の踏込方向(方向F1)と逆方向に踏込部材11を付勢する。一方、第2部分13と第1部分12との間の回動が可能であるときに、アーム25が第1部分12を支持し、バネ部材26が踏込部材11の踏込方向(方向F1)と逆方向に踏込部材11を付勢する。したがって、第2部分13と第1部分12との間の回動が可能であるときにも、ユーザーは踏込部材11をスムーズに踏み込むことができる。
換言すれば、第2部分13と第1部分12との間の回動が可能であるときに、仮に踏込部材11が付勢されない場合には、踏込部材11が高速で回動する可能性がある。その結果、踏込部材11が高速で床板に当接し、床板が損傷を受ける可能性がある。本発明の実施形態では、第2部分13と第1部分12との間の回動が可能であるときに、アーム25が第1部分12を支持し、踏込部材11にバネ部材26の付勢力が作用するため、床板が損傷を受けることを抑制できる。
また、一対の第3支持部材24が、固定部材21を挟んで対向して配置され、一対の挿通孔231に支軸16が回動自在に挿通されるため、支軸16を壁板W1と平行に支持できる。したがって、第1アームAMが、支軸16に対して垂直な面内でスムーズに回動できる。
次に、図1〜図3、図8及び図9を参照して、第3構造3の構成について詳細に説明する。図8は、第3構造3の構成を示す側面図である。図9は、第3構造3の構成を示す平面図である。図8及び図9に示すように、固定部材31、第2アーム32及び連結部材33を備え、連結部材33は、ピロボールジョイント331、係合部材332及び接続部材333を有する。連結部材33は、アーム25と第2アーム32とを連結する。
ピロボールジョイント331は、第2アーム32のアーム25と対向する位置に固定される。ピロボールジョイント331は、接続部材333を任意の方向に回動可能に支持する。ピロボールジョイント331は、「ボールジョイント」の一例に相当する。
係合部材332は、略矩形状の板状部材であり、アーム25の第2アーム32と対向する位置に係合される。係合部材332は、例えば、アーム25にボルトで固定される。
接続部材333は、棒状部材であり、ピロボールジョイント331と係合部材332とを接続する。具体的には、接続部材333の一方の端部は、ピロボールジョイント331に係止され、接続部材333の他方の端部は、係合部材332に係止される。
また、第2アーム32は、押圧部材321を有する。押圧部材321は、第2アーム32の固定部材31と離間する端部に配置され、第1部分12の回動に応じて、ブレーキペダル4を押圧する。具体的には、第1部分12の回動に応じてアーム25が回動する。そして、アーム25の回動に応じて、連結部材33を介して第2アーム32が回動する。その結果、押圧部材321がブレーキペダル4を押圧する。
以上、図1〜図3、図8及び図9を参照して説明したように、本発明の実施形態では、連結部材33は、ピロボールジョイント331を含む。また、第1部分12が第2部分13に対して回動するときには、第1部分12の回動に応じてアーム25が回動し、アーム25の回動に応じて連結部材33を介して第2アーム32が回動する。連結部材33がピロボールジョイント331を含むため、ユーザーが踏込部材11を踏み込む方向に応じてアーム25の回動軌跡が変化する場合でも、ブレーキペダル4(アーム42)を押圧する方向に第2アーム32を確実に回動できる。したがって、ユーザーが踏込部材11をブレーキペダル4と間違って踏み込む場合に、ブレーキペダル4を確実に押圧できる。その結果、車両VEを確実に停止できる。
次に、図1〜図3、図10及び図11を参照して、規制部材14と第1押圧部材221との動作について説明する。図10は、第2部分13と第1部分12との間の回動が規制された状態を示す拡大側面図である。
図10に示すように、第1係合部材123は、第2係合部材143と係合している。第1係合部材123は、第1部分12の端部122に形成される。第2係合部材143は、揺動部材142の第1部分12と近接する側の端部に形成される。揺動部材142は、支持部材141を中心に揺動可能に構成される。支持部材141は、第2部分13に固定される。また、支軸16は、第2部分13を回動自在に支持する。支軸16は、第2支持部材23に回動自在に支持される。第2支持部材23は、第1支持部材22を介して壁板W1に固定されている。このような構成を有するため、第1部分12と第2部分13とは一体に支軸16を中心として回動する。
第1押圧部材221は、第1支持部材22の壁板W1から離間する側の端部に形成されている。具体的には、第1押圧部材221は、第2部分13が支軸16を中心として所定位置まで回動したときに、規制部材14(押圧部144)を押圧する。所定位置は、車両VEを通常走行する場合にユーザーがアクセルペダルPAを最大限に踏み込む位置を超えて、ユーザーがアクセルペダルPAを更に踏み込むときの第2部分13の位置に対応する。すなわち、ユーザーがアクセルペダルPAを最大限に踏み込む時の第2部分13の位置に到達し、更にアクセルペダルPAを踏み込むときに、第1押圧部材221は押圧部144に当接して押圧部144を押圧する。
