JP2018196185A - パワーコンディショナ、このパワーコンディショナを有する蓄電システム及び配線方法 - Google Patents
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Abstract
Description
蓄電システムは、蓄電池を含む蓄電部と、パワーコンディショナと、を備えている。パワーコンディショナは、分電盤における契約ブレーカから延びる系統配線の所定部位から分岐させた電力線から蓄電部を充電するための商用電力を取り込み、交流電力を直流電力に変換して、電池配線を介して充電電力を蓄電部に供給する。そして、例えば、停電が発生した場合等に、パワーコンディショナは、蓄電部の直流電力を宅内の電気機器のような一般家庭負荷に利用可能な交流電力に変換し、電力線及び系統配線を介して電力供給を可能にする。
系統配線から送電される交流電力から前記蓄電部を充電するための直流電力への変換、及び前記蓄電部から放電される直流電力から負荷に供給可能な交流電力への変換を実行する複数の電力変換部(例えば、電力変換部16)と、
前記制御部と前記蓄電部とを通信部を介して接続させる複数の通信系接続部(例えば、通信系接続端子14a(CM(1)〜CM(n)))と、
複数の前記電力変換部の各々に対応して設けられ、前記電力変換部と前記蓄電部とを電池配線を介して接続させる複数の送電系接続部(例えば、送電系接続端子14b、14c(PM(1)〜PM(n))と、
複数の前記送電系接続部の各々に対し、電力が供給されたことを検知する電力検知部(例えば、検電素子14d及び信号配線54)と、を備え、
前記制御部は、
前記蓄電部に放電指示を送信し、当該放電指示に基づいて前記蓄電部が放電したことを検知した前記電力検知部による検知結果に基づいて、前記蓄電部から放電された電力を送電する前記送電系接続部を特定する接続先特定部(例えば、CPU12a(図5のステップS7の処理))と、
前記放電指示の送信に用いた前記通信系接続部と前記接続先特定部によって特定された前記送電系接続部とを紐付けて設定する配線設定部(例えば、CPU12a(図5のステップS8の処理))と、
を有することを特徴とするパワーコンディショナ。
系統配線から送電される交流電力から前記蓄電部を充電するための直流電力への変換、及び前記蓄電部から放電される直流電力から負荷に供給可能な交流電力への変換を実行する複数の電力変換部(例えば、電力変換部16)と、
前記制御部と前記蓄電部とを通信部を介して接続させる複数の通信系接続部(例えば、通信系接続端子14a(CM(1)〜CM(n)))と、
複数の前記電力変換部の各々に対応して設けられ、前記電力変換部と前記蓄電部とを電池配線を介して接続させる複数の送電系接続部(例えば、送電系接続端子14b、14c(PM(1)〜PM(n))と、を備えるパワーコンディショナと前記蓄電部との配線方法であって、
前記パワーコンディショナの前記通信系接続部及び前記送電系接続部と、前記蓄電部とを前記通信部及び前記電池配線によって接続する接続工程と、
前記制御部から前記蓄電部に対し放電指示を送信する送信工程(例えば、図5のステップS2の処理)と、
複数の前記送電系接続部の中から前記放電指示に基づいて前記蓄電部から放電された前記送電系接続部を特定する特定工程(図7のステップS7の処理)と、
前記蓄電部に対応する前記通信系接続部と前記特定工程によって特定された前記送電系接続部とを紐付けて設定する設定工程(図5のステップS8の処理)と、
を有することを特徴とする配線方法。
図1は、本発明の一実施形態における蓄電システム1の構成を示すブロック図である。蓄電システム1は、パワーコンディショナ10と、蓄電部20と、蓄電ブレーカ26と、電力線30と、通信線32(本発明の「通信部」に相当)と、電池配線34と、自立配線36と、切替開閉器111と、を備えている。
パワーコンディショナ10は、制御部12と、インターフェース部14と、電力変換部16と、を備えている。制御部12は、パワーコンディショナ10全体を制御するものである。インターフェース部14は、蓄電部20や各種の外部機器を接続するものであり、複数の蓄電部20を接続することが可能である。
コンバータ16aは、蓄電部20の放電による直流電力の直流電圧を昇圧して、インバータ16bに供給する。また、コンバータ16aは、インバータ16bからの直流電力の直流電圧を降圧して蓄電部20に供給する。この降圧された直流電力が蓄電部20に供給されることによって、蓄電部20が充電される。
電池配線34は、パワーコンディショナ10と蓄電部20とを接続し、パワーコンディショナ10から蓄電部20への充電電力の供給、あるいは蓄電部20からパワーコンディショナ10への放電電力の供給を可能にするものである。通信線32は、パワーコンディショナ10と蓄電部20とを接続し、パワーコンディショナ10と蓄電部20との間で通信可能にするものである。自立配線36は、パワーコンディショナ10と自立負荷112とを切替開閉器36を介して接続するものである。
パワーコンディショナ10のインターフェース部14は、電力変換部16の数と同数の通信系接続端子14aと、一対の送電系接続端子14b、14cと、送電系接続端子14b、14cに電力が送電されたことを検知する検電素子14dをそれぞれ備えている。
