JP2018202758A - 液体吐出装置及び媒体変形抑制方法 - Google Patents

液体吐出装置及び媒体変形抑制方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装置本体の形状などに伴って媒体に波形状が生じることに伴う画質の低下を抑制する。
【解決手段】媒体を支持する支持部3と、支持部3に支持される媒体Mに液体を吐出可能な吐出部4と、媒体Mに生じた波形状15を検出するための検出パターン16を、吐出部4から液体を媒体Mに吐出させて形成させることが可能な制御部19と、を備え、制御部19は、検出パターン16に基づいて、媒体Mに許容値以上の波形状15が生じているか否かを判断し、媒体Mに許容値以上の波形状15が生じていると判断した場合は、媒体Mに生じた波形状15を軽減するための軽減動作を実行する液体吐出装置1。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体吐出装置及び媒体変形抑制方法に関する。
従来から、様々な液体吐出装置が使用されている。このうち、媒体を支持部で支持し、支持部で支持された該媒体に液体を吐出して画像を形成する液体吐出装置がある。
例えば、特許文献1には、記録用紙(媒体)をプラテン(支持部)で支持し、該プラテンで支持された該記録用紙に液体としてのインクを吐出するインクジェットプリンタ(液体吐出装置)が開示されている。
特開2013−212586号公報
媒体を支持部で支持する従来の液体吐出装置は、構成部材の公差や組立公差(すなわち、装置本体の形状)などに起因して、媒体に波形状(変形)が生じる場合がある。媒体に波形状が生じると、媒体と吐出部との間隔が一定ではなくなり、吐出部から吐出される液体が媒体の所望の着弾位置からずれて着弾する着弾ズレを生じ、該媒体の変形に伴う画質の低下を生じ得る。
特許文献1のインクジェットプリンタは、着弾ズレ検出パターンを形成し、その読み取り結果に基づく吐出タイミングでインクを吐出することが可能な構成になっている。しかしながら、媒体の変形を軽減させる構成ではないので、該媒体の変形に伴う画質の低下を十分には抑制できなかった。
そこで、本発明は、装置本体の形状などに伴って媒体に波形状が生じることに伴う画質の低下を抑制することを目的にする。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、媒体を支持する支持部と、前記支持部に支持される前記媒体に液体を吐出可能な吐出部と、前記媒体に生じた波形状を検出するための検出パターンを、前記吐出部から前記液体を前記媒体に吐出させて形成させることが可能な制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出パターンに基づいて、前記媒体に許容値以上の波形状が生じているか否かを判断し、前記媒体に許容値以上の波形状が生じていると判断した場合は、前記媒体に生じた波形状を軽減するための軽減動作を実行することを特徴とする。
本態様によれば、検出パターンに基づいて、媒体に許容値以上の波形状が生じていると判断した場合は、媒体に生じた波形状を軽減するための軽減動作を実行する。このため、軽減動作を実行することにより媒体に生じた波形状(媒体の変形)を軽減させることができ、装置本体の形状などに伴って媒体に波形状が生じることに伴う画質の低下を抑制することができる。
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様において、前記支持部は、前記媒体を吸引可能に構成されており、前記軽減動作は、前記支持部が前記媒体を吸引する吸引力を変更する吸引力変更動作を含むことを特徴とする。
本態様によれば、軽減動作は支持部が媒体を吸引する吸引力を変更する吸引力変更動作を含むので、吸引力を変更するという簡単な制御で、装置本体の形状などに伴って媒体に波形状が生じることに伴う画質の低下を抑制することができる。
本発明の第3の態様の液体吐出装置は、前記第2の態様において、前記媒体に張力を付与する張力付与部を備え、前記軽減動作は、前記張力付与部が前記媒体に付与する張力を変更する張力変更動作を含むことを特徴とする。
本態様によれば、軽減動作は張力付与部が媒体に付与する張力を変更する張力変更動作を含むので、媒体に張力を付与することで、効果的に、装置本体の形状などに伴って媒体に波形状が生じることに伴う画質の低下を抑制することができる。
本発明の第4の態様の液体吐出装置は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記媒体を押さえる押さえ部を備え、前記軽減動作は、前記押さえ部が前記媒体を押さえる荷重を変更する荷重変更動作を含むことを特徴とする。
本態様によれば、軽減動作は押さえ部が媒体を押さえる荷重を変更する荷重変更動作を含むので、媒体を押さえる荷重を変更することで、効果的に、装置本体の形状などに伴って媒体に波形状が生じることに伴う画質の低下を抑制することができる。
本発明の第5の態様の液体吐出装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記制御部は、前記軽減動作を所定回数実行しても前記媒体に許容値以上の波形状が生じていると判断した場合は、許容値以上の波形状が生じている前記媒体に前記吐出部から前記液体を吐出させて画像を形成しても該画像の品質の低下を抑制するための許容動作を実行することを特徴とする。
本態様によれば、軽減動作を所定回数実行しても媒体に許容値以上の波形状が生じている場合に許容動作を実行するので、媒体の波形状が十分には軽減できなかった場合でも、画質の低下を抑制することができる。
なお、軽減動作を実行する判断基準となる許容値と許容動作を実行する判断基準となる許容値とは同じであってもよいが異なっていてもよい。
本発明の第6の態様の液体吐出装置は、前記第5の態様において、前記許容動作は、前記吐出部と前記支持部との間隔を変更する間隔変更動作を含むことを特徴とする。
本態様によれば、許容動作は吐出部と支持部との間隔を変更する間隔変更動作を含むので、吐出部と支持部との間隔を変更することで、媒体の波形状が十分には軽減できなかった場合でも、画質の低下を抑制することができる。
本発明の第7の態様の液体吐出装置は、前記第5又は第6の態様において、前記許容動作は、前記吐出部からの前記液体の吐出タイミングを変更する吐出タイミング変更動作を含むことを特徴とする。
本態様によれば、許容動作は吐出部からの液体の吐出タイミングを変更する吐出タイミング変更動作を含むので、吐出部からの液体の吐出タイミングを変更することで、媒体の波形状が十分には軽減できなかった場合でも、画質の低下を抑制することができる。