第1押圧部材221が押圧部144を押圧することによって、リテーナ151からの付勢力に抗して、押圧部144が第2部分13に近接する方向に揺動部材142が揺動する。その結果、第1係合部材123と第2係合部材143との係合が外れる。
以上、図1〜図3、図10及び図11を参照して説明したように、本発明の実施形態では、第1押圧部材221は、壁板W1に固定される。また、第2部分13が支軸16を中心として所定位置まで回動したときに、第1押圧部材221は押圧部144を押圧する。よって、所定位置を適正な位置に配置することによって、ユーザーが踏込部材11をブレーキペダル4と間違って踏み込む場合に、第1押圧部材221が押圧部144を押圧する。そして、押圧部144が第2部分13に近接する方向に揺動部材142が揺動し、第1係合部材123と第2係合部材143との係合が外れ、第2部分13と第1部分12との間の回動を可能にする。その結果、第1付勢部材17からの付勢力によって第2部分13が第1部分12に対して回動し、エンジン5がアイドリング状態に戻る。したがって、車両VEの急発進を更に確実に防止できる。
また、所定位置は、車両VEを通常走行する場合にユーザーがアクセルペダルPAを最大限に踏み込む位置を超えて、ユーザーがアクセルペダルPAを更に踏み込むときの第2部分13の位置に対応する。したがって、車両VEを通常走行する場合に、ユーザーがアクセルペダルPAの踏込部材11を踏み込む際に、第1係合部材123と第2係合部材143との係合が外れることを適正に抑制できる。
図11は、第2部分13と第1部分12との間の回動が可能にされた状態を示す拡大側面図である。図11に示すように、第1係合部材123と第2係合部材143との係合が外れることによって、第2部分13と第1部分12との間の回動が可能になる。その結果、第2部分13と第1部分12とは別々に回動可能になる。すなわち、第2部分13は支軸16を中心に回動し、第1部分12は、連結部材10を中心に回動する。
第1部分12は、踏込部材11をユーザーが踏み込んでいるため、連結部材10を中心に方向D3で示す反時計回りに回動する。第2部分13は、第1部分12からの力が作用しないため、第1付勢部材17の付勢力によって支軸16を中心として方向D4で示す時計回りに回動する。その結果、エンジン5がアイドリング状態に戻る。
また、第1部分12が連結部材10を中心に方向D3で示す反時計回りに回動するため、踏込部材11がアーム25を押し下げる。その結果、バネ部材26が延ばされる。そして、バネ部材26がアーム25を介して踏込部材11を付勢する付勢力が増大する。
以上、図1〜図3、図10及び図11を参照して説明したように、本発明の実施形態では、ユーザーがアクセルペダルPAの踏込部材11をブレーキペダル4と間違って踏み込む場合には、第1押圧部材221が規制部材14を押圧し、第2部分13と第1部分12との間の回動を可能にする。したがって、踏込部材11が踏み込まれて第1部分12が踏込方向(方向D3)に回動した場合でも、第1付勢部材17によって第2部分13が支軸16を中心として方向D4で示す時計回りに回動するため、第2部分13は初期位置に戻る。その結果、エンジン5をアイドリング状態に戻すことができる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(4))。図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1を参照して説明したように、本発明の実施形態では、車両VEがエンジン5によって駆動されるが、本発明はこれに限定されない。車両VEが駆動源を備えればよい。車両VEが、例えばモーターによって駆動されてもよい。また、車両VEが、例えばモーター及びエンジンによって駆動されてもよい。
(2)図1〜図3を参照して説明したように、本発明の実施形態では、ペダル構造100が、アクセルペダルPA、第3構造3及びブレーキペダル4を備えるが、本発明はこれに限定されない。ペダル構造100が、アクセルペダルPAを備えればよい。すなわち、ペダル構造100が、第3構造3を備えなくてもよい。
(3)図1〜図3及び図5及び図6を参照して説明したように、本発明の実施形態では、アクセルペダルPAが、第3支持部材24、アーム25及びバネ部材26を備えるが、本発明はこれに限定されない。アクセルペダルPAが、第3支持部材24、アーム25及びバネ部材26を備えなくてもよい。
(4)図1〜図3及び図5及び図6を参照して説明したように、本発明の実施形態では、第1押圧部材221が、第1支持部材22を介して壁板W1に固定されているが本発明はこれに限定されない。第1押圧部材221の位置を調整可能に構成されていてもよい。この場合には、車両VEを通常走行する場合にユーザーがアクセルペダルPAを最大限に踏み込む時の第2部分13の位置に応じて、第1押圧部材221の位置を調整できる。
本発明は、アクセルペダル、ペダル構造、及び車両の分野に利用可能である。
VE 車両
100 ペダル構造
PA アクセルペダル
1 第1構造
10 連結部材
11 踏込部材
AM アーム(第1アーム)
12 第1部分
123 第1係合部材
13 第2部分
14 規制部材
141 支持部材
142 揺動部材
143 第2係合部材
144 押圧部
15 第2付勢部材
151 リテーナ
