JP2018197127A - 固形物が充填された袋の供給方法及び装置 - Google Patents

固形物が充填された袋の供給方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】固形物が充填され袋口が未シールの袋の位置決めを適正に行い、一対の挟持部材により袋の両側縁部を略均等に挟持して、袋を包装機のグリッパーに確実にかつ安定して供給する。【解決手段】袋Bをベルトコンベア22に載せ、略水平姿勢で袋Bの幅方向に搬送し、搬送経路上に設定された取出し位置で一対の挟持部材37,37により袋Bの両側縁部を挟持し、続いて上方に揺動させ袋Bを垂直姿勢に変更する。1つの鉛直面が基準面として設定され、センサーにより、前記搬送経路上で、袋Bの前記搬送経路に平行な方向の袋幅とその中心の位置情報が検出される。その検出結果に基づき、前記取出し位置における一対の挟持部材37,37の間隔が、袋Bの前記袋幅に対応して袋ごとに調整され、袋Bの前記袋幅の中心が前記取出し位置で基準面上に位置するように、ベルトコンベア22のサーボモータが制御される。【選択図】図5

Description

本発明は、固形物が充填され袋口が未シールの袋を、1種以上の追加の包装処理を行う包装機に順次供給する方法及び装置に関する。
特許文献1には、固形物が充填され袋口が未シールの袋を、残りの包装処理(液状物の充填、減圧処理及び袋口のシール等)を行う包装機に順次供給する方法及び装置が記載されている。
この供給方法及び装置では、固形物が充填され袋口が未シールの袋をベルトコンベアに載せ、袋口を前方に向けた略水平姿勢で間欠的に搬送し、搬送経路上に設定された停止位置(取出し位置)で停止させ、前記停止位置において前記袋の両側縁部に左右からガイド部材(一対のガイド部材)を当接させて位置決めした後、左右一対の挟持部材により前記袋の袋口付近の両側縁部を挟持し、続いて所定の移動経路に沿って引渡し位置に移動させると共に、水平姿勢から垂直姿勢に変更する。垂直姿勢に変更された前記袋は、袋受け渡し装置を介して前記包装機の一対のグリッパーに引き渡される。
前記一対のガイド部材は、袋の両側縁部に左右から当接し、前記袋が適正位置(位置決めされるべき位置)からずれている場合はこれを幅方向に移動させ、前記袋の幅の中心を前記一対の挟持部材の中心に一致させる(つまり位置決めする)役割を有する。これにより、前記袋の両側縁部の対称位置が前記一対の挟持部材により均等に挟持され、この袋が前記袋受け渡し装置を介して前記包装機の一対のグリッパーに引き渡されるときも、前記袋の幅の中心を前記一対のグリッパーの中心に一致させることができる。
特開2002−308224号公報
特許文献1に記載された一対のガイド部材による位置決めは、袋を構成する表裏のフィルムの厚みが比較的大きく、袋自体の剛性が高い場合は有効に行うことができる。しかし、フィルムの厚みが比較的小さく、袋自体の剛性が低い(柔らかい)場合は、この位置決めは適正に行えない。なぜなら、前記ガイド部材が袋の側縁部に当接しても、袋の柔らかい側縁部及びその近傍のフィルムが上下に湾曲し、固形物が充填されて重くなった袋が幅方向にスムーズに移動しないからである。その場合、前記一対の挟持部材は袋の両側縁部の対称位置を均等に挟持することができず、袋の両側縁部の一方の挟持代が十分確保できなかったり、上下に湾曲した側縁部が折れ曲がった状態で挟持されるということが生じ得る。
前記一対のガイド部材による前記袋の位置決めが適正に行えないと、一対の挟持部材により前記袋の両側縁部を均等に挟持できず、前記袋を包装機のグリッパーに確実にかつ安定して供給することができない。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、袋の構成するフィルムの厚みや剛性の大きさによらず、固形物が充填され袋口が未シールの袋の位置決めを適正に行い、一対の挟持部材により前記袋の両側縁部を均等に挟持して、前記袋を包装機のグリッパーに確実にかつ安定して供給できるようにすることを目的とする。
本発明に係る袋の供給方法は、固形物が充填され袋口が未シールの袋を搬送手段に載せ、所定の搬送経路に沿って略水平姿勢で前記袋の略幅方向に搬送し、前記搬送経路上に設定された取出し位置で一対の挟持部材により前記袋の袋口付近の両側縁部を挟持し、続いて前記一対の挟持部材により所定の移動経路に沿って引渡し位置に移動させるもので、前記搬送経路に垂直な1つの鉛直面が基準面として設定され、前記取出し位置に搬送された前記袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の間隔が、前記袋の袋口付近において検出された前記搬送経路に平行な方向の袋幅に対応して袋ごとに調整され、前記取出し位置に搬送された前記袋の前記袋幅の中心とその袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の中心が共に前記基準面上に位置することを特徴とする。なお、上記「袋幅」は、袋を平面視で前記搬送経路に平行な方向に計測した見かけ上の袋幅を意味し、多くの場合、袋の公称幅(固形物が充填されていない袋の名目上の幅)より小さく、袋ごとにばらつくことも多い。
上記袋の供給方法において、前記搬送手段による袋の搬送は間欠搬送の場合と、一定速度での連続搬送の場合があり得る。それぞれの作動形態の具体例を以下に示す。
前記搬送手段による搬送が間欠搬送の場合、前記袋が前記取出し位置で停止し、前記搬送手段による搬送過程で前記袋幅(前記搬送経路に平行な方向に計測される袋幅)とその中心の位置情報が検出される。そして、その検出結果に基づき、前記取出し位置に停止した前記袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の間隔が調整され、かつ前記取出し位置に停止した前記袋の前記袋幅の中心が前記基準面上に位置するように前記搬送手段の間欠搬送距離が調整される。
前記搬送手段による搬送が連続搬送の場合、前記一対の挟持部材は前記搬送経路に平行な方向への移動が可能であり、前記袋が前記取出し位置に搬送される前に前記袋の上流側と下流側で前記袋に追従して移動すると共に、互いの間隔を次第に狭めるようになっている。そして、前記搬送手段による搬送過程で前記袋幅(前記搬送経路に平行な方向に計測される袋幅)とその中心の位置情報が検出され、その検出結果に基づき、前記袋の追従して移動する前記一対の挟持部材の移動速度がそれぞれ調整され、かつ前記取出し位置に搬送された前記袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の間隔が調整され、前記袋が前記取出し位置に搬送され前記袋幅の中心が前記基準面上に達したとき、同時に前記一対の挟持部材の中心が前記基準面上に位置するようになっている。また、前記袋幅の中心が前記基準面上に達したとき、前記一対の挟持部材が閉じ前記袋の両側縁部を挟持する。
この連続搬送の場合のより具体的な作動形態の一つとして、前記袋幅の中心が前記基準面上に達したとき、前記一対の挟持部材は前記搬送経路に平行な方向への移動を停止することが挙げられる。また別の作動形態の一つとして、前記袋が前記取出し位置に達した後、前記袋幅の中心が前記基準面の所定距離下流側に設定された位置に達するまで、前記一対の挟持部材が前記袋と同速で移動することが挙げられる。
上記袋の供給方法において、さらに次のような好ましい具体的形態をとり得る。
(1)前記袋が前記移動経路上を移動中又は前記引渡し位置に達した後、前記一対の挟持部材の間隔が広げられ、前記袋の袋口を緊張させる。
(2)上記(1)の場合において、前記袋の公称幅に応じて前記一対の挟持部材の間隔が広げられる。
(3)上記(1)の場合において、前記一対の挟持部材の間隔が広げられる際に前記袋の緊張度が検出され、その検出結果に基づいて前記一対の挟持部材の間隔が調整される。
(4)前記一対の挟持部材が前記基準面に対し垂直な軸を中心に略90°の範囲を揺動し、前記袋が前記取出し位置から前記引渡し位置に移動する過程で、前記袋の姿勢が略水平姿勢から略垂直姿勢に変更される。
上記袋の供給方法は、合わせて次のような具体的形態をとり得る。
(5)前記搬送手段による搬送過程で前記袋の前記搬送経路に対する傾斜角度が検出され、前記取出し位置に搬送された前記袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の間隔が、前記傾斜角度及び前記袋幅(前記搬送経路に平行な方向に計測される袋幅)に基づいて算出される前記袋の幅方向に平行な方向の袋幅に対応して調整され、かつ前記搬送経路に対する前記一対の挟持部材の並び方向が前記傾斜角度に対応して調整され、前記取出し位置に搬送された前記袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の並び方向が、前記袋の幅方向に対し平行とされる。その後、前記移動経路上において前記一対の挟持部材の並び方向が元の状態に戻される。なお、「袋の幅方向」とは、具体的には一般に袋口端縁に沿った方向であり、「袋の幅方向に平行な方向の袋幅」は、前記袋が前記搬送経路に対し傾斜している場合、「搬送経路に平行な方向に計測される袋幅」より小さい。
この具体的形態をとることにより、袋が前記搬送手段上に傾斜した状態(袋の幅方向が前記搬送経路に対して傾斜した状態)で載っている場合でも、一対の挟持部材が挟持する袋の両側縁の長手方向の位置(袋口端縁から挟持位置までの距離)を、両側縁で揃えることができる。
本発明に係る袋の供給装置(搬送手段が間欠搬送タイプ)は、固形物が充填され袋口が未シールの袋を載せ、所定の搬送経路に沿って略水平姿勢で前記袋の略幅方向に間欠搬送する搬送手段と、前記搬送経路上に設定された取出し位置で前記袋の袋口付近の両側縁部を挟持し、所定の移動経路に沿って引渡し位置に移動する一対の挟持部材を備え、前記搬送経路に垂直な1つの鉛直面が基準面として設定され、前記搬送手段が駆動源として第1サーボモータを有し、さらに、前記一対の挟持部材を含む袋移動手段と、検出手段と、制御装置を備える。前記袋移動手段は、さらに前記一対の挟持部材の間隔を調整する第2サーボモータと、前記一対の挟持部材を前記取出し位置と引渡し位置の間で往復移動させる往復移動機構を有し、前記一対の挟持部材は前記取出し位置において中心が前記基準面上に位置する。前記検出手段は、前記取出し位置より前記搬送経路の上流側に設置され、前記搬送手段により搬送される前記袋の袋口付近における前記搬送経路に平行な方向の袋幅とその中心の位置情報を検出する。前記制御装置は、前記検出手段により検出された前記袋幅の中心の位置情報に基づき、前記第1サーボモータを制御して前記搬送手段の間欠搬送距離を調整し、前記取出し位置に停止した前記袋の前記袋幅の中心が前記基準面上に位置するようにし、検出された前記袋幅に基づき前記第2サーボモータを制御し、前記取出し位置における前記一対の挟持部材の間隔を前記袋幅に対応して調整する。