本発明の第8の態様の液体吐出装置は、前記第7の態様において、前記吐出部は、往復移動しながら前記液体を吐出するよう構成され、前記吐出タイミング変更動作は、前記往復移動における往路及び復路で吐出される前記液体の吐出タイミングを変更することを特徴とする。
本態様によれば、吐出部は往復移動しながら液体を吐出するよう構成され、吐出タイミング変更動作は往復移動における往路及び復路で吐出される液体の吐出タイミングを変更する。このため、吐出部が往復移動しながら液体を吐出する構成において、媒体の波形状が十分には軽減できなかった場合でも、画質の低下を抑制することができる。
本発明の第9の態様の液体吐出装置は、前記第1から第8のいずれか1つの態様において、前記制御部は、前記軽減動作の実行に先立って、前記吐出部からの前記液体の吐出タイミングを調整するための吐出タイミング調整動作を実行することを特徴とする。
本態様によれば、軽減動作の実行に先立って吐出タイミング調整動作(例えば粗調整)を実行することができる。このため、軽減動作の精度を上げることができる。
本発明の第10の態様の液体吐出装置は、前記第1から第9のいずれか1つの態様において、前記検出パターンを読み取る読み取り部を備え、前記制御部は、前記読み取り部により読み取られた前記検出パターンの読み取り結果に基づいて、前記媒体に許容値以上の波形状が生じているか否かを判断することを特徴とする。
本態様によれば、検出パターンを読み取る読み取り部を備え、読み取り部により読み取られた検出パターンの読み取り結果に基づいて媒体に許容値以上の波形状が生じているか否かを判断するので、自動で検出パターンの読み取りと軽減動作とを実行することができる。
本発明の第11の態様の支持部の媒体変形抑制方法は、媒体を支持する支持部と、前記支持部に支持される前記媒体に液体を吐出可能な吐出部と、を備える液体吐出装置における媒体変形抑制方法であって、前記媒体に生じた波形状を検出するための検出パターンを、前記吐出部から前記液体を前記媒体に吐出させて形成させ、前記検出パターンを読み取り、前記検出パターンに基づいて、前記媒体に許容値以上の波形状が生じているか否かを判断し、前記媒体に許容値以上の波形状が生じていると判断した場合は、前記媒体に生じた波形状を軽減するための軽減動作を実行することを特徴とする。
本態様によれば、検出パターンに基づいて、媒体に許容値以上の波形状が生じていると判断した場合は、媒体に生じた波形状を軽減するための軽減動作を実行する。このため、軽減動作を実行することにより媒体に生じた波形状(媒体の変形)を軽減させることができ、装置本体の形状などに伴って媒体に波形状が生じることに伴う画質の低下を抑制することができる。
本発明の一実施例に係る印刷装置の概略側面図。 本発明の一実施例に係る印刷装置のブロック図。 本発明の一実施例に係る印刷装置の要部の概略正面図。 本発明の一実施例に係る印刷装置の要部の概略正面図。 本発明の一実施例に係る印刷装置で形成可能な検出パターンの概略図。 本発明の一実施例に係る印刷装置で形成可能な検出パターンの概略図。 本発明の一実施例に係る印刷装置で形成可能な検出パターンの概略図。 本発明の一実施例に係る印刷装置の要部の概略正面図。 本発明の一実施例に係る印刷装置の要部の概略正面図。 本発明の一実施例に係る印刷装置で形成可能な検出パターンの概略図。 本発明の一実施例に係る印刷装置で形成可能な検出パターンの概略図。 本発明の一実施例に係る印刷装置で形成可能な検出パターンの概略図。 本発明の一実施例に係る印刷装置で形成可能な調整パターンの概略図。 本発明の一実施例に係る印刷装置で形成可能な調整パターンの概略図。 本発明の一実施例に係る印刷装置で実行可能な媒体変形抑制方法のフローチャート。
以下に、本発明の一実施例に係る液体吐出装置としての印刷装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の一実施例に係る印刷装置の概要について説明する。
図1は、本実施例に係る印刷装置1の概略側面図である。
本実施例の印刷装置1は、印刷を行うためのロール状の媒体MのロールR1を支持する支持軸2を備えている。そして、本実施例の印刷装置1は、媒体Mを搬送方向Aに搬送する際、支持軸2は回転方向Cに回転する。なお、本実施例では印刷面が外側になるように巻かれているロール状の媒体Mを使用しているが、印刷面が内側になるように巻かれているロール状の媒体Mを使用する場合は、支持軸2が回転方向Cとは逆方向に回転してロールR1を送り出すことが可能である。
なお、本実施例では、媒体Mとして昇華転写用のロール状の転写紙を使用しているが、使用する媒体Mの種類や形状などに特に限定はない。
また、本実施例の印刷装置1は、媒体Mを支持する支持部3などからなる媒体Mの搬送経路を備えている。また、印刷装置1は、搬送経路において該媒体Mを搬送方向Aに搬送するための、駆動ローラー7と従動ローラー8とからなる搬送部としての搬送ローラー対5を備えている。
本実施例の印刷装置1では、駆動ローラー7は、搬送方向Aと交差する幅方向Bに延びるローラーで構成されており、従動ローラー8は、駆動ローラー7と対向するように幅方向Bに複数並べて設けられている。
なお、支持部3の下部には、該支持部3に支持された媒体Mを加熱可能な加熱部としてのヒーター12が設けられている。このように、本実施例の印刷装置1は、加熱部として、支持部3側から媒体Mを加熱可能なヒーターを備えているが、支持部3における媒体Mの支持面と対向する位置に設けられる赤外線ヒーター等を備えていてもよい。
また、本実施例の印刷装置1は、筐体部11の内部に、複数のノズルが設けられたノズル形成面の該ノズルから液体としてのインクを吐出する、吐出部としてのヘッド4と、該ヘッド4を搭載して幅方向Bに往復移動可能なキャリッジ6と、を備えている。
なお、本実施例の印刷装置1では、支持部3上のヘッド4(ノズル形成面)と対向する位置における搬送方向Aは、水平方向である方向Yに沿う方向であり、ヘッド4の幅方向Bは、水平方向であって方向Yと直交する方向Xに沿う方向であり、インクの吐出方向は、鉛直方向である方向Zに沿う方向(鉛直下方向)である。
ここで、筐体部11の内部には、フレーム14が形成され、フレーム14に取り付けられるとともに方向Xに延設されるガイドレール13が形成されている。そして、ヘッド4が設けられたキャリッジ6は、ガイドレール13に取り付けられている。
上記のような構成により、ヘッド4は、搬送方向Aと交差する幅方向Bに往復移動しながら、搬送方向Aに搬送される媒体Mに不図示のノズルからインクを吐出して画像を印刷することが可能である。このような構成のヘッド4を備えていることにより、本実施例の印刷装置1は、媒体Mを搬送方向Aに所定の搬送量で搬送させることと、媒体Mを停止した状態でヘッド4を幅方向Bに移動させながらインクを吐出させることと、を繰り返すことで、媒体Mに所望の画像を形成可能である。
