JP2018200142A - 加熱調理システム - Google Patents
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Abstract
Description
(加熱調理システム1の構成)
図1を参照して、加熱調理システム1について説明する。加熱調理システム1は、加熱調理器2と、携帯端末200と、情報管理サーバ300と、を備える。加熱調理器2と携帯端末200は、Bluetooth(登録商標)方式に従ったBluetooth通信をして、互いに通信可能である。なお、以下では、Bluetoothを「BT」と記載する。携帯端末200と情報管理サーバ300は、それぞれ、Wi−Fi(登録商標)方式に従ったWi−Fi通信を実行して、インターネット110に接続可能である。従って、携帯端末200と情報管理サーバ300は、インターネット110を介して、互いに通信可能である。
図1及び図2を参照して、加熱調理器2について説明する。図2に示すように、加熱調理器2は、システムキッチンに組み込んで使用されるガス燃焼式のビルトインコンロである。加熱調理器2は、前面4aがシステムキッチンの手前側に露出する本体4と、本体4の上部に配置されており、システムキッチンのカウンタトップに露出する天板6と、を備えている。天板6には、調理対象物である鍋やフライパン等の調理容器を支持する3つの五徳8a、8b、8cと、それぞれの五徳8a、8b、8cに対応して設けられており、それぞれの五徳8a、8b、8cに支持された調理対象物を加熱する3つのコンロバーナ10a、10b、10cと、それぞれのコンロバーナ10a、10b、10cに対応して設けられている温度センサ12a、12b、12cと、が設けられている。コンロバーナ10aには、ガス供給路(図示省略)が接続されている。ガス供給路には、コンロバーナ10aへのガスの供給量を調整するための流量調整弁(図示省略)が設けられている。流量調整弁には、流量調整弁の開度を調整するためのステッピングモータ14a(図1参照)が連結されている。ステッピングモータ14aには、ステッピングモータ14aの位置情報を検出するためのエンコーダ15a(図1参照)が連結されている。コンロバーナ10aは、コンロバーナ10aにガスが供給されている状態でイグナイタ(図示省略)を動作させることで、点火する。コンロバーナ10aへのガスの供給量を調整することで、コンロバーナ10aの加熱量を調整することができる。そして、コンロバーナ10aへのガスの供給が停止されることで、コンロバーナ10aは消火される。コンロバーナ10b、10cは、コンロバーナ10aと同様の構造を有する。温度センサ12a、12b、12cは、五徳8a、8b、8cに支持される調理対象物の底の温度を検出する。また、加熱調理器2内には、コンロバーナ10aに対応して設けられている熱電対16a(図1参照)が設けられている。熱電対16aは、コンロバーナ10aの点火及び失火を検知することができる。なお、コンロバーナ10b、10cについても、熱電対(図示省略)が設けられている。なお、図1では、説明を分かり易くするために、コンロバーナ10b、10c、温度センサ12b、12cを省略している。
続いて、携帯端末200について説明する。携帯端末200は、携帯電話、スマートフォン等の可搬型の端末装置である。携帯端末200は、表示部202と、撮影部204と、BTI/F206と、Wi−FiI/F208と、制御部210と、を備える。表示部202は、様々な情報を表示するためのディスプレイであり、いわゆるタッチパネル(即ち操作部)としても機能する。撮影部204は、携帯端末200に搭載されているカメラである。撮影部204は、動画、静止画を撮影することができる。BTI/F206は、加熱調理器2のBTI/F70と同様である。Wi−FiI/F208は、外部機器とのWi−Fi通信を実行するための無線I/Fである。携帯端末200は、Wi−FiI/F208を介して、インターネット110にアクセスすることができる。制御部210は、携帯端末200の動作を制御する。また、制御部210は、メモリ212を備える。メモリ212には、調理器アプリ214が格納されている。調理器アプリ214は、例えば、インターネット110上のサーバ(図示省略)から携帯端末200にインストールされる。調理器アプリ214は、後述の図4の処理を携帯端末200に実行させるためのアプリケーションである。
情報管理サーバ300は、加熱調理器2の製造元によって提供されるサーバであり、当該製造元が販売した機器の情報を収集するためのサーバである。
続いて、図3を参照して、加熱調理器2の制御部80によって実行される処理について説明する。制御部80は、加熱調理器2の電源をONにするための操作がユーザによって電源スイッチ40に実行される場合に、図3の処理を開始する。なお、以下では、ユーザによって加熱量操作部42aが操作される場合を例として説明する。なお、変形例において、加熱調理器2が電源スイッチ40を備えていない構成の場合、例えば、ユーザによって加熱量操作部42aに点火操作が実行されることで、加熱調理器2の電源がONされる。
続いて、図4を参照して、携帯端末200の制御部210が調理器アプリ214に従って実行する処理について説明する。調理器アプリ214を起動させるための操作が表示部202に実行される場合に、制御部210は、図4の処理を開始する。
続いて、図6、図7を参照して、図3、図4の処理によって実現される具体的なケースA、Bについて説明する。
図6の初期状態では、携帯端末200のユーザによって、調理器アプリ214が起動されている。ケースAでは、コンロバーナ10aに着火異常が発生する状況を想定している。
図7では、コンロバーナ10aの点火に要する時間が従前よりも長い場合に、ユーザによって撮影準備操作が実行される状況を想定している。即ち、加熱調理器2に初期異常が発生している状況である。