本発明に係る袋の供給装置(搬送手段が連続搬送タイプ、その1)は、固形物が充填され袋口が未シールの袋を載せ、所定の搬送経路に沿って略水平姿勢で前記袋の略幅方向に一定速度で連続搬送する搬送手段と、前記搬送経路上に設定された取出し位置で前記袋の袋口付近の両側縁部を挟持し、所定の移動経路に沿って引渡し位置に移動する一対の挟持部材を備え、前記搬送経路に垂直な1つの鉛直面が基準面として設定され、前記搬送手段が駆動源として第1サーボモータを有し、さらに、前記一対の挟持部材を含む袋移動手段と、検出手段と、制御装置を備える。前記袋移動手段は、さらに前記一対の挟持部材を前記搬送経路に平行な方向に独立して移動させ得る2つの第2サーボモータと、前記一対の挟持部材を前記取出し位置と引渡し位置の間で往復移動させる往復移動機構を有する。前記検出手段は、前記取出し位置より前記搬送経路の上流側に設置され、前記搬送手段により搬送される前記袋の袋口付近における前記搬送経路に平行な方向の袋幅とその中心の位置情報を検出する。前記制御装置は、前記検出手段により検出された前記袋幅とその中心の位置情報に基づき、前記2つの第2サーボモータを制御して、前記袋が前記取出し位置に搬送される前に前記一対の挟持部材を前記袋の上流側と下流側で前記袋に追従して移動させるとともに、互いの間隔を次第に狭めるようにし、前記袋が前記取出し位置に搬送され前記袋幅の中心が前記基準面上に達したとき前記一対の挟持部材の中心を前記基準面上に位置させ、そのときの前記一対の挟持部材の間隔を前記袋幅に対応したものとする。また、前記袋の見かけ上の幅の中心が前記基準面に達したとき、前記一対の挟持部材が閉じ、前記袋の両側縁部が挟持される。
また、本発明に係る袋の供給装置(搬送手段が連続搬送タイプ、その2)は、袋移動手段が前記一対の挟持部材の間隔を調整する第2サーボモータ(1つ)を有する点、及び前記袋移動手段を搬送手段の搬送経路に平行な方向に往復移動させる追従移動機構を有し、前記追従移動機構が駆動源として第3サーボモータを有する点で、前記袋の供給装置(連続搬送タイプ、その1)の発明と異なる。この袋の供給装置が備える前記第2,第3サーボモータが、前記袋の供給装置(連続搬送タイプ、その1)が備える2つの第2サーボモータと同様の機能を果たす。
前記袋の供給装置(連続搬送タイプ、その1,その2)の制御装置の機能として、前記袋が前記取出し位置に搬送され前記袋幅(前記搬送経路に平行な方向に計測される袋幅)の中心が前記基準面上に達したとき、前記一対の挟持部材の前記搬送経路に平行な方向への移動を停止させることが挙げられる。あるいは、前記袋が前記取出し位置に搬送された後、前記袋幅(前記搬送経路に平行な方向に計測される袋幅)の中心が前記基準面の所定距離下流側に設定された位置に達するまで、前記一対の挟持部材を前記袋と同速で移動させることが挙げられる。
上記袋の供給装置は、さらに次のような具体的形態をとり得る。
(1)前記制御装置は、前記一対の挟持部材が前記移動経路を移動中又は前記引渡し位置に達した後、前記第2サーボモータを作動させ、前記袋の公称幅に応じて前記一対の挟持部材の間隔を広げて前記袋の袋口を緊張させる。
(2)前記第2サーボモータに掛かるトルクを検出するトルク検出手段が設置され、前記制御装置は、前記一対の挟持部材が前記袋を前記取出し位置から引渡し位置に移動させる間又は前記引渡し位置に達した後、前記第2サーボモータを作動させ、前記一対の挟持部材の間隔を広げて前記袋の袋口を緊張させ、前記トルク検出手段により検出されるトルクが所定値に達したとき、前記第2サーボモータを停止させる。
(3)前記袋移動手段が前記基準面に対し垂直な軸を中心に略90°の範囲を揺動する揺動アームを有し、前記揺動アームに前記一対の挟持部材と前記第2サーボモータが設置され、前記一対の挟持部材が前記取出し位置から引渡し位置に移動する過程で、前記袋の姿勢が略水平姿勢から略垂直姿勢に変更される。
(4)前記移動経路に沿って移動する前記一対の挟持部材に挟持された前記袋を案内する袋案内手段を備え、前記袋案内手段は前記移動経路の下に前記移動経路に沿って配置され、移動中の前記袋が接触する接触部材からなる。前記接触部材は、例えば前記基準面に対し垂直な回転軸を中心として回転自在な複数個のローラからなる。
上記袋の供給装置は、合わせて次のような好ましい具体的形態をとり得る。
(5)前記袋移動手段において、前記一対の挟持部材が前記一対の挟持部材の挟持面に垂直でかつ前記一対の挟持部材の前記中心を通る軸を中心として揺動自在に支持され、前記袋移動手段は、前記一対の挟持部材を前記軸を中心として往復揺動させる第4サーボモータを有し、前記検出手段は、前記搬送手段により搬送される前記袋の前記搬送経路に対する傾斜角度を検出し、前記制御装置は、前記第2サーボモータを制御して、前記一対の挟持部材の間隔を前記傾斜角度及び前記袋幅(前記搬送経路に平行な方向に計測される袋幅)に基づいて算出される前記袋の幅方向に平行な方向の袋幅に対応して調整し、前記傾斜角度に基づき、前記第4サーボモータを制御して、前記取出し位置において前記一対の挟持部材の並び方向を前記袋の幅方向に対し平行とし、その後、前記移動経路上において前記一対の挟持部材の並び方向を元の状態に戻す。
この具体的形態をとることにより、袋が前記搬送手段上に傾斜した状態(袋の幅方向が前記搬送経路に対して傾斜した状態)で載っている場合でも、一対の挟持部材が挟持する袋の両側縁の長手方向の位置(袋口端縁から挟持位置までの距離)を、両側縁で揃えることができる。
本発明に係る袋の供給方法及び装置では、袋を搬送手段に載せ略水平姿勢で略幅方向に搬送し、前記一対の挟持部材が搬送経路上の取出し位置で前記袋の両側縁部を挟持するとき、前記一対の挟持部材の中心を前記基準面上に位置させるとともに、前記袋の袋口付近の袋幅(搬送経路に平行な方向に計測される袋幅)の中心を前記基準面上に位置させるようにした。このため、特許文献1に記載されたような接触式の位置決めは不要であり、袋を構成するフィルムの厚みや剛性の大きさによらず、搬送経路上の取出し位置において袋の位置決めが適正に行われる。また、前記一対の挟持部材が前記袋の両側縁部を挟持するときの前記一対の挟持部材の間隔が、前記袋幅に対応して調整される。
これにより、前記一対の挟持部材により前記袋の両側縁部を均等に挟持して、前記袋を包装機のグリッパーに確実にかつ安定して供給できるようになる。
本発明に係る袋の供給装置及び包装機の上面図である。 図1に示す供給装置及び包装機の側面図である。 図1に示す供給装置のうちベルトコンベア及び袋案内手段の上面図である。 図1に示す供給装置のうちベルトコンベアの正面図である。 図1に示す供給装置の側面図である。 図1に示す供給装置のうち袋の移動手段の上面図(一対の挟持部材の間隔小)である。 図1に示す供給装置のうち袋の移動手段の上面図(一対の挟持部材の間隔大)である。 図1に示す供給装置のうち袋の移動手段の作動を経時的に示す側面図である。 図1に示す供給装置のうち袋の移動手段の作動を経時的に示す側面図である。 図1に示す供給装置のうち袋の移動手段の作動を経時的に示す側面図である。 図1に示す供給装置のうち袋の移動手段の作動を経時的に示す側面図である。 本発明に係る別の供給装置のうち袋の移動手段の上面図である。 図12に示す袋の移動手段の作動の一例を経持的に示す側面図である。 図12に示す袋の移動手段の作動の他の例を経持的に示す側面図である。 本発明に係るさらに別の供給装置の側面図である。 本発明に係るさらに別の供給装置のうち、一対の挟持部材の角度調整について説明する上面図である。 図16に示す供給装置のうち袋の移動手段の上面図である。 図16に示す供給装置のうち袋の移動手段において、搬送経路上で行われる一対の挟持部材の角度調整を時系列的に示す図である。 図16に示す供給装置のうち袋の移動手段において、搬送経路上で行われる一対の挟持部材の角度調整を時系列的に示す図である。 本発明に係るさらに別の供給装置において、搬送経路上における袋の位置調整及び角度調整について説明する上面図である。 図20に示す供給装置において、搬送経路上における袋の位置調整及び角度調整を時系列的に示す図である。 図20に示す供給装置において、搬送経路上における袋の位置調整及び角度調整を時系列的に示す図である。 図20に示す供給装置において、搬送経路上における袋の位置調整及び角度調整を時系列的に示す図である。 図20に示す供給装置において、搬送経路上における袋の位置調整及び角度調整を時系列的に示す図である。 図20に示す供給装置において、搬送経路上における袋の位置調整及び角度調整を時系列的に示す図である。 図20に示す供給装置の搬送手段を構成する1つのベルトコンベアの作動機構を示す図である。 本発明に係るさらに別の供給装置のうち、搬送経路上における袋の位置調整及び角度調整について説明する上面図である。
次に、図1〜27を参照し、本発明に係る袋の供給方法及び装置のいくつかの実施形態について、詳細に説明する。
[搬送手段が間欠搬送タイプの例]
図1〜11に、本発明に係る袋の供給方法及び装置の一実施形態(間欠搬送タイプ)を示す。図1及び図2に示すように、袋の供給装置1が真空包装機2の近傍に設置されている。
真空包装機2は、例えば特開2013−244967号公報に記載されているものと同様で、回転及び停止を一定のテンポで繰り返しながら間欠回転(図2において時計方向に回転)するテーブル3と、テーブル3の周囲に等角度間隔で設置された複数個(この例では10個)の真空チャンバー4を備える。真空チャンバー4はテーブル3に固定されたチャンバー本体5と、各チャンバー本体5に対し開閉自在に設置されたチャンバー蓋6からなる。
チャンバー本体5は、テーブル3の周囲に開口を外側方向に向けて放射状に等間隔で取り付けられている。前記特開2013−244967号公報に記載されているように、チャンバー蓋6は、チャンバー本体5の開口に対し開閉機構7(図2参照)により開閉され、閉じたときチャンバー本体5とその開口周縁部で密着し、真空チャンバー4を構成する。図2に示すように、真空チャンバー4内には、袋Bのシール予定部のやや下を把持するグリッパー8(詳しくは例えば特許第2538473号公報参照)や、エアシリンダ9で進退する受台11(チャンバー本体5側)と図示しないヒータ(チャンバー蓋6側)からなるシール装置が設置されている。チャンバー本体5には、減圧機構として真空ポンプ及び切替弁と接続された真空配管(真空配管の一部が図1に12で示されている)が連結され、チャンバー本体5とチャンバー蓋6との密着部(チャンバ蓋6の開口周縁部)に、図示しないパッキンがその全周にわたって設置されている。