なお、本実施例の印刷装置1は、媒体Mの搬送とヘッド4の走査(往復移動)とを交互に繰り返して印刷を行う所謂シリアルプリンターであるが、媒体Mの幅方向に沿ってライン状にノズルが形成されたラインヘッドを使用して、連続的に媒体Mを搬送しながら連続的に印刷を行う所謂ラインプリンターであってもよい。
また、ヘッド4の搬送方向Aにおける下流側には、媒体MをロールR2として巻き取り可能な巻取軸10が備えられている。なお、本実施例では印刷面が外側になるように媒体Mを巻き取るので、媒体Mを巻き取る際、巻取軸10は回転方向Cに回転する。一方、印刷面が内側になるように巻き取る場合は、巻取軸10は回転方向Cとは逆方向に回転して媒体Mを巻き取ることが可能である。
また、支持部3における搬送方向Aにおける下流側の端部と、巻取軸10と、の間には、媒体Mとの接触部が幅方向Bに延設され、媒体Mに所望のテンションを付与することが可能なテンションバー9が設けられている。
次に、本実施例の印刷装置1における電気的な構成について説明する。
図2は、本実施例の印刷装置1のブロック図である。
制御部19には、印刷装置1の全体の制御を司るCPU20が設けられている。CPU20は、システムバス21を介して、CPU20が実行する各種制御プログラム等を格納したROM22と、データを一時的に格納可能なRAM23とに接続されている。
また、CPU20は、システムバス21を介して、ヘッド4を駆動するためのヘッド駆動部24と接続されている。
また、CPU20は、システムバス21を介して、キャリッジモーター26、搬送モーター27、送出モーター28、巻取モーター29及びファンモーター30と接続される、モーター駆動部25と接続されている。
ここで、キャリッジモーター26は、ヘッド4を搭載したキャリッジ6を幅方向Bに移動させるためのモーターである。また、搬送モーター27は、搬送ローラー対5を構成する駆動ローラー7を駆動するためのモーターである。また、送出モーター28は、支持軸2の回転機構であり、媒体Mを搬送ローラー対5に送出するために支持軸2を駆動するモーターである。また、巻取モーター29は、巻取軸10を回転させるための駆動モーターである。そして、ファンモーター30は、媒体Mを支持部3の支持面に吸引させるための吸引力を発生させる不図示のファンの、駆動モーターである。
さらに、CPU20は、システムバス21を介して、後述のセンサー33と接続されるとともに、記録データ等のデータ及び信号の送受信を行うためのPC32と接続される、入出力部31と接続されている。
上記のように、本実施例の印刷装置1は、搬送される媒体Mに向けてヘッド4からインクを吐出して該媒体Mに画像を形成可能なインクジェットプリンターである。このような構成の印刷装置1においては、構成部材の公差や組立公差(すなわち、装置本体の形状)などに起因して、媒体Mに波形状が生じる場合がある。
ここで、図3は、本実施例の印刷装置1の要部の概略正面図であり、媒体Mに波形状15が生じた場合を表している。
図3で表されるように、媒体Mに波形状15(装置本体の形状などに起因するコックリング)が生じると、媒体Mとヘッド4との間隔(PG:ペーパー・ギャップ)が一定ではなくなり、ヘッド4から吐出されるインクが媒体Mの所望の着弾位置からずれて着弾する着弾ズレを生じる。すなわち、該媒体Mの変形に伴う画質の低下を生じ得る。なお、「装置本体の形状などに起因するコックリング」とは、例えば、支持部3の形状や、搬送ローラー対5の形状などに起因するコックリングのことである。
そこで、詳細は後述するが、本実施例の印刷装置1は、媒体Mに予め定められた許容値以上の波形状15が生じた場合に、該波形状15を軽減するための軽減動作を実行することが可能な構成となっている。
図4は、図3と同様、本実施例の印刷装置1の要部の概略正面図であり、図3で表される状態から軽減動作を実行した後の状態を表す概念図である。図4で表されるように、本実施例の印刷装置1は、軽減動作を実行することで、媒体Mに波形状15が生じた場合に該波形状15を軽減することが可能である。
なお、「波形状15を軽減する」とは、画質の低下を抑制できる程度に波形状15を小さくすることのほか、図4で表されるように波形状15を実質的に無くすことも含む意味である。
次に、本実施例の印刷装置1で実行可能な軽減動作について説明する。なお、該軽減動作は、制御部19が、ヘッド4や搬送モーター27などの各モーターなどを制御することで実行される。
本実施例の印刷装置1は所定の検出パターン16を媒体Mに形成し該検出パターン16を利用することで軽減動作を実行可能であるが、図5〜図7は本実施例の印刷装置1で形成可能な検出パターンの概略図を表している。このうち、図5は媒体Mに波形状15が生じていない場合、図6は媒体Mに上側に凸(ヘッド4側に凸)となる波形状15が生じている場合、図7は媒体Mに下側に凸(支持部3側に凸)となる波形状15が生じている場合、を表している。ここで、図5〜図7においては、各々、媒体Mとの位置関係がわかるように媒体Mの姿勢を下部に示している。なお、詳細な構成の説明は省略するが、本実施例の支持部3は凹凸面で媒体Mを支持可能な構成となっているため、媒体Mに下側に凸となる波形状15が生じる場合がある。
なお、軽減動作の具体的な実行動作については後述するが、図5で表される媒体Mの状態は、図6及び図7で表される媒体Mの状態から軽減動作を実行した後の状態と考えることができる。
図5で表されるように、本実施例の印刷装置1で形成可能な検出パターン16は、ブロック状のパターン16a及びパターン16bを隣接させた隣接パターンであり、該隣接パターンを幅方向Bに沿って複数形成することにより構成される。なお、図5〜図7では該図5〜図7の下部に示された媒体Mの姿勢との位置関係を分かりやすくするために隣接パターンを幅方向Bに沿って5つ形成した図(幅方向Bにおける媒体Mの一部の領域の図)で表されているが、実際は、媒体Mの幅方向Bの全域に亘ってもっと多くの隣接パターンを形成する。ここで、パターン16aは、幅方向Bに沿う方向におけるヘッド4の往復移動のうちの、往方向B1への移動に伴って形成されるパターンである。また、パターン16bは、幅方向Bに沿う方向におけるヘッド4の往復移動のうちの、復方向B2への移動に伴って形成されるパターンである。
図5で表されるように、媒体Mに波形状15が生じていない場合、検出パターン16のうちの何れの隣接パターンもパターン16a及びパターン16bが隙間Gや重なりOを生じることなく、検出パターン16が媒体Mに形成される。なお、本実施例の印刷装置1は、複数種類のインク(例えば、ブラックインク、シアンインク、マゼンタインク及びイエローインクなど)を使用可能であるが、検出パターン16はどのインクを使用して形成してもよい。複数種類のインクを用いて検出パターン16を形成することも可能であるが、例えば、白色の媒体Mを使用する場合は、視認性やセンサー33による検出し易さの観点からブラックインクのみを用いて形成することが好ましい。
