JP2018199319A - Cd又は/及びdlc固着基材とそれら基材を使用した製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 CD固着基材、DLC固着基材、DLC及びCD固着基材と、それら基材を材料として製作された製品を提供することにある。
【解決手段】 本発明の基材は、CDが基材に成膜固着された基材、DLCが基材内に注入或いは基材の表面に成膜固着されたものである。基材に固着されたDLCの上にCD膜が成膜固着された基材である。基材へのDLCの注入量又は/及び成膜厚が、基材がDLCの色で変色しない量又は厚さである。本発明の製品は前記いずれかの基材を材料として製造された製品である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、布、紙、皮革、樹脂フィルム、壁紙、包装紙、傘生地、コート生地等のシート状或いはフィルム状の基材に、CD(Cyclo Dextrin)又は/及びDLC(Diamond Like Carbon)が固着(固定)された基材と、それら基材を使用した下着、おむつ、生理用品、ブラジャー、傘、コートといった各種製品に関するものである。
DLCはダイヤモンドとグラファイトの中間的な結晶構造を持ち、高硬度、低摩擦係数、耐摩耗性、電気絶縁性、耐薬品性、抗菌性、親水性、撥水性、紫外線カット、ガスバリア性(非通気性)等の各種特性(物性)を持っていることから、各種分野で利用されている。例えば、コーティング用ロール表面への成膜に使用されている。
従来のDLC成膜方法は真空チャンバー内で150℃〜350℃の高温雰囲気領域で行われていたため、成膜する物(成膜対象物)が耐熱性に乏しい物、例えば、樹脂製やアルミ製の製品や部品の場合は変形することがある。特に、アルミロールの場合は表面が酸化し易く、尚且つ、熱膨張率が大きいために従来プロセス(処理温度が200℃以上)では高い密着力を得ることができなかった。このため、成膜対象物に限りがあった。この問題を解消するため、本件発明者は先に、DLCを常温で成膜する方法を開発した(特許文献1)。
CDはそれに含まれる機能性成分によって、保湿性向上、抗菌性、害虫忌避、抗酸化作用、抗炎症作用といった各種効能を有しており、特に、消臭(悪臭抑制)効果に優れているため、生理用ナプキンに固着して使用されることもある(特許文献2)。
特開2010−189694号公報 特開2016−077857号公報
本発明の課題は、CDが固着(固定)された基材(以下「CD固着基材」という。)又はDLCが固着された基材(以下「DLC固着基材」という。)又はDLCとCDの双方が固着された基材(以下「DLC及びCD固着基材」という。)と、それら基材で製作された製品(「CD固着製品」又は「DLC固着製品」又は「DLC及びCD固着製品」という。)を提供することにある。
[CD固着基材]
本発明のCD固着基材は、布、紙、皮革、樹脂フィルム、包装紙、傘生地、外套生地等の各種材質製の基材にCDが固着されたものである。ここでいうCDが固着とは、主として基材表面にCDが成膜された状態をいうが、場合によっては、基材内にCDが含まれる状態もある。CDはCD溶液内に基材を浸漬(ディッピング)するとか、CD溶液をロールコーティング(塗布)・ダイコーター、スプレーとかその他の噴霧器で噴霧する等して成膜することもできる。
[DLC固着基材]
本発明のDLC固着基材は布、紙、皮革、樹脂フィルム、包装紙、傘生地、外套生地等の各種材質製の基材にDLCが固着されたものである。ここでいうDLCが固着とは、基材内にDLCが注入された状態、或いは、基材の表面にDLC膜が成膜された状態をいう。DLCは真空チャンバー内で真空且つ常温(室温)状態で基材の内部に注入するとか、注入して堆積させるとか、基材の表面に成膜することができる(いずれもドライ方式)。常温とは10℃〜50℃をいう。基材へのDLCの固着は大気中で行うこともできる。
[DLC及びCD固着基材]
本発明のDLC及びCD固着基材は布、紙、皮革、樹脂フィルム、包装紙、傘生地、外套生地等の各種材質製の基材にDLCが固着され、DLCの上にCDが固着されたものである。DLCは基材表面に成膜され、CDはそのDLC膜の上に成膜された(積層された)ものであってもよい。DLCの成膜、CDの成膜は前記成膜方法で行うことができる。
基材へのCD又はDLCの固着を強固にするためには、基材をプラズマ処理して基材にOH基を付与して、基材の親水性を高めるのが望ましい。基材をプラズマ処理したりコロナ放電処理したりすることにより基材にOH基を付与することができる。プラズマ処理の雰囲気は真空中であるか大気中であるかを問わない。基材は前処理(表面加工:コンディショニング)してCDやDLCが付着或いは固着し易くなるようにしてから使用することも、前処理せずに使用することもできる。