真空チャンバー4は、テーブル3の間欠回転に伴い水平な円形の移動経路上を間欠移動し(図1においてテーブル3上に記載した数字1〜10は停止位置を示す)、テーブル3が一回転する間に、固形物が充填され袋口が未シールの袋Bの受け入れ(グリッパー8による袋Bの把持)、チャンバー蓋6の閉鎖、真空チャンバー4内での減圧処理及び袋口のシール等の各種包装処理行程が順次行われる。袋口のシール後、真空チャンバー4内が大気圧に戻され、チャンバー蓋6が開き、グリッパー8が開いて袋Bがコンベア13上に落下し、機外に搬出される。図1,2において、14は真空包装機2の架台、15は袋の供給装置1及び真空包装機2等の作動を制御する制御装置である。
図2に示すように、真空包装機2と供給装置1の間に袋の受け渡し装置16が配置されている。受け渡し装置16は、供給装置1から袋Bを受け取り、これを水平移動させて真空包装機2のグリッパー8に引き渡すもので、図示しない駆動源により水平面内で所定距離を直線的に往復動するスライド部材17と、スライド部材17に設置されたチャック18を含む。チャック18はスライド部材17に固定された固定側チャック18aと、スライド部材17に回転自在に支持された軸19に固定された可動側チャック18bからなる(図5参照)。受け渡し装置16はさらに、スライド部材17に設置されたエアシリンダ20を含み、エアシリンダ20のピストンロッド20aの先端が軸19に固定されたレバー21に連結している。エアシリンダ20が作動(ピストンロッド20aが伸縮)するとチャック18が開閉し、スライド部材17が往復動すると、チャック18が水平な直線的移動経路(チャック18に把持された袋Bの移動経路でもある)に沿って、待機位置(図11に実線で示す)と前進位置(図11に2点鎖線で示す)の間で往復動する。
供給装置1は、搬送手段(ベルトコンベア22)、袋移動手段23、検出手段(センサー24)、袋案内手段25、及び前記制御装置15からなる。
ベルトコンベア22は架台26上に設置され、搬送面が水平で、図3に示す駆動源(第1サーボモータ27)により被搬送物(袋B)を直線的な搬送経路に沿って間欠搬送する。ベルトコンベア22のベルト28の表面には、仕切り板29(図3,4参照)が等間隔(基本的に1回の間欠搬送距離に等しい)で固定されている。図1において、ベルトコンベア22は停止状態であり、袋Bがほぼ等間隔で載せられている。袋Bは、作業者31が空袋に固形物32(図4参照)を充填してベルトコンベア22上に載せたもので、仕切り板29が袋Bを載せる位置の目安とされている。ベルトコンベア22上に載せられた袋Bは袋口がシールされておらず、袋口が真空包装機2の側に向けられ、幅方向(袋口端縁Beに沿った方向又は袋の側縁部Baに対し垂直な方向)がベルトコンベア22の搬送方向に対しほぼ平行とされ、図3に示すように、先端部(袋口近傍)がベルト28の外にはみ出している。この例では、袋Bのベルトコンベア22上における最後の停止位置が、袋取出し位置(袋Bの両側縁部Ba,Baが袋移動手段23の後述する一対の挟持部材37,37により挟持される位置)として設定されている。袋Bの前記取出し位置を図1に符号Paで示す。
ベルトコンベア22のフレーム33に、ベルト28(上面側)を水平に保つ受台34と、ベルト28からはみ出した袋Bの先端部(袋口付近)を支持する支持板35が設置されている。
供給装置1において、1つの鉛直面が基準面N(図1参照)として設定され、ベルトコンベア22の搬送経路は基準面Nに対し垂直とされている。
センサー24は、特に図3,4に示すように、この例では前記搬送経路上における袋Bの最後の停止位置(袋取出し位置Pa)とその前の停止位置の間に設置され、搬送される袋Bの袋口付近の袋幅(搬送経路に平行な方向に計測される袋幅)とその中心の位置情報を検出する役割を有する。より具体的には、センサー24は、袋Bの前方側の側縁部Baが検出位置(センサー24の直下位置)に進入したこと(検知信号ON)、及び後方側の側縁部Baが前記検出位置を通過したこと(検知信号OFF)を検知し、その検知信号と、検知信号のON−OFF時の第1サーボモータ27の回転位置に基づいて、制御装置15により前記袋幅とその中心の位置情報が計算(検出)される。なお、センサー24により検出される袋Bの袋幅のことを、以下、被検出袋幅という。
袋Bの被検出袋幅は見かけ上の袋幅(袋Bを平面視したときの袋幅)であり、同じく前記被検出袋幅の中心は見かけ上の袋幅の中心である。固形物32が充填された袋Bは厚み方向に膨らんでおり、見かけ上の袋幅は公称幅(固形物が充填されていない袋の名目上の幅)より小さく、袋ごとにばらつくことが多いため、袋Bの見かけ上の袋幅とその中心の位置情報は袋ごとに検出する必要がある。
制御装置15は、袋Bの被検出袋幅(搬送経路に平行な方向に計測される袋幅)の中心の位置情報に基づき、前記中心から前記基準面Nまでの距離を算出し、算出した前記距離に基づき第1サーボモータ27を制御してベルトコンベア22の間欠搬送距離を調整し、前記取出し位置Paに停止した袋Bの被検出袋幅の中心を基準面N上に位置させる。
なお、センサー24として、例えば光電センサーやCCDイメージセンサー(Charge−Coupled Device)を用いることができる。
袋移動手段23は、袋Bを前記搬送経路上の取出し位置Paから引渡し位置Pb(袋Bが袋受け渡し装置16のチャック18に把持される位置)に移動させるもので、特に図5,6に示すように、基準面Nに対し垂直な軸Oを中心に略90°の範囲を揺動する一対の揺動アーム36,36と、各揺動アーム36の先端部に設置された挟持部材37と、一対の揺動アーム36,36(一対の挟持部材37,37)の間隔を広げ又は狭める第2サーボモータ38を備える。一対の挟持部材37,37の並び方向は、前記搬送経路に対し平行である。
袋移動手段23の具体的構造を説明すると、架台26上に門型のスタンド39が設置され、スタンド39の脚部39aに設置されたブラケット41に往復駆動モータ42が固定され、この往復駆動モータ42の回転軸43(中心が軸O)にフレーム44が固定され、フレーム44にねじ軸45の両端が回転自在に支持されている。ねじ軸45は左右に互いに逆向きにねじ切りされたねじ部45a,45bを有し、中央部にプーリ46が固定されている。また、フレーム44には前記第2サーボモータ38が設置され、第2サーボモータ38の回転軸に固定された駆動プーリ47と前記プーリ46の間にベルト48が張架されている。
各揺動アーム36は、基部にねじ軸45のねじ部45a(45b)に螺合する雌ねじ部36a(36b)と、往復駆動モータ42の回転軸43が貫通する穴36cが形成され、各揺動アーム36の先端部に前記挟持部材37が設置されている。各挟持部材37は、両開き式の挟持部37aと挟持部37aを開閉させるエアシリンダ37bからなる。閉じた状態の挟持部37aを図6,7に実線で示し、開いた状態の挟持部37aを図7に2点鎖線で示す。
第2サーボモータ38が作動すると、一対の揺動アーム36,36が基準面Nを挟んで対称的に接近し又は離隔し、それに伴い、一対の挟持部材37,37が基準面Nを挟んで対称的に(前記搬送経路に対し平行に)接近し又は離隔する(一対の挟持部材37,37の間隔が狭まり又は広がる)。
回転軸43は往復駆動モータ42により90°の角度範囲で往復回転する。それに伴い、一対の揺動アーム36,36が,前記軸Oを中心として鉛直姿勢(図5参照)と水平姿勢(図2参照)の間で90°の角度範囲で揺動し、各揺動アーム36の先端部に設置された挟持部材37も前記軸Oを中心として、前記取出し位置Paと引渡し位置Pbの間で90°の角度範囲で揺動する。挟持部材37の挟持面は、前記取出し位置Paにおいて水平となり、前記引き渡し位置において鉛直となる。一対の挟持部材37,37が前記取出し位置Paから引渡し位置Pbへ移動するとき、一対の挟持部材37,37の中心の軌跡(一対の挟持部材37,37の移動経路)は、常に基準面N上に位置する。
なお、取出し位置Paは、前記搬送経路上の袋Bの位置であり、同時に、前記移動経路上の一対の挟持部材37,37の位置(袋Bを挟持する位置)でもある。また、引き渡し位置Pbは、前記移動経路上の袋Bの位置であり、同時に、前記移動経路上の一対の挟持部材37,37の位置でもある。
制御装置15は、袋Bの被検出袋幅(前記搬送経路に平行な方向に計測される袋幅)に基づき、前記第2サーボモータ38を制御して、前記取出し位置Paにおける前記一対の挟持部材37,37の間隔を袋Bの被検出袋幅に対応して調整し(袋Bの被検出袋幅が大きいほど、一対の挟持部材37,37の間隔を大きくする)、袋Bの両側縁部Ba,Baの適正位置を対称的に挟持できるようにする。
また、制御装置15は、一対の挟持部材37,37(袋B)が前記移動経路に沿って前記取出し位置Paから引渡し位置Pbへ移動中、又は前記引渡し位置Pbに到達した後、前記第2サーボモータ38を制御して、袋Bの前記公称幅に応じて一対の挟持部材37,37の間隔を広げ、袋Bの袋口を緊張させる。図7は、前記引渡し位置Pbにおいて一対の挟持部材37,37の間隔が広がり、袋Bの袋口が緊張して閉じた状態を示す。
袋案内手段25は、一対の挟持部材37,37の前記移動経路(この移動経路は袋Bの移動経路ということもできる)の下に前記移動経路に沿って配置された、袋Bが接触する接触部材を備える。この接触部材は、図2,3,5に示すように、基準面Nに対し垂直な回転軸を中心として回転自在に設置された複数個のローラ49からなる。架台26上に支持台51が設置され、支持台51上にフレーム52が設置され、このフレーム52に複数個のローラ49が前記動経路に沿って一列に設置されている。
袋Bが一対の挟持部材37,37に両側縁部を挟持されて、ベルトコンベア22の前記搬送経路上の取出し位置Paから前記引渡し位置Pbに向け、前記移動経路に沿って移動する間、袋Bがローラ49に接触し(図9参照)、これにより移動中の袋Bの揺れを防止して、受け渡し装置16へ確実かつ安定的に引き渡すことができる。
続いて、上記供給装置1、受け渡し装置16及び真空包装機2の作動形態(特に供給装置1の作動形態)の一例を、さらに図8〜11を参照して、経持的に説明する。