一方、図6で表されるように、媒体Mに上側に凸となる波形状15が生じている場合、パターン16a及びパターン16bが隙間Gを生じて、検出パターン16が媒体Mに形成される。なお、図6で表されるように、隙間Gは波形状15が大きい部分ほど(すなわち、媒体Mとヘッド4との間隔であるPGが狭い部分ほど)広くなる。
逆に、図7で表されるように、媒体Mに下側に凸となる波形状15が生じている場合、パターン16a及びパターン16bが重なりOを生じて、検出パターン16が媒体Mに形成される。なお、図7で表されるように、重なりOは波形状15が大きい部分ほど(すなわち、媒体Mとヘッド4との間隔であるPGが広い部分ほど)広くなる。
ここで、媒体Mに上側に凸となる波形状15が生じることでパターン16a及びパターン16bに隙間Gが生じる理由について、図8を用いて説明する。
図8は、本実施例の印刷装置1の要部の概略正面図であり、媒体Mに波形状15が生じていない場合(実線で表された媒体M)と媒体Mに上側に凸となる波形状15が生じている場合(破線で表された媒体M’)とで形成される検出パターン16の形成位置の違いを表す概念図である。図8では、ヘッド4から吐出されるインクの吐出位置と該インクの媒体Mへの着弾位置(検出パターン16の形成位置)とが概念的に表されている。
図8で表されるように、媒体Mに波形状15が生じていない場合に比べると、媒体Mに上側に凸となる波形状15が生じている場合、媒体Mとヘッド4との間隔であるPGが狭くなる。媒体Mとヘッド4とを相対移動しながらインクを吐出して画像を形成する構成においては、ヘッド4から吐出されたインクが媒体Mに着弾するまでの間、該媒体Mに着弾するインクは該相対移動方向に移動する。本実施例の印刷装置1は停止した媒体Mに幅方向Bに沿ってヘッド4が移動しながらインクを吐出するので、ヘッド4から吐出されたインクは媒体Mに着弾するまでの間に該幅方向Bに沿って移動する。このため、図8の実線の媒体Mで表されるようにPGが適切である場合は、パターン16a及びパターン16bが隙間Gや重なりOを生じることなく隣接する。一方で、吐出タイミングの調整などが無ければ、図8の破線の媒体M’で表されるようにPGが狭い場合は、パターン16a’及びパターン16b’に隙間G’が生じる。
なお、パターン16a及びパターン16a’は、往方向B1に移動するヘッド4が位置17aにあるときに形成されたパターンであり、パターン16b及びパターン16b’は、復方向B2に移動するヘッド4が位置17bにあるときに形成されたパターンである。
また、媒体Mに下側に凸となる波形状15が生じることでパターン16a及びパターン16bに重なりOが生じる理由について、図9を用いて説明する。
図9は、本実施例の印刷装置1の要部の概略正面図であり、媒体Mに波形状15が生じていない場合(実線で表された媒体M)と媒体Mに下側に凸となる波形状15が生じている場合(破線で表された媒体M’’)とで形成される検出パターン16の形成位置の違いを表す概念図である。図9では、ヘッド4から吐出されるインクの吐出位置と該インクの媒体Mへの着弾位置(検出パターン16の形成位置)とが概念的に表されている。
図9で表されるように、媒体Mに波形状15が生じていない場合に比べると、媒体Mに下側に凸となる波形状15が生じている場合、PGが広くなる。本実施例の印刷装置1は停止した媒体Mに幅方向Bに沿ってヘッド4が移動しながらインクを吐出する所謂シリアルプリンターであるので、ヘッド4から吐出されたインクは媒体Mに着弾するまでの間に該幅方向Bに沿って移動する。このため、図9の実線の媒体Mで表されるようにPGが適切である場合は、パターン16a及びパターン16bが隙間Gや重なりOを生じることなく隣接する。一方で、吐出タイミングの調整などが無ければ、図9の破線の媒体M’’で表されるようにPGが広い場合は、パターン16a’’及びパターン16b’’に重なりO’’が生じる。
なお、パターン16a及びパターン16a’’は、往方向B1に移動するヘッド4が位置17aにあるときに形成されたパターンであり、パターン16b及びパターン16b’’は、復方向B2に移動するヘッド4が位置17bにあるときに形成されたパターンである。
このように、ヘッド4から吐出されるインクの媒体Mへの着弾位置は、ヘッド4と媒体Mとの相対移動方向である幅方向Bにおいて、PGが狭いと、所望の着弾位置よりもインク吐出時のヘッド4の進行方向における前側になり、PGが広いと、所望の着弾位置よりもインク吐出時のヘッド4の進行方向における後側になる。
ここで、本実施例の印刷装置1のようなシリアルプリンターではなくラインプリンターである場合は、インクを吐出している際、ヘッド4と媒体Mとは搬送方向Aに沿って相対移動しているので、ヘッド4から吐出されたインクは媒体Mに着弾するまでの間に搬送方向Aに沿って移動する。このため、シリアルプリンターではなくラインプリンターである場合、幅方向Bを搬送方向Aに読み替えて考えることができる。すなわち、ヘッド4から吐出されるインクの媒体Mへの着弾位置は、ヘッド4と媒体Mとの相対移動方向である搬送方向Aにおいて、PGが狭いと、所望の着弾位置よりも搬送方向Aにおける下流側になり、PGが広いと、所望の着弾位置よりも搬送方向Aにおける上流側になる。
なお、本実施例の印刷装置1は、図5〜図9で表される検出パターン16とは異なる検出パターン16も形成可能な構成となっている。図10〜図12は、図5〜図7に対応し、本実施例の印刷装置1で形成可能な、図5〜図9で表される検出パターン16とは別の検出パターンの概略図を表している。このうち、図10は媒体Mに波形状15が生じていない場合、図11は媒体Mに上側に凸となる波形状15が生じている場合、図12は媒体Mに下側に凸となる波形状15が生じている場合、を表している。ここで、図10〜図12においては、図5〜図7と同様、各々、媒体Mとの位置関係がわかるように媒体Mの姿勢を下部に示している。
図10で表されるように、本実施例の印刷装置1で形成可能な検出パターン16は、ブロック状のパターン16c、パターン16d及びパターン16eを隣接させた隣接パターンであり、該隣接パターンを幅方向Bに沿って複数形成することにより構成される。なお、図10〜図12では図5〜図7と同様に図10〜図12の下部に示された媒体Mの姿勢との位置関係を分かりやすくするために隣接パターンを幅方向Bに沿って5つ形成した図(幅方向Bにおける媒体Mの一部の領域の図)で表されているが、実際は、媒体Mの幅方向Bの全域に亘ってもっと多くの隣接パターンを形成する。ここで、パターン16c及びパターン16eは、幅方向Bに沿う方向におけるヘッド4の往復移動のうちの、往方向B1への移動に伴って形成されるパターンである。また、パターン16dは、幅方向Bに沿う方向におけるヘッド4の往復移動のうちの、復方向B2への移動に伴って形成されるパターンである。
