JP2018196185A - パワーコンディショナ、このパワーコンディショナを有する蓄電システム及び配線方法 - Google Patents

パワーコンディショナ、このパワーコンディショナを有する蓄電システム及び配線方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パワーコンディショナと蓄電部との誤配線に起因する動作不良をなくすことが可能なパワーコンディショナ及び蓄電システムを提供する。【解決手段】パワーコンディショナ10において、制御部12と、電力の直流及び交流変換を実行する複数の電力変換部16と、制御部12と蓄電部20とを通信線32を介して接続させる複数の通信系接続端子14aと、電力変換部16と蓄電部20とを電池配線34を介して接続させる複数の送電系接続端子14b、14cと、放電電力が送電された送電系接続端子14b、14cを検知して制御部12に結果を送信する検電素子14dと、を備え、制御部12は、蓄電部20に放電指示を送信し、蓄電部20の放電電力を検知した検電素子14dから放電電力が送電された送電系接続端子14b、14cを特定し、蓄電部20に接続されている通信系接続端子14aと送電系接続端子14b、14cの情報を紐付けテーブルに記憶する。【選択図】図4

Description

本発明は、パワーコンディショナ、このパワーコンディショナを有する蓄電システム及びパワーコンディショナと蓄電部との配線方法に関するものである。
従来、深夜電力等を利用して蓄電池を充電し、例えば、災害等で突然の停電が発生した場合に、予め充電した蓄電池を利用して電力をバックアップする蓄電システムが市販されている。
蓄電システムは、蓄電池を含む蓄電部と、パワーコンディショナと、を備えている。パワーコンディショナは、分電盤における契約ブレーカから延びる系統配線の所定部位から分岐させた電力線から蓄電部を充電するための商用電力を取り込み、交流電力を直流電力に変換して、電池配線を介して充電電力を蓄電部に供給する。そして、例えば、停電が発生した場合等に、パワーコンディショナは、蓄電部の直流電力を宅内の電気機器のような一般家庭負荷に利用可能な交流電力に変換し、電力線及び系統配線を介して電力供給を可能にする。
従来、この種の技術としては、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1には、充電可能な電池パックが複数直列接続されて構成される組電池と、組電池を制御する制御部とを備え、制御部は複数の組電池の接続を接続可能である電力供給システムについて開示されている。
特開2013−51820公報
ところで、従来の蓄電システムによれば、パワーコンディショナに対して蓄電部の追加接続が可能なものがある。また、近年、蓄電システムの使用者が、蓄電部を購入して、パワーコンディショナにその蓄電部を追加接続することが可能な蓄電システムが出現している。しかしながら、蓄電部の追加作業を行う際、施工作業者が配線接続を誤ってしまう懸念があり、蓄電システムの起動時に動作不良を引き起こすおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、誤配線に起因する動作不良を防止することを可能にするパワーコンディショナ、このパワーコンディショナを有する蓄電システム及び配線方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備える。
(1)外部接続される複数の蓄電部(例えば、蓄電部20)に対して充電制御及び放電制御を行う制御部(例えば、制御部12)と、
系統配線から送電される交流電力から前記蓄電部を充電するための直流電力への変換、及び前記蓄電部から放電される直流電力から負荷に供給可能な交流電力への変換を実行する複数の電力変換部(例えば、電力変換部16)と、
前記制御部と前記蓄電部とを通信部を介して接続させる複数の通信系接続部(例えば、通信系接続端子14a(CM(1)〜CM(n)))と、
複数の前記電力変換部の各々に対応して設けられ、前記電力変換部と前記蓄電部とを電池配線を介して接続させる複数の送電系接続部(例えば、送電系接続端子14b、14c(PM(1)〜PM(n))と、
複数の前記送電系接続部の各々に対し、電力が供給されたことを検知する電力検知部(例えば、検電素子14d及び信号配線54)と、を備え、
前記制御部は、