(1)図1,3に示すように、作業者31が袋Bに固形物32を充填し、袋Bの幅方向(袋口端縁Beに沿った方向)をベルトコンベア22の搬送方向にほぼ平行に向け、ベルトコンベア22の上にほぼ等間隔で載せる。このとき、袋Bの一方の側縁部Baを仕切り板29に接触させると、袋Bの幅方向を正確に前記搬送方向に向け、かつ等間隔でベルトコンベア22上に載せやすい。図3に示すように、袋Bの上部(袋口付近)はベルト28の端からはみ出し、支持板35上に載っている。
(2)センサー24により、センサー24の下(ベルトコンベア22の搬送経路上の最後の停止位置(取出し位置Pa)とその前の停止位置の間)を搬送される袋Bの袋口付近の幅(被検出袋幅)とその中心の位置情報を検出する。
ほぼ同じタイミングで、袋移動手段23の一対の揺動アーム36,36が下方に揺動を開始し、一対の挟持部材37,37がベルトコンベア22の搬送経路上の取出し位置に向けて移動する。このとき、一対の挟持部材37,37の挟持部37a,37aは開いている。
(3)制御装置15が、袋Bの被検出袋幅の中心の位置情報に基づき、第1サーボモータ27を制御してベルトコンベア22の間欠搬送距離を調整し、ベルトコンベア22が次に停止したとき、前記取出し位置Paに停止した袋Bの被検出袋幅の中心を基準面N上に位置させる(図3参照)。言い換えれば、袋Bの被検出袋幅の中心が基準面N上に位置したときベルトコンベア22を停止させる。
また、制御装置15は、検出された袋Bの被検出袋幅に基づき、第2サーボモータ38を制御して、前記取出し位置における一対の挟持部材37,37の間隔を袋Bの被検出袋幅に対応して調整する。一対の挟持部材37,37の間隔の調整は、一対の挟持部材37,37が前記移動経路上を前記取出し位置Paに向けて移動中に行われ、前記取出し位置Paに到達時には完了していることが好ましい。
(4)一対の挟持部材37,37が前記取出し位置Paに到達すると、一対の挟持部材37,37のエアシリンダ37bが作動して挟持部37a,37aが閉じ、前記取出し位置Paに停止した袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持する(図8参照)。続いて往復駆動モータ42が作動し、鉛直姿勢であった一対の揺動アーム36,36が上方に揺動を開始し、それに伴い、一対の挟持部材37,37及び袋Bが前記移動経路に沿って前記引渡し位置Pbに向けて移動する(図9参照)。この移動の過程で、袋Bが袋案内手段25の接触部材(ローラ49)に接触し支持される。また、この移動の過程で、一対の挟持部材37,37に挟持された袋Bは水平姿勢から垂直姿勢(袋口が上を向いた状態)に変更される。
(5)一対の揺動アーム36,36が水平姿勢になったとき、一対の挟持部材37,37及び袋Bが前記移動経路の終点(前記引渡し位置Pb)に到達し、一対の挟持部材37,37に挟持された袋Bは垂直姿勢となる(図10参照)。
(6)一対の挟持部材37,37(袋B)が前記移動経路に沿って前記取出し位置Paから引渡し位置Pbへ移動中に、好ましくは、制御装置15が第2サーボモータ38を制御して、袋Bの公称幅に応じて一対の挟持部材37,37の間隔を広げ、袋Bの袋口を緊張させる。この工程は、一対の挟持部材37,37(袋B)が前記引渡し位置Pbに到達した後、行われてもよい。
なお、上記のように袋Bの公称幅に応じて一対の挟持部材37,37の間隔を広げる代わりに、一対の挟持部材37,37の間隔を広げる際に第2サーボモータ38に掛かるトルクを検出し、前記トルクが所定値に達したとき第2サーボモータ38の作動を停止させるようにしてもよい。
(7)一対の挟持部材37,37(袋B)が前記移動経路の終点(前記引渡し位置Pb)に到達すると、その位置(前記待機位置)で開いていた受け渡し装置16のエアシリンダ20が作動し、チャック18が閉じて袋Bの上端部(袋口)を把持する(図11参照)。次いで袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持していた一対の挟持部材37,37が開いて袋Bを解放し、往復駆動モータ42が逆に作動して一対の揺動アーム36,36が下方に揺動し、一対の挟持部材37,37が前記移動経路に沿って前記取出し位置Paに向けて移動する。
(8)図11に2点鎖線で描かれているように、受け渡し装置16のスライド部材17が前進してチャック18及び袋Bが前記待機位置から前進位置に向けて移動(前進)する。
(9)チャック18及び袋Bが前記前進位置に到達したとき、停止位置1(図1参照)に停止した真空チャンバー4のグリッパー8が閉じて袋Bの上端部(ただし、チャック18が把持している箇所の直下)を把持し、次いでチャック18が開いて袋Bを解放する。袋Bを解放したチャック18は前記待機位置に向けて移動(後退)する。
(10)真空チャンバー4のグリッパー8に把持された袋Bは、真空チャンバー4の間欠移動に伴い真空チャンバー4内で所定の減圧処理及び袋口のシール等の包装処理を受ける。真空チャンバー4が停止位置8に停止し、グリッパー8が開くと、袋B(製品)はコンベア13上に落下する。
[搬送手段が連続搬送タイプの例]
次に、図12,13を参照して、本発明に係る袋の供給方法及び装置の別の実施形態(連続搬送タイプ)について説明する。図12,13において、図1〜11と実質的に同じ部位には同じ番号を付与している。
図12,13に示す供給装置1Aは、ベルトコンベア22が袋Bを一定速度で連続搬送する点で、図1〜11に示す供給装置1と異なる。ベルトコンベア22による連続搬送に対応するため、供給装置1Aでは、一対の揺動アーム36,36がそれぞれ別の第2サーボモータ38,38により独立して基準面Nに対し垂直に移動可能とされている。具体的には、図12に示すように、逆向きにねじ切りされた2つのねじ軸53,54がフレーム44に支持され、ねじ軸53,54にそれぞれ揺動アーム36の基部が螺合し、各ねじ軸53,54の端部にプーリ55,56が固定されている。各プーリ55,56は、供給装置1のプーリ46と同様に、それぞれベルト及び駆動プーリ(図示せず)を介して、それぞれ別の第2サーボモータ38,38に連結されている。第2サーボモータ38,38が作動すると、プーリ55,56、ねじ軸53,54及び揺動アーム36,36を介して、各挟持部材37が前記搬送経路に平行に移動する。
なお、ベルトコンベア22により袋Bを連続搬送する場合、ベルトコンベア22の加減速に伴う慣性力が袋Bに作用しないため、間欠搬送の場合に比べて、搬送中に袋Bの姿勢(特に袋口の開口状態)の変動が生じにくいという利点がある。
続いて、上記供給装置1Aの作動形態の一例を、図12,13を参照し、主として供給装置1との相違点に着目して説明する。
(1)一対の揺動アーム36,36が下方の揺動端に達したとき、一対の挟持部材37,37はベルトコンベア22上の袋Bの上流側と下流側に位置する(図13A参照)。このときの一対の挟持部材37,37の間隔及びベルトコンベア22の搬送方向に沿った各挟持部材37の位置は、例えば袋Bの公称幅に応じて予め設定されていた間隔及び位置とされる。このときの一対の挟持部材37,37の間隔及び各挟持部材37,37の位置が、前記設定された間隔及び位置となるように、2つの第2サーボモータ38,38の作動が制御装置15により制御されている。
(2)ベルトコンベア22上の袋Bの被検出袋幅の中心が基準面Nの所定距離上流側に設定された位置(追従開始位置)Sに達すると、2つの第2サーボモータ38,38が作動し、一対の挟持部材37,37が袋Bの上流側と下流側で、連続搬送される袋Bに追従して移動するとともに、互いの間隔を次第に狭める。袋Bの被検出袋幅の中心が前記追従開始位置Sに達するタイミングは、センサー24により検出された袋Bの被検出袋幅の中心の位置情報及びベルトコンベア22の速度に基づき、制御装置15により計算される。そして、袋Bがベルトコンベア22の前記搬送経路上の取出し位置Paに到達し、袋Bの被検出袋幅の中心が基準面Nの位置に達したとき(図13B参照)、一対の挟持部材37,37の移動が停止する。このとき同時にエアシリンダ37b,37bが作動して挟持部37a,37aが閉じ、袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持する。
袋Bの被検出袋幅の中心が基準面Nの位置に達したとき(一対の挟持部材37,37が停止したとき)、一対の挟持部材37,37の中心が基準面N上に位置し、かつ一対の挟持部材37,37の間隔が袋Bの被検出袋幅に応じた適正な値に調整されている必要がある。このため、制御装置15は、袋Bの被検出袋幅とその中心の位置情報及びベルトコンベア22の速度に基づき、一対の挟持部材37,37が袋Bに追従して移動を開始してから袋Bの被検出袋幅の中心が基準面Nの位置に達する(各挟持部材37が停止する)までの挟持部材37,37の移動速度、及び袋Bの被検出袋幅の中心が基準面Nの位置に達したとき(各挟持部材37が停止したとき)の一対の挟持部材37,37の位置を計算する。制御装置15は、その計算結果に基づいて2つの第2サーボモータ38,38を制御し、上記のとおり、袋Bの被検出袋幅の中心が基準面Nの位置に達した(一対の挟持部材37,37が停止した)とき、一対の挟持部材37,37の中心を基準面N上に位置させるとともに、一対の挟持部材37,37の間隔を袋Bの被検出袋幅に応じた適正な値とする。
(3)一対の挟持部材37,37が前記取出し位置Paに到達すると、往復駆動モータ42が作動し、鉛直姿勢であった一対の揺動アーム36,36が上方に揺動を開始し、それに伴い、一対の挟持部材37,37及び袋Bが前記移動経路に沿って前記引渡し位置Pbに向けて移動する。
(4)供給装置1Aのそれ以降の作動形態は、供給装置1と同じである。
続いて、上記供給装置1Aの作動形態の他の例を、図14を参照して説明する。
この例では、ベルトコンベア22上の袋Bの被検出袋幅の中心が基準面Nの位置に達したとき、一対の挟持部材37,37の移動を停止させない点で、作動形態が上記の例と異なる。この作動形態を一部簡略化して説明すると、以下のとおり。
(1)一対の揺動アーム36,36が下方の揺動端に達したとき、一対の挟持部材37,37はベルトコンベア22上の袋Bの上流側と下流側に位置する(図14A参照)。
(2)ベルトコンベア22上の袋Bの被検出袋幅の中心が追従開始位置Sに達すると、第2サーボモータ38,38が作動し、一対の挟持部材37,37が袋Bの上流側と下流側で、連続搬送される袋Bに追従して移動するとともに、互いの間隔を次第に狭める。続いて袋Bの被検出袋幅の中心が基準面Nの位置に達したとき(図14B参照)、エアシリンダ37b,37bが作動して挟持部37a,37aが閉じ、袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持する。