図10で表されるように、媒体Mに波形状15が生じていない場合、検出パターン16のうちの何れの隣接パターンもパターン16c、パターン16d及びパターン16eが隙間Gや重なりOを生じることなく、検出パターン16が媒体Mに形成される。なお、図10〜図12で表される検出パターン16は、複数種類のインクのうちの3種類のインクを使用して形成される。本実施例では、パターン16cをシアンインク、パターン16dをマゼンタインク、パターン16eをイエローインク、で形成する。ただし、これらの色の組み合わせに限定されない。
一方、図11で表されるように、媒体Mに上側に凸となる波形状15が生じている場合、パターン16cとパターン16dとの間に重なりOを生じるとともにパターン16dとパターン16eとの間に隙間Gを生じて、検出パターン16が媒体Mに形成される。なお、図11で表されるように、重なりO及び隙間Gは波形状15が大きい部分ほど(すなわち、媒体Mとヘッド4との間隔であるPGが狭い部分ほど)広くなる。
逆に、図12で表されるように、媒体Mに下側に凸となる波形状15が生じている場合、パターン16cとパターン16dとの間に隙間Gを生じるとともにパターン16dとパターン16eとの間に重なりOを生じて、検出パターン16が媒体Mに形成される。なお、図12で表されるように、隙間G及び重なりOは波形状15が大きい部分ほど(すなわち、媒体Mとヘッド4との間隔であるPGが広い部分ほど)広くなる。
図10〜図12で表される検出パターン16は、異なる3種類のインクを組み合わせて形成するので、これらのインクの重なりOは、該3種類のインク各々と異なる色となる。具体的には、図11で表されるように、媒体Mに上側に凸となる波形状15が生じている場合、パターン16cとパターン16dとの間の重なりOは、シアンインクとマゼンタインクとの混色になるため、青色となる。また、図12で表されるように、媒体Mに下側に凸となる波形状15が生じている場合、パターン16dとパターン16eとの間の重なりOは、マゼンタインクとイエローインクとの混色になるため、赤色となる。したがって、重なりOの色に基づいて、媒体Mにどのような波形状15が生じているかを読み取ることができる。このため、媒体Mの種類や色などにより図5〜図9で表される検出パターン16では該検出パターン16の読み取り(視認或いは検出)がしづらいときに、図10〜図12で表される検出パターン16を用いれば、読み取り性を向上させることが可能になる。
まとめると、本実施例の印刷装置1は、媒体Mを支持する支持部3と、支持部3に支持される媒体Mにインクを吐出可能なヘッド4と、媒体Mに生じた波形状15を検出するための検出パターン16を、ヘッド4からインクを媒体Mに吐出させて形成させることが可能な制御部19と、を備えている。そして、制御部19は、検出パターン16に基づいて、媒体Mに許容値以上の波形状15が生じているか否かを判断し、媒体Mに許容値以上の波形状15が生じていると判断した場合は、媒体Mに生じた波形状15を軽減するための軽減動作を実行する。
このため、本実施例の印刷装置1は、軽減動作を実行することにより媒体Mに生じた波形状15(媒体Mの変形)を軽減させることができ、装置本体の形状などに伴って媒体Mに波形状15が生じることに伴う画質の低下を抑制することができる。
次に、本実施例の印刷装置1で実行可能な軽減動作の具体的な実行動作について説明する。
上記のように、本実施例の印刷装置1は、不図示のファン及びファンモーター30を備えており、支持部3に媒体Mを吸引可能な構成になっている。すなわち、本実施例の支持部3は、媒体Mを吸引可能に構成されている。そして、制御部19の制御により実行される軽減動作として、支持部3が媒体Mを吸引する吸引力を変更する吸引力変更動作を実行させることができる。このように、本実施例の印刷装置1が実行可能な軽減動作は、支持部3が媒体Mを吸引する吸引力を変更する吸引力変更動作を含むので、本実施例の印刷装置1は、吸引力を変更するという簡単な制御で、装置本体の形状などに伴って媒体Mに波形状15が生じることに伴う画質の低下を抑制することができる。
また、上記のように、本実施例の印刷装置1は、支持軸2、巻取軸10及びテンションバー9を備えており、支持軸2を駆動させる送出モーター28、巻取軸10を駆動させる巻取モーター29、テンションバー9によるテンション負荷などを変更することにより、媒体Mに付与する搬送方向Aの張力を変更することができる。すなわち、本実施例の印刷装置1は、支持軸2、巻取軸10及びテンションバー9などの張力付与部を備え、軽減動作として、これらの張力付与部が媒体Mに付与する張力を変更する張力変更動作を実行させることができる。このように、本実施例の印刷装置1が実行可能な軽減動作は、張力付与部(支持軸2、巻取軸10及びテンションバー9)が媒体Mに付与する張力を変更する張力変更動作を含むので、本実施例の印刷装置1は、媒体Mに張力を付与することで、効果的に、装置本体の形状などに伴って媒体Mに波形状15が生じることに伴う画質の低下を抑制することができる。
なお、張力変更動作は、制御部19の制御により自動的に実行される構成としてもよいし、PC32の不図示のモニターなどに支持軸2、巻取軸10及びテンションバー9による張力変更を促す表示をしてユーザーにより手動で行わせる構成としてもよい。
また、上記のように、本実施例の印刷装置1は、搬送部としての搬送ローラー対5を備えているが、搬送ローラー対5による媒体Mの挟持力(搬送ローラー対5を構成する従動ローラー8による媒体Mを押さえる荷重)を変更可能な構成になっている。すなわち、本実施例の印刷装置1は、媒体Mを押さえる押さえ部としての従動ローラー8を備え、軽減動作として、従動ローラー8が媒体Mを押さえる荷重を変更する荷重変更動作を実行させることができる。このように、本実施例の印刷装置1が実行可能な軽減動作は、従動ローラー8が媒体Mを押さえる荷重を変更する荷重変更動作を含むので、本実施例の印刷装置1は、媒体Mを押さえる荷重を変更することで、効果的に、装置本体の形状などに伴って媒体Mに波形状15が生じることに伴う画質の低下を抑制することができる。
なお、荷重変更動作は、制御部19の制御により自動的に実行される構成としてもよいし、PC32の不図示のモニターなどに従動ローラー89による荷重変更を促す表示をしてユーザーにより手動で行わせる構成としてもよい。
また、本実施例の印刷装置1は、制御部19の制御により、該制御部19が、軽減動作を所定回数実行しても媒体Mに許容値以上の波形状15が生じていると判断した場合は、許容値以上の波形状15が生じている媒体Mにヘッド4からインクを吐出させて画像を形成しても該画像の品質の低下を抑制するための許容動作を実行させることができる。このため、本実施例の印刷装置1は、軽減動作を所定回数実行しても媒体Mに許容値以上の波形状15が生じている場合に許容動作を実行することで、媒体Mの波形状15が十分には軽減できなかった場合でも、画質の低下を抑制することができる構成になっている。