携帯端末200が、「端末装置」の一例である。保存終了指示が、「調理器情報送信指示」の一例である。メモリ82が「記憶部」の一例である。熱電対16aが、「センサ」の一例である。特定出力情報が、「センサ情報」の一例である。加熱調理器2の型式情報及び製造情報が、「関連情報」の一例である。
続いて、図8を参照して、第2実施例の加熱調理システム501について説明する。なお、以下では、実施例間で共通する構成については、同じ符号を付して説明を省略する。第2実施例の加熱調理システム501は、第1実施例の携帯端末200に代えて、カメラ400を備える。また、加熱調理器2は、Wi−FiI/F72を備える。加熱調理器2は、Wi−FiI/F72を介して、インターネット110にアクセスすることができる。
カメラ400は、加熱調理器2を撮影可能な場所、例えば、レンジフードなどに設置されている。カメラ400は、BTI/F402を備える。BTI/F402は、外部機器とのBT通信を実行するための無線I/Fである。カメラ400は、BTI/F402を介して、加熱調理器2とBT通信を実行可能である。
続いて、図9を参照して、加熱調理器2の制御部80によって実行される処理について説明する。なお、以下では、ユーザによって加熱量操作部42aが操作される場合を例として説明する。
続いて、図10を参照して、図9の処理によって実現される具体的なケースについて説明する。
ケースCでは図6のケースAと同様に、コンロバーナ10aに点火異常が発生する状況を想定している。
撮影終了指示が、「撮影画像送信指示」の一例である。
2 :加熱調理器
4 :本体
4a :前面
6 :天板
8 :五徳
10 :コンロバーナ
12 :温度センサ
14a :ステッピングモータ
15a :エンコーダ
16a :熱電対
20 :グリル庫
20a :グリルバーナ
22 :グリル扉
24 :コンロ操作部
26 :グリル操作部
40 :電源スイッチ
42 :加熱量操作部
44 :パネル操作部
46 :コンロ表示部
48 :コンロ操作部
60 :加熱量操作部
62 :パネル操作部
64 :グリル表示部
66 :グリル操作部
70 :BTI/F
72 :Wi−FiI/F
80 :制御部
82 :メモリ
84 :プログラム
86 :特定情報
110 :インターネット
200 :携帯端末
202 :表示部
204 :撮影部
206 :BTI/F
208 :Wi−FiI/F
210 :制御部
212 :メモリ
214 :調理器アプリ
300 :情報管理サーバ
400 :カメラ
402 :BTI/F
501 :加熱調理システム
Claims (4)
- 加熱調理器と、端末装置と、情報管理サーバと、を備える加熱調理システムであって、
前記端末装置は、
前記加熱調理器を含む撮影画像を撮影する撮影部と、
前記撮影画像が撮影される場合に、前記加熱調理器に調理器情報送信指示を送信する指示送信部であって、前記調理器情報送信指示は、前記加熱調理器に、前記加熱調理器の調理器情報を、前記端末装置を介して又は前記端末装置を介さずに、前記情報管理サーバへ送信させるための指示である、前記指示送信部と、
前記撮影画像を前記情報管理サーバに送信する撮影画像送信部と、を備え、
前記加熱調理器は、
前記調理器情報を記憶する記憶部と、
前記端末装置から前記調理器情報送信指示を受信する指示受信部と、
前記調理器情報送信指示を受信する場合に、前記調理器情報を前記情報管理サーバに送信する調理器情報送信部と、を備え、
前記情報管理サーバは、
前記撮影画像を受信する撮影画像受信部と、
前記調理器情報を受信する調理器情報受信部と、を備える加熱調理システム。 - 加熱調理器と、前記加熱調理器を含む撮影画像を撮影可能なカメラと、情報管理サーバと、を備える加熱調理システムであって、
前記加熱調理器は、
前記加熱調理器の調理器情報を記憶する記憶部と、
前記カメラに撮影画像送信指示を送信する指示送信部であって、前記撮影画像送信指示は、前記カメラに、前記撮影画像を、前記加熱調理器を介して又は前記加熱調理器を介さずに、前記情報管理サーバへ送信させるための指示である、前記指示送信部と、
前記調理器情報を前記情報管理サーバに送信する調理器情報送信部と、を備え、
前記カメラは、
前記加熱調理器から前記撮影画像送信指示を受信する指示受信部と、
前記撮影画像送信指示を受信する場合に、前記撮影画像を前記情報管理サーバに送信する撮影画像送信部と、を備え、
前記情報管理サーバは、
前記撮影画像を受信する撮影画像受信部と、
前記調理器情報を受信する調理器情報受信部と、を備える加熱調理システム。 - 前記加熱調理器は、さらに、
センサと、
調理対象物を加熱する加熱部と、
前記センサのセンサ情報を取得するセンサ情報取得部と、を備えており、
前記撮影画像は、動画であり、
前記調理器情報は、前記加熱調理器に関連する関連情報と、前記加熱調理器の運転履歴を示す運転履歴情報と、前記加熱調理器の異常履歴を示す異常履歴情報と、前記センサ情報と、を含み、
前記センサ情報が取得されるタイミングと前記動画が取得されるタイミングが同期している、請求項1又は2に記載の加熱調理システム。 - 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置に搭載されるコンピュータを、以下の各部、即ち、
前記端末装置の撮影部を利用して、加熱調理器を含む撮影画像を撮影する撮影実行部と、
前記撮影画像が撮影される場合に、前記加熱調理器に調理器情報送信指示を送信する指示送信部であって、前記調理器情報送信指示は、前記加熱調理器に、前記加熱調理器の調理器情報を、前記端末装置を介して又は前記端末装置を介さずに、情報管理サーバへ送信させるための指示である、前記指示送信部と、
前記撮影画像を前記情報管理サーバに送信する撮影画像送信部と、
して機能させるコンピュータプログラム。
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