前記蓄電部に放電指示を送信し、当該放電指示に基づいて前記蓄電部が放電したことを検知した前記電力検知部による検知結果に基づいて、前記蓄電部から放電された電力を送電する前記送電系接続部を特定する接続先特定部(例えば、CPU12a(図5のステップS7の処理))と、
前記放電指示の送信に用いた前記通信系接続部と前記接続先特定部によって特定された前記送電系接続部とを紐付けて設定する配線設定部(例えば、CPU12a(図5のステップS8の処理))と、
を有することを特徴とするパワーコンディショナ。
(2)(1)のパワーコンディショナ(例えば、パワーコンディショナ10)と、当該パワーコンディショナに外部接続される蓄電部(例えば、蓄電部20)とを備える蓄電システム。
(3)外部接続される複数の蓄電部(例えば、蓄電部20)に対して充電制御及び放電制御を行う制御部(例えば、制御部12)と、
系統配線から送電される交流電力から前記蓄電部を充電するための直流電力への変換、及び前記蓄電部から放電される直流電力から負荷に供給可能な交流電力への変換を実行する複数の電力変換部(例えば、電力変換部16)と、
前記制御部と前記蓄電部とを通信部を介して接続させる複数の通信系接続部(例えば、通信系接続端子14a(CM(1)〜CM(n)))と、
複数の前記電力変換部の各々に対応して設けられ、前記電力変換部と前記蓄電部とを電池配線を介して接続させる複数の送電系接続部(例えば、送電系接続端子14b、14c(PM(1)〜PM(n))と、を備えるパワーコンディショナと前記蓄電部との配線方法であって、
前記パワーコンディショナの前記通信系接続部及び前記送電系接続部と、前記蓄電部とを前記通信部及び前記電池配線によって接続する接続工程と、
前記制御部から前記蓄電部に対し放電指示を送信する送信工程(例えば、図5のステップS2の処理)と、
複数の前記送電系接続部の中から前記放電指示に基づいて前記蓄電部から放電された前記送電系接続部を特定する特定工程(図7のステップS7の処理)と、
前記蓄電部に対応する前記通信系接続部と前記特定工程によって特定された前記送電系接続部とを紐付けて設定する設定工程(図5のステップS8の処理)と、
を有することを特徴とする配線方法。
本発明によれば、パワーコンディショナと蓄電部とにおける通信系統と送電系統との組み合わせを考慮することなく、パワーコンディショナに対して蓄電部を自由に接続しても問題なく運転することができるようになり、誤配線に起因する動作不良をなくすことが可能になる。
本発明の実施形態における蓄電システムの概略構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るパワーコンディショナの概略構成を示す説明図である。 パワーコンディショナ及び蓄電部における内部の配線を示す説明図である。 パワーコンディショナと蓄電部との配線例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るパワーコンディショナの制御部によって実行される紐付処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態において作成される紐付テーブルの一例を示す説明図である。 パワーコンディショナと蓄電部との他の配線例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るパワーコンディショナの制御部によって実行される紐付処理の他例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における蓄電システム1の構成を示すブロック図である。蓄電システム1は、パワーコンディショナ10と、蓄電部20と、蓄電ブレーカ26と、電力線30と、通信線32(本発明の「通信部」に相当)と、電池配線34と、自立配線36と、切替開閉器111と、を備えている。
蓄電システム1は、宅内に設置された分電盤(図示せず)から延びる、一般家庭負荷110に系統電力を供給する系統配線102に接続され、通常は、系統配線102からの系統電力を用いて蓄電部20を充電し、充電した電力を必要に応じて系統配線102を介して宅内の電化製品に供給する機能を備えている。系統電力は、屋外の配電線から変圧器で変圧され、引込線を介して宅内に引き込まれる電力(商用電力)である。通常時には、配電線から変圧器、引込線等によって宅内に引き込んだ系統電力が、系統配線102を介して一般家庭負荷110に供給される。なお、以下の説明において、系統電力の電源を系統電源と称する。