なお、軽減動作を実行する判断基準となる許容値と、許容動作を実行する判断基準となる許容値とは、同じとすることができるが、異ならせてもよい。
次に、本実施例の印刷装置1で実行可能な許容動作の具体的な実行動作について説明する。
本実施例の印刷装置1においては、支持部3に対するヘッド4の位置(方向Zにおける位置)を変更可能な構成となっており、すなわち、PGを変更可能な構成になっている。そして、本実施例の印刷装置1は、制御部19の制御により、許容動作として、ヘッド4と支持部3との間隔であるPGを変更する間隔変更動作を実行させることができる。このように、本実施例の印刷装置1が実行可能な許容動作は、PGを変更する間隔変更動作を含むので、PGを変更することで、媒体Mの波形状が十分には軽減できなかった場合でも、画質の低下を抑制することが可能になっている。
なお、間隔変更動作は、制御部19の制御により自動的に実行される構成としてもよいし、PC32の不図示のモニターなどにPGの変更(ヘッド4の位置の変更など)を促す表示をしてユーザーにより手動で行わせる構成としてもよい。
また、本実施例の印刷装置1は、制御部19の制御により、許容動作として、ヘッド4からのインクの吐出タイミングを変更する吐出タイミング変更動作を実行させることができる。このように、本実施例の印刷装置1が実行可能な許容動作は、ヘッド4からのインクの吐出タイミングを変更する吐出タイミング変更動作を含むので、本実施例の印刷装置1は、ヘッド4からのインクの吐出タイミングを変更することで、媒体Mの波形状15が十分には軽減できなかった場合でも、画質の低下を抑制することができる構成になっている。
上記のように、本実施例の印刷装置1はシリアルプリンターであり、ヘッド4が往復移動しながらインクを吐出するよう構成されている。そこで、本実施例の印刷装置1は、吐出タイミング変更動作として、ヘッド4の往復移動における往路及び復路で吐出されるインクの吐出タイミングを変更することができる。具体的には、例えば、図8の破線で表される媒体M’のように、媒体Mに上側に凸となる波形状15が生じている場合(PGが狭い場合)は、吐出タイミングを遅くする。そして、図9の破線で表される媒体M’’のように、媒体Mに下側に凸となる波形状15が生じている場合(PGが広い場合)は、吐出タイミングを早くする。このため、ヘッド4が往復移動しながらインクを吐出する構成である本実施例の印刷装置1において、媒体Mの波形状15が十分には軽減できなかった場合でも、画質の低下を抑制することができる。なお、本実施例の印刷装置1は、幅方向Bのキャリッジ6の位置を検出可能な不図示のスケールを備えており、波形状15の位置に対応させて吐出タイミングを適切に変更することができる構成になっている。
また、上記のように、本実施例の印刷装置1はセンサー33を備えており(図8及び図9参照)、センサー33は検出パターン16を読み取る読み取り部の役割をしている。そして、制御部19は、センサー33により読み取られた検出パターン16の読み取り結果に基づいて、媒体Mに許容値以上の波形状15が生じているか否かを判断することができる。このように、本実施例の印刷装置1は、検出パターン16を読み取るセンサー33を備え、センサー33により読み取られた検出パターン16の読み取り結果に基づいて媒体Mに許容値以上の波形状15が生じているか否かを判断するので、自動で検出パターン16の読み取りと軽減動作とを実行することができる構成になっている。
なお、媒体Mに許容値以上の波形状15が生じているか否かを判断する構成は、このような構成に限定されず、例えば、センサー33を設けず、PC32などを介して入力されるユーザーによる目視の読み取り結果に基づいて、媒体Mに許容値以上の波形状15が生じているか否かを判断する構成としてもよい。
また、本実施例の印刷装置1は、波形状15が生じているか否かを判断するための検出パターン16のほかに、吐出タイミングを調整する調整パターン(調整パターン18及び調整パターン34)を媒体Mに形成可能である。該調整パターンは、ヘッド4の往方向B1の移動に伴って吐出されたインクの着弾位置に対するヘッド4の復方向B2の移動に伴って吐出されたインクの着弾位置の調整(往復調整)、異なる種類のインクの着弾位置の調整(色間調整)、同じ種類のインクを吐出するノズルの列(ノズル列)が複数ある場合の各ノズル列から吐出されたインクの着弾位置の調整(ノズル列調整)、などに使用可能である。
なお、本実施例の印刷装置1は、往復調整、色間調整及びノズル列調整などの各調整を、調整パターン18を用いた粗調整と調整パターン34を用いた微調整とに分けて実行可能である。粗調整だけでは精密な調整が困難であるし、微調整だけではインクの着弾位置のズレに想定を超えるズレが有る場合に調整ミスをしてしまうことがあるためである。
以下に、調整パターン18を用いた粗調整と、調整パターン34を用いた微調整と、について説明する。
ここで、図13は調整パターン18を表す概略図であり、図14は調整パターン34を表す概略図である。
粗調整の際に使用される調整パターン18は、図13で表されるように、幅方向Bにおいて所定の間隔で形成される基準ライン18a、各基準ライン18aに対して所定のタイミングずつ幅方向Bにずらして形成される変動ライン18b、基準ライン18aと変動ライン18bとの組み合わせ毎に割り当てられた名称を表す名称部18c、目隠し部18d及び目隠し部18eで形成されている。粗調整は、ユーザーが目隠し部18d及び目隠し部18eの間において、基準ライン18aと変動ライン18bとが最も近接して形成されている基準ライン18aと変動ライン18bとの組み合わせに対応する名称部18cを目視で選択し、それを不図示のパネルやPC32などを介して入力することで実行できる。なお、「基準ライン18aと変動ライン18bとが最も近接して形成されている基準ライン18aと変動ライン18bとの組み合わせ」とは、基準ライン18aと変動ライン18bとが幅方向Bにおいてずれることなく重って形成されている状態に最も近い組み合わせのことである。図13では、「−1」が「基準ライン18aと変動ライン18bとが最も近接して形成されている基準ライン18aと変動ライン18bとの組み合わせ」に相当する。そのため、ユーザーが「−1」と入力することで、名称部18cの「−1」に対応する吐出タイミングとなる。