(3)挟持部材37,37が袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持すると、往復駆動モータ42が作動し、鉛直姿勢であった一対の揺動アーム36,36が所定の移動経路に沿って上方に揺動を開始し、それに伴い、一対の挟持部材37,37が前記引渡し位置Pbに向けて移動し、袋Bがベルトコンベア22上から引き出される。一方、第2サーボモータ38,38は作動を続け、一対の挟持部材37,37は一定の間隔を保ったまま、ベルトコンベア22上の袋Bに追従し、袋Bと同速で下流側に移動する。
(4)ベルトコンベア22上の袋Bの被検出袋幅の中心が基準面Nの所定距離下流側に設定された位置(追従終了位置)Tに達したとき、同時に一対の挟持部材37,37の中心が前記位置Tに達し(図14C参照)、第2サーボモータ38,38が停止する。この時点で、袋Bがベルトコンベア22上から完全に引き出されていることが好ましい。
この作動形態であれば、袋Bと一対の挟持部材37,37の前記搬送経路に沿った移動が同速で行われるため、袋Bがベルトコンベア22上から引き出されるとき、袋Bがベルトコンベア22との間の摩擦力によりベルトコンベア22の搬送方向に引きずられずに済む。このため、袋Bに擦り傷が付いたり、袋Bが一対の挟持部材37,37から外れるおそれがない。
[搬送手段が連続搬送タイプの例]
次に、図15(及び図14)を参照して、本発明に係る袋の供給方法及び装置のさらに別の実施形態(連続搬送タイプ)について説明する。図15において、図1〜11と実質的に同じ部位には同じ番号を付与している。
図15に示す供給装置1Bは、先に述べた供給装置1Aと同じく、ベルトコンベア22が袋Bを一定速度で連続搬送する点で図1〜11に示す供給装置1と異なる。ベルトコンベア22による連続搬送に対応するため、供給装置1Bでは、袋移動手段23及び袋案内手段25が追従移動機構57上に設置され、ベルトコンベア22の搬送経路に沿って往復移動可能とされている。
図15に示すように、追従移動機構57は、架台26上に固定されたボックス58、ボックス58の上面に沿って移動可能に設置された移動体59、移動体59の下部に固定されボックス58内に配置された螺合部材61、及びボックス58内に固定された第3サーボモータ62からなる。移動体59上に、袋移送手段23のスタンド39の脚部39a及び袋案内手段25の支持台51が固定されている。
第3サーボモータ62はボックス58内に配置された回転軸63を有し、回転軸63にはねじ部が形成され、前記ねじ部が螺合部材61に形成された雌ねじに螺合している。第3サーボモータ62が作動して回転軸63が回転すると、袋移送手段23及び袋案内手段25が前記搬送経路に沿って(前記搬送経路に平行な方向に)移動する。なお、供給装置1Bにおいて、袋移動手段23及び袋案内手段25は、実質的に供給装置1のものと同じである。
上記供給装置1Bは、供給装置1Aと同様の作動形態(図13,14参照)をとることができる。以下、上記供給装置1Bの作動形態の一例を、図15(及び図14)を参照して説明する。
(1)一対の揺動アーム36,36が下方の揺動端に達したとき、袋移送手段23はベルトコンベア22の搬送方向に沿った所定位置(往動開始位置)に位置し、挟持部材37,37はベルトコンベア22上の袋Bの上流側と下流側に位置する(図14A参照)。このときの一対の挟持部材37,37の間隔及び各挟持部材37の位置(袋移送手段23の位置)は、例えば袋Bの公称幅に応じて予め設定されていた間隔及び位置とされる。制御装置15は、このときの一対の挟持部材37,37の間隔及び位置が、前記設定された間隔及び位置となるように、第2サーボモータ38及び第3サーボモータ62の作動を制御する。
(2)ベルトコンベア22上の袋Bの被検出袋幅の中心が追従開始位置Sに達すると、第2サーボモータ38及び第3サーボモータ62が作動し、一対の挟持部材37,37が袋Bの上流側と下流側で、連続搬送される袋Bに追従して前記搬送経路に平行に移動するとともに、互いの間隔を次第に狭める。続いて袋Bの被検出袋幅の中心が基準面Nの位置に達したとき(図14B参照)、エアシリンダ37b,37bが作動して挟持部37a,37aが閉じ、袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持し、同時に第2サーボモータ38が停止する。このとき、一対の挟持部材37,37の中心も基準面N上に位置し、かつ一対の挟持部材37,37の間隔が袋Bの被検出袋幅に応じた適正な値に調整されている必要がある。
(3)挟持部材37,37が袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持すると、往復駆動モータ42が作動し、鉛直姿勢であった一対の揺動アーム36,36が所定の移動経路に沿って上方に揺動を開始し、それに伴い、一対の挟持部材37,37が前記引渡し位置Pbに向けて移動し、袋Bがベルトコンベア22上から引き出される。一方、第3サーボモータ62は作動を続け、一対の挟持部材37,37は袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持したまま、ベルトコンベア22上の袋Bに追従し、袋Bと同速で下流側に移動する。
(4)ベルトコンベア22上の袋Bの被検出袋幅の中心が基準面Nの所定距離下流側に設定された位置(追従終了位置)Tに達したとき、同時に一対の挟持部材37,37の中心が前記位置Tに達し(図14C参照)、第3サーボモータ62が停止して袋移送手段23(一対の挟持部材37,37)の移動が停止する。この時点で、袋Bがベルトコンベア22上から完全に引き出されていることが好ましい。
[袋移動手段が一対の挟持部材の並び方向調整機能を有する例]
搬送手段(ベルトコンベア22)上に置かれた袋Bは、その幅方向(袋口端縁Beに沿った方向)がベルトコンベア22の搬送経路に対し平行であることが望ましいが、場合によっては、図16に示すように、前記幅方向が前記搬送経路に対し傾斜(傾斜角度θ)することがある。このように傾斜角度θを有する袋Bの左右の側縁部Ba,Baを、並び方向が前記搬送経路に対し平行な一対の挟持部材37,37(図1〜15に示す供給装置1,1A,1Bにおける袋移動手段23の挟持部材37,37)で挟持すると、左右で挟持位置に上下方向のずれが生じる(袋口端縁Beから挟持位置までの距離が左右で異なる)。そのため、一対の挟持部材37,37及び袋Bが前記移動経路に沿って引き渡し位置Pb(図10参照)に到達し、袋Bが垂直姿勢に変更されたとき、袋Bの袋口端縁Beは水平面に対し傾斜(傾斜角度θ)した状態となる。この袋Bが、受け渡し装置16を介して、真空包装機2のグリッパー8に把持されたときも、袋Bの袋口端縁Beは水平面に対して傾斜した状態のままであり、その状態で真空チャンバー4内において袋口のシールが行われるので、袋口のシールは斜めシールとなり、傾斜角度θが大きい場合は袋の美観が損なわれ、シール強度の低下も生じ得る。
以下、図16〜19を参照して、本発明に係る袋の供給方法及び装置のさらに別の実施形態(間欠搬送タイプで、袋移動手段が一対の挟持部材の並び方向調整機能を有する例)について説明する。
図16,17に示す供給装置1Cは、ベルトコンベア22上に載せられた袋Bの幅方向(袋口端縁Beに沿った方向)がベルトコンベア22の搬送経路に対し傾斜している場合であっても、前記受け取り位置Paに到達した袋Bの両側縁部Ba,Baを一対の挟持部材37,37により適正に挟持でき、かつ引き渡し位置Pbに移動して垂直姿勢に変更された袋Bの袋口端縁Beを略水平にすることができる。図16〜19において、図1〜11と実質的に同じ部位には同じ番号を付与している。
供給装置1Cは、図1〜11に示す供給装置1とは、主として次の4点で異なり、その他の点で実質的に同じである。
(1)袋移動手段23において一対の挟持部材37,37が基準面N上に位置する軸Cを中心に揺動可能に支持されている。
(2)袋移動手段23に一対の挟持部材37,37を前記軸Cを中心として揺動させる駆動源として第4サーボモータ65が設置されている。
(3)センサー24がベルトコンベア22上の袋Bの傾斜角度(袋口端縁Beの前記搬送経路に対する傾斜角度θ)を測定する。
(4)制御装置15がセンサー24により検出された傾斜角度θに基づき、後述する第4サーボモータ65を制御し、一対の挟持部材37,37を前記軸Cを中心として揺動させて並び方向を調整し、それにより両側縁部Ba,Baの挟持位置を適正とする。
供給装置1Cにおける袋移動手段23(図17参照)の具体的構造を説明すると、架台26(図5参照)上に門型のスタンド39が設置され、スタンド39に設置された一対のブラケット41,41の一方に往復駆動モータ42が固定され、往復駆動モータ42の回転軸43(中心が前記軸O)の先端に保持部材66の一側が固定されている。前記一対のブラケット41,41の他方に前記回転軸43と同軸の支持軸67の一端が回転自在に支持され、支持軸67の他端に前記保持部材66の他側が固定されている。前記第4サーボモータ65は前記保持部材66に固定され、その回転軸68(中心が軸C)は保持部材66の中心を貫通し、その先端がフレーム44に固定されている。前記軸Cは、基準面N上に位置し、軸Oと直交し、挟持部材37(挟持部37a)の挟持面に対し垂直で、かつ一対の挟持部材37,37の中心を通る。
フレーム44にねじ軸45の両端が回転自在に支持されるとともに、支持軸69の両端が固定されている。ねじ軸45は左右に互いに逆向きにねじ切りされたねじ部45a,45bを有し、中央部にプーリ46が固定されている。図1〜11に示す供給装置1と同様に、フレーム44には第2サーボモータ38(図5参照)が設置され、第2サーボモータ38が回転すると、その駆動力が前記プーリ46に伝達されてねじ軸45が回転する。
各揺動アーム36には、基部にねじ軸45のねじ部45a(45b)に螺合する雌ねじ部36a(36b)と、支持軸69が貫通する穴36cが形成され、各揺動アーム36の先端部に前記挟持部材37が設置されている。支持軸69は、ねじ軸45が回転することに伴う揺動アーム36の共回りを防止する機能を有する。各挟持部材37は、両開き式の挟持部37aと挟持部37aを開閉させるエアシリンダ37bからなる。
第2サーボモータ38(図5参照)が作動すると、ねじ軸45が回転し、一対の揺動アーム36,36が基準面Nを挟んで接近し又は離隔し、それに伴い、一対の挟持部材37,37が基準面Nを挟んで接近し又は離隔する(一対の挟持部材37,37の間隔が狭まり又は広がる)。