次に、パワーコンディショナ10について説明する。
パワーコンディショナ10は、制御部12と、インターフェース部14と、電力変換部16と、を備えている。制御部12は、パワーコンディショナ10全体を制御するものである。インターフェース部14は、蓄電部20や各種の外部機器を接続するものであり、複数の蓄電部20を接続することが可能である。
電力変換部16は、系統配線102に接続される電力線30を通じて供給される系統電源からの交流電力を直流電力に変換して、蓄電部20に接続される電池配線34を通じて蓄電部20を充電する充電動作と、蓄電部20から放電される直流電力を交流電力に変換して一般家庭負荷110に供給する放電動作とを実行する。
図2は、電力変換部16の構成を示すブロック図であり、電力変換部16は、コンバータ16aと、インバータ16bと、出力切替回路16cとを備えている。
コンバータ16aは、蓄電部20の放電による直流電力の直流電圧を昇圧して、インバータ16bに供給する。また、コンバータ16aは、インバータ16bからの直流電力の直流電圧を降圧して蓄電部20に供給する。この降圧された直流電力が蓄電部20に供給されることによって、蓄電部20が充電される。
インバータ16bは、コンバータ16aによって昇圧された蓄電部20からの直流電力を交流電力に変換して系統配線102または自立負荷112に供給する、DC/AC動作を行う。また、インバータ16bは、系統配線102から入力した交流電力を直流電力に変換し、コンバータ16aを介して蓄電部20に供給する、AC/DC動作を行う。
出力切替回路16cは、蓄電部20からの放電電力を系統配線102または自立負荷112に供給先を切り替える。また、出力切替回路16cから自立負荷112に向けて供給される電力は、切替開閉器111を経由して自立負荷112に供給される。切替開閉器111は自立負荷112に供給する電力を、系統配線102からの交流電力及び蓄電部20からインバータ16bを経由した交流電力のいずれかに切り替える。例えば、切替開閉器111による電源の切り替えにより、通常時においては、系統電源から自立負荷112への電力供給を可能し、停電時においては、蓄電部20を電源とする自立負荷112への電力供給が可能になる。
ここで、自立負荷112は、常時、電力を供給し続ける必要がある重要負荷を指す。一般家庭負荷110には系統配線102を介して電力が供給される一方、重要負荷(自立負荷112)には停電等で系統電力が消失した際、パワーコンディショナ10の自立出力を介して電力が供給される。
また、図1において、電力線30は、パワーコンディショナ10と、系統配線102とを接続するものである。系統配線102は、契約ブレーカ101から延び、系統配線102における契約ブレーカ101の下流側に、主幹ブレーカ103が配置され、更に下流に複数の分岐ブレーカ(図示しない)が配置され、分岐ブレーカから延びる系統配線102に商用電源用のコンセントが取り付けられている。電力線30は、系統配線102における主幹ブレーカ103の上流側の所定部位から分岐している。
蓄電ブレーカ26は、電力線30に配置され、設置時やメンテナンス時または故障したときに電路を開放する。
電池配線34は、パワーコンディショナ10と蓄電部20とを接続し、パワーコンディショナ10から蓄電部20への充電電力の供給、あるいは蓄電部20からパワーコンディショナ10への放電電力の供給を可能にするものである。通信線32は、パワーコンディショナ10と蓄電部20とを接続し、パワーコンディショナ10と蓄電部20との間で通信可能にするものである。自立配線36は、パワーコンディショナ10と自立負荷112とを切替開閉器36を介して接続するものである。
図3は、蓄電部20の概略構成及びパワーコンディショナ10におけるインターフェース部14の概略構成を示す説明図である。図4は、パワーコンディショナ10と蓄電部20との配線を示す説明図である。
パワーコンディショナ10のインターフェース部14は、電力変換部16の数と同数の通信系接続端子14aと、一対の送電系接続端子14b、14cと、送電系接続端子14b、14cに電力が送電されたことを検知する検電素子14dをそれぞれ備えている。
通信系接続端子14aは、通信配線50によって制御部12に接続される。一対の送電系接続端子14b、14cは、送電配線52によって電力変換部16に接続される。