16 支軸
17 第1付勢部材
2 第2構造
21 固定部材
22 第1支持部材
221 第1押圧部材
23 第2支持部材
231 挿通孔
24 第3支持部材
25 アーム
26 バネ部材
3 第3構造(第2押圧部材)
31 固定部材
32 アーム(第2アーム)
33 連結部材
331 ピロボールジョイント(ボールジョイント)
4 ブレーキペダル
41 踏込部材
42 アーム
5 エンジン
6 ブレーキ
61 ディスク
62 押圧部
7 車輪
8 車体
W1、W2 壁板

Claims (11)

  1. ユーザーによって踏み込まれる踏込部材と、
    前記踏込部材を支持する第1部分と、前記第1部分に回動可能に連結される第2部分と、前記第2部分を回動自在に支持する支軸とを含むアームと、
    前記第2部分と前記第1部分との間の回動を規制する規制部材と、
    前記規制部材を押圧し、前記第2部分と前記第1部分との間の回動を可能にする第1押圧部材と、
    前記踏込部材の踏込によって前記第2部分が前記支軸を中心として回動する方向に対して逆方向に前記第2部分を付勢する第1付勢部材と
    を備える、アクセルペダル。
  2. 前記アームは、前記第1部分と前記第2部分とを回動自在に連結する連結部材を更に含み、
    前記第1部分の一方の端部は、前記踏込部材を支持し、
    前記第1部分の他方の端部は、前記連結部材に連結され、
    前記第2部分の一方の端部は、前記連結部材に連結され、
    前記第2部分の他方側は、前記第1付勢部材と係合される、請求項1に記載のアクセルペダル。
  3. 前記規制部材は、前記第2部分に配置された支持部材と、前記支持部材を支点として揺動可能に構成された揺動部材とを含み、
    前記揺動部材は、前記第2部分の軸方向に沿って配置され、
    前記第1部分は、前記第2部分に近接する側の端部に第1係合部材を備え、
    前記揺動部材は、前記第1部分と近接する側の端部に、前記第1係合部材と係合する第2係合部材を備え、
    前記第1押圧部材が前記揺動部材の前記第1部分と離間する側を押圧した場合には、前記第1係合部材と前記第2係合部材との係合が外れる、請求項1又は請求項2に記載のアクセルペダル。
  4. 前記規制部材は、前記第2係合部材が前記第1係合部材と近接する方向に前記揺動部材を付勢する第2付勢部材を更に含む、請求項3に記載のアクセルペダル。
  5. 前記第1押圧部材は、当該アクセルペダルが搭載される車両の車体に固定され、前記第2部分が前記支軸を中心として所定位置まで回動したときに、前記規制部材を押圧する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアクセルペダル。
  6. 前記所定位置は、前記車両を通常走行する場合にユーザーが前記アクセルペダルを最大限に踏み込む位置を超えて、ユーザーが前記アクセルペダルを更に踏み込むときの前記第2部分の位置に対応する、請求項5に記載のアクセルペダル。
  7. アクセルペダルと、
    ブレーキペダルと、
    を備える、ペダル構造であって、
    前記アクセルペダルは、
    ユーザーによって踏み込まれる踏込部材と、
    前記踏込部材を支持する第1部分と、前記第1部分に回動可能に連結される第2部分と、前記第2部分を回動自在に支持する支軸とを含む第1アームと、
    前記第2部分と前記第1部分との間の回動を規制する規制部材と、
    前記規制部材を押圧し、前記第2部分と前記第1部分との間の回動を可能にする第1押圧部材と、
    前記踏込部材の踏込によって前記第2部分が前記支軸を中心として回動する方向に対して逆方向に前記第2部分を付勢する第1付勢部材と
    を備える、ペダル構造。
  8. 前記第1部分の回動に応じて、前記ブレーキペダルを押圧する第2押圧部材を更に備える、請求項7に記載のペダル構造。
  9. 前記第2押圧部材は、
    前記ペダル構造が搭載される車両の壁面に一方の端部が回動自在に支持され、他方の端部が前記ブレーキペダルを押圧する第2アームと、
    前記第1部分と前記第2アームとを連結し、前記第1部分の回動に応じて前記ブレーキペダルを押圧する方向に前記第2アームを回動する連結部材と
    を備える、請求項8に記載のペダル構造。
  10. 前記連結部材は、ボールジョイントを含む、請求項9に記載のペダル構造。
  11. アクセルペダルが搭載された車両であって、
    前記アクセルペダルは、
    ユーザーによって踏み込まれる踏込部材と、
    前記踏込部材を支持する第1部分と、前記第1部分に回動可能に連結される第2部分と、前記第2部分を回動自在に支持する支軸を含むアームと、
    前記第2部分と前記第1部分との間の回動を規制する規制部材と、
    前記規制部材を押圧し、前記第2部分と前記第1部分との間の回動を可能にする第1押圧部材と、
    前記踏込部材の踏込によって前記第2部分が前記支軸を中心として回動する方向に対して逆方向に前記第2部分を付勢する第1付勢部材と
    を備える、車両。
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