JP2018203057A - 車両内装部材の取付装置 - Google Patents
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Abstract
Description
保持孔が貫通するように設けられ、車両内装部材本体に連なるベース部材と、
対向配置された2つの係止片を有し、一端が繋がる両係止片の開放端側を前記保持孔に差し込んで前記ベース部材に取り付けられると共に、該係止片の連結端側を車体に設けられた取付孔に差し込んで該車体に取り付けられる係合部材と、
前記保持孔に取り付けられた前記係合部材の両係止片の間に差し込まれる保持部材とを備え、
前記係止片は、
該係止片の開放端側に設けられ、前記保持孔の対向する壁面から内側へ突出するよう形成された保持凸部を受け入れ可能な保持開口部と、
前記保持開口部における該係止片の開放端側の開口縁に、外側へ延出するように設けられ、該保持開口部に嵌まった前記保持凸部との係止により前記係合部材の前記連結端側への移動を規制する保持爪とを備えていることを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、ベース部材の保持凸部を係合部材の保持開口部に嵌め合わせるだけでなく、保持開口部における係止片の開放端側の開口縁に設けられた保持爪が保持凸部において係合部材の挿脱方向と交差する壁面に係止するように、係合部材とベース部材とが取り付けられる。このように、保持開口部の開口縁から外側へ延出する保持爪が保持凸部に係止する構成とすることで、係合部材からベース部材がより外れ難くすることができる。従って、取付装置を車体に取り付けた際に、取付装置を引っ張ったときの耐荷重を向上することができると共に、近傍に配置されたエアバッグが展開したときなどのように外力が加わっても、取付装置が車体から外れることを防止できる。
前記両係止片の間に差し込んだ前記保持部材により該係止片の間隔を拡開させて、前記保持爪を前記保持凸部の根元側に配置していることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、両係止片の間に差し込んだ保持部材によって、保持爪を保持凸部の根元側に配置しているので、係合部材からベース部材をより外れ難くすることができる。
請求項3に係る発明によれば、保持爪が係合部材における両係止片の開放端側から連結端側に向かうにつれて外側へ延出するように形成されているので、係合部材における係止片の開放端部を開放端側から保持孔に差し込んだ際に、保持爪の傾斜によって両係止片を内側へ変形するように案内することができる。これにより、ベース部材に対する係合部材の取り付けをより容易にすることができる。
前記係合部材において対向する両係止片の対向方向および該両係止片の開放端側から連結端側に向けた延在方向と交差する方向に並ぶように設けられ、該両係止片の間に差し込まれて、該係止片を内側から支持する一対の差込部と、
前記一対の差込部の間に渡して設けられた梁部とを備えていることを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、梁部によって差込部を支持しているので、両係止片を支持する差込部の剛性を向上させることができる。
前記両差込部の基端部に設けられ、前記保持孔に取り付けられた前記係合部材の両係止片の間に該両差込部を差し込んだ際に、該保持孔を塞ぐ被覆部と、
前記両差込部の外面から互いに反対向きに突出するようにそれぞれ形成され、該保持部材を前記ベース部材に取り付けた際に、前記保持孔における前記保持凸部が設けられた壁面と異なる壁面に当たる位置決め部と、
前記位置決め部より前記差込部の先端部側に位置して、両差込部の外面から互いに反対向きに突出するようにそれぞれ形成され、該保持部材を前記ベース部材に取り付けた際に前記保持孔に設けられた抜止受部に引っ掛かる抜止部とを備え、
前記梁部は、前記位置決め部と前記抜止部との間に配置されていることを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、保持部材の位置決め部が保持孔の壁面に当たることで、ベース部材に対して保持部材を位置決めすることができる。また、保持孔の壁面に位置決め部が当たる構成としても、位置決め部が設けられた差込部が梁部によって支持されているので、保持孔の壁面と位置決め部との当たりによる位置決め状態を適切に保持できる。
該係止片の連結端側に設けられた取付開口部と、
前記取付開口部における該係止片の連結端側の開口縁に基端が連なると共に、該係止片の連結端側から開放端側に向かって延出し、対向する他方の係止片から離れる外側へ先端側が開くように形成された取付片と、