検電素子14dは、一対の送電系接続端子14b、14cから延びる送電配線52にそれぞれ取り付けられ、検電素子14dから延びる信号配線54が制御部12に接続される。
蓄電部20は、制御部60と、複数のリチウムイオン蓄電池等の蓄電池62と、通信系接続端子14aに通信配線64を介して接続される通信系接続端子20aと、一対の送電系接続端子14b、14cに送電配線66を介して接続される送電系接続端子20b、20cと、送電配線66に設けられたスイッチ68と、を備えている。
なお、説明の便宜上、パワーコンディショナ10にはn個(nは2以上の整数)の電力変換部16が装備されており、それに対応して、通信系接続端子14a及び送電系接続端子14b、14cについてもn個装備されているものとする。更に、図3に示すように、n個の電力変換部16にはINV/CONV(1)〜INV/CONV(n)、n個の通信系接続端子14aにはCM(1)〜CM(n)、n個の一対の送電系接続端子14b、14cにはPM(1)〜PM(n)という識別情報が付与されているものとする。パワーコンディショナ10にはn組の通信系接続端子14a及び送電系接続端子14b、14cが装備されているため、蓄電部20はn個まで装着可能である。説明の便宜上、n個の蓄電部20の通信系接続端子20aをCS(1)〜CS(n)、一対の送電系接続端子20b、20cをPS(1)〜PS(n)と称する場合がある。なお、n個の蓄電部20は、全て同一種類であることが望ましい。
制御部60は、パワーコンディショナ10から指示にしたがって、蓄電池62に対する充電、放電制御を含む各種の制御を行う。蓄電池62は、送電系接続端子20bと送電系接続端子20cとの間に直列に接続される。パワーコンディショナ10からの直流電力が送電系接続端子20b、20cを介して蓄電池62に供給されることによって蓄電池62が充電される。また、蓄電池62から放電された直流電力は、送電系接続端子20b、20cを介してパワーコンディショナ10に供給される。また、制御部60は、スイッチ68の切替制御を行い、蓄電池62の充放電の際にスイッチ68をオンにし、それ以外は、スイッチ68をオフにする。
そして、例えば、図4に示すように、パワーコンディショナ10と蓄電部20とが通信線32によって接続されることにより、パワーコンディショナ10をマスタ、蓄電部20をスレーブとするマスタースレーブ制御が行われる。具体的に、パワーコンディショナ10に複数の蓄電部20が接続された場合に、パワーコンディショナ10の制御部12が複数の蓄電部20を管理し、蓄電容量の少ない蓄電部20に対応する電力変換部16を動作させて充電電力を蓄電部20に供給したり、停電の際に蓄電容量の多い蓄電部20に放電指示を送信して蓄電部20から電力を放電させたりする、等の制御を行う。
次に、制御部12の詳細について説明する。
図1に示すように、制御部12は、各種の処理を行うCPU12aと、蓄電システム1の動作させるための各種のプログラム、データ、テーブル等が記憶されている情報の読み書きが可能なRAM12bと、を備えている。
RAM12bには、電源投入時における初期設定用のプログラム、異なる複数の運転モードのプログラムや運転モードを切り換えるプログラム等が記憶されている。
パワーコンディショナ10の電源スイッチ(図示せず)をオンにすると、CPU12aは、初期設定用のプログラムを実行して、各種の設定を行う。これにより、蓄電システム1が運転可能な状態となる。
そして、CPU12aは、複数の運転モードから選択された一の運転モードを実行することによって蓄電システム1を制御する。
例えば、電気料金が安い深夜電力の時間帯において蓄電部20の充電を行い、通常は、系統電源からの電力と蓄電部20からの電力とを併用して使用し、停電発生時には、蓄電部20の放電を行うように運転モードを設定することが可能である。
また、本実施形態によれば、初期設定用のプログラムに、パワーコンディショナ10のインターフェース部14と蓄電部20との接続関係に関する情報を取得して、RAM12bに保存されている紐付テーブルのフォーマットに情報を記憶することにより、パワーコンディショナ10の制御部12と蓄電部20の制御部60との制御系統と、電力変換部16と蓄電池62との送電系統とを紐付ける、という処理を実行させるプログラムが含まれている。
蓄電システム1の新規設置あるいは蓄電部20の増設等の作業は、パワーコンディショナ10の電源がオフの状態で行われる。そして、設置作業が終わった後、電源スイッチ(図示せず)をオンにしてパワーコンディショナ10を起動することで、最初に初期設定が行われる。