なお、往復調整の場合は、ヘッド4の往方向B1の移動に伴って基準ライン18aを形成し、ヘッド4の復方向B2の移動に伴って変動ライン18bを形成する(名称部18c、目隠し部18d及び目隠し部18eの形成タイミングに限定は無い)。また、色間調整の場合は、第1のインク(例えばブラックインク)で基準ライン18aを形成し、第2のインク(例えばシアンインク、マゼンタインク及びイエローインクのうちのいずれか1色のインク)で変動ライン18bを形成する(名称部18c、目隠し部18d及び目隠し部18eの形成タイミングに限定は無い)。また、ノズル列調整の場合は、第1のノズル列で基準ライン18aを形成し、第2のノズル列で変動ライン18bを形成する(名称部18c、目隠し部18d及び目隠し部18eの形成タイミングに限定は無い)。
また、微調整に使用される調整パターン34は、図14で表されるように、幅方向Bにおいて所定の間隔で形成される基準ライン34a、各基準ライン34aに対して所定のタイミングずつ幅方向Bにずらして形成される変動ライン34b、基準ライン34aと変動ライン34bとの組み合わせ毎に割り当てられた名称を表す名称部34c、目隠し部34d及び目隠し部34eで形成されている。微調整も、粗調整の場合と同様、ユーザーが目隠し部34d及び目隠し部34eの間において、基準ライン34aと変動ライン34bとが最も近接して形成されている基準ライン34aと変動ライン34bとの組み合わせに対応する。名称部34cを目視で選択し、それを不図示のパネルやPC32などを介して入力することで実行できる。なお、「基準ライン34aと変動ライン34bとが最も近接して形成されている基準ライン34aと変動ライン34bとの組み合わせ」とは、基準ライン34aと変動ライン34bとが幅方向Bにおいてずれることなく重って形成されている状態に最も近い組み合わせのことである。図14では、「+2」が「基準ライン34aと変動ライン34bとが最も近接して形成されている基準ライン34aと変動ライン34bとの組み合わせ」に相当する。そのため、ユーザーが「+2」と入力することで、名称部18cの「+2」に対応する吐出タイミングとなる。
往復調整の場合、色間調整の場合、及びノズル列調整の場合の何れも、粗調整の場合(基準ライン18aを基準ライン34a、変動ライン18b変動ライン34b、名称部18cを名称部34c、目隠し部18dを目隠し部34d、目隠し部18eを目隠し部34eと読み替えた場合)と同様である。
なお、図13及び図14を比較すると、調整パターン34において形成される基準ライン34aと変動ライン34bとの組み合わせの数は、調整パターン18において形成される基準ライン18aと変動ライン18bとの組み合わせの数より多い。したがって、調整パターン34の方が調整パターン18よりも調整精度が高い。このため、調整パターン34のみを用いて往復調整、色間調整、ノズル列調整を実行してもよいように考えられる。しかしながら、調整前の段階において調整パターン34の調整可能範囲を超えるズレが有る場合(隣接する基準ライン34aの間隔を超えるズレが有る場合)、隣接する基準ライン34aの間隔分ずれて調整してしまうことになりかねない。このため、本実施例の印刷装置1では、粗調整と微調整とを分けて実行できる構成になっている。
なお、本実施例の印刷装置1は、制御部19の制御により、粗調整を上記軽減動作の実行前、微調整を上記軽減動作の実行後に行うことができる。すなわち、本実施例の印刷装置1では、制御部19は、軽減動作の実行に先立って、ヘッド4からのインクの吐出タイミングを調整するための吐出タイミング調整動作(粗調整)を実行することができる。このため、軽減動作の精度を上げることができる。
また、本実施例の印刷装置1は、軽減動作の実行に先立って吐出タイミング調整動作(粗調整)を実行することができるため、例えば軽減動作により媒体Mの波形状15が十分には軽減できなかった場合でも、該軽減動作の実行後に高精度の細かいパターンを使用して吐出タイミング調整動作(微調整)を実行することで、吐出タイミングを調整しきれないことを抑制しつつ高精度に吐出タイミングを調整でき、効果的に、画質の低下を抑制することができる。
また、検出パターン16の調整精度よりも調整パターン18の調整精度を低く(粗く)することで、検出パターン16を用いて吐出タイミングを調整する際(軽減動作の実行の際)に、検出パターン16の調整可能範囲を超えるズレが有って吐出タイミングを調整しきれないということを抑制できる。
次に、本実施例の印刷装置1を用いて実行可能な媒体変形抑制方法について説明する。
図15は、本実施例の印刷装置1を用いて実行可能な媒体変形抑制方法のフローチャートである。
媒体Mを印刷装置1にセットして本実施例の媒体変形抑制方法を開始すると、最初に、ステップS110で、上記粗調整を実行する。
次に、ステップS120で、検出パターン16を形成する。
次に、ステップS130で、センサー33により、検出パターン16の読み取りを行う。
次に、ステップS140で、制御部19が、センサー33の読み取り結果に基づいて、媒体Mの波形状15(装置本体の形状などに起因するコックリング)が許容値以上か否かを判断する。コックリングが許容値以上と判断した場合はステップS150に進み、コックリングが許容値未満と判断した場合はステップS190に進む。なお、ステップS140において、コックリングが許容値を超えるか否かを判断してもよい。
ステップS150では、制御部19が、繰り返し回数を判断する。すなわち、本実施例の媒体変形抑制方法を開始してから、本ステップに初めてきた場合(繰り返し回数が0回の場合)はステップS160に進み、本ステップに来たのが2回目の場合(繰り返し回数が1回の場合)ステップS170に進み、本ステップに来たのが3回目の場合(繰り返し回数が2回の場合)ステップS180に進む。
ステップS160では、制御部19の制御により、支持部3が媒体Mを吸引する吸引力を変更する(例えば上側に凸となる波形状15が生じている場合は強くし、下側に凸となる波形状15が生じている場合は弱くする)。
ステップS170では、制御部19の制御により、張力付与部(支持軸2、巻取軸10及びテンションバー9)が媒体Mに付与する張力を変更し(例えば強くする)、従動ローラー8が媒体Mを押さえる荷重を変更する(例えば強くする)。
ステップS180では、制御部19の制御により、PGを変更し(例えば広くする)、吐出タイミングを該PGに対応させて変更する(例えば全体的に早くするとともに、波形状15に対応する部分はその部分のPGに応じて変更する)。
なお、ステップS160及びステップS170の後はステップS120に戻り、ステップS180の後はステップS190に進む。
ここで、ステップS160及びステップS170が上記軽減動作に対応し、ステップS180が上記許容動作に対応する。
そして、ステップS190では、上記微調整を実行し、該微調整の終了に伴って本実施例の媒体変形抑制方法を終了し、所望の画像の印刷動作に入る。