前記取付片の先端側に外側へ開口する凹状に設けられ、前記取付孔の開口縁を受け入れ可能な掛止部と、
前記掛止部における前記取付片の基端側の開口縁から該取付片の延出方向に沿って突出するように設けられ、該掛止部に嵌まった前記取付孔の開口縁裏面に引っ掛かる受片とを備え、
前記係合部材は、前記取付孔の開口縁に前記掛止部を嵌め合わせた前記取付片の先端部が、該取付孔から表側に突出するように形成されていることを要旨とする。
請求項6に係る発明によれば、掛止部に嵌まった取付孔の開口縁裏面に、受片が引っ掛かる構成とすることで、車体から係合部材をより外れ難くすることができる。
前述した構成に限定されず、例えば以下のようにも変更することができる。
(1)実施例では、車両内装部材としてアシストグリップを挙げたが、サンバイザーやルームランプなどの取り付けに用いる取付装置にも適用可能である。
26 保持部材,28 保持孔,30 保持凸部,32 抜止受部,34 係止片,
36 保持開口部,38 保持爪,39 取付開口部,40 取付片,42 掛止部,
44 受片,46 差込部,50 第1梁部(梁部),52 第2梁部(梁部),
54 位置決め部,56 抜止部,S 車体,Sa 取付孔
Claims (6)
- 保持孔が貫通するように設けられ、車両内装部材本体に連なるベース部材と、
対向配置された2つの係止片を有し、一端が繋がる両係止片の開放端側を前記保持孔に差し込んで前記ベース部材に取り付けられると共に、該係止片の連結端側を車体に設けられた取付孔に差し込んで該車体に取り付けられる係合部材と、
前記保持孔に取り付けられた前記係合部材の両係止片の間に差し込まれる保持部材とを備え、
前記係止片は、
該係止片の開放端側に設けられ、前記保持孔の対向する壁面から内側へ突出するよう形成された保持凸部を受け入れ可能な保持開口部と、
前記保持開口部における該係止片の開放端側の開口縁に、外側へ延出するように設けられ、該保持開口部に嵌まった前記保持凸部との係止により前記係合部材の前記連結端側への移動を規制する保持爪とを備えている
ことを特徴とする車両内装部材の取付装置。 - 前記保持部材は、前記係合部材における両係止片の間隔よりも大きく形成され、
前記両係止片の間に差し込んだ前記保持部材により該係止片の間隔を拡開させて、前記保持爪を前記保持凸部の根元側に配置している請求項1記載の車両内装部材の取付装置。 - 前記保持爪は、前記係合部材における両係止片の開放端側から連結端側に向かうにつれて、自身が設けられた係止片と対向する他方の係止片から離れる外側へ延出するように形成されている請求項1または2記載の車両内装部材の取付装置。
- 前記保持部材は、
前記係合部材において対向する両係止片の対向方向および該両係止片の開放端側から連結端側に向けた延在方向と交差する方向に並ぶように設けられ、該両係止片の間に差し込まれて、該係止片を内側から支持する一対の差込部と、
前記一対の差込部の間に渡して設けられた梁部とを備えている請求項1〜3の何れか一項に記載の車両内装部材の取付装置。 - 前記保持部材は、
前記両差込部の基端部に設けられ、前記保持孔に取り付けられた前記係合部材の両係止片の間に該両差込部を差し込んだ際に、該保持孔を塞ぐ被覆部と、
前記両差込部の外面から互いに反対向きに突出するようにそれぞれ形成され、該保持部材を前記ベース部材に取り付けた際に、前記保持孔における前記保持凸部が設けられた壁面と異なる壁面に当たる位置決め部と、
前記位置決め部より前記差込部の先端部側に位置して、両差込部の外面から互いに反対向きに突出するようにそれぞれ形成され、該保持部材を前記ベース部材に取り付けた際に前記保持孔に設けられた抜止受部に引っ掛かる抜止部とを備え、
前記梁部は、前記位置決め部と前記抜止部との間に配置されている請求項4記載の車両内装部材の取付装置。 - 前記係止片は、
該係止片の連結端側に設けられた取付開口部と、
前記取付開口部における該係止片の連結端側の開口縁に基端が連なると共に、該係止片の連結端側から開放端側に向かって延出し、対向する他方の係止片から離れる外側へ先端側が開くように形成された取付片と、
前記取付片の先端側に外側へ開口する凹状に設けられ、前記取付孔の開口縁を受け入れ可能な掛止部と、
前記掛止部における前記取付片の基端側の開口縁から該取付片の延出方向に沿って突出するように設けられ、該掛止部に嵌まった前記取付孔の開口縁裏面に引っ掛かる受片とを備え、
前記係合部材は、前記取付孔の開口縁に前記掛止部を嵌め合わせた前記取付片の先端部が、該取付孔から表側に突出するように形成されている請求項1〜5の何れか一項に記載の車両内装部材の取付装置。
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