図5は、パワーコンディショナ10の起動時に実行される紐付処理の流れを示すフローチャートである。なお、以降の説明において、便宜上、識別情報CM(N)の通信系接続端子14aを通信系接続端子CM(N)、識別情報PM(N)の送電系接続端子14b、14cを送電系接続端子PM(N)と称することにする。
まず、パワーコンディショナ10の電源をオフからオンにすると、紐付処理が開始され、まず、図5に示すようにステップS1において、CPU12aは、1〜nまでカウントするカウンタを起動する。このカウンタは、次の、ステップS2において、通信系接続端子CM(1)〜CM(n)の中から放電指示の送信に用いる通信系接続端子14aを特定するためのものである。前回紐付処理の終了時にカウント値N=0にリセットされており、カウント値N=N+1を実行する。この処理が終了した場合には、ステップS2に処理を移す。最初にカウント値N=1、つまり通信系接続端子CM(1)に対する紐付け(ステップS2〜S8までの処理)が実行された後、カウント値N=2、通信系接続端子CM(2)に対する紐付けが実行され、以後、カウント値N=n(電力変換部16の台数)になるまで通信系接続端子CM(N)に対する紐付けが実行される。
ステップS2において、CPU12aは、CM(N)を介して蓄電部20に、放電指示を送信する。この処理が終了した場合には、ステップS3に処理を移す。蓄電部20は放電指示を送信すると放電を開始し、放電電力は、送電系接続端子PM(1)〜PM(n)のいずれかに送電される。このため、送電系接続端子PM(1)〜PM(n)に対応する検電素子14dのいずれかが放電電力を検知して、検知信号をCPU12aに送信する。
ステップS3において、CPU12aは、放電指示の送信に用いた通信系接続端子20aの識別情報(CM(N))を紐付テーブルに記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS4に処理を移す。
ステップS4において、CPU12aは、送電系接続端子PM(1)〜PM(n)に対応する各々の検電素子14dのいずれかから検知信号を受信したか否かを判定し、検知信号を受信したと判定した場合には、ステップS6に処理を移し、検知信号を受信していないと判定した場合には、ステップS5に処理を移す。
ステップS5において、CPU12aは、紐付テーブルに、放電指示の送信に用いた通信系接続端子14aの識別情報(CM(N))と紐付けて、蓄電部が接続されていないことを示す非接続情報を記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS1に処理を移す。
ステップS6において、CPU12aは、放電指示の送信に応じて放電した蓄電部20に識別情報を付与する。本実施形態においては、BATT(1)、BATT(2)、・・・、と複数の蓄電部に対して順番に識別情報を付与して行く。この処理が終了した場合には、ステップS7に処理を移す。
ステップS7において、CPU12aは、検知信号を送信した検電素子14dに対応する送電系接続端子14b、14cを特定する。この処理が終了した場合には、ステップS8に処理を移す。
ステップS8において、CPU12aは、ステップS6において蓄電部20に付与した識別情報と、ステップS7において特定された送電系接続端子14b、14cに付与された識別情報を、紐付テーブルに、既に記憶されている通信系接続端子14aの識別情報(CM(N))に紐付けて追加記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS9に処理を移す。
ステップS9において、CPU12aは、カウンタのカウント値(N)が電力変換部16の数(n)以上か否かを判定し、以上と判定する場合には、カウンタをリセットして(ステップS10)、紐付処理を終了する。未満と判定した場合には、ステップS1に処理を移す。つまり、電力変換部16の台数分の紐付けが完了するまで処理が実行される。
