JP2018192554A - 切削工具 - Google Patents

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Toshio Daizo
俊夫 大増
潤一 福原
Junichi Fukuhara
潤一 福原
隆 深澤
Takashi Fukazawa
隆 深澤
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Abstract

【課題】切削加工による切削工具の側面の摩耗を抑制する。【解決手段】外周部に鋸刃が形成された略円環状の切削工具であって、両側面に凹部を有する。なお、該凹部は、格子状に配列された複数の溝によって形成されてもよい。該凹部は、円周方向に沿って環状に伸長する複数の溝によって形成されてもよい。該凹部は、該略円環状の切削工具の内周部から該外周部に向けて放射線状に伸長する複数の溝によって形成されてもよい。該凹部は、規則的に配列された複数のディンプルによって形成されてもよい。該凹部は、不規則に配列された複数の溝によって形成されてもよい。【選択図】図3

Description

本発明は、焼結前のセラミックス等の被加工物を切削加工する際に用いられる切削工具に関する。
携帯電話等に使用される半導体デバイスの一つに、積層セラミックコンデンサーがある。該積層セラミックコンデンサーは、一つの携帯電話に数百個搭載されており、日々大量に生産され、大量に消費されている。
複数枚の板状の生セラミックス(焼結前のセラミックス)を重ねて形成される積層体を、切削装置によって切削加工して複数の積層体に分割し、その後この積層体を焼結すると積層セラミックコンデンサーを製造できる。切削装置による分割を焼結後に実施すると、焼結時の高温により熱変形が生じ、該積層体の配列が歪み精密な切削が難しくなるため、分割はセラミックスの焼結前に実施する。
複数枚の上述した生セラミックスの積層体を切削装置によって分割する工程は、略円環状に形成された切削工具を装着した切削装置により実施される。生セラミックスの切削加工に用いられる切削工具として、外周に鋸刃が形成された切削工具(回転ブレード)が開示されている(特許文献1参照)。切削装置は、該切削工具を回転させて生セラミックスに切り込ませることで該生セラミックスを切削加工する。
特開平4−179505号公報
ところで、該切削工具を用いて生セラミックス等の被加工物を繰り返し切削加工していくと、加工屑が生じる。そして、切削工具による切削加工中には、該切削工具や該被加工物に切削液が供給される。該切削液は、加工により発生した加工屑の排出や、該切削工具や該被加工物の冷却のために供給される。
しかし、切削加工で形成される切削溝と、該切削工具の側面と、の間に該加工屑が入り込むと、該切削液で該加工屑を排出するのは容易ではない。該切削溝と、該切削工具の側面と、の間に加工屑が入り込んだ状態で切削加工を継続すると、該切削工具の側面が摩耗するため問題となる。
さらに、切削加工で形成される切削溝と、該切削工具の側面と、の接触抵抗が大きく、切削工具にかかる負荷が大きいと、回転する該切削工具にうねりや歪みを生じて該切削工具が該被加工物に対して蛇行する。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、側面が摩耗しにくい切削工具を提供することである。
本発明の一態様によれば、外周部に鋸刃が形成された略円環状の切削工具であって、両側面に凹部を有することを特徴とする切削工具が提供される。
なお、本発明の一態様に係る切削工具において、該凹部は、格子状に配列された複数の溝によって形成されてもよい。該凹部は、円周方向に沿って環状に伸長する複数の溝によって形成されてもよい。該凹部は、該略円環状の切削工具の内周部から該外周部に向けて放射線状に伸長する複数の溝によって形成されてもよい。該凹部は、規則的に配列された複数のディンプルによって形成されてもよい。該凹部は、不規則に配列された複数の溝によって形成されてもよい。該凹部は、円周方向に概ね沿って伸長するらせん状の溝によって形成されてもよい。
生セラミックスの板状積層物等の被加工物を切削加工する際は、外周部に鋸刃が形成された略円環状の切削工具をその側面に垂直な軸の周りに回転させて該被加工物に切り込ませる。すると、形成された切削溝において該切削工具の側面の一部が該生セラミックスと接触して摩擦が生じる。本発明の一態様に係る切削工具は、両側面に凹部が形成されている。そのため、該切削工具の側面と、該生セラミックスと、の接触面積が小さくなり、切削抵抗が減少する。すると、回転する該切削工具にうねりや歪みが生じにくくなり、切削工具が蛇行しにくくなる。
また、本発明の一態様に係る切削工具の側面には凹部が形成されており、該切削液が該凹部を伝って該切削溝中に供給されやすくなる。そのため、切削溝に入り込んだ加工屑が切削液により排出されやすくなるから、該加工屑による該切削工具の側面の摩耗がさらに抑制される。