通信系接続端子14aは、通信配線50によって制御部12に接続される。一対の送電系接続端子14b、14cは、送電配線52によって電力変換部16に接続される。
検電素子14dは、一対の送電系接続端子14b、14cから延びる送電配線52にそれぞれ取り付けられ、検電素子14dから延びる信号配線54が制御部12に接続される。
図1に示すように、制御部12は、各種の処理を行うCPU12aと、蓄電システム1の動作させるための各種のプログラム、データ、テーブル等が記憶されている情報の読み書きが可能なRAM12bと、を備えている。
ステップS8において、CPU12aは、ステップS6において蓄電部20に付与した識別情報と、ステップS7において特定された送電系接続端子14b、14cに付与された識別情報を、紐付テーブルに、既に記憶されている通信系接続端子14aの識別情報(CM(N))に紐付けて追加記憶する。この処理が終了した場合には、ステップS9に処理を移す。
本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施形態は上述した実施形態に限るものではない。例えば、上述した実施形態においては、制御部12が、パワーコンディショナ10に接続された複数の蓄電部20に対してそれぞれ識別情報を付与しているが、複数の蓄電部20の各々に付与されている固有情報(例えば、製品番号、蓄電池ユニット上のDIPスイッチによって作業員等が付与した番号、等)を蓄電部20から取得し、この固有情報を識別情報として利用してもよい。具体的には、制御部12に、図5に示す紐付処理の代わりに、図8に示す紐付処理を実行させる。
図8では、ステップS11において、CPU12aは、1〜nまでカウントするカウンタを起動する。このカウンタは、次の、ステップS12において、通信系接続端子CM(1)〜CM(n)の中から固有情報の返信要求の送信に用いる通信系接続端子14aを特定するためのものである。この処理が終了した場合には、ステップS12に処理を移す。
また、上述した実施形態においては、パワーコンディショナ10の制御部12と蓄電部20の制御部60とを通信線32を介して有線接続しているが、送受信部(本発明の「通信部」に相当)を介して無線で接続するようにしてもよい。
10 パワーコンディショナ
12 制御部
12a CPU
12b RAM
12c 入出力部
14 インターフェース部
14a 通信系接続端子
14b、14c 送電系接続端子
14d 検電素子
16 電力変換部
20 蓄電部
20a 通信系接続端子
20b、20c 送電系接続端子
30 電力線
32 通信線
34 電池配線
36 自立配線
50 通信配線
52 送電配線
54 信号配線
60 制御部
62 蓄電池
102 系統配線
110 一般家庭負荷
112 自立負荷
Claims (3)
- 外部接続される複数の蓄電部に対して充電制御及び放電制御を行う制御部と、
系統配線から送電される交流電力から前記蓄電部を充電するための直流電力への変換、及び前記蓄電部から放電される直流電力から負荷に供給可能な交流電力への変換を実行する複数の電力変換部と、
前記制御部と前記蓄電部とを通信部を介して接続させる複数の通信系接続部と、
複数の前記電力変換部の各々に対応して設けられ、前記電力変換部と前記蓄電部とを電池配線を介して接続させる複数の送電系接続部と、
複数の前記送電系接続部の各々に対し、電力が供給されたことを検知する電力検知部と、を備え、
前記制御部は、
前記蓄電部に放電指示を送信し、当該放電指示に基づいて前記蓄電部が放電したことを検知した前記電力検知部による検知結果に基づいて、前記蓄電部から放電された電力を送電する前記送電系接続部を特定する接続先特定部と、
前記放電指示の送信に用いた前記通信系接続部と前記接続先特定部によって特定された前記送電系接続部とを紐付けて設定する配線設定部と、
を有することを特徴とするパワーコンディショナ。 - 請求項1記載のパワーコンディショナと、当該パワーコンディショナに外部接続される蓄電部とを備える蓄電システム。
- 外部接続される複数の蓄電部に対して充電制御及び放電制御を行う制御部と、
系統配線から送電される交流電力から前記蓄電部を充電するための直流電力への変換、及び前記蓄電部から放電される直流電力から負荷に供給可能な交流電力への変換を実行する複数の電力変換部と、
前記制御部と前記蓄電部とを通信部を介して接続させる複数の通信系接続部と、
複数の前記電力変換部の各々に対応して設けられ、前記電力変換部と前記蓄電部とを電池配線を介して接続させる複数の送電系接続部と、を備えるパワーコンディショナと前記蓄電部との配線方法であって、
前記パワーコンディショナの前記通信系接続部及び前記送電系接続部と、前記蓄電部とを前記通信部及び前記電池配線によって接続する接続工程と、
前記制御部から前記蓄電部に対し放電指示を送信する送信工程と、
複数の前記送電系接続部の中から前記放電指示に基づいて前記蓄電部から放電された前記送電系接続部を特定する特定工程と、
前記蓄電部に対応する前記通信系接続部と前記特定工程によって特定された前記送電系接続部とを紐付けて設定する設定工程と、
を有することを特徴とする配線方法。
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