以上のように、CPU12aは、例えば、通信系接続端子CM(1)を介して放電指示を送信した際に、検電素子14dからの検知信号を受信しない場合には、通信系接続端子CM(1)に接続されている蓄電部20は無いと判定して、次の、通信系接続端子CM(2)を介して放電指示を送信する。検電素子14dからの検知信号を受信した場合には、蓄電部20からの放電電力の送電先を特定し、蓄電部20の識別情報と、送電系接続端子14b、14cの識別情報とを、放電指示を送信した通信系接続端子14aの識別情報に紐付けて紐付テーブルに記憶する。そして、次の、CM(2)に識別番号の返信を要求する。このように、CM(1)、CM(2)、・・・、CM(N)の順で蓄電部20に対応する通信系接続端子14aと送電系接続端子14b、14cとが紐付テーブルに記憶されていくことによって、通信系接続端子14aと送電系接続端子14b、14cとが紐付けられる。
図6は紐付テーブルの一例を示す説明図である。図6(a)は、図4に示すように配線された場合の紐付テーブルの一例を示し、図6(b)は、図7に示すように配線された場合の紐付テーブルの一例を示す。
図4に示すように、パワーコンディショナ10に対して、2つの蓄電部20が接続される場合において、パワーコンディショナ10における通信系接続端子CM(1)と、一方の蓄電部20における通信系接続端子CS(1)とが通信線32によって接続され、パワーコンディショナ10における送電系接続端子PM(1)と、一方の蓄電部20における送電系接続端子PS(1)とが電池配線34によって接続されている。また、パワーコンディショナ10における通信系接続端子CM(2)と、他方の蓄電部20における送電系接続端子CS(2)とが通信線32によって接続され、パワーコンディショナ10における送電系接続端子PM(2)と、他方の蓄電部20における送電系接続端子PS(2)とが電池配線34によって接続されているとする。
図4に示す配線において、図5に示す紐付処理が実行されると、一方の蓄電部20にBATT(1)という識別情報が付与され、他方の蓄電部20にBATT(2)という識別情報が付与される。更に、紐付テーブルに記憶されているCM(1)に紐付けて、BATT(1)とPM(1)とが記憶され、CM(2)に紐付けて、BATT(2)とPM(2)とが記憶される。なお、CM(3)〜CM(n)には非接続情報(「−」)が記憶される。その結果、図6(a)に示す、紐付テーブルが作成される。
図7に示す配線は、パワーコンディショナ10における通信系接続端子CM(1)、CM(2)と、2つの蓄電部20における通信系接続端子CS(1)、CS(2)とが通信線32によって接続されている。この点では、図4に示す配線と同じであるが、電池配線34の接続先が図4に示す配線と異なっており、パワーコンディショナ10における送電系接続端子PM(1)と、他方の蓄電部20における送電系接続端子PS(2)とが電池配線34によって接続され、パワーコンディショナ10における送電系接続端子PM(2)と、一方の蓄電部における送電系接続端子PS(1)とが電池配線34によって接続されている。
図7に示す配線において、図5に示す紐付処理が実行されると、一方の蓄電部20にBATT(1)という識別情報が付与され、他方の蓄電部20にBATT(2)という識別情報が付与される。更に、紐付テーブルに記憶されているCM(1)に紐付けて、BATT(1)とPM(2)とが記憶され、CM(2)に紐付けて、BATT(2)とPM(1)とが記憶される。なお、CM(3)〜CM(n)には非接続情報(「−」)が記憶される。その結果、図6(b)に示すような、紐付テーブルが作成される。このように、紐付テーブルに識別情報を記憶していくことよって、蓄電部20におけるパワーコンディショナ10への接続先が規定され、蓄電部20とパワーコンディショナ10との配線設定が行われる。
そして、制御部12は、紐付処理においてエラーが発生した場合に、エラー発生の旨を通知し停止する。その一方で、制御部12は、電源投入時における初期設定が正常に終了した場合に、蓄電システム1の運転を開始し、以降、紐付テーブルを参照しながら、制御対象の蓄電部20に対応する電力変換部16を動作させる。例えば、制御部12が、複数の蓄電部20の中で充電する必要がある蓄電部20を検知した場合、紐付テーブルを参照して、充電する必要がある蓄電部20に対応する電力変換部16を特定し、特定した電力変換部16を動作させて充電電力を蓄電部20に供給する制御を行う。
以上、説明したように構成された本発明の実施形態によれば、パワーコンディショナ10と蓄電部20とにおける通信系統と送電系統との組み合わせを考慮することなく、パワーコンディショナ10のインターフェース部14に対して蓄電部20を自由に接続しても問題なく運転することが可能になる。これにより、誤配線に起因する動作不良をなくすことが可能になる。