したがって、本発明の一態様により、側面が摩耗しにくい切削工具が提供される。
切削装置の一例を示す斜視図である。 切削ユニットの構造を模式的に示す分解斜視図である。 図3(A)は、切削工具の一例を模式的に示す側面図であり、図3(B)は、切削工具の他の一例を模式的に示す側面図である。 図4(A)は、切削工具の一例を模式的に示す側面図であり、図4(B)は、切削工具の他の一例を模式的に示す側面図である。 切削工具の一例を模式的に示す側面図である。
本発明に係る実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る切削工具を用いる切削装置の一例として、生セラミックス等の被加工物を切削する切削装置2を模式的に示す斜視図である。切削装置2の本体4には、該切削工具が装着された切削ユニット10が収容されている。該切削ユニット10の下方には、被加工物を保持する保持テーブル12が配設されている。
切削装置2の外周を覆う外装カバー8の前面にはタッチパネル式の表示モニタ6が配設されている。表示モニタ6には、該切削装置2の稼働状況等が表示される。また、切削装置2のオペレータは、該表示モニタ6を用いて該切削装置2に対する指令を入力できる。
切削装置2の本体4の角部には、複数の被加工物を収容できるカセットを載置する載置台14が配設されている。該載置台14は上下方向に移動可能に構成されており、被加工物の搬送及び搬出の際に該カセットを所定の高さに位置付けられる。
載置台14に被加工物を収容するカセットが載置されると、切削装置2は図示しない搬送機構により該カセットから被加工物を搬出し、保持テーブル12に載せる。そして、保持テーブル12は、図示しない吸引源からの負圧を作用させて、該被加工物を保持テーブル12上に吸引保持する。
被加工物の切削加工時には、該切削ユニット10は所定の高さ位置に位置付けられ、該保持テーブル12はX軸方向に加工送りされる。そして、該切削ユニット10に装着した切削工具を回転させて被加工物に切り込まると、被加工物が切削加工される。なお、該切削ユニット10は、X軸方向に垂直なY軸方向に移動可能であり、Y軸方向に割り出し送りされる。
ここで、図2を用いて切削ユニット10のより詳細な構造を説明する。図2は、切削ユニット10の構造を模式的に示す分解斜視図である。図2に示されるように、切削ユニット10は、例えば、切削装置2の移動機構(不図示)等に固定されるスピンドルハウジング16を備えている。スピンドルハウジング16の内部には、前後方向(Y軸方向)に伸長するスピンドル18が回転可能に支持されている。スピンドル18の先端部(前端部)は、スピンドルハウジング16から前方に突出している。
スピンドル18の先端部には、開口18aが形成されており、当該開口18aの内壁面18bには、ねじ溝が設けられている。このスピンドル18の先端部には、強磁性体を含む材料で形成された後フランジ20が取り付けられる。後フランジ20は、径方向外向きに延出するフランジ部22と、フランジ部22の表面(前面)から前方に突出するボス部24とを含む。
フランジ部22の中央には、フランジ部22を前後に貫通する開口22aが形成されている。また、フランジ部22の裏面(後面)側には、スピンドル18の先端部を嵌め込むことのできる嵌合部(不図示)が形成されている。この嵌合部は、開口22aに対応する位置に設けられている。
フランジ部22に形成された嵌合部にスピンドル18の先端部を嵌め込んだ状態で、開口22a及び開口18aに固定ボルト26を締め込めば、後フランジ20はスピンドル18に固定される。なお、固定ボルト26の外周面26aには、開口18aのねじ溝に対応するねじ山が設けられている。
フランジ部22の外周側の表面は、切削工具28の裏側の側面に当接する当接面22bとなっている。この当接面22bは、スピンドル18の軸心方向(Y軸方向)から見て円環状に形成されている。ボス部24は円筒状に形成されており、その外周面24aには、ねじ山が設けられている。
切削工具28の中央には、ボス部24が挿通される円形の開口28aが形成されており、この開口28aにボス部24を挿通することで、切削工具28は、後フランジ20に取り付けられる。
後フランジ20に切削工具28を取り付けた状態で、切削工具28の表側の側面には、円環状の前フランジ30が装着される。前フランジ30の中央には、開口30aが形成されており、この開口30aに後フランジ20のボス部24が嵌め込まれる。なお、前フランジ30の外周側の裏面は、切削工具28の表側の側面と当接する当接面(不図示)となっている。この当接面は、後フランジ20の当接面22bと対応する位置に設けられている。
前フランジ30を装着した後には、ボス部24の先端に円環状の固定ナット32を締め込む。これにより、前フランジ30は後フランジ20側に押し付けられ、切削工具28は、後フランジ20と前フランジ30とで挟持される。なお、固定ナット32には、開口32aが形成されており、この開口32aの内壁面32bには、ねじ溝が設けられている。