本発明の製品は前記CD固着基材又はDLC固着基材又はDLC及びCD固着基材で作られた下着、おむつ、生理用品、その他の各種製品である。
本発明の基材は次の効果がある。
(1)基材にCDが固着されている場合は、CDの機能である消臭効果、難燃性、その他のCD固有の効果がある。
(2)基材にDLCが固着されている場合は、DLCの機能である耐摩耗性、耐薬品性、抗菌性、撥水性、ガスバリア性(非通気性)、その他のDLC固有の効果がある。
(3)基材にDLCとCDの双方が固着されている場合は、DLCの前記機能と、CDの前記機能を兼備した基材となる。
(4)前記した基材で作られた製品は、CD固有の特性や機能、DLC固有の特性や機能を備えたものとなり、両者の特性や機能を備えた製品となる。
(5)基材にOH基が付与されている場合は、OH基が付与されないものに比して親水性が向上し、基材へのCD或いはDLCの固着が強固になる。
(6)CDの固着、DLCの固着、プラズマ処理、コロナ放電処理のいずれも、真空中、大気中を問わず、常温で固着させた場合は、基材がCD、DLC、CD及びDLC固着、プラズマ処理、コロナ放電処理等の熱により変形することがない。
(7)基材を前処理すれば、CDやDLCの付着強度、固着強度が高まり、品質向上、歩留まり向上が可能となる。
DLC成膜装置の一例を示す説明図。 CD成膜方法の説明図。 (a)は本発明のDLC固着基材の断面図、(b)は本発明のDLC及びCD固着基材の断面図。
(DLC固着基材の実施形態)
本発明のDLC固着基材は、布、紙、皮革、樹脂フィルム、樹脂シート、壁紙、包装紙、不織布、傘生地、レインコート生地等の各種材質製の基材(生地)にDLCが固着されたものである。本発明のDLC及びCD固着基材は前記DLC固着基材のDLC膜の上に、CD膜を積層したものである。
前記基材を使用した製品は、それら基材を裁断し、縫製、接着などして製作したものである。一例としては、保温着、下着、おむつ、生理用ナプキン、失禁用おむつ、ブラジャー、傘、レインコート、スポーツウェア、ウェットスーツ、シーツ、病院用シーツ、医療用ウェア、スノーボード、スキー板、水着、タイツ、壁紙、ペット用おむつ、ペット用シート、家畜用保温ウェア、その他各種分野で使用される各種製品に関するものである。以下にそれらの構成とその製造方法を説明する。
基材へのDLCコーティングを行う際には、密着力向上を目的とした洗浄やSi等を主成分とするミキシング層の形成を行っても良い。なお、ミキシング層の形成は、DLC成膜装置100の真空チャンバー10(図1)内を真空且つ常温状態にして行うことができる。常温状態とは0℃以上100℃以下であるが、より望ましくは10℃以上50℃以下である。具体的には次のようにして行うことができる。DLC注入装置100は、真空チャンバー10、高電圧パルス電源20、ガス注入口30、RF高周波電源40、又はICPプラズマ源50を備える。
[基材の前処理]
DLCを固着させる基材1を用意する。基材1は布、紙、天然皮革、人工皮革、樹脂フィルム、樹脂シート、傘生地、コート生地等々のいずれの材質、構造であってもよい。薄いフィルム状、シート状等どのような形状、厚さであってもよく、裁断し易く、縫製し易く(製品化し易く)、製品として使い心地がよく、下着用生地の場合はフレキシブルで着易いものが適する。基材1は予め洗浄(クリーニング)したものがよい。
基材1は前処理(コンディショニング)処理してから使用することも、前処理せずに使用することもできる。コンディショニングは基材1へのCDやDLCを付着或いは固着(コーティング)し易くする処理であり、基材1に含まれる脱ガス処理、脱水分処理、極低熱収縮処理、基材表面の異物除去処理などであり、基材表面の平坦性の向上、基材表面へのCDやDLCの密着性の向上を計る処理である。例えば、水分除去処理は加熱乾燥により、塵芥処理はプラズマ処理、その他の適宜の手段で行うことができる。
[基材のセット]
基材1を常温状態の真空チャンバー10内にセットする。基材1はミキシング層形成時やDLC成膜時に一方向へ搬送されて巻き取られていく方式(ロールtoロール方式)にセットするのが好ましい。
[ミキシング層の形成]