[他の実施形態]
本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施形態は上述した実施形態に限るものではない。例えば、上述した実施形態においては、制御部12が、パワーコンディショナ10に接続された複数の蓄電部20に対してそれぞれ識別情報を付与しているが、複数の蓄電部20の各々に付与されている固有情報(例えば、製品番号、蓄電池ユニット上のDIPスイッチによって作業員等が付与した番号、等)を蓄電部20から取得し、この固有情報を識別情報として利用してもよい。具体的には、制御部12に、図5に示す紐付処理の代わりに、図8に示す紐付処理を実行させる。
図8では、ステップS11において、CPU12aは、1〜nまでカウントするカウンタを起動する。このカウンタは、次の、ステップS12において、通信系接続端子CM(1)〜CM(n)の中から固有情報の返信要求の送信に用いる通信系接続端子14aを特定するためのものである。この処理が終了した場合には、ステップS12に処理を移す。
ステップS12において、CPU12aは、通信系接続端子CM(N)を介して蓄電部20に、固有情報の返信を要求する。ここで、N=1の場合、最初に、通信系接続端子CM(1)に接続されている蓄電部20に、固有情報の返信を要求する。この処理が終了した場合には、ステップS13に処理を移す。
ステップS13において、CPU12aは、蓄電部20からの返信の有無を判定する。蓄電部20から固有情報の返信があったと判定する場合には、ステップS14に処理を移し、蓄電部20から固有情報の返信がなかったと判定した場合には、ステップS1に処理を移す。
ステップS14において、CPU12aは、固有情報の返信要求の送信に用いた通信系接続端子20aの識別情報(CM(N))と蓄電部20から取得した固有情報とを紐付けてRAM12bの紐付テーブルに記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS15に処理を移す。
ステップS15において、CPU12aは、通信系接続端子CM(N)を介して蓄電部20に、放電指示を送信する。この処理が終了した場合には、ステップS16に処理を移す。
ステップS16において、CPU12aは、検知信号を送信した検電素子14dに対応する送電系接続端子14b、14cを特定する。そして、ステップS17において、CPU12aは、特定した送電系接続端子14b、14cに付与された識別情報を、既に紐付テーブルに記憶されているCM(N)と蓄電部20からの固有情報とに紐付けて紐付テーブルに追加記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS18に処理を移す。
ステップS18において、CPU12aは、カウンタのカウント値(N)が電力変換部16の数(n)以上か否かを判定し、以上と判定する場合には、カウンタをリセットして(ステップS19)、紐付処理を終了する。未満と判定した場合には、ステップS1に処理を移す。つまり、電力変換部16の台数分の紐付けが完了するまで処理が実行される。
以上のように、CPU12aは、例えば、通信系接続端子CM(1)から固有情報の返信を要求する指示を出力させ、蓄電部20からの返信が無い場合には、CM(1)に接続されている蓄電部20は無いと判定して、次の、通信系接続端子CM(2)から固有情報の返信を要求する指示を出力する。蓄電部20からの返信が有る場合には、通信系接続端子CM(1)から放電指示を送信して蓄電部20からの放電電力の送電先を特定し、蓄電部20の固有情報と、蓄電部20に対応する通信系接続端子14aの識別情報及び送電系接続端子14b、14cの識別情報と、電力変換部16の識別情報とを紐付けて紐付テーブルに記憶する。そして、次の、通信系接続端子CM(2)から固有情報の返信を要求する指示を出力させる。このように、CM(1)、CM(2)、・・・、CM(N)の順で蓄電部20に対応する通信系接続端子14aと送電系接続端子14b、14cとを紐付ける情報が紐付テーブルに記憶されていく。その結果、図6に示す紐付テーブルにおいて、蓄電部の識別情報の項目に、蓄電部20の固有情報が記憶された紐付テーブルが作成される。