スピンドルハウジング16の前面には、スピンドル18に装着された切削工具28等を収容するブレードカバー34が設けられている。ブレードカバー34は、スピンドルハウジング16の前面に固定されたブレードカバー本体36と、ブレードカバー本体36に対して左右方向(X軸方向)にスライド可能なスライドカバー38とで構成されている。
スライドカバー38は、エアシリンダ40を介してブレードカバー本体36に連結されており、連結具42を通じて供給されるエアでスライドする。切削工具28をスピンドル18に装着した後に、スライドカバー38をスライドさせてブレードカバー34を閉じれば、切削工具28をブレードカバー34の内側に収容できる。
スライドカバー38には、切削工具28の下部を前後に挟む略L字状の一対のノズル44が固定されている。ノズル44には、スライドカバー38に設けられた連結具46を通じて切削水が供給される。ノズル44の先端側には、切削工具28と対向するように複数のスリット(不図示)が形成されている。該複数のスリットを通じて切削水が供給される。
一方、ブレードカバー本体36には、切削工具28に切削水を供給するための供給孔(不図示)が設けられている。この供給孔は、ブレードカバー本体36に設けられた連結具48と接続されており、連結具48を通じて該供給孔から切削水が供給される。
次に、切削工具28について、図3(A)、図3(B)、図4(A)及び図4(B)を用いて説明する。図3(A)は、本実施形態に係る切削工具の一例を模式的に示す側面図である。
図3(A)に示す通り、本実施形態に係る略円環状の切削工具50aの中央には、上述のボス部24に挿通される円形の開口52aが形成されている。切削工具50aの外周には、鋸刃54aが形成されている。上述のスピンドル18が回転すると、切削ユニット10に装着された切削工具50aが回転する。回転する切削工具50aの先端が被加工物に接触すると、鋸刃54aにより被加工物は切削加工される。
切削工具50aは、例えば、超硬合金からなるメタルソーである。また、切削工具50aは、例えば、金属とセラミックスとの複合材料(サーメット)を有し、炭化チタン(TiC)や窒化チタン(TiN)を主成分とするチタン化合物にバインダーとしてニッケルやコバルトを混合させた材料が用いられてもよい。コバルトの含有量により切削工具の剛性と靭性とを調整できる。
本実施形態に係る切削工具50aの両側面には、凹部56aが形成されている。該凹部56aは、例えば、切削工具50aに対する切削加工や、ウェットエッチング等の方法により形成される。図3(A)に示す通り、凹部56aは、例えば、切削工具50aの側面に格子状に形成された複数の溝により構成される。
切削工具を用いて被加工物を切削加工すると、切削加工で形成される切削溝において、該切削工具の側面の一部が被加工物と接触して摩擦が生じる。摩擦による切削抵抗が大きく切削工具にかかる負荷が大きい場合、回転する該切削工具にうねりや歪みを生じて該切削工具が該被加工物に対して蛇行するとの問題を生じる。
その一方で、本実施形態に係る切削工具50aでは側面に凹部56aが形成されているため、該被加工物に接触する面積が小さくなる。該切削工具50aの側面と、該被加工物と、の接触面積が小さくなると切削抵抗が減少し、回転する該切削工具にうねりや歪みが生じにくくなるため、切削工具の蛇行が抑制される。
ところで、切削工具50aを用いた被加工物の加工時には、該切削工具50aや該被加工物に切削液が供給される。該切削液は、加工により発生した加工屑の排出や、該切削工具50aや該被加工物の冷却のために供給される。該切削工具50aの側面と、該切削工具50aにより該被加工物に形成された切削溝と、の間に該加工屑が滞留すると、該加工屑により該切削工具50aの側面に摩耗が生じる場合がある。しかし、切削溝と、該切削工具と、の間には切削液を供給しにくいため該加工屑が排出されにくい。
本実施形態に係る切削工具50aの側面には凹部56aが形成されており、該切削液が該凹部56aを伝って被加工物に形成された切削溝中に供給されやすくなる。そのため、加工により生じた加工屑が切削液により排出されやすくなるから、該加工屑による該切削工具50aの側面の摩耗がさらに抑制される。
図3(A)に示された切削工具50aの場合、凹部56aは、第1の方向に伸長する複数の溝と、該第1の方向に直交する第2の方向に伸長する複数の溝と、から構成されるため、形成が容易である。
なお、切削工具50aの側面に形成される凹部は、他の形状に形成されてもよい。図3(B)は、本実施形態に係る切削工具の他の一例を模式的に示す側面図である。切削工具50aと同様に、図3(B)に示される切削工具50bの中央には開口52bが形成され、外周部には鋸刃54bが形成されている。また、切削工具50bの側面には、円周方向に沿って環状に伸長する複数の溝によって形成された凹部56bが形成されている。