回転軸43は往復駆動モータ42により90°の角度範囲で往復回転する。それに伴い、図1〜11に示す供給装置1と同様に、一対の揺動アーム36,36が,前記軸Oを中心として鉛直姿勢と水平姿勢の間で90°の角度範囲で揺動し、各揺動アーム36の先端部に設置された挟持部材37も軸Oを中心として、前記取出し位置Paと引渡し位置Pbの間で90°の角度範囲で揺動する。
第4サーボモータ65が作動すると、回転軸68及びフレーム44が回転し、それに伴い、一対の挟持部材37,37が軸Cを中心として所定角度揺動し、これにより、前記一対の挟持部材の並び方向が調整される。
センサー24は、ベルトコンベア22上を搬送される袋Bの袋口付近における前記搬送方向に平行な方向の袋幅(被検出袋幅)とその中心の位置情報を検出する機能のほか、袋Bの傾斜角度(袋口端縁Beの前記搬送経路に対する傾斜角度θ)を検出する機能を有する。
制御装置15(図1参照)は、図1〜11に示す供給装置1と同様に、袋Bの被検出袋幅の中心の位置情報に基づき、第1サーボモータ27を制御してベルトコンベア22の間欠搬送距離を調整し、前記取出し位置Paに停止した袋Bの被検出袋幅の中心を基準面N上に位置させる。また、制御装置15は、センサー24により検出された袋Bの被検出袋幅及び前記傾斜角度θに基づき、袋Bの幅方向(袋口端縁Beに平行な方向)の袋幅を算出し(前記被検出袋幅をDとしたとき、幅方向の袋幅は近似的にD×cosθで算出できる)、算出された前記袋幅に対応して第2サーボモータ38を制御し、前記一対の挟持部材37,37の間隔を調整する。
その上でさらに、制御装置15は、傾斜角度θに基づき、第4サーボモータ65を制御して、一対の挟持部材37,37を軸Cを中心として基準位置から角度η(=θ)だけ揺動させ、一対の挟持部材37,37の並び方向を調整する。これにより、揺動アーム36,36が垂直姿勢となり一対の挟持部材37,37が前記取出し位置Paにきたとき、図16に示すように、一対の挟持部材37,37の並び方向(一対の挟持部材37,37の挟持部37a,37a同士を結ぶラインL参照)は水平面内で前記搬送経路に対し傾斜し、その傾斜角度はηとなる。なお、前記基準位置とは、一対の挟持部材37,37の並び方向が前記搬送経路に対し平行(η=0)であるときの、前記一対の挟持部材37,37の位置を意味する。
η=θのとき、前記取出し位置Paにおいて、前記ラインL(一対の挟持部材37,37の並び方向)と袋Bの袋口端縁Beは互いに平行となる。従って、前記取出し位置Paにおいて一対の挟持部材37,37が袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持したとき、図16から明らかなとおり、その挟持箇所を左右で揃える(袋口端縁Beから挟持位置までの距離が左右で一致)ことができる。
続いて、一対の挟持部材37,37が前記移動経路を前記引き渡し位置Pb(図10参照)に移動する間、又は前記引き渡し位置Pbに達した後、第4サーボモータ65は逆に作動し、一対の挟持部材37,37を軸Cを中心として逆方向に角度η(=θ)だけ揺動させ、前記基準位置に復帰させる。これにより、前記引渡し位置Pbにおいて、一対の挟持部材37,37に両側縁部Ba,Baを挟持された袋Bの袋口端縁Baを水平とすることができる。
第4サーボモータ65の作動に伴う前記移動経路上での前記軸Cを中心とする一対の挟持部材37,37の往復揺動の一例について、図18,19を参照して、時系列的により詳細に説明する。なお、図18,19は簡略図であり、一部の図示が省略されている。
(1)図18Aは、挟持部材37,37が前記移動経路の終点(引き渡し位置Pb)で開き、袋Bを解放した時点の挟持部材37,37の状態を示す。この時点で、挟持部材37,37は前記基準位置に位置する。続いて、一対の挟持部材37,37の間隔が、センサー24により検出された袋Bの被検出袋幅(前記搬送経路に平行な方向に計測される袋幅)に対応して調整される。
(2)図18Bは、センサー24により検出された袋の傾斜角度(θ)に応じて、第4サーボモータ65が作動し、フレーム44及び揺動アーム36,36と共に一対の挟持部材37,37が、軸Cを中心として前記基準位置から所定角度(η=θ)揺動した状態を示す。
(3)図18Cは、往復駆動モータ42が作動して、一対の揺動アーム36,36が水平姿勢から垂直姿勢へと揺動し、一対の挟持部材37,37が下方の取出し位置Paに到達したときの一対の挟持部材37,37の状態を示す。一対の挟持部材37,37は、前記搬送経路に対し角度η(η=θ)だけ傾斜している。この時点で、袋Bは取出し位置Paに停止している。なお、この例では、一対の挟持部材37,37の角度ηの揺動が、前記引き渡し位置Pbで行われているが、この揺動は一対の挟持部材37,37が前記取出し位置Paに到達するまでの移動経路上、又は前記取出し位置Paに到達してから行われてもよい。
(4)図19Aは、前記取出し位置Paにおいて一対の挟持部材37,37が閉じ、袋B(図示省略)の両側縁部Ba,Baを挟持した時点の一対の挟持部材37,37の状態を示す。一対の挟持部材37,37の並び方向は、水平面内で前記搬送経路に対し角度η(=θ)だけ傾斜している(図16参照)。一対の挟持部材37,37が閉じて袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持するまでに、一対の挟持部材37,37の間隔が、袋Bの幅方向(袋口端縁Beに平行な方向)の袋幅に対応して調整される。
(5)図19Bは、往復駆動モータ42が作動し、一対の揺動アーム36,36が垂直姿勢から水平姿勢へと揺動し、一対の挟持部材37,37が上方の引き渡し位置Pb(図10参照)に到達したときの一対の挟持部材37,37の状態を示す。この時点で、一対の挟持部材37,37は所定角度(η=θ)揺動した状態を保っている。
(6)図19Cは、第4サーボモータ65が逆に作動し、フレーム44及び揺動アーム36,36と共に一対の挟持部材37,37が軸Cを中心として所定角度(η)逆方向に揺動し、前記基準位置に戻った状態を示す。この時点で、一対の挟持部材37,37に両側縁を挟持された袋B(図示省略)の袋口端縁Baが水平となる。なお、この例では、一対の挟持部材37,37の逆方向の揺動が、前記引き渡し位置Pbで行われているが、この揺動は一対の挟持部材37,37が前記引き渡し位置Pbに到達するまでの移動経路上、又は前記引き渡し位置Pbに到達後に行われてもよい。
[袋移動手段が一対の挟持部材の並び方向調整機能を有する他の例]
搬送手段(ベルトコンベア22)上に載せた袋Bは、ベルトコンベア22の搬送経路に対し垂直方向において一定位置(以下、縦方向基準位置という)に位置することが好ましい。袋Bを載せた位置が、前記縦方向基準位置から前記搬送経路に対し垂直方向にずれていると、前記取出し位置において一対の挟持部材37,37が袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持したとき、その挟持位置が適正位置から袋Bの長手方向(袋口端縁Beに対し垂直方向)にずれる。この挟持位置のずれは、一対の挟持部材37,37から、受け渡し装置16を介して真空包装機2のグリッパー8へも受け継がれる。そして、そのまま真空チャンバー4内において袋口のシールが行われるため、袋口のシール位置が適正位置からずれ、そのずれ量が大きい場合は、袋の美観が損なわれ、シール強度の低下も生じ得る。
以下、図20〜26を参照して、本発明に係る袋の供給方法及び装置のさらに別の実施形態(間欠搬送タイプ、袋移動手段が一対の挟持部材の並び方向調整機能を有する例)について説明する。
図20に示す供給装置1Dは、供給装置1Cと同様に、袋移動手段23が一対の挟持部材37,37の並び方向を調整する機能を有する。また、供給装置1Dは、ベルトコンベア22上に載せた袋Bの位置が前記縦方向基準位置から搬送経路に対し垂直方向にずれている場合でも、ベルトコンベア22上でそのずれを修正して、前記受け取り位置Paに到達した袋Bの両側縁部Ba,Baの適正位置を一対の挟持部材37,37により挟持できる。
供給装置1Dにおいて、袋移動手段23は供給装置1Cのものと同じである。そして、供給装置1Dは、供給装置1Cとは、主として次の3点で異なり、その他の点で実質的に同じである。
(1)ベルトコンベア22が、搬送経路の上流側から下流側に直列に配置された3つのサブコンベア22a,22b,22cからなる。サブコンベア22a,22b,22cは、いずれも間欠搬送タイプであり、それぞれ駆動源としてサーボモータ27a,27b,27cを備える。サブコンベア22bは、サーボモータ71(図26参照)が作動することにより、水平面内で搬送経路に対し垂直な方向に移動可能である。
(2)ベルトコンベア22(22a,22b,22c)の搬送経路の上流側から下流側に沿って、3つのセンサー24a,24b,24cが配置されている。センサー24aは、サブコンベア22a上の袋Bの袋口付近の袋幅(搬送経路に平行な方向に計測される袋幅(=被検出袋幅))及びその中心の位置情報を検出する。センサー24bは、サブコンベア22b上の袋Bの袋口端縁Beの位置情報(前記縦方向基準位置からのずれ量)を検出する。センサー24cは、サブコンベア22上の袋Bの傾斜角度(袋口端縁Beの前記搬送経路に対する傾斜角度θ)を検出する。
(3)制御装置15がセンサー24bの検出結果に基づき、サーボモータ71を制御し、サブコンベア22bを前記搬送経路に垂直な方向に移動させ、前記ずれ量を修正する(袋Bの位置を前記縦方向基準位置に移す)。
サブコンベア22bの具体的構造を、図26を参照して説明する。供給装置1Dの架台26(図2参照)上に一対のスタンド72,72が2組立設し、各組のスタンド72,72にガイド部材73の両端が固定されている。ガイド部材73は、水平面内にあり、長手方向がサブコンベア22bの搬送経路に対し垂直とされている。サブコンベア22bのフレーム74に4個のスライドブロック75が固定され、2個ずつのスライドブロック75が各ガイド部材73に摺動自在に嵌っている。また、架台26上のスタンド76に前記サーボモータ71が設置され、その回転軸にレバー77の一端が固定され、レバー77の他端が連結ロッド78の一端に連結されている。一方のフレーム74にブロック79が固定され、ブロック79に連結ロッド78の他端が連結されている。
サーボモータ71が作動すると、レバー77が回転し、連結ロッド78を介してフレーム74(サブコンベア22b)がガイド部材73の軸方向(前記搬送経路に垂直な方向)に移動する。
以下、図20〜25を参照して、供給装置1Dの作動の一例について、時系列的により詳細に説明する。