また、上述した実施形態においては、パワーコンディショナ10に、検電素子14d及び信号配線54が常設されているが、検電素子14d及び信号配線54については取付/取外自在であってもよく、蓄電部20を新たに接続するときに、パワーコンディショナ10に対して検電素子14d及び信号配線54を取り付けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、放電電力を検知する検電素子14dを用いているが、制御部12が、複数の送電系接続端子PM(1)〜PM(n)のいずれに放電電力が供給されたのかを判別できるのであれば、放電電力を検知するための構成については問わない。例えば、送電系接続端子PM(1)〜PM(n)と制御部12とを信号配線によって接続し、供給された放電電力の一部を分圧して制御部12に送信するようにしてもよい。更には、制御部12が、紐付処理において放電指示を送信した場合における複数の電力変換部16の動作状態を監視するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、パワーコンディショナ10の制御部12と蓄電部20の制御部60とを通信線32を介して有線接続しているが、送受信部(本発明の「通信部」に相当)を介して無線で接続するようにしてもよい。
1 蓄電システム
10 パワーコンディショナ
12 制御部
12a CPU
12b RAM
12c 入出力部
14 インターフェース部
14a 通信系接続端子
14b、14c 送電系接続端子
14d 検電素子
16 電力変換部
20 蓄電部
20a 通信系接続端子
20b、20c 送電系接続端子
30 電力線
32 通信線
34 電池配線
36 自立配線
50 通信配線
52 送電配線
54 信号配線
60 制御部
62 蓄電池
102 系統配線
110 一般家庭負荷
112 自立負荷

Claims (3)

  1. 外部接続される複数の蓄電部に対して充電制御及び放電制御を行う制御部と、
    系統配線から送電される交流電力から前記蓄電部を充電するための直流電力への変換、及び前記蓄電部から放電される直流電力から負荷に供給可能な交流電力への変換を実行する複数の電力変換部と、
    前記制御部と前記蓄電部とを通信部を介して接続させる複数の通信系接続部と、
    複数の前記電力変換部の各々に対応して設けられ、前記電力変換部と前記蓄電部とを電池配線を介して接続させる複数の送電系接続部と、
    複数の前記送電系接続部の各々に対し、電力が供給されたことを検知する電力検知部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記蓄電部に放電指示を送信し、当該放電指示に基づいて前記蓄電部が放電したことを検知した前記電力検知部による検知結果に基づいて、前記蓄電部から放電された電力を送電する前記送電系接続部を特定する接続先特定部と、
    前記放電指示の送信に用いた前記通信系接続部と前記接続先特定部によって特定された前記送電系接続部とを紐付けて設定する配線設定部と、
    を有することを特徴とするパワーコンディショナ。
  2. 請求項1記載のパワーコンディショナと、当該パワーコンディショナに外部接続される蓄電部とを備える蓄電システム。
  3. 外部接続される複数の蓄電部に対して充電制御及び放電制御を行う制御部と、
    系統配線から送電される交流電力から前記蓄電部を充電するための直流電力への変換、及び前記蓄電部から放電される直流電力から負荷に供給可能な交流電力への変換を実行する複数の電力変換部と、
    前記制御部と前記蓄電部とを通信部を介して接続させる複数の通信系接続部と、
    複数の前記電力変換部の各々に対応して設けられ、前記電力変換部と前記蓄電部とを電池配線を介して接続させる複数の送電系接続部と、を備えるパワーコンディショナと前記蓄電部との配線方法であって、
    前記パワーコンディショナの前記通信系接続部及び前記送電系接続部と、前記蓄電部とを前記通信部及び前記電池配線によって接続する接続工程と、
    前記制御部から前記蓄電部に対し放電指示を送信する送信工程と、
    複数の前記送電系接続部の中から前記放電指示に基づいて前記蓄電部から放電された前記送電系接続部を特定する特定工程と、
    前記蓄電部に対応する前記通信系接続部と前記特定工程によって特定された前記送電系接続部とを紐付けて設定する設定工程と、
    を有することを特徴とする配線方法。
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