円周方向に沿って環状に伸長する複数の溝によって該側面に形成された凹部56bは、切削工具50bの回転方向に沿って伸長するため、該凹部56bの有無が切削工具50bの回転に影響を与えにくい。
また、図4(A)は、本実施形態に係る切削工具の他の一例を模式的に示す側面図である。図4(A)に示される略円環状の切削工具50cの中央には開口52cが形成され、外周部には鋸刃54cが形成されている。また、切削工具50cの側面には、該切削工具50cの内周部から該外周部に向けて放射線状に伸長する複数の溝によって形成された凹部56cが形成されている。
該切削工具50cの側面に内周部の開口52cから外周部の鋸刃54cに向けて放射線状に伸長する複数の溝によって構成される凹部56cが形成されていると、該切削工具50cが消耗したときに該切削工具50cの側面と、被加工物と、の接触面積が変化しにくい形状であるためであるため、該切削工具50cの消耗に影響されず切削加工を安定的に実施できる。
また、図4(B)は、本実施形態に係る切削工具の他の一例を模式的に示す側面図である。図4(B)に示される略円環状の切削工具50dの中央には開口52dが形成され、外周部には鋸刃54dが形成されている。また、切削工具50dの側面には、規則的に配列された複数のディンプルによって形成された凹部56dが形成されている。
該切削工具50dの側面に規則的に配列された複数のディンプルによって形成された凹部56dが形成されている場合、該側面の最表面は該凹部56dにより分断されない。そのため、切削工具50dに凹部56dが形成されても該切削工具50dの強度は低下しにくい。
また、図5は、本実施形態に係る切削工具の他の一例を模式的に示す側面図である。図5に示される略円環状の切削工具50eの中央には開口52eが形成され、外周部には鋸刃54eが形成されている。また、切削工具50eの側面には、円周方向に概ね沿って伸長するらせん状の溝によって形成された凹部56eが形成されている。
該円周方向に概ね沿って伸長するらせん状の溝によって形成された該凹部56eは、全体として連続して該切削工具50eの側面に形成される。そのため、該凹部56eは、比較的容易に形成しやすい。
なお、本発明は、上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態では、切削工具の側面に形成される凹部は特定の規則性を有する形状に形成されるが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明の一態様に係る切削工具の側面に形成される該凹部は、不規則に配列された複数の溝によって形成されてもよい。不規則に配列された複数の溝は、その配置に特定の周期性がないため、該溝の配置の周期性に起因する影響等が生じにくい。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 切削装置
4 本体
6 表示モニタ
8 外装カバー
10 切削ユニット
12 保持テーブル
14 載置台
16 スピンドルハウジング
18 スピンドル
18a 開口
20 後フランジ
22 フランジ部
22a 開口
22b 当接面
24 ボス部
26 固定ボルト
26a 外周面
28,50a,50b,50c,50d,50e 切削工具
28a,52a,52b,52c,52d,52e 開口
30 前フランジ
30a 開口
32 固定ナット
32a 開口
32b 内壁面
34 ブレードカバー
36 ブレードカバー本体
38 スライドカバー
40 エアシリンダ
42 連結具
44 ノズル
46 連結具
48 連結具
54a,54b,54c,54d,54e 鋸刃
56a,56b,56c,56d,56e 凹部

Claims (7)

  1. 外周部に鋸刃が形成された略円環状の切削工具であって、
    両側面に凹部を有することを特徴とする切削工具。
  2. 該凹部は、格子状に配列された複数の溝によって形成されることを特徴とする請求項1記載の切削工具。
  3. 該凹部は、円周方向に沿って環状に伸長する複数の溝によって形成されることを特徴とする請求項1記載の切削工具。
  4. 該凹部は、該略円環状の切削工具の内周部から該外周部に向けて放射線状に伸長する複数の溝によって形成されることを特徴とする請求項1記載の切削工具。
  5. 該凹部は、規則的に配列された複数のディンプルによって形成されることを特徴とする請求項1記載の切削工具。
  6. 該凹部は、不規則に配列された複数の溝によって形成されることを特徴とする請求項1記載の切削工具。
  7. 該凹部は、円周方向に概ね沿って伸長するらせん状の溝によって形成されることを特徴とする請求項1記載の切削工具。
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