必要に応じて基材1とDLC膜の密着力向上を目的にミキシング層の形成(イオン注入)を行うこともできる。ミキシング層にはDLC膜の構成元素である炭素や水素の他にケイ素(Si)やフッ素(F)を用いることができる。これらのソースガスにはN、Ar、CH、C、CF、C、H、B等のガスを用いる。また、これらのガスは混合して使用することもできる。ミキシング層の形成は、まず、十分に真空引きされた真空チャンバー10内にガス注入口30からソースガスを供給する。そして高周波電源40、又はICP電源50を用いて放電し、プラズマを発生させ、供給したソースガスをイオン化する。次に、高電圧パルス電源20を用いてマイナスの電圧を印加することでイオンが基材1に向かって引き付けられ、基材1に注入されることでミキシング層が形成される。この時、プラズマの発生源である高周波電源40やICP電源50は高電圧パルス電源20は電源と特性が異なるため、同時に使用することが不可能なため、交互に使用する。
[DLC膜の成膜]
前記のミキシング層(イオン注入)の形成後、高周波電源40、又はICP電源50の電源出力や周波数、及び、真空チャンバー10内の真空度、高電圧パルス電源20の電圧を変更することでイオン注入工程からDLC膜の成膜工程へ移る。この時、ソースガスに酸素やボロン(又は窒素)等も供給することでDLC膜に親水性や帯電防止(半導体や導電性等も)機能を有することもできる。
前記N、Ar、CH、C、CF、C、H、B等の混合ガスは、それらの混合比率を変えることでDLCの物性を変えることができる。これらガスに他のガスを混合することもできる。DLCの物性はSP/SP比、水素含有量、密度、自由空間割合等の因子により左右される。真空チャンバー10に注入するガスの種類のみならず、ガス圧、注入量、プラズマエネルギー、極性基、注入条件を変えることにより、親水性、固着強度等を変えることもできる。例えば、前記原料ガスにフッ素を混合させると基材1の表面が撥水性に富んだものとなる。
基材1の表面の物性は真空チャンバー10に供給されるDLC膜の原料ガスの種類や膜厚によっても変化する。例えば、DLC膜厚が厚いほど耐摩耗性やガスバリア性は向上するが、基材の変形に追従可能な密着力は低下する。逆にDLC膜が薄ければ基材の変形に追従可能な密着力を得ることは容易であるが、耐摩耗性やガスバリア性は低下するDLC膜は図3(a)のように基材1の中に成膜される、成膜が進行すると、図3(b)のように基材1の表面に堆積してDLC膜2となる
基材1に注入するDLCの原料ガスをフッ素混合物とした場合、フッ素の混合比率によって基材1の撥水性に与える影響も異なる。撥水性に富んだ基材1は剥離性や離型性に優れる。フッ素の混合比率を0%〜10%まで増加させると、急激に水接触角が大きくなって撥水性が向上するが、10%を超えるとその増加率は鈍化する。すなわち、DLCの常温成膜の際に注入するDLC原料ガスをフッ素混合物とした場合、撥水性を向上させるためにはそのフッ素混合比率を0%〜10%とすることが望ましいといえる。撥水性を向上させつつ硬度も保つためには、フッ素の混合比率を10%〜20%とするのが望ましく、15%前後がより望ましい。
基材1が白色の場合、基材1に成膜したDLCの膜厚が厚くなり過ぎると基材1が黒っぽくなるので、黒っぽくならない程度の膜厚、例えば、10nm〜2μm程度が適する。
(CD固着基材の実施形態)
本発明におけるCD固着基材は、前記基材1にCD膜3が膜状に固着されたものである。基材1へのCD膜3の成膜は基材1を図2のようにCD水溶液へディッピング(浸漬)したり、CD水溶液を基材1にロールコーティング(塗布)したり、CD水溶液を基材1に吹き付けたり、その他の任意の方法で行うことができる。この場合も基材1は親水化処理を行うのがよい。親水化処理は前記親水化処理方法と同様にして行うことができる。
(DLC及びCD固着基材の実施形態)
本発明におけるDLC及びCD固着基材は、基材1にDLCを含浸或いは成膜して固着し、そのDLC膜2の上にCD膜3が成膜されたものである。DLC膜2は前記方法で成膜することができる。DLC膜2は接着機能があるため、その上に直にCD膜3を成膜することもできるが、DLC膜2の上に接着性向上のためのバインダーを設け、その上からCD膜3を固着することもできる。DLC膜2が10nm〜2μmの場合、CD膜3は50nm〜1mm程度が適する。この場合のCD膜3の成膜も、DLC膜2を備えた基材1を、図2のようにCD水溶液へディッピング(浸漬)したり、ロールコーティング(塗布)したり、CD水溶液を吹き付けたり、その他の任意の方法で行うことができる。なお、CDのディッピング工程を繰り返し、CDを積層化することもできる。