(1)図20において、ベルトコンベア22(22a,22b,22c)が作動し、袋Bはサブコンベア22aにより搬送されている。袋Bはベルトコンベア22の搬送経路に対し傾斜し、かつ前記搬送経路に対し垂直方向の位置が前記縦方向基準位置からずれている。
(2)図21に示すように、サブコンベア22a上の袋Bは、センサー24aにより、前記搬送経路に平行な方向の袋幅(=被検出袋幅D)及びその中心Pの位置情報が検出される。続いて、袋Bはサブコンベア22bに乗り移る。
(3)サブコンベア22b上に、袋Bの最後の停止位置(袋取出し位置Pa)の1つ前の停止位置が設定され、かつその停止位置において基準面Nに対し平行な1つの鉛直面が基準面Mとして設定されている。制御装置15が、袋Bの被検出袋幅Dの中心Pの位置情報に基づき、第1サーボモータ27bを制御してサブコンベア22bの間欠搬送距離を調整し、サブコンベア22bが次に停止したとき、サブコンベア22b上の前記停止位置に停止した袋Bの前記中心Pを基準面M上に位置させる(図22参照)。言い換えれば、袋Bの被検出袋幅Dの中心Pが基準面M上に位置したときサブコンベア22bを停止させる。
(4)センサー24bは、基準面M上の特定位置Qにおいて袋Bの袋面(袋口端縁Beを含む)を検出し、その検出結果に基づき、制御装置15がサーボモータ71の作動を制御する。具体的には、袋Bがサブコンベア22b上の停止位置に停止したとき、センサー24bが前記特定位置Qにおいて袋口端縁Beを検出した場合、制御装置15は袋Bが前記縦方向基準位置に位置すると判定し、サーボモータ71を作動させない。その他の場合は、制御装置15は袋Bが前記縦方向基準位置からずれていると判定し、サーボモータ71を作動させてサブコンベア22bを前記搬送方向に対し垂直に移動させ、センサー24bが前記特定位置において袋口端縁Beを検出した時点(袋Bが前記縦方向基準位置に達した時点)で、サーボモータ71を停止させる。図22の例では、センサー24bは前記特定位置Qにおいて袋面を全く検出しない。この場合、制御装置15は袋Bが前記縦方向基準位置より袋底側にずれていると判定し、サブコンベア22bを袋口側に移動させ(図23参照)、センサー24bが前記特定位置Qにおいて袋口端縁Beを検出した時点(袋Bが前記縦方向基準位置に達した時点)で、サーボモータ71(サブコンベア22b)を停止させる。
なお、図23の拡大図に示すように、基準面Mと袋口端縁Beが交わる箇所(特定位置Q)は、袋Bの幅方向の中心(袋口端縁Beの中心)Rとは、前記搬送経路に対し平行方向だけでなく、垂直方向にも少しずれている。従って、袋Bが傾斜している場合、袋Bは厳密に前記縦方向基準位置に位置するとはいえないが、近似的には前記縦方向基準位置に位置するということができる。
(5)ベルトコンベア22(サブコンベア22a,22b,22c)が作動し、袋Bがサブコンベア22b上を移動する間に、センサー24cにより、袋Bの傾斜角度(袋口端縁Beの前記搬送経路に対する傾斜角度)θが検出される。具体的には、センサー24cにより袋Bの袋口端縁Beの両端の位置を検出し、その結果に基づき、制御装置15が傾斜角度θを算出する。続いて、袋Bはサブコンベア22bからサブコンベア22cに移り、次の停止位置(取出し位置Pa)に搬送され、袋Bはそこで停止する(図24参照)。このとき、袋Bの前記被検出袋幅Dの中心Pが基準面N上に位置するように、制御装置15によりサブコンベア22b,22cの作動が制御される。なお、取出し位置Paに停止した袋Bの前記被検出袋幅Dの中心Pは、前記軸Cから少しずれている。前記軸Cと前記中心Pのずれは、サブコンベア22aに置かれた袋Bの位置と前記縦方向基準位置とのずれが大きいほど大きくなる。
袋Bが取出し位置Paに停止後、一対の挟持部材37,37が取出し位置Paに到達する。この時点で、一対の挟持部材37,37は基準位置にあり、並び方向が前記搬送経路に対し平行である。
(6)センサー24により検出された袋Bの傾斜角度(θ)に応じて、第4サーボモータ65(図17参照)が作動し、一対の挟持部材37,37が、軸Cを中心として前記基準位置から角度η(=θ)だけ揺動し、その並び方向が袋Bの袋口端縁Beと平行になり、続いて一対の挟持部材37,37が閉じ、袋Bの両側縁部Ba,Baを挟持する(図25参照)。なお、袋Bの前記被検出袋幅Dの中心Pと一対の挟持部材37,37の軸Cが少しずれていることにより、袋Bの幅方向(袋口端縁Beの方向)の中心が、厳密に一対の挟持部材37,37の中心(軸C)に一致するとはいえないが、近似的には一致すると見て差し支えない。
以後の一対の挟持部材37,37の動きは、供給装置1Cにおける一対の挟持部材37,37と同じである。
[袋移動手段が一対の挟持部材の並び方向調整機能を有するさらに他の例]
次に、図27を参照して、間欠搬送タイプで、袋移動手段が一対の挟持部材の並び方向調整機能を有する他の例を説明する。
図27に示す供給装置1Eは、供給装置1Dとは、主として次の2点で異なり、その他の点で実質的に同じである。
(1)センサー24がサブコンベア22aの上方に設置された1つのカメラ(CCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサ等)からなる。センサー24(カメラ24)は、サブコンベア22a上の停止位置において袋B上の特定位置S(袋Bの袋口端縁Beを垂直に2等分する直線T上において、袋口端縁から所定距離dだけ離れた地点)の位置情報と、袋Bの傾斜角度(袋口端縁Beの前記搬送経路に対する傾斜角度)θを検出する。前記距離dは、真空チャンバー4内で行われる袋口のシールが適正位置で行われるように、袋の種類(サイズ等)ごとに設定される。
(2)制御装置15が、ベルトコンベア22(22a,22b,22c)のサーボモータ27a,27b,27c,71を制御し、袋Bがサブコンベア22c上の停止位置(取出し位置Pa)に停止したとき、サブコンベア22c上の袋Bの特定位置Sを前記軸Cに一致させる。
以下、図27を参照して、供給装置1Eの作動の一例について、時系列的に簡単に説明する。
(1)図27において、袋Bはサブコンベア22a上の停止位置で停止し、そのときカメラ24により袋B上の特定位置Sの位置情報及び傾斜角度θが検出される。また、特定位置Sの位置情報に基づき、特定位置Sと前記軸Cの間のずれ量t(前記搬送経路に垂直方向のずれ量)が算出される。
(2)ベルトコンベア22(サブコンベア22a,22b,22c)が作動して袋Bはサブコンベア22bに移り、次にサブコンベア22b上に設定された停止位置に停止する。
(3)前記ずれ量tに基づき、制御装置15がサーボモータ71を制御し、前記ずれ量tがゼロになるように、サブコンベア22bを前記搬送経路に対し垂直方向に移動させる。当初からt=0の場合は、袋Bが前記縦方向基準位置にあると判定し、前記サーボモータ71を作動させない。
(4)続いてベルトコンベア22(サブコンベア22a,22b,22c)が作動し、袋Bがサブコンベア22cに移り、次の停止位置(取出し位置Pa)に搬送され、袋Bはそこで停止する。このとき、袋Bの前記特定位置Sが基準面N上に位置するように、制御装置15がサーボモータ22b,22cのサーボモータ27b,27cを制御して、サブコンベア22b,22cの間欠搬送距離を調整する。特定位置Sと軸Cの間のずれ量tは、サーボモータ22b上においてゼロになっている(袋Bが前記縦方向基準位置に位置する)から、結局、取出し位置Paにおいて特定位置Sが軸C上に位置する。
袋Bが取出し位置Paに停止後、一対の挟持部材37,37が取出し位置Paに到達する。このとき一対の挟持部材37,37は前記基準位置にあり、並び方向が前記搬送経路に対し平行である。
以後の一対の挟持部材37,37の動きは、供給装置1Dにおける一対の挟持部材37,37と同じである。
1,1A 袋の供給装置
8 真空チャンバーのグリッパー
15 制御装置
18 受け渡し装置のチャック
22 袋の搬送手段(ベルトコンベア)
23 袋の移動手段
24 検出手段(センサー)
25 袋案内手段
27 第1サーボモータ
36 揺動アーム
37 挟持部材
37a 挟持部材の挟持部
37b エアシリンダ
38 第2サーボモータ
42 往復駆動モータ
57 追従移動機構
62 第3サーボモータ
65 第4サーボモータ
O 揺動アーム(一対の挟持部材)の揺動軸
N 基準面
Pa 袋B及び挟持部材37の取出し位置
Pb 袋B及び挟持部材37の引渡し位置

Claims (20)

  1. 固形物が充填され袋口が未シールの袋を搬送手段に載せ、所定の搬送経路に沿って略水平姿勢で前記袋の略幅方向に搬送し、前記搬送経路上に設定された取出し位置で一対の挟持部材により前記袋の袋口付近の両側縁部を挟持し、続いて前記一対の挟持部材により所定の移動経路に沿って引渡し位置に移動させる袋の供給方法であり、前記搬送経路に垂直な1つの鉛直面が基準面として設定され、前記取出し位置に搬送された前記袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の間隔が、前記袋の袋口付近において検出された前記搬送経路に平行な方向の袋幅に対応して袋ごとに調整され、前記取出し位置に搬送された前記袋の前記袋幅の中心とその袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の中心が共に前記基準面上に位置することを特徴とする袋の供給方法。
  2. 前記搬送手段は前記袋を間欠的に搬送し、前記袋を前記取出し位置で停止させ、
    前記搬送手段による搬送過程で前記袋幅とその中心の位置情報が検出され、その検出結果に基づき、前記取出し位置に停止した前記袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の間隔が調整され、かつ前記搬送手段の間欠搬送距離が調整され、これにより前記取出し位置に停止した前記袋の前記袋幅の中心が前記基準面上に位置することを特徴とする請求項1に記載された袋の供給方法。
  3. 前記搬送手段は前記袋を一定速度で連続的に搬送し、
    前記一対の挟持部材は前記搬送経路に平行な方向への移動が可能であり、前記袋が前記取出し位置に搬送される前に前記袋の上流側と下流側で前記袋に追従して移動すると共に互いの間隔を次第に狭め、
    前記搬送手段による搬送過程で前記袋幅とその中心の位置情報が検出され、その検出結果に基づき、前記袋に追従して移動する前記一対の挟持部材の移動速度がそれぞれ調整され、かつ前記取出し位置に搬送された前記袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の間隔が調整され、前記袋が前記取出し位置に搬送され前記袋幅の中心が前記基準面上に達したとき、同時に前記一対の挟持部材の中心が前記基準面上に達することを特徴とする請求項1に記載された袋の供給方法。