上記のように、本実施例の媒体変形抑制方法は、媒体Mを支持する支持部3と、支持部3に支持される媒体Mにインクを吐出可能なヘッド4と、を備える印刷装置1を用いて実行可能な媒体変形抑制方法である。そして、媒体Mに生じた波形状15を検出するための検出パターン16を、ヘッド4からインクを媒体Mに吐出させて形成させ(ステップS120)、検出パターン16を読み取り(ステップS130)、検出パターン16に基づいて媒体Mに許容値以上の波形状15が生じているか否かを判断し(ステップS140)、媒体Mに許容値以上の波形状15が生じていると判断した場合(ステップS150)は、媒体Mに生じた波形状15を軽減するための軽減動作を実行する(ステップS160及びステップS170)。
本実施例の媒体変形抑制方法は、軽減動作を実行することにより媒体Mに生じた波形状15(媒体Mの変形)を軽減させることができ、装置本体の形状などに伴って媒体Mに波形状15が生じることに伴う画質の低下を抑制することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
例えば、図15の媒体変形抑制方法のフローチャートにおいて、ステップS180を省略してもよいし、ステップS160又はステップS170のいずれかを省略してもよいし、ステップS170の張力変更及び荷重変更の一方を省略してもよい。
1…印刷装置(液体吐出装置)、2…支持軸(張力付与部)、3…支持部、
4…ヘッド(吐出部)、5…搬送ローラー対、6…キャリッジ、
7…駆動ローラー、8…従動ローラー(押さえ部)、
9…テンションバー(張力付与部)、10…巻取軸(張力付与部)、11…筐体部、
12…ヒーター、13…ガイドレール、14…フレーム、
15…媒体Mに生じた波形状、16…検出パターン、16a…ブロック状のパターン、
16b…ブロック状のパターン、16c…ブロック状のパターン、
16d…ブロック状のパターン、16e…ブロック状のパターン、
17a…ヘッド4の位置、17b…ヘッド4の位置、18…調整パターン、
18a…基準ライン、18b…変動ライン、18c…名称部、18d…目隠し部、
18e…目隠し部、19…制御部、20…CPU、21…システムバス、
22…ROM、23…RAM、24…ヘッド駆動部、25…モーター駆動部、
26…キャリッジモーター、27…搬送モーター、28…送出モーター、
29…巻取モーター、30…ファンモーター、31…入出力部、32…PC、
33…、センサー、34…調整パターン、34a…基準ライン、34b…変動ライン、
34c…名称部、34d…目隠し部、34e…目隠し部、G…隙間、M…媒体、
O…重なり、R1…媒体Mのロール、R2…媒体Mのロール

Claims (11)

  1. 媒体を支持する支持部と、
    前記支持部に支持される前記媒体に液体を吐出可能な吐出部と、
    前記媒体に生じた波形状を検出するための検出パターンを、前記吐出部から前記液体を前記媒体に吐出させて形成させることが可能な制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記検出パターンに基づいて、前記媒体に許容値以上の波形状が生じているか否かを判断し、
    前記媒体に許容値以上の波形状が生じていると判断した場合は、前記媒体に生じた波形状を軽減するための軽減動作を実行することを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置において、
    前記支持部は、前記媒体を吸引可能に構成されており、
    前記軽減動作は、前記支持部が前記媒体を吸引する吸引力を変更する吸引力変更動作を含むことを特徴とする液体吐出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の液体吐出装置において、
    前記媒体に張力を付与する張力付与部を備え、
    前記軽減動作は、前記張力付与部が前記媒体に付与する張力を変更する張力変更動作を含むことを特徴とする液体吐出装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記媒体を押さえる押さえ部を備え、
    前記軽減動作は、前記押さえ部が前記媒体を押さえる荷重を変更する荷重変更動作を含むことを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記制御部は、前記軽減動作を所定回数実行しても前記媒体に許容値以上の波形状が生じていると判断した場合は、許容値以上の波形状が生じている前記媒体に前記吐出部から前記液体を吐出させて画像を形成しても該画像の品質の低下を抑制するための許容動作を実行することを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項5に記載の液体吐出装置において、
    前記許容動作は、前記吐出部と前記支持部との間隔を変更する間隔変更動作を含むことを特徴とする液体吐出装置。
  7. 請求項5又は6に記載の液体吐出装置において、
    前記許容動作は、前記吐出部からの前記液体の吐出タイミングを変更する吐出タイミング変更動作を含むことを特徴とする液体吐出装置。
  8. 請求項7に記載の液体吐出装置において、
    前記吐出部は、往復移動しながら前記液体を吐出するよう構成され、
    前記吐出タイミング変更動作は、前記往復移動における往路及び復路で吐出される前記液体の吐出タイミングを変更することを特徴とする液体吐出装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記制御部は、前記軽減動作の実行に先立って、前記吐出部からの前記液体の吐出タイミングを調整するための吐出タイミング調整動作を実行することを特徴とする液体吐出装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記検出パターンを読み取る読み取り部を備え、
    前記制御部は、前記読み取り部により読み取られた前記検出パターンの読み取り結果に基づいて、前記媒体に許容値以上の波形状が生じているか否かを判断することを特徴とする液体吐出装置。
  11. 媒体を支持する支持部と、前記支持部に支持される前記媒体に液体を吐出可能な吐出部と、を備える液体吐出装置における媒体変形抑制方法であって、
    前記媒体に生じた波形状を検出するための検出パターンを、前記吐出部から前記液体を前記媒体に吐出させて形成させ、
    前記検出パターンを読み取り、
    前記検出パターンに基づいて、前記媒体に許容値以上の波形状が生じているか否かを判断し、
    前記媒体に許容値以上の波形状が生じていると判断した場合は、前記媒体に生じた波形状を軽減するための軽減動作を実行することを特徴とする媒体変形抑制方法。
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