基材1とCD膜3との密着力向上、基材1とDLC膜2との密着力向上、DLC膜2とCD膜3との密着力向上を目的に、基材1の表面或いはDLC膜2の表面にプラズマ処理やコロナ処理を行って、OH基を付与して親水性を高めるのが望ましいことは前記したとおりである。プラズマ処理に使用するソースガス(原料ガス)については特に制約はない。例えば、ヘリウム(He)、アルゴン(Ar)、窒素(N)、酸素(O)等が挙げられる。また、ただ単に親水化目的ではヘキサメチルジシロキサン(HMDSO)やトリメチルシリス(MHDS)等のシラン系を用いても良い。前記ガスは単体又は複数を混成して使用しても良い。それらガス原料を用いて発生させたプラズマを、基材1の表面或いはDLC膜2の表面に照射させて、OH基等の親水基の付与を行う。このプラズマを用いた親水化処理は、真空、大気中のいずれの処理雰囲気であるかを問わない。
前記実施形態では、ロール状の基材1を引き出しながらロール状に巻き取るロールtoロール方式としてあるが、基材1の引き出し、巻き取りは他の方法とすることもできる。図2では、CD水溶液に浸漬した基材1を上下のロール4間に挟んで脱水し、乾燥装置5で乾燥してから巻き取るようにしてある。必要であれば、基材1を巻き取る前に洗浄することもできる。
(CD固着製品、DLC固着製品、DLC及びCD固着製品の実施形態)
本発明のCD固着製品、DLC固着製品、DLC及びCD固着製品は、保温着、下着、おむつ、生理用ナプキン、失禁用おむつ、ブラジャー、傘、レインコート、スポーツウェア、ウェットスーツ、シーツ、病院用シーツ、医療用ウェア、スノーボード、スキー板、水着、タイツ、壁紙、ペット用おむつ、ペット用シート、家畜用保温ウェア、その他各種分野で使用される各種製品である。これら製品は前記CD固着基材、DLC固着基材或いはDLC及びCD固着基材を必要な形状に裁断し、縫製或いは接着剤で接着するなどして製作することができる。裁断方法、縫製方法、接着方法等は既存のそれら方法と同じでも他の方法であってもよい。製品は、裁断、縫製することなく基材のまま壁紙、その他のシートとして製品化することもできる。
本発明のCD固着基材、DLC固着基材、CD固着方法、DLC固着方法等は前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の課題を解決できる範囲で設計変更可能である。
1 基材(生地)
2 DLC膜
3 CD膜
4 ロール
5 乾燥装置
10 真空チャンバー
20 高電圧パルス電源
30 ガス注入口
40 RF高周波電源
50 ICPプラズマ源(ICP電源)
100 DLC注入装置

Claims (9)

  1. CDが基材の表面に成膜固着された、
    ことを特徴とするCD固着基材。
  2. DLCが基材内に注入、或いは、基材の表面に成膜されてDLCが固着された、
    ことを特徴とするDLC固着基材。
  3. DLCが基材の表面に成膜され、そのDLC膜の上にCD膜が固着された、
    ことを特徴とするDLC及びCD固着基材。
  4. 請求項2記載のDLC固着基材又は請求項3記載のDLC及びCD固着基材において、基材へのDLCの注入量又は/及び成膜厚が、基材がDLCの色で変色しない量又は厚さである、
    ことを特徴とするDLC固着基材又はDLC及びCD固着基材。
  5. 請求項1記載のCD固着基材又は請求項2記載のDLC固着基材において、
    CD膜又はDLC膜が、OH基が付与されて親水性が高められた基材に固着された、
    ことを特徴とするCD固着基材又はDLC固着基材。
  6. 請求項3記載のDLC及びCD固着基材において、
    CD膜が、OH基が付与されて親水性が高められたDLC膜の上に固着された、
    ことを特徴とするDLC及びCD固着基材。
  7. 請求項1記載のCD固着基材又は請求項2記載のDLC固着基材において、
    基材へのCD固着処理、DLC固着処理が、真空中又は大気中のいずれかであって常温雰囲気中で行われた、
    ことを特徴とするCD固着基材又はDLC固着基材。
  8. 請求項3記載のDLC及びCD固着基材において、
    基材へのDLC固着処理、当該DLCの上へのCD固着処理が、真空中又は大気中のいずれかであって常温雰囲気中で行われた、
    ことを特徴とするDLC及びCD固着基材。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のCD固着基材又はDLC固着基材又はDLC及びCD固着基材を材料として製造された、
    ことを特徴とするCD固着製品又はDLC固着製品又はDLC及びCD固着製品。
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