  4. 前記袋が前記取出し位置に搬送され前記袋幅の中心が前記基準面上に達したとき、前記一対の挟持部材は前記搬送経路に平行な方向への移動を停止することを特徴とする請求項3に記載された袋の供給方法。
  5. 前記袋が前記取出し位置に搬送され前記袋幅の中心が前記基準面の所定距離下流側に設定された位置に達するまで、前記一対の挟持部材が前記袋と同速で移動することを特徴とする請求項3に記載された袋の供給方法。
  6. 前記搬送手段による搬送過程で前記袋の前記搬送経路に対する傾斜角度が検出され、
    前記取出し位置に搬送された前記袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の間隔が、前記傾斜角度及び前記袋幅に基づいて算出される前記袋の幅方向に平行な方向の袋幅に対応して調整され、
    かつ前記搬送経路に対する前記一対の挟持部材の並び方向が前記傾斜角度に対応して調整され、これにより前記取出し位置に搬送された前記袋の両側縁部を挟持する前記一対の挟持部材の並び方向が前記袋の幅方向に対し平行とされ、
    前記移動経路上において前記一対の挟持部材の並び方向が元の状態に戻されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載された袋の供給方法。
  7. 前記袋が前記移動経路上を移動中又は前記引渡し位置に達した後、前記一対の挟持部材の間隔が広げられ、前記袋の袋口を緊張させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載された袋の供給方法。
  8. 前記袋の公称幅に応じて前記一対の挟持部材の間隔が広げられることを特徴とする請求項7に記載された袋の供給方法。
  9. 前記一対の挟持部材の間隔が広げられる際に前記袋の緊張度が検出され、その検出結果に基づいて前記一対の挟持部材の間隔が調整されることを特徴とする請求項7に記載された袋の供給方法。
  10. 前記一対の挟持部材が前記基準面に対し垂直な軸を中心に略90°の範囲を揺動し、前記袋が前記取出し位置から前記引渡し位置に移動する過程で、前記袋の姿勢が略水平姿勢から略垂直姿勢に変更されることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載された袋の供給方法。
  11. 固形物が充填され袋口が未シールの袋を載せ、所定の搬送経路に沿って略水平姿勢で前記袋の略幅方向に間欠搬送する搬送手段と、前記搬送経路上に設定された取出し位置で前記袋の袋口付近の両側縁部を挟持し、所定の移動経路に沿って引渡し位置に移動する一対の挟持部材を備える袋の供給装置であり、
    前記搬送経路に垂直な1つの鉛直面が基準面として設定され、
    前記搬送手段は駆動源として第1サーボモータを有し、
    さらに、前記一対の挟持部材を含む袋移動手段と、検出手段と、制御装置を備え、
    前記袋移動手段は、さらに前記一対の挟持部材の間隔を調整する第2サーボモータと、前記一対の挟持部材を前記取出し位置と引渡し位置の間で往復移動させる往復移動機構を有し、
    前記一対の挟持部材は前記取出し位置において中心が前記基準面上に位置し、
    前記検出手段は、前記取出し位置より前記搬送経路の上流側に設置され、前記搬送手段により搬送される前記袋の袋口付近における前記搬送経路に平行な方向の袋幅とその中心の位置情報を検出し、
    前記制御装置は、前記検出手段により検出された前記袋幅の中心の位置情報に基づき、前記第1サーボモータを制御して前記搬送手段の間欠搬送距離を調整し、前記取出し位置に停止した前記袋の前記袋幅の中心が前記基準面上に位置するようにし、前記検出手段により検出された前記袋幅に基づき、前記第2サーボモータを制御して前記取出し位置における前記一対の挟持部材の間隔を前記袋幅に対応して調整することを特徴とする袋の供給装置。
  12. 固形物が充填され袋口が未シールの袋を載せ、所定の搬送経路に沿って略水平姿勢で前記袋の幅方向に一定速度で連続搬送する搬送手段と、前記搬送経路上に設定された取出し位置で前記袋の袋口付近の両側縁部を挟持し、所定の移動経路に沿って引渡し位置に移動する一対の挟持部材を備える袋の供給装置であり、
    前記搬送経路に垂直な1つの鉛直面が基準面として設定され、
    前記搬送手段が駆動源として第1サーボモータを有し、
    さらに、前記一対の挟持部材を含む袋移動手段と、検出手段と、制御装置を備え、
    前記袋移動手段は、さらに前記一対の挟持部材を前記搬送経路に平行な方向に独立して移動させ得る2つの第2サーボモータと、前記一対の挟持部材を前記取出し位置と引渡し位置の間で往復移動させる往復移動機構を有し、
    前記検出手段は、前記取出し位置より前記搬送経路の上流側に設置され、前記搬送手段により搬送される前記袋の袋口付近における前記搬送経路に平行な方向の袋幅とその中心の位置情報を検出し、
    前記制御装置は、前記検出手段により検出された前記袋幅とその中心の位置情報に基づき、前記2つの第2サーボモータを制御して、前記袋が前記取出し位置に搬送される前に前記一対の挟持部材を前記袋の上流側と下流側で前記袋に追従して移動させるとともに、互いの間隔を次第に狭めるようにし、前記袋が前記取出し位置に搬送され前記袋幅の中心が前記基準面上に達したとき前記一対の挟持部材の中心を前記基準面上に位置させ、そのときの前記一対の挟持部材の間隔を前記袋幅に対応したものとすることを特徴とする袋の供給装置。
  13. 固形物が充填され袋口が未シールの袋を載せ、所定の搬送経路に沿って略水平姿勢で前記袋の幅方向に一定速度で連続搬送する搬送手段と、前記搬送経路上に設定された取出し位置で前記袋の袋口付近の両側縁部を挟持し、所定の移動経路に沿って引渡し位置に移動する一対の挟持部材を備える袋の供給装置であり、
    前記搬送経路に垂直な1つの鉛直面が基準面として設定され、
    前記搬送手段は、駆動源として第1サーボモータを有し、
    さらに、前記一対の挟持部材を含む袋移動手段と、前記袋移動手段を前記搬送経路に平行な方向に往復移動させる追従移動機構と、検出手段と、制御装置を備え、
    前記袋移動手段は、さらに前記一対の挟持部材の間隔を調整する第2サーボモータと、前記一対の挟持部材を前記取出し位置と引渡し位置の間で往復移動させる往復移動機構を有し、
    前記追従移動機構は、駆動源として第3サーボモータを有し、
    前記検出手段は、前記取出し位置より前記搬送経路の上流側に設置され、前記搬送手段により搬送される前記袋の袋口付近における前記搬送経路に平行な方向の袋幅とその中心の位置情報を検出し、
    前記制御装置は、前記検出手段により検出された前記袋幅とその中心の位置情報に基づき、前記第2,第3サーボモータを制御して、前記袋が前記取出し位置に搬送される前に前記一対の挟持部材を前記袋の上流側と下流側で前記袋に追従して移動させるとともに、互いの間隔を次第に狭めるようにし、前記袋が前記取出し位置に搬送され前記袋幅の中心が前記基準面上に達したとき前記一対の挟持部材の中心を前記基準面上に位置させ、そのときの前記一対の挟持部材の間隔を前記袋幅に対応したものとすることを特徴とする袋の供給装置。
  14. 前記制御装置は、前記袋が前記取出し位置に搬送されて前記袋幅の中心が前記基準面上に達したとき、前記一対の挟持部材の前記搬送経路に平行な方向への移動を停止させることを特徴とする請求項12又は13に記載された袋の供給装置。
  15. 前記制御装置は、前記袋が前記取出し位置に搬送された後、さらに前記袋幅の中心が前記基準面の所定距離下流側に設定された位置に達するまで、前記一対の挟持部材を前記袋と同速で移動させることを特徴とする請求項12又は13に記載された袋の供給装置。
  16. 前記袋移動手段において、前記一対の挟持部材が前記一対の挟持部材の挟持面に垂直でかつ前記一対の挟持部材の前記中心を通る軸を中心として揺動自在に支持され、
    前記袋移動手段は、前記一対の挟持部材を前記軸を中心として往復揺動させる第4サーボモータを有し、
    前記検出手段は、前記搬送手段により搬送される前記袋の前記搬送経路に対する傾斜角度を検出し、
    前記制御装置は、前記第2サーボモータを制御して、前記一対の挟持部材の間隔を前記傾斜角度及び前記袋幅に基づいて算出される前記袋の幅方向に平行な方向の袋幅に対応して調整し、前記傾斜角度に基づき、前記第4サーボモータを制御して、前記取出し位置において前記一対の挟持部材の並び方向を前記袋の幅方向に対し平行とし、
    前記移動経路上において前記一対の挟持部材の並び方向を元の状態に戻すことを特徴とする請求項11〜15のいずれかに記載された袋の供給装置。
  17. 前記制御装置は、前記一対の挟持部材が前記移動経路を移動中又は前記引渡し位置に達した後、前記第2サーボモータを作動させ、前記袋の公称幅に応じて前記一対の挟持部材の間隔を広げて前記袋の袋口を緊張させることを特徴とする請求項11〜16のいずれかに記載された袋の供給装置。
  18. さらに前記第2サーボモータに掛かるトルクを検出するトルク検出手段が設置され、前記制御装置は、前記一対の挟持部材が前記袋を前記取出し位置から引渡し位置に移動させる間又は前記引渡し位置に達した後、前記第2サーボモータを作動させ、前記一対の挟持部材の間隔を広げて前記袋の袋口を緊張させ、前記トルク検出手段により検出されるトルクが所定値に達したとき、前記第2サーボモータを停止させることを特徴とする請求項11〜16のいずれかに記載された袋の供給装置。
  19. 前記袋移動手段が前記基準面に対し垂直な軸を中心として略90°の範囲を揺動する揺動アームを有し、前記揺動アームに前記一対の挟持部材と前記第2サーボモータが設置され、前記一対の挟持部材が前記取出し位置から引渡し位置に移動する過程で、前記袋の姿勢が略水平姿勢から略垂直姿勢に変更されることを特徴とする請求項11〜18のいずれかに記載された袋の供給装置。
  20. さらに前記移動経路に沿って移動する前記一対の挟持部材に挟持された前記袋を案内する袋案内手段を備え、前記袋案内手段は前記移動経路の下に前記移動経路に沿って配置され、移動中の前記袋が接触する複数個の接触部材からなることを特徴とする請求項11〜19のいずれかに記載された袋の供給装置。
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